JPH05326439A - オーミック電極及びその形成方法 - Google Patents

オーミック電極及びその形成方法

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JPH05326439A
JPH05326439A JP14791692A JP14791692A JPH05326439A JP H05326439 A JPH05326439 A JP H05326439A JP 14791692 A JP14791692 A JP 14791692A JP 14791692 A JP14791692 A JP 14791692A JP H05326439 A JPH05326439 A JP H05326439A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】GaSb系化合物半導体層の厚さを薄くし得
る、オーミック電極及びその形成方法を提供する。 【構成】オーミック電極の形成方法は、(イ)GaSb
系化合物半導体層上12,22に、Inを含む混晶系か
ら成るキャップ層30,32を形成する工程と、(ロ)
このキャップ層上に電極材料層24,28を形成した
後、熱処理を行う工程、から成る。オーミック電極は、
(イ)GaSb系化合物半導体層12,22上に形成さ
れた、Inを含む混晶系から成るキャップ層と、(ロ)
このキャップ層上に形成された電極材料層24,28、
から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体装置やレ
ーザ等に設けられたオーミック電極及びその形成方法、
更に詳しくは、GaSb系化合物半導体層上に設けられ
たオーミック電極及びその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホットエレクトロントランジスタ
(HET)等の化合物半導体装置においては、n型Ga
As層上にAuGe(Ge:約20重量%)を蒸着し、
約200゜Cで熱処理を行うことによって、オーミック
接合を形成する。HETの断面構造を図7に示す。従
来、このHETは以下の方法で作製する。
【0003】アンドープGaSb基板10上に、アンド
ープGaSbバッファ層12(厚さ100nm)、n型
GaSb層14(厚さ500nm)、アンドープGaS
b層16(厚さ200nm)、アンドープInAs層1
8(厚さ10nm)、アンドープGaSb層20(厚さ
200nm)、n型GaSb層22(厚さ300nm)
を結晶成長法によって積層する。各層の合計厚さは13
10nmである。
【0004】次に、エッチングを行うことによって、ア
ンドープInAs層18及びn型GaSb層14の一部
分を露出させる。n型GaSb層22の露出部分とアン
ドープInAs層18の露出部分との間の段差V1は約
500nmである。また、アンドープInAs層18と
n型GaSb層14の露出部分との間の段差V2は30
0〜500nmである。
【0005】次いで、露出したn型GaSb層14の部
分にコレクタ電極24を、n型GaSb層22にエミッ
タ電極28を形成する。コレクタ電極24及びエミッタ
電極28(以下、単に電極ともいう)は、AuGeを真
空蒸着し約200゜Cの熱処理を施すことによって作製
される。熱処理後、露出したアンドープInAs層18
の部分にベース電極26を形成する。
【0006】このとき、AuGeとn型GaSb層1
4,22との界面からn型GaSb層14,22に亙っ
て合金層70が生成する。この現象を解析するために、
GaSb基板上に500nm厚さのn型GaSbを形成
し、その上に40nm厚さのAuGe層を形成した試料
を作製し、約200゜Cの熱処理を施した。この試料の
熱処理前及び熱処理後の厚さ方向のオージェ分析による
組成分布を、図8及び図9に示す。図8及び図9に示し
た分析結果から、合金層の厚さは約100nmである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】熱処理によって生成す
る合金層の厚さは、AuGe層の厚さに依存する。Au
Ge層の厚さが50nmの場合、生成する合金層の厚さ
は最大200nm程度になる。従って、合金層がその下
の層へ突き抜けることを防止するためには、n型GaS
b層14,22の厚さは最低200nm以上でなければ
