JP2007095888A - リンス処理方法、現像処理方法及び現像装置 - Google Patents

リンス処理方法、現像処理方法及び現像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】現像処理後の基板のリンス処理において、パターン倒れを発生させることなく基板乾燥でき、パターン線幅の変動を抑制すると共に析出系欠陥の残留を低減し、生産性を向上することのできるリンス処理方法、現像処理方法及び現像装置を提供する。
【解決手段】露光パターンを現像処理した後の基板Wを洗浄するリンス処理方法において、前記基板W上に純水を供給し、純水により基板洗浄するステップS5と、前記基板W上に所定濃度の界面活性剤からなる第一のリンス液を供給し、前記第一のリンス液により基板洗浄するステップS6と、前記基板W上に前記第一のリンス液よりも低濃度の界面活性剤からなる第二のリンス液を供給し、前記第二のリンス液により基板洗浄するステップS7とを実行する。
【選択図】図7

Description

本発明は、フォトリソグラフィ工程において、露光パターンを現像処理した後の半導体ウエハ等の基板をリンス処理するリンス処理方法、そのリンス処理方法を含む現像処理方法、及びその現像処理方法を実施する現像装置に関する。
半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィ工程においては、例えば被処理基板である半導体ウエハ(以下、ウエハと称呼する)上に、塗布液であるレジスト液を塗布しレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、レジスト膜を所定のパターンに露光する露光処理、露光後にレジスト膜内の化学反応を促進させる加熱処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理等が順次行われ、ウエハ上に所定のレジストパターンが形成される。
このようなフォトリソグラフィ工程中の現像処理においては、ウエハに現像液を供給して現像液パドルを形成し、所定時間、自然対流により現像処理を進行させた後、現像液を振り切り、次いで、リンス液として純水を供給し、ウエハ上に残存する現像液およびリンス液を振り切り、ウエハを乾燥させている。
ところで、近年、露光技術等の進歩により、半導体ウエハの微細化が一層進行しており、微細且つ高アスペクト比のレジストパターンが出現するに至り、現像工程における最終の振り切り乾燥において、リンス液がパターン間から抜け出る際に、リンス液の表面張力によりレジストパターンが引っ張られて倒れるという、所謂「パターン倒れ」が発生することが問題となっている。
また、パターン微細化に伴い、フォトレジストとして、化学増幅型レジストが使用されるようになり、現像工程において多量の析出物(析出系欠陥)が発生することも問題となっている。
前記「パターン倒れ」の問題を解決する技術として、特許文献1には、例えばリンス液中に界面活性剤を混入してリンス液の表面張力を低下させる技術が提案されている。また、特許文献2には、現像処理後に基板のリンス処理を行う際に界面活性剤を供給するプロセスが開示されている。
また、析出系欠陥増加の問題に対しては、従来から、リンス処理時間をより長く確保することにより析出物を取り除くようになされている。
特開平7−142349号公報 特開2001−5191号公報
しかしながら、パターン倒れの問題に対し、リンス液として界面活性剤を用いる場合には、現像処理後に膨潤し浸透性が高くなった状態のレジストパターンに界面活性剤が浸透し、パターン線幅(CD:Critical Dimension)に変動を与えるという問題が生じていた。
また、析出系欠陥増加の問題に対し、リンス時間を延長する場合には、スループットが低下し、生産性が低下していた。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、現像処理後の基板のリンス処理において、パターン倒れを発生させることなく基板乾燥でき、パターン線幅の変動を抑制すると共に析出系欠陥の残留を低減し、生産性を向上することのできるリンス処理方法、現像処理方法及び現像装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明にかかるリンス処理方法は、露光パターンを現像処理した後の基板を洗浄するリンス処理方法において、前記基板上に純水を供給し、純水により基板洗浄するステップと、前記基板上に所定濃度の界面活性剤からなる第一のリンス液を供給し、前記第一のリンス液により基板洗浄するステップと、前記基板上に前記第一のリンス液よりも低濃度の界面活性剤からなる第二のリンス液を供給し、前記第二のリンス液により基板洗浄するステップとを実行することに特徴を有する。
