JPH05330647A - 板状体の搬送装置 - Google Patents

板状体の搬送装置

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JPH05330647A
JPH05330647A JP15858692A JP15858692A JPH05330647A JP H05330647 A JPH05330647 A JP H05330647A JP 15858692 A JP15858692 A JP 15858692A JP 15858692 A JP15858692 A JP 15858692A JP H05330647 A JPH05330647 A JP H05330647A
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達男 小野崎
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稔 田添
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2249/00Aspects relating to conveying systems for the manufacture of fragile sheets
    • B65G2249/02Controlled or contamination-free environments or clean space conditions

Abstract

(57)【要約】 [目的] クリーンエアーダウンフローの環境下で、光
ディスクの原盤製造ラインの自動搬送において、信号面
であるガラス原盤の上面方向近辺にメカニカルな構造物
を全く持たず、構造物からの発埃よる信号面汚染を完全
に回避した搬送装置を提供することを目的とする。 [構成] ユニット12の円筒状チャンバ16内に作業
台17を配し、この作業台17に対して昇降可能な受け
台28をその周囲に設けるとともに、旋回および直線動
可能なハンドリングアーム20を各ユニット内に設け、
しかも各ユニット間の受渡しのために入口35の内側に
仮おき台37を配し、ハンドリングアーム20の回動運
動と可動子22の直線運動と、受け台28の昇降運動と
仮おき台37の昇降運動との組合わせによって、ガラス
原盤25の搬送を行なうようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状体の搬送装置に係
り、とくに所定の作業を行なうためのチャンバ内に板状
体を導くとともに、作業を終了した板状体を上記チャン
バから排出するための搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば光ディスクを成形するためのマス
タパターンは、ガラス原盤を利用して製造されるように
なっている。このガラス原盤の表面にレジスト層を形成
し、次いでレジスト層が形成された面を露光現像して信
号用凹凸およびトラック溝を形成する。そしてこの後に
露光部分を除去して無電解メッキを施し、さらに電気メ
ッキを施して金属層を形成する。そしてこれらの金属層
をガラス原盤から除去してマスタパターンを得ることに
なる。
【0003】そこで従来より、それぞれの作業を行なう
ための複数のユニット1を通してガラス原盤4を搬送さ
せるために、従来は図10および図11に示すようなベ
ルトコンベアを有する搬送装置によって搬送されるよう
になっていた。
【0004】各ユニット1内にはそれぞれ所定の作業を
行なうための作業台2が設けられており、この作業台2
を囲むように円筒状をなすチャンバ3が設けられてい
た。ガラス原盤4はベルトコンベア7によって搬送され
るとともに、チャンバ3の作業台2の外側において昇降
可能になっている受け台5によって受けられるようにな
っており、エアシリンダ6によって受け台5が昇降動作
を行なうようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなベルトコン
ベア7を有する搬送装置によってガラス原盤4を搬送す
る場合に、コンベア7より下側にある作業台2へガラス
原盤4を搬送するために、コンベア7の幅方向の開閉動
作が作業台2に載置されているガラス原盤4上で行なわ
れることになる。従ってガラス原盤4の上面であって信
号面へのチリの落下や付着を生ずる問題があった。すな
わち構造物が動くことによって、構造物からの発埃や構
造物に付着または堆積したチリが遊離し、ガラス原盤4
の信号面を汚染する問題があった。
【0006】ベルトコンベア7によるユニット1間のガ
