JPH0532411A - シリカゲルの着色方法 - Google Patents

シリカゲルの着色方法

Info

Publication number
JPH0532411A
JPH0532411A JP32600391A JP32600391A JPH0532411A JP H0532411 A JPH0532411 A JP H0532411A JP 32600391 A JP32600391 A JP 32600391A JP 32600391 A JP32600391 A JP 32600391A JP H0532411 A JPH0532411 A JP H0532411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silica gel
dye
water
silica
coloring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32600391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH085659B2 (ja
Inventor
Seiji Takahashi
誠治 高橋
Manabu Nakai
学 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Y K F KK
YKF KK
Original Assignee
Y K F KK
YKF KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Y K F KK, YKF KK filed Critical Y K F KK
Priority to JP32600391A priority Critical patent/JPH085659B2/ja
Publication of JPH0532411A publication Critical patent/JPH0532411A/ja
Publication of JPH085659B2 publication Critical patent/JPH085659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 着色したシリカゲルが水に接しても色素が流
出しないシリカゲルの着色方法。 【構成】 以下のa〜eいずれかの方法により、シリカ
ゲルを着色する。a.有機溶媒に溶かしたイングレイン
染料をシリカゲルに吸着させた後、水に入れ、80〜9
0℃に加熱する。 b.有機溶媒に溶かした塩基性染料
を水で希釈し、シリカゲルに吸着させた後、水で洗浄す
る。 c.シリカゲルに、ナフトール染料のジアゾ成分
及びカップリング成分を順次含浸させ、シリカゲル内部
に水に不溶な染料を合成する。 d.シリカゲルに、酸
性染料及び塩基性染料を順次含浸させ、シリカゲル内部
に水に不溶な染料を合成する。 e.シリカゲルに、酸
性染料及びアミンを順次含浸させ、シリカゲル内部に水
に不溶な染料を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鑑賞用植木鉢な
どに用いられるシリカヒドロゲルおよびシリカキセロゲ
ルの着色方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、植木鉢の土壌の代替品として、シ
リカヒドロゲル(含水シリカゲル)が用いられるように
なってきた。特に、透明な植木鉢の中に、様々な色に着
色したシリカヒドロゲルを層にしていれ、その色を楽し
む鑑賞用植木鉢が、利用されるようになってきた。従
来、これらの着色シリカヒドロゲルの多くは、シリカヒ
ドロゲルを、酸性染料で着色したものであった。また、
シリカキセロゲル(乾燥シリカゲル)も着色により積極
的に各種用途に展開することが考慮されている。尚、シ
リカヒドロゲル〜シリカキセロゲルを総称してシリカゲ
ルと言う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、酸性染
料で染色する従来のシリカヒドロゲルの着色方法には、
染色方法が簡単な一方、着色したシリカヒドロゲルが水
に接すると色素が流出するといった欠点があった。この
方法はシリカキセロゲルに適用しても同様な欠点が存在
した。
【0004】このため、本発明では、着色したシリカゲ
ルが水に接しても色素が流出しないようなシリカゲルの
着色方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】第1発明のシリ
カゲルの着色方法は、イングレイン染料を有機溶媒に溶
解したものを、シリカゲルに吸着させ、その後、シリカ
ゲルを水に浸し80〜90℃に加熱することを要旨とす
る。
【0006】本発明におけるシリカゲルとしては、通常
の家庭内で使用して無害なものならば良い。シリカヒド
ロゲルとしては、例えば、富士デヴィソン化学株式会社
製のシリカヒドロゲル(水分含有量75〜85重量%、
及びSiO2を15〜25重量%含有し、pH5〜7、
見かけ比重0.65〜0.80、表面積600〜800
2/g)が利用可能である。シリカキセロゲルとして
は、例えば、富士デヴィソン化学株式会社製のシリカキ
セロゲル(水分含有量0.1〜2.0重量%、及びSi
