JPH05326392A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPH05326392A JPH05326392A JP12206492A JP12206492A JPH05326392A JP H05326392 A JPH05326392 A JP H05326392A JP 12206492 A JP12206492 A JP 12206492A JP 12206492 A JP12206492 A JP 12206492A JP H05326392 A JPH05326392 A JP H05326392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- manufacturing
- wafer
- semiconductor device
- semiconductor substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体装置の製造方法に関し、更に詳しく言え
ば、レジスト膜のパターンを精度良く形成し、レジスト
パターンの倒れを防止するための現像工程,洗浄工程及
び乾燥工程の改善を目的とする。 【構成】半導体基板上に形成された感光性膜を現像する
工程又は前記感光性膜の現像後に前記半導体基板を洗浄
する工程において、少なくとも、表面張力が純水よりも
小さい現像液を用いて前記感光性膜を現像する工程と、
表面張力の小さい洗浄液を用いて前記半導体基板を洗浄
する工程との何れかを含み構成する。
ば、レジスト膜のパターンを精度良く形成し、レジスト
パターンの倒れを防止するための現像工程,洗浄工程及
び乾燥工程の改善を目的とする。 【構成】半導体基板上に形成された感光性膜を現像する
工程又は前記感光性膜の現像後に前記半導体基板を洗浄
する工程において、少なくとも、表面張力が純水よりも
小さい現像液を用いて前記感光性膜を現像する工程と、
表面張力の小さい洗浄液を用いて前記半導体基板を洗浄
する工程との何れかを含み構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、更に詳しく言えば、レジスト膜のパターンを精
度良く形成し、レジストパターンの倒れを防止するため
の現像工程,洗浄工程及び乾燥工程の改善に関する。
に関し、更に詳しく言えば、レジスト膜のパターンを精
度良く形成し、レジストパターンの倒れを防止するため
の現像工程,洗浄工程及び乾燥工程の改善に関する。
【0002】近年、半導体基板上に微細回路パターンを
転写するには、紫外線を光源として、通常数チップの回
路パターンの一部を構成するマスク或いはレチクルを用
いて、大口径ウエハ上にステップ・アンド・リピートの
方式で、繰り返しウエハ上の転写位置を変えながら、マ
スクパターンやレチクルパターンをレンズ等によって縮
小転写する方法が採用されている。
転写するには、紫外線を光源として、通常数チップの回
路パターンの一部を構成するマスク或いはレチクルを用
いて、大口径ウエハ上にステップ・アンド・リピートの
方式で、繰り返しウエハ上の転写位置を変えながら、マ
スクパターンやレチクルパターンをレンズ等によって縮
小転写する方法が採用されている。
【0003】転写するパターンの微細化傾向に対して、
レンズのNAの増大、短波長化及び種々の改良技術開発
によって、その見通しは得られつつある。しかし、ウエ
ハ上にパターンを形成するには、ウエハ上に存在する絶
縁膜や導電膜にパターンを作らなければならない。
レンズのNAの増大、短波長化及び種々の改良技術開発
によって、その見通しは得られつつある。しかし、ウエ
ハ上にパターンを形成するには、ウエハ上に存在する絶
縁膜や導電膜にパターンを作らなければならない。
【0004】
【従来の技術】従来の半導体製造方法について図を参照
しながら説明する。図9,図10は従来例に係る半導体製
造方法の工程説明図(その1,その2)である。
しながら説明する。図9,図10は従来例に係る半導体製
造方法の工程説明図(その1,その2)である。
【0005】従来例に係る半導体製造方法は、まず、図
9(a)に示すように、ノボラック樹脂を主成分とする
レジスト2が所定膜厚(0.50〜2.00μm厚み)塗布さ
れ、これに紫外線露光によって回路パターンが転写され
ているウエハ1に、所定の現像液(テトラメチル・アン
モニウム・ハイドロ・オキシド2.38%溶液)をレジスト
2の上方向から滴下ノズル或いはスプレーノズルN1に
よって供給し、所定時間(通常0.5 〜2min)現像を行
い、レジストパターン2Aを形成する。
9(a)に示すように、ノボラック樹脂を主成分とする
レジスト2が所定膜厚(0.50〜2.00μm厚み)塗布さ
れ、これに紫外線露光によって回路パターンが転写され
ているウエハ1に、所定の現像液(テトラメチル・アン
モニウム・ハイドロ・オキシド2.38%溶液)をレジスト
2の上方向から滴下ノズル或いはスプレーノズルN1に
よって供給し、所定時間(通常0.5 〜2min)現像を行
い、レジストパターン2Aを形成する。
【0006】次に、図9(b)に示すように、現像液が
ウエハ1上に存在する段階で、リンス液(純水)を滴下
ノズル或いはスプレーノズルN2によって供給し、所定
時間(通常0.5 〜2min)リンスを行う。
ウエハ1上に存在する段階で、リンス液(純水)を滴下
ノズル或いはスプレーノズルN2によって供給し、所定
時間(通常0.5 〜2min)リンスを行う。
【0007】次いで、リンス終了後は、図9(c)に示
すように、リンス液がレジスト間に残留しているので、
図10(d)に示すように、ウエハ1を高速に回転し、溜
まっていたリンス液をウエハ円周方向に飛ばし、図10
(e)に示すように、ウエハ1の表面を乾燥させる。以
上のようにしてウエハ1上にレジストパターン2Aを形
成していた。
すように、リンス液がレジスト間に残留しているので、
図10(d)に示すように、ウエハ1を高速に回転し、溜
まっていたリンス液をウエハ円周方向に飛ばし、図10
(e)に示すように、ウエハ1の表面を乾燥させる。以
上のようにしてウエハ1上にレジストパターン2Aを形
成していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の半導体
装置の製造方法によると、現像液或いはリンス液は自然
乾燥によって乾燥されており、また、水を主成分とする
現像液或いはリンス液の表面張力も比較的大きかった。
装置の製造方法によると、現像液或いはリンス液は自然
乾燥によって乾燥されており、また、水を主成分とする
現像液或いはリンス液の表面張力も比較的大きかった。
【0009】このため、図11(a)に示すように、現像
後に形成されたレジストパターン2Aが乾燥過程で倒れ
るといった問題が生じてきている。ところで、レジスト
パターン2Aの倒れを詳細に観察すると、最外部のレジ
ストパターンは内側に倒れている(最外部のレジストパ
ターンが外側に倒れることはない)。
後に形成されたレジストパターン2Aが乾燥過程で倒れ
るといった問題が生じてきている。ところで、レジスト
パターン2Aの倒れを詳細に観察すると、最外部のレジ
ストパターンは内側に倒れている(最外部のレジストパ
ターンが外側に倒れることはない)。
【0010】これから推察するに、この倒れは、リンス
液である純水がレジストパターン間に残っている時間が
長いため(リンス液の乾燥は自然乾燥であるため、乾燥
するまで時間がかかる)に、乾燥中に、レジストパター
ン間に残存する液の表面張力によってレジストパターン
が液の残留する側に引っ張られることによって生じる現
象であると考えられる。
液である純水がレジストパターン間に残っている時間が
長いため(リンス液の乾燥は自然乾燥であるため、乾燥
するまで時間がかかる)に、乾燥中に、レジストパター
ン間に残存する液の表面張力によってレジストパターン
が液の残留する側に引っ張られることによって生じる現
象であると考えられる。
【0011】このような、隣接するレジストパターン間
に残存する液が原因となる表面張力は、レジストパター
ンの形状、残留する液の種類などに依存し、レジストパ
ターンのアスペクト比(レジストパターンの厚み/幅)
に依存しない。
に残存する液が原因となる表面張力は、レジストパター
ンの形状、残留する液の種類などに依存し、レジストパ
ターンのアスペクト比(レジストパターンの厚み/幅)
に依存しない。
【0012】こうして、微細化によるアスペクト比の増
大に伴って、レジストパターンの水平方向への変形量は
大きくなり、レジストパターンの最上部で一度隣接する
レジストパターンに接触すると、そのまま復元しない。
大に伴って、レジストパターンの水平方向への変形量は
大きくなり、レジストパターンの最上部で一度隣接する
レジストパターンに接触すると、そのまま復元しない。
【0013】なお、一般的なレジストパターンの最上部
の水平方向への変形量は、梁の曲げ理論より、次式で計
算できる。 ymax =(W×L4)/(8×E×I) ここで、ymax は最大の変形量であり(このとき、表面
張力Wの向きは水平方向であって、図11(b)に示す角
θは90°である)、Wは表面張力である。また、Eは
レジストのヤング率であり、Iはレジストパターンの断
面二次モーメントである(図11(b)参照)。この式に
適当な値を代入すると、レジストパターンの水平方向へ
の変形量が算出される。
の水平方向への変形量は、梁の曲げ理論より、次式で計
算できる。 ymax =(W×L4)/(8×E×I) ここで、ymax は最大の変形量であり(このとき、表面
張力Wの向きは水平方向であって、図11(b)に示す角
θは90°である)、Wは表面張力である。また、Eは
レジストのヤング率であり、Iはレジストパターンの断
面二次モーメントである(図11(b)参照)。この式に
適当な値を代入すると、レジストパターンの水平方向へ
の変形量が算出される。
【0014】例えば、0.2μmライン・アンド・スペ
ースパターンの水平方向への最大変形量は、以下の値、
すなわち、W=1atm ≒1×108 dyn/cm2 ,L=1.0 μm
( =1.0 ×10-4cm) , E=6.5 ×1010dyn/cm2 , I=6.
