JPH05330519A - 充填包装装置の容器搬送装置 - Google Patents

充填包装装置の容器搬送装置

Info

Publication number
JPH05330519A
JPH05330519A JP15608692A JP15608692A JPH05330519A JP H05330519 A JPH05330519 A JP H05330519A JP 15608692 A JP15608692 A JP 15608692A JP 15608692 A JP15608692 A JP 15608692A JP H05330519 A JPH05330519 A JP H05330519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
mandrel
filling
bottomed
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15608692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Osugi
忠司 大杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP15608692A priority Critical patent/JPH05330519A/ja
Publication of JPH05330519A publication Critical patent/JPH05330519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器の搬送方向を装置全体を通して一直線方
向にすることにより、作業性の向上を図ることのできる
容器搬送装置を提供する。また、全体形状が小型である
容器搬送装置を提供する。 【構成】 マンドレル1の回転軸線Lは主搬送チェーン
11a,11bによる底付き容器7の搬送方向Dに対し
て直角方向に延びている。そして、主搬送チェーン11
a,11bとマンドレル1との間に補助環状チェーン1
7が設けられ、さらに補助環状チェーン17によって搬
送された容器7を主搬送チェーン11a,11bへと送
り出すための容器送出装置27が設けられている。容器
7は、環状搬送チェーン17によって湾曲して搬送され
ることによりその向きが90゜方向変換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内に酒、ジュース
等といった内容物を注入するための充填包装装置に関す
る。特に、容器に対して種々の処理を施すためにその容
器を搬送する容器搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の充填包装装置は従来より広く知ら
れている。この充填包装装置においては、内容物が注入
される容器を、自動的かつ間欠的に搬送するための容器
搬送装置を用いることが不可欠である。
【0003】そのような容器搬送装置として、従来、図
8に示すものが知られている。この容器搬送装置は、互
いに放射状に配列されていて回転軸線Lを中心として矢
印A方向へ間欠的に回転する複数、図では8本のマンド
レル1と、それらのマンドレル1の下方位置に配列され
た2本の環状搬送ベルト2とを有している。
【0004】上記のマンドレル1のうちの1本が図のB
位置に停止しているとき、両端が開口である角筒状の容
器3がそのマンドレル1に順次、挿入される。この容器
3は頂部Pと底部Qとを有しており、それらの各部P,
Qには、予め、折込み用の三角形状の折込線P1及びQ
1が設けられている。図には示されていないが、これら
の折込線P1及びQ1が設けられた容器側面3aに対向
する奥側の面にも同様の三角形状の折込線が設けられて
いる。容器側面3aに隣り合う両側面には、そのような
折込線は設けられていない。
【0005】容器3は、容器頂部Pを先にして1本のマ
ンドレル1に挿入され、その後、マンドレル1のA方向
への間欠回転に従って、常に、底部Qを外側へ向けた状
態で回転搬送される。その回転搬送の間、容器3の底部
Qに対して、ヒータ4によるボトム加熱処理、折込み装
置5によるボトム折込み処理、そしてボトムプレス装置
6によるボトム貼着封止処理の各処理、いわゆる容器底
部形成処理が行われる。この容器底部形成処理により、
マンドレル1が鉛直下方へ向く位置(C位置)まで回転
移動したとき、そのマンドレル1に保持された容器3の
底部Qは、図7に示すように封止された状態となってい
る。以下、この状態の容器を底付き容器7ということに
する。
【0006】底付き容器7は、その後、図示しない容器
取り外し装置によってマンドレル1から引き抜かれ、2
本の環状搬送ベルト2の間に挿入される。これらの搬送
ベルト2は互いに逆方向へ間欠的に環状回転するように
なっており、従って、これらの搬送ベルト2に挟まれた
