JPH05326685A - 半導体基板の製造方法 - Google Patents

半導体基板の製造方法

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JPH05326685A
JPH05326685A JP4129057A JP12905792A JPH05326685A JP H05326685 A JPH05326685 A JP H05326685A JP 4129057 A JP4129057 A JP 4129057A JP 12905792 A JP12905792 A JP 12905792A JP H05326685 A JPH05326685 A JP H05326685A
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silicon wafer
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川 和 由 古
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多結晶シリコンを堆積させる際に裏面側まで
回り込んでここに付着した多結晶シリコンを、これに引
き続いて行われる研磨や研削に先立って確実に除去し
て、接着ウェーハの裏面を平坦にすることができるよう
にする。 【構成】 2枚のシリコンウェーハ11,12を誘電体
層13を介在させつつ一体化させ、一方のシリコンウェ
ーハ11を誘電体層13に達する溝15で複数に分離
し、この溝15の内周面に絶縁膜16aを設け、溝15
が埋まるまで多結晶シリコン17を堆積させ、この多結
晶シリコン17をシリコンウェーハ11の表面が露出す
るまで研磨する半導体基板の製造方法において、多結晶
シリコン17を堆積させる前にシリコンウェーハ12の
裏面側に酸化膜16b,16cを設け、この堆積後に酸
化膜16b,16cを等方性のエッチングで少なくとも
基板周縁の丸みの部分に達するまで除去することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコンウェーハの上
に酸化膜等の誘電体層を介在させつつ半導体単結晶膜を
形成する誘電体分離型半導体基板の製造方法、特に2枚
のシリコンウェーハを誘電体層を介在させて貼り合わ
せ、一方のシリコンウェーハを規定の厚さまで減らして
これで半導体単結晶膜を形成するようにした半導体基板
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体装置の素子間分離法と
して、pn接合分離法や誘電体分離法が知られている。
ここに、誘電体分離法は、pn接合分離法に比べて、 高温動作時においても洩れ電流が少なくラッチアッ
プが無い。 高耐圧素子を分離する際でも分離に必要な面積が少
ない。 電圧印加の極性を考慮する必要がない。 寄生容量が少ない。 等の特徴を持つ優れた分離方法である。
【0003】誘電体分離を実現するためにいくつかの方
法が知られている。例えば、2枚のシリコンウェーハ同
志を酸化膜等の誘電体層を介在させつつ直接接着させる
方法、SOSと呼ばれるサファイヤ基板の上にシリコン
を気相成長させる方法、絶縁膜上に堆積させた非晶質シ
リコンを再結晶させる方法、シリコンウェーハの一部に
エッチングを施し酸化膜を形成した後、多結晶シリコン
を堆積させ、裏面から研磨することで前記多結晶シリコ
ンで保持されて島状に分離された多結晶シリコンを得る
方法などである。
【0004】このうち、前記シリコンウェーハ同志の直
接接着を利用したものは、厚くて良質の結晶シリコンが
活性層として得られ、また比較的反りが少ないばかりで
なく、工程が簡単であるといった利点を有している。
【0005】この直接接着を利用した半導体基板の従来
の一般的な製造方法を、図4を参照して説明する。
【0006】先ず、片面に鏡面仕上げを施した2枚のシ
リコンウェーハ1,2を用意し、このウェーハ1,2の