2を98.0〜99.9重量%含有し、pH3.0〜
8.0、見かけ比重0.3〜0.8、表面積200〜7
00m2/g)が利用可能である。また、シリカヒドロ
ゲルおよびシリカキセロゲルの粒径は3〜10mmのも
のが通常利用される。
【0007】本発明においてイングレイン染料とは、例
えばコバルトフタルシアニン等の有機顔料にアミンを反
応させたものをさし、このイングレイン染料を有機溶媒
に溶解して繊維等に染み込ませ、熱を加えるとアミンが
染料構造からはずれ、もとの顔料になり、染色できるも
のである。本発明におけるイングレイン染料としては、
通常利用されるイングレイン染料の全てが利用可能であ
り、例えば、イングレイン ブルー 5[Ingrain Blue
5](中央合成化学(株)社製のC染料)が利用可能であ
る。
【0008】着色に際しては、上記イングレイン染料
を、有機溶媒に溶解し、その中にシリカゲルを例えば5
分間程度漬ける。その後、シリカゲルを有機溶媒中より
取り出し、シリカヒドロゲルならば、例えば、500g
に対して1000gの水の中に浸し、シリカキセロゲル
ならば、例えば、500gに対して3000gの水の中
に浸し、80〜90℃に加熱する。こうして、染料を顔
料化すると同時に有機溶媒を除去する。
【0009】有機溶媒としては、イングレイン染料の溶
媒として適していて、且つ水にて除去可能であり、害の
少ないものが好ましい。具体的には、炭素数1〜3個の
アルコールが好ましく、特にエタノールが無害で好まし
い。このシリカゲルの着色方法により、シリカゲルを透
明感のある色に染色することが可能である。
【0010】本第2発明のシリカゲルの着色方法は、塩
基性染料を有機溶媒に溶解したものを水で希釈し、シリ
カゲルに吸着させ、その後、シリカゲルを水で洗浄して
有機溶媒を除去することを要旨とする。本発明における
シリカゲルとは、前述の第1発明で述べたものと同じシ
リカゲルが利用できる。また、本発明における塩基性染
料としては、通常利用される塩基性染料の全てが利用可
能であり、例えば、バソニール ブルー636[Basonyl
Blue 636](バディシェ アニリン アンド ソーダ
ファブリック A.G.[Badische Anilin & Soda Fabr
ik A.G.]社製),ベイシック イエロー 21[Basic Y
ellow 21](ファーレンファブリッケン バイヤー
A.G.[Farlenfabriken Bayer A.G.]社製のアストラ
ゾン イエロー 7GLL[Astrazon Yellow 7GLL]),
ベイシック レッド 46[Basic Red 46](シバ−ゲイ
ジー[CIBA-GEIGY]社製のマキシロン レッド GRL2
00%[Maxilon Red GRL200%]),マキシロン ブリリ
アント グリーン 3G[Maxilon Brilliant Green 3G]
(シバ−ゲイジー[CIBA-GEIGY]社製),ベイシック レ
ッド 1[Basic Red 1](田岡化学工業(株)社製のロ
ーダミン 6GCP[Rhodamin 6GCP]),ベーシック ヴ
ァイオレット 1[Basic Violet 1](東京化学社製のメ
チル ヴァイオレット スーパー R.B[Methyl Viol
et Super R.Bconc])等が利用可能である。
【0011】着色に際しては、上記塩基性染料を、有機
溶媒に溶解し、その溶液を水で希釈する。その中にシリ
カゲルを例えば5分間程度漬ける。その後、シリカゲル
を溶液中より取り出し、水で洗浄して不要な有機溶媒を
除去する。有機溶媒としては、塩基性染料の溶媒として
適していて、且つ水にて除去可能であり、害の少ないも
のが好ましい。具体的には、炭素数1〜3個のアルコー
ルが好ましく、特にエタノールが無害で好ましい。ま
た、水による有機溶媒の除去が不十分であると、製品化
した後、水に接した場合に色素が流出する恐れがある。
このため、例えば、シリカヒドロゲルの場合は、例え
ば、500gに対して水1000g程度を用い、シリカ
キセロゲルの場合は、例えば、500gに対して水30
00g程度を用いて、充分に流水で洗い流す。水温は常
温〜50℃ぐらいが好ましい。このシリカゲルの着色方
法により、シリカゲルを透明感のある色に染色すること
が可能である。
【0012】また、上記第1発明又は第2発明におい
て、シリカゲルとして、水分を40〜85重量%及びS
iO2を15〜60重量%含有し、pH5〜8、見かけ
比重0.60〜0.80、表面積500〜800m2
gであるシリカヒドロゲルを用いると、さらに染料の吸
着状態が良く、好ましい。
【0013】また、上記第1発明又は第2発明におい
て、シリカゲルとして、水分を0.05〜2.5重量%
及びSiO2を97.5〜99.95重量%含有し、p
H2〜9、見かけ比重0.2〜0.9、表面積150〜
800m2/gであるシリカキセロゲルを用いると、さ
らに染料の吸着状態が良く、好ましい。
【0014】また、本第3発明のシリカゲルの着色方法
は、シリカゲルに、ナフトール染料のジアゾ成分及びカ
ップリング成分のうち、どちらか一方を含浸させた後、
他方の成分を含浸させ、シリカゲル内部に水に不溶な染
料を合成して着色することを要旨とする。
【0015】本発明におけるシリカゲルとは、第1,2
発明のシリカゲルと同様なものが使用可能である。また
