JPH05326472A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH05326472A
JPH05326472A JP4148938A JP14893892A JPH05326472A JP H05326472 A JPH05326472 A JP H05326472A JP 4148938 A JP4148938 A JP 4148938A JP 14893892 A JP14893892 A JP 14893892A JP H05326472 A JPH05326472 A JP H05326472A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の供給により生じる負圧を利用して被処
理体の保持を行うと同時に、被処理体の裏面への処理液
やごみ等の付着を防止する。 【構成】 スピンチャック1の駆動軸を中空回転軸11
にて形成し、この中空回転軸11内に排出通路15を残
して供給管体14を貫通する。中空回転軸11の下部排
出口16bと供給管体14の下部供給口16cとの間を
シールブロック16にて区画する。これにより、供給口
16cから供給管体14を通って気体Aがスピンチャッ
ク1上のウエハWの裏面に供給されて負圧を生じ、この
負圧によってウエハWの保持を行い、その後、気体Aは
ウエハWの裏面に侵入する処理後の洗浄液と共に排出通
路15から排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば半導体ウエハ
等の被処理体を回転保持しつつ処理する処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の処理装置として、被処理
体例えば半導体ウエハを水平に保持して回転させ、半導
体ウエハの表面に処理液(洗浄液)を供給すると共に、
例えばナイロンやモヘヤ等にて形成されるブラシを半導
体ウエハの表面に押し当てて表面の粒子汚染物を除去す
る処理装置が知られている。
【0003】また、この種の処理装置において、半導体
ウエハの保持手段として負圧を利用した方式のものが採
用されており、この負圧利用方式として、例えば特開昭
57−45233号公報に記載の構造のものが知られて
いる。この特開昭57−45233号公報に記載の技術
は、半導体ウエハを回転保持する保持手段の表面に開口
を有する渦室を形成すると共に、渦室の側壁に導入孔を
形成し、そして、保持手段の回転軸の供給路を通って導
入孔から圧縮気体若しくは加圧液体を渦室内に噴射させ
て渦を生成せしめ、この渦によって生じる負圧を利用し
て半導体ウエハを保持する構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の処理装置においては、流体を半導体ウエハの裏
面に供給するため、処理液が半導体ウエハの裏面側に侵
入して付着するのを防止することはできるが、流体を保
持手段の回転軸に設けられた供給路を通して渦室内に供
給させるため、回転軸受部から発生したごみが供給され
る流体と共に搬送されて半導体ウエハの裏面に付着する
ことがあり、製品歩留りの低下をきたすという問題があ
った。また、保持手段の駆動源であるモータの内部にも
ごみあるいは供給される液体が侵入する虞れがあり、こ
のごみ等の侵入によってモータに支障をきたすという問
題もあった。には、特に供給される液体の使用後の排出
処理について考慮する必要があり、そのために液体の排
出系統を別途に設ける必要もあった。
【0005】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、流体の供給により生じる負圧を利用して被処理体の
保持を行うと同時に、被処理体の裏面への処理液やごみ
等の付着を防止するようにした処理装置を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の処理装置は、被処理体を回転保持手段に
て保持すると共に、被処理体の表面に処理液を供給して
処理する処理装置を前提とし、上記回転保持手段の駆動
軸に、上記被処理体の裏面に供給される流体の供給通路
と、上記流体の排出通路を形成してなるものである。
【0007】この発明において、上記回転保持手段の駆
動軸は被処理体の裏面に供給される流体の供給通路と排
出通路とを有するものであれば、その構造は任意でよい
が、好ましくは回転保持手段の駆動軸を中空回転軸にて
形成し、この中空回転軸内に排出通路を残して流体供給
管体を貫通し、上記中空回転軸の下部排出口と上記流体
供給管体の下部供給口との間をシール手段にて区画する
方がよい。
【0008】
【作用】上記のように構成されるこの発明の処理装置に
よれば、回転保持手段の駆動軸に、被処理体の裏面に供
給される流体の供給通路と排出通路を形成することによ
り、流体を供給通路を介して被処理体の裏面に供給した
後、排出通路から排出することができる。したがって、
処理時に被処理体の表面に供給されて処理に供される処
理液が被処理体の裏面へ侵入しても、流体と共に排出通
路から排出される。
【0009】また、回転保持手段の駆動軸を中空回転軸