尚、前記第一のリンス液の濃度は、500ppm〜1500ppm、前記第二のリンス液の濃度は、100ppm〜400ppmであるのが好ましい。
また、前記課題を解決するために、本発明にかかる現像処理方法は、基板上に形成されたレジスト膜を所定のパターンに露光した後、露光パターンを現像する現像処理方法であって、露光後のレジスト膜に現像液を塗布し現像を進行させるステップと、現像後の基板を回転させ、現像液を振り切るステップと、前記基板上に純水を供給し、純水により基板洗浄するステップと、前記基板上に所定濃度の界面活性剤からなる第一のリンス液を供給し、前記第一のリンス液により基板洗浄するステップと、前記基板上に前記第一のリンス液よりも低濃度の界面活性剤からなる第二のリンス液を供給し、前記第二のリンス液により基板洗浄するステップとを実行することに特徴を有する。
尚、前記第一のリンス液の濃度は、500ppm〜1500ppm、前記第二のリンス液の濃度は、100ppm〜400ppmであるのが好ましい。
このようなリンス処理方法または現像処理方法によれば、現像処理後において、先ず純水での洗浄によりパターン線幅(CD)の変動が抑制され、次いで、高濃度の界面活性剤での洗浄により析出系欠陥の大幅な除去がなされ、最後に低濃度の界面活性剤での洗浄によりパターン線幅(CD)の抑制がなされると共にリンス液の表面張力が低下した状態に維持される。
したがって、パターン線幅の変動抑制、及び析出系欠陥の除去が達成され、且つ、振り切り乾燥の際にパターン倒れが防止される。また、界面活性剤を用いることによりリンス時間を延長することなく析出系欠陥を除去できるため、スループット低下を防止し、生産性を向上することができる。
また、前記第二のリンス液により基板洗浄するステップの後、前記基板を所定時間、第一の回転速度で回転させ、基板上のリンス液を基板周縁に移動させるステップと、前記基板を所定時間、前記第一の回転速度より速い第二の回転速度で回転させ、前記基板の周縁に移動させたリンス液を振り切り、基板乾燥するステップとを実行することが望ましい。
このようにすることにより、基板周縁が先に乾燥することがなく、析出系欠陥をリンス液と共に振り切ることができ、乾燥処理後に基板上に残存する析出系欠陥数が低減される。
また、前記課題を解決するために、本発明にかかる現像装置は、前記リンス処理方法、または、前記現像処理方法を実施することに特徴を有する。
この現像装置によれば、前記したリンス処理方法または現像処理方法による効果を得ることができる。
本発明によれば、現像処理後の基板のリンス処理において、パターン倒れを発生させることなく基板乾燥でき、パターン線幅の変動を抑制すると共に析出系欠陥の残留を低減し、生産性を向上することのできるリンス処理方法、現像処理方法及び現像装置を得ることができる。
以下、本発明に係るリンス処理方法、現像処理方法及び現像装置につき、図に示す実施の形態に基づいて説明する。先ず、本発明に係るリンス処理方法、現像処理方法及び現像装置が適用される塗布現像装置について簡単に説明する。
図1は、塗布現像装置の概略構成を示す平面図、図2は、図1の塗布現像装置の正面図、図3は、図1の塗布現像装置の背面図である。
図示する塗布現像装置1は、露光装置(図示せず)と連携し、被処理基板である半導体ウエハに対し、一連のフォトリソグラフィ工程を行い、ウエハ上に所定のレジストパターンを形成する。
図1に示すように、塗布現像装置1は、例えば25枚のウエハWをカセット単位で外部から搬入出したり、カセットCに対してウエハWを搬入出したりするカセットステーション2と、フォトリソグラフィ工程の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各処理ユニットを多段に配置している処理ステーション3と、この処理ステーション3に隣接して設けられ、図示しない露光装置との間でウエハWの受け渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション2には、カセット載置台5が設けられ、当該カセット載置台5は、複数のカセットCをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在になされている。また、カセットステーション2には、搬送路6上をX方向に沿って移動可能なウエハ搬送体7が設けられている。このウエハ搬送体7は、カセットCに収容されたウエハWのウエハ配列方向(Z方向;鉛直方向)にも移動自在であり、X軸方向に配列された各カセットのウエハWに対して選択的にアクセスできるよう構成されている。
