JPH05329036A - ファジ−制御を用いたシ−ト制御装置 - Google Patents
ファジ−制御を用いたシ−ト制御装置Info
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- JPH05329036A JPH05329036A JP13946492A JP13946492A JPH05329036A JP H05329036 A JPH05329036 A JP H05329036A JP 13946492 A JP13946492 A JP 13946492A JP 13946492 A JP13946492 A JP 13946492A JP H05329036 A JPH05329036 A JP H05329036A
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- tension
- fuzzy
- inferred
- degree
- vehicle speed
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の挙動に応じたファジ−制御に加えて混
雑度や道路勾配や加減速意志に応じたフアジ−制御を行
うことによりドライバの意志に合ったサイドサポ−ト位
置を制御すること。 【構成】 第1のファジ−推論手段でファジ−推論され
た視覚緊張度及び第2のファジ−推論手段でファジ−推
論された平衡感覚緊張度とから乗員の緊張度をファジ−
推論し、このファジ−推論された乗員の緊張度に応じて
シ−トのサイドサポ−ト14a,14bの挟み角を制御
するように構成している。
雑度や道路勾配や加減速意志に応じたフアジ−制御を行
うことによりドライバの意志に合ったサイドサポ−ト位
置を制御すること。 【構成】 第1のファジ−推論手段でファジ−推論され
た視覚緊張度及び第2のファジ−推論手段でファジ−推
論された平衡感覚緊張度とから乗員の緊張度をファジ−
推論し、このファジ−推論された乗員の緊張度に応じて
シ−トのサイドサポ−ト14a,14bの挟み角を制御
するように構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファジ−推論を用いてシ
−トのサイドサポ−トの挟み角を制御するようにしたフ
ァジ−制御を用いたシ−ト制御装置に関する。
−トのサイドサポ−トの挟み角を制御するようにしたフ
ァジ−制御を用いたシ−ト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば運転シ−トのサイドサポ−トの挟
み角を回動自在に構成し、横Gのような車両の挙動より
サイドサポ−トの挟み角をファジ−推論するようにした
シ−ト制御装置が知られている。
み角を回動自在に構成し、横Gのような車両の挙動より
サイドサポ−トの挟み角をファジ−推論するようにした
シ−ト制御装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、横Gのような
車両の挙動に応答してファジ−推論によりサイドサポ−
トの挟み角を制御するようにした場合には、車間距離や
混雑度等の運転環境や道路勾配などの地形変化を考慮し
ていないために、ドライバの意志に合わないようにサイ
ドサポ−トの挟み角が制御されてしまう場合がある。
車両の挙動に応答してファジ−推論によりサイドサポ−
トの挟み角を制御するようにした場合には、車間距離や
混雑度等の運転環境や道路勾配などの地形変化を考慮し
ていないために、ドライバの意志に合わないようにサイ
ドサポ−トの挟み角が制御されてしまう場合がある。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、サイドサポ−トの挟み角を車両の挙動
に応じたファジ−推論に加えて混雑度や道路勾配や加減
速意志に応じたフアジ−推論により求め、ドライバの意
志に合ったサイドサポ−ト位置を制御することができる
シ−ト制御装置を提供することにある。
で、その目的は、サイドサポ−トの挟み角を車両の挙動
に応じたファジ−推論に加えて混雑度や道路勾配や加減
速意志に応じたフアジ−推論により求め、ドライバの意
志に合ったサイドサポ−ト位置を制御することができる
シ−ト制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるシ−ト制
御装置は、サイドサポ−トの挟み角度が制御可能なシ−
トと、乗員の視覚緊張度をファジ−推論する第1のファ
ジ−推論手段と、乗員の平衡感覚緊張度をファジ−推論
する第2のファジ−推論手段と、上記第1のファジ−推
論手段でファジ−推論された視覚緊張度及び上記第2の
ファジ−推論手段でファジ−推論された平衡感覚緊張度
とから乗員の緊張度をファジ−推論する第3のファジ−
推論手段と、上記第3のファジ−推論手段でファジ−推
論された乗員の緊張度に応じて上記シ−トの挟み角を制
御するシ−ト制御手段とを具備する。
御装置は、サイドサポ−トの挟み角度が制御可能なシ−
トと、乗員の視覚緊張度をファジ−推論する第1のファ
ジ−推論手段と、乗員の平衡感覚緊張度をファジ−推論
する第2のファジ−推論手段と、上記第1のファジ−推
論手段でファジ−推論された視覚緊張度及び上記第2の
ファジ−推論手段でファジ−推論された平衡感覚緊張度
とから乗員の緊張度をファジ−推論する第3のファジ−
推論手段と、上記第3のファジ−推論手段でファジ−推
論された乗員の緊張度に応じて上記シ−トの挟み角を制
御するシ−ト制御手段とを具備する。
【0006】