にて形成し、この中空回転軸内に排出通路を残して流体
供給管体を貫通し、中空回転軸の下部排出口と流体供給
管体の下部供給口との間をシール手段にて区画すること
により、回転軸受から発生したごみは供給流体によって
被処理体側に搬送されることはなく、排出口から外部に
排出することができる。
【0010】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。この実施例では、この発明の処理装置
を半導体ウエハの洗浄処理装置に適用した場合について
説明する。
【0011】上記半導体ウエハの洗浄処理装置は、図1
及び図2に示すように、被処理体である半導体ウエハW
(以下にウエハという)を水平状態に保持する回転保持
手段であるスピンチャック1と、このスピンチャック1
にて保持されるウエハWの上面にジェットノズル3から
供給される処理液すなわち洗浄液を用いてウエハWの表
面に付着する粒子汚染物を洗浄除去するブラシ2とで主
要部が構成されている。
【0012】スピンチャック1は、駆動モータ10によ
って回転される中空円筒状の回転軸11の上端部に水平
に連結する回転板12と、この回転板12の外周辺に適
宜間隔をおいて立設されてウエハWを水平状態に保持す
る保持爪13とで構成されている。
【0013】この場合、回転軸11は駆動モータ10内
を貫通した状態に配設されており、この回転軸11の空
間内には例えば窒素(N2 )ガスあるいは空気等の気体
Aの供給管体14が貫通されて、中空回転軸11の内側
と供給管体14の外側との間に気体排出通路15が残さ
れ形成されている。この供給管体14の上端はスピンチ
ャック1の上面に開口し、下端は中空回転軸11の下端
より下方に突出し、駆動モータ10の下端部に装着され
るシール手段であるシールブロック16に例えば溶接等
によって固定されると共に、シールブロック16に設け
られた供給通路16aに連通されている。また、シール
ブロック16には、中空回転軸11の下端開口部と連通
する排出通路16bが設けられており、この排出通路1
6bの排出口16dに図示しない排出管が接続されてい
る。一方、シールブロック16に設けられた供給通路1
6aの供給口16cにはN2 ガス又は空気等の気体供給
管(図示せず)が接続されている。このように中空回転
軸11と供給管体14とをシールブロック16に連結す
ることにより、シールブロック16によって供給口16
cと排出口16dとが気水密に区画される。
【0014】なお、シールブロック16の供給通路16
aの一部には供給管体14の通路と同軸方向に貫通口1
6eが設けられており、この貫通口16eの開口部には
例えば石英ガラス等の透明板17が装着されている。そ
して、供給管体14の上方に発光素子18が配設され、
供給管体14及び透明板17の下方側には受光素子19
が配設されて、発光素子18からの投光が受光素子19
にて受光されるようになっている。したがって、これら
発光素子18と受光素子19とによってスピンチャック
1上に載置されるウエハWの有無の検出を行うことがで
きる。
【0015】ブラシ2は、スピンチャック1の側方に配
設される操作軸4の先端部に回転可能に装着される螺旋
状の例えばナイロンあるいはモヘヤ等にて形成されてい
る。このブラシ2は、図示しない駆動手段によって駆動
する操作軸4によってスピンチャック1の回転板12上
に回転(θ)移動すると共に、垂直方向(Z)に移動す
るように構成されており、待機中にブラシ洗浄器5によ
って洗浄されるようになっている。このようにブラシ2
を螺旋状に形成することにより、ディスクブラシに比較
して接触面積を大きく取ることができ、かつ、ロールブ
ラシによる直線的接触による接触圧の不均一を防止し
て、洗浄能力の向上と均一な洗浄処理が可能となる。
【0016】一方、ジェットノズル3は、図1に示すよ
うに、スピンチャック1に関してブラシ2と対向する側
に配設されており、操作機構6によって垂直方向(Z)
及び水平方向(X)に移動可能なアーム7の先端部に装
着されている。このジェットノズル3は洗浄液(純水)
供給管8を介して純水収容タンク9に接続されており、
洗浄液供給管8に配設されるポンプP及びバルブVによ
って所定量の洗浄液である純水がウエハ上に散布される
ようになっている。このジェットノズル3は、ブラシ2
の使用時にウエハWの上面に移動して純水収容タンク9
から供給される純水をブラシ2の近傍位置に散布し得る
ようになっている。なお、純水収容タンク9の外周側に
はヒータHが配設されて、純水Lの温度を常に一定の温
度に温めている。したがって、温められた純水Lを用い
てウエハWの洗浄を行うことによって、洗浄効率の向上
が図れ、また、ウエハW自体が温まるので、洗浄処理後
の乾燥処理の短縮化が図れる。
【0017】上記のように構成されるこの発明の処理装
置において、ウエハWを洗浄処理する場合には、まず、
図示しないフォーク状のウエハ搬送アームにて搬送され
るウエハWを保持爪13の上に仮載置した後、ウエハ搬
送アームを下方に移動させてスピンチャック1から後退
させる。次に、気体供給源(図示せず)から供給通路1
6a内にN2 ガスや空気等の気体Aを供給すると、この