その好ましい範囲も同様である。本発明においてナフト
ール染料とは、繊維などにカップリング成分とジアゾ成
分を順次染み込ませて、繊維上で水に不溶のアゾ染料を
形成させて染色するアゾ染料をさす。本発明におけるナ
フトール染料のジアゾ成分及びカップリング成分として
は、通常利用される成分の全てが利用可能であり、例え
ば、ジアゾ成分として、アニリン又はp−ニトロアニリ
ンが使用でき、また、カップラー成分として、例えば、
ジエチルアミン又は2−ナフトールが使用できる。ま
た、ジアゾ成分及びカップリング成分の濃度を調製する
ことにより、シリカゲルの染色濃度をコントロールする
ことができる。また、ジアゾ成分及びカップリング成分
の含浸の順序はどちらが先でもよく、各成分に含浸させ
る時間は、例えば、それぞれ3分間程度である。
【0016】また、本第4発明のシリカゲルの着色方法
は、シリカゲルに、酸性染料及び塩基性染料のうち、ど
ちらか一方を含浸させた後、他方を含浸させ、シリカゲ
ル内部に水に不溶な造塩染料を合成して着色することを
要旨とする。本発明におけるシリカゲルは、第1,2発
明のシリカゲルと同様なものが使用可能である。また、
その好ましい範囲も同様である。
【0017】本発明における酸性染料としては、通常利
用される酸性染料の全てが利用可能であり、例えば、ア
シッド イエロー 23[Acid Yellow 23](保土ヶ谷化
学株式会社製のアイゼン タートラジン[Aizen Tartraz
ine conc.])、アシッド オレンジ II[Acid Orange I
I](住友化学株式会社製のソーラー オレンジ [SolerO
range])等が利用可能である。また、本発明における塩
基性染料としては、通常利用される塩基性染料の全てが
利用可能であり、例えば、ベーシック レッド1[Basic
Red 1](田岡化学工業(株)社製のローダミン 6GC
P[Rhodamin6GCP])が利用可能である。また、酸性染料
及び塩基性染料の濃度を調製することにより、シリカゲ
ルの染色濃度をコントロールすることができる。また、
酸性染料及び塩基性染料の含浸の順序は、どちらが先で
もよく、各染料に含浸させる時間は、例えば、それぞれ
3分間程度である。
【0018】また、本第5発明のシリカゲルの着色方法
は、シリカゲルに、酸性染料及びアミンのうち、どちら
か一方を含浸させた後、他方を含浸させ、シリカゲル内
部に水に不溶な造塩染料を合成して着色することを要旨
とする。本発明におけるシリカゲルは、第1,2発明の
シリカゲルと同様なものが使用可能である。また、その
好ましい範囲も同様である。
【0019】本発明における酸性染料は、第4発明と同
様である。また、本発明におけるアミンとしては、いか
なるアミンでも利用でき、例えば、シクロヘキシルアミ
ン(和光純薬工業(株)社製)が利用可能である。ま
た、酸性染料及びアミンの濃度を調製することにより、
シリカゲルの染色濃度をコントロールすることができ
る。また、酸性染料及びアミンの含浸の順序は、どちら
が先でもよく、酸性染料及びアミンに含浸させる時間
は、例えば、それぞれ3分間程度である。
【0020】上記、第1〜第5発明のシリカゲルの着色
方法によって、着色したシリカゲルが水に接しても色素
が流出しないようなシリカゲルの着色方法を提供するこ
とができる理由としては、以下のことが挙げられる。即
ち、本発明によるシリカゲルの染色は、水に不溶の染料
をシリカゲルに吸着させるか、あるいは、水に不溶の染
料をシリカゲルの表面又は内部に合成するものである。
従って、着色したシリカゲルが水に接しても色素が流出
することが無い。
【0021】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。 [実施例1]イングレイン染料としてイングレイン ブ
ルー 5[Ingrain Blue 5](中央合成化学(株)社製の
C染料)1gをエタノール1000gに溶解し、その液
にシリカヒドロゲル(富士デヴィソン化学株式会社製シ
リカヒドロゲル)500gを5分間漬け、その後、シリ
カヒドロゲルを引き上げ、水1000gの中に入れ80
〜90℃にする。その後、シリカヒドロゲルを取り出す
と、シリカヒドロゲルが青くかつ透明に染色でき、且
つ、着色済みのシリカヒドロゲルが水に接しても色素が
流出することが無い。 [実施例2]塩基性染料としてバソニール ブルー 6
36[BasonylBlue 636](バディシェ アニリン アン
ド ソーダ ファブリックA.G.[Badische Anilin &
Soda Fabrik A.G.]社製)1gをエタノール100gに
溶解し、その液を水100Kgにて希釈し、その液にシ
リカヒドロゲル(富士デヴィソン化学株式会社製シリカ
ヒドロゲル)500gを3分間漬け、その後、シリカヒ
ドロゲルを引き上げ、50℃の流水1000gで洗い流
すと、シリカヒドロゲルが青くかつ透明に染色でき、且
つ、着色済みのシリカヒドロゲルが水に接しても色素が
流出することが無い。 [実施例3]塩基性染料としてベイシック イエロー
21[Basic Yellow 21](ファーレンファブリッケン
バイヤー A.G.[Farlenfabriken Bayer A.G.]社製
のアストラゾン イエロー 7GLL[Astrazon Yellow
