JPH04266319A - パネル方向転換装置 - Google Patents

パネル方向転換装置

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Publication number
JPH04266319A
JPH04266319A JP3045699A JP4569991A JPH04266319A JP H04266319 A JPH04266319 A JP H04266319A JP 3045699 A JP3045699 A JP 3045699A JP 4569991 A JP4569991 A JP 4569991A JP H04266319 A JPH04266319 A JP H04266319A
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JP
Japan
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panel
belt
bar
pressing
rotating
Prior art date
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Pending
Application number
JP3045699A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Kimoto
木本正和
Naoyuki Ito
伊藤直行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP3045699A priority Critical patent/JPH04266319A/ja
Publication of JPH04266319A publication Critical patent/JPH04266319A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木板パネルの加工工場
等において、パネルの搬送途中でその向きを自動的に9
0度換えられるようにしたパネル方向転換装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、木板パネルは、長手方向投入の
機械と幅方向投入の機械を組み合わせたラインで切断加
工される。パネル材が機械間を移動する搬送途中で、パ
ネルの向きを90度変更しなければならない。
【0003】この種のパネル方向転換装置としては、従
来例えば図10に示すように、搬送されてきたパネルa
の前端の一方隅部を、下部に設けた回転部材bと上部に
設けたクランプ部材cとで挾むと共に、回転部材bの円
盤dを90度回転させることによりパネルaの方向を転
換できるようにしたものである。
【0004】また、他の従来例としては図11に示すよ
うに、搬送されてきたパネルAの前端の一方隅部を、下
部に設けた円錐型の回転ローラーBと上部に設けた押さ
えローラーCとの間で挾むようにして回し、円錐型回転
ローラーBの周速度の違いを利用してパネルAを90度
方向転換できるようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のパネル方向
転換装置によると、前者の回転円盤方式の場合は、円滑
な方向転換がし難く、変換姿勢も安定せず、エアー回転
の場合はパネルの速い搬送速度には動作がついていけな
い。回転部材だけではパネルを支持しきれないため、下
部にコロ等の受止部材が別途に必要になる。
【0006】一方、後者の円錐型回転ローラー方式の場
合には、比較的円滑な回転動作は得られるが上下ともロ
ーラーで挾み付けるので傷が付き易く、またパネルの厚
みによって上下ローラーの間隔を調整する必要があるた
め作業上段取が面倒くさい欠点がある。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するためになされ、パネルの方向転換が円滑かつ確
実になされ、パネルに傷が付き難く、しかも簡単な構成
で面倒な作業を必要としないパネル方向転換装置を提供
することを課題としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、パネルの搬送方向に
対して軸線を0を越え90度未満の角度に傾斜させて並
設した複数の回転ローラーと、この回転ローラーの側方
部に搬送面を垂直にして前記パネルの搬送方向と平行方
向に設けられた姿勢保持用のベルトと、このベルトのや
や内側に位置してベルトの搬送方向と平行方向に前後動
可能に設けられたパネル回転用の引っ掛けバーと、前記
回転ローラー間に設けられて前記パネルを検知すると共
に、その検知信号を前記引っ掛けバーの駆動装置に入力
するセンサーとを備えたことを要旨とするものである。
【0009】更に、本発明は、前記引っ掛けバーに関連
させて姿勢保持用のベルトの下方に押し当て回転バーを
設け、この押し当て回転バーは前端部が枢支され前記ベ
ルトと平行状態からほぼ垂直状態まで前方に向かって水
平回動できるように形成されたことを要旨とするもので
ある。
【0010】
【作用】0を越え90度未満の角度に傾斜させた複数の
回転ローラーで、パネルを姿勢保持用のベルトに押し付
けながら搬送し、センサーからの入力信号によって引っ
掛けバーが後退されると、パネルの端部を引っ掛けるよ
うにして押してパネルを回転させる。
【0011】押し当て回転バーを設けた場合には、パネ
ルの前端側を引っ掛けバーに受止させると共に、押し当
て回転バーでパネルを強制的に回転させて方向を90度
転換させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面により詳し
く説明する。図1において、1は回転ローラーであり、
鉄製ローラーの表面にニッケルクロムをメッキして形成
され、その軸線はパネルの搬送方向Pに対して直角方向