ならない。n型GaSb層14,22の厚さを薄くする
ためには、AuGe層の厚さを薄くする必要がある。
【0008】ところが、厚さ50nm未満のAuGe層
を均一に形成することは困難である。厚さ50nm未満
のAuGe層を形成しようとしても、真空蒸着時、Au
Geは下地であるn型GaSb層表面上で島状になり、
その結果、電極の接触抵抗が1桁以上増加してしまう。
従って、従来、AuGe層を50nm程度の厚さとし、
200nm程度の厚さの合金層が生成したとしても、か
かる合金層がその下の層に突き抜けないように、n型G
aSb層14,22の厚さを、安全を見越して、300
nm程度以上にする必要がある。その結果、HETの作
製における結晶成長時間の2/3がn型GaSb層1
4,22の結晶成長で占められてしまうという問題があ
る。
【0009】n型GaSb層14,22の厚さを薄くで
きれば、結晶成長の時間を短縮することができるばかり
か、n型GaSb層22の露出部分とアンドープInA
s層18の露出部分との間の段差V1、及びアンドープ
InAs層18とn型GaSb層14の露出部分との間
の段差V2を小さくすることができ、各種工程における
段差に起因したトラブルの発生を減少させることができ
る。
【0010】従って、本発明の目的は、GaSb系化合
物半導体層の厚さを薄くし得る、オーミック電極及びそ
の形成方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者は、In
を含む混晶系から成るキャップ層上に電極材料層を形成
した場合、熱処理後に合金層が殆ど生成されないことを
発見し、本発明を完成するに至った。
【0012】即ち、上記の目的は、(イ)GaSb系化
合物半導体層上に、Inを含む混晶系から成るキャップ
層を形成する工程と、(ロ)このキャップ層上に電極材
料層を形成した後、熱処理を行う工程、から成ることを
特徴とする本発明のオーミック電極の形成方法によって
達成することができる。
【0013】本発明の方法の好ましい態様においては、
Inを含む混晶系は、InAsを5乃至25アトミック
%含有するGaInAsSbから成る。
【0014】また、上記の目的は、(イ)GaSb系化
合物半導体層上に形成された、Inを含む混晶系から成
るキャップ層と、(ロ)このキャップ層上に形成された
電極材料層から成ることを特徴とする本発明のオーミッ
ク電極によって達成することができる。
【0015】
【作用】AuGeと、Inを含む混晶系から成るキャッ
プ層との界面に合金層が生成するか否かを調べるため
に、GaSb基板上に、Inを含む混晶系として300
nm厚さのn型(Ga,Sb)0.9−(InAs)0.1
ら成るキャップ層を形成し、その上に40nm厚さのA
uGe層を形成した試料を作製し、約200゜Cの熱処
理を施した。この試料の熱処理前及び熱処理後の厚さ方
向のオージェ分析による組成分布を図3及び図4に示
す。図3と図4の比較から、熱処理によっても合金層が
殆ど生成されないことが判る。熱処理後の試料の接触抵
抗値は、n型GaSb層上に形成されたAuGeを合金
化処理することによって得られる電極の接触抵抗値と同
程度あるいはそれ以下であった。
【0016】同様の結果を、GaSb基板上に、Inを
含む混晶系として20nm厚さのn型(Ga,Sb)
0.9−(InAs)0.1から成るキャップ層を形成し、そ
の上に40nm厚さのAuGe層を形成した後、約20
0゜Cの熱処理を施した試料においても得ることができ
た。
【0017】以上の結果から、Inを含む混晶系から成
るキャップ層上に電極材料層を形成することによって、
熱処理後に合金層が殆どあるいは全く生成されない。そ
れ故、キャップ層の下に形成されたGaSb系化合物半
導体層の厚さを薄くすることができる。
【0018】また、n型GaInAsSb4元結晶は、
n型GaSbよりも高いキャリア濃度を得ることができ
る。図5に、TeをドープしたGaInAsSb、及び
TeをドープしたGaSbのキャリア濃度を、ジエチル
テルル供給量とキャリア濃度との関係で示す。n型Ga
Sbの最大キャリア濃度が1×1018cm-3であるのに
対して、n型GaInAsSb4元結晶の最大キャリア
濃度として、2×1018cm-3が得られる。従って、n
型GaInAsSb4元結晶を用いることによって、n
型GaSbよりも、接触抵抗を一層低減させることが可
能である。
