JPH0533087Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533087Y2 JPH0533087Y2 JP6155087U JP6155087U JPH0533087Y2 JP H0533087 Y2 JPH0533087 Y2 JP H0533087Y2 JP 6155087 U JP6155087 U JP 6155087U JP 6155087 U JP6155087 U JP 6155087U JP H0533087 Y2 JPH0533087 Y2 JP H0533087Y2
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- Japan
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- bus
- identifier
- diagnostic
- diagnostic command
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- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 14
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 claims description 12
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 229910017435 S2 In Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Hardware Redundancy (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、二重化された通信バスに接続された
通信局に設けられ、各通信局間のバス誤接続を検
出することができる二重化通信制御装置に関する
ものである。
通信局に設けられ、各通信局間のバス誤接続を検
出することができる二重化通信制御装置に関する
ものである。
〈従来の技術〉
二重化されたバスに複数の通信局が接続された
通信システム、例えば二重化トークン・バス通信
網では、各通信局内の通信バス接続コネクタにお
いて、2つのバスが各通信局間で捩れて誤接続さ
れている場合であつても正常に動作する。
通信システム、例えば二重化トークン・バス通信
網では、各通信局内の通信バス接続コネクタにお
いて、2つのバスが各通信局間で捩れて誤接続さ
れている場合であつても正常に動作する。
ところが、バス上で断線が発生する、あるいは
通信局内の通信機能が故障した場合、バス異常を
検出した通信局は、異常バス識別子を含めて同報
通信を行ない、他の各局は異常を発生したバスを
使用しないように制御される。
通信局内の通信機能が故障した場合、バス異常を
検出した通信局は、異常バス識別子を含めて同報
通信を行ない、他の各局は異常を発生したバスを
使用しないように制御される。
このため、バスに誤接続がある場合、前述した
断線、故障が発生すると、バス異常を検出して同
報通信を行なつた通信局と、バスの接続が誤つて
いる通信局では、異常が発生しているバスを使用
して通信を開始し、正常な動作ができなくなると
いう問題があつた。
断線、故障が発生すると、バス異常を検出して同
報通信を行なつた通信局と、バスの接続が誤つて
いる通信局では、異常が発生しているバスを使用
して通信を開始し、正常な動作ができなくなると
いう問題があつた。
しかもこのときに発生する異常は、バス誤接続
によるものか、それ以外の原因によるものかを区
別することが困難であり、異常動作時の原因究明
の妨げになつていた。
によるものか、それ以外の原因によるものかを区
別することが困難であり、異常動作時の原因究明
の妨げになつていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案が解決しようとする問題は、二重化バス
に誤接続があるかどうかを検出できるようにする
ことであり、二重化バス誤接続による誤動作を未
然に防止し、通信網の信頼性の向上を図ることを
目的とする。
に誤接続があるかどうかを検出できるようにする
ことであり、二重化バス誤接続による誤動作を未
然に防止し、通信網の信頼性の向上を図ることを
目的とする。
〈問題を解決するための手段〉
以上の問題を解決した本考案は、二重化された
バスに接続された通信局内に設けられ、前記二重
化バスのどちらに送信したかを表わす送信バス識
別子を含むバス診断コマンド・フレームを定周期
で送信するバス診断コマンド送信部と、接続され
ているバスからバス診断コマンド・フレームを受
信した場合にこのバス診断コマンド・フレームが
どちらのバスから受信したかを判定する受信バス
判定部と、バス診断コマンド・フレームを受信し
た場合にこのバス診断コマンド・フレーム内の送
信バス識別子の写しと前記受信バス判定部により
判定された受信バス識別子を含むバス診断レスポ
ンス・フレームを送信するバス診断レスポンス送
信部と、このバス診断レスポンス・フレームを受
信した場合にこのバス診断レスポンス内の送信バ
ス識別子と受信バス識別子の比較を行ない両者が
一致していない時に前記バスに異常があると判定
するバス異常判定部とを有する二重化通信制御装
置である。
バスに接続された通信局内に設けられ、前記二重
化バスのどちらに送信したかを表わす送信バス識
別子を含むバス診断コマンド・フレームを定周期
で送信するバス診断コマンド送信部と、接続され
ているバスからバス診断コマンド・フレームを受
信した場合にこのバス診断コマンド・フレームが
どちらのバスから受信したかを判定する受信バス
判定部と、バス診断コマンド・フレームを受信し
た場合にこのバス診断コマンド・フレーム内の送
信バス識別子の写しと前記受信バス判定部により
判定された受信バス識別子を含むバス診断レスポ