7 ×10-16cm4を用いると、 ymax =4.5 ×10-5cm=0.45μm と概算できる。このように、当該変形量は、無視できな
いほどの量となっており、レジストパターンの倒れに大
きく関係することが分かる。
ースパターンの水平方向への最大変形量は、以下の値、
すなわち、W=1atm ≒1×108 dyn/cm2 ,L=1.0 μm
( =1.0 ×10-4cm) , E=6.5 ×1010dyn/cm2 , I=6.
7 ×10-16cm4を用いると、 ymax =4.5 ×10-5cm=0.45μm と概算できる。このように、当該変形量は、無視できな
いほどの量となっており、レジストパターンの倒れに大
きく関係することが分かる。
【0015】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、隣接するレジストパターンの間に
残留する現像液や、リンス液によって生じる表面張力が
原因と考えられるレジストパターンの倒れを極力抑止す
ることが可能になる半導体装置の製造方法の提供を目的
とする。
作されたものであり、隣接するレジストパターンの間に
残留する現像液や、リンス液によって生じる表面張力が
原因と考えられるレジストパターンの倒れを極力抑止す
ることが可能になる半導体装置の製造方法の提供を目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の半導
体装置の製造方法は、半導体基板上に形成された感光性
膜を現像する工程又は前記感光性膜の現像後に前記半導
体基板を洗浄する工程において、少なくとも、表面張力
が純水よりも小さい現像液を用いて前記感光性膜を現像
する工程と、表面張力の小さい洗浄液を用いて前記半導
体基板を洗浄する工程との何れかを含むことを特徴とす
る。
体装置の製造方法は、半導体基板上に形成された感光性
膜を現像する工程又は前記感光性膜の現像後に前記半導
体基板を洗浄する工程において、少なくとも、表面張力
が純水よりも小さい現像液を用いて前記感光性膜を現像
する工程と、表面張力の小さい洗浄液を用いて前記半導
体基板を洗浄する工程との何れかを含むことを特徴とす
る。
【0017】なお、本発明の第1の半導体装置の製造方
法において、前記現像液や洗浄液は、界面活性剤を含む
液であることを特徴とする。また、本発明の第1の半導
体装置の製造方法において、前記現像液や洗浄液は、有
機溶剤を含む液であることを特徴とする。
法において、前記現像液や洗浄液は、界面活性剤を含む
液であることを特徴とする。また、本発明の第1の半導
体装置の製造方法において、前記現像液や洗浄液は、有
機溶剤を含む液であることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の第1の半導体装置の製造
方法において、前記洗浄液は、アルコールであることを
特徴とする。また、本発明の第1の半導体装置の製造方
法において、前記洗浄液の温度を高くして半導体基板を
洗浄することを特徴とする。
方法において、前記洗浄液は、アルコールであることを
特徴とする。また、本発明の第1の半導体装置の製造方
法において、前記洗浄液の温度を高くして半導体基板を
洗浄することを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の第1の半導体装置の製造
方法において、通常の洗浄液を用いて半導体基板を洗浄
した後に、表面張力が純水よりも小さい洗浄液を用いて
前記半導体基板を洗浄する工程を含むことを特徴とす
る。
方法において、通常の洗浄液を用いて半導体基板を洗浄
した後に、表面張力が純水よりも小さい洗浄液を用いて
前記半導体基板を洗浄する工程を含むことを特徴とす
る。
【0020】また、本発明に係る第2の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に形成された感光性膜の現像後
に該半導体基板を洗浄した後に、該半導体基板を乾燥す
る工程は、前記半導体基板上に残存する現像液もしくは
洗浄液を高速度に乾燥する工程であることを特徴とす
る。
造方法は、半導体基板上に形成された感光性膜の現像後
に該半導体基板を洗浄した後に、該半導体基板を乾燥す
る工程は、前記半導体基板上に残存する現像液もしくは
洗浄液を高速度に乾燥する工程であることを特徴とす
る。
【0021】なお、本発明に係る第2の半導体装置の製
造方法において、前記現像液もしくは洗浄液を高速度に
乾燥する工程は少なくとも真空中で乾燥する工程である
ことを特徴とする。
造方法において、前記現像液もしくは洗浄液を高速度に
乾燥する工程は少なくとも真空中で乾燥する工程である
ことを特徴とする。
【0022】また、本発明に係る第2の半導体装置の製
造方法において、前記現像液もしくは洗浄液を高速度に
乾燥する工程は少なくとも前記半導体基板を加熱して乾
燥する工程であることを特徴とする。
造方法において、前記現像液もしくは洗浄液を高速度に
乾燥する工程は少なくとも前記半導体基板を加熱して乾
燥する工程であることを特徴とする。
【0023】さらに、本発明に係る第2の半導体装置の
製造方法において、前記現像液もしくは洗浄液を高速度
に乾燥する工程は少なくとも高周波電力を加えて乾燥す
る工程であることを特徴とし、上記目的を達成する。
製造方法において、前記現像液もしくは洗浄液を高速度
に乾燥する工程は少なくとも高周波電力を加えて乾燥す
る工程であることを特徴とし、上記目的を達成する。
【0024】
【作 用】本発明に係る第1の半導体装置の製造方法に
よれば、半導体基板上に形成された感光性膜を現像する
工程又は感光性膜の現像後に半導体基板を洗浄する工程
において、少なくとも、表面張力の小さい現像液を用い
て感光性膜を現像する工程と、表面張力の小さい洗浄液
を用いて半導体基板を洗浄する工程との何れかを含んで
いる。
よれば、半導体基板上に形成された感光性膜を現像する
工程又は感光性膜の現像後に半導体基板を洗浄する工程
において、少なくとも、表面張力の小さい現像液を用い
て感光性膜を現像する工程と、表面張力の小さい洗浄液
を用いて半導体基板を洗浄する工程との何れかを含んで
いる。
【0025】なお、表面張力の小さい液として、界面活
性剤を含む液や、有機溶剤を含む液や、アルコールなど
を用いている。このため、感光性膜のパターン間に残存