【0019】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を具体的に説明
する。 (実施例−1)実施例−1では、化合物半導体装置の一
種であるGaSb系ホットエレクトロントランジスタ
(HET)において、本発明のオーミック電極を形成す
る。Inを含む混晶系として、InAsを約10アトミ
ック%含有するn型GaInAsSb((Ga,Sb)
0.9−(InAs)0.1)を用いた。また、GaSb系化
合物半導体層は、n型GaSb、及びアンドープGaS
bから成る。
【0020】先ず、GaSb系化合物半導体層上に、I
nを含む混晶系から成るキャップ層を形成する。具体的
には、アンドープGaSb基板10上に、第1のGaS
b系化合物半導体層であるアンドープGaSbバッファ
層12(厚さ100nm)、n型GaInAsSbから
成る第1のキャップ層30(厚さ100nm)、n型G
aSb層14(厚さ100nm)、アンドープGaSb
層16(厚さ200nm)、アンドープInAs層18
(厚さ10nm)、アンドープGaSb層20(厚さ2
00nm)、第2のGaSb系化合物半導体層であるn
型GaSb層22(厚さ100nm)、n型GaInA
sSbから成る第2のキャップ層32(厚さ20nm)
を、従来の結晶成長法によって積層させる(図1の
(A)参照)。各層の合計厚さは830nmである。
【0021】先に述べた、従来法によって作製されたH
ETの断面構造と比較すると、以下の点で相違がある。 (1)n型GaInAsSbから成る第1及び第2のキ
ャップ層30,32が形成されている。 (2)第2のキャップ層32の下に存在するn型GaS
b層22の厚さが薄い。また、n型GaSb層14の厚
さも薄い。 本発明 従来例 n型GaSb層14の厚さ 100nm 500nm n型GaSb層22の厚さ 100nm 300nm
【0022】次に、エッチングを行うことによって、ア
ンドープInAs層18、及びn型GaInAsSbか
ら成る第1のキャップ層30の一部分を露出させる。こ
のために、第2のキャップ層32上に所定のレジストマ
スク40を従来の方法によって形成した後、レジストマ
スク40で被覆されていない、第2のキャップ層32
(厚さ20nm)、n型GaSb層22(厚さ100n
m)及びアンドープGaSb層20(厚さ200nm)
を、リアクティブ・イオン・エッチング(RIE)によ
って選択的にエッチングする。RIEの条件を、例え
ば、 He:CCl22=1:1 圧力 33mTorr パワー 50W 選択比 GaSb/InAs=約100倍 GaSbのエッチングレート:約500nm/分 とすることができる。このRIEによって、アンドープ
InAs層18の一部分が露出する(図1の(B)参
照)。アンドープInAs層18にInが含有されてい
るため、上記のように選択比が大きくなる。
【0023】次いで、レジストマスク40を除去し、再
度、第2のキャップ層32、及び露出したアンドープI
nAs層18の一部分を被覆するようにレジストマスク
42を形成する。そして、ウエットエッチングによっ
て、レジストマスク42で被覆されていないアンドープ
InAs層18をエッチングする。ウエットエッチング
を、酢酸:過酸化水素水:水=3:1:5のエッチング
液を使用し、エッチングレートを約50nm/分の条件
で行うことができる。
【0024】その後、レジストマスク42で被覆されて
いないn型GaSb層14(厚さ100nm)をRIE
によって選択的にエッチングし、n型GaInAsSb
から成る第1のキャップ層30の一部分を露出させる
(図2の(A)参照)。RIEの条件を、例えば、 He:CCl22=1:1 圧力 33mTorr パワー 50W 選択比 GaSb/GaInAsSb=約1
0倍 GaSbのエッチングレート:約500nm/分 とすることができる。第1のキャップ層30にInが含
有されているため、上記のように選択比が大きくなる。
こうして、GaSb系化合物半導体層上に、Inを含む
混晶系から成るキャップ層が形成される。
【0025】第2のキャップ層32の表面とアンドープ
InAs層18の露出部分との間の段差V1は420n
mである。また、アンドープInAs層18と第1のキ
ャップ層30の露出部分との間の段差V2は320nm
である。これらの段差を従来例と比較すると以下のとお