上記の底付き容器7は、矢印D方向へ直線的かつ間欠的
に搬送されることになる。この直線間欠搬送の間に、ス
テージEにおいて容器頂部の仮折り処理が行われ、ステ
ージFにおいて内容物、例えば酒等の注入充填処理が行
われ、さらにステージGにおいて容器頂部が山形状に封
止される。こうして、製品としての内容物入り容器が製
造される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の容器搬送装
置においては、マンドレル1の回転軌跡面と搬送ベルト
2による容器7の直線搬送方向(D方向)とが互いに直
角な関係にあった。換言すれば、マンドレル1の回転軸
線Lと容器7の直線搬送方向Dとが互いに平行に設定さ
れていた。
【0008】その理由は次の通りである。すなわち、マ
ンドレル1に付設されるボトム折込み装置5及びボトム
プレス装置6の配設形態を考慮に入れた場合、マンドレ
ル1に挿入される容器3は、折込線P1が付けられてい
る側面3aがマンドレル1の回転搬送方向に対して直角
の方向、すなわち回転軸線Lに対して平行の方向を向く
ように、そのマンドレル1に挿入されることが好まし
い。
【0009】一方、搬送ベルト2に沿って配設される容
器頂部仮折りステージE、内容物注入ステージF及び容
器頂部封止ステージG等の配設形態を考慮に入れた場
合、搬送ベルト2によって直線搬送される底付き容器7
については、図示のように、折込線P1が付けられた側
面3aが進行方向前向きになって搬送されるのが好まし
い。
【0010】以上の理由により、従来の容器搬送装置に
おいては、マンドレル1の回転軌跡面と底付き容器7の
直線搬送方向Dとが互いに直角の位置関係になるように
位置設定されていたのである。しかしながら、そのよう
な従来の容器搬送装置においては、容器7の直線搬送方
向Dから装置全体を見た場合、マンドレル1の回転径が
大きくて、その幅が大きくなり過ぎるという問題があっ
た。
【0011】また、マンドレル1への両端開口容器3の
挿入方向と、搬送ベルト2による底付き容器7の搬送方
向Dとが互いに直角の位置関係になり、容器3,7の進
行経路が一直線でなくなるので、作業者にとって装置全
体の取り扱いが不便になるという問題もあった。
【0012】本発明は、従来の容器搬送装置における上
記の問題点を解消するためになされたものであって、容
器の搬送方向を装置全体を通して一直線方向にすること
により、作業性の向上を図ることのできる容器搬送装置
を提供すること及び全体形状が小型である容器搬送装置
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る充填包装装
置の容器搬送装置は、放射状に配列されていて回転軸線
を中心として間欠的に回転すると共に両端開口の容器が
挿入される複数のマンドレルと、それらのマンドレルの
まわりに配設されていて両端開口の容器の一端に容器底
部を形成する容器底部形成手段と、容器底部が形成され
た底付き容器をマンドレルから取り外す容器取り外し手
段と、マンドレルから取り外された底付き容器を直線方
向に搬送する主容器搬送手段と、主容器搬送手段に沿っ
て配設されていて底付き容器の内部に内容物を充填し、
さらに底付き容器の頂部開口を封止する充填封止手段と
を有している。そして、上記マンドレルの回転軸線は上
記主容器搬送手段による底付き容器の搬送方向に対して
直角方向に延びている。そしてさらに、この容器搬送装
置は、主容器搬送手段とマンドレルとの間に配設されて
いてマンドレルから取り外された底付き容器を受け取っ
て環状に搬送する補助環状容器搬送手段と、補助環状容
器搬送手段によって搬送された底付き容器を主容器搬送
手段へと送り出す容器送出手段とを有している。
【0014】
【作用】マンドレルに挿入された状態で回転搬送される
間に底部が形成された容器は、マンドレルから取り外さ
れ後、主容器搬送手段に受け取られる前に、補助環状容
器搬送手段によって環状に搬送される。この環状の搬送
により、底付き容器の向きが90゜回転した状態にな
る。この方向変換により、マンドレルの回転軌跡面が主
容器搬送手段によって搬送される底付き容器の直線搬送
方向と平行に設定されている場合でも、マンドレルから
取り外された底付き容器の向きを、主容器搬送手段に沿
って配設された充填封止手段に対して好適な向きに合わ
せることができる。
【0015】マンドレルの回転軌跡面が充填包装処理時
における底付き容器の直線搬送方向と同じであるという
ことは、マンドレルに挿入される両端開口の容器の挿入
方向と、主容器搬送手段によって搬送される底付き容器
の搬送方向とを一直線方向に揃えることができるという
ことであり、これにより充填包装装置全体の操作性が向
上する。さらに、装置の設置についても、レイアウト等
の制約が少なく、容易になる。
【0016】また、内容物充填処理及び容器頂部封止処