する現像液または洗浄液によって生じる表面張力が小さ
いので、それによって生じる感光性膜のパターンの倒れ
などを抑止出来る。
性剤を含む液や、有機溶剤を含む液や、アルコールなど
を用いている。このため、感光性膜のパターン間に残存
する現像液または洗浄液によって生じる表面張力が小さ
いので、それによって生じる感光性膜のパターンの倒れ
などを抑止出来る。
【0026】また、本発明に係る第1の半導体装置の製
造方法において、洗浄液の温度を高くして半導体基板を
洗浄している。このため、表面張力の低い現像液もしく
は洗浄液において、液の温度が高ければ一般にその表面
張力は小さくなるので、さらに表面張力が小さくなる。
造方法において、洗浄液の温度を高くして半導体基板を
洗浄している。このため、表面張力の低い現像液もしく
は洗浄液において、液の温度が高ければ一般にその表面
張力は小さくなるので、さらに表面張力が小さくなる。
【0027】これにより、表面張力が原因となる感光性
膜のパターンの倒れの防止がさらに確実になる。さら
に、本発明の第1の半導体装置の製造方法において、通
常の洗浄液を用いて半導体基板を洗浄した後に、表面張
力の小さい洗浄液を用いて半導体基板を洗浄する工程を
含んでいる。
膜のパターンの倒れの防止がさらに確実になる。さら
に、本発明の第1の半導体装置の製造方法において、通
常の洗浄液を用いて半導体基板を洗浄した後に、表面張
力の小さい洗浄液を用いて半導体基板を洗浄する工程を
含んでいる。
【0028】このため、通常の洗浄液によって半導体基
板を洗浄した後に、表面張力の低い洗浄液による洗浄を
行うことにより、2度洗浄するので現像液の除去がより
確実となる。加えて表面張力の小さい洗浄液による洗浄
をするため、感光性膜のパターン間に残存する液によっ
て生じる表面張力が小さくなる。これにより、表面張力
による感光性膜のパターンの倒れが極力抑止される。
板を洗浄した後に、表面張力の低い洗浄液による洗浄を
行うことにより、2度洗浄するので現像液の除去がより
確実となる。加えて表面張力の小さい洗浄液による洗浄
をするため、感光性膜のパターン間に残存する液によっ
て生じる表面張力が小さくなる。これにより、表面張力
による感光性膜のパターンの倒れが極力抑止される。
【0029】また、本発明に係る第2の半導体装置の製
造方法によれば、半導体基板上に形成された感光性膜の
現像後に半導体基板を洗浄する工程の後に、半導体基板
を乾燥する工程において、半導体基板上に残存する現像
液もしくは洗浄液を高速度に乾燥する工程を含んでい
る。
造方法によれば、半導体基板上に形成された感光性膜の
現像後に半導体基板を洗浄する工程の後に、半導体基板
を乾燥する工程において、半導体基板上に残存する現像
液もしくは洗浄液を高速度に乾燥する工程を含んでい
る。
【0030】なお、本発明に係る第2の半導体装置の製
造方法において、現像液もしくは洗浄液を高速度に乾燥
する工程は少なくとも真空中で乾燥する工程や、半導体
基板を加熱して乾燥する工程や、高周波電力を加えて乾
燥する工程を含んでいる。
造方法において、現像液もしくは洗浄液を高速度に乾燥
する工程は少なくとも真空中で乾燥する工程や、半導体
基板を加熱して乾燥する工程や、高周波電力を加えて乾
燥する工程を含んでいる。
【0031】このため、高速度に半導体基板が乾燥さ
れ、表面張力の原因となる現像液や洗浄液が短時間に除
去されるので、これらの液の表面張力が原因となる感光
性膜のパターンの倒れを極力抑止することが可能にな
る。
れ、表面張力の原因となる現像液や洗浄液が短時間に除
去されるので、これらの液の表面張力が原因となる感光
性膜のパターンの倒れを極力抑止することが可能にな
る。
【0032】
【実施例】次に、本発明の実施例について図1〜図8を
参照しながら説明する。図1〜図8は本発明の各実施例
に係る半導体装置の製造方法の説明図である。
参照しながら説明する。図1〜図8は本発明の各実施例
に係る半導体装置の製造方法の説明図である。
【0033】(1)第1の実施例 以下で、本発明の第1の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図1,図2を参照しながら説明する。図
1,図2は、本発明の第1〜第4の実施例に係る半導体
装置の製造方法の工程図(その1,その2)である。
方法について図1,図2を参照しながら説明する。図
1,図2は、本発明の第1〜第4の実施例に係る半導体
装置の製造方法の工程図(その1,その2)である。
【0034】本発明の第1の実施例に係る半導体装置の
製造方法によれば、まずノボラック樹脂を主成分とした
レジスト膜12が、所定膜厚(0.50〜2.00μm厚み)塗布
されたウエハ11上に、紫外線露光をして回路パターンを
レジスト膜12に転写する。
製造方法によれば、まずノボラック樹脂を主成分とした
レジスト膜12が、所定膜厚(0.50〜2.00μm厚み)塗布
されたウエハ11上に、紫外線露光をして回路パターンを
レジスト膜12に転写する。
【0035】次に、図1(a)に示すように、まず所定
の現像液(テトラメチル・アンモニウム・ハイドロ・オ
キシド2.38%溶液)をレジスト12の上方向からスプレー
ノズルN10によって供給し、所定時間(通常0.5 〜2mi
n)現像を行い、レジストパターン12Aを形成する。
の現像液(テトラメチル・アンモニウム・ハイドロ・オ
キシド2.38%溶液)をレジスト12の上方向からスプレー
ノズルN10によって供給し、所定時間(通常0.5 〜2mi
n)現像を行い、レジストパターン12Aを形成する。
【0036】なお、レジスト膜12は感光性膜の一例であ
り、ウエハは半導体基板の一例である。また、リンス液
は洗浄液の一例である。次いで、現像液がウエハ11上に
存在する段階で、界面活性剤を含むリンス液(純水+非
イオン性フロロカーボン系界面活性剤0.1%溶液)を
スプレーノズルN11によって供給し、所定時間(通常0.
5 〜2min)リンスを行う(図1(b)参照)。
り、ウエハは半導体基板の一例である。また、リンス液
は洗浄液の一例である。次いで、現像液がウエハ11上に
存在する段階で、界面活性剤を含むリンス液(純水+非
イオン性フロロカーボン系界面活性剤0.1%溶液)を
スプレーノズルN11によって供給し、所定時間(通常0.
