JPH05327737A - 通信異常監視装置 - Google Patents

通信異常監視装置

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JPH05327737A
JPH05327737A JP4133776A JP13377692A JPH05327737A JP H05327737 A JPH05327737 A JP H05327737A JP 4133776 A JP4133776 A JP 4133776A JP 13377692 A JP13377692 A JP 13377692A JP H05327737 A JPH05327737 A JP H05327737A
Authority
JP
Japan
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communication
master station
data
clock
master
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4133776A
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English (en)
Inventor
Hisaharu Takeuchi
久治 竹内
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2枚の親局基板が同時にマスター局になるよう
な異常な事態を防止し、正常な通信機能を維持する。 【構成】2枚の親局基板がマスター局またはスレーブ局
のいずれかをとり、マスター局のみが通信クロックを送
出し、通信を開始する権利を持つ通信機器において、デ
ータ受信毎にカウントアップするカウンタ21を設けて
おき、このカウンタ21のカウント値に基づいて受信状
態を監視し、その結果、データ受信がなかった場合に
は、2枚の親局基板毎に固有のアドレス情報に従った時
間だけ通信クロックの送出を禁止して、データ伝送路1
01を静観する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント計装等に用い
られる通信異常監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信異常監視回路を図3、図4お
よび図5により説明する。
【0003】図5は複数枚の基板が1本のクロック伝送
路100およびデータ伝送路101を共有するバス型の
通信形態を示している。2枚の親局基板110,111
は、いずれか一方がマスター局、他方がスレーブ局とな
って二重化を構成している。マスター局は、通信クロッ
クをクロック伝送路100に送出し、データ伝送路10
1を通じてスレーブ局または子局基板120,121,
122とデータのやり取りを行なう。
【0004】図3に従来の親局基板112の構成を示
す。親局基板112内のCPU1は、アドレス/データ
バス5を介して通信素子2を制御する。クロック伝送路
100に送出される通信クロックは、クロック発振器3
から送信素子9を通して送出される。クロック送出がで
きるのはマスター親局基板のみであるので、CPU1か
ら出力されるクロック許可信号8と異常検出回路4で検
出された異常検出信号7をOR素子14で1つの信号と
し、送信素子9の制御に用いる。すなわち、クロック許
可信号8が禁止となった場合、または異常が検出された
場合には、通信クロックの送出が禁止される。また、ク
ロック伝送路100に送出される通信クロックは、受信
素子10を介して自身の通信素子2に取り込まれる。な
お、通信素子2において、aはクロック入力端子、bは
データ受信端子、cはデータ送信端子、dは許可信号出
力端子を示す。
【0005】子局およびスレーブ親局に送信されるデー
タは、通信素子2より送信素子11を通して送り出され
る。また、子局およびスレーブ親局から返信されるデー
タは、受信素子12を介して取り込まれる。なお、この
ようなデータの送受信は1本のデータ伝送路101上で
行なわれるため、データの送信時以外は送信許可信号1
3により送信を禁止しておかなければならない。
【0006】ところで、各基板は通信の際に用いるアド
レス情報が必要であり、CPU1はアドレス設定器6よ
り自身に設定されたアドレス情報を読み取る。親局基板
は、このアドレス情報を用いてマスター局かスレーブ局
かを判定する。例えば、読み取ったアドレス情報が
「1」ならばマスター局として、「2」ならばスレーブ
局として動作するように予め決めておくことにより、最
終的にはマスター局となった親局基板が通信クロックを
送出し通信を開始する。
【0007】スレーブ局は、子局基板と同様にマスター
局からデータを受け、且つそれに対し返答しているが、
マスター局からのデータがある一定期間来なければ、マ
スター局の異常と見なし、スレーブ局がマスター局とな
り、クロック送出および通信を始める。
【0008】図4に上述した親局基板のマスター局/ス
レーブ局決定のフローチャートを示す。すなわち、親局
基板は、自身のアドレス情報によりマスター局かスレー
ブ局かを判断し、マスター局であれば、通信クロックを
送出して通信を開始する(ステップB1〜B4)。ここ
で、スレーブ局であった場合、その親局基板は一定時間
マスター局からの通信データを待ち、通信データが来な
ければ、マスター局となって通信クロックを送出して通