うちの少なくとも一方の外周面に誘電体層をなす酸化膜
(SiO2 膜)3を形成した後(同図(a))、両者
1,2をその鏡面同志を互いに接合させつつ一体に接着
して接着ウェーハ4を作製する(同図(b))。次に、
半導体素子が作られる活性層側の第1のシリコンウェー
ハ1の肉厚を規定の厚さまで研磨などで減らし(同図
(c))、この第1のシリコンウェーハ1の表面より前
記酸化膜3まで達するV字型の溝5を、例えば異方性エ
ッチングにより形成して、第1のシリコンウェーハ(活
性層)1を島状に分離する(同図(d))。
【0007】次に、前記島同士を互いに電気的に分離す
るために、溝5の内周面を含む第1のシリコンウェーハ
1の表面に絶縁膜としての酸化膜6を形成し(同図
(e))、更に前記溝5の深さが埋まるようにこの表面
に多結晶シリコン7を堆積させ(同図(f))、しかる
後、少なくとも第1のシリコンウェーハ1が露出するま
でこの表面を研削及び研磨して平坦化させることにより
(同図(g))、表面の平坦な誘導体分離型半導体基板
を得るようなされていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、図5に示すように、多結晶シリコン7
を第1のシリコンウェーハ1の表面に堆積させる時、こ
の多結晶シリコン7が第2のシリコンウェーハ2の裏面
側まで回り込んでここに付着してしまうことがあった。
【0009】すると、その後の工程で、活性層の第1の
シリコンウェーハ1の表面を露出させるため、例えば同
図一点鎖線に示す位置まで表面に研削や研磨を施して表
面を平坦化させるのであるが、この時、接着ウェーハ4
の裏面側に多結晶シリコン7が下方に突出して付いてい
ると、研磨の精度が低下してしまい、特に表面の周縁部
でシリコンウェーハ1が規定の厚さより薄くなったり、
最悪の場合には、接着ウェーハ4自身が破壊してしまう
ことがあるといった問題点があった。
【0010】つまり、研削や研磨は、一般に平坦なステ
ージや定盤の上に接着ウェーハ4の裏面を真空吸着した
り貼付けて保持した状態で行うのであるが、この時、こ
の裏面の周縁部が高くなっていると、接着ウェーハ4が
下に凸に反ったり、座りが悪くなり、この状態では第1
のシリコンウェーハ1に対する規定の厚さの均一な研削
や研磨を施すことができなくなっていた。
【0011】ここに、第1のシリコンウェーハ(活性
層)1の厚さは、この基板に作られる半導体素子の性能
に大きな影響を与え、また接着ウェーハ4の破壊は、基
板製造の歩留まりを下げるだけでなく、研削や研磨装置
まで損害を与えるおそれがあるので改善の必要がある。
【0012】本発明は上記に鑑み、多結晶シリコンを堆
積させる際に裏面側まで回り込んでここに付着した多結
晶シリコンを、これに引き続いて行われる研磨や研削に
先立って確実に除去して、接着ウェーハの裏面を平坦に
することができるようにしたものを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体基板の製造方法は、第1のシリ
コンウェーハと第2のシリコンウェーハとを誘電体層を
介在させつつ一体化する工程と、前記第1のシリコンウ
ェーハを前記誘電体層に達する溝で複数に分離する工程
と、前記溝の内周面に絶縁膜を設ける工程と、前記溝が
埋まるまで前記第1のシリコンウェーハの表面に多結晶
シリコンを堆積させる工程と、前記多結晶シリコンを少
なくとも前記第1のシリコンウェーハの表面が露出する
まで研磨する工程を経る半導体基板の製造方法におい
て、前記多結晶シリコンを堆積させる前に前記第2のシ
リコンウェーハの裏面側に酸化膜を設け、多結晶シリコ
ン堆積後に前記酸化膜を等方性のエッチングで少なくと
も周縁の丸みの部分に達するまで除去することを特徴と
するものである。
【0014】ここに、前記多結晶シリコンを堆積させた
後、該多結晶シリコンの表面を一旦酸化させ、その後に
エッチングによる酸化膜の除去を行うようにすることも
できる。
【0015】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、第1の