5 〜2min)リンスを行う(図1(b)参照)。
【0037】リンス終了後、レジストパターン12Aの間
には現像液やリンス液が残存している(図1(c)参
照)。これを除去するため、ウエハ11を高速に回転し、
溜まっていたリンス液をウエハ円周方向に飛ばし(図2
(d)参照)、ウエハ11表面を自然乾燥させる。この結
果、図2(e)に示すように、レジストパターンの倒れ
がないウエハ11が形成された。
には現像液やリンス液が残存している(図1(c)参
照)。これを除去するため、ウエハ11を高速に回転し、
溜まっていたリンス液をウエハ円周方向に飛ばし(図2
(d)参照)、ウエハ11表面を自然乾燥させる。この結
果、図2(e)に示すように、レジストパターンの倒れ
がないウエハ11が形成された。
【0038】以上のようにして、本発明の第1の実施例
に係る半導体装置の製造方法によれば、界面活性剤を含
むリンス液を用いてウエハ11をリンスしている。このた
め、界面活性剤を含むリンス液は表面張力が純水のそれ
に比して小さい(非イオン性フロロカーボン系界面活性
剤の表面張力が約25dyn/cm, 純水の表面張力が約72.8dy
n/cm)ので、レジストパターン12A間に残存する液の表
面張力が原因となるレジストパターン12Aの倒れを極力
抑止することが可能になる。
に係る半導体装置の製造方法によれば、界面活性剤を含
むリンス液を用いてウエハ11をリンスしている。このた
め、界面活性剤を含むリンス液は表面張力が純水のそれ
に比して小さい(非イオン性フロロカーボン系界面活性
剤の表面張力が約25dyn/cm, 純水の表面張力が約72.8dy
n/cm)ので、レジストパターン12A間に残存する液の表
面張力が原因となるレジストパターン12Aの倒れを極力
抑止することが可能になる。
【0039】なお、本実施例においては界面活性剤を含
むリンス液を用いてリンスしたが、界面活性剤を含む現
像液を用いて現像したのちに通常のリンス液を用いてリ
ンスしたり、あるいは界面活性剤を含む現像液を用いて
現像したのちに界面活性剤を含むリンス液を用いてリン
スしても、同様の効果が得られる。 (2)第2の実施例 以下で、本発明の第2の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図1,図2を参照しながら説明する。な
お、以下の第2〜第4の実施例において、第1の実施例
と共通する点については、説明を省略する。
むリンス液を用いてリンスしたが、界面活性剤を含む現
像液を用いて現像したのちに通常のリンス液を用いてリ
ンスしたり、あるいは界面活性剤を含む現像液を用いて
現像したのちに界面活性剤を含むリンス液を用いてリン
スしても、同様の効果が得られる。 (2)第2の実施例 以下で、本発明の第2の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図1,図2を参照しながら説明する。な
お、以下の第2〜第4の実施例において、第1の実施例
と共通する点については、説明を省略する。
【0040】本発明の第2の実施例に係る半導体装置の
製造方法によれば、第1の実施例の方法によってレジス
トパターン12Aが現像によって形成されたのちにウエハ
11をリンスする工程において(図1(b)参照)、有機
溶剤を含むリンス液を用いてリンスしている。
製造方法によれば、第1の実施例の方法によってレジス
トパターン12Aが現像によって形成されたのちにウエハ
11をリンスする工程において(図1(b)参照)、有機
溶剤を含むリンス液を用いてリンスしている。
【0041】この際、有機溶剤として使用しているのは
オクタノールであって、詳しく言えば、現像液がウエハ
11上に存在する段階で、(純水+オクタノール10%溶
液)をスプレーノズルN11によって供給し、所定時間
(通常0.5 〜2min)リンスを行っている。あとは第1の
実施例と同様の工程を経て、ウエハ11を乾燥させる。こ
の結果、図2(e)に示すように、レジストパターンの
倒れがないウエハ11が形成される。
オクタノールであって、詳しく言えば、現像液がウエハ
11上に存在する段階で、(純水+オクタノール10%溶
液)をスプレーノズルN11によって供給し、所定時間
(通常0.5 〜2min)リンスを行っている。あとは第1の
実施例と同様の工程を経て、ウエハ11を乾燥させる。こ
の結果、図2(e)に示すように、レジストパターンの
倒れがないウエハ11が形成される。
【0042】以上のようにして、本発明の第2の実施例
に係る半導体装置の製造方法によれば、有機溶剤(オク
タノール)を含むリンス液を用いてウエハ11を洗浄して
いる。
に係る半導体装置の製造方法によれば、有機溶剤(オク
タノール)を含むリンス液を用いてウエハ11を洗浄して
いる。
【0043】このため、オクタノールを含むリンス液は
表面張力が純水のそれに比して小さい(オクタノール10
0 %の場合の表面張力が約25〜26dyn/cm, 純水の表面張
力が約72.8dyn/cm)ので、第1の実施例と同様にして、
レジストパターン12A間に残存する液の表面張力が原因
となるレジストパターン12Aの倒れを極力抑止すること
が可能になる。
表面張力が純水のそれに比して小さい(オクタノール10
0 %の場合の表面張力が約25〜26dyn/cm, 純水の表面張
力が約72.8dyn/cm)ので、第1の実施例と同様にして、
レジストパターン12A間に残存する液の表面張力が原因
となるレジストパターン12Aの倒れを極力抑止すること
が可能になる。
【0044】なお、本実施例においてはオクタノールを
含むリンス液を用いてリンスしたが、オクタノールを含
む現像液を用いて現像したのちに通常のリンス液を用い
てリンスしたり、あるいはオクタノールを含む現像液を
用いて現像したのちにオクタノールを含むリンス液を用
いてリンスしても、同様の効果が得られる。
含むリンス液を用いてリンスしたが、オクタノールを含
む現像液を用いて現像したのちに通常のリンス液を用い
てリンスしたり、あるいはオクタノールを含む現像液を
用いて現像したのちにオクタノールを含むリンス液を用
いてリンスしても、同様の効果が得られる。
【0045】また、オクタノール以外の有機溶剤(例え
ばグリセリン、エチレングリコールなど)を用いても同
様の効果がある。 (3)第3の実施例 以下で、本発明の第3の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図1,図2を参照しながら説明する。
ばグリセリン、エチレングリコールなど)を用いても同
様の効果がある。 (3)第3の実施例 以下で、本発明の第3の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図1,図2を参照しながら説明する。
【0046】本発明の第3の実施例に係る半導体装置の
製造方法によれば、第1の実施例の方法によってレジス
トパターン12Aが現像によって形成されたのちにウエハ
11をリンスする工程において(図1(b)参照)、アル
コールを含むリンス液を用いてリンスしている。
製造方法によれば、第1の実施例の方法によってレジス
トパターン12Aが現像によって形成されたのちにウエハ
11をリンスする工程において(図1(b)参照)、アル
コールを含むリンス液を用いてリンスしている。
【0047】この際、使用しているアルコールはエタノ
ールであって、詳しく言えば、現像液がウエハ11上に存
在する段階で、(純水+エタノール10%溶液)をスプ
レーノズルN11によって供給し、所定時間(通常0.5 〜
2min)リンスを行っている。あとは第1の実施例と同様
の工程を経て、ウエハ11を乾燥させる。この結果、図2
(e)に示すように、レジストパターンの倒れがないウ
エハ11が形成される。
ールであって、詳しく言えば、現像液がウエハ11上に存
在する段階で、(純水+エタノール10%溶液)をスプ
レーノズルN11によって供給し、所定時間(通常0.5 〜
2min)リンスを行っている。あとは第1の実施例と同様
の工程を経て、ウエハ11を乾燥させる。この結果、図2
(e)に示すように、レジストパターンの倒れがないウ
エハ11が形成される。
【0048】以上のようにして、本発明の第2の実施例
に係る半導体装置の製造方法によれば、エタノールを含
むリンス液を用いてウエハを洗浄している。このため、
エタノールを含むリンス液は表面張力が純水のそれに比
して小さい(エタノール100 %の場合の表面張力が約22
dyn/cm, 純水の表面張力が約72.8dyn/cm)ので、第1の
実施例と同様にして、レジストパターン12A間に残存す
る液の表面張力が原因となるレジストパターン12Aの倒
れを極力抑止することが可能になる。
に係る半導体装置の製造方法によれば、エタノールを含
むリンス液を用いてウエハを洗浄している。このため、
エタノールを含むリンス液は表面張力が純水のそれに比
して小さい(エタノール100 %の場合の表面張力が約22
dyn/cm, 純水の表面張力が約72.8dyn/cm)ので、第1の
実施例と同様にして、レジストパターン12A間に残存す
る液の表面張力が原因となるレジストパターン12Aの倒
れを極力抑止することが可能になる。
【0049】なお、本実施例においてはエタノールを含
むリンス液を用いてリンスしたが、エタノールを含む現
像液を用いて現像したのちに通常のリンス液を用いてリ
ンスしたり、あるいはエタノールを含む現像液を用いて
現像したのちにエタノールを含むリンス液を用いてリン
スしても、同様の効果が得られる。
むリンス液を用いてリンスしたが、エタノールを含む現
像液を用いて現像したのちに通常のリンス液を用いてリ
ンスしたり、あるいはエタノールを含む現像液を用いて
現像したのちにエタノールを含むリンス液を用いてリン
スしても、同様の効果が得られる。
【0050】(4)第4の実施例 以下で、本発明の第4の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図1,図2を参照しながら説明する。
方法について図1,図2を参照しながら説明する。
【0051】本発明の第4の実施例に係る半導体装置の
製造方法によれば、リンス液の温度を高くしている。す
なわち、第1の実施例の方法によってレジストパターン
12Aが現像によって形成されたのちにウエハ11をリンス
する工程において(図1(b)参照)、現像液がウエハ
11上に存在する段階で、(純水+エタノール20%溶液)
をスプレーノズルN11によって供給し、リンスする際
に、リンス液の温度を50℃程度にして所定時間(通常0.
