JPH10299475A - 管用フレキシブル継手 - Google Patents

管用フレキシブル継手

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Publication number
JPH10299475A
JPH10299475A JP9108408A JP10840897A JPH10299475A JP H10299475 A JPH10299475 A JP H10299475A JP 9108408 A JP9108408 A JP 9108408A JP 10840897 A JP10840897 A JP 10840897A JP H10299475 A JPH10299475 A JP H10299475A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
pipe
elastic ring
bellows
bellows tube
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9108408A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ozaki
眞嗣 小崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sango Co Ltd
Original Assignee
Sango Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sango Co Ltd filed Critical Sango Co Ltd
Priority to JP9108408A priority Critical patent/JPH10299475A/ja
Publication of JPH10299475A publication Critical patent/JPH10299475A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベローズ管に圧縮、引っ張り、曲げ、せん断
等の各力がどの方向に加わっても、振動を確実に減衰さ
せる。 【解決手段】 第1の管1と第2の管2とをベローズ管
3で連結する。ベローズ管3の内側もしくは外側にブレ
ード4を配置する。ブレード4の両端部を上記第1の管
1と第2の管2に固定する。ブレード4の内面に内嵌弾
性リング5を接触するように嵌合し、ブレード4の外面
に外嵌弾性リング6を接触するように嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管用フレキシブル継
手に関するもので、例えば、自動車の排気系における上
流側排気管と下流側排気管等、管と管をフレキシブルに
連結する継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような管継手においては、
管相互を伸縮可能なベローズ管で気密的に接続して管軸
方向の圧縮や引張り力、更には管軸方向と直交する方向
の屈曲力を吸収するようにしている。更には、過大な引
張り力が作用した場合に、上記のベローズ管が塑性変形
したり破損するのを防止するために、ベローズ管の外周
に金属細線からなるブレードを巻装配置してストッパと
して利用し、ベローズ管に過大な引張り力が加わるのを
阻止している。
【0003】このようなブレードを設けたものにおいて
は、このブレードによりベローズ管の振動も減衰させる
ことが行われており、例えば、ベローズ管の外周にブレ
ードを比較的きつめに被せてブレード内面とベローズ管
外面との摩擦によって振動の減衰を図るものが提案され
ている(例えば実開昭59−118886号公報の第1
図)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、ベ
ローズ管の外周にブレードを被せたものにおいては、曲
げ力や引張り力によってある程度ベローズ管が延び変形
してブレードに張力が発生し、そのブレードがベローズ
管に強く密着しない限り、両者間に摩擦力は発生せず、
振動の減衰力は得られない。更に、ベローズ管に管軸方
向の圧縮力が働いてブレードに引張り力が発生しないよ
うな場合には、摩擦による振動の減衰は得られない。し
たがって、振動減衰効果があまり期待できない問題があ
る。
【0005】そこで本発明は、ベローズ管に圧縮、引っ
張り、曲げ、せん断等の各力がどの方向に加わっても、
ベローズ管が少しでも変形すれば振動を確実に減衰させ
ることができる管用フレキシブル継手を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、第1の管と第2の
管とをベローズ管で連結し、ベローズ管の内側もしくは
外側にブレードを配置するとともに該ブレードの両端部