シリコンウェーハの表面に多結晶シリコンを堆積させた
時、第2のシリコンウェーハの裏面側に回り込む多結晶
シリコンは、第2のシリコンウェーハの裏面のほぼ全域
に形成した酸化膜の上に付着することになり、酸化膜を
等方性エッチングによって少なくとも周縁の丸みの部分
に達するまで除去することによって、この酸化膜と一緒
にこの裏面側に回り込んだ多結晶シリコンを除去して裏
面を平坦にすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0017】図2は、第1の実施例を工程順に示すもの
で、先ず少なくとも片面に鏡面仕上げを施した2枚のシ
リコンウェーハ11,12、即ち活性層側となる第1の
シリコンウェーハと、これを保持して台となる第2のシ
リコンウェーハ12を用意し、一方のシリコンウェーハ
11の外周面に、例えば厚さ1μmの誘電体層をなす酸
化膜13を熱酸化によって形成し(同図(a))、両者
11,12をその鏡面同志を互いに接合させつつ一体に
接着して接着ウェーハ14を作製する(同図(b))。
【0018】この直接接着の一般的な方法は次の通りで
ある。
【0019】先ずウェーハを、硫酸、硝酸、塩酸、過酸
化水素水などの無機酸やその混合物、タソモニアやコリ
ンなどのアルカリ系の薬品、更にはこれらを組み合わせ
たものを使用して洗浄し、表面を活性化させる。そし
て、この洗浄後、スピンドライヤなどでウェーハを乾燥
させてから2枚のウェーハの鏡面同士を密着させる。こ
の密着は、ウェーハ間に異物が入らないように、清浄な
雰囲気で行う必要があるが、機械的な加圧はしなくても
良く、室温空気中で行うことができる。即ち、表面が活
性化されているのでウェーハは自らの力で密着する。
【0020】この密着後、熱処理をすれば密着強度が上
がり、2枚のウェーハは完全に一体化する。この強度の
増加は、200℃以上で観察されるが、機械的強度を飽
和させるためには900℃以上、望ましくは1000な
いし1100℃が良い。熱処理の雰囲気は、酸素、窒
素、水素、水蒸気またはこれらの混合気体とを問わない
が、酸素を含んだ窒素が一般的である。
【0021】この実施例では硫酸と過酸化水素水の混合
液を使用してシリコンウェーハ11,12の洗浄活性化
を行い、25%の酸素を含んだ窒素中で1100℃、1
時間の熱処理を施すことによって両ウェーハ11,12
を一体に接着させている。
【0022】次に、接着後の第1のシリコンウェーハ1
1の表面をその厚さが50μm程度の活性層となるまで
研磨する(同図(c))。そして、活性層となった第1
のシリコンウェーハ11の表面に、例えば部分的に開口
させた酸化膜(図示せず)をマスクとして水酸化カリウ
ム水溶液で異方性エッチングを行うことによって、酸化
膜13まで達するV字状の溝15を形成する(同図
(d))。
【0023】次に、前記溝15によって区画された島同
士を互いに電気的に分離させるため、溝15の内周面を
含む第1のシリコンウェーハ11の表面に、例えば厚さ
1μmの絶縁膜としての酸化膜16を形成するのである
が、この時、この酸化を水蒸気雰囲気中での熱酸化で行
うことにより、この酸化膜16が接着ウェーハ14の全
外周面を包囲するよう、即ち表面側の酸化膜16aのみ
ならず縁部から延びる裏面側の酸化膜16bも同時に形
成する(同図(e))。
【0024】つまり、図1(a)に示すように、接着ウ
ェーハ13の全外周面を酸化膜16で、即ち表面を覆う
酸化膜16a、裏面を覆う酸化膜16b及び縁部を覆う
酸化膜16cで完全に覆うようにする。
【0025】次ぎに、この接着ウェーハ4の表面に、ハ
ロゲン化シランを使って、例えば厚さ約60μmの多結
晶シリコン17を堆積させる(同図(f))。この時、
多結晶シリコン17は接着ウェーハ14の裏面側へも回
り込むが、全て酸化膜16上に堆積することになる。
【0026】この多結晶シリコン17の裏面側への回り
込みの様子を測定したところ、各接着ウェーハ毎に、ま