7GLL])1gをエタノール100gに溶解し、その液を
水100Kgにて希釈し、その液にシリカヒドロゲル
(富士デヴィソン化学株式会社製シリカヒドロゲル)5
00gを3分間漬け、その後、シリカヒドロゲルを引き
上げ、常温の流水1000gで洗い流した。その結果、
シリカヒドロゲルが黄色くかつ透明に染色でき、且つ、
着色済みのシリカヒドロゲルが水に接しても色素が流出
することが無い。 [実施例4]塩基性染料としてベイシック レッド 4
6[Basic Red 46](シバ−ゲイジー[CIBA-GEIGY]社製の
マキシロン レッド GRL200%[Maxilon Red GRL
200%])1gを用い、実施例2と同様にしてシリカヒド
ロゲル(富士デヴィソン化学株式会社製シリカヒドロゲ
ル)を着色した。その結果、シリカヒドロゲルが赤くか
つ透明に染色でき、且つ、着色済みのシリカヒドロゲル
が水に接しても色素が流出することが無い。 [実施例5]塩基性染料としてマキシロン ブリリアン
ト グリーン 3G[Maxilon Brilliant Green 3G](シ
バ−ゲイジー[CIBA-GEIGY]社製)1gを用い、実施例2
と同様にしてシリカヒドロゲル(富士デヴィソン化学株
式会社製シリカヒドロゲル)を着色した。その結果、シ
リカヒドロゲルが緑色かつ透明に染色でき、且つ、着色
済みのシリカヒドロゲルが水に接しても色素が流出する
ことが無い。 [実施例6]塩基性染料としてベイシック レッド 1
[Basic Red1](田岡化学工業(株)社製のローダミン
6GCP[Rhodamin 6GCP])1gを用い、実施例2と同
様にしてシリカヒドロゲル(富士デヴィソン化学株式会
社製シリカヒドロゲル)を着色した。その結果、シリカ
ヒドロゲルがピンク色かつ透明に染色でき、且つ、着色
済みのシリカヒドロゲルが水に接しても色素が流出する
ことが無い。 [実施例7]塩基性染料としてベーシック ヴァイオレ
ット 1[BasicViolet 1](東京化学社製のメチル ヴ
ァイオレット スーパー R.B[Methyl Violet Super
R.Bconc])1gを用い、実施例2と同様にしてシリカ
ヒドロゲル(富士デヴィソン化学株式会社製シリカヒド
ロゲル)を着色した。その結果、シリカヒドロゲルが紫
色かつ透明に染色でき、且つ、着色済みのシリカヒドロ
ゲルが水に接しても色素が流出することが無い。
【0022】上述のように、実施例1〜7によれば、イ
ングレイン染料又は塩基性染料をシリカヒドロゲルに吸
着させることによって、着色したシリカヒドロゲルが水
に接しても色素が流出しない。また、シリカヒドロゲル
表面の吸着可能な点にのみ染料が付加されるため、透明
感のある染色が可能となる。 [実施例8]ジエチルアミン8g、塩酸7g、水100
0gの混合液にシリカヒドロゲル(富士デヴィソン化学
株式会社製シリカヒドロゲル)100gを3分間漬け、
その後、シリカヒドロゲルを引き上げる。また、アニリ
ン15gを塩酸200g、水1500gに加え、50g
の亜硝酸ソーダを5℃以下で加えてアニリンをジアゾ化
する。このジアゾ化したアニリンを含む液に、先ほどの
シリカヒドロゲルを加えると、シリカヒドロゲルに染み
込んでいたジエチルアミンがジアゾ化したアニリンと反
応して、シリカヒドロゲル表面及び内部に黄色い染料が
でき、シリカヒドロゲルが黄色に染色でき、且つ、着色
済みのシリカヒドロゲルが水に接しても色素が流出する
ことが無い。 [実施例9]2−ナフトール40g、苛性ソーダ12
g、水1000gの混合液にシリカヒドロゲル(富士デ
ヴィソン化学株式会社製シリカヒドロゲル)100gを
3分間漬け、その後、シリカヒドロゲルを引き上げる。
また、p−ニトロアニリン27gを濃塩酸132g、水
2000gに加え、105gの亜硝酸ソーダを5℃以下
で加えてジアゾ化する。このジアゾ化したp−ニトロア
ニリンを含む液に、先ほどのシリカヒドロゲルを加える
と、シリカヒドロゲルに染み込んでいた2−ナフトール
がジアゾ化したp−ニトロアニリンと反応して、シリカ
ヒドロゲル表面及び内部に赤い染料ができ、シリカヒド
ロゲルが赤色に染色でき、且つ、着色済みのシリカヒド
ロゲルが水に接しても色素が流出することが無い。 [実施例10]酸性染料であるアシッド イエロー 2
3[Acid Yellow 23](保土ヶ谷化学(株)社製のアイゼ
ン タートラジン[Aizen Tartrazine conc.])1gを水
1000gに溶かした液に、シリカヒドロゲル(富士デ
ヴィソン化学株式会社製シリカヒドロゲル)100gを
3分間漬け、その後、シリカヒドロゲルを引き上げて、
塩基性染料であるベーシック レッド 1[Basic Red
1](田岡化学工業(株)社製のローダミン 6GCP[Rh
odamin 6GCP])1gをエタノール1000gに溶かした
液に漬けると、シリカヒドロゲルに染み込んでいたアシ
ッド イエロー23とベーシック レッド 1とが反応
して、シリカヒドロゲル表面及び内部に赤い染料がで
き、シリカヒドロゲルが赤色に染色でき、且つ、着色済
みのシリカヒドロゲルが水に接しても色素が流出するこ
とが無い。 [実施例11]酸性染料であるアシッド オレンジ II
[Acid Orange II](住友化学株式会社製のソーラー オ
レンジ[Soler Orange])1gを水1000gに溶かした
