JPH05324865A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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Publication number
JPH05324865A
JPH05324865A JP4124692A JP12469292A JPH05324865A JP H05324865 A JPH05324865 A JP H05324865A JP 4124692 A JP4124692 A JP 4124692A JP 12469292 A JP12469292 A JP 12469292A JP H05324865 A JPH05324865 A JP H05324865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
terminal
setting
test mode
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4124692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ogawa
和雄 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4124692A priority Critical patent/JPH05324865A/ja
Publication of JPH05324865A publication Critical patent/JPH05324865A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】A/D変換器を内蔵したピン数が少ないマイク
ロコンピュータで、テストモード設定専用端子を設けず
にテストモード設定を確実にする。 【構成】A/D変換器の基準電位入力端子とアナログ用
接地電位入力端子の電位が反転したときテストモードが
設定されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、A/D変換器を内蔵
したマイクロコンピュータに関し、特に、テストモード
設定方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータには通常動作モー
ドに加え、動作テストを行うためのテストモード機能を
備えているものがある。割込端子やリセット端子等のユ
ーザ使用端子とは別にテストモード設定用端子を備えて
いるマイクロコンピュータは、その端子を“H”または
“L”にセットすることによりテストモードを設定する
ことができる。
【0003】一方、小型パッケージでピン数が少ないマ
イクロコンピュータではテストモード設定端子を単独に
設けられない場合がある。このような場合、複数のユー
ザ使用端子に特定の信号パターンを入力したときテスト
モードが設定される方式にしたものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方式の場
合、ユーザ使用端子を兼用しているため通常動作時には
使用しない(出現しない)信号パターンをテストモード
設定信号として決める必要がある。もし、通常動作でこ
の信号パターンが出現するとその信号に対応する処理を
行わずにテストモードに入ってしまうからである。しか
し、ユーザの使用形態は多岐にわたりユーザ使用端子に
入力される信号は極めて多種のパターンにのぼるため、
テストモード設定信号を決定することが極めて困難であ
った。また、設定段階では予想できなかった使用形態が
生じた場合には、テストモード設定信号と同一の信号パ
ターンが生じエラーを引き起こしてしまうおそれがあっ
た。
【0005】この発明は、A/D変換器の電位設定端子
をテストモード設定用端子に兼用することにより、上記
課題を解決したマイクロコンピュータを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、A/D変換
器およびテスト回路を内蔵し、前記A/D変換器の基準
電位を設定する複数の入力端子を備えたマイクロコンピ
ュータにおいて、前記複数の入力端子の少なくとも2個
の入力端子の入力電位の電位差を検出する手段と、この
電位差が通常状態から反転したとき前記テスト回路を起
動させるテストモード信号を出力する手段と、を設けた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】A/D変換器の電位を設定する入力端子(電位
設定端子)としては、たとえば、接地電位設定端子、任
意の電位に設定される電位設定端子がある。この発明で
は、この電位設定端子のうち少なくとも2個の電位差を
検出する手段を設け、その電位差が上記通常状態から反
転したときテストモード信号を出力する手段とを設け
た。これにより、通常状態では決して使用されない状態
をテストモード設定に用いることができる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の実施例である1チップマイ
クロコンピュータの一部回路図を示す図である。端子V
Rは1つの基準電位入力端子であり、端子AGNDはア
ナログ用接地端子である。VR端子の電位をVVR,AG
ND端子の電位をVAGNDとする。通常は図2に示すよう
に端子VRと端子AGND間に複数の抵抗R1〜Rnを
直列に接続し、VVRを抵抗分割することによって複数の
電位を発生させ、その電位とアナログ入力信号との比較
によりデジタルデータを得る。一方、端子VRはN−M
OSトランジスタTRのソースに接続され、端子AGN
DはTRのゲートに接続されている。また、TRのドレ
イン(点A)はインバータINVに接続されている。イ
ンバータINVは、点Aの電位を反転してテストモード
信号TESTを出力する。テストモード信号TESTは
テスト回路に入力される。この回路はテストモード信号
(TEST)が“H”のときアクティブになるよう設定
されている。また、この点Aは抵抗Rを介してVCCに接
続されている。したがって、TRがオフしているときは