【作用】第1のファジ−推論手段でファジ−推論された
視覚緊張度及び第2のファジ−推論手段でファジ−推論
された平衡感覚緊張度とから乗員の緊張度をファジ−推
論し、このファジ−推論された乗員の緊張度に応じてシ
−トのサイドサポ−トの挟み角を制御するようにしてい
る。
視覚緊張度及び第2のファジ−推論手段でファジ−推論
された平衡感覚緊張度とから乗員の緊張度をファジ−推
論し、このファジ−推論された乗員の緊張度に応じてシ
−トのサイドサポ−トの挟み角を制御するようにしてい
る。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例に係わ
るファジ−制御を用いたシ−ト制御装置について説明す
る。図1は本発明の一実施例に係わるファジ−制御を用
いたシ−ト制御装置の全体的構成図、図2はシ−トを示
す斜視図、図3はシ−トのサイドフレ−ムの構成を示す
図、図4はシ−トのサイドフレ−ムを移動させるモ−タ
の周辺機構を示す斜視図、図5は横G、車速、アクセル
操作頻度、アクセル開度のグレ−ドを算出するための前
件部の第1のメンバシップ関数を示す図、図6は前後
G、車速変化量、アクセル開度変化量、エンジン回転数
のグレ−ドを算出するための前件部の第2のメンバシッ
プ関数を示す図、図7は後件部の第3のメンバシップ関
数を示す図、図8は後件部の第4のメンバシップ関数を
示す図、図9は車速及びアクセル操作頻度と道路の混雑
度との対応関係を示す図、図10は車速変化量及びアク
セル開度と道路勾配との対応関係を示す図、図11は車
速及びアクセル変化量と加減速意志との対応関係を示す
図、図12は車速及び横Gと平衡感覚緊張度との対応関
係を示す図、図13は車速及び前後Gと平衡感覚緊張度
との対応関係を示す図、図14は緊張頻度と緊張変化量
とモ−タの作動速度との対応を示す図、図15は緊張変
化量と作動速度との特性を示す図、図16は緊張度と体
圧との対応関係を示す図、図17は車速及びアクセル操
作頻度と視覚緊張度との16ル−ルを示すマトリクス
図、図18は車速変化量及びアクセル開度と視覚緊張度
との10ル−ルを示すマトククス図、図19は車速及び
アクセル変化量と視覚緊張度との28ル−ルを示すマト
リクス図、図20は車速及びエンジン回転数変化量と視
覚緊張度との10ル−ルを示すマトリクス図、図21は
横G及び車速と平衡感覚緊張との16ル−ルを示すマト
リクス図、図22は前後G及び車速と平衡感覚緊張度と
の28ル−ルを示すマトリクス図、図23は視覚緊張度
及び平衡感覚緊張度と緊張度との49ル−ルを示すマト
リクス図、図24は緊張度頻度及び緊張度変化量とモ−
タ作動速度との16ル−ルを示すマトリクス図である。
るファジ−制御を用いたシ−ト制御装置について説明す
る。図1は本発明の一実施例に係わるファジ−制御を用
いたシ−ト制御装置の全体的構成図、図2はシ−トを示
す斜視図、図3はシ−トのサイドフレ−ムの構成を示す
図、図4はシ−トのサイドフレ−ムを移動させるモ−タ
の周辺機構を示す斜視図、図5は横G、車速、アクセル
操作頻度、アクセル開度のグレ−ドを算出するための前
件部の第1のメンバシップ関数を示す図、図6は前後
G、車速変化量、アクセル開度変化量、エンジン回転数
のグレ−ドを算出するための前件部の第2のメンバシッ
プ関数を示す図、図7は後件部の第3のメンバシップ関
数を示す図、図8は後件部の第4のメンバシップ関数を
示す図、図9は車速及びアクセル操作頻度と道路の混雑
度との対応関係を示す図、図10は車速変化量及びアク
セル開度と道路勾配との対応関係を示す図、図11は車
速及びアクセル変化量と加減速意志との対応関係を示す
図、図12は車速及び横Gと平衡感覚緊張度との対応関
係を示す図、図13は車速及び前後Gと平衡感覚緊張度
との対応関係を示す図、図14は緊張頻度と緊張変化量
とモ−タの作動速度との対応を示す図、図15は緊張変
化量と作動速度との特性を示す図、図16は緊張度と体
圧との対応関係を示す図、図17は車速及びアクセル操
作頻度と視覚緊張度との16ル−ルを示すマトリクス
図、図18は車速変化量及びアクセル開度と視覚緊張度
との10ル−ルを示すマトククス図、図19は車速及び
アクセル変化量と視覚緊張度との28ル−ルを示すマト
リクス図、図20は車速及びエンジン回転数変化量と視
覚緊張度との10ル−ルを示すマトリクス図、図21は
横G及び車速と平衡感覚緊張との16ル−ルを示すマト
リクス図、図22は前後G及び車速と平衡感覚緊張度と
の28ル−ルを示すマトリクス図、図23は視覚緊張度
及び平衡感覚緊張度と緊張度との49ル−ルを示すマト
リクス図、図24は緊張度頻度及び緊張度変化量とモ−
タ作動速度との16ル−ルを示すマトリクス図である。
【0008】まず、図2乃至図4を参照してシ−トの構
成について説明する。図2において、11は前後方向に
スライド可能なシ−トクッションである。このシ−トク
ッション11にはシ−トバック12が傾倒可能に取り付
けられている。このシ−トバック12の上端部にはヘッ
ドレスト13が前後上下方向に調整可能に取り付けられ
ている。
成について説明する。図2において、11は前後方向に
スライド可能なシ−トクッションである。このシ−トク
ッション11にはシ−トバック12が傾倒可能に取り付
けられている。このシ−トバック12の上端部にはヘッ
ドレスト13が前後上下方向に調整可能に取り付けられ
ている。
【0009】シ−トバック12の両側部には乗員の左右
方向の揺れを抑えるためのサイドサポ−ト14a,14
bが設けられている。このサイドサポ−ト14a,14
bはその挟み角が閉じる方向あるいは開く方向に調整可
