JPH0532318U - 材料倒し装置 - Google Patents

材料倒し装置

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JPH0532318U
JPH0532318U JP8121091U JP8121091U JPH0532318U JP H0532318 U JPH0532318 U JP H0532318U JP 8121091 U JP8121091 U JP 8121091U JP 8121091 U JP8121091 U JP 8121091U JP H0532318 U JPH0532318 U JP H0532318U
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JP
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conveyor belt
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belt
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brush
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JP8121091U
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利一 篠原
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Taihei Machinery Works Ltd
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Taihei Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 搬送ベルト21とその上方に位置する回転ブ
ラシ28と、上記搬送ベルト21の手前の受台11上に
材料2を供給する供給手段からなる。 【効果】 搬送ベルト21で移動する材料2の上部を、
材料2の移動速度より遅い速度で同方向に回転する回転
ブラシ28に接触させることにより材料2を90°だけ
後方に倒すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は角材、板材のような木製の材料の加工工程中において、搬送ベルト で上記材料を走行させながら後方へ倒して所定の姿勢を保たせた状態でつぎの工 程へ送り出す材料倒し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
木材からなる板材、角材の両端に複数の切込みによりフィンガー1を形成する フィンガー加工を施した材料2は図4のようにフィンガー1が上下方向に並んだ 状態となってフィンガー加工機から出てくる。
【0003】 上記のような向きで出てきた材料2は図5のように、フィンガー1が前後に並 ぶように90°倒して次工程の接続装置に送り出す。
【0004】 上記のように材料を90°倒す、従来の材料倒し装置は搬送ベルトで材料を移 動させる途中で、材料の上端にストッパーを当て、これにより材料を後方に倒す ようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように従来の装置は材料が板材であってフィンガー加工後に縦向きとな って出てくる場合は簡単に倒れるが、材料が角材の場合は、搬送ベルトで搬送さ れる材料の上端にストッパを接触させただけでは材料は倒れない。
【0006】 この考案の課題は上記のような角材でも簡単に90°倒して搬送することがで る材料倒し装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は定速で走行する搬送ベルトと、この 搬送ベルト上に、角材あるいは板材などの材料を上記搬送ベルト走行方向と直交 する向きで送り込む送込手段と、上記搬送ベルト上に適当な空間を存して設けた 回転ブラシからなり、上記回転ブラシの回転軸は搬送ベルトの走行方向と直交し 、同上回転ブラシの外周下面と前記搬送ベルトの上面間の間隔は材料の高さより 小さくし、同回転ブラシの回転方向はその外周下面が上記搬送ベルトの走行方向 と同じで、かつ同上回転ブラシの外周の周速を、上記搬送ベルトの走行速度より 遅くした材料倒し装置を提供する。
【0008】
【作用】
この考案は上記の構成であるから、搬送ベルト上へ押し出されて、同搬送ベル トと共に材料が移動し始めると、その上方で回転している回転ブラシの下側に材 料の前上部の角が接触して若干喰い込む。
【0009】 回転ブラシの下側も材料の移動方向と同方向に回転しているが、その周速は材 料の移動速度より遅いので材料は徐々に後方へ倒れ、材料が完全に90°倒れた 頃は材料はブラシの下部を通過している。 従って、つぎつぎと搬送ベルト上へ送り込まれる材料は全て90°倒れて次の 工程へと向かう。
【0010】
【実施例】
図1ないし図3に示す実施例において、11はフィンガー加工をすませた複数 の材料2が並列状となって載る受台で、図示省略してあるフレームに固定してあ る。この受台11の前部には軸12を支点として、エアシリンダ13により起伏 する位置決め板14がある。 15は押出板で、材料2の進行方向と並行のガイドレール16に沿って進退す る。
【0011】 17は上記押出板駆動用の駆動ベルトで、その前後の折返し部をプーリ18、 19にかけ、ベルト17の一部を上記押出板15の上部に設けた摺動体20に連 結する。 そして、上記ベルト17を適宜の駆動手段により駆動して押出板15を進退さ せる。
【0012】 21は上記受台11の前方に設けた無端状平ベルトからなる搬送ベルトで、そ の表面は摩擦が大きいものとし、前後の折返し部をプーリ22、23にかけ、プ ーリ23を適宜の駆動手段により駆動して、ベルト21を矢印方向へ定速駆動す る。 また、図示省略してあるがベルト21のキャリヤ側は多数のキャリヤローラに より支持する。
【0013】 25は図示省略してある上部フレームに軸27により回転可能に取付けたアー ムで、その下端に回転ブラシ28を取付ける。