さらにウエハ搬送体7は、Z軸周りのθ方向に回転可能であり、後述する処理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属する温調ユニット60やトランジションユニット61に対してもアクセスできるようになされている。
カセットステーション2に隣接する処理ステーション3は、複数の処理装置が多段に配置された、例えば5つの処理装置群G1〜G5を備えている。
処理ステーション3において、図1中の下側に、カセットステーション2側から第1の処理装置群G1、第2の処理装置群G2が順に配置されている。また、図1中の上側に、カセットステーション2側から第3の処理装置群G3、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5が順に配置されている。
第3の処理装置群G3と第4の処理装置群G4との間には、第1の搬送装置10が設けられ、この第1の搬送装置10は、第1の処理装置群G1、第3の処理装置群G3及び第4の処理装置群G4内の各処理装置に選択的にアクセスしてウエハWを搬送できるようになされている。
第4の処理装置群G4と第5の処理装置群G5との間には、第2の搬送装置11が設けられ、この第2の搬送装置11は、第2の処理装置群G2、第4の処理装置群G5内の各処理装置に選択的にアクセスしてウエハWを搬送できるようになされている。
また、第1の処理装置群G1には、ウエハWに所定の液体を供給して処理を行う液処理装置、例えば図2に示すようにウエハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布処理ユニット(COT)20、21、22、露光処理時の光の反射を防止する反射防止膜を形成するボトムコーティングユニット(BARC)23、24が下から順に5段に重ねられている。
第2の処理装置群G2には、液処理装置、例えばウエハWに現像液を供給して現像処理する本発明に係る現像装置としての現像処理ユニット(DEV)30〜34が下から順に5段に重ねられている。
また、第1の処理装置群G1及び第2の処理装置群G2の最下段には、各処理装置群G1、G2内の液処理装置に各種処理液を供給するためのケミカル室(CHM)35、36がそれぞれ設けられている。
また、図3に示すように第3の処理装置群G3には、温調ユニット(TCP)60、ウエハWの受け渡しを行うためのトランジションユニット(TRS)61、精度の高い温度管理下でウエハWを温度調節する高精度温調ユニット(CPL)62〜64及びウエハWを高温で加熱処理する高温度熱処理ユニット(BAKE)65〜68が順に9段に重ねられている。
第4の処理装置群G4では、例えば高精度温調ユニット(CPL)70、レジスト塗布処理後のウエハWを加熱処理するプリベーキングユニット(PAB)71〜74及び現像処理後のウエハWを加熱処理するポストベーキングユニット(POST)75〜79が下から順に10段に重ねられている。
第5の処理装置群G5では、ウエハWを熱処理する複数の熱処理装置、例えば高精度温調ユニット(CPL)80〜83、露光後のウエハWを加熱処理する複数のポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89が下から順に10段に重ねられている。
また、第1の搬送装置10のX方向正方向側には、複数の処理装置が配置されており、例えば図3に示すようにウエハWを疎水化処理するためのアドヒージョンユニット(AD)90、91、ウエハWを加熱する加熱ユニット(HP)92、93が下から順に4段に重ねられている。
また、第2の搬送装置11のX方向正方向側には、例えばウエハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光ユニット(WEE)94が配置されている。
また、インターフェイス部4には、例えば図1に示すようにX方向に向けて延伸する搬送路40上を移動するウエハ搬送体41と、バッファカセット42が設けられている。ウエハ搬送体41は、Z方向に移動可能かつθ方向にも回転可能であり、インターフェイス部4に隣接した露光装置200と、バッファカセット42及び第5の処理装置群G5に対してアクセスしてウエハWを搬送できるようになされている。
このように構成された塗布現像装置1と図示しない露光装置とにより、現像処理までの一連のフォトリソグラフィ工程は、次のように行われる。