能である。その機能について図3及び図4を参照して説
明する。
方向の揺れを抑えるためのサイドサポ−ト14a,14
bが設けられている。このサイドサポ−ト14a,14
bはその挟み角が閉じる方向あるいは開く方向に調整可
能である。その機能について図3及び図4を参照して説
明する。
【0010】図3及び図4において、サイドサポ−ト1
4a,14b内にはサイドサポ−ト用フレ−ム21a,
21bがそれぞれ埋設されている。これらサイドサポ−
ト用フレ−ム21aと21bは互いに連結棒22を介し
て連結されており、サイドサポ−ト用フレ−ム21a,
21b,連結棒22は矢印方向(あるいは矢印と逆方
向)に連動するように構成されている。
4a,14b内にはサイドサポ−ト用フレ−ム21a,
21bがそれぞれ埋設されている。これらサイドサポ−
ト用フレ−ム21aと21bは互いに連結棒22を介し
て連結されており、サイドサポ−ト用フレ−ム21a,
21b,連結棒22は矢印方向(あるいは矢印と逆方
向)に連動するように構成されている。
【0011】ところで、サイドサポ−ト用フレ−ム21
bの図面と鉛直方向に伸びるフレ−ム部分にはリンク2
3が嵌め込まれており、このリンク23の一端には連結
棒22の一端が回動自在に取り付けられている。さら
に、このリンク23の他端には長孔24が開けられてい
る。
bの図面と鉛直方向に伸びるフレ−ム部分にはリンク2
3が嵌め込まれており、このリンク23の一端には連結
棒22の一端が回動自在に取り付けられている。さら
に、このリンク23の他端には長孔24が開けられてい
る。
【0012】また、25はモ−タである。このモ−タ2
5の回転軸の回転はスクリュ−ナット26にねじ込まれ
たねじ27の回転に伝達される。このねじ27の回転に
よりねじ27が矢印方向に出没すると、ロッド28が時
計方向に回転し、これに伴ないロッド28の先端に取り
付けられたア−ム29が時計方向に回動する。このア−
ム29にはピン30が取り付けられており、このピン3
0は長孔24を介して出没している。
5の回転軸の回転はスクリュ−ナット26にねじ込まれ
たねじ27の回転に伝達される。このねじ27の回転に
よりねじ27が矢印方向に出没すると、ロッド28が時
計方向に回転し、これに伴ないロッド28の先端に取り
付けられたア−ム29が時計方向に回動する。このア−
ム29にはピン30が取り付けられており、このピン3
0は長孔24を介して出没している。
【0013】つまり、モ−タ25が回転してねじ27が
矢印方向に出没してくると、ロッド28が図示のように
時計方向に回動し、ア−ム29も時計方向に回動し、ピ
ン30を介してリンク23が反時計方向に回動し、サイ
ドサポ−ト用フレ−ム21bが図示のように反時計方向
に回動し、連結棒22が図示のように矢印方向に移動
し、サイドサポ−ト用フレ−ム21aが図示のように時
計方向に回動することによって、サイドサポ−ト用フレ
−ム21aと21bとの挟み角が閉じる方向に回動し、
サイドサポ−ト14aと14bとの挟み角が閉じる方向
に作動する。
矢印方向に出没してくると、ロッド28が図示のように
時計方向に回動し、ア−ム29も時計方向に回動し、ピ
ン30を介してリンク23が反時計方向に回動し、サイ
ドサポ−ト用フレ−ム21bが図示のように反時計方向
に回動し、連結棒22が図示のように矢印方向に移動
し、サイドサポ−ト用フレ−ム21aが図示のように時
計方向に回動することによって、サイドサポ−ト用フレ
−ム21aと21bとの挟み角が閉じる方向に回動し、
サイドサポ−ト14aと14bとの挟み角が閉じる方向
に作動する。
【0014】一方、モ−タ25が上述した回転方向と逆
方向に回転した場合には、各部の動きは図示の矢印と逆
方向に作動し、サイドサポ−ト14aと14bとの挟み
角が開く方向に作動する。
方向に回転した場合には、各部の動きは図示の矢印と逆
方向に作動し、サイドサポ−ト14aと14bとの挟み
角が開く方向に作動する。
【0015】なお、図3において破線Aで示した位置が
サイドサポ−ト14bの基準位置である。また、破線B
で示した位置がサイドサポ−ト14bの最も開いた位置
であり、乗降時にこの位置に制御される。さらに、破線
Cで示した位置がサイドサポ−ト14bの最も閉じた位
置であり、車速が極めて高いときや高い横Gを伴う旋回
時等にこの位置に制御される。
サイドサポ−ト14bの基準位置である。また、破線B
で示した位置がサイドサポ−ト14bの最も開いた位置
であり、乗降時にこの位置に制御される。さらに、破線
Cで示した位置がサイドサポ−ト14bの最も閉じた位
置であり、車速が極めて高いときや高い横Gを伴う旋回
時等にこの位置に制御される。
【0016】次に、図1を参照してファジ−制御を用い
たシ−ト制御装置のシステム構成図について説明する。
図1において、31は車体に加わる前後方向の加速度
(前後G)を検出する前後Gセンサ、32は車体に加わ
る横Gを検出する横Gセンサ、33は車速Vを検出する
車速センサ、34はスロットル開度θthを検出するスロ
ットル開度センサ、35はブレ−キペダル(図示しな
い)の踏み込みを検出するブレ−キスイッチ、36はハ
ンドルの操舵角θh を検出するためのハンドル角セン
サ、37はエンジン回転数Reを検出するエンジン回転
数センサである。各センサ31〜34,36,37及び
ブレ−キスイッチ35の検出信号はファジ−コントロ−
ラ37に入力される。
たシ−ト制御装置のシステム構成図について説明する。
図1において、31は車体に加わる前後方向の加速度
(前後G)を検出する前後Gセンサ、32は車体に加わ