ではなく、上から見ると45度前方に傾斜させて複数本
並設されている。
【0013】2は姿勢保持用のベルトであり、前記回転
ローラー1群の側方にパネルの搬送方向Pと平行に設け
られ、その搬送面は垂直状態になっている。即ち、ベル
ト2は垂直に設置された速度可変モーター3とプーリー
4との間に無端に巻回され、搬送方向Pと同方向に移動
するようになっている。
【0014】このベルト2の移動速度は、図5に示すよ
うに回転ローラー1によるパネル5に対する推進力Qを
、ベルト2に対して直角方向の分力Q1 と平行方向の
分力Q2 とに分けられ、その平行方向の分力Q2 の
大きさに合わせて設定する。
【0015】従って、パネル5は分力Q1 の力でベル
ト2に押圧されながら、そのベルト2と共に分力Q2 
の力で前方に搬送されることになる。これにより、パネ
ル5は搬送中の姿勢が確実に保持される。
【0016】6は引っ掛けバーであって前記ベルト2の
近くに配設され、図3に示すようにその支持片6aが駆
動用シリンダー6bによりガイド6cに沿って前後方向
に移動でき、かつ上下動用のシリンダー6dにより引っ
掛けバー6の高さを変更できるようにしてある。即ち、
パネルの方向を転換させる場合には、引っ掛けバー6を
低位置にし、パネル側面と接触する状態とする。反対に
パネルの方向を転換しない場合には、引っ掛けバー6を
高位置にし、パネルと非接触状態とする。
【0017】7は光電管等からなるセンサーであり、前
記引っ掛けバー6の前方に位置させて回転ローラー1間
に設けられており、搬送されたパネル5を検知すると共
に、その信号を前記駆動用シリンダー6bに入力して引
っ掛けバー6を移動させるようになっている。
【0018】8は前記回転ローラー1群の前に設けられ
た搬送装置であり、複数のゴムローラー8aがその軸線
方向を搬送方向と直角方向にして取り付けられ、そのゴ
ムローラー8a間の要所には上下動可能なパネル持ち上
げシリンダー9と、光電管によるセンサー10とが設け
られている。
【0019】尚、11は前記搬送装置8の側部に設けら
れた定規である。
【0020】本発明に係るパネル方向転換装置は上記の
ように構成され、前記回転ローラー1でパネル5をベル
ト2に押し付けながら搬送すると共に、引っ掛けバー6
により回転力を与えてパネルの向きを90度転換させ、
その転換状態を保持して搬送装置に送り込むことができ
る。
【0021】パネル5は図5に示したように、回転ロー
ラー1による45度方向の推進力Qに対して分力Q1 
でベルト2に押し付けられながら分力Q2 の前進力を
受け、この分力Q2 はベルト2の搬送速度に合わせて
あるので、パネル5はその姿勢を保持して搬送される。
【0022】前記センサー7がパネル5を検知すると、
駆動用シリンダー6bが作動し、支持片6aを介して引
っ掛けバー6がガイド6cに沿って後退し、図6に示す
ようにパネル5に反時計方向の回転力を付与してその向
きを90度転換させることができる。
【0023】この時、パネル5には引っ掛けバー6の押
圧力Rと回転ローラー1の推進力Qとによって回転モー
メントが働くので、パネル5を効率良く回転させること
ができる。
【0024】この後、パネル5は回転ローラー1により
再びベルト2に押し付けられてその姿勢を安定良く保持
して前方に搬送され、前記搬送装置8に送り込まれる。
【0025】引っ掛けバー6は、タイマーにて設定され
た時間後に駆動用シリンダー6bにより引き戻されて元
の位置に復帰する。
【0026】図7(イ) 〜(ヌ) はこのような一連
の動作状態を順に示したものである。
【0027】搬送装置8においては、前記センサー10
と上下動可能なパネル持ち上げシリンダー9とによって
パネル5を次の工程に送り込むようにしてある。送り込
み工程を次に示す。パネル5の先端部が搬送装置8の所
定位置に到達したことを前記センサー10で検知し、ゴ
ムローラー8aの回転を停止し、パネル持ち上げシリン
ダー9を上昇してパネル5を持ち上げ、そのパネル5を
回転ローラー1と非接触状態で待機させる。パネル5を
次の工程に送り込む際には、パネル持ち上げシリンダー
9を下降させ、ゴムローラー8aを回転させれば良い。 図4に、パネルの待機状態を示す。
【0028】図8に示すのは、本発明の他の実施例であ
り、基本的構成は前記実施例のものと同じであるが、ベ
ルト2の下方に押し当て回転バー11を水平に回転でき
るように取り付けた点が異なっている。
【0029】即ち、押し当て回転バー11はその前端部
がロータリーアクチュエータ等の回転駆動装置12によ
り枢支され、その側面11aはベルト2の搬送面より極
く僅か内側に出た状態にあり、その状態からベルト2に
ほぼ直角状態となるまで水平に回動できるようになって
いる。
【0030】この場合、前記引っ掛けバー6は上下に動
くだけで前後方向には移動せず、押し当て回転バー11
の前端部付近に位置決めしてある。
【0031】図示は省略したが、前記回転ローラー及び
ベルト2により搬送されたパネル5は引っ掛けバー6の
下降により前端縁が受止されると共に、図9のように押
し当て回転バー11が回転してパネル5の向きを90度
転換させることができる。
【0032】引っ掛けバー6及び押し当て回転バー11
の作動時のタイミングは、前記センサー7を介して行わ
せることができる。この時の一連の動作状態を順に示し
たのが、図10(イ) 〜(チ) である。
【0033】この実施例の場合には、搬送方向に対して
パネルの前端の長さが側端の長さより短い場合(縦長)
や、両者の長さがほぼ同じ(正方形)場合であっても、
押し当て回転バー11によって円滑にかつ確実に方向転
換することができる利点がある。回転ローラーの傾斜角
度は45度に限らず、0を越え90度未満の角度に適宜
設定して実施することが可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送方向に対して軸線を0を越え90度未満の角度に傾