液に、シリカヒドロゲル(富士デヴィソン化学株式会社
製シリカヒドロゲル)100gを3分間漬け、その後、
シリカヒドロゲルを引き上げて、シクロヘキシルアミン
(和光純薬工業(株)社製)1gと水1000gと塩酸
2gとを混合した液に漬けると、シリカヒドロゲルに染
み込んでいたアシッド オレンジ IIとシクロヘキシル
アミンとが反応して、シリカヒドロゲル表面及び内部に
橙色の染料ができ、シリカヒドロゲルが橙色に染色で
き、且つ、着色済みのシリカヒドロゲルが水に接しても
色素が流出することが無い。
【0023】上述のように、本実施例によれば、シリカ
ヒドロゲルの表面又は内部で、水に不溶の染料を合成す
ることによって、着色したシリカヒドロゲルが水に接し
ても色素が流出しないように着色できる。また、ナフト
ール染料のジアゾ成分及びカップリング成分の組み合
せ、及び、酸性染料及び塩基性染料の組み合せによる染
色を行うことにより、各成分及び染料の組み合せの選択
によって、数多くの色による着色を可能にすることがで
きる。
【0024】また、本実施例によって得られた着色シリ
カヒドロゲルの染色の堅牢度を、従来の着色シリカヒド
ロゲルと比較した。その結果、本実施例によるものの方
が優れているとの結果を得た。また、本実施例によって
得られた着色シリカヒドロゲルには、従来の着色シリカ
ヒドロゲルにありがちな不快な臭いもない。 [実施例12]イングレイン染料としてイングレイン
ブルー 5[Ingrain Blue 5](中央合成化学(株)社製
のC染料)1gをエタノール1000gに溶解し、その
液にシリカキセロゲル(富士デヴィソン化学株式会社製
シリカキセロゲル)500gを5分間漬け、その後、シ
リカキセロゲルを引き上げ、水3000gの中に入れ8
0〜90℃にする。その後、シリカキセロゲルを取り出
すと、シリカキセロゲルが青くかつ透明に染色でき、且
つ、着色済みのシリカキセロゲルが水に接しても色素が
流出することが無い。 [実施例13]塩基性染料としてバソニール ブルー
636[Basonyl Blue 636](バディシェ アニリン ア
ンド ソーダ ファブリック A.G.[Badische Anil
in & Soda Fabrik A.G.]社製)1gをエタノール100
gに溶解し、その液を水100Kgにて希釈し、その液
にシリカキセロゲル(富士デヴィソン化学株式会社製シ
リカキセロゲル)500gを3分間漬け、その後、シリ
カキセロゲルを引き上げ、50℃の流水3000gで洗
い流すと、シリカキセロゲルが青くかつ透明に染色で
き、且つ、着色済みのシリカキセロゲルが水に接しても
色素が流出することが無い。 [実施例14]塩基性染料としてベイシック イエロー
21[Basic Yellow 21](ファーレンファブリッケン
バイヤー A.G.[Farlenfabriken Bayer A.G.]社
製のアストラゾン イエロー 7GLL[Astrazon Yell
ow 7GLL])1gをエタノール100gに溶解し、その液
を水100Kgにて希釈し、その液にシリカキセロゲル
(富士デヴィソン化学株式会社製シリカキセロゲル)5
00gを3分間漬け、その後、シリカキセロゲルを引き
上げ、常温の流水3000gで洗い流した。その結果、
シリカキセロゲルが黄色くかつ透明に染色でき、且つ、
着色済みのシリカキセロゲルが水に接しても色素が流出
することが無い。 [実施例15]塩基性染料としてベイシック レッド
46[Basic Red 46](シバ−ゲイジー[CIBA-GEIGY]社製
のマキシロン レッド GRL200%[Maxilon Red G
RL200%])1gを用い、実施例13と同様にしてシリカ
キセロゲル(富士デヴィソン化学株式会社製シリカキセ
ロゲル)を着色した。その結果、シリカキセロゲルが赤
くかつ透明に染色でき、且つ、着色済みのシリカキセロ
ゲルが水に接しても色素が流出することが無い。 [実施例16]塩基性染料としてマキシロン ブリリア
ント グリーン 3G[Maxilon Brilliant Green 3G]
(シバ−ゲイジー[CIBA-GEIGY]社製)1gを用い、実施
例13と同様にしてシリカキセロゲル(富士デヴィソン
化学株式会社製シリカキセロゲル)を着色した。その結
果、シリカキセロゲルが緑色かつ透明に染色でき、且
つ、着色済みのシリカキセロゲルが水に接しても色素が
流出することが無い。 [実施例17]塩基性染料としてベイシック レッド
1[Basic Red 1](田岡化学工業(株)社製のローダミ
ン 6GCP[Rhodamin 6GCP])1gを用い、実施例13
と同様にしてシリカキセロゲル(富士デヴィソン化学株
式会社製シリカキセロゲル)を着色した。その結果、シ
リカキセロゲルがピンク色かつ透明に染色でき、且つ、
着色済みのシリカキセロゲルが水に接しても色素が流出
することが無い。 [実施例18]塩基性染料としてベーシック ヴァイオ
レット 1[Basic Violet 1](東京化学社製のメチル
ヴァイオレット スーパーR.B[Methyl Violet Super
R.Bconc])1gを用い、実施例13と同様にしてシリ
カキセロゲル(富士デヴィソン化学株式会社製シリカキ
セロゲル)を着色した。その結果、シリカキセロゲルが
紫色かつ透明に染色でき、且つ、着色済みのシリカキセ