ンス・フレームを送信するバス診断レスポンス送
信部と、このバス診断レスポンス・フレームを受
信した場合にこのバス診断レスポンス内の送信バ
ス識別子と受信バス識別子の比較を行ない両者が
一致していない時に前記バスに異常があると判定
するバス異常判定部とを有する二重化通信制御装
置である。
〈作用〉
本考案の二重化制御装置は、二重化バスに接続
される各々の通信局の内部に設けられる。そし
て、バス診断コマンドを送信する局と受信する局
とに分けてその作用を説明する。
される各々の通信局の内部に設けられる。そし
て、バス診断コマンドを送信する局と受信する局
とに分けてその作用を説明する。
バス診断コマンド送信側は、送信バス識別子を
含むバス診断コマンド・フレームを送信し、受信
側は、この送信バス識別子の写しと受信バス識別
子を含むバス診断レスポンスをバスに送出する。
送信側は、このバス診断レスポンスを受け取り、
送信バス識別子と受信バス識別子とを比較し、一
致していない場合にバスが誤接続されているとみ
なす。
含むバス診断コマンド・フレームを送信し、受信
側は、この送信バス識別子の写しと受信バス識別
子を含むバス診断レスポンスをバスに送出する。
送信側は、このバス診断レスポンスを受け取り、
送信バス識別子と受信バス識別子とを比較し、一
致していない場合にバスが誤接続されているとみ
なす。
〈実施例〉
図は本考案を実施した二重化通信制御装置の例
を表わす。
を表わす。
この図において、S1,S2は二重化されたバ
スB1,B2に相互に接続された通信局であり、
その内部に二重化通信制御装置を有する。
スB1,B2に相互に接続された通信局であり、
その内部に二重化通信制御装置を有する。
通信局S1において、1はバス側に送信バス識
別子を含むバス診断コマンドを送信するバス診断
コマンド送信部、2はバスより与えられたバス診
断レスポンスの内容を判定するバス異常判定部、
x1,x2はそれぞれバスB1,B2に接続され
る送受信器である。
別子を含むバス診断コマンドを送信するバス診断
コマンド送信部、2はバスより与えられたバス診
断レスポンスの内容を判定するバス異常判定部、
x1,x2はそれぞれバスB1,B2に接続され
る送受信器である。
通信局S2において、3はバスより与えられた
バス診断コマンドがどちらのバスからのものか判
定する受信バス判定部、4は受信バス判定部3か
らの送信バス識別子と受信バス識別子とを含むバ
ス診断レスポンスを送出するバス診断レスポンス
送信部、X1,X2はそれぞれバスB1,B2に
接続される送受信器である。
バス診断コマンドがどちらのバスからのものか判
定する受信バス判定部、4は受信バス判定部3か
らの送信バス識別子と受信バス識別子とを含むバ
ス診断レスポンスを送出するバス診断レスポンス
送信部、X1,X2はそれぞれバスB1,B2に
接続される送受信器である。
通常、各々の通信局は、二重化制御装置として
これらのバス診断コマンド送信部1、バス異常判
定部2、受信バス判定部3、バス診断レスポンス
送信部4の機能を備えているが、説明の簡単のた
め、この図では、通信局S1をバス診断コマンド
送信側としてバス診断コマンド送信部1、バス異
常判定部2を設け、通信局S2をバス診断コマン
ド受信側として受信バス判定部3、バス診断レス
ポンス送信部4を設けた例を表わす。
これらのバス診断コマンド送信部1、バス異常判
定部2、受信バス判定部3、バス診断レスポンス
送信部4の機能を備えているが、説明の簡単のた
め、この図では、通信局S1をバス診断コマンド
送信側としてバス診断コマンド送信部1、バス異
常判定部2を設け、通信局S2をバス診断コマン
ド受信側として受信バス判定部3、バス診断レス
ポンス送信部4を設けた例を表わす。
さて、このように構成された本考案の二重化通
信制御装置の動作を次に詳しく説明する。
信制御装置の動作を次に詳しく説明する。
通信局S1は、定周期でバス診断コマンド送信
部1よりバス診断コマンドを他の各局に送信す
る。この図の例であれば、通信局S1は送信バス
識別子a1を含むバス診断コマンドを送受信器x
1を介してバスB1に出力し、通信局S2はバス
B1よりこのバス診断コマンドを受信する。
部1よりバス診断コマンドを他の各局に送信す
る。この図の例であれば、通信局S1は送信バス
識別子a1を含むバス診断コマンドを送受信器x
1を介してバスB1に出力し、通信局S2はバス
B1よりこのバス診断コマンドを受信する。
通信局S2は、受信バス判定部3において送受
信器x1より与えられたバス診断コマンドの内、
送信バス識別子a1を取り出してバス診断レスポ
ンス送信部4に与え、バス診断レスポンス送信部
4において、受信したバスに接続されている送受
信器に対応する受信バス識別子と前述の送信バス
識別子a1を含むバス診断レスポンスを生成し、
これをバスB1に出力する。
信器x1より与えられたバス診断コマンドの内、
送信バス識別子a1を取り出してバス診断レスポ
ンス送信部4に与え、バス診断レスポンス送信部
4において、受信したバスに接続されている送受
信器に対応する受信バス識別子と前述の送信バス
識別子a1を含むバス診断レスポンスを生成し、
これをバスB1に出力する。
通信局S1は、このバス診断レスポンスを受信
し、バス異常判定部3においてその内容を調べ
る。即ち、バス診断レスポンスに含まれる送信バ
ス識別子と受信バス識別子とを比較し、一致する
かどうかをみる。
し、バス異常判定部3においてその内容を調べ
る。即ち、バス診断レスポンスに含まれる送信バ
ス識別子と受信バス識別子とを比較し、一致する
かどうかをみる。
通信網に誤接続がなければ、バス診断コマンド
の送信局S1とその受信局S2は、同じバス識別
子に対応する送受信器が同じバスに接続されてい
るので、受信局S2ではバス診断コマンド内の送
信バス識別子が示すバスと同じバスからこのバス
診断コマンドを受信し、同じバスよりバス診断レ
スポンスを送信する。従つて、送信局S1のバス
異常判定部2においてバス診断レスポンス内の送