5 〜2min)リンスしている。あとは第1の実施例と同様
の工程を経て、ウエハ11を乾燥させる。この結果、図2
(e)に示すようなレジストパターンの倒れがないウエ
ハ11が形成される。
製造方法によれば、リンス液の温度を高くしている。す
なわち、第1の実施例の方法によってレジストパターン
12Aが現像によって形成されたのちにウエハ11をリンス
する工程において(図1(b)参照)、現像液がウエハ
11上に存在する段階で、(純水+エタノール20%溶液)
をスプレーノズルN11によって供給し、リンスする際
に、リンス液の温度を50℃程度にして所定時間(通常0.
5 〜2min)リンスしている。あとは第1の実施例と同様
の工程を経て、ウエハ11を乾燥させる。この結果、図2
(e)に示すようなレジストパターンの倒れがないウエ
ハ11が形成される。
【0052】以上のようにして、第4の実施例に係る半
導体装置の製造方法によれば、リンス液の温度を高くし
てリンスしている。このため、表面張力の低いリンス液
(この場合は純水+エタノール20%溶液)において、リ
ンス液の温度が高ければ一般にその表面張力は小さくな
るので、レジストパターン12A間に残留する液による表
面張力がさらに小さくなる。
導体装置の製造方法によれば、リンス液の温度を高くし
てリンスしている。このため、表面張力の低いリンス液
(この場合は純水+エタノール20%溶液)において、リ
ンス液の温度が高ければ一般にその表面張力は小さくな
るので、レジストパターン12A間に残留する液による表
面張力がさらに小さくなる。
【0053】これにより、レジストパターン12A間に残
留する液による表面張力が原因となるレジストパターン
12Aの倒れの防止がさらに確実になる。なお、本実施例
においてはリンス液としてエタノールを含んだ水溶液を
用いているが、界面活性剤や有機溶剤を含むリンス液に
おいても同様の効果がある。
留する液による表面張力が原因となるレジストパターン
12Aの倒れの防止がさらに確実になる。なお、本実施例
においてはリンス液としてエタノールを含んだ水溶液を
用いているが、界面活性剤や有機溶剤を含むリンス液に
おいても同様の効果がある。
【0054】(5)第5の実施例 以下で、本発明の第5の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図3,図4を参照しながら説明する。図
3,図4は、本発明の第5の実施例に係る半導体装置の
製造方法の工程図(その1,その2)である。
方法について図3,図4を参照しながら説明する。図
3,図4は、本発明の第5の実施例に係る半導体装置の
製造方法の工程図(その1,その2)である。
【0055】本発明の第5の実施例に係る半導体装置の
製造方法によれば、まずノボラック樹脂を主成分とした
レジスト膜12が、所定膜厚(0.50〜2.00μm厚み)塗布
されたウエハ11上に、紫外線露光をして回路パターンを
レジスト膜12に転写する。
製造方法によれば、まずノボラック樹脂を主成分とした
レジスト膜12が、所定膜厚(0.50〜2.00μm厚み)塗布
されたウエハ11上に、紫外線露光をして回路パターンを
レジスト膜12に転写する。
【0056】次に、図3(a)に示すように、まず所定
の現像液(テトラメチル・アンモニウム・ハイドロ・オ
キシド2.38%溶液)をレジスト12の上方向からスプレー
ノズルN12によって供給し、所定時間(通常0.5 〜2mi
n)現像を行い、レジストパターン12Aを形成する。
の現像液(テトラメチル・アンモニウム・ハイドロ・オ
キシド2.38%溶液)をレジスト12の上方向からスプレー
ノズルN12によって供給し、所定時間(通常0.5 〜2mi
n)現像を行い、レジストパターン12Aを形成する。
【0057】次いで、現像液がウエハ11上に存在する段
階で、第1のリンス液(純水)をスプレーノズルN13に
よって供給し、所定時間(通常0.5 〜2min)リンスを行
う(図3(b)参照)。
階で、第1のリンス液(純水)をスプレーノズルN13に
よって供給し、所定時間(通常0.5 〜2min)リンスを行
う(図3(b)参照)。
【0058】その後、現像液や第1のリンス液がウエハ
11上に存在する段階で、界面活性剤を含むリンス液(純
水+非イオン性フロロカーボン系界面活性剤0.1 %溶
液)をスプレーノズルN14によって供給し、所定時間
(通常0.5 〜2min)リンスを行う(図3(c)参照)。
11上に存在する段階で、界面活性剤を含むリンス液(純
水+非イオン性フロロカーボン系界面活性剤0.1 %溶
液)をスプレーノズルN14によって供給し、所定時間
(通常0.5 〜2min)リンスを行う(図3(c)参照)。
【0059】リンス終了後、レジストパターン12Aの間
には微量の現像液や多量のリンス液が残存している(図
4(d)参照)。これを除去するため、ウエハ11を高速
に回転し、残存していた液をウエハ円周方向に飛ばし
(図4(e)参照)、ウエハ11を乾燥させる。この結
果、図4(f)に示すように、レジストパターンの倒れ
がないウエハ11が形成される。
には微量の現像液や多量のリンス液が残存している(図
4(d)参照)。これを除去するため、ウエハ11を高速
に回転し、残存していた液をウエハ円周方向に飛ばし
(図4(e)参照)、ウエハ11を乾燥させる。この結
果、図4(f)に示すように、レジストパターンの倒れ
がないウエハ11が形成される。
【0060】以上のようにして、本発明の第5の実施例
に係る半導体装置の製造方法によれば、通常用いられる
第1のリンス液を用いて半導体基板をリンスする工程
と、表面張力の小さい第2のリンス液を用いて半導体基
板をリンスする工程を含むことを特徴とする。
に係る半導体装置の製造方法によれば、通常用いられる
第1のリンス液を用いて半導体基板をリンスする工程
と、表面張力の小さい第2のリンス液を用いて半導体基
板をリンスする工程を含むことを特徴とする。
【0061】このため、通常の方法によって半導体基板
をリンスした直後に、表面張力の低い第2のリンス液に
よるリンスを行うことにより、2度リンスするので現像
液の除去がより確実となり、表面張力の小さい第2のリ
ンス液を用いたリンスによって、レジストパターン12A
間に残存する液によって生じる表面張力が小さくなる。
をリンスした直後に、表面張力の低い第2のリンス液に
よるリンスを行うことにより、2度リンスするので現像
液の除去がより確実となり、表面張力の小さい第2のリ
ンス液を用いたリンスによって、レジストパターン12A
間に残存する液によって生じる表面張力が小さくなる。
【0062】これにより、第1〜第4の実施例と同様
に、表面張力によるレジストパターン12Aの倒れが極力
抑止される。 (6)第6の実施例 以下で、本発明の第6の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図5,図6を参照しながら説明する。図
5,図6は本発明の第6の実施例に係る半導体装置の製
造方法の工程図(その1,その2)である。
に、表面張力によるレジストパターン12Aの倒れが極力
抑止される。 (6)第6の実施例 以下で、本発明の第6の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図5,図6を参照しながら説明する。図
5,図6は本発明の第6の実施例に係る半導体装置の製
造方法の工程図(その1,その2)である。
【0063】以下に示す第6,第7の実施例に係る半導
体装置の製造方法は、第1〜第5の実施例の方法と異な
り、表面張力の小さい現像液や、リンス液を用いずに、
レジストパターン間に残存する液を高速度に乾燥する方
法である。
体装置の製造方法は、第1〜第5の実施例の方法と異な
り、表面張力の小さい現像液や、リンス液を用いずに、
レジストパターン間に残存する液を高速度に乾燥する方
法である。
【0064】すなわち、まずノボラック樹脂を主成分と
したレジスト膜12が、所定膜厚(0.50〜2.00μm厚み)
塗布されたウエハ11上に、紫外線露光をして回路パター
ンをレジスト膜12に転写する。
したレジスト膜12が、所定膜厚(0.50〜2.00μm厚み)
塗布されたウエハ11上に、紫外線露光をして回路パター
ンをレジスト膜12に転写する。
【0065】次に、図5(a)に示すように、まず所定
の現像液(テトラメチル・アンモニウム・ハイドロ・オ
キシド2.38%溶液)をレジスト膜12の上方向からスプレ
ーノズルN15によって供給し、所定時間(通常0.5 〜2m
in)現像を行い、レジストパターン12Aを形成する。
の現像液(テトラメチル・アンモニウム・ハイドロ・オ
キシド2.38%溶液)をレジスト膜12の上方向からスプレ
ーノズルN15によって供給し、所定時間(通常0.5 〜2m
