JPH0532719U - 自動車用排気管の連結可撓継手 - Google Patents

自動車用排気管の連結可撓継手

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JPH0532719U
JPH0532719U JP8887091U JP8887091U JPH0532719U JP H0532719 U JPH0532719 U JP H0532719U JP 8887091 U JP8887091 U JP 8887091U JP 8887091 U JP8887091 U JP 8887091U JP H0532719 U JPH0532719 U JP H0532719U
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JP
Japan
Prior art keywords
gap
inner cylinder
outer cylinder
flexible joint
cylinder
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Pending
Application number
JP8887091U
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English (en)
Inventor
正佳 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Co Ltd
Original Assignee
Usui Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Usui Co Ltd filed Critical Usui Co Ltd
Priority to JP8887091U priority Critical patent/JPH0532719U/ja
Publication of JPH0532719U publication Critical patent/JPH0532719U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸収体により振動に対する充分な機械的強度
及び吸収性を維持した状態で、径方向への任意自在に変
位する可撓機能及び気密性を損うことなく同時に、前記
金属可撓部材のなす波形の方向性とによって軸方向(連
結方向)への自由機能をも効果的に発揮できるようにす
る。 【構成】 後端部に連結フランジ壁を有する外筒と内筒
とを、互いに円筒壁部側を間隙を保持して重合せしめ
る。該間隙部の対向する円筒壁部の一方周面に沿って固
定した支持部材上に多数の金属細線材をもって径方向に
放射状に植設した吸収体を押圧状に介装する。更に間隙
にあって外筒の開口端部と内筒の外周部とに亘って軸方
向への断面をなす筒環状の金属可撓部材を封塞固定して
構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車機関における排気管の途中に介在連結して該排気管に加わる振 動を吸収せしめる可撓継手にあって、すでに本出願人によって提案された実公平 3−13526号の更にその構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の可撓継手としては、例えば前記実公平3−13526号公報( 図3)に示すように、間隙(3) を保持して重合した外筒(11)と内筒(12)との該間 隙部に、金属製ワイヤー材をもって支持部材(14)上に放射状に植設した吸収体(1 5)を介装せしめ、更に外筒(11)の開口端部に内筒(12)に亘って直径方向への断面 波形状からなる封着板体(16)を封塞固定して構成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
前記従来の可撓継手にあってその目的として、設計に際し所望する前記吸収体 (13)での弾発状の係圧度合により振動に対する充分な機械的強度と吸収性とを得 るようにし、更に波形状のなす前記封着板体(16)の構造により、可撓機能を損う ことなく比較的簡易に構成することができる点については充分に満足するもので あった。
【0004】 しかしながら、前記封着板体(16)のなす直径方向への断面波形状の構造に関連 して、同時に要求される軸方向(連結方向)への自由機能に欠ける傾向にあった 。
【0005】 本考案は上記した問題に鑑みてなされたものであり、振動に対する充分な機械 的強度及び吸収性を維持した状態で、可撓機能及び気密性を損うことなく且つ軸 方向への自由機能をも効果的に発揮することのできる自動車用排気管の連結可撓 継手を提案することを目的とするものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、後端部にそれぞれ排気管との連結フランジ 壁を有する外筒と内筒とを、互いに円筒壁部側を間隙を保持して重合せしめ、且 つ該間隙部の対向する円筒壁部の一方周面に沿って固定した支持部材上に多数の 金属細線材をもって径方向に放射状に植設した吸収体を押圧状に介装し、更に前 記間隙にあって外筒の開口端部と内筒の外周部とに亘って軸方向への断面波形と なす筒環状の金属可撓部材を封塞固定して構成した自動車用排気管の連結可撓継 手を要旨とするものであり、更に前記内筒の外周部に、外筒との軸方向の変位を 規制するストッパー壁を突設して構成したり、また前記支持部材を円周方向への 略等間隔を有して直線状に複数設けるか、或いはスパイラル状に設けるかして構 成したりするものである。
【0007】
【作用】