る横Gを検出する横Gセンサ、33は車速Vを検出する
車速センサ、34はスロットル開度θthを検出するスロ
ットル開度センサ、35はブレ−キペダル(図示しな
い)の踏み込みを検出するブレ−キスイッチ、36はハ
ンドルの操舵角θh を検出するためのハンドル角セン
サ、37はエンジン回転数Reを検出するエンジン回転
数センサである。各センサ31〜34,36,37及び
ブレ−キスイッチ35の検出信号はファジ−コントロ−
ラ37に入力される。
【0017】このファジ−コントロ−ラ38は例えば1
チップマイクロコンピュ−タにより構成されており、入
力値に対するグレ−ドの算出、後件部メンバシップ関数
の合成、メンバシップ関数の重心演算を伴うファジ−推
論機能を有する他、各種演算機能(スロットル開度セン
サ34からの検出信号θthよりアクセル操作頻度、アク
セル開度変化量を算出する演算機能、車速センサ33か
らの検出信号Vより車速変化量を算出する演算機能、エ
ンジン回転数センサ37からの検出信号Reよりエンジ
ン回転数変化量を算出する演算機能、ファジ−推論され
た緊張度の頻度を演算する緊張度頻度演算機能、ファジ
−推論された緊張度の変化量を演算する緊張度頻度演算
機能)を有する。
チップマイクロコンピュ−タにより構成されており、入
力値に対するグレ−ドの算出、後件部メンバシップ関数
の合成、メンバシップ関数の重心演算を伴うファジ−推
論機能を有する他、各種演算機能(スロットル開度セン
サ34からの検出信号θthよりアクセル操作頻度、アク
セル開度変化量を算出する演算機能、車速センサ33か
らの検出信号Vより車速変化量を算出する演算機能、エ
ンジン回転数センサ37からの検出信号Reよりエンジ
ン回転数変化量を算出する演算機能、ファジ−推論され
た緊張度の頻度を演算する緊張度頻度演算機能、ファジ
−推論された緊張度の変化量を演算する緊張度頻度演算
機能)を有する。
【0018】また、このファジ−コントロ−ラ38は、
図5に示すように横G,車速,アクセル操作頻度,アク
セル開度を入力値とする三角形のメンバシップ関数、図
6に示すように前後G、車速変化量、アクセル開度変化
量、エンジン回転数変化量、視覚緊張度(平衡感覚緊張
度)を入力値とする三角形のメンバシップ関数を記憶し
ている。なお、視覚緊張度(平衡感覚緊張度)を入力値
とする場合にはカッコ書きした7段階のメンバシップ関
数となる。
図5に示すように横G,車速,アクセル操作頻度,アク
セル開度を入力値とする三角形のメンバシップ関数、図
6に示すように前後G、車速変化量、アクセル開度変化
量、エンジン回転数変化量、視覚緊張度(平衡感覚緊張
度)を入力値とする三角形のメンバシップ関数を記憶し
ている。なお、視覚緊張度(平衡感覚緊張度)を入力値
とする場合にはカッコ書きした7段階のメンバシップ関
数となる。
【0019】さらに、ファジ−コントロ−ラ38は図7
に示すように制御量(視覚緊張度,平衡感覚緊張度,視
覚緊張度及び平衡感覚緊張度を合成した緊張度)を出力
値とする三角形のメンバシップ関数、図8に示すように
モ−タの作動速度を出力値とする三角形のメンバシップ
関数を記憶している。さらに、ファジ−コントロ−ラ3
8は図17乃至図24に示すル−ルを記憶すると共に、
図14に示すように体圧を緊張度に変換する特性図を記
憶している。
に示すように制御量(視覚緊張度,平衡感覚緊張度,視
覚緊張度及び平衡感覚緊張度を合成した緊張度)を出力
値とする三角形のメンバシップ関数、図8に示すように
モ−タの作動速度を出力値とする三角形のメンバシップ
関数を記憶している。さらに、ファジ−コントロ−ラ3
8は図17乃至図24に示すル−ルを記憶すると共に、
図14に示すように体圧を緊張度に変換する特性図を記
憶している。
【0020】また、39は乗員の体圧Pを検出する体圧
センサ、40はサイドサポ−ト14bの位置(サイドサ
ポ−ト14aと14bとの挟み角θ)を検出するサポ−
ト位置センサである。これら体圧センサ39及びサポ−
ト位置センサ40の検出信号p,θはファジ−コントロ
−ラ38に入力される。
センサ、40はサイドサポ−ト14bの位置(サイドサ
ポ−ト14aと14bとの挟み角θ)を検出するサポ−
ト位置センサである。これら体圧センサ39及びサポ−
ト位置センサ40の検出信号p,θはファジ−コントロ
−ラ38に入力される。
【0021】ファジ−コントロ−ラ38にはインタフェ
−ス41が接続されている。ファジ−コントロ−ラ38
で推論されたモ−タ25の制御方向信号d及び作動速度
信号vはインタフェ−ス41に出力される。このインタ
フェ−ス41はモ−タ25を正転、逆転するためのリレ
−を内蔵しているもので、入力される制御方向信号dに
応じて内蔵したリレ−を選択駆動してモ−タ25を正転
あるいは逆転制御し、サイドサポ−ト14aと14bと
の挟み角θを閉じる方向あるいは開く方向に制御する。
また、インタフェ−ス41にはモ−タ25に供給する電
圧を可変する電圧可変回路(図示しない)を備え、この
電圧可変回路により作動速度vに応じてモ−タ25に供
給する電圧が可変制御され、作動速度vに応じてサイド
サポ−ト14aと14bとの挟み角θを閉じる方向ある
いは開く方向に移動する作動速度が制御される。次に、
上記のように構成された本発明の一実施例の動作につい
て説明する。
−ス41が接続されている。ファジ−コントロ−ラ38
で推論されたモ−タ25の制御方向信号d及び作動速度
信号vはインタフェ−ス41に出力される。このインタ
フェ−ス41はモ−タ25を正転、逆転するためのリレ
−を内蔵しているもので、入力される制御方向信号dに