in)現像を行い、レジストパターン12Aを形成する。
【0066】次に、図5(b)に示すように、現像液が
ウエハ11上に存在する段階で、通常のリンス液(純水)
をスプレーノズルN16によって供給し、所定時間(通常
0.5〜2min)リンスを行う。
ウエハ11上に存在する段階で、通常のリンス液(純水)
をスプレーノズルN16によって供給し、所定時間(通常
0.5〜2min)リンスを行う。
【0067】次いで、リンス液がウエハ11上に残存した
状態で(図5(c)参照)、図6(d)に示すような反
応室内に該ウエハ11を入れる。図6(d)に示すよう
に、反応室には、ウエハを載置して高周波電源25に接続
されたカソード電極21と、接地されたアノード電極22と
が設けられている。これら2つの電極21,22 によって強
力な電界が発生され、それによって高速度にウエハ11が
乾燥される。
状態で(図5(c)参照)、図6(d)に示すような反
応室内に該ウエハ11を入れる。図6(d)に示すよう
に、反応室には、ウエハを載置して高周波電源25に接続
されたカソード電極21と、接地されたアノード電極22と
が設けられている。これら2つの電極21,22 によって強
力な電界が発生され、それによって高速度にウエハ11が
乾燥される。
【0068】加えて、該反応室には吸気口23と排気口24
とが設けられており、吸気口23からは高周波電力による
高速度乾燥を助けるアルゴンガスが、反応室内に流入す
るようになっており、使用済みのガスは排気口24から排
気される。
とが設けられており、吸気口23からは高周波電力による
高速度乾燥を助けるアルゴンガスが、反応室内に流入す
るようになっており、使用済みのガスは排気口24から排
気される。
【0069】この反応室内にウエハ11を載置し、反応室
内の気圧を0.1 〜0.5 Torrにし、反応室内の温度を200
〜300 ℃にし、1分乾燥させる。こうして、高速度にウ
エハ11が乾燥され、図6(e)に示すようなレジストパ
ターンの倒れがないウエハ11が形成される。
内の気圧を0.1 〜0.5 Torrにし、反応室内の温度を200
〜300 ℃にし、1分乾燥させる。こうして、高速度にウ
エハ11が乾燥され、図6(e)に示すようなレジストパ
ターンの倒れがないウエハ11が形成される。
【0070】以上のようにして、本発明の第6の実施例
に係る半導体装置の製造方法によれば、高周波電力を加
えてウエハ11の乾燥を行っている。このため、高周波電
力によってウエハ11の温度が上昇するので、高速度にウ
エハ11が乾燥され、表面張力の原因となる現像液や洗浄
液が短時間に除去されるので、これらの液の表面張力が
原因となるレジストパターン12Aの倒れを極力抑止する
ことが可能になる。
に係る半導体装置の製造方法によれば、高周波電力を加
えてウエハ11の乾燥を行っている。このため、高周波電
力によってウエハ11の温度が上昇するので、高速度にウ
エハ11が乾燥され、表面張力の原因となる現像液や洗浄
液が短時間に除去されるので、これらの液の表面張力が
原因となるレジストパターン12Aの倒れを極力抑止する
ことが可能になる。
【0071】(7)第7の実施例 以下で、本発明の第7の実施例に係る半導体装置の製造
方法について図7,図8を参照しながら説明する。図
7,図8は本発明の第7の実施例に係る半導体装置の製
造方法の工程図である。
方法について図7,図8を参照しながら説明する。図
7,図8は本発明の第7の実施例に係る半導体装置の製
造方法の工程図である。
【0072】本実施例も、第6の実施例と同様にして、
高速度にウエハを乾燥する方法であるので、第6の実施
例と共通する点については説明を省略する。図7(c)
に示すような、レジスト膜12を現像した後にリンスする
工程まで第6の実施例と全く同様の方法であるので、説
明を省略する。
高速度にウエハを乾燥する方法であるので、第6の実施
例と共通する点については説明を省略する。図7(c)
に示すような、レジスト膜12を現像した後にリンスする
工程まで第6の実施例と全く同様の方法であるので、説
明を省略する。
【0073】その後、図8(d)に示すように、ヒータ
ー31が付属するサセプター32と、真空ポンプ33とを具備
する反応室内にウエハ11を載置する。この反応室におい
ては、ヒーター31によってサセプター32が加熱され、そ
の上に載置されたウエハ11も加熱される。さらに、真空
ポンプ33によって反応室内が真空になるので、真空乾燥
がなされる。なお、このときの基板温度は110 ℃であ
り、乾燥に要する時間は1分、反応室内の気圧は0.1 〜
0.5 Torrである。
ー31が付属するサセプター32と、真空ポンプ33とを具備
する反応室内にウエハ11を載置する。この反応室におい
ては、ヒーター31によってサセプター32が加熱され、そ
の上に載置されたウエハ11も加熱される。さらに、真空
ポンプ33によって反応室内が真空になるので、真空乾燥
がなされる。なお、このときの基板温度は110 ℃であ
り、乾燥に要する時間は1分、反応室内の気圧は0.1 〜
0.5 Torrである。
【0074】但し、ここでレジストのTg(変性温度)
以下に加熱温度を保つ事が必要である。こうして、高速
度にウエハ11が乾燥され、図8(e)に示すようなレジ
ストパターンの倒れがないウエハ11が形成される。
以下に加熱温度を保つ事が必要である。こうして、高速
度にウエハ11が乾燥され、図8(e)に示すようなレジ
ストパターンの倒れがないウエハ11が形成される。
【0075】以上のようにして、本発明の第7の実施例
に係る半導体装置の製造方法によれば、ウエハ11を加熱
し、さらに真空中で乾燥を行っている。このため、基板
温度が上昇し、乾燥しやすい。さらに、真空中で乾燥を
行っているので、液が蒸発する際に雰囲気中の分子によ
る影響を受けることが少ないのでさらに乾燥しやすく、
レジストパターン12A間に現像液やリンス液が残存する
時間が極端に短い。
に係る半導体装置の製造方法によれば、ウエハ11を加熱
し、さらに真空中で乾燥を行っている。このため、基板
温度が上昇し、乾燥しやすい。さらに、真空中で乾燥を
行っているので、液が蒸発する際に雰囲気中の分子によ
る影響を受けることが少ないのでさらに乾燥しやすく、
レジストパターン12A間に現像液やリンス液が残存する
時間が極端に短い。
【0076】これにより、表面張力の原因となる現像液
や洗浄液が短時間に除去されるので、これらの液の表面
張力が原因となるレジストパターン12Aの倒れを極力抑
止することが可能になる。
や洗浄液が短時間に除去されるので、これらの液の表面
張力が原因となるレジストパターン12Aの倒れを極力抑
止することが可能になる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の半導体装置の製造方法によれば、少なくとも、表面張
力の小さい現像液を用いて感光性膜を現像する工程と、
表面張力の小さい洗浄液を用いて半導体基板を洗浄する
工程との何れかを含んでいる。
の半導体装置の製造方法によれば、少なくとも、表面張
力の小さい現像液を用いて感光性膜を現像する工程と、
表面張力の小さい洗浄液を用いて半導体基板を洗浄する
工程との何れかを含んでいる。
【0078】このため、感光性膜のパターン間に残存す
る現像液または洗浄液によって生じる表面張力が小さい
ので、それによって生じる感光性膜のパターンの倒れな
どを抑止出来る。
る現像液または洗浄液によって生じる表面張力が小さい
ので、それによって生じる感光性膜のパターンの倒れな
どを抑止出来る。
【0079】また、本発明に係る第1の半導体装置の製
造方法において、洗浄液の温度を高くして半導体基板を
洗浄している。このため、表面張力の低い現像液もしく
は洗浄液の表面張力がさらに小さくなり、表面張力が原
因となる感光性膜のパターンの倒れの防止がさらに確実
になる。
造方法において、洗浄液の温度を高くして半導体基板を
洗浄している。このため、表面張力の低い現像液もしく
は洗浄液の表面張力がさらに小さくなり、表面張力が原
因となる感光性膜のパターンの倒れの防止がさらに確実
になる。
【0080】さらに、本発明の第1の半導体装置の製造
方法において、通常の洗浄液を用いて半導体基板を洗浄
した後に、表面張力の小さい洗浄液を用いて半導体基板
を洗浄する工程を含んでいる。
方法において、通常の洗浄液を用いて半導体基板を洗浄
した後に、表面張力の小さい洗浄液を用いて半導体基板
を洗浄する工程を含んでいる。
【0081】このため、2度洗浄するので現像液の除去
がより確実となり、感光性膜のパターン間に残存する液
によって生じる表面張力が小さくなるので、表面張力に
よる感光性膜のパターンの倒れが極力抑止される。
がより確実となり、感光性膜のパターン間に残存する液
によって生じる表面張力が小さくなるので、表面張力に