本考案は、このように構成されているため、前記無数の金属細線材によって植 設した吸収体の押圧状の介装による細線材先端部での相手周面への係圧構造並び に軸方向への断面波形となす筒環状の前記可撓部材による封塞固定構造とにより 、外筒と内筒とを径方向に任意自在に変位して充分な可撓機能を有するのに加え て、更に金属可撓部材での前記波形のなす方向性によって気密性を損うことなく 軸方向(連結方向)への自由機能をも効果的に発揮することとなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すれば、図1は本考案の自動車用 排気管の連結可撓継手の一部切欠き平面図、図2は他の実施例の同上図1相当図 であって、(1) 及び(2) は外筒と内筒であり、それぞれの後端部に排気管(図示 せず)との連結フランジ壁(1')(2')を有して互いに円筒壁部側を間隙(3) を保持 して重合せしめてなるものである。(5) は吸収体であり、間隙(3) 部にあって対 向する前記円筒壁部の一方周面に沿って固定した筒体等による支持部材(4) 上に 内方或いは外方に放射状に植設した多数の金属細線材をもって形成して押圧状に 介装したものであって、該支持部材を所望に応じて円周方向への略等間隔を有し て直線状に複数設けるか、或いはスパイラル状に設けることもできる。(6) は金 属可撓部材であり、前記間隙(3) にあって外筒(1) の開口端部と内筒(2) の外周 部とに亘って軸方向への断面波形となす筒環状をもって封塞固定してなるもので ある。(7) は内筒(2) の外周部に突設したストッパー壁(図2)であり、外筒(1 ) の端周縁部とに係合して該外筒と軸方向への変位を規制するものである。尚前 記可撓部材を必要に応じて全体をテーパー状として形成してもよい。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による可撓継手は、前記吸収体(5) による押圧状の 介装に伴う細線材先端での相手周面への係圧構造に加えて、特に軸方向への断面 波形となす筒環状の金属可撓部材(6) による封塞固定構造とにより、振動に対す る充分な機械的強度及び吸収性を維持した状態で径方向に任意に変位する可撓機 能及び気密性を損うことなく同時に軸方向(連結方向)への自由機能をも効果的 に発揮することができる極めて有用な自動車用排気管の連結可撓継手である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車用排気管の連結可撓継手の一部
切欠き平面図である。
【図2】他の実施例の同上図1相当図である。
【図3】従来例を示す自動車用排気管の連結可撓継手の
一部切欠き平面図である。
【符号の説明】
1 外筒 1′ フランジ壁 2 内筒 2′ フランジ壁 3 間隙 4 支持部材 5 吸収体 6 金属可撓部材 7 ストッパー壁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端部にそれぞれ排気管との連結フラン
    ジ壁(1')(2')を有する外筒(1) と内筒(2) とを、互いに
    円筒壁部側を間隙(3) を保持して重合せしめ、且つ該間
    隙部の対向する円筒壁部の一方周面に沿って固定した支
    持部材(4) 上に多数の金属細線材をもって径方向に放射
    状に植設した吸収体(5) を押圧状に介装し、更に前記間
    隙(3) にあって外筒(1) の開口端部と内筒(2) の外周部
    とに亘って軸方向への断面波形をなす筒環状の金属可撓
    部材(6) を封塞固定して構成したことを特徴とする自動
    車用排気管の連結可撓継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記内筒(2) の
    外周部に、外筒(1)との軸方向の変位を規制するストッ
    パー壁(7) を突設して構成したことを特徴とする自動車
    用排気管の連結可撓継手。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記支持部材
    (4) を円周方向への略等間隔を有して直線状に複数設け
    るか、或いはスパイラル状に設けるかして構成したこと
    を特徴とする自動車用排気管の連結可撓継手。
JP8887091U 1991-10-03 1991-10-03 自動車用排気管の連結可撓継手 Pending JPH0532719U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6245330B2 (ja) * 1978-07-11 1987-09-25 Herugesu Kg Mas Fab Unto Aparaatebau
JPS6312621B2 (ja) * 1984-07-16 1988-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPH0313526U (ja) * 1989-05-15 1991-02-12

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6245330B2 (ja) * 1978-07-11 1987-09-25 Herugesu Kg Mas Fab Unto Aparaatebau
JPS6312621B2 (ja) * 1984-07-16 1988-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JPH0313526U (ja) * 1989-05-15 1991-02-12

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