を上記第1の管と第2の管に固定し、上記ブレードの内
面に内嵌弾性リングを接触するように嵌合し、ブレード
の外面に外嵌弾性リングを接触するように嵌合したこと
を特徴とするものである。
【0007】本発明においては、ベローズ管の内側面と
外側面に弾性リングが配置されているため、ベローズ管
に圧縮、引っ張り、曲げ、せん断等の各力がどの方向に
加わっても、ベローズ管が少しでも変形すれば、ブレー
ドと各内嵌弾性リング及びブレードと各外嵌弾性リング
との間に摩擦力が生じ、変形力、すなわちベローズ管の
振動を確実に減衰し、また、上記の摩擦力が、各力に対
するストッパとして作用する。
【0008】請求項2記載の第2の発明は、上記第1の
発明において、内嵌弾性リングと外嵌弾性リングとをベ
ローズ管の軸方向に交互に配置したものである。本発明
においては、各弾性リングとブレードとの接触面積が大
きくなるとともに、各弾性リングの弾性力により、各弾
性リングがブレーダに強く押し付けられ、上記の摩擦力
が一層大きくなる。
【0009】そして、請求項3記載の第3の発明は、上
記第1又は第2の発明において、内嵌弾性リングと外嵌
弾性リングを、夫々ベローズ管の軸方向に延在するコイ
ルスプリングで形成したものである。
【0010】本発明においては、内嵌弾性リング相互が
一体化され、また外嵌弾性リング相互も一体化され、各
弾性リングが、その軸方向の間隔を均等にして配置され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示す実施例に基づ
いて本発明の実施の形態について説明する。図1は第1
実施例を示す。
【0012】連結すべき第1の管1と第2の管2の夫々
の端部1a,2aは相互に所定の間隔を有して対向配置
されている。該管1,2は、例えば自動車の排気系を構
成する排気管や、その他の振動等を受ける部分に使用さ
れる管である。
【0013】上記第1の管1の端部1aの外周にはベロ
ーズ管3の一端部3aが気密的に嵌合され、また、第2
の管2の端部2aの外周には上記ベローズ管3aの他端
部3bが気密的に嵌合され、夫々の嵌合部が溶接固定さ
れている。
【0014】上記ベローズ管3は金属材料で筒状に形成
され、その軸方向の圧縮力、引張り力及び曲やせん断力
に対して伸縮、屈曲するようになっている。上記ベロー
ズ管3の外側全周には筒状のブレード4が配置され、そ
の軸方向の一端部4aが上記ベローズ管3の一端部3a
の外周に溶接にて固定され、他端部4bがベローズ管3
の他端部3bの外周に溶接にて固定されている。該ブレ
ード4はステンレスワイヤ等の金属細線を編組したもの
である。
【0015】上記ブレード4の内側面には金属製の内嵌
弾性リング5が嵌合され、ブレード4の外側面には金属
製の外嵌弾性リング6が嵌合されており、かつ、該内嵌
弾性リング5と外嵌弾性リング6は、ブレード4の軸方
向に所定の間隔を有して交互に配置されている。更に、
該両リング5,6における軸方向断面形状は、ブレード
4と接触する側の面が比較的長い半径の円弧面5a,6
aに形成され、反対の面5b,6bが軸心と平行する平
面に形成されている。これら各リング5,6は上記ベロ
ーズ管3の軸方向における両端部の凸部の間に渡って配
置されている。
【0016】更に、各内外の弾性リング5,6の直径
は、その円弧面5a,6aが軸方向の両側に配置された
内嵌弾性リング5,5間に架設されたブレード4に接触
するように設定されており、図の実施例では、外嵌弾性
リング6における円弧面6aの頂部の直径が内嵌弾性リ
ング5における円弧面5aの頂部の直径より小径に設定
されている。
【0017】上記ブレード4の軸方向の両端部には筒状
のブレード押さえ7,8が配置され、夫々の基部7a,
8aを上記ブレード4の両端部4a,4bの外面に嵌合
して溶接にて両管1,2に固定し、夫々の拡開部7b,
8bで上記ブレード4における立上り部4a,4bの外
面を押圧している。
【0018】以上のような構造であるため、ベローズ管
3の通常形態時においてはブレード4が内嵌弾性リング
5と外嵌弾性リング6により張り状態にある。したがっ
て、ベローズ管3に圧縮、引っ張り、曲げ、せん断等の
各力がどの方向に加わっても、ベローズ管3が少しでも
変形すれば、ブレード4と各内嵌弾性リング5との間及
びブレード4と各外嵌弾性リング6との間に摩擦力が発
生し、ベローズ管3の変形力、すなわち振動が確実に減
衰される。
【0019】更に、上記のような各弾性リング5,6と
ブレード4間の摩擦抵抗力は、ベローズ管3の伸縮及び
曲げ等に対するストッパとしての機能を有する。更に、
上記実施例のように、内嵌弾性リング5と外嵌弾性リン
グ6が、夫々のブレード4との接触部径を相違させてベ
ローズ管の軸方向に交互に配置されている場合には、各
弾性リング5,6とブレード4との接触面積が大きくな
るとともに各弾性リング5,6の弾性力によって各弾性
