JPH053285A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH053285A
JPH053285A JP15326591A JP15326591A JPH053285A JP H053285 A JPH053285 A JP H053285A JP 15326591 A JP15326591 A JP 15326591A JP 15326591 A JP15326591 A JP 15326591A JP H053285 A JPH053285 A JP H053285A
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JP
Japan
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basic
master slice
region
chips
chip
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15326591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Naruishi
正明 成石
Osamu Oba
收 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP15326591A priority Critical patent/JPH053285A/ja
Publication of JPH053285A publication Critical patent/JPH053285A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マスタースライス方式の半導体装置において、
無駄なスペースを発生させず、これにより集積度を向上
させる。 【構成】多数の基本マスタースライスチップ間を埋める
ように多数の論理演算用基本セルを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスタースライス方式
の半導体装置に関し、特に個々の客先の仕様に合せた配
線を行う前の多数の基本マスタースライスチップがウエ
ハ上に形成された状態の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、客先からの要求に迅速に対処する
こと等のために、LSIの設計、製造上大きなウェイト
を占める拡散処理までを画一的に処理しておき、その後
の回路配線のみを品種毎に行うマスタースライス方式が
採用されてきている。このマスタースライス方式は、開
発期間の短縮化、開発費用の低減化に役立ち、さらに標
準化により自動化を促進することができ、また開発品種
の特性を的確に予測することができる等の長所を有す
る。
【0003】図3は、多数の基本マスタースライスチッ
プが形成されたウエハを表わした模式図、図4は、図3
に示す基本マスタースライスチップ4個分を拡大して示
した従来方法の模式図である。図3に示すように、ウエ
ハ2上に、図に破線で示す縦横の多数のスクライブ予定
線4a,4bで囲まれた各升目内に1つずつ基本マスタ
ースライスチップ6が形成されている。これらの各基本
マスタースライスチップ6は、図4に示すように、多数
の論理演算用の基本セルが形成された第一の領域61と
該第一の領域61を取り巻くように多数の入力用セル及
び/又は出力用セル(以下、単に「入出力用セル」と称
する)が形成された第二の領域62から形成されてい
る。ここで、互いに隣接する基本マスタースライスチッ
プ6の間には、回路配線に際し入出力用セルと接続され
る導体パッドを形成するため、およびその後スクライブ
するための間隙8が設けられている。
【0004】図5、図6は、図3に示すウエハに回路配
線を行い、さらにスクライブを行った後の半導体チップ
の模式図である。図5に示すように、各基本マスタース
ライスチップは図中には図示していないが領域61と6
2に回路配線が施されるとともに領域62の周囲に外部
回路との接続のためのパッド63が形成され、ダイシン
グ(スクライブ)される。
【0005】ここで、このマスタースライス方式におい
ては回路配線より前の工程までは個々の品種によらずあ
らかじめ製作されるものであるため、論理演算用基本セ
ルの数、入出力用基本セルの数等が固定され、したがっ
て論理演算用基本セルが少なくて済む品種、複雑な論理
演算を行う必要のある品種等を想定して、例えば400
ゲート用、800ゲート用、2000ゲート用、…とい
った多数種類の基本マスタースライスチップを準備して
おく必要がある。このため汎用性を目的としたマスター
スライス方式の長所が一部殺がれる結果となってしまっ
ている。
【0006】この問題を解決するために、多数の基本セ
ルを必要とする場合は複数の基本マスタースライスチッ
プを用いることが提案されている(特開昭58−784
7号公報参照)。図6はその一例であり、4個の基本マ
スタースライスチップが用いられており、各基本マスタ
ースライスチップ内に回路配線(図示せず)を施すとと
もに複数の基本マスタースライスチップに跨る回路配線
64を施し、さらにこれら複数の基本マスタースライス
チップの周囲にパッド63が配置されている。
【0007】このように、論理演算用基本セルが配置さ
れた第一の領域61とそのまわりに入出力用セルが形成
された第二の領域62とからなる基本マスタースライス
チップを1つもしくは複数用いることにより、品種によ
り必要とする基本セルの数が異なっても、これにある程
度対処することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の場合、
基本マスタースライスチップは図5に示すように1個の
みを用いる場合もあるため各基本マスタースライスチッ
プの周囲にはパッド63やスクライブのためのスペース
が必要となり、したがって各基本マスタースライスチッ
プは図4に示すように間隙8を有するように形成されて
いる必要がある。ところがこの場合図6に示すように複
数の基本マスタースライスチップを用いるとこれら複数
の基本マスタースライスチップに挾まれた間隙8は単に
回路配線64のみが配置される無駄なスペースとなって
しまい、回路規模に比してチップ面積が増大化しすぎて
しまう結果となる。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、複数の基本マ
スタースライスチップを用いて回路を形成する場合であ
っても図6に示すような無駄な領域を生じることがな
く、したがって集積度が向上されたマスタースライス方
式の半導体装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体装置は、マスタースライス方式の半導
体装置において、多数の論理演算用基本セルが形成され
た第一の領域と該第一の領域を取り巻くように多数の入
力用セル及び/又は出力用セルが形成された第二の領域
とからなる基本マスタースライスチップがウエハ上に多
数配列され、これら多数の基本マスタースライスチップ
の間を埋めるように多数の論理演算用基本セルが形成さ
れてなることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】複数の基本マスタースライスチップの間の間隙
8は、図4に示すように、通常はパッド63の配置スペ
ースやスクライブのためのスペースとして空けられてい
るが、仮にこの間隙に基本セルが存在していたとしても
この基本セルを使用しなければ、この基本セル上にパッ
ドを配置することに何ら差し支えはない。またスクライ
ブライン上に基本セルがあっても、スクライブにより、
このスクライブライン上およびその近傍に形成された基
本セルが使用不能となったとしても、この基本セルと他
の領域に形成された基本セルとのウェル等が互いに分離
して形成されていれば該他の領域に形成された基本セル
まで使用不能となることはない。
【0012】本発明は、この点に着目することにより完
成されたものであり、ウエハ上に配置された多数の基本
マスタースライスチップの間を埋めるように多数の論理
演算用基本セルを形成したため、スクライブされたりパ
ッドが配置されたりしない場合はその論理演算用基本セ
ルを論理演算用に使用することができ、したがって無駄
なスペースがなくなり集積度が向上することとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の一実施例に係る半導体装置の、基本マス
タースライスチップ4個分を表わした模式図、図2は、
この4個の基本マスタースライスチップを用いて回路配
線、スクライブを行って得た半導体チップの模式図であ
る。
【0014】図6に示すように多数の論理演算用基本セ
ルが形成された第一の領域61と、その第一の領域61
を取巻くように入出力用基本セルが形成された第二の領
域62とからなる多数の基本マスタースライスチップ6
の間隙8を埋めるように、第一の領域61に形成された
論理演算用基本セルと同様な論理演算用基本セルが形成
されている。この場合に、この基本マスタースライスチ
ップ6を1個のみ用いて回路配線、スクライブを行って
半導体チップを形成した場合は、入出力用基本セルが形
成された第二の領域62の周囲の論理演算用基本セルの
上にパッドが形成され、またスクライブライン上の論理
演算用基本セルがスクライブされ、これにより図5と同
様の半導体チップが形成されることとなる。またこの基
本マスタースライスチップ6を例えば4個用いて回路配
線、スクライブを行って半導体チップを領域した場合
は、図2に示すようにこのチップの周囲の領域にはパッ
ド63が配置され、またスクライブライン上の基本チッ
プと同一のウェル内に形成された基本セルの領域であっ
て使用不能となるが、この半導体チップ上の複数の基本
マスタースライスチップに挾まれた領域に形成された論
理演算基本チップは論理演算用として使用され、したが
って、従来(図4参照)と比べ同じチップ面積でより多
くの基本セルを用いた複雑な論理演算を行うことができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
は、ウエハ上に配列された多数の基本マスタースライス
チップの間を埋めるように多数の論理演算用基本セルが
形成されているため、無駄なスペースがなく、集積度が
大幅に向上されたマスタースライス方式の半導体装置と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体装置の、基本マ
スタースライスチップ4個分を表わした模式図である。
【図2】図1に示す4個の基本マスタースライスチップ
を用いて回路配線、スクライブを行って得た半導体チッ
プの模式図である。
【図3】多数の基本マスタースライスチップが形成され
たウエハを表わした模式図である。
【図4】図3に示す基本マスタースライスチップ4個分
を拡大して示した従来方法の模式図である。
【図5】図3に示すウエハに回路配線を行い、さらにス
クライブを行った後の、基本マスタースライスチップ1
個で形成された半導体チップの模式図である。
【図6】図3に示すウエハに回路配線を行い、さらにス
クライブを行った後の、基本マスタースライスチップ4
個で形成された半導体チップの従来方法の模式図であ
る。
【符号の説明】
2 ウエハ 4a,4b スクライブ予定線 6 基本マスタースライスチップ 8 間隙 61 多数の論理演算用基本セルが形成された第一の
領域 62 多数の入出力用基本セルが形成された第二の領
域 63 パッド 64 基本マスタースライスチップに跨る回路配線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 マスタースライス方式の半導体装置にお
    いて、多数の論理演算用基本セルが形成された第一の領
    域と該第一の領域を取り巻くように多数の入力用セル及
    び/又は出力用セルが形成された第二の領域とからなる
    基本マスタースライスチップがウエハ上に多数配列さ
    れ、これら多数の基本マスタースライスチップの間を埋
    めるように多数の論理演算用基本セルが形成されてなる
    ことを特徴とする半導体装置。
JP15326591A 1991-06-25 1991-06-25 半導体装置 Withdrawn JPH053285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15326591A JPH053285A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15326591A JPH053285A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH053285A true JPH053285A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15558681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15326591A Withdrawn JPH053285A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 半導体装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH053285A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005002678A1 (de) * 2005-01-20 2006-08-03 Infineon Technologies Ag Ritzrahmen mit verbesserter Füllroutine
JP2006521684A (ja) * 2002-12-18 2006-09-21 イージック コーポレーション 半導体デバイスの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521684A (ja) * 2002-12-18 2006-09-21 イージック コーポレーション 半導体デバイスの製造方法
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Effective date: 19980903