ロゲルが水に接しても色素が流出することが無い。
【0025】上述のように、実施例12〜18によれ
ば、イングレイン染料または塩基性染料をシリカキセロ
ゲルに吸着させることによって、着色したシリカキセロ
ゲルが水に接しても色素が流出しない。また、シリカキ
セロゲル表面の吸着可能な点にのみ染料が付加されるた
め、透明感のある染色が可能となる。 [実施例19]ジエチルアミン8g、塩酸7g、水30
00gの混合液にシリカキセロゲル(富士デヴィソン化
学株式会社製シリカキセロゲル)100gを3分間漬
け、その後、シリカキセロゲルを引き上げる。また、ア
ニリン15gを塩酸200g、水1500gに加え、5
0gの亜硝酸ソーダを5℃以下で加えてアニリンをジア
ゾ化する。このジアゾ化したアニリンを含む液に、先ほ
どのシリカキセロゲルを加えると、シリカキセロゲルに
染み込んでいたジエチルアミンがジアゾ化したアニリン
と反応して、シリカキセロゲル表面及び内部に黄色い染
料ができ、シリカキセロゲルが黄色に染色でき、且つ、
着色済みのシリカキセロゲルが水に接しても色素が流出
することが無い。 [実施例20]2−ナフトール40g、苛性ソーダ12
g、水3000gの混合液にシリカキセロゲル(富士デ
ヴィソン化学株式会社製シリカキセロゲル)100gを
3分間漬け、その後、シリカキセロゲルを引き上げる。
また、p−ニトロアニリン27gを濃塩酸132g、水
2000gに加え、105gの亜硝酸ソーダを5℃以下
で加えてジアゾ化する。このジアゾ化したp−ニトロア
ニリンを含む液に、先ほどのシリカキセロゲルを加える
と、シリカキセロゲルに染み込んでいた2−ナフトール
がジアゾ化したp−ニトロアニリンと反応して、シリカ
キセロゲル表面及び内部に赤い染料ができ、シリカキセ
ロゲルが赤色に染色でき、且つ、着色済みのシリカキセ
ロゲルが水に接しても色素が流出することが無い。 [実施例21]酸性染料であるアシッド イエロー 2
3[Acid Yellow 23](保土ヶ谷化学(株)社製のアイゼ
ン タートラジン[Aizen Tartrazine conc.])1gを水
3000gに溶かした液に、シリカキセロゲル(富士デ
ヴィソン化学株式会社製シリカキセロゲル)100gを
3分間漬け、その後、シリカキセロゲルを引き上げて、
塩基性染料であるベーシック レッド 1[Basic Red
1](田岡化学工業(株)社製のローダミン 6GCP[Rh
odamin 6GCP])1gをエタノール1000gに溶かした
液に漬けると、シリカキセロゲルに染み込んでいたアシ
ッド イエロー23とベーシック レッド 1とが反応
して、シリカキセロゲル表面及び内部に赤い染料がで
き、シリカキセロゲルが赤色に染色でき、且つ、着色済
みのシリカキセロゲルが水に接しても色素が流出するこ
とが無い。 [実施例22]酸性染料であるアシッド オレンジ II
[Acid Orange II](住友化学株式会社製のソーラー オ
レンジ[Soler Orange])1gを水3000gに溶かした
液に、シリカキセロゲル(富士デヴィソン化学株式会社
製シリカキセロゲル)100gを3分間漬け、その後、
シリカキセロゲルを引き上げて、シクロヘキシルアミン
(和光純薬工業(株)社製)1gと水3000gと塩酸
2gとを混合した液に漬けると、シリカキセロゲルに染
み込んでいたアシッド オレンジ IIとシクロヘキシル
アミンとが反応して、シリカキセロゲル表面及び内部に
橙色の染料ができ、シリカキセロゲルが橙色に染色で
き、且つ、着色済みのシリカキセロゲルが水に接しても
色素が流出することが無い。
【0026】上述のように、本実施例によれば、シリカ
キセロゲルの表面又は内部で、水に不溶の染料を合成す
ることによって、着色したシリカキセロゲルが水に接し
ても色素が流出しないように着色できる。また、ナフト
ール染料のジアゾ成分及びカップリング成分の組み合
せ、及び、酸性染料及び塩基性染料の組み合せによる染
色を行うことにより、各成分及び染料の組み合せの選択
によって、数多くの色による着色を可能にすることがで
きる。
【0027】また、本実施例によって得られた着色シリ
カキセロゲルの染色の堅牢度を、従来の着色シリカヒド
ロゲルと比較した。その結果、本実施例によるものの方
が優れているとの結果を得た。また、本実施例によって
得られた着色シリカキセロゲルには、従来の着色シリカ
ヒドロゲルにありがちな不快な臭いもなかった。
【0028】以上、各発明の実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な
る態様で実施しうることは勿論である。上述のように、
各実施例によれば、着色したシリカゲルが水に接しても
色素が流出しないような、シリカゲルの着色方法を提供
することができる。
【0029】また、上述の実施例1〜7,12〜18に
使用された以外の染料についても、同様の実験を行った
ところ、着色したシリカゲルが水に接しても色素が流出
せず、透明な染色結果が得られた。また、上述の実施例
8〜11,19〜22に使用された以外の染料及びアミ
ンについても、同様の実験を行ったところ、着色したシ
リカゲルが水に接しても色素が流出せず、様々な色の染
色結果が得られた。
【0030】更に、上述のように、第1,2発明には副
次的な効果として、透明な染色結果が得られるという効
