JPH05327444A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05327444A
JPH05327444A JP4133393A JP13339392A JPH05327444A JP H05327444 A JPH05327444 A JP H05327444A JP 4133393 A JP4133393 A JP 4133393A JP 13339392 A JP13339392 A JP 13339392A JP H05327444 A JPH05327444 A JP H05327444A
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JP
Japan
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driver
output
changes
delay
delay circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4133393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nakajima
和広 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05327444A publication Critical patent/JPH05327444A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置で出力バッファの出力変化時に電
源、GNDに発生するノイズを小さくし、かつ出力変化
時の出力バッファの貫通電流と不定レベルの出力時間を
小さくする。 【構成】 プリドライバ3の出力端子10を最終段ドラ
イバ5のMOSトランジスタp2、n2のゲートに接続
し、遅延回路部4の出力端子8を最終段ドライバ5のp
MOSトランジスタp1のゲートに、出力端子9を最終
段ドライバ5のnMOSトランジスタn1のゲートにそ
れぞれ接続する。入力端子1の電位が“0”から“1”
へ変化する時に、pMOSトランジスタp2よりpMO
Sトランジスタp1は遅延ブロック6の遅延だけ遅く
“オン”状態に変化する。nMOSトランジスタn1、
n2はほぼ、プリドライバ3の出力が変化したときに
“オン”状態から“オフ”状態に変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に、出力バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては図4に示すように、出力
バッファの動作時に発生する電源、GNDのノイズを小
さくするために、出力バッファの入力信号の反転信号を
出力するプリドライバ部23と、プリドライバ部23の
出力30を遅延させる遅延ブロック26と、プリドライ
バ部23の出力30を入力信号としてスイッチングする
ドライバと遅延ブロック26の出力28、29を入力と
してスイッチングするドライバを備え前記ドライバの出
力同志をつないでいる最終段ドライバ部25とで出力バ
ッファを構成していた。このような出力バッファは、例
えば、荒川他“多ピンASICのテストにおける同時ス
イッチングノイズ低減方法”、電子情報通信学会技術研
究報告(ICD90−153)に記載されている。
【0003】次に上記従来技術の動作について説明す
る。
【0004】入力信号が“0”から“1”へ変化する
と、プリドライバ部23の出力30は“1”から“0”
へ変化し、最終段ドライバ部25のpMOSトランジス
タp4は、“オフ”状態から“オン”状態に、nMOS
トランジスタn4は“オン”状態から“オフ”状態に変
化する。一方、遅延ブロック26の出力28、29は遅
延ブロック26の遅延時間後に“1”から“0”へ変化
するために、pMOSトランジスタp3はpMOSトラ
ンジスタp4よりも遅れて“オフ”状態から“オン”状
態に、nMOSトランジスタn3はnMOSトランジス
タn4より遅れて“オン”状態から“オフ”状態に変化
する。したがって、プリドライバ部23の出力が変化し
てから遅延ブロック26の出力が変化する間、pMOS
トランジスタp4とnMOSトランジスタn3は“オ
ン”状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の半導体装置では、プリドライバ部の出力が変化して
から、遅延ブロックの出力が変化するまでの間出力バッ
ファの最終段ドライバのpMOSトランジスタとnMO
Sトランジスタ共“オン”状態となるために、プリドラ
イバの出力が変化してから遅延ブロックの出力が変化す
る間、最終段ドライバに大きな貫通電流が流れ、かつ出
力バッファの出力値が不安定なレベルになるという課題
があった。
【0006】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記課題を解決することを可能とした新規な半導体
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る半導体装置は、出力バッファにおい
て、入力信号が変化する時に、遅延回路部の出力信号を
入力としてスイッチングする第2ドライバを構成する全
てのトランジスタがプリドライバの出力が変化してから
遅延回路部で設定した遅延時間の間“オフ”状態とな
り、遅延時間後に、プリドライバの出力信号を入力して
スイッチングする第1のドライバのトランジスタと同じ
状態にする信号を出力する遅延回路部と、入力信号変化
時に出力信号が変化するプリドライバ部と、前記遅延回
路部の出力信号を入力としてスイッチングする第2のド
ライバと前記プリドライバ部の出力信号を入力としてス
イッチングする第1のドライバを備え、第1、第2のド
ライバの出力同志を接続している最終段バッファ部とを
備えて構成される。
【0008】
【実施例】次に本発明をその好ましい一実施例について
図面を参照して具体的に説明する。
【0009】図1は本発明に係る出力バッファの一実施
例を示す回路ブロック構成図である。
【0010】図1を参照するに、本発明の一実施例は、
入力端子1、出力端子2、プリドライバ部3、遅延回路