理を受けるために直線的に搬送される底付き容器の搬送
方向(D)に対してマンドレルが直角方向に張り出すこ
とがなくなるので、充填包装装置の全体形状を小型にで
きる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明に係る容器搬送装置が用いら
れる充填包装装置の一実施例の要部を示している。ここ
に示した充填包装装置は、並べて配設された2つの容器
回転搬送装置10を有している。各容器回転搬送装置1
0は、放射状に配列された複数個、実施例では8個のマ
ンドレル1を有している。各マンドレル1は、図示しな
い駆動源によって駆動されて同一軸線Lを中心として4
5゜の角度間隔で矢印A方向へ間欠的に回転する。
【0018】マンドレル1の回りには、加熱用ヒータ
4、折込み装置5及びボトムプレス装置6によって構成
された容器底部形成装置8が設けられている。図では、
奥側のマンドレル1に付設された容器底部形成装置8の
みが図示されているが、手前側に配設されたマンドレル
1の回りにも同じ容器底部形成装置が設けられている。
【0019】容器回転搬送装置10の下方位置には、並
べて配置された2つのスプロケット9,9に掛け渡され
た上下一対の主搬送チェーン11a及び同じく上下一対
の主搬送チェーン11bから成る主容器搬送装置が配設
されている。図5に示すように、図面下側の主搬送チェ
ーン11aは矢印Hのように反時計方向へ環状回転し、
図面上側の主搬送チェーン11bは矢印Jのように正時
計方向へ環状回転する。両搬送チェーン11a及び11
bの間に一列に挿入された容器(底付き容器)7は、搬
送チェーン11a及び11bの上記の環状回転に従って
矢印D方向へ直線的に搬送される。
【0020】図2に示すように、矢印D方向へ搬送され
る底付き容器7の搬送路の上方には、容器頂部仮折り装
置12、内容物充填装置13及び容器頂部シール装置1
4によって構成された充填封止装置15が配設されてい
る。
【0021】図1に戻って、マンドレル1を備えた容器
回転搬送装置10と主搬送チェーン11a及び11bを
備えた主容器搬送装置との間に、2つのスプロケット1
6,16に掛け渡された上下一対の補助環状チェーン1
7が設けられている。この補助環状チェーン17には、
図5に示すように、底付き容器7を収容する支持枠18
が等間隔で複数個取り付けられている。補助環状チェー
ン17の直線搬送領域は、図示の通り、主搬送チェーン
11a及び11bによる容器直線搬送方向Dに対して直
角の方向に延びている。また、補助環状チェーン17の
両端に形成される湾曲搬送領域Kは、マンドレル1の回
転中心軸線Lの垂直下方位置に位置するように設定され
ている。
【0022】図1において、補助環状チェーン17の湾
曲搬送領域Kの下方位置に、容器取り外し装置19が設
けられている。この容器取り外し装置19は、図3に示
すように、上下方向に延びるガイドロッド20に案内さ
れて上下移動可能な昇降体21と、その昇降体21を上
下方向に駆動する揺動アーム22と、昇降体21と一体
であって右方へ延びるブラケット23によって固定保持
された柱状のエア吸引部材24とを有している。エア吸
引部材24の上端には2つの吸盤25が取り付けられて
おり、それらの吸盤25にエアホース26が接続されて
いる。エアホース26の他端は図示しないエア吸引源に
接続されている。
【0023】図1において、補助環状チェーン17の上
方位置に、容器送出装置27が設けられている。この容
器送出装置27は、図4に示すように、主搬送チェーン
11a及び11bの上方位置に設けられていて上下方向
に延びるガイドロッド28と、そのガイドロッド28に
案内されて上下移動可能な昇降板29と、昇降板29の
左右2カ所に固定されて垂下する2個の押し出しロッド
30とを有している。両押し出しロッド30の下端に
は、容器7の方形断面の1辺の長さよりも長い長辺を有
する長方形状の板材である押圧片31が固定されてい
る。また、昇降板29の側部には、図1に示すように、
リンク32,32を介して揺動アーム33,33が連結
されている。揺動アーム33は、駆動軸35によって駆
動されて矢印Mのように回転揺動する。
【0024】以下、上記構成より成る容器搬送装置及び
それを用いた充填包装装置についてその動作を説明す
る。
【0025】図1において、マンドレル1のうちの1本
が位置Bにあって停止している間に、両端が開口である
筒状容器3が矢印Rのようにそのマンドレル1に挿入さ
れる。図ではそのような処理の様子を、手前側の片方の
マンドレル1についてのみ示してあるが、奥側のもう一
方のマンドレル1に対しても同じ処理が行われる。マン
ドレル1に挿入された容器3は、マンドレル1の間欠回
転に応じて搬送され、容器底部形成装置8へ送られる。
容器底部形成装置8に送られた容器3は、ヒータ4によ
って加熱されて粘着性を付与され、折込み装置5によっ