先ず、カセットステーション2において、未処理のウエハWを収容したカセットCから1枚のウエハWが、ウエハ搬送体7により第3の処理装置群G3のトランジションユニット(TRS)61に搬送される。そこでウエハWは、位置合わせが行われた後、アドヒージョンユニット(AD)90、91へ搬送され疎水化処理が行われる。次いで高精度温調ユニット(CPL)62〜64にて所定の冷却処理が行われ、第1の処理装置群G1のレジスト塗布処理ユニット(COT)20〜22に搬送されて、ウエハ表面上へのレジスト塗布処理が行われる。尚、トラジション装置61からレジスト塗布装置20〜22までのウエハWの搬送は第1の搬送装置10により行われる。
そして、ウエハWは、第1の搬送装置10により、第4の処理装置群G4のプリベーキングユニット(PAB)71〜74に搬送されて所定の加熱処理、即ちプリベーク処理が行われる。プリベークされたウエハWは、周辺露光ユニット(WEE)94に搬送され、そこでウエハWのエッジ部のみが露光処理される。
その後、ウエハWは、高精度温調ユニット(CPL)80〜83において冷却処理がなされ、インターフェイス部4のウエハ搬送体41によりバッファカセット42に一時保管される。
そしてバッファカセット42に一時的に保持されたウエハWは、ウエハ搬送体41により取り出され、図示しない露光装置に引き渡され、そこで所定の露光処理が行われる。
露光処理を終えたウエハWは、再びインターフェイス部4を介して第5の処理装置群G5のポストエクスポージャベーキングユニット(PEB)84〜89に搬送され、そこで露光後の加熱処理が行われる。
次いでウエハWは、第2の搬送装置11により第2の処理装置群G2の現像処理ユニット(DEV)30〜34に搬送されて現像処理が行われ、次いで第4の処理装置群G4のポストベーキングユニット(POST)75〜79に搬送されて、そこで、現像処理後の加熱処理が行われる。そしてウエハWは、第3の処理装置群G3の高精度温調ユニット(CPL)62〜64で冷却処理が行われ、ウエハ搬送体7によりカセットCに戻される。
続いて本発明に係るリンス処理方法、現像処理方法及び現像装置が適用される現像処理ユニット(DEV)30〜34の構造について図4、図5に基づいて詳細に説明する。尚、複数の現像処理ユニット(DEV)30〜34は、夫々同様の構成をなすため、図4、図5には現像処理ユニット(DEV)30の構造のみを示す。図4は現像処理ユニット(DEV)30の平面図、図5はその断面図である。
この現像処理ユニット(DEV)30は、筐体100を有し、筐体100の天井には筐体内に清浄空気のダウンフローを形成するためのファン・フィルタユニットFが設けられている。また、筐体100内の中央部には、環状のカップCPが配置され、カップCPの内側にはスピンチャック12が配置されている。スピンチャック12は、真空吸着によってウエハWを固定保持する。スピンチャック12の下方には、駆動モータ13が配置されており、スピンチャック12は駆動モータ13によって回転駆動されるようになっている。駆動モータ13は床板14に取り付けられている。
カップCPの中には、ウエハWを受け渡しする際の昇降ピン15がエアシリンダ等の駆動機構16により昇降可能に設けられている。また、カップCP内には、廃液用のドレイン口17が設けられている。このドレイン口17に廃液管18が接続され、この廃液管18は図5に示すように、底板14と筐体100との間の空間Nを通って、下方の図示しない排液口へ接続されている。
また、筐体100の側壁には、第2の搬送装置11の搬送アームTが侵入するための開口100aが形成されており、この開口100aはシャッタ19により開閉可能となっている。そして、ウエハWの搬入出に際しては、シャッタ19が開けられて搬送アームTが筐体100内に侵入する。搬送アームTとスピンチャック12との間のウエハWの受け渡しは、昇降ピン15が上昇した状態で行われる。
カップCPの上方には、ウエハWの表面に現像液を供給するための現像液供給ノズル25と、現像後のウエハWに界面活性剤のリンス液を供給する第一のリンス液供給ノズル26と、現像後のウエハWに純水(DIW)のみ、または界面活性剤を純水に溶解させてなるリンス液を供給する第二のリンス液供給ノズル27とが設けられている。これら各ノズルは、ウエハW上の供給位置とウエハWの外方の待機位置との間で移動可能になされている。
現像液供給ノズル25は、長尺状をなしその長手方向を水平にして配置され、下面に複数の吐出口を有しており、吐出された現像液が全体として帯状になるようになされている。そして、この現像液供給ノズル25は、第一のノズルスキャンアーム28の先端部に保持部材28aによって着脱自在に取り付けられており、第一のノズルスキャンアーム28は、底板14上にY方向に沿って敷設された第一のガイドレール29上から垂直方向に延びた第一の垂直支持部材37の上端部に取り付けられている。
そして、現像液供給ノズル25は、第一の垂直支持部材37とともにY軸駆動機構39によってY方向に沿って水平移動するようになっている。