応じて内蔵したリレ−を選択駆動してモ−タ25を正転
あるいは逆転制御し、サイドサポ−ト14aと14bと
の挟み角θを閉じる方向あるいは開く方向に制御する。
また、インタフェ−ス41にはモ−タ25に供給する電
圧を可変する電圧可変回路(図示しない)を備え、この
電圧可変回路により作動速度vに応じてモ−タ25に供
給する電圧が可変制御され、作動速度vに応じてサイド
サポ−ト14aと14bとの挟み角θを閉じる方向ある
いは開く方向に移動する作動速度が制御される。次に、
上記のように構成された本発明の一実施例の動作につい
て説明する。
【0022】まず、視覚緊張度について説明する。視覚
緊張度とは混雑度(単調度)、道路勾配、加減速意志等
の環境に応じて変化する視覚的緊張の度合を示すもので
ある。
緊張度とは混雑度(単調度)、道路勾配、加減速意志等
の環境に応じて変化する視覚的緊張の度合を示すもので
ある。
【0023】例えば、車両前方が混雑している場合や道
路勾配が下り坂の場合や道路状況変化に対応するために
急激なアクセル操作をするほど、エンジンブレ−キをき
かせるほど視覚緊張度が高くなる。車両前方が混雑して
いる度合(混雑度)は混雑していれば、アクセルの操作
頻度が多くなるので、図9に示すように車速とアクセル
操作頻度から視覚緊張度を推論可能である。このファジ
−推論のためのル−ルを図17に示す。
路勾配が下り坂の場合や道路状況変化に対応するために
急激なアクセル操作をするほど、エンジンブレ−キをき
かせるほど視覚緊張度が高くなる。車両前方が混雑して
いる度合(混雑度)は混雑していれば、アクセルの操作
頻度が多くなるので、図9に示すように車速とアクセル
操作頻度から視覚緊張度を推論可能である。このファジ
−推論のためのル−ルを図17に示す。
【0024】また、道路勾配が下り坂の場合には、アク
セルペダルを戻しているのに車速が増加するので、図1
0に示すようにアクセル開度と車速変化量から視覚緊張
度を推論可能である。このファジ−推論のためのル−ル
を図18に示す。
セルペダルを戻しているのに車速が増加するので、図1
0に示すようにアクセル開度と車速変化量から視覚緊張
度を推論可能である。このファジ−推論のためのル−ル
を図18に示す。
【0025】さらに、加減速意志はアクセルペダルの踏
み込み/戻し変化量により増減するので、図11に示す
ようにアクセル開度変化量と車速から視覚緊張度を推論
可能である(図9〜図11中、大,中,小は視覚緊張度
を示す)。このファジ−推論のためのル−ルを図19に
示す。
み込み/戻し変化量により増減するので、図11に示す
ようにアクセル開度変化量と車速から視覚緊張度を推論
可能である(図9〜図11中、大,中,小は視覚緊張度
を示す)。このファジ−推論のためのル−ルを図19に
示す。
【0026】さらに、エンジンブレ−キは、エンジン回
転数変化量が大きいほど大きい。このため、エンジン回
転数変化量に基づいてエンジンブレ−キの視覚緊張度を
推論可能である。このファジ−推論のためのル−ルを図
20に示す。
転数変化量が大きいほど大きい。このため、エンジン回
転数変化量に基づいてエンジンブレ−キの視覚緊張度を
推論可能である。このファジ−推論のためのル−ルを図
20に示す。
【0027】次に、平衡感覚緊張度について説明する。
平衡感覚緊張度とは車両の運動に伴い発生するG成分に
応じて発生する平衡感覚緊張の度合を示すものである。
つまり、横Gや前後Gが大きいほど平衡感覚緊張度は高
くなる。このため、横Gや前後Gから平衡感覚緊張度を
推論可能である。横Gから平衡感覚緊張度をファジ−推
論するためのル−ルを図21に示し、前後Gから平衡感
覚緊張度をファジ−推論するためのル−ルを図22に示
す。
平衡感覚緊張度とは車両の運動に伴い発生するG成分に
応じて発生する平衡感覚緊張の度合を示すものである。
つまり、横Gや前後Gが大きいほど平衡感覚緊張度は高
くなる。このため、横Gや前後Gから平衡感覚緊張度を
推論可能である。横Gから平衡感覚緊張度をファジ−推
論するためのル−ルを図21に示し、前後Gから平衡感
覚緊張度をファジ−推論するためのル−ルを図22に示
す。
【0028】まず、ファジ−コントロ−ラ38は横Gセ
ンサ32で検出された横G、車速センサ33で検出され
た車速V、スロットル開度センサ34で検出されたアク
セル開度、このアクセル開度θthに基づいて算出された
アクセル操作頻度を図5のメンバシップ関数の入力値と
し、横G、車速V、アクセル開度、アクセル操作頻度の
グレ−ドを求める。
ンサ32で検出された横G、車速センサ33で検出され
た車速V、スロットル開度センサ34で検出されたアク
セル開度、このアクセル開度θthに基づいて算出された
アクセル操作頻度を図5のメンバシップ関数の入力値と
し、横G、車速V、アクセル開度、アクセル操作頻度の
グレ−ドを求める。
【0029】さらに、ファジ−コントロ−ラ38は前後
Gセンサ31で検出された前後G、車速センサ33で検
出された車速Vに基づいて算出された車速変化量、スロ
ットル開度センサ34で検出されたアクセル開度θの時
間的変化量であるアクセル開度変化量、エンジン回転数
センサ37で検出されたエンジン回転数に基づいて算出
されたエンジン回転数変化量を図6のメンバシップ関数
に入力値とし、前後G、車速変化量、アクセル開度変化
量、エンジン回転数変化量のグレ−ドを求める。
Gセンサ31で検出された前後G、車速センサ33で検
出された車速Vに基づいて算出された車速変化量、スロ
ットル開度センサ34で検出されたアクセル開度θの時
間的変化量であるアクセル開度変化量、エンジン回転数