て仮折りされ、そしてボトムプレス装置6によって押圧
される。以上の処理により、図7に示すように、容器3
の一端Qに容器底部が形成される。
【0026】容器底部が形成された容器、すなわち底付
き容器7は、マンドレル1が鉛直下方を向く位置まで回
転搬送されて、補助環状チェーン17の両端の湾曲搬送
領域Kの上方位置に置かれる。このとき、容器7の頂部
の折込み線P1は、マンドレル1の回転中心軸線Lと平
行な方向、すなわち主搬送チェーン11a及び11bに
よる容器7の直線搬送方向Dに対して直角の方向を向い
ている。
【0027】底付き容器7がマンドレル1によって補助
環状チェーン17の上方まで運ばれて停止すると、図3
において、昇降体21が揺動アーム22によって駆動さ
れて鎖線Sで示す上位置まで上昇し、これにより、その
昇降体21に支持されたエア吸引部材24が上昇してそ
の上端に取り付けられた吸盤25が、マンドレル1には
め込まれている容器7の底部に下方から接触する。この
とき、エアホース26を通して行われるエア吸引により
容器7が吸盤25に吸着する。
【0028】吸盤25が容器7の底部に吸着した後、揺
動アーム22によって駆動されて昇降体21及び吸盤2
5が降下し、これにより、容器7がマンドレル1から取
り外されて補助環状チェーン17に取り付けられている
支持枠18の中に収納される。収納された容器7は、そ
の底部がレール34に載った状態で静止する。
【0029】容器7が支持枠18の内部に収納される
と、図5において、補助環状チェーン17が矢印Tのよ
うに正時計方向へ環状に間欠回転する。この環状回転に
より、容器7は矢印Wのようにレール34に沿って円弧
状に曲がりながら搬送され、そして最終的に、主搬送チ
ェーン11a及び11bによる主容器搬送路の上方位置
まで運ばれる。図2に示すように、マンドレル1から取
り外されたときの容器7に関しては、その頂部に付けら
れた折込み線P1は、容器の主搬送方向Dに対して直角
の方向を向いている。しかしながら、容器7が補助環状
チェーン17(図5参照)によって搬送されて矢印Wの
ように湾曲搬送された後に主搬送路の上方位置まで運ば
れると、その容器7の向きは90゜方向変換されて、そ
の折込み線P1が容器7の主搬送方向Dの方向を向くよ
うになる。
【0030】図1又は図5において容器7が主搬送チェ
ーン11a及び11bによる容器搬送路の上方位置まで
運ばれると、図1において装置上部の揺動アーム33が
下方へ揺動して昇降板29が降下する。昇降板29が降
下すると、図4において、昇降板29と一体である押し
出しロッド30の下端に固定した押圧片31も降下して
容器7の上端に接触し、さらにその容器を下方へ押し込
む。押圧片31は図6に示すように、容器7の上端の互
いに対向する2辺を上方から押圧する。降下する押圧片
31によって押し下げられる容器7は補助環状チェーン
17の支持枠18から押し出されて降下し、その下方に
位置する主搬送チェーン11a及び11bの間に送り出
される。
【0031】主搬送チェーン11a及び11bの間に送
り出された容器7は、その後、それらのチェーンによっ
て搬送されて矢印D方向へ直線的に搬送される。そし
て、図2に示すように、充填封止装置15へ送り込まれ
る。充填封止装置15へ送り込まれた容器7は、まず、
仮折り装置12によってその頂部を仮折りされる。その
後、充填装置13により内容物、例えば酒がその容器7
の内部に注入、すなわち充填され、さらに容器頂部シー
ル装置14によって頂部開口が山形状に封止されて目標
とする製品容器36が得られる。
【0032】ところで、充填封止装置15を構成する頂
部仮折り装置12その他の各装置は、製品容器36の頂
部稜線部分Zが搬送方向Dと同じ方向に揃うような位置
関係で容器7が搬送される場合を想定して、設置される
のが一般的である。頂部稜線部分Zが搬送方向Dを向く
というのは、容器7の頂部折込み線P1が容器搬送方向
Dを向くということである。一方、マンドレル1によっ
て回転搬送される両端開口容器3は、その頂部折込み線
P1がマンドレル1の回転軌跡面に対して直角の方向、
すなわち回転軸線Lと平行の方向を向いた状態で回転搬
送されるのが一般的である。従って、通常の状態では、
マンドレル1の回転軌跡面と容器7の直線搬送方向Dと
を互いに直角な位置関係(図8に示した状態)に設定し
ておかないと、容器底部形成工程と内容物充填封止工程
との間の容器の向きの整合がとれなかった。
【0033】しかしながら本実施例においては、主搬送
チェーン11a及び11bによって矢印D方向へ直線的
に搬送される容器7は、補助環状チェーン17の働きに
より、頂部折込み線P1が搬送方向Dの方向を向くよう
に、すなわち頂部稜線部分Zが搬送方向Dと同じ方向に
揃うように、方向変換される。従って、マンドレル1の
回転軌跡面と容器7の直線搬送方向Dとを互いに平行の
関係に設定した場合にも、容器底部形成工程と内容物充