ラス原盤4の搬送の場合において、機械の据付け時にお
ける高さおよび前後の位置合わせや角度調整、あるいは
水平レベル調整が必要になる。従って多くのユニット1
を多数並べて成る製造ラインにおいては、設置および調
整に時間がかかる問題を生ずる。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、とくに搬送される板状体へのチリの落
下や付着を防止するとともに、設置時における調整が容
易に行なわれ得るようにした板状体の搬送装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所定の作
業を行なうためのチャンバ内に板状体を導くとともに、
作業を終了した前記板状体を前記チャンバから排出する
ための搬送装置において、前記チャンバの上縁よりも上
方の水平面上で移動するハンドリングアームと、前記チ
ャンバ内の作業台の周囲で昇降動作を行なう受け台とを
具備し、前記ハンドリングアームと前記受け台とを組合
わせて前記板状体を搬送するようにしたことを特徴とす
る板状体の搬送装置に関するものである。
【0009】第2の発明は、上記第1の発明において、
前記ハンドリングアームはフック状であって先端側に載
置部が設けられており、該載置部によって前記板状体を
載置するようにしたことを特徴とする板状体の搬送装置
に関するものである。
【0010】また第3の発明は、上記第1の発明におい
て、前記ハンドリングアームは可動子に回動可能に支持
されるとともに、前記可動子が直線状の案内手段によっ
て案内されて直線動するようにしたことを特徴とする板
状体の搬送装置に関するものである。
【0011】また第4の発明は、上記第3の発明におい
て、前記ハンドリングアームを前記可動子に対して回動
させる回動手段と、前記可動子を直線動させる手段とが
ロボットから構成され、前記ロボットに入力されるプロ
グラムによって前記ハンドリングアームが回動および直
線動を行なうようにしたことを特徴とする板状体の搬送
装置に関するものである。
【0012】また第5の発明は、上記第1の発明におい
て、互いに隣接するユニットの内の一方の入口または出
口に昇降可能な仮おき台が設けられ、該仮おき台と前記
ハンドリングアームとによってユニット間の前記板状体
の受渡しが行なわれるようにしたことを特徴とする板状
体の搬送装置に関するものである。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、ハンドリングアームによ
る水平方向の運動と、作業台の周囲で昇降動作を行なう
受け台による昇降運動との組合わせによって、所定の作
業を行なうためのチャンバ内に板状体が導入され、また
作業を終了した板状体がチャンバから排出されるように
なる。
【0014】第2の発明によれば、フック状をなすハン
ドリングアームの先端側の載置部によって板状体が載置
された状態で搬送される。
【0015】第3の発明によれば、可動子に対してハン
ドリングアームが回動されるとともに、この可動子が直
線状の案内手段によって案内されて直線動するようにな
されており、このようなハンドリングアームによって板
状体が搬送される。
【0016】第4の発明によれば、ロボットによってハ
ンドリングアームの可動子に対する回動と可動子の直線
動とが達成されるようになり、ロボットに入力されるプ
ログラムに応じてこのような動作が制御され、板状体の
搬送が行なわれることになる。
【0017】第5の発明によれば、第1のユニットのハ
ンドリングアームによって互いに隣接するユニットの内
の一方の入口または出口に昇降可能に設けられている仮
おき台に板状体が搬送され、この後第2のユニットのハ
ンドリングアームによって仮おき台からこの第2のユニ
ットのチャンバの作業台に板状体が搬送されるようにな
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る搬送装置を備
える光ディスクの原盤の製造ラインの1つのユニット1
2を示している。このユニット12はほぼ直方体状をな
しており、架台14上に載置されている。そして架台1
4の下部には調節用脚15が設けられるとともに、ユニ
ット12内には円筒状チャンバ16が設けられている。
そしてチャンバ16内には円形の作業台17が配される
ようになっている。
【0019】図2および図3に示すように、各ユニット
11〜13の構成はほぼ同一になっており、各ユニット
11〜13の円筒状チャンバ16内の作業台17におい
て、それぞれ所定の作業あるいは処理が行なわれるよう
になっている。
