JPH0532615Y2 - - Google Patents

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JPH0532615Y2
JPH0532615Y2 JP5887188U JP5887188U JPH0532615Y2 JP H0532615 Y2 JPH0532615 Y2 JP H0532615Y2 JP 5887188 U JP5887188 U JP 5887188U JP 5887188 U JP5887188 U JP 5887188U JP H0532615 Y2 JPH0532615 Y2 JP H0532615Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はウインドウガラスが上下二分割され、
上側ウインドウガラスが固定され、かつ下側ウイ
ンドウガラスが略180°回転し開閉する車両用ウイ
ンドウのロツク機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の車両用ウインドウのロツク機構
としては例えばシトロエン2CVのオーナズマニユ
アルに見られる第7図および第8図に示すような
ものがある。
すなわちこれら図において、1は車両用ウイン
ドウ、2は車体(ドアパネル)、3はウインドウ
ガラスで、上下二分割され、上側ウインドウガラ
ス3aが嵌め殺し固定され、下側ウインドウガラ
ス3bが前後に設けたヒンジ4a,4bを介して
上辺を中心に略180°回転し開閉するよう車体2に
枢支されている。この下側ウインドウガラス3b
の周囲に嵌装したサツシ3b1における下辺側部に
はロツク用メイル5が突設し、他方車体(ドアパ
ネル)2の上部にロツク用ヒメイル6が固定さ
れ、下側ウインドウガラス3bの全開時前記ロツ
ク用メイル5がロツク用ヒメイル6に嵌入して該
下側ウインドウガラス3bが全開状態にロツクさ
れるようになつている。7は下側ウインドウガラ
ス3bの全閉時該下側ウインドウガラス3bをロ
ツクするための室内側ロツク部材である。なお、
Iは車室内側、Oは車室外側を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来のロツク機構にあ
つては、下側ウインドウガラス3bの全閉時、先
端の尖つたロツク用メイル5が車外方向に突き出
ているため、走行時および洗車時などにおいてい
わゆる外部突起物となり極めて危険であるという
課題があつた。
本考案はこのような課題に着目してなされたも
ので、安全性の向上を図り、併せてコストの低減
と安定した品質を確保することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はかかる目的を達成するため、ウインド
ウパネルが上下二分割され、上側ウインドウパネ
ルが固定されかつ下側ウインドウパネルが前後に
設けたヒンジを介して上辺を中心に略180°回転し
全開閉するよう車体に枢支された車両用ウインド
ウにおいて、前記下側ウインドウガラスの下端部
における車室内側にトツグルハンドルを固定する
とともに、前記ウインドウパネルの上方における
車体の車室外側に前記下側ウインドウパネルの全
開時前記トツグルハンドルの係止部が引掛けロツ
ク可能な車室外側キヤツチヤーを固定し、かつ前
記ウインドウパネルの下方における車体の車室内
側に前記下側ウインドウガラスの全閉時前記トツ
グルハンドルの係止部が引掛けロツク可能な車室
内側キヤツチヤーを設けたものである。
〔作用〕
下側ウインドウパネルの全開時にあつては、ト
ツグルハンドルの係止部を車室内側キヤツチヤー
に引掛けロツクし、下側ウインドウパネルの全開
状態を確保することができ、一方、下側ウインド
ウパネルの全閉時にあつてはトツグルハンドルの
係止部を車室内側キヤツチヤーに引掛けロツク
し、下側ウインドウパネルの全閉状態を確保する
ことができる。この場合、トツグルハンドルは外
部突起物とはならない。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
る。
なお、従来と同一の部品および均等の部材には
同一符号を付し、その説明を省略する。
第1図ないし第3図において、1は車両用ウイ
ンドウ、2は車体、3はウインドウパネルである
ウインドウガラスで、上下二分割され、上側ウイ
ンドウパネルである上側ウインドウガラス3aが
嵌め殺し固定され、下側ウインドウパネルである
下側ウインドウガラス3bが前後に設けたヒンジ
4a,4bを介して上辺を中心に略180°回転し全
開閉するよう車体2(詳細にはセンターピラー2
aおよびコーナーピラー2b)に枢支されてい
る。この下側ウインドウガラス3bの下端部にお
ける車室内側の中央部にトツグルハンドル10が
固定されている。
第4図に詳細に示すように、前記ウインドウガ
ラス3の上方における車体2(詳細にはルーフレ
ールパネル2c)の車室外側Oには前記下側ウイ
ンドウガラス3bの全開時前記トツグルハンドル
10の係止部10aが引掛けロツク可能なコ字状
の車室外側キヤツチヤー11がシーテングラバー
12を介して固定されている。
第5図に示すように、シーテングラバー12に
は下側ウインドウガラス3bの全開時その端末が
弾接するバンパーラバー13が延設されている。
一方、第6図に詳細に示すように、前記ウイン
ドウガラス3の下方における前記車体2の車室内
側I(詳細にはサイドインナーパネル2d)には
前記下側ウインドウガラス3bの全閉時前記トツ
グルハンドル10の係止部10aが引掛けロツク
可能な車室内側キヤツチヤー14が設けられてい
る。
前記車室外側キヤツチヤー11と車室内側キヤ
ツチヤー14の前後位置は前記ヒンジ4a,4b
におけるヒンジピン4a1,4b1のセンターライン
と直交した略同一位置とする。
かかる構成につき、第2図において鎖線で示す
ように、下側ウインドウガラス3bの全開時にあ
つては、トツグルハンドル10の係止部10aを
車室外側キヤツチヤー11に引掛けロツクし、下
側ウインドウガラス3bの全開状態を確保するこ
とができる。一方、第2図において実線で示すよ
うに、下側ウインドウガラス3bの全閉時にあつ
てはトツグルハンドル10の係止部10aを車室
内側キヤツチヤー14に引掛けロツクし、下側ウ
インドウガラス3bの全閉状態を確保することが
できる訳である。
かくして従来通り下側ウインドウガラス3bの
全開閉状態において該下側ウインドウガラス3b
をロツクすることができるが、トツグルハンドル
10は従来のロツク用メイル5のように先端の尖
つた外部突起物とならないため、安全性が向上す
るものである。
また、同一のトツグルハンドル10によつて全
開閉時のロツクが可能となるため、コストの低減
が図れる。
さらに、全開閉時のロツク力も同一となり安定
した品質を確保することができるものである。
〔効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば、ウ
インドウパネルが上下二分割され、上側ウインド
ウパネルが固定されかつ下側ウインドウパネルが
前後に設けたヒンジを介して上辺を中心に軸180°
回転し全開閉するよう車体に枢支された車両用ウ
インドウにおいて、前記下側ウインドウパネルの
下端部における車室内側にトツグルハンドルを固
定するとともに、前記ウインドウパネルの上方に
おける車体の車室外側に前記下側ウインドウパネ
ルの全開時前記トツグルハンドルの係止部が引掛
けロツク可能な車室外側キヤツチヤーを固定し、
かつ前記ウインドウパネルの下方における車体の
車室内側に前記下側ウインドウパネルの全閉時前
記トツグルハンドルの係止部が引掛けロツク可能
な車室内側キヤツチヤーを設けたため、安全性の
向上を図り、併せてコストの低減と安定した品質
を確保することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示す
図で、第1図は自動車の側部外観図、第2図は第
1図の−線断面図、第3図は同じく第1図の
丸で囲んだ部分の斜視図、第4図は同じく第1
図の丸で囲んだ部分の斜視図、第5図は第4図
の−線断面図、第6図は第1図の丸で囲ん
だ部分の斜視図、第7図は従来例を示す自動車の
側部外観図、第8図はその分解斜視図である。 1……車両用ウインドウ、2……車体、2a…
…センターピラー、2b……コーナーピラー、2
c……ルーフレールパネル、2d……サイドイン
ナーパネル、3……ウインドウガラス(ウインド
ウパネル)、3a……上側ウインドウガラス(上
側ウインドウパネル)、3b……下側ウインドウ
ガラス(下側ウインドウパネル)、4a,4b…
…ヒンジ、10……トツグルハンドル、10a…
…係止部、11……車室外側キヤツチヤー、14
……車室内側キヤツチヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインドウパネルが上下二分割され、上側ウイ
    ンドウパネルが固定されかつ下側ウインドウパネ
    ルが前後に設けたヒンジを介して上辺を中心に略
    180°回転し全開閉するよう車体に枢支された車両
    用ウインドウにおいて、前記下側ウインドウパネ
    ルの下端部における車室内側にトツグルハンドル
    を固定するとともに、前記ウインドウパネルの上
    方における車体の車室外側に前記下側ウインドウ
    パネルの全開時前記トツグルハンドルの係止部が
    引掛けロツク可能な車室外側キヤツチヤーを固定
    し、かつ前記ウインドウパネルの下方における車
    体の車室内側に前記下側ウインドウパネルの全閉
    時前記トツグルハンドルの係止部が引掛けロツク
    可能な車室内側キヤツチヤーを設けたことを特徴
    とする車両用ウインドウのロツク機構。
JP5887188U 1988-04-28 1988-04-28 Expired - Lifetime JPH0532615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5887188U JPH0532615Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5887188U JPH0532615Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01162575U JPH01162575U (ja) 1989-11-13
JPH0532615Y2 true JPH0532615Y2 (ja) 1993-08-20

Family

ID=31284668

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JP5887188U Expired - Lifetime JPH0532615Y2 (ja) 1988-04-28 1988-04-28

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JPH01162575U (ja) 1989-11-13

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