【0014】 上記ブラシ28は図2のように回転軸に多数のナイロンなどの弾性を有する柔 軟な線条26を植え付けたもので、可変速モータや減速機などからなる駆動手段 29により伝動ベルトを介し、図2の矢印方向に駆動する。 30は上記アーム25と一体の規制板で、その前端はフレームに固定した台3 1上に延びている。
【0015】 上記規制板30はエアシリンダ32によりアーム25と共に上下させ、台31 上に前記材料2と同じ高さの材料33を載せ、この材料33に上記規制板30が 接触したとき、ベルト21に対する回転ブラシ28の高さが材料2を倒すのに最 適な高さになるようにしてある。 図1の34は搬送ベルト21の前端部に直交状に設けた搬出用ベルトコンベヤ である。
【0016】 つぎに上記実施例の作用を説明する。 いま、図2のように起立している位置決め板14がシリンダ13により鎖線の ように倒れてその上面が受台11と同一面となると同時にベルト17により押出 板15が前進して先端の材料2を搬送ベルト21上へ押出す。
【0017】 ベルト21上に押出された材料2は図3のIのようにベルト21と共に回転ブ ラシ28の下方に向かい、その前側上端の角aがブラシ28の後下部に入り、矢 印方向に回転しているブラシ28の線条26に接触し始める。
【0018】 上記線条26も材料2と同方向に移動しているが、その周速が材料の移動速度 より遅いので角aよりも材料2の下部の移動速度の方が速く、しかも、ベルト2 1は摩擦の大きいものを用いている。従って図3のIIのように材料2が後方へ傾 斜しながら前進し、図3のIII のように材料2が90°回って角aが後方になっ た状態で、ブラシ28の下部を通り、図3のIVのようにブラシ28の下方を通り 過ぎる。
【0019】 こうしてベルト21上を搬送された材料は図1の搬出用ベルトコンベヤ34に より側方にある接続装置などの次工程部分へと搬出される。また、ベルト21上 へつぎつぎに材料2を押出した押出板15は受台11上に材料がなくなると、ベ ルト17の逆転により元の位置に戻り、同時にシリンダ13により位置決め板1 4が起立し、ついで、次の材料2が受台11上へ押し出されて次の材料倒し作業 が始まる。
【0020】 なお、肉厚の薄い板状の材料の場合は回転ブラシ28でなくとも倒れるが、回 転ブラシ28の場合は正確かつ迅速に倒れる。
【0021】
【効果】
この考案は上記のように材料を移動させるとともに、その上側を材料の移動方 向と同じ方向に遅い速度で回転している回転ブラシに喰い込ませるので、材料の 断面がほぼ正方形の角材の場合でも材料の移動とともに徐々に後方に回される。 従って材料の回転が速すぎて転がるようなおそれがなく、正確に90°回転した のち回転ブラシの下方を通り抜けるので、材料は正しい姿勢で次の工程へ供給さ れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図
【図2】同上要部の拡大正面図
【図3】同上の作用を説明する各状態の拡大正面図
【図4】倒される前の材料の端部を示す斜視図
【図5】同上の倒されたのちの斜視図
【符号の説明】
1 フィンガー 2 材料 11 受台 15 押出板 21 搬送ベルト 28 回転ブラシ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定速で走行する搬送ベルトと、この搬送
    ベルト上に、角材あるいは板材などの材料を上記搬送ベ
    ルト走行方向と直交する向きで送り込む送込手段と、上
    記搬送ベルト上に適当な空間を存して設けた回転ブラシ
    からなり、上記回転ブラシの回転軸は搬送ベルトの走行
    方向と直交し、同上回転ブラシの外周下面と前記搬送ベ
    ルトの上面間の間隔は材料の高さより小さくし、同回転
    ブラシの回転方向はその外周下面が上記搬送ベルトの走
    行方向と同じで、かつ同上回転ブラシの外周の周速を、
    上記搬送ベルトの走行速度より遅くしたことを特徴とす
    る材料倒し装置。
JP8121091U 1991-10-07 1991-10-07 材料倒し装置 Expired - Lifetime JP2542906Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8121091U JP2542906Y2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 材料倒し装置

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JP8121091U JP2542906Y2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 材料倒し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0532318U true JPH0532318U (ja) 1993-04-27
JP2542906Y2 JP2542906Y2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=13740127

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JP8121091U Expired - Lifetime JP2542906Y2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 材料倒し装置

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JP (1) JP2542906Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037024A (ja) * 2008-08-02 2010-02-18 Heian Corp 木材反転装置
JP2014507359A (ja) * 2011-02-01 2014-03-27 コルセル・アイピー・リミテッド 積層ボードにおける、および積層ボードに関する改善

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Publication date
JP2542906Y2 (ja) 1997-07-30

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