【0020】各ユニット11〜13に設けられているハ
ンドリングアーム20はほぼフック状の形状をなし、し
かもこのハンドリングアーム20上には例えば3本の載
置ピン21が設けられている。またこのハンドリングア
ーム20の基端側は可動子22によって回動可能に支持
されている。そして可動子22には、上記ハンドリング
アーム20を回動させるための回動駆動部23が設けら
れている(図3参照)。また可動子22は各ユニット1
1〜13内に配されている直線上レール24によって直
線運動を行なうようになっている。そして上記ハンドリ
ングアーム20によってガラス原盤25が搬送されるよ
うになっている。
【0021】各ユニット11〜13の作業台17の周囲
には載置ピンを構成する受け台28が設けられており、
この受け台28がロッド30の上端に取付けられてい
る。そしてロッド30は摺動ガイド29によって案内さ
れるとともに、このロッド30が昇降板31に固着され
ている。そして昇降板31はエアシリンダ32によって
昇降動作を行なうようにしている。
【0022】各ユニット11〜13にはそれぞれスリッ
ト状の入口35と出口36とが設けられている。そして
入口36の内側にはシャッタ42が設けられている。
【0023】また各ユニット11〜13の入口35の内
側には仮おき台37が配されるとともに、この仮おき台
37上には載置ピン38が植設されている。そして載置
ピン38はアクチュエータ39によって昇降可能に支持
されている。
【0024】光ディスクのマスタパターンの製作に用い
られるガラス原盤25にはピットと呼ばれるサブミクロ
ン単位の凹凸が形成されるために、目に見えないミクロ
ン単位のゴミが付着しても致命的な欠陥となる。従って
各ユニット11〜13での作業の他に、各ユニット11
〜13の搬送時においても、ガラス原盤25の表面は常
にクリーンな状態に保たなければならない。
【0025】しかもこのようなガラス原盤25のライン
は、クリーンルーム内に設置されるが、クリーンルーム
自体のクリーン度を保つためには、短時間に小人数にて
設置することが好ましい。本実施例に係る製造ライン
は、光ディスクの原盤製造ラインにおいて、ワークであ
るガラス原盤25をクリーンな状態で搬送するための装
置を備えている。
【0026】この搬送システムにおいてとくに重要な要
素は次の通りである。まず各ユニット11〜13間の雰
囲気を遮断するためのシャッタ42が入口35の内側に
設けられていることである。また前のユニットから供給
されるガラス原盤25を置くために、入口35の内側に
は仮おき台37が設けられている。そして仮おき台35
から作業台17へ、また作業台17から次のユニットへ
原盤25を搬送するための2軸ロボットから成るハンド
リングアーム20が設けられていることである。ここで
アーム20の2軸とは旋回および直線動を言う。
【0027】そしてハンドリングアーム20によって作
業台17上に移動されたガラス原盤25は昇降動作を行
なう受け台28によって受けられるようになっている。
各ユニット11〜13において、ガラス原盤25は作業
台17上で所定の処理あるいは作業が行なわれるように
なる。
【0028】次に各ユニット11〜13間でのガラス原
盤25の搬送のための動作を具体的に説明する。前のユ
ニット11からガラス原盤25を導入するために、ユニ
ット12の入口35の内側に設けられているシャッタ4
2を開く。そして図4に示すようにユニット11のハン
ドリングアーム20を大きく旋回させ、ユニット12の
入口35を通してユニット12内の仮おき台37上にガ
ラス原盤25を導く。
【0029】この後にアクチュエータ39によって仮お
き台37を上昇させ、ハンドリングアーム20上のガラ
ス原盤25を仮おき台37で受けるようにする。次いで
第1のユニット11のハンドリングアーム20をさらに
大きく回動させ、仮おき台37の下側から退避する。
【0030】そしてこの後に第1のユニット11のハン
ドリングアーム20を支持している可動子22を左方に
移動させ、ハンドリングアーム20を第1のユニット1
1内に戻し、第2のユニット12の入口35シャッタ4
2を閉じる。
【0031】次にユニット12の可動子22をレール2
4に沿って移動させるとともに、このハンドリングアー
ム20を回動させ、図5に示すようにハンドリングアー
ム20を仮おき台37の下側に位置する。そしてアクチ
ュエータ39によって仮おき台37を下降させ、ガラス
原盤25をハンドリングアーム20の載置ピン21上に
載置する。従ってガラス原盤25はハンドリングアーム
20の先端側の部分で支持されるようになる。