部4、及び最終段バッファ部5より構成されている。入
力端子1はプリドライバ3と遅延回路部4に接続され、
遅延回路部4の出力端子8は最終段ドライバ5のpMO
Sトランジスタp1のゲートに、遅延回路部4の出力端
子9は最終段ドライバ5のnMOSトランジスタn1の
ゲートにそれぞれ接続されている。遅延回路部4の遅延
ブロック6の出力は遅延時間T後に入力と同じ変化をす
る。プリドライバ部3の出力端子10は最終段ドライバ
5のpMOSトランジスタp2とnMOSトランジスタ
n2のゲートに接続されている。最終段ドライバ5のp
MOSトランジスタp1、p2のソースは高位側電位1
3に、ドレインは出力端子2に接続され、nMOSトラ
ンジスタn1とnMOSトランジスタn2のソースはグ
ランド14に、ドレインは出力端子2に接続されてい
る。
【0011】次に本発明に係る回路の動作について図
2、図3のタイミングチャートを参照して説明する。
【0012】図2(a)〜(e)は、入力端子1が
“0”から“1”へ変化した時の図1における節点のタ
イミングチャートである。
【0013】図2(a)〜(e)のうち、(a)は入力
端子1のタイミングチャート、(b)は遅延回路部4の
遅延ブロック6の出力端子7のタイミングチャート、
(c)は遅延回路部4の出力端子8のタイミングチャー
ト、(d)は遅延回路部4の出力端子9のタイミングチ
ャート、(e)はプリドライバ部3の出力端子10のタ
イミングチャートをそれぞれ示している。
【0014】時刻t1で、入力端子1が“0”から
“1”へ変化すると(図2(a)参照)、遅延ブロック
6の出力端子7は“0”のまま(図2(b)参照)、遅
延回路部4の出力端子8は“1”のままである(図2
(c)参照)。遅延回路部4の出力端子9とプリドライ
バ3の出力端子10は両方共“1”から“0”へ変化す
る(図2(d)、(e)参照)。したがって、時刻t1
では、pMOSトランジスタp1は“オフ”状態のま
ま、nMOSトランジスタn1、n2は“オン”状態か
ら“オフ”状態に、pMOSトランジスタp2は“オ
フ”状態から“オン”状態に変化し、出力端子2は
“0”から“1”へ変化する。
【0015】遅延ブロック6の遅延時間T=t2−t1
とすると、時刻t2で遅延ブロック6の出力端子7は
“0”から“1”へ(図2(b)参照)、遅延回路部4
の出力端子8は“1”から“0”へ変化する(図2
(c)参照)。したがって、時刻t2では、pMOSト
ランジスタp1が“オフ”状態から“オン”状態に変化
し(出力端子2は“1”のまま)、出力バッファの駆動
能力はt1の時と比較して大きくなり、時刻t1からt
2の間で最終段ドライバ5で貫通電流は流れない。
【0016】図3(a)〜(e)は入力端子1が“1”
から“0”へ変化する時の図1における節点のタイミン
グチャートである。
【0017】図3(a)〜(e)のうち(a)は入力端
子1のタイミングチャート、(b)は遅延回路部4の遅
延ブロック6の出力端子7のタイミングチャート、
(c)は遅延回路部4の出力端子8のタイミングチャー
ト、(d)は遅延回路部4の出力端子9のタイミングチ
ャート、(e)はプリドライバ部3の出力端子10のタ
イミングチャートをそれぞれ示す。
【0018】時刻t1で入力端子1が“1”から“0”
へ変化すると(図3(a)参照)、遅延ブロック6の出
力端子7は“1”のまま(図3(b)参照)、遅延回路
部4の出力端子9は“0”のまま(図3(d)参照)で
あり、遅延回路部4の出力端子8とプリドライバ3の出
力端子10は“0”から“1”へ変化する(図3
(c)、(e)参照)。したがって、時刻t1ではnM
OSトランジスタn1は“オフ”状態のまま、pMOS
トランジスタp1、p2は“オン”状態から“オフ”状
態に、nMOSトランジスタn2は“オフ”状態から
“オン”状態に変化するので、出力端子2は“1”から
“0”へ変化する。
【0019】時刻t2で遅延ブロック6の出力端子7は
“1”から“0”へ(図3(b)参照)、遅延回路部4
の出力端子9は“0”から“1”へ(図3(d)参照)
変化する。したがって、時刻t2ではnMOSトランジ
スタn1が“オフ”状態から“オン”状態に変化し(出
力端子は“0”のまま)、出力バッファの駆動能力はt
1の時と比較して大きくなり、時刻t1からt2の間
で、最終段ドライバ5で貫通電流は流れない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体装置の出力バッファにおいて入力信号が変化時
に、遅延回路部の出力信号を入力としてスイッチングす
るドライバを構成する全てのトランジスタをプリドライ
バ部の出力が変化してから遅延回路部で設定した遅延時
間の間“オフ”状態とし、遅延時間後にプリドライバの
出力信号を入力してスイッチングするドライバのトラン
ジスタと同じ状態にする遅延回路部を備えているため
に、遅延ブロックの遅延時間の間、出力バッファの最終
段ドライバのpMOSトランジスタ、nMOSトランジ
スタ共に“オフ”状態となり、最終段ドライバに大きな
貫通電流を流さず、出力バッファの出力値は固定され
る。
【0021】さらに本発明によれば、同時刻に最終段ド
ライバの全てのトランジスタがスイッチイングすること
がないので、出力バッファの変化時に発生する電源、G
NDに発生するノイズが小さくなるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】図1において入力端子が“0”から“1”へ変
化した時のタイミングチャートである。
【図3】図1において入力端子が“1”から“0”へ変
化した時のタイミングチャートである。
【図4】従来技術による回路図である。
【符号の説明】
1、21…入力端子 2、22…出力端子 3、23…プリドライバ部 4…遅延回路部 5、25…最終段ドライバ 6、26…遅延ブロック 7…遅延ブロックの出力端子 8、28…遅延ブロック部の出力端子 9、29…遅延ブロック部の出力端子 10、30…プリドライバ部 11…NAND回路 12…NOR回路 13…高位側電位 14…グランド(GND)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/003 Z 8941−5J 19/0948