センサ37で検出されたエンジン回転数に基づいて算出
されたエンジン回転数変化量を図6のメンバシップ関数
に入力値とし、前後G、車速変化量、アクセル開度変化
量、エンジン回転数変化量のグレ−ドを求める。
【0030】そして、ファジ−コントロ−ラ38は図1
7に示した16のル−ル(混雑度)、図18に示した1
0のル−ル(路面勾配)、図19に示した19のル−ル
(加減速意志)、図20に示した20のル−ル(エンジ
ンブレ−キ)の各ル−ルに対する適合度をmin 演算法に
より求める。そして、各ル−ルの適合度を基に出力集合
を求め、該当するすべてのル−ルの出力集合をmax 演算
法により求める。そして、その出力集合の重心を重心演
算法により求め、それを視覚緊張度としてファジ−推論
している。
7に示した16のル−ル(混雑度)、図18に示した1
0のル−ル(路面勾配)、図19に示した19のル−ル
(加減速意志)、図20に示した20のル−ル(エンジ
ンブレ−キ)の各ル−ルに対する適合度をmin 演算法に
より求める。そして、各ル−ルの適合度を基に出力集合
を求め、該当するすべてのル−ルの出力集合をmax 演算
法により求める。そして、その出力集合の重心を重心演
算法により求め、それを視覚緊張度としてファジ−推論
している。
【0031】また、ファジ−コントロ−ラ38は図21
に示した16のル−ル(横G)、図22に示した28の
ル−ル(前後G)の各ル−ルの適合度をmin 演算法によ
り求める。そして、各ル−ルの適合度を基に出力集合を
求め、該当するすべてのル−ルの出力集合をmax 演算法
により求める。そして、その出力集合の重心を重心演算
法により求め、それを平衡感覚緊張度としてファジ−推
論している。このようにして、視覚緊張度及び平衡感覚
緊張度がファジ−推論される。
に示した16のル−ル(横G)、図22に示した28の
ル−ル(前後G)の各ル−ルの適合度をmin 演算法によ
り求める。そして、各ル−ルの適合度を基に出力集合を
求め、該当するすべてのル−ルの出力集合をmax 演算法
により求める。そして、その出力集合の重心を重心演算
法により求め、それを平衡感覚緊張度としてファジ−推
論している。このようにして、視覚緊張度及び平衡感覚
緊張度がファジ−推論される。
【0032】次に、ファジ−コントロ−ラ38は視覚緊
張度及び平衡感覚緊張度を図6のメンバシップ関数の入
力値とし、視覚緊張度と平衡感覚緊張度のグレ−ドを求
める。
張度及び平衡感覚緊張度を図6のメンバシップ関数の入
力値とし、視覚緊張度と平衡感覚緊張度のグレ−ドを求
める。
【0033】そして、図23の49のル−ルの各ル−ル
に対する適合度をmin 演算法により求める。そして、各
ル−ルの適合度を基に出力集合を求め、該当するすべて
のル−ルの出力集合をmax 演算法により求める。そし
て、その出力集合の重心を重心演算法により求め、それ
を緊張度としてファジ−推論している。この緊張度が視
覚緊張度及び平衡感覚緊張度を考慮した緊張度である。
に対する適合度をmin 演算法により求める。そして、各
ル−ルの適合度を基に出力集合を求め、該当するすべて
のル−ルの出力集合をmax 演算法により求める。そし
て、その出力集合の重心を重心演算法により求め、それ
を緊張度としてファジ−推論している。この緊張度が視
覚緊張度及び平衡感覚緊張度を考慮した緊張度である。
【0034】そして、体圧センサ38からの検出信号p
はファジ−コントロ−ラ38に入力され、図16の特性
図が参照されて体圧が緊張度に変換される。この変換さ
れた緊張度がファジ−推論された緊張度より小さけれ
ば、挟み角θを閉じる方向に制御すべく制御方向信号d
が出力され、モ−タ25が正転制御される。一方、変換
された緊張度がファジ−推論された緊張度より大きけれ
ば、挟み角θを開く方向に制御すべく制御方向信号dが
出力され、モ−タ25が逆転される。
はファジ−コントロ−ラ38に入力され、図16の特性
図が参照されて体圧が緊張度に変換される。この変換さ
れた緊張度がファジ−推論された緊張度より小さけれ
ば、挟み角θを閉じる方向に制御すべく制御方向信号d
が出力され、モ−タ25が正転制御される。一方、変換
された緊張度がファジ−推論された緊張度より大きけれ
ば、挟み角θを開く方向に制御すべく制御方向信号dが
出力され、モ−タ25が逆転される。
【0035】ところで、モ−タ25の回転速度は前述し
たファジ−推論された緊張度の頻度と緊張度変化量を入
力値としてファジ−推論されている。つまり、前述した
ファジ−推論された緊張度の頻度(緊張度頻度)及び緊
張度の時間的変化量(緊張度変化量)はファジ−コント
ロ−ラ38で算出され、これら緊張度頻度及び緊張度変
化量を図5のメンバシップ関数の入力値とし、緊張度頻
度及び緊張度変化量のグレ−ドを求める。そして、図2
4の16のル−ルの各ル−ルに対する適合度をmin 演算
法により求める。そして、各ル−ルの適合度を基に出力
集合を求め、該当するすべてのル−ルの出力集合をmax
演算法により求める。そして、その出力集合の重心を重
心演算法により求め、それをモ−タ25の作動速度vと
してファジ−推論している。
たファジ−推論された緊張度の頻度と緊張度変化量を入
力値としてファジ−推論されている。つまり、前述した
ファジ−推論された緊張度の頻度(緊張度頻度)及び緊
張度の時間的変化量(緊張度変化量)はファジ−コント
ロ−ラ38で算出され、これら緊張度頻度及び緊張度変
化量を図5のメンバシップ関数の入力値とし、緊張度頻
度及び緊張度変化量のグレ−ドを求める。そして、図2
