JPH0532439Y2 - - Google Patents

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JPH0532439Y2
JPH0532439Y2 JP4730888U JP4730888U JPH0532439Y2 JP H0532439 Y2 JPH0532439 Y2 JP H0532439Y2 JP 4730888 U JP4730888 U JP 4730888U JP 4730888 U JP4730888 U JP 4730888U JP H0532439 Y2 JPH0532439 Y2 JP H0532439Y2
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JP
Japan
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handle
boss
hole
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arm
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JP4730888U
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JPH01150534U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は携帯可能な事務機器等に設けられた持
ち運び用取つ手を不使用時に所定の携帯状態にロ
ツクできる取つ手装置に関する。
(従来技術とその問題点) 携帯して持ち運びが可能な小型の事務機器、計
測器、工具箱等には、携帯を容易にすると同時に
使用時には邪魔にならないように折畳みができる
取つ手装置が設けられている。このような取つ手
装置としては、単に取つ手を事務機器等の回転自
在に枢着したものがよく知られている。しかし、
このような自由回転式の取つ手は、通常は勝手に
倒れて収納位置に収容されてしまい、携帯状態に
保持しておくことができないので、持ち運び時に
いちいち取つ手を収納位置から引き出さなければ
ならず、取扱が面倒であつた。また、携帯時にお
いても取つ手は自由に回転するから、事務機器等
が揺動して安定せず、内部に収容した部品や工具
等が散乱するなどの欠点があつた。
このような問題点を解決するものとして、取つ
手を携帯状態の位置にロツクすることが可能な取
つ手装置が知られている。これは第6図a,bに
示すように、事務機器等の本体15の両側部にロ
ツク用ブツシユ16を突出形成する一方、コ字状
取つ手17の両側腕部の先端に上記ブツシユ16
を収容する収容孔18を形成するとともに、該収
容孔18の内壁の上記本体側の片寄り位置とブツ
シユ16の外周面の外側の片寄り位置とにそれぞ
れ歯の噛み合わせ部19を形成し、両者の歯の噛
み合いによつて取つ手17を所定の姿勢にロツク
し、取つ手17の両側を本体側に押圧することに
より、上記噛み合いを解除し、取つ手17を回転
させるものである。しかしながら、ロツク状態を
解除するためには、取つ手17の側面方向から本
体15側に矢印Aのように押圧力を付与すると同
時に、さらに取つ手17を矢印Bのように回転さ
せなければならないので、操作には両手が必要と
なり、煩わしいという欠点があつた。
(考案の技術的課題) 本考案は上記欠点を解消し、特に取つ手を携帯
位置に確実にロツクすることができるとともに、
ロツクの解除操作を片手で簡単に行なうことがで
きる事務機器等の取つ手装置を提供することをそ
の技術的課題とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る事務機
器等の取つ手装置は、事務機器等の本体と、把手
部と該把手部の両端から延出形成されて上記本体
に回転可能に設けられた腕部とを有する取つ手と
からなり、上記本体の両側部にはボス部を突出形
成し、上記両腕部には上記ボス部を摺動可能に収
容し且つ腕部の延在方向に長い貫孔部を形成する
とともに、上記ボス部の下面に垂直方向下方に開
口する切欠部を形成し、上記貫孔部の内面に上記
切欠部に嵌合可能な嵌合突起を設け、少なくとも
上記把手部が携帯状態に位置するときに腕部の嵌
合突起とボス部の切欠部とが嵌合するように付勢
する弾性手段を上記ボス部と腕部との間に設けた
ことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案によれば、取つ手が垂直
上方を向いて携帯状態にあるときは、貫孔部の嵌
合突起はボス部の切欠部と嵌合している。そし
て、この嵌合状態は弾性手段によつて保持されて
いる。このため、手を離しても取つ手は本体に対
して所定の角度を保つようにロツクされ、自由に
揺動することがない。したがつて、安定した状態
で持ち運ぶすることができる。
次に、上記ロツクを解除して取つ手を倒すため
には、取つ手の把手部を弾性手段の弾力に抗して
垂直下方に押圧すればよい。これにより取つ手は
下方に移動し、貫孔部の嵌合突起とボス部の切欠
部との嵌合が解除するから、取つ手を回転させて
倒すことができる。このように、片手でロツクを
解除でき、両手を使う必要がないから、操作が非
常に容易である。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
第3図において符号1は携帯可能な事務機器等
の本体1である。この本体1には取つ手2が回転
可能に取付けられている。不使用時には上記取つ
手2を垂直上方に向けて携帯可能状態とし、使用
時には取つ手2を倒して使うように構成されてい
る。
上記本体1の両側部には、第1図及び第2図に
示すように、取つ手2の回転中心となるボス部4
が突出形成されている。ボス部4の断面は、上部
3個の頂点が円弧状に形成され、最下部の頂点部
位に垂直方向下方に開口する切欠部5が形成され
た四角形状に形成されている。そして、ボス部4
の中心を通る外周面間の間隔(例えば第1図の線
分a,bの長さ)はどれも等しくなるように形成
されている。
取つ手2は把手部2aと該把手部2aの両端か
ら延出形成された腕部2bとからほぼコ字形に形
成され、両腕部2bには上記ボス部4を摺動可能
に収容し且つ腕部2bの延在方向に長い貫孔部6
が形成されている。そして上記貫孔部6の内面に
は上記切欠部5に嵌合可能な嵌合突起7が設けら
れているとともに、上記嵌合突起7の反対側には
係合凸部9が形成されている。該係合凸部9と嵌
合突起7との間の間隔は、前記ボス部4の中心を
通る外周面間の間隔とほぼ等しくなるように形成
されている。
なお、上記嵌合突起7は取つ手2の腕部2bが
垂直となつて把手部2aが携帯状態に位置したと