気体は供給通路16aから供給管体14内を通ってウエ
ハWの裏面側に供給された後、排出通路15から排出さ
れる。この気体の供給によってウエハWの裏面と回転板
12との間にベルヌーイ効果によって負圧が生じ、この
負圧によってウエハWが回転板12側に向って吸引され
保持爪13上に保持される。
【0018】上記のようにしてウエハWの周縁部を挾持
保持した状態で、駆動モータ10が駆動して回転軸11
を回転してウエハWを水平回転する。そして、ブラシ2
とジェットノズル3をウエハWの上方に移動すると共
に、ジェットノズル3からウエハWの表面に純水を散布
して、ブラシ2によってウエハWの表面に付着する粒子
汚染物を除去する。このとき、ウエハWの裏面側にはN
2 ガス等の気体Aが供給されており、しかも気体Aは排
出通路15,16bを通って排出口16dから排出され
るので、洗浄液はウエハWの裏面に回り込んだ後にウエ
ハWの裏面に付着する虞れはない。すなわち、供給管体
14の下端はシールブロック16に溶接等によってシー
ルされた状態で固定されており可動部分が無いため、ク
リーンな気体Aを供給することができる。また、回転軸
11部分で発生したごみなどの汚染物は排出口16dか
ら排出される。したがって、ウエハWの裏面が汚染され
ることを防止できる。
【0019】上記実施例では、ウエハWの裏面側に供給
される両体が例えばN2 ガスあるいは空気等の気体Aで
ある場合について説明したが、必ずしも供給される流体
は気体Aである必要はなく、例えば純水等の液体であっ
てもよい。純水等の液体を使用する場合には、図3に示
すように、洗浄液供給管8に三方弁Va を介して分岐さ
れた純水供給管8aをシールブロック16の供給口16
cに接続して、純水Lを供給管体14を通してウエハW
の裏面に供給した後、排出通路15,16b及び排出口
16dから排出することができる。したがって、ウエハ
Wの保持及びウエハWの裏面への洗浄後の洗浄液(純
水)の付着を防止する純水の供給と、洗浄用純水の供給
とを同一の純水収容タンク9から供給することができ、
洗浄処理の効率化と装置の小型化を図ることができる。
【0020】なお、上記第二実施例において、その他の
部分は上記第一実施例と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、その説明は省略する。
【0021】上記のように構成されるこの発明の処理装
置は、図1に示すような単独の半導体ウエハの洗浄装置
として使用される他、後述する半導体ウエハの塗布現像
装置等に組込まれて使用される。
【0022】上記半導体ウエハの塗布現像装置は、図4
に示すように、ウエハWに種々の処理を施す処理機構が
配置された処理機構ユニット30と、処理機構ユニット
30にウエハWを自動的に搬入・搬出する搬入・搬出機
構20とで主要部が構成されている。
【0023】搬入・搬出機構20は、処理前のウエハW
を収納するウエハキャリア21と、処理後のウエハWを
収納するウエハキャリア22と、ウエハWを吸着保持す
るア−ム23と、このア−ム23をX,Y(水平),Z
(垂直)及びθ(回転)方向に移動させる移動機構24
と、ウエハWがアライメントされかつ処理機構ユニット
30との間でウエハWの受け渡しがなされるアライメン
トステージ25とを備えている。
【0024】処理機構ユニット30には、アライメント
ステージ25よりX方向に形成された搬送路31に沿っ
て移動自在に搬送機構32が設けられており、この搬送
機構32にはY,Z及びθ方向に移動自在にメインアー
ム33が設けられている。搬送路31の一方の側には、
ウエハWとレジスト液膜との密着性を向上させるための
アドヒージョン処理を行うアドヒージョン処理機構34
と、ウエハWに塗布されたレジスト中に残存する溶剤を
加熱蒸発させるためのプリベーク機構35と、過熱処理
されたウエハWを冷却する冷却機構36とが配置されて
いる。搬送路31の他方の側にはウエハWの表面にレジ
ストを塗布する処理液塗布機構37と、ウエハWの表面
に付着する粒子汚染物を洗浄処理する洗浄処理装置38
(この発明の処理装置)とが配置されている。
【0025】以上のように構成される半導体ウエハ塗布
現像装置において、まず、処理前のウエハWは、搬入・
搬出機構20のア−ム23によってウエハキャリア21
から搬出されてアライメントステージ25上に載置され
る。次いで、アライメントステージ25上のウエハW
は、搬送機構32のメインアーム33に保持されて、各
処理機構34〜38へと搬送されて適宜処理後に洗浄処
理が施される。そして、処理後のウエハWはメインアー
ム33によってアライメントステージ25に戻され、更
にア−ム23により搬送されてウエハキャリア22に収
納される。
【0026】上記実施例ではN2 ガスや空気等の気体や
純水等の液体等の流体の供給により生じる負圧を利用し
てウエハWの保持を行う機構について説明したが、必ず
しも流体の負圧によってウエハWを保持する機構にのみ
適用できるものではなく、別途にリンク機構等を用いた
ウエハ保持機構を設けた処理装置においても適用できる
ことは勿論である。また、上記実施例では被処理体が半
導体ウエハの場合について説明したが、被処理体は必ず