【0032】この後にガラス原盤25を受取ったハンド
リングアーム20は図6に示すように円筒状チャンバ1
6の作業台17上まで移動する。そしてこの後に作業台
17の周囲の受け台28がエアシリンダ32によって上
昇し、これによって受け台28を構成する載置ピンがハ
ンドリングアーム20上のガラス原盤25を受取るよう
になる。この後にハンドリングアーム20は可動子22
の回動駆動部23を中心として反時計方向に回動し、受
け台28の下から退避する。
【0033】すると受け台28はエアシリンダ32によ
って下降し、これによって作業台17上にガラス原盤2
5を載置することになる。そしてこの作業台17上にお
いて所定の処理あるいは作業が行なわれる。
【0034】処理あるいは作業を完了したならば、再び
エアシリンダ32によって受け台28が上昇され、作業
テーブル17上のガラス原盤25は時計方向に回動して
作業テーブル17の下に侵入してきたハンドリングアー
ム20によって載置されるようになる。そしてこの後に
図7に示すようにハンドリングアーム20が可動子22
の回動駆動部23を中心として回動されるとともに、可
動子22が直線状レール24に沿って直線運動する。
【0035】そして次のユニット13の入口35に設け
られているシャッタ42が開かれるとともに、ハンドリ
ングアーム20が図8に示すようにユニット13の入口
35からユニット13内に侵入する。これによって次の
ユニット13の仮おき台37上にガラス原盤25が移動
される。
【0036】この後にガラス原盤25は、アクチュエー
タ39によって上昇する仮おき台37によって受けられ
るようになり、次のユニット13内にガラス原盤25が
導入されることになる。そしてこの後に図9に示すよう
に、さらにハンドリングアーム20が大きく回動し、そ
して可動子22がレール24に沿って直線運動して第2
のユニット12内に戻り、1サイクルの動作が完了する
ことになる。
【0037】このように本実施例に係る光ディスクの原
盤の製造ラインにおいては、各ユニット11〜13間の
ガラス原盤25の搬送に、サーボモータ駆動による2軸
構成ロボットを用いるようにしている。そして2軸構成
ロボットのハンドリングアーム20はガラス原盤25の
外周側端面および外周裏面でガラス原盤25をサポート
しているために、ガラス原盤25の上面である信号面に
は何も付着することがない。また各ユニット11〜13
間は搬送時にのみ入口35が開き、処理作業中はシャッ
タ42が閉じられて雰囲気を遮断するようにしている。
【0038】このような搬送装置によれば、ガラス原盤
25の信号面の近辺やその上部にメカニカルな構造物を
全く持たないために、信号面を汚損することがない。ま
たユニット11〜13間のガラス原盤25の搬送部に2
軸構成のロボットを使っているので、位置決めの設定が
簡単に行なえることになる。このためにインストール時
に、各装置の相対的位置決めが非常に容易になり、短時
間でできるようになる。また各ユニット11〜13間に
おいてガラス原盤25を搬送するための各ユニットの入
口35にそれぞれシャッタ42を設けることによって、
処理作業中に前後の工程のユニットの気流の影響を受け
ることがなくなる。
【0039】
【変形例】以上本発明を図示の一実施例につき述べた
が、本発明は上記実施例によって限定されることなく、
本発明の技術的思想に基いて各種の変更が可能である。
例えば上記実施例は光ディスクの原盤を搬送するための
搬送装置に関するものであるが、本発明はその他各種の
板状体の搬送装置に適用可能であって、例えば半導体シ
リコンウエハやLCD用角型ガラス等の製造ラインにお
ける搬送装置にも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】第1の発明は、チャンバの上縁よりも上
方の水平面上で移動するハンドリングアームと、チャン
バ内の作業台の周囲で昇降動作を行なう受け台とを組合
わせて板状体を搬送するようにしたものである。このよ
うな構成によれば、板状体を処理する作業台の上方にお
いてメカニカルな構造物を排除した状態で処理あるいは
作業を行なうことが可能になるために、とくにダウンフ
ローの環境下での板状体の処理あるいは作業の際にチリ
による板状体表面の汚損を防止することが可能になる。
【0041】第2の発明によれば、フック状をなすハン
ドリングアームが用いられ、その先端側に設けられてい
る載置部によって板状体が載置されるようになってい
る。従って先端側のフック状の部分において作業台を逃
げながら作業台上に板状体を搬送することが可能にな
る。
【0042】第3の発明によれば、ハンドリングアーム