信を開始する(ステップB5〜B7)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従
来、スレーブ局はマスター局からの通信データの有無の
みを監視し、もし通信データが受信できなければマスタ
ー局として動作していた。しかしながら、このような方
法では、次に挙げるような問題点があった。
【0010】(1)スレーブ局からマスター局への切換
えは、マスター局からの通信データの有無で判定されて
おり、その判定にかかる待ち時間の設定が重要となる。
待ち時間が短いと、2枚の親局基板がともにマスター局
となって通信クロックを送出し合うので、最終的には通
信が全く不能となる。
【0011】(2)逆に、待ち時間が長いと切換えが遅
れる。これは、通信クロックや通信データが子局基板に
送出されるのが遅れることになるため、子局基板は親局
基板が2枚とも異常であると誤って認識してしまう。
【0012】(3)親局基板が1枚で通信している時、
もう1枚の親局基板をその通信網に挿入した場合におい
て、通常は後から挿入した親局基板の方がスレーブ局と
して動作する。ところが、挿入の過程で、データ伝送路
への接続が遅れたりすると、マスター局からのデータを
受け取れないため、後から挿入した親局基板がマスター
局となり、上記(1)と同様、通信不能となる可能性が
ある。
【0013】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、2枚の親局基板が同時にマスター局になるような
異常な事態を防止し、正常な通信機能を維持する通信異
常監視装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の通信異常監視装
置は、2枚の親局基板と複数枚の子局基板が1本のデー
タ伝送路および1本のクロック伝送路に接続され、上記
2枚の親局基板がマスター局またはスレーブ局のいずれ
かをとり、上記マスター局のみが通信クロックを送出
し、通信を開始する権利を持つ通信機器において、通信
データの受信の有無を監視する通信データ監視手段と、
この通信データ監視手段によって上記通信データの受信
が検出されなかった場合には、上記2枚の親局基板毎に
固有の情報に基づいて、その固有の情報に従った一定の
時間、上記通信クロックの送出を禁止するクロック送出
禁止手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明の通信異常監視装置によれば、親局基板
は通信データを受信しなかった場合には、クロック送出
を止め、データ伝送路を静観することになる。この静観
の結果、通信データを受信できなければ、マスター局と
して再びクロック送出を始める。この場合、復帰までの
時間は、2枚の親局基板毎に固有の情報(アドレス情
報)に応じて決定されるため、2枚の親局基板で異なる
ことになる。したがって、2枚の親局基板が同時にマス
ター局となっても、常に一方の親局基板がマスター局、
他方の親局基板がスレーブ局として復帰する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例に係
る通信異常監視装置を説明する。
【0017】図1は本発明の通信異常監視装置を持つ親
局基板113の構成を示す図である。なお、図1におい
て、図3と同じ部分には同一符号を付し、その説明は省
略するものとする。親局基板113内のCPU1は、通
信素子2を制御してデータの通信を行なう。通信クロッ
クはクロック発振器3より得られるが、そのクロック送
出はマスター局にのみ許される。通信クロックの許可/
禁止信号は、異常検出回路4から得られる異常検出信号
7とCPU1から出力されるクロック許可信号8とから
作られている。データの送信は送信素子11を介して、
またデータの受信は受信素子12を介して行なわれる。
【0018】ここで、同実施例において、本通信異常監
視装置の有する通信データ監視手段は、一例としてカウ
ンタ21とNOT(反転)素子20で構成されている。
カウンタ21の入力端子fはデータ伝送路101に接続
されており、カウンタ21はデータを受信するとカウン
トアップする。この際、自らが送信するデータでカウン
トすると、受信の有無が監視できないので、カウント許
可端子eをNOT素子20に接続し、送信許可信号13
が出ている間はカウンタ21のカウント動作を禁止して
おく。次に、同実施例の動作を説明する。
【0019】図2のフローチャートに示すように、マス
ター親局基板は、子局基板およびスレーブ親局局とデー
タ通信を行なった後(ステップA1)、少なくとも1枚
の基板からデータの受信があったか否かを判定する(ス
テップA2)。その結果、返送がなければ、直ちにクロ
ック送信を停止し(ステップA3)、カウンタ21のカ
ウント値を読み取る(ステップA4)。このカウント値
が進んでいなければ、全く受信できていないことにな
り、予め決められた時間(自身のアドレス情報×一定時
間)だけ待つ(ステップA5)。この場合、2枚の親局
基板はそのアドレス情報が互いに異なるため、その待ち
時間も異なることになる。
【0020】この待ち時間の間に、他からデータを受信
したかどうかを監視するが(ステップA6)、2枚の親
局基板のうち、アドレス情報の小さい方は何も受信せず
にマスター局となり、再度クロック送出およびデータ送
信を始めるが(ステップA7)、アドレスの大きい方は