しも半導体ウエハに限られるものではなく、例えばLC
D基板、フォトマスク、セラミック基板、コンパクトデ
ィスク、あるいはプリント基板について同様に洗浄等の
処理を施すものについても適用できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の処理
装置によれば、上記のように構成されているので、以下
のような効果が得られる。
【0028】1)請求項1記載の処理装置によれば、回
転保持手段の駆動軸に、被処理体の裏面に供給される流
体の供給通路と排出通路を形成するので、流体により生
じる負圧を利用して被処理体の保持を行うことができる
と共に、処理時に被処理体の処理に供される処理液の被
処理体の裏面への付着を防止し、製品歩留りの向上及び
処理作業の向上を図ることができる。
【0029】2)請求項2記載の処理装置によれば、回
転保持手段を中空回転軸にて形成し、この中空回転軸内
に排出通路を残して流体供給管体を貫通し、中空回転軸
の下部排出口と流体供給管体の下部供給口との間をシー
ル手段にて区画するので、回転軸受から発生したごみ等
の被処理体への付着を防止することができると共に、装
置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の処理装置の一例を示す概略斜視図で
ある。
【図2】この発明の処理装置の要部を示す断面図であ
る。
【図3】この発明の処理装置の別の実施例の要部を示す
断面図である。
【図4】この発明の処理装置を半導体ウエハ塗布現像装
置に適用した状態の全体を示す平面図である。
【符号の説明】
1 スピンチャック(回転保持手段) 10 駆動モータ 11 中空回転軸(駆動軸) 14 流体供給管 15 排出通路 16 シールブロック(シール手段) 16a 供給通路 16b 排出通路 16c 供給口 16d 排出口 W 半導体ウエハ(被処理体)
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の処理装置として、被処理
体例えば半導体ウエハを回路パターン面を下向きにして
水平に保持して回転させ、半導体ウエハの表面に処理液
(洗浄液)を供給すると共に、例えばナイロンやモヘヤ
等にて形成されるブラシを半導体ウエハの表面に押し当
てて表面の粒子汚染物を除去する処理装置が知られてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の処理装置においては、流体を半導体ウエハの裏
面に供給するため、処理液が半導体ウエハの裏面側に侵
入して付着するのを防止することはできるが、流体を保
持手段の回転軸に設けられた供給路を通して渦室内に供
給させるため、回転軸受部から発生したごみが供給され
る流体と共に搬送されて半導体ウエハの裏面すなわち回
路パターン面に付着することがあり、製品歩留りの低下
をきたすという問題があった。また、保持手段の駆動源
であるモータの内部にもごみあるいは供給される液体が
侵入する虞れがあり、このごみ等の侵入によってモータ
に支障をきたすという問題もあった。更には、特に供給
される液体の使用後の排出処理について考慮する必要が
あり、そのために液体の排出系統を別途に設ける必要も
あった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 上記のように構成されるこの発明の処
理装置において、ウエハWを洗浄処理する場合には、ま
ず、図示しないフォーク状のウエハ搬送アームにて搬送
されるウエハWの回路パターン面を下向きにして保持爪
13の上に仮載置した後、ウエハ搬送アームを下方に移
動させてスピンチャック1から後退させる。次に、気体
供給源(図示せず)から供給通路16a内にN2 ガスや
空気等の気体Aを供給すると、この気体は供給通路16
aから供給管体14内を通ってウエハWの裏面側に供給
された後、排出通路15から排出される。この気体の供
給によってウエハWの裏面と回転板12との間にベルヌ
ーイ効果によって負圧が生じ、この負圧によってウエハ
Wが回転板12側に向って吸引され保持爪13上に保持
される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理体を回転保持手段にて保持すると
    共に、被処理体の表面に処理液を供給して処理する処理
    装置において、 上記回転保持手段の駆動軸に、上記被処理体の裏面に供
    給される流体の供給通路と、上記流体の排出通路を形成
    してなることを特徴とする処理装置。
  2. 【請求項2】 回転保持手段の駆動軸を中空回転軸にて
    形成し、この中空回転軸内に排出通路を残して流体供給
    管体を貫通し、上記中空回転軸の下部排出口と上記流体
    供給管体の下部供給口との間をシール手段にて区画して
    なることを特徴とする請求項1記載の処理装置。
JP14893892A 1992-05-18 1992-05-18 洗浄処理装置 Expired - Lifetime JP2920855B2 (ja)

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