は可動子に回動可能に支持されるとともに、可動子が直
線状の案内手段によって案内されて直線動するようにな
っている。従ってハンドリングアームの回動運動と可動
子の直線運動との組合わせによって、このハンドリング
アームを介して板状体を任意の位置に搬送することが可
能になる。
【0043】第4の発明によれば、ロボットに入力され
るプログラムによってハンドリングアームが回動および
直線動を行なうようになっている。従ってプログラムの
変更によって板状体の搬送の変更を任意に行なうことが
可能になり、極めて汎用性の高い搬送装置を提供するこ
とが可能になる。
【0044】第5の発明によれば、互いに隣接するユニ
ットの内の一方の入口または出口に昇降可能な仮おき台
が設けられ、この仮おき台とハンドリングアームとによ
ってユニット間の板状体の受渡しが行なわれるようにな
っている。従ってハンドリングアームに仮おき台を付加
するだけで、ユニット間の板状体の受渡しをも達成でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットの外観斜視図である。
【図2】同ユニットの要部平面図である。
【図3】同ユニットの正面図である。
【図4】搬送動作を示す要部平面図である。
【図5】搬送動作を示す要部平面図である。
【図6】搬送動作を示す要部平面図である。
【図7】搬送動作を示す要部平面図である。
【図8】搬送動作を示す要部平面図である。
【図9】搬送動作を示す要部平面図である。
【図10】従来のガラス原盤の搬送装置を示す要部平面
図である。
【図11】同正面図である。
【符号の説明】
11〜13 ユニット 14 架台 15 調節用脚 16 円筒状チャンバ 17 作業台 20 ハンドリングアーム 21 載置ピン 22 可動子 23 回動駆動部 24 直線状レール 25 ガラス原盤 28 受け台(載置ピン) 29 摺動ガイド 30 ロッド 31 昇降板 32 エアシリンダ 35 入口 36 出口 37 仮おき台 38 載置ピン 39 アクチュエータ 42 シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 洋行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の作業を行なうためのチャンバ内に
    板状体を導くとともに、作業を終了した前記板状体を前
    記チャンバから排出するための搬送装置において、 前記チャンバの上縁よりも上方の水平面上で移動するハ
    ンドリングアームと、 前記チャンバ内の作業台の周囲で昇降動作を行なう受け
    台とを具備し、 前記ハンドリングアームと前記受け台とを組合わせて前
    記板状体を搬送するようにしたことを特徴とする板状体
    の搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンドリングアームはフック状であ
    って先端側に載置部が設けられており、該載置部によっ
    て前記板状体を載置するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の板状体の搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記ハンドリングアームは可動子に回動
    可能に支持されるとともに、前記可動子が直線状の案内
    手段によって案内されて直線動するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の板状体の搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記ハンドリングアームを前記可動子に
    対して回動させる回動手段と、前記可動子を直線動させ
    る手段とがロボットから構成され、前記ロボットに入力
    されるプログラムによって前記ハンドリングアームが回
    動および直線動を行なうようにしたことを特徴とする請
    求項3に記載の板状体の搬送装置。
  5. 【請求項5】 互いに隣接するユニットの内の一方の入
    口または出口に昇降可能な仮おき台が設けられ、該仮お
    き台と前記ハンドリングアームとによってユニット間の
    前記板状体の受渡しが行なわれるようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の板状体の搬送装置。
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