填封止工程との間で容器7の向きを適正に整合させるこ
とが可能となった。
【0034】マンドレル1の回転軌跡面と容器7の直線
搬送方向Dとを平行に設定できたということは、マンド
レル1に挿入される両端開口の容器3の挿入方向Rと、
内容物充填封止工程のための底付き容器7の直線搬送方
向Dとを一直線方向に揃えることができるということで
ある。このことは、充填包装装置全体の操作性を著しく
向上させる。また、内容物充填封止工程内で搬送される
底付き容器の直線搬送方向Dに対してマンドレルが直角
方向に大きく張り出すことがなくなるので、充填包装装
置の全体形状を小型にできる。
【0035】以上、1つの実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明はその実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では、マンドレル1を備えた容
器回転搬送装置及びその回りに設けられる容器底部形成
装置8を2組設置した。しかしながら、容器底部搬送装
置を含めた容器底部形成手段の数は1つであっても良
い。
【0036】底付き容器7をマンドレル1から取り外し
て補助環状チェーン17へ送り込むための手段は、図1
又は図3に示した構造の容器取り外し装置19に限られ
ず、他の任意の構成を採用することができる。また、補
助環状チェーン17に保持されている容器7を主搬送チ
ェーン11a及び11bの間に形成された容器直線搬送
路へ送り出すための容器送出手段も、図1又は図4に例
示した構造の装置に限られず他の任意の構成を採用でき
る。
【0037】容器7の直線搬送路に沿って配設される充
填封止手段として、代表的な構成要素である容器頂部仮
折り装置12、内容物充填装置13、そして容器頂部シ
ール装置14を例示したが、必要に応じて他の構成要素
を付け加えることもできる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、マンドレルに挿入され
る両端開口の容器の挿入方向と、主容器搬送手段によっ
て搬送される底付き容器の直線搬送方向とを一直線方向
に揃えることができる。これにより、充填包装装置全体
の操作性が向上する。また、内容物充填封止工程内で搬
送される底付き容器の直線搬送方向(D方向)に対して
マンドレルが直角方向に大きく張り出すことがなくなる
ので、充填包装装置の全体形状を小型にできる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充填包装装置の容器搬送装置の一
実施例の要部を示す斜視図である。
【図2】充填包装装置の全体の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図3】図1における矢印IIIに従って、マンドレル
から容器を取り外すための機構の一例を示す側面図であ
【図4】図1における矢印IVに従って、補助環状チェ
ーンから主容器搬送チェーンへと容器を送り出すための
機構の一例を示す正面図である。
【図5】図1における矢印Vに従って、補助環状チェー
ンを上方から見た場合の平面図である。
【図6】図4に示した機構の要部を拡大して示す斜視図
である。
【図7】底付き容器の一例を示す斜視図である。
【図8】従来の充填包装装置の容器搬送装置の一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 マンドレル 3 両端開口容器 7 底付き容器 8 容器底部形成装置 11a,11b 主搬送チェーン(主容器搬送手段) 17 補助環状チェーン(補助環状容器搬送手段) 19 容器取り外し装置 27 容器送出装置 L マンドレルの回転軸線 Q 容器底部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に配列されていて回転軸線を中心
    として間欠的に回転すると共に両端開口の容器が挿入さ
    れる複数のマンドレルと、それらのマンドレルのまわり
    に配設されていて両端開口の容器の一端に容器底部を形
    成する容器底部形成手段と、容器底部が形成された底付
    き容器をマンドレルから取り外す容器取り外し手段と、
    マンドレルから取り外された底付き容器を直進方向に搬
    送する主容器搬送手段と、主容器搬送手段に沿って配設
    されていて底付き容器の内部に内容物を充填し、さらに
    底付き容器の頂部開口を封止する充填封止手段とを有す
    る充填包装装置に用いられる容器搬送装置において、 上記マンドレルの回転軸線は上記主容器搬送手段による
    底付き容器の搬送方向に対して直角方向に延びており、
    そして主容器搬送手段とマンドレルとの間に配設されて
    いて上記容器取り外し手段によってマンドレルから取り
    外された底付き容器を受け取って環状に搬送する補助環