りとなる。 本発明 従来例 段差 V1 320nm 500nm 段差 V2 310nm 300〜500nm
【0026】次に、キャップ層30,32上に電極材料
層を形成した後、熱処理を行う。具体的には、レジスト
マスク42を除去し、n型GaInAsSbから成る第
1のキャップ層30の露出部分にコレクタ電極24を、
n型GaInAsSbから成る第2のキャップ層32に
エミッタ電極28を形成する。コレクタ電極24及びエ
ミッタ電極28の電極材料として、AuGe(Ge:約
20重量%)を用いることができる。AuGeを真空蒸
着して電極材料層を形成した後、約200゜Cの熱処理
を施すことによって、オーミック接合を有するコレクタ
電極24及びエミッタ電極28が完成する。その後、ア
ンドープInAs層18の露出部分にベース電極26を
形成する(図2の(B)参照)。尚、各電極は、メタル
マスクやレジストマスクを使用して所望の形状に形成す
ることができる。
【0027】この熱処理時、AuGeと、n型GaIn
AsSbから成る第1及び第2のキャップ層30,32
との界面に合金層は殆ど生成することがない。
【0028】(実施例−2)実施例−2では、2μm長
波長化合物半導体レーザ、あるいはダブルヘテロ構造等
を有する化合物半導体レーザ等において本発明のオーミ
ック電極を形成する。Inを含む混晶系として、InA
sを約10アトミック%含有するGaInAsSb
((Ga,Sb)0.9−(InAs)0.1)を用いた。ま
た、GaSb系化合物半導体層は、n型GaSbから成
る。
【0029】図6に、化合物半導体レーザの模式的な一
部断面図を示す。この化合物半導体レーザは、p型Ga
Sb基板50上に順次形成された、p型AlGaAsS
bクラッド層52、p型GaAsSb活性層54、n型
AlGaAsSbクラッド層56、GaSb系化合物半
導体層であるn型GaSb層58から構成されている。
そして、n型GaSb層58の上に形成されたn型Ga
InAsSbから成るキャップ層60と、キャップ層6
0上に形成された電極材料層62から成るオーミック電
極64を備えている。基板50の下側には下部電極68
が設けられている。
【0030】この化合物半導体レーザは、先ず、従来の
結晶成長法によって、p型GaSb基板50上に、順
次、p型AlGaAsSbクラッド層52、p型GaA
sSb活性層54、n型AlGaAsSbクラッド層5
6、GaSb系化合物半導体層であるn型GaSb層5
8、n型GaInAsSbから成るキャップ層60を形
成する。次いで、必要に応じて、キャップ層60の一部
分にSiNXから成る絶縁膜を66を例えばCVD法で
形成した後、AuGeを真空蒸着法でキャップ層60上
に堆積させて、電極材料層62を形成する。その後、約
200゜Cの熱処理を施して、オーミック電極64を完
成させる。
【0031】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。実施例における、各種の条件、各層の厚さ等
は、適宜変更することができる。HETにおいて、電流
利得を増大するために、アンドープGaSb層16とア
ンドープInAs層18の間に、アンドープGaInS
b層又はアンドープGaInAsSb層を形成すること
ができる。
【0032】実施例−1においては、アンドープGaS
bバッファ層12の上に全面にn型GaInAsSbか
ら成る第1のキャップ層30を形成したが、必ずしも第
1のキャップ層30をアンドープGaSbバッファ層1
2の上に全面に形成する必要はない。アンドープGaS
bバッファ層12の上にn型GaSb層14を形成し、
後のRIE工程において、n型GaSb層14まで除去
して、アンドープGaSbバッファ層12の一部分を露
出させる。そして、この露出したアンドープGaSbバ
ッファ層12の上に、n型GaInAsSbから成る第
1のキャップ層30を形成し、第1のキャップ層30の
上に電極材料層を堆積させて、熱処理を施し、コレクタ
電極を形成することもできる。
【0033】
【発明の効果】本発明により、例えばHETにおいて、
n型GaSb層14,22の厚さを薄くすることができ
る。それ故、n型GaSb層の結晶成長時間を短縮する
ことができる。また、エミッタ電極とベース電極の間の
段差、ベース電極とコレクタ電極との間の段差を小さく
することができ、各種工程における段差に起因したトラ
ブルの発生を減少させることができる。更に、電極材料
