JPH10336220A - 車両用電子制御装置試験システム - Google Patents

車両用電子制御装置試験システム

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JPH10336220A
JPH10336220A JP9137256A JP13725697A JPH10336220A JP H10336220 A JPH10336220 A JP H10336220A JP 9137256 A JP9137256 A JP 9137256A JP 13725697 A JP13725697 A JP 13725697A JP H10336220 A JPH10336220 A JP H10336220A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の車両用電子制御装置と制御完成検査機
を同一バスにリンクし、システムを換えずにIDの認識
でモード変更を行い、試験システムから分離せずに車両
用電子制御装置の負荷制御の動作試験と車両用電子制御
装置の本体試験が、一度に制御がすることができる車両
用電子制御機器試験システムを提供する。 【解決手段】 バスアクセス機能付き電子制御装置4、
モード変更手段を備える車両用電子制御機器試験システ
ム1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数からなる車
両用電子制御装置を試験する車両用電子制御装置試験シ
ステムに係り、制御完成検査機から車両用電子制御装置
本体の試験を、システムから分離せずに、一度に行う車
両用電子制御装置試験システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用電子制御装置試験システム
は、多重伝送の通信機能で各々CPU等を持つ複数の車
両用電子制御装置を同一信号伝送路に接続し、送信権を
車両用電子制御装置間で循環させて、例えば異なる3種
類の車両用電子制御装置を一つのシステムとして、完成
検査機から各車両用電子制御装置に、入力されるスイッ
チ情報を基に予め定められた制御プログラムによって、
アラーム制御、ワイパ制御等の負荷制御が動作する事で
試験を実施してきた。
【0003】図5に従来の車両用電子制御装置試験シス
テムの構成図を示す。図5において、従来の車両用電子
制御装置試験システム6は、双方向の同一信号伝送路7
で、バスアクセス方法にて、各々CPU等を持つ車両用
電子制御装置A,B,Cに接続し、送信権を車両用電子
制御装置A、B、Cと管理装置Gの間で循環させて、異
なる3種類の車両用電子制御装置(A,B,C)を一つ
のシステムとして、完成検査機8から出力されるスイッ
チ情報により、各車両用電子制御装置A、B、Cは通信
機能を用いて、アラーム制御、ワイパ制御等の負荷制御
の動作試験を行い、各車両用電子制御装置による負荷制
御の動作を管理する。
【0004】このように、従来の車両用電子制御装置試
験システムは、3つの車両用電子制御装置を1システム
として、車両用電子制御装置によって負荷制御の動作試
験を行う試験(通常モード)のみであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用電子制御
装置試験システムは、通信機能を用いて3つの車両用電
子制御装置を1ユニットとして、車両用電子制御装置の
試験項目の一つとして、通常モードだけの試験を実行す
るため、以下のような課題がある。
【0006】車両用電子制御装置の各種回路試験、暗電
流試験、CPU試験(ソフトのチェックでなくCPU自
身)やハードウェアF/S試験等の車両用電子制御装置
の本体の試験を行う試験モードが、従来の通常モードの
実施時に、車両用電子制御装置試験システムから分離せ
ずに、一度に行うことができないため、通常モードと試
験モードの両モード試験を行うのに時間がかかり、全て
のユニットが揃わないと一度に試験ができないため、電
子制御装置としてシステム保証をするのに時間がかかる
課題がある。
【0007】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は完成検査機にバスアクセス
機能付き電子制御装置を設けて、複数の車両用電子制御
装置とリンクし、車両用電子制御装置のモード変更によ
り、車両用電子制御装置試験システムから分離せずに、
車両用電子制御装置の本体の試験を短時間で他のユニッ
トに依存せずに動作できる車両用電子制御装置試験シス
テムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1に係る車両用電子制御装置試験システムは、完
成検査機に複数の車両用電子制御装置と同一信号伝送路
(バス)に接続し、車両用電子制御装置と通信可能な機
能を持たせたバスアクセス機能付き電子制御装置を設け
たことを特徴とする。
【0009】請求項1に係る車両用電子制御装置試験シ
ステムは、完成検査機に複数の車両用電子制御装置と同
一信号伝送路(バス)に接続し、車両用電子制御装置と
通信可能な機能を持たせたバスアクセス機能付き電子制
御装置を設けたので、車両用電子制御装置と同じ通信方
法でリンクすることができる。
【0010】また、請求項2に係る車両用電子制御装置
試験システムは、車両用電子制御装置の負荷制御の動作
試験を行う通常モードと車両用電子制御装置の本体の試
験を行う試験モードを制御完成検査機のIDに基づい
て、通常モードから試験モードに変更するモード変更手
段を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2に係る車両用電子制御装置試験シ
ステムは、車両用電子制御装置の負荷制御の動作を行う
通常モードと車両用電子制御装置の本体の試験を行う試
験モードを制御完成検査機のIDに基づいて、通常モー
ドから試験モードに変更するモード変更手段を備えたの
で、従来の負荷制御の動作の実施時に、車両用電子制御
装置試験システムから分離せずに、車両用電子制御装置
の負荷制御と車両用電子制御装置の本体の試験を短時間
で他のユニットに依存せずに動作できる。
【0012】さらに、請求項3に係る車両用電子制御装
置試験システムは、車両用電子制御装置が試験モードへ
移行後、制御完成検査機のIDに失敗した場合が所定回
数以上または所定時間以上となった場合に車両用電子制
御装置を試験モードから通常モードに復帰させることを
特徴とする。
【0013】請求項3に係る車両用電子制御装置試験シ
ステムは、車両用電子制御装置が試験モードへ移行後、
制御完成検査機のIDに失敗した場合が所定回数以上ま
たは所定時間以上となった場合に車両用電子制御装置を
試験モードから通常モードに復帰させたので、モード変
換に有る程度の範囲を持たせて、有る程度のエラーを吸
収し、頻繁なモード変換にならず実試験に合ったモード
変換ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、この発明は、完成検
査機にバスアクセス機能付き電子制御装置を設けること
により、複数の車両用電子制御装置とリンクし、また車
両用電子制御装置のモードを変更する車両用電子制御装
置の負荷制御の動作実施時に、車両用電子制御装置試験
システムから分離せずに、車両用電子制御装置の本体の
試験を短時間で他のユニットに依存せずに動作できる車
両用電子制御装置試験システムを提供する。
【0015】図1は請求項1に係る車両用電子制御装置
試験システムの全体構成図である。図1において、車両
用電子制御装置試験システム1は、信号伝送路5を用い
て多重伝送の通信機能でネットワーク構成した車両用電
子制御装置A、B、Cと制御完成検査機2から構成され
ている。
【0016】制御完成検査機2は、完成検査機3、バス
アクセス機能付き電子制御装置4を備える。完成検査機
3は、車両用電子制御装置側にスイッチ情報を出力し、
各車両用電子制御装置A、B、Cの通信機能を用いて、
アラーム制御回路、ワイパ制御回路等の負荷制御の動作
試験を試験モードで行なう。
【0017】また、完成検査機3は各車両用電子制御装
置の本体の各種回路試験(スイッチ入力、可変系入力、
出力、ブザー、ウェイクアップ)、暗電流試験、CPU
試験(ソフトのチェックでなくCPU自身)やハードウ
ェアF/S試験等のテスト番号を示すデータを入力試験
および各種出力回路試験によりバスアクセス機能付き電
子制御装置4に供給する。
【0018】バスアクセス機能付き電子制御装置4は、
バッファ、レジスタ、クロック、ジェネレータ、コント
ローラ、演算、検出等の回路で構成し、車両用電子制御
装置と同じ通信プロトコルに基づく通信機能を備え、各
車両用電子制御装置A、B、Cと双方向の同一信号伝送
路(バス)5に接続し、本システムのネットワーク構成
にリンクして、各車両用電子制御装置A、B、Cに自分
自身のIDとテスト番号のデータフレームを送信する。
【0019】なお、バスアクセス機能付き電子制御装置
4は、送信フレームに、例えば4バイトで構成し、1バ
イト目に非同期シリアル伝送の送受信等のためのUAR
T等を入れ、2バイト目にテスト項目を示すデータを入