    状容器搬送手段と、 補助環状容器搬送手段によって搬送された底付き容器を
    主容器搬送手段へと送り出す容器送出手段とを設けたこ
    とを特徴とする充填包装装置の容器搬送装置。
JP15608692A 1992-05-22 1992-05-22 充填包装装置の容器搬送装置 Pending JPH05330519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15608692A JPH05330519A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 充填包装装置の容器搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15608692A JPH05330519A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 充填包装装置の容器搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05330519A true JPH05330519A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15619999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15608692A Pending JPH05330519A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 充填包装装置の容器搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05330519A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107399465A (zh) * 2017-08-31 2017-11-28 中山诺顿科研技术服务有限公司 一种设有装料盘设备的进料装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107399465A (zh) * 2017-08-31 2017-11-28 中山诺顿科研技术服务有限公司 一种设有装料盘设备的进料装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0143425B1 (ko) 패키지 회전장치
EP2193084B1 (en) Device and method for filling of a container
JP4566628B2 (ja) スパウト装着方法及びスパウト装着装置
US3704566A (en) Method and apparatus for packing vertically stacked coins, stamps and other stacked articles in a shrinking film
JP3737192B2 (ja) ワークの回転折り畳み受け渡し装置
JPH05330519A (ja) 充填包装装置の容器搬送装置
JPH0466414A (ja) 容器処理装置
US5316127A (en) Apparatus for loading containers on a conveyor
US3353328A (en) Method and apparatus for forming and filling receptacles
JP5621384B2 (ja) 袋状容器の処理装置
JP2000238726A (ja) ロータリ型ラベル嵌挿方法及びそのラベル嵌挿装置並びにそのラベル嵌挿装置を備えたロータリ型ラベル装着システム
WO1981000553A1 (en) Constant speed conveying mechanism
JP2001072192A (ja) 液体自動充填機のボトルガイド装置
JP2002154641A (ja) 搬送物の反転装置
EP0483712B1 (en) Apparatus for applying closures to containers
JP5621385B2 (ja) 袋状容器の供給装置
JP2000289847A (ja) 樹脂ボトルの搬送装置
JP4158247B2 (ja) ロータリーホイール
US3389532A (en) Packaging system
JPH05213441A (ja) 可変ガイド装置
US2699022A (en) Sandwich wrapping machine
JP4331098B2 (ja) 方向転換装置
US1423098A (en) Device for operating on containers
JPH0745462Y2 (ja) 物品受渡し装置
JP2566002Y2 (ja) 容器投入装置