た同一ウェーハでも位置により異なるが、縁端部から
0.5ないし3.0mm程度であった。即ち、図1(a)
に示すように、接着ウェーハ14の縁部を覆う酸化膜1
6cからこの裏面を覆う酸化膜16bの周縁部にかけて
多結晶シリコン17が付着する。
【0027】次に、例えば5倍に希釈した弗酸で10時
間に亘るエッチングを施すことにより、接着ウェーハ1
4の裏面を覆う酸化膜16b及び縁部を覆う酸化膜16
cの裏面側の一部を除去し、これによって裏面側に回り
込んでここに付着した多結晶シリコン17を除去して裏
面を平坦にする(同図(g))。つまり、所定の条件で
酸化膜16に対する等方性エッチングを行うことによ
り、図1(b)に示すように、外部に露出した裏面側の
酸化膜16bは勿論、縁部を覆う酸化膜16cの裏面側
の一部のみを除去して、この除去された酸化膜16に付
着した多結晶シリコン17も同時に除去することができ
る。
【0028】このエッチングの条件は、多結晶シリコン
17の裏面回り込みの様子によって異なるが、少なくと
も縁部を覆う酸化膜16cの裏面側の一部を除去して、
裏面が平坦になるように設定する。
【0029】このようして、接着ウェーハ14の裏面を
平坦にし、この状態で平面研削盤等で粗削りを行い、し
かる後、ポリッシングで仕上げをして表面を平坦化し
(同図(h))、これによって誘電体分離型半導体基板
を完成させる。
【0030】この時、接着ウェーハ14はその裏面が平
坦であるため、平坦なステージや定盤の上に接着ウェー
ハ14の裏面を真空吸着したり貼付けてこれを保持した
際、水平な安定した状態で保持することができ、これに
よって接着ウェーハ4の第1のシリコンウェーハ1に対
する規定の厚さの均一な研削や研磨を施すことができる
ようになる。
【0031】この実施例の場合、多結晶シリコン17の
除去に当たり、この裏面への回り込みの程度によってエ
ッチング液の濃度やエッチング時間等のエッチング条件
を設定する必要がある。即ち、回り込みが大きく、より
内部に達する程、エッチング量を多くしなければなら
ず、もしエッチング量が少ないと裏面に回り込んだ多結
晶シリコンの除去が不十分となってしまう。逆に、エッ
チング量が多すぎると、誘電体分離に必要な第1のシリ
コンウェーハ11と第2のシリコンウェーハ12とを分
離する酸化膜13までエッチングされるおそれがある。
【0032】一般に、多結晶シリコンの裏面回り込みの
様子は一定しないので、エッチング条件の設定が困難と
なる場合がある。
【0033】図3は、このような問題点を解消して、エ
ッチング条件の簡素化を図った第2の実施例を示すもの
である。
【0034】即ち、この実施例は、前記第1の実施例と
同様にして、接着ウェーハ14の表面に多結晶シリコン
17を堆積させた(同図(a))後、例えば1100℃
の水蒸気雰囲気で約1時間に亘る酸化を行って、多結晶
シリコン17の表面に、同図(b)に斜線で示す酸化膜
17aを形成する。ここに、多結晶シリコン17の裏面
側への回り込んだ部分は、一般にかなり薄いので、下地
の酸化膜16に達するまで全て酸化されて酸化膜17a
となる。
【0035】そして、この状態で、例えば弗化アンモニ
ウム溶液で30分に亘る酸化膜を除去する等方性エッチ
ングを施すことにより、同図(c)に示すように、表面
に露出した酸化膜16,17aをほぼ均一に除去し、こ
れによって裏面側に回り込んだ多結晶シリコン17を除
去して、裏面を平坦にするようにしたものである。
【0036】この実施例の場合、裏面に回り込んだ多結
晶シリコン17は、酸化された後、直接エッチング除去
されるので、回り込みの様子によりエッチング量を設定
する必要をなくすことができる。
【0037】次に、上記各実施例の効果を調べるため、
試料を3つの群に分け、第1群は前記第1の実施例によ
って、第2群は前記第2の実施例によって、第3群は前
記従来例によって、それぞれ半導体基板を製作した時の
状態を調べた結果を以下に説明する。ここに、半導体基
板の活性層(第1のシリコンウェーハ)の厚さの規格を