リング5,6がブレード4に対してその径方向の内方及
び外方へ強く押し付けられるので、摩擦力が一層大きく
なり、強い減衰力及びストッパ効果が得られる。
【0020】更に、上記実施例のように、両弾性リング
5,6におけるブレード4と接触する面を円弧面5a,
6aに形成すると、接触面積が更に大きくなって上記の
摩擦力が更に一層大きくなり、減衰力及びストッパ効果
をより高めることができる。
【0021】図2は第2実施例を示す。本第2実施例
は、上記第1実施例と同様のベローズ管3の内側にブレ
ード4を配置した構造に本発明を適用したものである。
【0022】本実施例においては、軸方向の両側に外嵌
弾性リング6を配置するとともに外嵌弾性リング6と内
嵌弾性リング5を上記第1実施例と同様に交互に配置
し、内嵌弾性リング5とブレード4間及び外嵌弾性リン
グ6とブレード4間に上記第1実施例と同様に摩擦力を
発生させるようにしたものである。その他の構造は上記
第1実施例と同様であるため、上記第1実施例と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0023】本第2実施例においても、上記第1実施例
と同様の作用、効果を発揮できる。なお、上記各実施例
は、弾性リング5,6を3本使用した例であるが、3本
以上の弾性リング5,6を上記のように交互に配置して
もよい。
【0024】また、上記各実施例の弾性リング5,6は
夫々単一のリングを使用したが、上記の内嵌弾性リング
5と外嵌弾性リング6を、夫々ベローズ管3の軸方向に
延在するコイルスプリングで形成してもよい。このよう
にコイルスプリングで形成すると、各弾性リングの軸方
向の間隔が均等に配置されるとともにベローズ管3の伸
縮等の変形時及び回復時にも間隔が均等に変化し、上記
の両弾性リングによる作用、効果がより顕著に発揮され
る。更に、このようなコイルスプリングにすると、各内
嵌弾性リング5及び各外嵌弾性リング6が夫々一体化さ
れ、継手の製造が容易になる。
【0025】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、ベローズ管に圧縮、引っ張り、曲げ、せ
ん断力等の各力がどの方向に加わっても各弾性リングと
ブレードとの間に大きな摩擦力を発生させて振動を確実
に減衰させることができ、更に、上記の大きな摩擦力に
より各力に対する大きなストッパ効果を発揮できる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、上記の摩擦
力を一層大きくして一層振動の減衰力を高めることがで
きる。請求項3記載の発明によれば、上記の効果を更に
一層高めることができる上に、各弾性リングを一体化さ
せて継手の製造を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す上半部を切断した側
面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す上半部を切断した側
面図。
【符号の説明】
1,2…管 3…ベローズ管 4…ブレード 5…内嵌弾性リング 6…外嵌弾性リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の管と第2の管とをベローズ管で連
    結し、ベローズ管の内側もしくは外側にブレードを配置
    するとともに該ブレードの両端部を上記第1の管と第2
    の管に固定し、上記ブレードの内面に内嵌弾性リングを
    接触するように嵌合し、ブレードの外面に外嵌弾性リン
    グを接触するように嵌合したことを特徴とする管用フレ
    キシブル継手。
  2. 【請求項2】 内嵌弾性リングと外嵌弾性リングとをベ
    ローズ管の軸方向に交互に配置した請求項1記載の管用
    フレキシブル継手。
  3. 【請求項3】 内嵌弾性リングと外嵌弾性リングを、夫
    々ベローズ管の軸方向に延在するコイルスプリングで形
    成した請求項1又は2記載の管用フレキシブル継手。
JP9108408A 1997-04-25 1997-04-25 管用フレキシブル継手 Withdrawn JPH10299475A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100353123B1 (ko) * 2000-08-28 2002-09-16 주식회사 에스제이엠 자동차 배기관용 연결구
FR2873403A1 (fr) * 2004-07-20 2006-01-27 Sjm Co Ltd Tube flexible pour un tuyau d'echappement d'une automobile
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706