JPH0749189Y2 - ダクトの接続部構造 - Google Patents
ダクトの接続部構造Info
- Publication number
- JPH0749189Y2 JPH0749189Y2 JP1989127679U JP12767989U JPH0749189Y2 JP H0749189 Y2 JPH0749189 Y2 JP H0749189Y2 JP 1989127679 U JP1989127679 U JP 1989127679U JP 12767989 U JP12767989 U JP 12767989U JP H0749189 Y2 JPH0749189 Y2 JP H0749189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- insulator
- slit
- tip
- clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は流体用ダクトの接続部、例えば内燃機関の吸
入空気用エアダクトを接続する部分の構造に関する。
入空気用エアダクトを接続する部分の構造に関する。
（従来の技術） 従来２本のダクトＡ、Ｂを接続するのに、その先端部に
直径差を設け、インシュレータを介在させて嵌合させて
外側から締付ける構造が用いられている。第３図に示す
ようにＡダクト１とＢダクト２とは先端部に直径差（Ａ
＞Ｂ）が設けられその間に筒状のゴム材料などでなる弾
性インシュレータ３を介在させてクランプ４で全周を締
付けていた。Ａダクト１は先端部に複数の軸方向のスリ
ット５が設けられ（第２図参照）、クランプ４による締
付けが緊密になるようにしている。またインシュレータ
３には先端に折返し部3aが断面Ｊ字形に設けられ、Ａダ
クトの先端保護や、インシュレータの位置ずれ防止の目
的を果すようにしている。Ａクランプ、Ｂクランプは通
常硬質プラスチックあるいは金属製である。
直径差を設け、インシュレータを介在させて嵌合させて
外側から締付ける構造が用いられている。第３図に示す
ようにＡダクト１とＢダクト２とは先端部に直径差（Ａ
＞Ｂ）が設けられその間に筒状のゴム材料などでなる弾
性インシュレータ３を介在させてクランプ４で全周を締
付けていた。Ａダクト１は先端部に複数の軸方向のスリ
ット５が設けられ（第２図参照）、クランプ４による締
付けが緊密になるようにしている。またインシュレータ
３には先端に折返し部3aが断面Ｊ字形に設けられ、Ａダ
クトの先端保護や、インシュレータの位置ずれ防止の目
的を果すようにしている。Ａクランプ、Ｂクランプは通
常硬質プラスチックあるいは金属製である。
（考案が解決しようとする課題） 従来の第３図のような接続構造では、クリットを設けた
部分のＡダクトの直径方向の弾力を利用して締付けよう
とするため、スリット上でクランプの締付けを行なう。
従ってインシュレータの末端とスリットの終端の付近は
締付け力が及ばないで、インシュレータ末端部とＡダク
トとの間、およびスリット終端部分を通じて矢印X,Y
（第３図）のような経路で洩れが生ずる。この場合ダク
ト内が負圧で吸引状態となるときは矢印X,Yは逆向きと
なるが、この際はＡダクトとインシュレータ末端との隙
間を拡大するような方向の力が働らき、洩れの傾向が大
となる。
部分のＡダクトの直径方向の弾力を利用して締付けよう
とするため、スリット上でクランプの締付けを行なう。
従ってインシュレータの末端とスリットの終端の付近は
締付け力が及ばないで、インシュレータ末端部とＡダク
トとの間、およびスリット終端部分を通じて矢印X,Y
（第３図）のような経路で洩れが生ずる。この場合ダク
ト内が負圧で吸引状態となるときは矢印X,Yは逆向きと
なるが、この際はＡダクトとインシュレータ末端との隙
間を拡大するような方向の力が働らき、洩れの傾向が大
となる。
（課題を解決するための手段） 先端部に軸方向のスリットを設けたＡダクトに弾性材料
でなり断面Ｕ字状のインシュレータを該先端部に嵌着し
てインシュレータの末端をスリットの終端を越える位置
とし、インシュレータの内側にＢダクトを嵌入し、スリ
ットの外側の位置と、スリットの終端を越えた位置で、
クランプによりインシュレータ外周を締付けたものであ
る。
でなり断面Ｕ字状のインシュレータを該先端部に嵌着し
てインシュレータの末端をスリットの終端を越える位置
とし、インシュレータの内側にＢダクトを嵌入し、スリ
ットの外側の位置と、スリットの終端を越えた位置で、
クランプによりインシュレータ外周を締付けたものであ
る。
（作用） スリットの外側の位置のクランプは、弾性材料でなりＵ
字状に２重側壁をなすインシュレータの大径側側壁と、
Ａダクトのスリット部分とを介してインシュレータの小
径側側壁内面とＢダクト外面とを密着させ気密を保つ。
この密着部分とクランプとの間に介在する大径側側壁及
びＡダクトのスリット部分は柔軟にクランプの直径縮小
力に従がうから、Ｂダクト外面の気密は確実に保たれ
る。
字状に２重側壁をなすインシュレータの大径側側壁と、
Ａダクトのスリット部分とを介してインシュレータの小
径側側壁内面とＢダクト外面とを密着させ気密を保つ。
この密着部分とクランプとの間に介在する大径側側壁及
びＡダクトのスリット部分は柔軟にクランプの直径縮小
力に従がうから、Ｂダクト外面の気密は確実に保たれ
る。
またスリットの終端を越えた位置のクランプは、インシ
ュレータの大径側側壁の内面とＡダクト外面とを密着さ
せ気密を保つ。従ってスリットの近傍の空間はこの部分
の密着により外部と完全に遮断され洩れを生じない。こ
のようにして２個のクランプをそれぞれの位置に応じた
締付力を生じさせることにより、ＡダクトとＢダクトの
接続部分の洩れが防止される。
ュレータの大径側側壁の内面とＡダクト外面とを密着さ
せ気密を保つ。従ってスリットの近傍の空間はこの部分
の密着により外部と完全に遮断され洩れを生じない。こ
のようにして２個のクランプをそれぞれの位置に応じた
締付力を生じさせることにより、ＡダクトとＢダクトの
接続部分の洩れが防止される。
（実施例） 第１図に実施例の断面を示す。Ａダクト１は第２図に示
すように先端部に複数のスリット５が軸方向に設けられ
ている。Ｂダクト２は先端部がＡダクト１の先端部より
やや小径となり、Ａダクト１の先端部に挿入されてい