また、第一の垂直支持部材37は、Z軸駆動機構40によって昇降可能となされており、現像液供給ノズル25は、第一の垂直支持部材37の昇降によってウエハWに近接した吐出可能位置とその上方の非吐出位置との間で移動されるようになっている。
ウエハWに現像液を塗布する際には、現像液供給ノズル25はウエハWの上方に位置され、その現像液供給ノズル25から現像液を帯状に吐出させながら、ウエハWを1/2回転以上、例えば一回転させることにより、現像液がウエハW全面に塗布され、現像液パドルが形成される。尚、現像液吐出の際には、ウエハWを回転させずに現像液供給ノズル25を第一のガイドレール29に沿ってスキャンさせてもよい。
第一のリンス液供給ノズル26は、ストレートノズルとして構成されている。この第一のリンス液供給ノズル26は、第二のノズルスキャンアーム43の先端部に着脱可能に取り付けられている。底板14上の第一のガイドレール29の外側には第二のガイドレール44が敷設されており、第二のノズルスキャンアーム43は、この第二のガイドレール44上から垂直方向に延びた第二の垂直支持部材45の上端部にX軸駆動機構46を介して取り付けられている。
第一のリンス液供給ノズル26は、第二の垂直支持部材45と共に、Y軸駆動機構47によってY方向に沿って水平移動するようになされている。また、第二の垂直支持部材45の昇降によってウエハWに近接した吐出可能位置とその上方の非吐出位置との間で移動されるようになっている。また、第二のノズルスキャンアーム43は、X軸駆動機構46によりX方向に沿って移動可能に設けられている。
また、第二のリンス液供給ノズル27は、第一のリンス液供給ノズル26と同様ストレートノズルとして構成されている。この第二のリンス液供給ノズル27は、第三のノズルスキャンアーム49の先端部に着脱可能に取り付けられている。底板14上の第二のガイドレール44の外側には、第三のガイドレール50が敷設されており、第三のノズルスキャンアーム49は、この第三のガイドレール50上から垂直方向に延びた第三の垂直支持部材51の上端部にX軸駆動機構52を介して取り付けられている。
第二のリンス液供給ノズル27は、第三の垂直支持部材51と共にY軸駆動機構53によってY方向に沿って水平移動するようになされている。また、第三の垂直支持部材51は、Z軸駆動機構54によって昇降可能となっており、第二のリンス液供給ノズル27は、第三の垂直支持部材51の昇降によってウエハWに近接した吐出可能位置とその上方の非吐出位置との間で移動されるようになっている。また、第三のノズルスキャンアーム49は、X軸駆動機構52によりX方向に沿って移動可能に設けられている。
尚、Y軸駆動機構39、47、53、Z軸駆動機構40、48、54、X軸駆動機構46、52、及び駆動モータ13は、駆動制御部55により制御されるようになっている。第一のリンス液供給ノズル26と第二のリンス液供給ノズル27は、Y方向で相互に追い越し可能となっている。
また、図4に示すように、カップCPの右側には、現像液供給ノズル25が待機する現像液供給ノズル待機部56が設けられており、この現像液供給ノズル待機部56には現像液供給ノズル25を洗浄する洗浄機構(図示せず)が設けられている。また、カップCPの左側には、第一のリンス液供給ノズル26と第二のリンス液供給ノズル27とが夫々待機する第一のリンス液供給ノズル待機部57と第二のリンス液供給ノズル待機部58とが設けられており、それらには、夫々ノズルを洗浄する洗浄機構(図示せず)が設けられている。
次に、図6に基づいて、現像処理ユニット(DEV)30の処理液供給系について説明する。図6は、現像処理ユニット(DEV)30の液供給系を示す概略図である。
図6に示すように、現像液供給ノズル25には、現像液を貯留した現像液タンク151から現像液を供給する現像液供給配管152が接続されている。現像液供給配管152には、現像液を供給するためのポンプ153及びオン・オフバルブ154が介装されている。
また、第一のリンス液供給ノズル26には、界面活性剤溶液タンク155から界面活性剤溶液を供給する界面活性剤溶液供給配管156が接続されている。この界面活性剤溶液供給配管156には、界面活性剤溶液を供給するためのポンプ157及びオン・オフバルブ158が介装されている。
尚、界面活性剤溶液タンク155から供給される界面活性剤溶液としては、例えば、その分子量が1600以下であり、且つ、その疎水基の炭素数が10以上であるポリエチレングリコール系またはアセチレングリコール系の界面活性剤を含有する水溶液が望ましい。さらに前記界面活性剤の疎水基が二重結合及び三重結合していないことが望ましい。
また、第二のリンス液供給ノズル27には、界面活性剤溶液タンク155から界面活性剤溶液を供給する界面活性剤溶液供給配管159が接続されている。そして、界面活性剤溶液供給配管159の途中には、ミキシングバルブ161が設けられており、このミキシングバルブ161には純水を貯留する純水タンク162から延びる純水供給配管163が接続されている。そして、ミキシングバルブ161において界面活性剤溶液と純水とが混合可能になされている。
尚、界面活性剤溶液供給配管156及び純水供給配管163におけるミキシングバルブ161の上流側には、夫々ポンプ160、164が夫々介装されている。また、ミキシングバルブ161の下流側にはオン・オフバルブ165が介装されている。
したがって、第二のリンス液供給ノズル27からは、界面活性剤溶液と純水とが混合したリンス液、即ち、第一のリンス液供給ノズル26から吐出されるリンス液よりも界面活性剤の濃度が低いリンス液が吐出可能になされている。
或いは、ポンプ160とミキシングバルブ161の動作制御により、界面活性剤溶液の供給が遮断され、第二のリンス液供給ノズル27から純水のみを吐出することも可能になされている。
尚、ポンプ153、157、160、164及びオン・オフバルブ154、158、165、ミキシングバルブ161は制御部200により制御されるようになっている。
続いて、現像処理ユニット(DEV)30における現像から洗浄(リンス処理)までの処理工程について図7のフローに基づき説明する。
先ず、所定のパターンが露光され、ポストエクスポージャベーク(PEB)処理及び冷却処理されたウエハWが、第2の搬送装置11の搬送アームTによってカップCPの真上まで搬送され、昇降ピン15に受け渡され、スピンチャック12上に載置され、真空吸着される(図7のステップS1)。
次いで、現像液供給ノズル25がウエハWの中心上方に移動し、この現像液供給ノズル25から現像液が帯状に吐出されながら、ウエハWが1/2回転以上、例えば1回転されることにより、現像液がウエハW全面に塗布され、現像液パドルが形成される(図7のステップS2)。尚、現像液供給ノズル25をガイドレール29に沿ってスキャンしながら現像液を吐出してもよい。
このようにして現像液をウエハW上に塗布した状態で適宜の時間、例えば60秒以上静止させることにより現像を進行させる(図7のステップS3)。この際に、現像液供給ノズル25をカップCP外に待避させ、第二のリンス液供給ノズル27のノズルアーム49を移動させて、第二のリンス液供給ノズル27をウエハWの中心の上方に位置させる。
現像反応を進行させるための所定時間が経過した後に、ウエハWをスピンチャック12により回転させ、現像液を振り切る(図7のステップS4)。
次いで、第二のリンス液供給ノズル27から、所定時間(例えば1sec〜10sec)、純水を吐出しながら、ウエハWを所定の回転数(例えば1200rpm)で回転させて、洗浄を行う(図7のステップS5)。
この洗浄工程において、先ず界面活性剤を含まない純水による洗浄を行うのは、現像処理直後に膨潤し浸透性が高くなった状態のレジストパターンに界面活性剤を供給すると、界面活性剤がパターンに浸透し、パターン線幅が変動するため、これを防止するためである。
即ち、先ず、純水洗浄を行うことにより、ウエハW上の現像液が純水に置き換わり洗い流されると共に、パターン線幅(CD)の変動が抑制される。
次いで、第一のリンス液供給ノズル26をウエハWの中心上方に移動させると同時に第二のリンス液供給ノズル27を待避させる。そして、第一のリンス液供給ノズル26から、所定時間(例えば1sec〜10sec)、所定濃度(例えば500ppm〜1500ppm)の界面活性剤溶液(第一のリンス液)を吐出しながら、ウエハWを所定の回転数(例えば1200rpm)で回転させて、洗浄を行う(図7のステップS6)。
この界面活性剤溶液による洗浄により、基板上のリンス液の表面張力が低下し、ウエハ上に残る析出系欠陥の大半がリンス液と共にウエハW外に除去される。
次いで、第二のリンス液供給ノズル27をウエハWの中心上方に再び移動させると同時に第一のリンス液供給ノズル26を待避させる。そして、第二のリンス液供給ノズル27から、所定時間(例えば1sec〜10sec)、純水と混合された所定濃度(例えば100ppm〜400ppm)の界面活性剤溶液(第二のリンス液)を吐出しながら、ウエハWを所定の回転数(例えば1200rpm)で回転させて、洗浄を行う(図7のステップS7)。
この第二のリンス液供給ノズル27から吐出される界面活性剤溶液は、第一のリンス液供給ノズル26から吐出される界面活性剤溶液よりも低濃度になされるため、レジストパターンへの界面活性剤溶液の浸透率が低減され、パターン線幅(CD)の変動が抑制される。また、リンス液の表面張力は低下した状態に維持される。