点Aは抵抗Rにより“H”状態にプルアップされる。
【0009】ここで、通常、A/D変換動作を行う場
合、VVR,VAGNDの電位設定はA/D変換用の基準電位
を発生させるためVVR>VAGNDと設定される。また、A
/D変換動作を行わない場合はVR,AGNDともに接
地される場合があるためVVR=VAGNDとなる場合もあ
る。すなわち、通常使用時においては、必ずVVR≧V
AGNDを満足している。
【0010】このVVR≧VAGNDの設定状態では、TRの
ゲート−ソース電位VGSはN−MOSのゲート反転電位
(Vthn )を越えないのでTRはOFF状態となる。こ
のOFF状態でTRのドレイン側(点A)は高抵抗Rに
よってプルアップされているため、A点の電位レベルは
“H”レベルになっている。この状態はインバータIN
Vを介してテスト回路へは“L”レベルとして伝えられ
る。このためテスト回路はアクティブしない。
【0011】一方、TRをオンさせる場合について説明
する。N−MOSトランジスタはVGS≧Vthn のときオ
ンするからVAGND≧VVR+Vthn となるようにVAGND
VRの電位を設定することによりTRがオンする。すな
わち、VR端子とAGND端子の電位関係を反転させた
ときTRがオンする。この電位設定によってTRがオン
したとき、A点の電位を“L”電位側に引き下げる。こ
こでA点の最終的な電位はインバータを反転させる程の
電位まで下げる必要があるため、それを考慮した各数値
をそれぞれ設定する必要がある。
【0012】すなわち、N−MOSトランジスタのオン
抵抗をRON、プルアップ抵抗値をRPULL、インバータの
“L”判定電位(“H”出力するための入力電位)をV
INV、A点の電位をVA とすると、A点の電位はVSS
ベルをRON、RPULLの直列接続された抵抗により分割さ
れていることになるので、 VA =(RON/(RPULL+RON))×VCC ……(1) となる。このVA によりインバータを“L”判定させる
ことが必要なので、 VA <VINV ……(2) が設定条件となる。上記(1),(2) 式より、 (RON/(RPULL+RON))×VCC<VINV ……(3) となり、この(3) 式を満足する値に入力電圧を設定する
ことにより、トランジスタTRがオンしA点の電位は反
転電位VINV 未満まで下がる。このとき、インバータI
NVが反転し、テストモード信号が“H”となり、テス
トモードが実行される。
【0013】この状態にするためには、具体的にはVR
にGND電位を供給し、AGNDにVCC電位を供給すれ
ばよい。
【0014】なお、この実施例では、AGND端子とV
R端子との電位を反転するようにしたが、複数のVR
(基準電位)端子がある場合には、片方の電位が必ず高
い2個の端子を選んで本発明の回路を付加し(3) 式を満
足するように入力電圧を設定し同様の動作を行わしめ
る。
【0015】
【発明の効果】以上のようにA/D変換器の電位設定端
子に入力する電位を反転したときのみテストモードが設
定されるようにしたことにより、通常使用状態ではテス
トモードに入ることがなく、マイクロコンピュータの動
作の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるマイクロコンピュータ
の基準電位入力端子付近のテストモード検出回路の構成
図である
【図2】同基準電位入力端子付近のアナログ回路の構成
図である
【符号の説明】
AGND アナログ用接地電位入力端子 VR 基準電位入力端子 TR N−MOSトランジスタ INV インバータ TEST テストモード信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/D変換器およびテスト回路を内蔵
    し、前記A/D変換器の基準電位を設定する複数の入力
    端子を備えたマイクロコンピュータにおいて、 前記複数の入力端子の少なくとも2個の入力端子の入力
    電圧の電位差を検出する手段と、この電位差が通常状態
    から反転したとき前記テスト回路を起動する手段と、を
    設けたことを特徴とするマイクロコンピュータ。
JP4124692A 1992-05-18 1992-05-18 マイクロコンピュータ Pending JPH05324865A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4124692A JPH05324865A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4124692A JPH05324865A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 マイクロコンピュータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05324865A true JPH05324865A (ja) 1993-12-10

Family

ID=14891732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4124692A Pending JPH05324865A (ja) 1992-05-18 1992-05-18 マイクロコンピュータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH05324865A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086918A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Nec Corp マイクロコンピュータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086918A (ja) * 1994-06-15 1996-01-12 Nec Corp マイクロコンピュータ

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