れ、3バイト目にテスト項目の補助データを入れ、4バ
イト目にチェックコードを入れる。
【0020】このように、請求項1に係る車両用電子制
御装置試験システムは、完成検査機に複数の車両用電子
制御装置と同一信号伝送路(バス)に接続し、車両用電
子制御装置と通信可能な機能を持たせたバスアクセス機
能付き電子制御装置を設けたので、車両用電子制御装置
と同じ通信方法でリンクすることができるので、制御完
成検査機は自分自身のIDとテスト番号のデータフレー
ムを各車両用電子制御装置A、B、Cに共通バスライン
を通して送信することができる。
【0021】車両用電子制御装置は、モード変更手段を
備え、制御完成検査機2のバスアクセス機能付き電子制
御装置4から制御完成検査機2のIDとテスト番号のデ
ータフレームをバスラインから受信する。
【0022】図2はこの発明に係るモード変更手段の構
成図である。モード変更手段は、インターフェイス、カ
ウンタ、バッファ、レジスタ、クロック、ジェネレー
タ、コントローラ、エラー検出、演算、検査回路等で構
成し、バスラインからの信号を送受信するインターフェ
イスによって制御完成検査機からの信号を受信し、ID
=3のアドレスにトークンを受信したならば、移行カウ
ンタにセットされる。
【0023】なお、バスラインからの信号を受信したフ
レーム中にエラーが発生していない時、宛先のアドレス
と自分のアドレスが一致した時に、フレームを受け取
り、またエラーが発生時には破棄する。
【0024】また、カウンタにより制御完成検査機のI
Dを含んだデータフレームのカウントが連続して、最小
モードカウントMCMIがMCMI<規定回数以上なら
ば(例えば20回)、即座に試験モードへ移行し、通信
状態を通常モードから試験モードに変更する。
【0025】さらに、移行カウンタは続行させて、制御
完成検査機のIDを含んだデータフレームのカウント
が、最小モードカウントMCMIから最大モードカウン
トMCMXまで受信カウントし、その後、飽和し続け
る。
【0026】さらに、試験モードに移行後に、エラー信
号が数回発生したとしても(ただし、MCMI<ID=
3>MCMXの状態時)入ってもモード変更をせずに、
(MCMI値を下回らない場合)試験モードを継続す
る。
【0027】また、制御完成検査機のIDを含んだデー
タフレームのカウントが、最小モードカウントMCMI
までに、1回または1定時間でも欠けたならば、カウン
タはリセットされ通常モードに復帰する。
【0028】さらに、最小モードカウントMCMIから
最大モードカウントMCMXまで(MCMI<ID=3
>MCMX)の間に、バスラインから制御完成検査機
が、取り外されたことが検出された場合、または制御完
成検査機のトークン(ID=3)の受信に失敗した場合
に、カウンタはMCMX−1減され、制御完成検査機か
らのIDを含んだデータフレームの減少が連続してID
=3<MCMIになったならば、即座にカウンタはクリ
アされて、通信モードは試験装置モードから通常モード
へ復帰し、通常モードでのトークンをインターフェイス
からバスラインに送信する。
【0029】以上のように制御完成検査機の接続により
送信権を制御完成検査機と車両用電子制御装置のユニッ
ト間で循環させて、車両用電子制御装置の各種試験を行
い試験項目に対する試験結果を制御完成検査機で管理す
る。
【0030】図3は、この発明に係るタイミングチャー
トである。図において、車両用電子制御装置が負荷制御
の動作時の通常モード時は、バス上には、車両用電子制
御装置A、B、Cを1システムとしているので、トーク
ン値ID=0、ID=1、ID=2と並んでいる。
【0031】また、自局の受信と次の自局の受信の間
(ID=0と次のID=0の間)に制御完成検査機から
の受信(ID=3)が得られたかをチェックする。
【0032】トークン値ID=0、ID=1、ID=2
と並んだ後に、制御完成検査機からのID=3のトーク
ンを識別し、車両用電子制御装置本体の負荷制御の動作
に対するデータフレームを受信する。
【0033】各種電子制御装置は、制御完成検査機のI
Dを正常に受信できた場合に、それぞれのタイミングを
立て、自局の受信が完了した時に、タイミングフラグが
立っているかをチェックすることで、制御完成検査機が
接続せれていることのチェックする。なお、次回のチェ
ックを行うために、セットされたタイミングフラグをク
リアする。
【0034】移行カウンタは、車両用電子制御装置のユ
ニットと制御完成検査機のID=3を含めたデータフレ
ームの連続受信回数をカウントする。
【0035】図4は、請求項2に係るモード変化図であ