きにボス部4の切欠部5と嵌合するように、貫孔
部6において把手部2aに対して最も遠い位置に
形成されている。
また、上記ボス部4の中心に突出形成された軸
8と貫孔部6の突起とは弾性手段10によつて互
いに引き寄せられている。
以上の構成において、取つ手2が垂直上方を向
いて携帯状態にあるときは、第1図に示すよう
に、貫孔部6の嵌合突起7はボス部4の切欠部5
と嵌合している。そして、この嵌合状態は弾性手
段10によつて保持されている。このため、手を
離しても取つ手2は本体12は対して所定の角度
を保つようにロツクされ、自由に揺動することが
ない。したがつて、安定して携帯することができ
る。
次に、上記ロツクを解除して取つ手2を倒すた
めには、第4図に示すように、取つ手2の把手部
2aを弾性手段10の弾力に抗して垂直下方に押
圧すればよい。これにより取つ手2は下方に移動
するので、貫孔部6の嵌合突起7とボス部4の切
欠部5との嵌合が解除する。そこで、同図b及び
同図cのように、取つ手2を回転させて倒すこと
ができる。このように、片手でロツクを解除で
き、両手を使う必要がないから、操作が非常に容
易である。
取つ手2が回転状態にあるとき、係合凸部9と
嵌合突起7との間の間隔は、前記ボス部4の中心
を通る外周面間の間隔とほぼ等しくなるように形
成されているから、取つ手2はガタつくことなく
円滑に摺動回転する。そしてこのとき弾性手段1
0は伸長するが、取つ手2が同図cに示される倒
れ位置において再び弾性手段10はほぼ元の状態
に縮む。したがつて、弾性手段10を伸び切つた
状態にすることを防止することができる。また、
この場合、取つ手2の腕部2bの方は少し把手部
2a側に移動するので、本体1側にその分のスペ
ースを付与することができる。
次に、取つ手2の貫孔部6と本体1のボス部4
との形状は上述の例に限定されない。例えば、第
5図a,b,c,dに示すように、ボス部4の断
面を略円形とし、下面に切欠部5を形成するとと
もに、貫孔部6から係合凸部9を除く構成であつ
てもよい。同図aはロツク状態、同図bはロツク
解除状態、同図cは取つ手回転状態、同図dは取
つ手の収納状態をそれぞれ示している。
なおこの例において、ボス部4には、取つ手2
が倒れて収納状態となつたときに貫孔部6の嵌合
突起7に対応する部位に嵌合貫孔部11が形成さ
れている。この嵌合貫孔部11は係合面11aと
傾斜面11bとから構成されている。取つ手2を
収納するときに、嵌合突起7が嵌合貫孔部11に
嵌合する。その際に嵌合突起7はボス部4の中心
に向かつて移動し、弾性手段10は再び縮むこと
になるので、伸び切り状態が防止される。また、
係合面11aは取つ手収納時に上記嵌合突起7に
係合し、取つ手2の不必要な回動を防止すること
ができるものである。傾斜面11bは取つ手2を
収納時から携帯時にする回転させるときに上記嵌
合突起7との嵌合を解除することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る事務機器等の取つ手装置
の側面図、第2図は第1図のX−X線上の断面
図、第3図は上記取つ手装置を設けた事務機器の
側面図、第4図aは取つ手が携帯状態でロツク解
除された状態、同図bは取つ手回転時の状態、さ
らに同図cは取つ手が倒れた状態の説明図、第5
図a,b,c,dはそれぞれ他の実施例における
ロツク状態、ロツク解除、及び取つ手回転状態及
び取つ手の収納状態の説明図、第6図a,bはそ
れぞれ従来の取つ手装置の斜視図及び要部断面図
である。 符号1……事務機器等の本体、2……取つ手、
2a……把手部、2b……腕部、4……ボス部、
5……切欠部、6……貫孔部、7……嵌合突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 事務機器等の本体と、把手部と該把手部の両端
    から延出形成されて上記本体に回転可能に設けら
    れた腕部とを有する取つ手とからなり、 上記本体の両側部にはボス部を突出形成し、上
    記両腕部には上記ボス部を摺動可能に収容し且つ
    腕部の延在方向に長い貫孔部を形成するととも
    に、上記ボス部の下面に垂直方向下方に開口する
    切欠部を形成し、上記貫孔部の内面に上記切欠部
    に嵌合可能な嵌合突起を設け、少なくとも上記把
    手部が携帯状態に位置するときに腕部の嵌合突起
    とボス部の切欠部とが嵌合するように付勢する弾
    性手段を上記ボス部と腕部との間に設けたことを
    特徴とする事務機器等の取つ手装置。
JP4730888U 1988-04-08 1988-04-08 Expired - Lifetime JPH0532439Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4730888U JPH0532439Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4730888U JPH0532439Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08

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Publication Number Publication Date
JPH01150534U JPH01150534U (ja) 1989-10-18
JPH0532439Y2 true JPH0532439Y2 (ja) 1993-08-19

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ID=31273524

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JP4730888U Expired - Lifetime JPH0532439Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI670204B (zh) * 2015-03-20 2019-09-01 日商立得股份有限公司 收納箱的把手安裝構造

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TWI670204B (zh) * 2015-03-20 2019-09-01 日商立得股份有限公司 收納箱的把手安裝構造

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JPH01150534U (ja) 1989-10-18

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