層の下にはInを含む混晶系から成るキャリア濃度の高
いキャップ層を形成することができるので、接触抵抗値
を低下させることが可能となる。
【0034】アンドープGaSbバッファ層12上に第
1のキャップ層30を形成し、後のエッチング工程で第
1のキャップ層30の上に形成された各種の層を除去す
る場合、第1のキャップ層30にInが含有されている
ので、高い選択比でエッチングすることができ、再現性
よく第1のキャップ層30の一部分を露出させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法をホットエレクトロントランジス
タ(HET)の作製に適用する場合の各工程を説明する
ための、HETの模式的な断面図である。
【図2】図1に引き続き、本発明の方法をホットエレク
トロントランジスタ(HET)の作製に適用する場合の
各工程を説明するための、HETの模式的な断面図であ
る。
【図3】本発明のオーミック電極の効果を調べるために
作製した試料の熱処理前の、厚さ方向のオージェ分析に
よる組成分布を示す図である。
【図4】本発明のオーミック電極の効果を調べるために
作製した試料の熱処理後の、厚さ方向のオージェ分析に
よる組成分布を示す図である。
【図5】ジエチルテルル供給量とキャリア濃度の関係を
示す図である。
【図6】化合物半導体レーザの模式的な一部断面図であ
る。
【図7】従来の作製方法によって得られるホットエレク
トロントランジスタの模式的な断面図である。
【図8】従来のオーミック電極の作製方法で作製した試
料の熱処理前の、厚さ方向のオージェ分析による組成分
布を示す図である。
【図9】従来のオーミック電極の作製方法で作製した試
料の熱処理後の、厚さ方向のオージェ分析による組成分
布を示す図である。
【符号の説明】
10 アンドープGaSb基板 12 第1のGaSb系化合物半導体層(アンドープG
aSbバッファ層) 14 n型GaSb層 16 アンドープGaSb層 18 アンドープInAs層 20 アンドープGaSb層 22 第2のGaSb系化合物半導体層(n型GaSb
層) 24 コレクタ電極 26 ベース電極 28 エミッタ電極 30 第1のキャップ層 32 第2のキャップ層 40,42 レジストマスク 50 p型GaSb基板 52 p型AlGaAsSb層 54 p型GaAsSb活性層 56 GaSb系化合物半導体層(n型AlGaAsS
b層) 60 キャップ層 62 電極材料層 64 オーミック電極 70 合金層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 弘治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)GaSb系化合物半導体層上に、I
    nを含む混晶系から成るキャップ層を形成する工程と、 (ロ)該キャップ層上に電極材料層を形成した後、熱処
    理を行う工程、から成ることを特徴とするオーミック電
    極の形成方法。
  2. 【請求項2】Inを含む混晶系は、InAsを5乃至2
    5アトミック%含有するGaInAsSbから成ること
    を特徴とする請求項1に記載のオーミック電極の形成方
    法。
  3. 【請求項3】(イ)GaSb系化合物半導体層上に形成
    された、Inを含む混晶系から成るキャップ層と、 (ロ)該キャップ層上に形成された電極材料層、から成
    ることを特徴とするオーミック電極。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017220648A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 富士通株式会社 半導体結晶基板、赤外線検出装置、半導体結晶基板の製造方法及び赤外線検出装置の製造方法

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JP2017220648A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 富士通株式会社 半導体結晶基板、赤外線検出装置、半導体結晶基板の製造方法及び赤外線検出装置の製造方法

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