斜させて並設した回転ローラーでベルトに押圧しながら
パネルを搬送すると共に、引っ掛けバー又は押し当て回
転バーによりそのパネルの向きを90度転換できるよう
に形成したので、パネルの表面を傷付けずにパネルの方
向転換が円滑かつ確実になされ、パネルの姿勢を安定良
く保持して搬送することができ、しかも簡単な構成で面
倒な作業を必要としない等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】  同実施例の立面図である。
【図3】  引っ掛けバー部分の斜視図である。
【図4】  パネルの待機状態を示す説明図である。
【図5】  回転ローラーによりパネルに加わる分力の
説明図である。
【図6】  引っ掛けバーによりパネルが回転される時
の状態図である。
【図7】  (イ) 〜(ヌ) は一連の動作状態を順
に示すそれぞれ説明図である。
【図8】  本発明の他の実施例を示す要部の平面図で
ある。
【図9】  押し当て回転バーによりパネルが回転され
る時の状態図である。
【図10】  (イ) 〜(チ) は一連の動作状態を
順に示すそれぞれ説明図である。
【図11】  従来例を示すもので、(イ) は要部の
平面図、(ロ)はその側面図である。
【図12】  他の従来例を示すもので、(イ) は要
部の平面図、(ロ) はその側面図である。
【符号の説明】
1…回転ローラー、  2…ベルト、  3…速度可変
モーター、  4…プーリー、5…パネル、  6…引
っ掛けバー、  6a…支持片、  6b…駆動用シリ
ンダー、  6c…ガイド、  6d…上下動用シリン
ダー、  7…センサー、  8…搬送装置、  8a
…ゴムローラー、  9…パネル持ち上げシリンダー、
  10…センサー、  11…押し当て回転バー、 
 12…回転駆動装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パネルの搬送方向に対して軸線を0を
    越え90度未満の角度に傾斜させて並設した複数の回転
    ローラーと、この回転ローラーの側方部に搬送面を垂直
    にして前記パネルの搬送方向と平行方向に設けられた姿
    勢保持用のベルトと、このベルトのやや内側に位置して
    ベルトの搬送方向と平行方向に前後動可能に設けられた
    パネル回転用の引っ掛けバーと、前記回転ローラー間に
    設けられて前記パネルを検知すると共に、その検知信号
    を前記引っ掛けバーの駆動装置に入力するセンサーとを
    備えたことを特徴とするパネル方向転換装置。
  2. 【請求項2】  前記引っ掛けバーに関連させて姿勢保
    持用のベルトの下方に押し当て回転バーを設け、この押
    し当て回転バーは前端部が枢支され前記ベルトと平行状
    態からほぼ垂直状態まで前方に向かって水平回動できる
    ように形成されたことを特徴とする請求項1記載のパネ
    ル方向転換装置。
JP3045699A 1991-02-20 1991-02-20 パネル方向転換装置 Pending JPH04266319A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3045699A JPH04266319A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 パネル方向転換装置

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JP3045699A JPH04266319A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 パネル方向転換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04266319A true JPH04266319A (ja) 1992-09-22

Family

ID=12726625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3045699A Pending JPH04266319A (ja) 1991-02-20 1991-02-20 パネル方向転換装置

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JP (1) JPH04266319A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012317A (ja) * 2000-06-29 2002-01-15 Sony Miyuujitsuku Entertainment:Kk 搬送物の搬送方法及び搬送装置
JP2011219123A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Ishida Co Ltd 方向転換装置を備えた箱詰装置
JP2015034062A (ja) * 2014-11-18 2015-02-19 株式会社イシダ 方向転換装置を備えた箱詰装置
JP2016190722A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 三機工業株式会社 方向転換機構及びローラコンベヤ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011219123A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Ishida Co Ltd 方向転換装置を備えた箱詰装置
JP2015034062A (ja) * 2014-11-18 2015-02-19 株式会社イシダ 方向転換装置を備えた箱詰装置
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