よる感光性膜のパターンの倒れが極力抑止される。
【0082】また、本発明に係る第2の半導体装置の製
造方法によれば、半導体基板を乾燥する工程において、
半導体基板上に残存する現像液もしくは洗浄液を高速度
に乾燥する工程を含んでいる。
造方法によれば、半導体基板を乾燥する工程において、
半導体基板上に残存する現像液もしくは洗浄液を高速度
に乾燥する工程を含んでいる。
【0083】このため、高速度に半導体基板が乾燥さ
れ、表面張力の原因となる現像液や洗浄液が短時間に除
去されるので、これらの液の表面張力が原因となる感光
性膜のパターンの倒れを極力抑止することが可能にな
る。
れ、表面張力の原因となる現像液や洗浄液が短時間に除
去されるので、これらの液の表面張力が原因となる感光
性膜のパターンの倒れを極力抑止することが可能にな
る。
【図1】本発明の第1〜第4の実施例に係る半導体装置
の製造方法の工程図(その1)である。
の製造方法の工程図(その1)である。
【図2】本発明の第1〜第4の実施例に係る半導体装置
の製造方法の工程図(その2)である。
の製造方法の工程図(その2)である。
【図3】本発明の第5の実施例に係る半導体装置の製造
方法の工程図(その1)である。
方法の工程図(その1)である。
【図4】本発明の第5の実施例に係る半導体装置の製造
方法の工程図(その2)である。
方法の工程図(その2)である。
【図5】本発明の第6の実施例に係る半導体装置の製造
方法の工程図(その1)である。
方法の工程図(その1)である。
【図6】本発明の第6の実施例に係る半導体装置の製造
方法の工程図(その2)である。
方法の工程図(その2)である。
【図7】本発明の第7の実施例に係る半導体装置の製造
方法の工程図(その1)である。
方法の工程図(その1)である。
【図8】本発明の第7の実施例に係る半導体装置の製造
方法の工程図(その2)である。
方法の工程図(その2)である。
【図9】従来例に係る半導体装置の製造方法の工程図
(その1)である。
(その1)である。
【図10】従来例に係る半導体装置の製造方法の工程図
(その2)である。
(その2)である。
【図11】従来例の問題点の説明図である。
11…ウエハ(半導体基板)、 12…レジスト膜(感光性膜)、 12A…レジストパターン、 21…カソード電極、 22…アノード電極、 23…吸気口、 24…排気口、 25…高周波電力、 31…ヒーター、 32…サセプター、 33…真空ポンプ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/304 H 8728−4M
Claims (10)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成された感光性膜を現
像する工程又は前記感光性膜の現像後に前記半導体基板
を洗浄する工程において、 少なくとも、表面張力が純水よりも小さい現像液を用い
て前記感光性膜を現像する工程か、表面張力が純水より
小さい洗浄液を用いて前記半導体基板を洗浄する工程か
の何れかを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項2】 前記現像液や洗浄液は、界面活性剤を含
む液であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項3】 前記現像液や洗浄液は、有機溶剤を含む
液であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項4】 前記洗浄液は、アルコールであることを
特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記洗浄液の温度を高くして半導体基板
を洗浄することを特徴とする請求項1記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項6】 通常の洗浄液を用いて半導体基板を洗浄
した後に、表面張力が純水よりも小さい洗浄液を用いて
前記半導体基板を洗浄する工程を含むことを特徴とする
請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 半導体基板上に形成された感光性膜の現
像後に該半導体基板を洗浄した後に、該半導体基板を乾
燥する工程は、前記半導体基板上に残存する現像液もし
くは洗浄液を高速度に乾燥する工程であることを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の、前記現像液もしくは洗
浄液を高速度に乾燥する工程は少なくとも真空中で乾燥
する工程であることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項9】 請求項7記載の、前記現像液もしくは洗
浄液を高速度に乾燥する工程は少なくとも前記半導体基
板を加熱して乾燥する工程であることを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項10】 請求項7記載の、前記現像液もしくは洗
浄液を高速度に乾燥する工程は少なくとも高周波電力を
加えて乾燥する工程であることを特徴とする半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12206492A JPH05326392A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12206492A JPH05326392A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05326392A true JPH05326392A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=14826738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12206492A Pending JPH05326392A (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05326392A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07142349A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 現像工程におけるフォトレジストパターンの倒れを防止する方法 |
WO2003010801A1 (fr) * | 2001-07-26 | 2003-02-06 | Tokyo Electron Limited | Procede et dispositif de developpement |
KR100472732B1 (ko) * | 1997-06-26 | 2005-05-18 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체장치제조방법 |
KR100527226B1 (ko) * | 2001-02-21 | 2005-11-08 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 레지스트의 이미지 붕괴를 방지하기 위한 현상액/세척배합물 |
WO2006018960A1 (ja) * | 2004-08-18 | 2006-02-23 | Tokyo Electron Limited | 現像処理方法 |
JP2006508521A (ja) * | 2002-02-15 | 2006-03-09 | 東京エレクトロン株式会社 | 溶剤浴と超臨界co2を用いたレジストの乾燥 |
JP2007095888A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Tokyo Electron Ltd | リンス処理方法、現像処理方法及び現像装置 |
JP2008146099A (ja) * | 2002-08-12 | 2008-06-26 | Air Products & Chemicals Inc | 現像パターンのつぶれ回避方法 |
JP2008540994A (ja) * | 2005-05-13 | 2008-11-20 | エスイーゼツト・アクチエンゲゼルシヤフト | 表面の乾燥方法 |
JP2009231346A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Toshiba Corp | 基板処理装置および基板処理方法 |