る。図において、車両用電子制御装置は、制御完成検査
機からID=3のトークンを受信したならば、移行カウ
ンタを作動させて、制御完成検査機のIDを含んだデー
タフレームのカウントが最小モードカウントMCMI
(モード移行ポイント)になった時に、即座に試験装置
モードへ移行し、通信状態を通常モードから試験装置モ
ードに変更する。
【0036】なお、制御完成検査機のIDを含んだデー
タフレームのカウントが、最小モードカウントMCMI
(モード移行ポイント)までに、1回または1定時間で
も欠けたならば、カウンタはリセットされ再カウントす
る。
【0037】また、移行カウンタは続行させて、最小モ
ードカウントMCMI(モード移行ポイント)から最大
モードカウントMCMXまで連続して一定のカウンタ回
数以上、または連続して一定の時間の間受信を行う。た
だし、通信プロトコルは変更しないものとする。
【0038】さらに、制御完成検査機からのIDを含ん
だデータフレームが空になり、通信エラーの時に、エラ
ー信号が数回入ってもモード変更をせずに、試験モード
を接続する。
【0039】また、各車両用電子制御装置A、B、C
は、モードが試験モードへ移行したことを、制御完成検
査機へ通知するために、通信フレームの2バイト目と3
バイト目に暗号を付加した送信フレームの送信を開始す
る。
【0040】制御完成検査機の送信データは、各車両用
電子制御装置A、B、Cと同様に、4バイトで固定構成
し、1バイト目に非同期シリアル伝送の送受信等のため
のUART等を入れ、2バイト目にテスト項目を示すデ
ータを入れ、3バイト目にテスト項目の補助データを入
れ、4バイト目にチェックコードを入れる。
【0041】なお、制御完成検査機はユニット(3つの
車両用電子制御装置A、B、Cからなる)が、試験モー
ドへ移行が完了したことを確認できた段階で、車両用電
子制御装置の本体の試験を開始し、スイッチ入力回路、
可変系入力回路、出力回路、ウェイクアップ回路、暗電
流、CPU(ソフトのチェックでなくCPU自身)やハ
ードウェアF/S等の試験のテスト番号を示すデータ
を、各車両用電子制御装置へ送信することで制御する。
【0042】また、車両用電子制御装置は、バスから制
御完成検査機が取り外されたことを検出された場合、ま
たは制御完成検査機のトークン(ID=3)の受信に失
敗した場合に、移行カウンタは最大モードカウントMC
MX値から−1減され、制御完成検査機からのIDを含
んだデータフレームを連続して一定のカウンタ回数以
下、または連続して一定時間の間受信されなかった時
(最小モードカウントMCMI(モード移行ポイント)
以下)は、即座に移行カウンタはクリアされて、試験モ
ードから通常モードへ復帰する。
【0043】このように、請求項2に係る車両用電子制
御装置試験システムは、車両用電子制御装置の負荷制御
の動作試験を行う通常モードと車両用電子制御装置の本
体の試験を行う試験モードを制御完成検査機のIDに基
づいて、通常モードから試験モードに変更するモード変
更手段を備えたので、従来の負荷制御の動作の実施時
に、車両用電子制御装置試験システムから分離せずに、
車両用電子制御装置の本体の試験が、短時間で車両用電
子制御装置の全ての試験ができる。
【0044】さらに、請求項3に係る車両用電子制御装
置試験システムは、車両用電子制御装置が試験モードへ
移行後、制御完成検査機のIDに失敗した場合が所定回
数以上または所定時間以上となった場合に車両用電子制
御装置を試験モードから通常モードに復帰させたので、
モード変換に有る程度の範囲を持たせて有る程度のエラ
ーを吸収し、頻繁なモード変換にならず実試験に合った
モード変換ができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る車
両用電子制御装置試験システムは、完成検査機に複数の
車両用電子制御装置と同一信号伝送路(バス)に接続
し、車両用電子制御装置と通信可能な機能を持たせたバ
スアクセス機能付き電子制御装置を設けたので、車両用
電子制御装置と同じ通信方法でリンクすることができる
ので、システムを換えずに制御管理ができる。
【0046】また、請求項2に係る車両用電子制御装置
試験システムは、車両用電子制御装置の負荷制御の動作
試験を行う通常モードと車両用電子制御装置の本体の試
験を行う試験モードを制御完成検査機のIDに基づい
て、通常モードから試験モードに変更するモード変更手
段を備えたので、車両用電子制御装置試験システムから
分離せずに、車両用電子制御装置の本体の試験が、一度