果が存在する。また、第3〜5発明には副次的な効果と
して、様々な色の染色結果が得られるという効果が存在
する。また、各実施例によって得られた着色シリカゲル
は、水に接しても色素が流出せず安全で、且つ色数も多
く透明な着色結果も得られるため、装飾用植木鉢の他
に、例えば、百貨店のディスプレー、玩具、工作用材
料、建築・工芸材料、ゴルフバンカー用のカラー砂等と
しても利用できる。特に、本実施例によって得られた着
色シリカゲルは、色素が水によって流出しないため、熱
帯魚などを飼育している金魚鉢やガラス容器等の中に入
れても安全であり、その色が美しく楽しめる。更に、シ
リカゲルには、魚の排拙物などを吸着する性質があるた
め、本実施例による着色シリカゲルを金魚鉢の中に入れ
ることによって、絶えず金魚鉢の中の水が清澄で美しく
保たれるといった利点がある。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
着色したシリカゲルが水に接しても色素が流出しないよ
うな、シリカゲルの着色方法を提供することができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イングレイン染料を有機溶媒に溶解した
    ものを、シリカゲルに吸着させ、その後、シリカゲルを
    水に浸し80〜90℃に加熱することを特徴とするシリ
    カゲルの着色方法。
  2. 【請求項2】 シリカゲルとして、水分を40〜85重
    量%及びSiO2を15〜60重量%含有し、pH5〜
    8、見かけ比重0.60〜0.80、表面積500〜8
    00m2/gであるシリカヒドロゲルを用いることを特
    徴とする、請求項1記載のシリカゲルの着色方法。
  3. 【請求項3】 シリカゲルとして、水分を0.05〜
    2.5重量%及びSiO 2を97.5〜99.95重量
    %含有し、pH2〜9、見かけ比重0.2〜0.9、表
    面積150〜800m2/gであるシリカキセロゲルを
    用いることを特徴とする、請求項1記載のシリカゲルの
    着色方法。
  4. 【請求項4】 塩基性染料を有機溶媒に溶解したものを
    水で希釈し、シリカゲルに吸着させ、その後、シリカゲ
    ルを水で洗浄して有機溶媒を除去することを特徴とする
    シリカゲルの着色方法。
  5. 【請求項5】 シリカゲルとして、水分を40〜85重
    量%及びSiO2を15〜60重量%含有し、pH5〜
    8、見かけ比重0.60〜0.80、表面積500〜8
    00m2/gであるシリカヒドロゲルを用いることを特
    徴とする、請求項4記載のシリカゲルの着色方法。
  6. 【請求項6】 シリカゲルとして、水分を0.05〜
    2.5重量%及びSiO 2を97.5〜99.95重量
    %含有し、pH2〜9、見かけ比重0.2〜0.9、表
    面積150〜800m2/gであるシリカキセロゲルを
    用いることを特徴とする、請求項4記載のシリカゲルの
    着色方法。
  7. 【請求項7】 シリカゲルに、ナフトール染料のジアゾ
    成分及びカップリング成分のうち、どちらか一方を含浸
    させた後、他方の成分を含浸させ、シリカゲル内部に水
    に不溶な染料を合成して着色することを特徴とするシリ
    カゲルの着色方法。
  8. 【請求項8】 シリカゲルに、酸性染料及び塩基性染料
    のうち、どちらか一方を含浸させた後、他方を含浸さ
    せ、シリカゲル内部に水に不溶な造塩染料を合成して着
    色することを特徴とするシリカゲルの着色方法。
  9. 【請求項9】 シリカゲルに、酸性染料及びアミンのう
    ち、どちらか一方を含浸させた後、他方を含浸させ、シ
    リカゲル内部に水に不溶な造塩染料を合成して着色する
    ことを特徴とするシリカゲルの着色方法。
JP32600391A 1991-02-27 1991-12-10 シリカゲルの着色方法 Expired - Lifetime JPH085659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32600391A JPH085659B2 (ja) 1991-02-27 1991-12-10 シリカゲルの着色方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-33222 1991-02-27
JP3322291 1991-02-27
JP32600391A JPH085659B2 (ja) 1991-02-27 1991-12-10 シリカゲルの着色方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0532411A true JPH0532411A (ja) 1993-02-09
