JPH0532925U - 冷風機 - Google Patents

冷風機

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JPH0532925U
JPH0532925U JP080598U JP8059891U JPH0532925U JP H0532925 U JPH0532925 U JP H0532925U JP 080598 U JP080598 U JP 080598U JP 8059891 U JP8059891 U JP 8059891U JP H0532925 U JPH0532925 U JP H0532925U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage tank
float
predetermined position
water
full
Prior art date
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Pending
Application number
JP080598U
Other languages
English (en)
Inventor
照雅 星野
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP080598U priority Critical patent/JPH0532925U/ja
Publication of JPH0532925U publication Critical patent/JPH0532925U/ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水タンクが冷風機本体の所定位置に配置さ
れているか否かを長期間に渡って確実に検出し得る冷風
機を提供することにある。 【構成】 排水タンクが所定の位置に収納配置されてい
ないとき、または排水タンクが満水状態にあるとき、フ
ロートの発生素子が感応素子から離隔することにより、
検知装置が検知信号を出力し、また、前記排水タンクが
所定の位置に収納配置された状態及び排水タンクが満水
状態にないとき、フロートの発生素子が感応素子に対向
することにより、検知装置は検知信号を出力しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、除湿装置を備えた冷風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の冷風機としては、実公昭57−47631号公報に示されてい るように、外気より吸い込まれる空気中の水分を除湿装置により凝縮して水滴化 し、それにより滴下する水を貯留する排水タンクを備え、その排水タンクに貯留 水の水位の変化に応動するフロートを設け、このフロートに、冷風機本体に取り 付けられているマイクロスイッチを直接作動する検知レバーを設け、排水タンク が満水状態にないとき、及び排水タンクが冷風機本体の所定の位置に収納されて いるとき、即ち排水タンクが使用可能状態にあるとき、検知レバーがマイクロス イッチに直接係合して、マイクロスイッチを作動し、排水タンクが冷風機本体の 所定の位置に収納配置されていないとき、及び満水状態にあるとき、即ち使用不 可能な状態にあるとき、検知レバーがマイクロスイッチより解離した状態になる ものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、排水タンクを冷風機本体の所定の位置に収納配置するとき、検 知レバーがマイクロスイッチに衝突するので、その勢力で、マイクロスイッチに 大なる衝撃が加わる。
【0004】 そのため、マイクロスイッチが所定位置より移動したり、破損したりすること がある。特に排水タンクは、水を捨てるために比較的頻繁に着脱しなければなら ないので、マイクロスイッチのズレや破損などが起き易い。
【0005】 また、排水タンクを冷風機本体の収納部にガタなく、収納、または出し入れで きるように、冷風機本体及び排水タンクを製作することは、非常に困難である。 そのため、マイクロスイッチの機械的な作動不良及び破損等の故障の原因にもな っており、マイクロスイッチ等の修理、取り替えも非常に面倒であった。
【0006】 更に、マイクロスイッチは、排水タンクの近くに取り付けられているので、水 による錆等が発生し易く機械的な作動不良の原因にもなっていた。
【0007】 その上、排水タンクの出し入れも頻繁に行われるので、マイクロスイッチの取 付位置のズレや検知レバーの変形等も起き易く、その調整作業も非常に大変で面 倒であった。また、検知レバーとマイクロスイッチとの係合状態も一定に調整す ることが非常に困難であり、しかも構造も複雑で且つ寿命も短い等、多くの問題 があった。
【0008】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、排水タンク が冷風機本体の所定位置に収納配置されているか否か、また、排水タンクが使用 可能な状態にあるか否かを非接触状態にて検出して信号を出力するようにし、検 知装置等の調整を簡単にすると共に、機械的な作動不良等が発生することもなく 、その上、排水タンクをほとんど注意することなく取り扱うこともでき、検知装 置が破損する等、故障することもほとんどないと共に構造が簡単で長期の使用に も耐える冷風機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案の冷風機は、除湿装置によって凝縮され滴 下する水を貯留するための排水タンクに水位の変動により変位するフロートを設 け、そのフロートに、その変位に応動し、且つ光または磁力等を発生させる発生 素子を設け、更に、冷風機本体に発生素子が近接したとき、その発生素子の照射 光または磁力等に感応する感応素子を有し、且つ排水タンクが所定の位置に収納 配置されていないとき、または排水タンクが満水状態にあるとき、発生素子が感 応素子から離隔し、感応素子を発生素子の照射光または磁力等から解放し検知信 号として出力する検知装置を冷風機本体に設けたものである。