4の16のル−ルの各ル−ルに対する適合度をmin 演算
法により求める。そして、各ル−ルの適合度を基に出力
集合を求め、該当するすべてのル−ルの出力集合をmax
演算法により求める。そして、その出力集合の重心を重
心演算法により求め、それをモ−タ25の作動速度vと
してファジ−推論している。
【0036】この作動速度信号vはインタフェ−ス41
に出力される。このインタフェ−ス41はこの作動速度
信号vに応じて電圧可変回路からモ−タ25に供給する
電圧を可変している。つまり、緊張度の変化が大きいほ
ど作動速度は速く制御される。
に出力される。このインタフェ−ス41はこの作動速度
信号vに応じて電圧可変回路からモ−タ25に供給する
電圧を可変している。つまり、緊張度の変化が大きいほ
ど作動速度は速く制御される。
【0037】以上のように視覚緊張度及び平衡感覚緊張
度をそれぞれファジ−推論と、これらファジ−推論され
た視覚緊張度及び平衡感覚緊張度とから緊張度をファジ
−推論し、この緊張度に応じてシ−トのサイドサポ−ト
14aと14bとの挟み角θ及びその際の作動速度を制
御するようにしたので、ドライバの意志に合ったサイド
サポ−ト位置を制御することができる。なお、上記実施
例では図17のル−ルはアクセル操作頻度を前件部とし
たが、ブレ−キ操作頻度としても良い。さらに、緊張度
変化量及び緊張度頻度からモ−タ25の作動速度をファ
ジ−推論するようにしたが、図15の特性図から作動速
度を求めるようにしても良い。
度をそれぞれファジ−推論と、これらファジ−推論され
た視覚緊張度及び平衡感覚緊張度とから緊張度をファジ
−推論し、この緊張度に応じてシ−トのサイドサポ−ト
14aと14bとの挟み角θ及びその際の作動速度を制
御するようにしたので、ドライバの意志に合ったサイド
サポ−ト位置を制御することができる。なお、上記実施
例では図17のル−ルはアクセル操作頻度を前件部とし
たが、ブレ−キ操作頻度としても良い。さらに、緊張度
変化量及び緊張度頻度からモ−タ25の作動速度をファ
ジ−推論するようにしたが、図15の特性図から作動速
度を求めるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、車
両の挙動に応じたファジ−制御に加えて混雑度や道路勾
配や加減速意志に応じたフアジ−制御を行うことにより
ドライバの意志に合ったサイドサポ−ト位置を制御する
ことができるファジ−制御を用いたシ−ト制御装置を提
供することができる。
両の挙動に応じたファジ−制御に加えて混雑度や道路勾
配や加減速意志に応じたフアジ−制御を行うことにより
ドライバの意志に合ったサイドサポ−ト位置を制御する
ことができるファジ−制御を用いたシ−ト制御装置を提
供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係わるファジ−制御を用い
たシ−ト制御装置の全体的構成図。
たシ−ト制御装置の全体的構成図。
【図2】シ−トを示す斜視図。
【図3】シ−トのサイドフレ−ムの構成を示す図。
【図4】シ−トのサイドフレ−ムを移動させるモ−タの
周辺機構を示す斜視図。
周辺機構を示す斜視図。
【図5】同実施例に係わる第1のメンバシップ関数を示
す図。
す図。
【図6】同実施例に係わる第2のメンバシップ関数を示
す図。
す図。
【図7】同実施例に係わる第3のメンバシップ関数を示
す図。
す図。
【図8】同実施例に係わる第4のメンバシップ関数を示
す図。
す図。
【図9】車速及びアクセル操作頻度と道路の混雑度との
対応関係を示す図。
対応関係を示す図。
【図10】車速変化量及びアクセル開度と道路勾配との
対応関係を示す図。
対応関係を示す図。
【図11】車速及びアクセル変化量と加減速意志との対
応関係を示す図。
応関係を示す図。
【図12】車速及び横Gと平衡感覚緊張度との対応関係
を示す図。
を示す図。
【図13】車速及び前後Gと平衡感覚緊張度との対応関
係を示す図。
係を示す図。
【図14】緊張頻度と緊張変化量が負のときとモ−タの
作動速度との対応ル−ルを示す図。
作動速度との対応ル−ルを示す図。
【図15】緊張変化量が正のとき及び作動速度との対応
ル−ルを示す図。
ル−ルを示す図。
【図16】緊張度と体圧とのフィ−ドバックル−ルを示
す図。
す図。
【図17】車速及びアクセル操作頻度と視覚緊張度との
関係を示すル−ルを示すマトリクス図。
関係を示すル−ルを示すマトリクス図。
【図18】車速変化量及びアクセル開度と視覚緊張度と
の関係を示すル−ルを示す図。
の関係を示すル−ルを示す図。
【図19】車速及びアクセル変化量と視覚緊張との関係
を示すル−ルを示す図。
を示すル−ルを示す図。
【図20】エンジン回転数変化量と視覚緊張との関係を
示すル−ルを示す図。
示すル−ルを示す図。
【図21】横G及び車速に対する平衡感覚緊張との関係
を示すル−ルを示す図。
を示すル−ルを示す図。
【図22】前後G及び車速と平衡感覚緊張との関係を示
すル−ルを示す図。
すル−ルを示す図。
【図23】視覚緊張と平衡感覚緊張とからサイドサポ−
ト制御量をファジ−推論するル−ルを示す図。
ト制御量をファジ−推論するル−ルを示す図。
【図24】緊張度頻度と緊張度変化量とからモ−タの作
動速度をファジ−推論するル−ルを示す図。
動速度をファジ−推論するル−ルを示す図。
31…前後Gセンサ、32…横Gセンサ、33…車速セ
ンサ、34…スロットル開度センサ、35…ブレ−キス
イッチ、36…ハンドル角センサ、37…エンジン回転
数センサ、38…ファジ−コントロ−ラ、39…体圧セ
ンサ、40…サポ−ト位置センサ。