JPH085659B2 JPH085659B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=26371887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32600391A Expired - Lifetime JPH085659B2 (ja) 1991-02-27 1991-12-10 シリカゲルの着色方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH085659B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141087A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fuji Silysia Chemical Ltd 吸着ヒートポンプ
CN109012570A (zh) * 2018-07-20 2018-12-18 济南大学 一种可塑性碱性SiO2复合凝胶、块体材料的制备方法及所得产品和应用
CN112776366A (zh) * 2019-10-23 2021-05-11 胡辉 一种迷彩硅胶材料的加工方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141087A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fuji Silysia Chemical Ltd 吸着ヒートポンプ
CN109012570A (zh) * 2018-07-20 2018-12-18 济南大学 一种可塑性碱性SiO2复合凝胶、块体材料的制备方法及所得产品和应用
CN109012570B (zh) * 2018-07-20 2021-04-13 济南大学 一种可塑性碱性SiO2复合凝胶、块体材料的制备方法及所得产品和应用
CN112776366A (zh) * 2019-10-23 2021-05-11 胡辉 一种迷彩硅胶材料的加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH085659B2 (ja) 1996-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103819933B (zh) 一种超细纤维用分散深蓝染料组合物
JPH0532411A (ja) シリカゲルの着色方法
US3092836A (en) Phthalocyanine coloring of stone and aquatic animal shells, the materials so colored and structures made therefrom
US3079209A (en) Dyeing natural stones and shells with oil soluble dyes
CA1132541A (en) Developed direct black dye
JPS604222B2 (ja) 反応性アゾ染料、その製法およびその使用
DE2801951A1 (de) Azofarbstoffe
JPS5940171B2 (ja) アゾ染料
JP2534908B2 (ja) アゾ化合物及びそれを用いる染色法
JPS6215099B2 (ja)
KR20190113403A (ko) 반응성 흑색염료 조성물 및 이를 이용한 섬유의 염색방법
JPS588764A (ja) ジスアゾ反応染料
JPS59199763A (ja) 繊維反応性黄色アゾ染料
Webb Dyes and dyeing
DE879272C (de) Verfahren zur Herstellung von Monoazofarbstoffen
SU819136A1 (ru) Кислотный моноазокраситель дл пОлиАМидНыХ ВОлОКНиСТыХ МАТЕРиАлОВ
Hummel et al. Colouring matters for dyeing textiles
JP4820016B2 (ja) 新規カチオン染料
TW202216909A (zh) 用於超臨界染色製程之苯胺型分散性染料及其製備方法
JPS582355A (ja) 分散染料組成物およびそれを用いる染色法
JP2868143B2 (ja) コバルト含有アゾ染料組成物及びそれを用いる染色方法
US2546861A (en) Process for coloring textile materials
JPS5992912A (ja) 染色された細い沸石群及びその染色方法
JPS582354A (ja) ジスアゾ反応染料
DE1769599A1 (de) Aktive Azofarbstoffe und Verfahren zu deren Herstellung

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080124

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090124

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100124

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110124

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120124

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term