にすることができるので、車両用電子制御装置の製造、
管理や試験等、工場の品質向上および生産量の向上が図
れる。
【0047】さらに、請求項3に係る車両用電子制御装
置試験システムは、車両用電子制御装置が試験モードへ
移行後、制御完成検査機のIDに失敗した場合が所定回
数以上または所定時間以上となった場合に車両用電子制
御装置を試験モードから通常モードに復帰させたので、
モード変換に有る程度の範囲を持たせて有る程度のエラ
ーを吸収し、頻繁なモード変換にならず実試験に合った
モード変換ができる。
【0048】よって、車両用電子制御装置試験システム
において、完成検査機にバスアクセス機能付き電子制御
装置を設けてバスラインにリンクし、車両用電子制御装
置のモード変更により、本システムから分離せずに、車
両用電子制御装置の本体の試験を短時間にできる車両用
電子制御装置試験システムを提供することができ、複数
のユニットが揃わなくても1ユニットでも試験可能で有
り、フレキシブルに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両用電子制御装置試験システ
ムの全体構成図
【図2】請求項2に係る車両用電子制御装置試験システ
ムの要部ブロック構成図
【図3】発明に係るタイミングチャートである。
【図4】請求項2に係るモード変化図
【図5】従来の車両用電子制御装置試験システムの構成
【符号の説明】
1,6…車両用電子制御装置試験システム図、2…制御
完成検査機、3、8…完成検査機、4…バスアクセス機
能付き電子制御装置、5,7…信号伝送路、A,B,C
…車両用電子制御装置、MCMI…最小モードカウン
ト、MCMX…最大モードカウント。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の車両用電子制御装置と完成検査機
    を有する制御完成検査機からなる多重伝送の通信機能で
    ネットワークを構成した車両用電子制御装置試験システ
    ムにおいて、 前記制御完成検査機は、完成検査機に複数の前記車両用
    電子制御装置と同一信号伝送路(バス)に接続し、前記
    車両用電子制御装置と通信可能な機能を持たせたバスア
    クセス機能付き電子制御装置を設け、前記車両用電子制
    御装置は、負荷制御の動作を行う通常モードと前記車両
    用電子制御装置の本体の試験を行う試験モードを前記制
    御完成検査機のIDに基づいて、通常モードから試験モ
    ードに変更するモード変更手段を備えたことを特徴とす
    る車両用電子制御装置試験システム。
  2. 【請求項2】 前記車両用電子制御装置の負荷制御の動
    作を行う通常モードと前記車両用電子制御装置の本体の
    試験を行う試験モードを前記制御完成検査機のIDに基
    づいて、通常モードから試験モードに変更するモード変
    更手段において、前記制御完成検査機からのIDが前記
    車両用電子制御装置に所定回数以上または所定時間以上
    受信した場合に試験モードに移行することを特徴とした
    請求項1記載の車両用電子制御装置試験システム。
  3. 【請求項3】 前記車両用電子制御装置が試験モードへ
    移行後、前記制御完成検査機のIDに失敗した場合が所
    定回数以上または所定時間以上となった場合に前記車両
    用電子制御装置を試験モードから通常モードに復帰させ
    ることを特徴とした請求項1または請求項2記載の車両
    用電子制御装置試験システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160114495A (ko) * 2015-03-24 2016-10-05 더 보잉 컴파니 대규모 자동화된 테스트 시스템 재구성
JP2016181764A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置

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JP2016181764A (ja) * 2015-03-23 2016-10-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置
KR20160114495A (ko) * 2015-03-24 2016-10-05 더 보잉 컴파니 대규모 자동화된 테스트 시스템 재구성

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