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号の変化時に出力信号が変化する
    プリドライバ部と、入力信号の変化時に前記プリドライ
    バ部より大きい遅延時間もしくは同等の遅延時間で出力
    信号が変化する遅延回路部と、前記プリドライバ部の出
    力信号を入力してスイッチングする第1のドライバと、
    前記遅延回路部の出力信号を入力してスイッチングする
    第2のドライバとを備えかつ前記第1、第2のドライバ
    の出力同志が接続されている最終段ドライバとを有する
    出力バッファであって、前記遅延回路部は、前記出力バ
    ッファの入力信号変化時に前記プリドライバ部の出力が
    変化してから前記遅延回路部で設定された遅延時間の間
    該遅延回路部の出力信号を入力としてスイッチングする
    第2のドライバを構成しているトランジスタを全て“オ
    フ”状態にし、前記遅延時間後に前記プリドライバ部の
    出力信号を入力してスイッチングする前記第1のドライ
    バのトランジスタと同じ状態にする信号を出力する回路
    構成であることを特徴とする半導体装置。
JP4133393A 1992-05-26 1992-05-26 半導体装置 Pending JPH05327444A (ja)

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JP4133393A JPH05327444A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 半導体装置

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Family

ID=15103702

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JP4133393A Pending JPH05327444A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 半導体装置

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JP (1) JPH05327444A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998008224A1 (fr) * 1996-08-16 1998-02-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de circuit integre a semi-conducteurs

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998008224A1 (fr) * 1996-08-16 1998-02-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif de circuit integre a semi-conducteurs
US6052316A (en) * 1996-08-16 2000-04-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Output buffer circuitry for semiconductor integrated circuit device

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