ンサ、34…スロットル開度センサ、35…ブレ−キス
イッチ、36…ハンドル角センサ、37…エンジン回転
数センサ、38…ファジ−コントロ−ラ、39…体圧セ
ンサ、40…サポ−ト位置センサ。
Claims (1)
- 【請求項1】 サイドサポ−トの挟み角度が制御可能な
シ−トと、 乗員の視覚緊張度をファジ−推論する第1のファジ−推
論手段と、 乗員の平行感覚緊張度をファジ−推論する第2のファジ
−推論手段と、 上記第1のファジ−推論手段でファジ−推論された視覚
緊張度及び上記第2のファジ−推論手段でファジ−推論
された平衡感覚緊張度とから乗員の緊張度をファジ−推
論する第3のファジ−推論手段と、 上記第3のファジ−推論手段でファジ−推論された乗員
の緊張度に応じて上記シ−トの挟み角を制御するシ−ト
制御手段とを具備したことを特徴とするファジ−制御を
用いたシ−ト制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13946492A JPH05329036A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | ファジ−制御を用いたシ−ト制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13946492A JPH05329036A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | ファジ−制御を用いたシ−ト制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05329036A true JPH05329036A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15245846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13946492A Withdrawn JPH05329036A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | ファジ−制御を用いたシ−ト制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05329036A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006116192A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用シート装置および車両用シートの乗員動作補助方法。 |
JP2007038704A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用運転姿勢調整装置及び車両用運転姿勢調整方法 |
JP2007055411A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 |
JP2007176425A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Toyota Motor Corp | 車両制御装置 |
JP2007314163A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-12-06 | Nissan Motor Co Ltd | 運転者感覚調整装置 |
JP2008049837A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Toyota Motor Corp | 車両用シート制御装置 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13946492A patent/JPH05329036A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006116192A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用シート装置および車両用シートの乗員動作補助方法。 |
JP4496917B2 (ja) * | 2004-10-25 | 2010-07-07 | 日産自動車株式会社 | 車両用シート装置および車両用シートの乗員動作補助方法。 |
JP2007038704A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用運転姿勢調整装置及び車両用運転姿勢調整方法 |
JP2007055411A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 |
JP2007176425A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Toyota Motor Corp | 車両制御装置 |
JP2007314163A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-12-06 | Nissan Motor Co Ltd | 運転者感覚調整装置 |
JP2008049837A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Toyota Motor Corp | 車両用シート制御装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |