JPH05326109A - ヒータ - Google Patents

ヒータ

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JPH05326109A
JPH05326109A JP13332092A JP13332092A JPH05326109A JP H05326109 A JPH05326109 A JP H05326109A JP 13332092 A JP13332092 A JP 13332092A JP 13332092 A JP13332092 A JP 13332092A JP H05326109 A JPH05326109 A JP H05326109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
heater
crimp
conductor
connection terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP13332092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kinoshita
賢二 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13332092A priority Critical patent/JPH05326109A/ja
Publication of JPH05326109A publication Critical patent/JPH05326109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コードヒータとリード線の接続構造におい
て、圧着接続時に、ヒータ線を切断することなく接触面
積を大きくでき、安定した接触状態が得られるヒータを
得ることを目的とする。 【構成】 コードヒータ10の先端の絶縁被覆を剥離し
て芯線9に捲着したヒータ線8を露出させ、同様にリー
ド線11の先端の導体12をほぼ同寸法に露出し対向さ
せて接続端子13の圧着部14,15にヒータ線8を下
にセットし圧着治具によって同時にすることにより、ヒ
ータ線とリード線の導体が接続端子を介さずに直接接続
され、その接触部分が複数個あるため接触面積が大きく
安定した電気接続が実施され、異常発熱によるヒータ断
線の恐れがなくなり耐久性にすぐれたものになり、機械
的接続強度も、相互作用により従来に比べて、安定して
高いものが得られ、取り扱いも容易になり、信頼性の向
上を図ることができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は芯線の周面をコイル状に
捲着したヒータ線を絶縁被覆したコードヒータと、この
コードヒータを配線するためのリード線の接続構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、例えば特公昭
51−9175号公報に示されているように、図4のよ
うな構造になっていた。
【0003】すなわちガラス繊維等からなる芯線1の周
面にコイル状に捲着したヒータ線2とリード線3の導体
4を黄銅製の接続端子5の巻きこみ式圧着部6で同時に
圧着し、さらにヒータ線のみ接続端子5の一側縁から上
方へ折曲して延設した圧着舌片7で圧着し、ヒータとリ
ード線の電気接続をおこない、接続強度は圧着部6で確
保していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、接続強度を高めるため、ヒータ線2と導
体4を同時に圧着している圧着部6で強く圧着するた
め、非常に細い糸状のヒータ線2は切断されてしまい、
電気接続は圧着舌片7でヒータ線2と接続端子5を介し
て最終的に圧着部6でリード線と接続される。しかしこ
の圧着舌片7での圧着はヒータ線2の切断防止のためご
く弱くしか実施できず、接触面積が少ない上に、接触圧
力が低く、またばらつきが大きくなり、接触抵抗により
接触部が異常発熱してヒータ線2が断線することがあっ
た。
【0005】そこで、本発明は圧着接続時に、ヒータ線
を切断することなく接触面積を大きくでき、安定した接
触状態が得られるヒータ接続構造を得ることを第1の目
的としたものである。
【0006】第2の目的は、ヒータ線の断線を防ぎ、か
つ接続強度の安定化を図るものである。
【0007】第3の目的は、簡単な作業で、圧着時のヒ
ータ線の断線をさらに防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして上記第1の目的を
達成するために本発明のヒータは、接続端子にヒータ線
とリード線の導体を同時に圧着する圧着部を複数個設け
たものである。
【0009】また第2の目的を達成するために、本発明
は圧着部の圧着力をコードヒータに近い圧着部よりもリ
ード線側の圧着部を強くしたものである。
【0010】さらに第3の目的を達成するために、本発
明は圧着部をU形舌片とし、このU形の内部に芯線の周
囲にコイル状に捲着したヒータ線の上にリード線の導体
を配置してU形舌片を圧接したものである。
【0011】
【作用】この構成により、ヒータ線とリード線の導体が
接続端子を介さずに直接接続され、その接触部分が複数
個あるため接触面積が大きく安定した電気接続が実施さ
れ、異常発熱によるヒータ断線の恐れがなくなり耐久性
にすぐれたものになる。また、機械的接続強度も、相互
作用により従来に比べて、安定して高いものが得られ、
取り扱いも容易になり、信頼性の向上を図ることができ
るものである。
【0012】またリード線側の圧着部を強く圧着するこ
とによって、断線の発生しにくい導体部の接続強度をさ
らに高め、かつ電気接続を向上させ、ヒータ側の圧着部
におけるヒータ線の損傷を少なくするものである。
【0013】また圧着部においてヒータ線の上にリード
線の導体を配置して圧着を行うため、すべての圧着カシ
メ部において舌片によるヒータ線断線は、確実に防止で
きるものである。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1〜図3において、8はニクロム線等で
できたヒータ線で直径0.1mm〜0.2mmの大きさで、
ガラス繊維等からなる芯線9の周面にコイル状に捲着さ
れており、さらにその外周部にシリコンゴム、またはガ
ラス繊維等で被覆しコードヒータ10を形成する。11
はこのコードヒータ10を配線するための軟銅線からな
る導体12を絶縁被覆したリード線で、接続端子13で
電気接続および機械的接続を行っている。この接続端子
13は黄銅もしくは耐熱性の高いリン青銅でできてお
り、ヒータ側圧着部14とリード線側圧着部15を備え
ている。この圧着部14,15の断面形状はU形舌片1
6で圧着時に円筒形となりさらに下方から角状凸部17
が圧着を確実なものにしかつヒータ線の断線を防いでい
る。この時圧着部14,15には、ヒータ線8とリード
線の導体12を同時に圧着しており、電気接続は2ヶ所
で直接行われる。この圧着部14,15のU形舌片16
の底部内面には、接続強度を高めるため0.1〜0.3
mmの高さを有するリブ18が数本形成されている。ま
た、ヒータ側圧着部14の長さはリード線側圧着部15
より長く設定してあり、コードヒータ10側からの引抜
き強度の向上と接触面積の拡大を図っている。さらに、
リード線側圧着部15の圧着は、ヒータ側圧着部14よ
り強く設定してあり、すなわちカシメ高さを低く設定し
ている。さらにU形舌片16でコイル状のヒータ線8の
上にリード線の導体12を配置して同時に圧着するよう
になっている。19はリード線8の被覆を保持する保持
部で、リード線の保持力向上とともに曲げ方向の規制を
行っている。20は同様にコードヒータを保持する保持
部でさらに引抜き強度を上げるため切り欠き溝部21を
有している。
【0016】以上のように構成されたヒータ接続構成に
ついてその動作を説明する。まず、コードヒータ10の
先端の絶縁被覆を剥離して芯線9に捲着したヒータ線8
を露出させ、同様にリード線11の先端の導体12をほ
ぼ同寸法に露出させ、対向させ接続端子13の圧着部1
4,15にヒータ線8を下にしてセットし圧着治具によ
って同時に保持部19,20を含めて4ヶ所圧着する。
この時、圧着部14と15で、接続端子を介さずに直接
リード線11とヒータ線8が電気接続され接触抵抗低く
なるとともに、接続部の引張り強度が従来品では1〜3
Nに対し、10〜30Nと飛躍的に向上する。またリー
ド線側圧着部15のカシメ高さをヒータ側圧着部14よ
り低く設定し強くかしめることによってヒータ線の同時
切断を防ぎ、最悪条件でもヒータ側圧着部14でのヒー
タ線切れを防止している。さらに圧着時にU形舌片16
が湾曲しその端面が圧着部上部にくるが、上部には強固
なリード線11の導体12を配しておりヒータ線の断線
は発生しない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、接続端子に前記
ヒータ線とリード線の導体を同時に圧着する圧着部を複
数個設けたものでヒータ線とリード線の導体が接続端子
を介さずに直接接続され、その接触部分が複数個あるた
め接触面積が大きく安定した電気接続が実施され、異常
発熱によるヒータ断線の恐れがなくなり耐久性にすぐれ
たものになり、機械的接続強度も、相互作用により従来
に比べて、安定して高いものが得られ、取り扱いも容易
になり、信頼性の向上を図ることができるものである。
【0018】また本発明は、圧着部の圧着力をコードヒ
ータに近い圧着部よりもリード線側の圧着部を強く設定
することによって、断線の発生しにくい導体部の接続強
度をさらに高め、かつ電気接続を向上させ、ヒータ側の
圧着部におけるヒータ線の損傷を少なくするとともにヒ
ータ線の同時切断を防ぎ、最悪条件でもヒータ側圧着部
でのヒータ線切れを防止している。
【0019】さらに本発明は、圧着部をU形舌片とし、
このU形の内部に芯線の周面にコイル状に捲着したヒー
タ線の上にリード線の導体を配置してU形舌片を圧接す
ることによって、すべての圧着カシメ部において舌片に
よるヒータ線断線は、確実に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すヒータ接続構造の斜視
【図2】(a)本発明の一実施例による接続端子を示す
平面図 (b)同接続端子の側面図 (c)同接続端子のa−a線に沿う断面図
【図3】本発明の一実施例によるヒータ接続部の断面図
【図4】従来のヒータ接続構造を示す斜視図
【符号の説明】
8 ヒータ線 9 芯線 10 コードヒータ 11 リード線 12 導体 13 接続端子 14 ヒータ側圧着部 15 リード線側圧着部 16 U形舌片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線の周面をコイル状に捲着したヒータ
    線を絶縁被覆したコードヒータと、このコードヒータを
    配線するための導体を絶縁被覆したリード線と、このリ
    ード線とコードヒータを電気的かつ機械的に接続する接
    続端子を備え、この接続端子に前記ヒータ線とリード線
    の導体を同時に圧接する圧着部を複数個設けたヒータ。
  2. 【請求項2】 圧着部の圧着力をコードヒータに近い圧
    着部よりもリード線側の圧着部を強くした請求項1記載
    のヒータ。
  3. 【請求項3】 圧着部をU形舌片とし、このU形の内部
    に芯線の周面にコイル状に捲着したヒータ線の上にリー
    ド線の導体を配置してU形舌片を圧接した請求項1記載
    のヒータ。
JP13332092A 1992-05-26 1992-05-26 ヒータ Pending JPH05326109A (ja)

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