40±2μmとしている。
【0038】即ち、第1群(第1の実施例)において
は、多結晶シリコン17を堆積させ、エッチングを施し
て酸化膜16の除去を行った後の検査で、接着ウェーハ
14の裏面に付着した多結晶シリコン17を殆ど除去す
ることができることが確かめられたが、約5%のものに
多結晶シリコン17が残り、後の平面研削工程及びポリ
ッシング工程で割れたものはなかったものの、約4%の
ものが縁の部分で薄くなって厚さの規格から外れた。
【0039】また、第2群(第2の実施例)において
は、多結晶シリコン17を堆積させ、エッチングを施し
て酸化膜16,17aの除去を行った後の検査で、接着
ウェーハ14の裏面に付着した多結晶シリコン17を全
て除去することができることが確かめられ、後の平面研
削工程及びポリッシング工程で割れたものがなく、しか
も全品が厚さの規格に合格した。
【0040】これに対して、第3群(従来例)において
は、多結晶シリコン7を堆積させた後の平面研削工程で
5%、ポリッシング工程で4%の接着ウェーハ4が割
れ、約半数が縁の部分で薄くなって厚さの規格から外れ
た。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
1のシリコンウェーハの表面に多結晶シリコンを堆積さ
せた時に第2のシリコンウェーハの裏面側に回り込んで
ここに付着したものを、後工程に先立って効果的に除去
することができ、これによって、誘電体分離型半導体基
板の重要な因子である活性層の厚さの制御を容易となす
とともに、歩留まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の途中の工程における要
部拡大図。
【図2】同じく、工程順に示す図。
【図3】第2の実施例の途中に工程における要部拡大
図。
【図4】従来例を工程順に示す図。
【図5】同じく、途中の工程における要部拡大図。
【符号の説明】
11,12 シリコンウェーハ 13 酸化膜(誘電体層) 14 接着ウェーハ 15 溝 16 酸化膜(絶縁膜) 17 多結晶シリコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のシリコンウェーハと第2のシリコン
    ウェーハとを誘電体層を介在させつつ一体化する工程
    と、前記第1のシリコンウェーハを前記誘電体層に達す
    る溝で複数に分離する工程と、前記溝の内周面に絶縁膜
    を設ける工程と、前記溝が埋まるまで前記第1のシリコ
    ンウェーハの表面に多結晶シリコンを堆積させる工程
    と、前記多結晶シリコンを少なくとも前記第1のシリコ
    ンウェーハの表面が露出するまで研磨する工程を経る半
    導体基板の製造方法において、前記多結晶シリコンを堆
    積させる前に前記第2のシリコンウェーハの裏面側に酸
    化膜を設け、多結晶シリコン堆積後に前記酸化膜を等方
    性のエッチングで少なくとも基板周縁の丸みの部分に達
    するまで除去することを特徴とする半導体基板の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記多結晶シリコンを堆積させた後、該多
    結晶シリコンの表面を一旦酸化させ、その後にエッチン
    グによる酸化膜の除去を行うことを特徴するとする請求
    項1記載の半導体基板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009087979A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Oki Semiconductor Co Ltd 基板構造体、及び基板構造体の製造方法
CN106449501A (zh) * 2015-08-04 2017-02-22 北大方正集团有限公司 改善外延片背面平整度的方法和外延片

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