より長い時間待つため、既にアドレスの小さい方がクロ
ック送出およびデータ送信を開始していることから、ス
レーブ局として動作することになる(ステップA8)。
【0021】このように、データ受信がなかった場合
に、2枚の親局基板毎に固有のアドレス情報に従った時
間だけ通信クロックの送出を禁止して、データ伝送路1
01を静観することで、常に一方の親局基板をマスター
局、他方の親局基板をスレーブ局として通信機能を回復
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、親
局基板がデータを受信できなかった場合は、クロック送
信を止めてデータ伝送路を静観し、且つ、その復帰時間
を2枚の親局基板で異なるようにしたため、2枚の親局
基板がマスター局となった場合でも、正常にマスター局
/スレーブ局に復帰し、通信機能を回復できる。
【0023】また、これによってスレーブ局が切換えの
判定条件として、マスター局からのデータの有無を監視
するための時間を設定する場合に、安全を見越した余分
な時間を設定することが不要となり、短い監視時間で済
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通信異常監視装置の構
成を示す図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図3】従来の通信異常監視装置の構成を示す図。
【図4】従来の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】複数の基板から成る通信網の構成を示す図。
【符号の説明】
1…CPU、2…通信素子、3…クロック発振器、4…
異常検出回路、5…アドレス/データバス、6…アドレ
ス設定器、7…異常検出信号、8…クロック許可信号、
9,11…送信素子、10,12…受信素子、13…送
信許可信号、14…OR素子、20…NOT素子、21
…カウンタ、100…クロック伝送路、101…データ
伝送路、a…クロック入力端子、b…データ受信端子、
c…データ送信端子、d…許可信号出力端子、e…カウ
ント許可端子、f…入力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の親局基板と複数枚の子局基板が1
    本のデータ伝送路および1本のクロック伝送路に接続さ
    れ、上記2枚の親局基板がマスター局またはスレーブ局
    のいずれかをとり、上記マスター局のみが通信クロック
    を送出し、通信を開始する権利を持つ通信機器におい
    て、 通信データの受信の有無を監視する通信データ監視手段
    と、 この通信データ監視手段によって上記通信データの受信
    が検出されなかった場合には、上記2枚の親局基板毎に
    固有の情報に基づいて、その固有の情報に従った一定の
    時間、上記通信クロックの送出を禁止するクロック送出
    禁止手段とを具備したことを特徴とする通信異常監視装
    置。
JP4133776A 1992-05-26 1992-05-26 通信異常監視装置 Withdrawn JPH05327737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4133776A JPH05327737A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 通信異常監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4133776A JPH05327737A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 通信異常監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05327737A true JPH05327737A (ja) 1993-12-10

Family

ID=15112715

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4133776A Withdrawn JPH05327737A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 通信異常監視装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05327737A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100297650B1 (ko) * 1998-12-31 2001-08-07 이정태 수신 디지탈 데이타의 감시 방법
JP2007135023A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Yaskawa Electric Corp 複数台構成サーバのマスタ切り替え方法およびプラントシステム

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KR100297650B1 (ko) * 1998-12-31 2001-08-07 이정태 수신 디지탈 데이타의 감시 방법
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803