信バス識別子と受信バス識別子は一致する。
の送信局S1とその受信局S2は、同じバス識別
子に対応する送受信器が同じバスに接続されてい
るので、受信局S2ではバス診断コマンド内の送
信バス識別子が示すバスと同じバスからこのバス
診断コマンドを受信し、同じバスよりバス診断レ
スポンスを送信する。従つて、送信局S1のバス
異常判定部2においてバス診断レスポンス内の送
信バス識別子と受信バス識別子は一致する。
一方、バス診断コマンドの送信局S1と受信局
S2との間で同じバス識別子に対応する送受信器
が異なるバスに接続されている場合、受信局S2
では送信バス識別子が示すバスとは異なる一方の
バスからバス診断コマンドを受信し、今度はバス
診断レスポンス内の送信バス識別子と受信バス識
別子とは異なつたものとなる。このバス診断レス
ポンスを受信した送信局S1は、送信バス識別子
と受信バス識別子が異なつていることにより、バ
スが誤接続されていることを認識する。
S2との間で同じバス識別子に対応する送受信器
が異なるバスに接続されている場合、受信局S2
では送信バス識別子が示すバスとは異なる一方の
バスからバス診断コマンドを受信し、今度はバス
診断レスポンス内の送信バス識別子と受信バス識
別子とは異なつたものとなる。このバス診断レス
ポンスを受信した送信局S1は、送信バス識別子
と受信バス識別子が異なつていることにより、バ
スが誤接続されていることを認識する。
このように、バス診断コマンドを定周期でバス
上の各通信局に送信することにより、全てのバス
接続箇所において誤接続が存在するかどうか判定
することができ、この判定結果を適当な手段を用
いて通信網の外部に通達することが可能となる。
上の各通信局に送信することにより、全てのバス
接続箇所において誤接続が存在するかどうか判定
することができ、この判定結果を適当な手段を用
いて通信網の外部に通達することが可能となる。
〈考案の効果〉
本考案によれば、通信バスの誤接続を検出する
ことが可能となり、通信バスの誤接続による誤動
作を未然に防ぐことができ、通信網の信頼性を向
上させることができる。また、通信網設置の際、
誤接続が存在した場合、その誤接続の箇所を容易
に推測することが可能となり、通信網設置の作業
時間を短縮することができる。
ことが可能となり、通信バスの誤接続による誤動
作を未然に防ぐことができ、通信網の信頼性を向
上させることができる。また、通信網設置の際、
誤接続が存在した場合、その誤接続の箇所を容易
に推測することが可能となり、通信網設置の作業
時間を短縮することができる。
図は本考案の二重化通信制御装置の構成を表わ
す図である。 S1,S2……通信局、B1,B2……バス、
1……バス診断コマンド送信部、2……バス異常
判定部、3……受信バス判定部、4……バス診断
レスポンス送信部、x1,x2……送受信器。
す図である。 S1,S2……通信局、B1,B2……バス、
1……バス診断コマンド送信部、2……バス異常
判定部、3……受信バス判定部、4……バス診断
レスポンス送信部、x1,x2……送受信器。
Claims (1)
- 二重化されたバスに接続された通信局内に設け
られ、前記二重化バスのどちらに送信したかを表
わす送信バス識別子を含むバス診断コマンド・フ
レームを定周期で送信するバス診断コマンド送信
部と、接続されているバスからバス診断コマン
ド・フレームを受信した場合にこのバス診断コマ
ンド・フレームがどちらのバスから受信したかを
判定する受信バス判定部と、バス診断コマンド・
フレームを受信した場合にこのバス診断コマン
ド・フレーム内の送信バス識別子の写しと前記受
信バス判定部により判定された受信バス識別子を
含むバス診断レスポンス・フレームを送信するバ
ス診断レスポンス送信部と、このバス診断レスポ
ンス・フレームを受信した場合にこのバス診断レ
スポンス内の送信バス識別子と受信バス識別子の
比較を行ない両者が一致していない時に前記バス
に異常があると判定するバス異常判定部とを有す
る二重化通信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6155087U JPH0533087Y2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6155087U JPH0533087Y2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63169735U JPS63169735U (ja) | 1988-11-04 |
JPH0533087Y2 true JPH0533087Y2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=30894991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6155087U Expired - Lifetime JPH0533087Y2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533087Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI82797C (fi) * | 1989-05-02 | 1991-04-10 | Kone Oy | Foerfarande och anordning foer att skydda ett dataoeverfoeringsnaet. |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP6155087U patent/JPH0533087Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63169735U (ja) | 1988-11-04 |
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