前記ステップS7によりリンス液がウエハWに供給された後、リンス液供給ノズル27がカップCP外に待避され、ウエハWの回転数が下げられる(第一の回転速度:例えば500rpm)。そして、所定時間、低回転速度でウエハWが回転されることにより、ウエハWの周縁にリンス液が移動される(図7のステップS8)。これにより、リンス液における洗浄で洗い流されなかったウエハW上の析出系欠陥が、ウエハWの周縁に移動したリンス液中に集められる。
次いで、ウエハWの回転数が高回転速度にまで上げられ(第二の回転速度:例えば2000rpm)、ウエハWの周縁に移動したリンス液がウエハW外に振り切られる。そして、所定時間、高回転速度でウエハWを回転させることにより、ウエハWの乾燥処理が行われる(図7のステップS9)。これにより、リンス中に集められた析出系欠陥も同時にウエハW外に振り切られる。
尚、前記ステップS8でのウエハWの低速回転の工程を省略し、高回転数でのみウエハWを乾燥処理する場合、ウエハWの周縁が先に急速に乾燥し、ウエハW上に残る析出系欠陥が排除されずにウエハW周縁に堆積する虞がある。
そこで、前記のように高回転速度でのウエハWの乾燥処理(ステップS9)の前に、低回転速度でのウエハWの回転工程(ステップS8)を実施することにより、ウエハWの周縁からの急速な乾燥が抑制される。したがって、析出系欠陥がリンス液と同時に振り切られ、ウエハ上に残る析出系欠陥をより低減することができる。
また、前記ステップS9において、ウエハW外に振り切られるリンス液は、界面活性剤溶液であるため、リンス液の表面張力は低下した状態が維持されている。したがって、析出系欠陥はウエハW外に振り切られ易くなり、且つ、振り切り乾燥の際のパターン倒れが防止される。
以上のように本発明に係る実施の形態によれば、露光パターンを現像処理した後のウエハWのリンス処理において、純水による洗浄と、高濃度の界面活性剤溶液による洗浄と、低濃度の界面活性剤溶液による洗浄とが順次行われる。
即ち、先ず純水での洗浄によりパターン線幅(CD)の変動が抑制され、次いで、高濃度の界面活性剤での洗浄により析出系欠陥の大幅な除去がなされ、最後に低濃度の界面活性剤での洗浄によりパターン線幅(CD)の抑制がなされると共にリンス液の表面張力が低下した状態に維持される。
これにより、パターン線幅の変動抑制、及び析出系欠陥の除去が達成され、且つ、振り切り乾燥の際にパターン倒れが防止される。また、界面活性剤を用いることによりリンス時間を延長することなく析出系欠陥を除去できるため、スループット低下を防止し、生産性を向上することができる。
さらには、ウエハWのリンス液振り切り乾燥の際、先ず、低回転速度でウエハWが所定時間、回転され、次いで、高回転速度でウエハWの乾燥処理がなされる。これにより、ウエハW周縁が先に乾燥することがなく、乾燥処理後にウエハ上に残存する析出系欠陥数が低減される。
尚、前記実施の形態において、界面活性剤溶液と純水とを混合して吐出する、或いは、純水のみを吐出する第二のリンス液供給ノズル27は、ミキシングバルブ161において2つを混合し、1つのストレートノズルからリンス液を吐出する形態としたが、本発明に係る現像装置においては、その形態に限定されるものではない。
例えば、第二のリンス液供給ノズル27は、図8に示すように、界面活性剤溶液を吐出するストレートノズル27aと純水を吐出するストレートノズル27bとを、下部に吐出口27dが形成されたノズルケース27c内に設置する構成としてもよい。
即ち、純水のみ吐出する場合には、ストレートノズル27bから純水を吐出し、ストレートノズル27aからの吐出を停止することにより、吐出口27dからウエハW上に純水が吐出される。
また、界面活性剤溶液と純水とを混合する場合には、ストレートノズル27aから界面活性剤溶液を吐出し、ストレートノズル27bから純水を吐出することにより、ノズルケース27c内で2つが混合され、吐出口27dからウエハW上に純水と混合された界面活性剤溶液が吐出される。
或いは、第二のリンス液供給ノズル27は、図9に示すように、界面活性剤溶液を吐出するストレートノズル27aと純水を吐出するストレートノズル27bとで構成してもよい。
即ち、純水のみ吐出する場合には、ストレートノズル27bから純水を吐出し、ストレートノズル27aからの吐出を停止することにより、ウエハW上には純水のみ供給される。
また、界面活性剤溶液と純水とを混合する場合には、双方のノズルから同時に吐出され、ウエハW上で混合される。