【0010】
【作用】
上記の構成を有する本考案においては、排水タンクの水位の変動により変位す るフロートに設けられた発生素子が、満水状態でない排水タンクを冷風機本体の 所定の位置に収納配置したとき、検知装置の感応素子に近接し、この状態で満水 状態になったとき、検知装置に対し非接触状態にて検知装置の感応素子より離隔 移動して感応素子を発生素子の照射光または磁力等より解放し、検知信号を出力 する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を示す図面を参照してその詳細を説明する 。
【0012】 図1は、冷風機の概略図を示すものであり、冷風機本体1は、冷風機の胴体構 造を形成している。その冷風機本体1の全面上部には、外部前方に冷風を吹き出 すための吹き出し口2が設けられ、その吹き出し口2の下側には、前面吸い込み 口3が設けられている。
【0013】 前記冷風機本体1の背面上部には、排熱を外部へ吹き出すための排気口4が設 けられ、その排気口4の下側には、背面吸い込み口5が設けられている。
【0014】 前記吹き出し口2には、吹き出す風の方向を上下及び左右に変えるためのルー バー6が設けられている。また、前面吸い込み口3、排気口4及び背面吸い込み 口5には、それぞれ格子7が設けられている。前記前面及び背面の各吸い込み口 3、5の内側には、フィルター8が配設されている。
【0015】 前記背面吸い込み口5のフィルター8の内側に背面吸い込み口5に対向して凝 縮器9が配設され、その凝縮器9は、冷風機本体1の底面に設けられた圧縮機1 0に配管にて接続されている。前記前面吸い込み口3のフィルター8の内側にそ の前面吸い込み口3に対向して蒸発器11が配設され、その蒸発器11は、前記 凝縮器9及び圧縮機10にそれぞれ配管にて接続され、冷凍サイクルが構成され る。
【0016】 前記冷風機本体1には、その本体1を前後ふたつの通風路に仕切るための仕切 板12が設けられ、その仕切板12の前方には、蒸発器11を含む冷風通路13 が、仕切板12の後方には、凝縮器9を含む冷却通路14が、それぞれ形成され る。その冷却通路14中には、空気を中心部より吸い込み、外方へ送風する冷却 用ファン15が設けられ、外気を背面吸い込み口5よりフィルター8及び凝縮器 9を通して吸い込み、その発生した空気流により凝縮器9の熱を奪い、凝縮器9 を冷却し、一方熱を奪った空気を排熱として排気口4より外方に吹き出す。前記 冷風通路中には、空気を中心部より吸い込み、外方へ送風する冷風用送風ファン 16が設けられ、前面吸い込み口3より外気をフィルター8及び蒸発器11を通 して吸い込み、空気がその蒸発器11を通過するとき、蒸発器11により冷却さ れ、その冷却された空気を冷風として吹き出し口2前面外方に吹き出す。その蒸 発器11によりそこを通過する空気が冷却されて空気中の水分が凝縮され、蒸発 器11及びその付近に結露し、これが徐々に集積し、水滴となって下方へ流れ落 ちる。この蒸発器11が除湿装置を構成する。前記冷却用ファン15及び冷風用 送風ファン16は、両端に回転軸を有するモーター17に取り付けられている。
【0017】 前記蒸発器11の下方に摘下する水を受ける水受け皿18が設けられ、その水 受け皿18には、それにたまった水を排水するための排水管19が設けられてい る。その水受け皿18の下方の冷風機本体1内に、その前面に開口した空洞部よ り出し入れ可能な排水タンク20が設けられている。その排水タンク20と冷風 機本体1との間には、排水タンク20を空洞部内の所定の位置に配置し、且つそ の所定位置の直前において排水タンク20の挿入動作の抵抗が大となり、その抵 抗に抗して挿入したとき、脱出抵抗として作用して排水タンク20の不意の空洞 部内からの脱出を防ぐための適宜の排水タンク固定手段(図示せず)が設けられ ている。所定位置に配置された排水タンク20は、水受け皿18の排水管19よ り落下する水を貯留する。
【0018】 前記排水タンク20の上方開放部側には、排水タンク20の水位に応動するフ ロート21の一端が水平軸22の周りに回動可能に枢着され、他端が、排水タン ク20の後壁より外方に突出し、その突出端23が、フロート21の変位に応動 して上下方向に移動する。このフロート21は、排水タンク20の満水状態によ り僅か直前の水位から水に作用して水面に浮き、水面の上昇と共に上方へ移動す る。
【0019】 前記冷風機本体1内の起立壁24には、リードスイッチ25が設けられている 。フロート21の突出端23には、リードスイッチ25を作動する磁石26が設 けられている。
【0020】 その磁石26は、排水タンク20が冷風機本体1内の所定の位置に収納配置さ れ、且つ満水状態にないとき、即ち排水タンク20が使用可能状態にあるときは リードスイッチ25に対向し、満水状態になったときはフロート21の浮上に伴 って上方に移動し、リードスイッチ25より離隔する。リードスイッチ25は、 磁石26と対向しているときはその磁石26の磁力の作用を受けて作動し、磁石 26が離れると、磁石26の磁力の作用を受けなくなり、元の状態に復帰する。 その磁石26は発生素子を構成し、前記リードスイッチ25は感応素子を構成す る。