KR20150096470A (ko) * | 2012-12-14 | 2015-08-24 | 바스프 에스이 | 50 nm 이하의 선-공간 치수를 갖는 패턴화된 재료를 처리할 때 항 패턴 붕괴를 피하기 위한 계면활성제 및 소수성화제를 포함하는 조성물의 용도 |
KR20240116386A (ko) | 2023-01-20 | 2024-07-29 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 기판 처리 방법, 기억 매체 및 기판 처리 장치 |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP12206492A patent/JPH05326392A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07142349A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | 現像工程におけるフォトレジストパターンの倒れを防止する方法 |
KR100472732B1 (ko) * | 1997-06-26 | 2005-05-18 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체장치제조방법 |
KR100527226B1 (ko) * | 2001-02-21 | 2005-11-08 | 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 | 레지스트의 이미지 붕괴를 방지하기 위한 현상액/세척배합물 |
WO2003010801A1 (fr) * | 2001-07-26 | 2003-02-06 | Tokyo Electron Limited | Procede et dispositif de developpement |
JP2006508521A (ja) * | 2002-02-15 | 2006-03-09 | 東京エレクトロン株式会社 | 溶剤浴と超臨界co2を用いたレジストの乾燥 |
JP2008181137A (ja) * | 2002-08-12 | 2008-08-07 | Air Products & Chemicals Inc | 半導体デバイス製造の際のパターンつぶれ欠陥数の低減方法及びリンス処理溶液 |
JP2009181145A (ja) * | 2002-08-12 | 2009-08-13 | Air Products & Chemicals Inc | 半導体デバイス製造の際のパターンつぶれ欠陥数の低減方法 |
JP2008146099A (ja) * | 2002-08-12 | 2008-06-26 | Air Products & Chemicals Inc | 現像パターンのつぶれ回避方法 |
WO2006018960A1 (ja) * | 2004-08-18 | 2006-02-23 | Tokyo Electron Limited | 現像処理方法 |
JP2008540994A (ja) * | 2005-05-13 | 2008-11-20 | エスイーゼツト・アクチエンゲゼルシヤフト | 表面の乾燥方法 |
JP2007095888A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Tokyo Electron Ltd | リンス処理方法、現像処理方法及び現像装置 |
JP4514224B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2010-07-28 | 東京エレクトロン株式会社 | リンス処理方法、現像処理方法及び現像装置 |
JP2009231346A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Toshiba Corp | 基板処理装置および基板処理方法 |
KR20150096470A (ko) * | 2012-12-14 | 2015-08-24 | 바스프 에스이 | 50 nm 이하의 선-공간 치수를 갖는 패턴화된 재료를 처리할 때 항 패턴 붕괴를 피하기 위한 계면활성제 및 소수성화제를 포함하는 조성물의 용도 |
JP2016508287A (ja) * | 2012-12-14 | 2016-03-17 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | 50nm以下のライン間寸法を有するパターン化材料を処理する際におけるアンチパターン崩壊を回避するための、界面活性剤及び疎水剤を含む組成物の使用 |
KR20240116386A (ko) | 2023-01-20 | 2024-07-29 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 기판 처리 방법, 기억 매체 및 기판 처리 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101676801A (zh) | 光刻方法 | |
JP2004527113A (ja) | 現像済みフォトレジスト層をすすぐための方法および蒸発性の溶液 | |
JPH05326392A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2001023893A (ja) | フォトレジストパターンの形成方法 | |
CN101393401B (zh) | 光刻工艺的显影方法 | |
WO2002001299A1 (fr) | Procede et materiau permettant d'empecher des anomalies de developpement | |
US6225030B1 (en) | Post-ashing treating method for substrates | |
US20080085479A1 (en) | Pattern forming method and device production process using the method | |
JPH06163391A (ja) | レジストパターン形成方法 | |
US6943124B1 (en) | Two step exposure to strengthen structure of polyimide or negative tone photosensitive material | |
JP3061790B1 (ja) | マスク製造方法及びパタ―ン形成方法 | |
JP2000250229A (ja) | フォトレジスト膜の現像方法 | |
US6649525B1 (en) | Methods and systems for controlling resist residue defects at gate layer in a semiconductor device manufacturing process | |
JP2010073899A (ja) | 基板処理方法および基板処理装置 | |
US6337174B1 (en) | Method of stripping a photoresist from a semiconductor substrate dimethylacetamide or a combination of monoethanolamine and dimethylsulfoxide | |
US9733570B2 (en) | Multi-line width pattern created using photolithography | |
KR20010005154A (ko) | 레지스트 플로우 공정을 이용한 미세패턴 형성방법 | |
JP2002174908A (ja) | 現像方法およびデバイス製造方法 | |
US6858376B2 (en) | Process for structuring a photoresist layer on a semiconductor substrate | |
JPH10228117A (ja) | レジストの現像方法およびそれに用いるリンス液 | |
JPH07321027A (ja) | レジスト層の除去方法及びそれを用いた除去装置 | |
JP2000241990A (ja) | フォトレジストパターンの形成方法 | |
JPS61188934A (ja) | レジスト除去装置 | |
JPH1152544A (ja) | フォトマスク及びその製造方法、並びにベーキング装置 | |
JP2003084455A (ja) | パターン形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010814 |