また、図9に示す構成の場合、図10に示すように、ストレートノズル27aとストレートノズル27bとを、現像液供給ノズル25と共通のアーム(保持部材)により保持する構成としてもよい。その場合、ノズルの移動制御等を考慮し、図示するように長尺状の吐出口25aを有する現像液供給ノズル25をコンパクトな形状とするのが望ましい。
このように構成すれば、現像処理ユニット(DEV)30において部材を共用化できるため、その装置構成をより小さなものとすることができ、コスト低減、フットプリント縮小の効果を得ることができる。
尚、図10に示す構成により現像液をウエハW上に供給する際には、ウエハWを鉛直軸周りに回転させ、吐出口25aから帯状の現像液を吐出しながらノズル25をウエハWの外側から中央部に向って移動させればよい。これによりウエハWの表面全体に、現像液を螺旋状に供給することができる。
また、前記実施の形態においては、被処理基板として半導体ウエハを例としたが、本発明における基板は、半導体ウエハに限らず、LCD基板、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も可能である。
本発明は、例えば、フォトリソグラフィ工程において、露光パターンを現像処理した後の半導体ウエハ等の基板をリンス処理するリンス処理方法、そのリンス処理方法を実施する現像処理方法及び現像装置に適用でき、半導体製造業界、電子デバイス製造業界等において好適に用いることができる。
図1は、本発明に係るリンス処理方法、現像処理方法を実施する現像装置を備える塗布現像装置の概略構成を示す平面図である。 図2は、図1の塗布現像装置の正面図である。 図3は、図1の塗布現像装置の背面図である。 図4は、現像処理ユニットの平面図である。 図5は、現像処理ユニットの断面図である。 図6は、現像処理ユニットの液供給系を示す概略図である。 図7は、現像処理ユニットにおける現像から洗浄(リンス処理)までの処理工程を示すフロー図である。 図8は、第二のリンス液供給ノズルの他の形態を示す図である。 図9は、第二のリンス液供給ノズルの他の形態を示す図である。 図10は、現像液供給ノズル及び第二のリンス液供給ノズルの他の形態を示す図である。
符号の説明
1 塗布現像装置
26 第一のリンス液供給ノズル
27 第二のリンス液供給ノズル
30〜34 現像処理ユニット(現像装置)
W ウエハ(基板)

Claims (6)

  1. 露光パターンを現像処理した後の基板を洗浄するリンス処理方法において、
    前記基板上に純水を供給し、純水により基板洗浄するステップと、
    前記基板上に所定濃度の界面活性剤からなる第一のリンス液を供給し、前記第一のリンス液により基板洗浄するステップと、
    前記基板上に前記第一のリンス液よりも低濃度の界面活性剤からなる第二のリンス液を供給し、前記第二のリンス液により基板洗浄するステップとを実行することを特徴とするリンス処理方法。
  2. 前記第一のリンス液の濃度は、500ppm〜1500ppmであって、
    前記第二のリンス液の濃度は、100ppm〜400ppmであることを特徴とする請求項1に記載されたリンス処理方法。
  3. 基板上に形成されたレジスト膜を所定のパターンに露光した後、露光パターンを現像する現像処理方法であって、
    露光後のレジスト膜に現像液を塗布し現像を進行させるステップと、
    現像後の基板を回転させ、現像液を振り切るステップと、
    前記基板上に純水を供給し、純水により基板洗浄するステップと、
    前記基板上に所定濃度の界面活性剤からなる第一のリンス液を供給し、前記第一のリンス液により基板洗浄するステップと、
    前記基板上に前記第一のリンス液よりも低濃度の界面活性剤からなる第二のリンス液を供給し、前記第二のリンス液により基板洗浄するステップとを実行することを特徴とする現像処理方法。
  4. 前記第二のリンス液により基板洗浄するステップの後、
    前記基板を所定時間、第一の回転速度で回転させ、基板上のリンス液を基板周縁に移動させるステップと、
    前記基板を所定時間、前記第一の回転速度より速い第二の回転速度で回転させ、前記基板の周縁に移動させたリンス液を振り切り、基板乾燥するステップとを実行することを特徴とする請求項3に記載された現像処理方法。
  5. 前記第一のリンス液の濃度は、500ppm〜1500ppmであって、
    前記第二のリンス液の濃度は、100ppm〜400ppmであることを特徴とする請求項3または請求項4に記載された現像処理方法。
  6. 前記請求項1または請求項2に記載されたリンス処理方法、または、前記請求項3乃至請求項5のいずれかに記載された現像処理方法を実施することを特徴とする現像装置。
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