【0021】 図5の検知装置27の回路図に示されているように、ブザー28がインバータ ー29を介してリードスイッチ25に接続されている。この検知装置27の回路 おいて、リードスイッチ25が磁石26の磁力の作用を受けているときは、イン バーター29の出力がLOWであり、ブザー28は鳴らない。また、磁石26が 移動してリードスイッチ25より離隔すると、インバーター29の出力はHIG Hとなり、ブザー28が鳴る。即ち、排水タンク20が満水状態にあるとき、ま たは、排水タンク20が冷風機本体1内の所定の位置に収納配置されていないと き、つまり使用不可能状態であることを、ブザー28を鳴らして使用者に知らせ る。このとき、排水タンク20内の水を捨て再び排水タンク20を冷風機本体1 内の所定の位置に収納すればブザー28の鳴りが止まる。ブザー28の鳴りが止 まれば、使用状態である。
【0022】 冷風機本体1の固定側にリードスイッチ25を、可動側のフロート21の突出 端23に磁石26をそれぞれ固定すればよいので取り付け、組立及び調整が極め て簡単である。
【0023】 本実施例は、冷風機本体1にリードスイッチ 25をフロート21の突出端2 3に磁石26をそれぞれ設けているが、冷風機本体1とフロート21の突出端2 3とのいずれか一方に、光を発光する発光素子を、他方に、その発光素子の照射 光に感応する受光素子をそれぞれ設けても全く同じである。
【0024】 また、本実施例は、検知信号にてブザーを鳴らして報知するようにしたが、冷 風運転の中止もしくは電源をOFFするようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上詳述したことから明らかなように、本考案は、除湿装置によって凝縮され 滴下する水を貯留するための排水タンクに水位の変動により変位するフロートを 設け、そのフロートに、その変位に応動し、且つ光または磁力等を発生させる発 生素子を設け、更に、冷風機本体には、発生素子が近接したとき、その発生素子 の照射光または磁力等に感応する感応素子を有し、且つ排水タンクが所定の位置 に収納配置されていないとき、または排水タンクが満水状態にあるとき、発生素 子が感応素子から離隔し、感応素子の照射光または磁力等から解放して検知信号 として出力する検知装置を設けたものである。
【0026】 従って、常時非接触状態にて検出を行うことができ、排水タンクの冷風機本体 への出し入れによる衝撃等で検知装置が破損する恐れも全くなく検知装置等の交 換または修理もしくはそれに伴う調整作業を行うこともほとんどない。また、検 知装置を構成する発生素子と感応素子は、常時非接触であるため、両者の関係位 置のズレも生じないので、その調整も組立時に行えばその後はほとんど必要がな いと共に、組立時の調整も極めて簡単である。更に、検知装置は、機械的可動部 分がないので、機械的作動不良も発生することがない。その上、排水タンクをそ の出し入れにもほとんど注意することなく取り扱うことができ、検知装置が破損 したりすることもなく、しかも構造、及び組立などが極めて簡単で、長期の使用 にも耐えるなどその実用効果は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷風機の概略を示す断面図である。
【図2】検知装置及びフロートなどの関連構成を示す平
面図である。
【図3】図2の要部断面図である。
【図4】検知装置の回路図である。
【符号の説明】
1 冷風機本体 11 除湿装置 20 排水タンク 21 フロート 25 感応素子 26 発生素子 27 検知装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷風機本体(1)と、 その冷風機本体(1)に設けられた除湿装置(11)
    と、 前記冷風機本体(1)に引き出し可能に収納され、前記
    除湿装置(11)によって凝縮され滴下する水を貯留す
    るための排水タンク(20)と、 その排水タンク(20)に垂直方向に移動可能に支持さ
    れ、少なくとも満水のときとそれ以外のときとの水位の
    変動により変位するフロート(21)とよりなり、 そのフロート(21)に、その変位に応動し、且つ光ま
    たは磁力等を発生させる発生素子(26)を設け、 前記冷風機本体(1)には、前記発生素子(26)が近
    接したとき、その発生素子(26)の照射光または磁力
    等に感応する感応素子(25)を有し、且つ排水タンク
    (20)が所定の位置に収納配置されていないとき、ま
    たは前記排水タンク(20)が満水状態にあるとき、前
    記発生素子(26)が前記感応素子(25)から離隔
    し、感応素子(25)を前記発生素子(26)の照射光
    または磁力等から解放し検知信号として出力する検知装
    置(27)を設けたことを特徴とする冷風機。
JP080598U 1991-10-03 1991-10-03 冷風機 Pending JPH0532925U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117739442A (zh) * 2024-02-21 2024-03-22 上海库宝制冷设备有限公司 一种冷风机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117739442A (zh) * 2024-02-21 2024-03-22 上海库宝制冷设备有限公司 一种冷风机
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