る。Ａダクト１の先端には合成ゴム製で断面がＵ字状に
２重側壁（内側壁6a、外側壁6b）を有するインシュレー
タ６が嵌め込まれており、側壁6a、6bの末端はスリット
５の終端5aを越える位置まで伸びてスリット５を被って
おり、内側壁6aの内面にＢダクトの外面とが当接してい
る。クランプ４がスリット５の中間位置で外側壁6b外面
全周を締付けている。これによりスリット５のある部分
でＡダクト１の直径が縮小方向に撓み、Ｂダクト２とイ
ンシュレータ６の間の気密が保たれる。さらにスリット
５の終端5aを越えた位置でインシュレータ６の外側壁6b
末端付近がその全周をクランプ７により締付けられる。
これによりインシュレータ６の内側壁6a末端からスリッ
ト５の終端5aへ通ずる洩れの経路は閉塞され気密が保た
れる。
すように先端部に複数のスリット５が軸方向に設けられ
ている。Ｂダクト２は先端部がＡダクト１の先端部より
やや小径となり、Ａダクト１の先端部に挿入されてい
る。Ａダクト１の先端には合成ゴム製で断面がＵ字状に
２重側壁（内側壁6a、外側壁6b）を有するインシュレー
タ６が嵌め込まれており、側壁6a、6bの末端はスリット
５の終端5aを越える位置まで伸びてスリット５を被って
おり、内側壁6aの内面にＢダクトの外面とが当接してい
る。クランプ４がスリット５の中間位置で外側壁6b外面
全周を締付けている。これによりスリット５のある部分
でＡダクト１の直径が縮小方向に撓み、Ｂダクト２とイ
ンシュレータ６の間の気密が保たれる。さらにスリット
５の終端5aを越えた位置でインシュレータ６の外側壁6b
末端付近がその全周をクランプ７により締付けられる。
これによりインシュレータ６の内側壁6a末端からスリッ
ト５の終端5aへ通ずる洩れの経路は閉塞され気密が保た
れる。
（考案の効果） この考案は上記のようにインシュレータを断面Ｕ字形の
ものとし、外側のダクトＡのスリット部分を越えた位置
と、スリットの外側の位置とにクランプを設けて、それ
ぞれの位置で締付けるようにしたので、二つのクランプ
の協働により、ＡダクトとＢダクトの接続部における洩
れを完全に防止することができる。
ものとし、外側のダクトＡのスリット部分を越えた位置
と、スリットの外側の位置とにクランプを設けて、それ
ぞれの位置で締付けるようにしたので、二つのクランプ
の協働により、ＡダクトとＢダクトの接続部における洩
れを完全に防止することができる。
第１図はこの考案の実施例の断面図、第２図はABダクト
の側面図、第３図は従来のダクト接続部構造の図であ
る。 １、２……ダクト、４、７……クランプ、５……スリッ
ト、６……インシュレータ
の側面図、第３図は従来のダクト接続部構造の図であ
る。 １、２……ダクト、４、７……クランプ、５……スリッ
ト、６……インシュレータ
Claims (1)
- 【請求項１】ダクトＡの先端部に軸方向の複数のスリッ
トを設け、弾性材料でなりスリットの終端を越えてダク
トＡの先端部を被う断面Ｕ字形のインシュレータを装着
し、ダクトＢの先端をインシュレータ内径側に嵌入し、
インシュレータ外径側全周を締付ける２個のクランプ
を、スリット外側の位置とスリットを越えた位置とに取
付けてなるダクトの接続部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989127679U JPH0749189Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ダクトの接続部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989127679U JPH0749189Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ダクトの接続部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0369389U JPH0369389U (ja) | 1991-07-10 |
| JPH0749189Y2 true JPH0749189Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=31675425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989127679U Expired - Lifetime JPH0749189Y2 (ja) | 1989-10-31 | 1989-10-31 | ダクトの接続部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749189Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013215607A1 (de) * | 2013-08-07 | 2015-03-05 | Mahle International Gmbh | Frischluftanlage |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS459106Y1 (ja) * | 1966-06-27 | 1970-04-27 | ||
| JPS53160021U (ja) * | 1977-05-20 | 1978-12-14 | ||
| JPS54159219U (ja) * | 1978-04-27 | 1979-11-07 | ||
| JPS6047987U (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-04 | トヨタ自動車株式会社 | 配管継ぎ手 |
| JPS6380396U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-27 |
-
1989
- 1989-10-31 JP JP1989127679U patent/JPH0749189Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0369389U (ja) | 1991-07-10 |
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