JP3541326B2 - 半導体基板の処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は半導体基板の処理装置、特にセラミック基体の中央部に金属板を被着せしめて成る半導体基板の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の半導体基板は、所望サイズの金属板、例えば銅板をこれより十分に大きいセラミック基体上に被着し、研磨し、パターン付けの後セラミック基体の周縁部を治具により折り曲げ、除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、従来においては上記半導体基板におけるセラミック基体の周縁部の折り曲げ除去等は人手によって行なっており、極めて非能率的であると共に、コスト高となる欠点があった。
【0004】
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体基板の処理装置は、半導体基板を前、後方向に移動自在に支持する搬送手段と、この搬送手段の前、後及び左、右に配置したブレイクカッターと、上記搬送手段の左、右に配置した右、左基板寄せ機構と、上記半導体基板を固定する固定手段とより成り、上記半導体基板を前、後、左、右で位置決めした状態で上記ブレイクカッターを駆動し、上記半導体基板におけるセラミック基体の周縁部を切断するようにしたセラミック基体周縁部切断装置を有することを特徴とする。
【0008】
【実施例】
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
【0009】
図1及び図2は本発明の半導体基板の処理装置を示し、1はパターン付けのためのエッチング機、2はエスケープ機構部、3は反転装置、4はセラミック基体周縁部切断装置、5は半導体基板ストック装置である。
【0010】
図3は、金属板、例えば銅板6と、これを被着した上記銅板6より十分に大きいセラミック基体7とより成る半導体基板8を示し、上記セラミック基体7は上記銅板6の外周より例えば5mm大きい枠部分に切断用割り溝9を有し、上記銅板6に対するパターン付けのためのエッチング処理後上記割り溝9の部分で上記セラミック基体7の周縁部10が折り曲げ、除去される。
【0011】
また、このようにした半導体基板8はエッチング処理に際し表,裏が逆になる場合もあり、その後の処理に支障をきたすようになる。
【0012】
上記セラミック基体7の一つのコーナーに面取り11を形成し、この面取り11の位置をセンサー(図示せず)により検出して基板が裏向きになっていると判定された場合、上記反転装置3によって補正せしめる。
【0013】
上記反転装置3は、図1に示すように半導体基板8の先端部を挾持する基板受け12と、この基板受け12を半導体基板8と共に垂直面内で180°回転する反転手段13と、上記基板受け12を垂直面内で例えば90°回転した位置で、回転半径を軸として、この場合には垂直となった軸のまわりに180°回転する回転手段14とより成り、上記センサーによって半導体基板8の向きが反対となっていると判定された場合には、上記半導体基板8の先端を基板受け12によって挾持した後、この基板受け12を上記反転手段13により垂直面内で180°回転せしめる。これにより半導体基板8の向きが正常となる。
【0014】
また、上記半導体基板8の向きが正常であると判定された場合には、半導体基板8を上記基板受け12によって垂直面内で例えば90°回動して垂直ならしめた状態で、上記回転手段14により上記基板受け12を半導体基板8と共に回転半径を軸として、この場合には垂直となった軸の周りに180°回転し、その後上記反転手段13によって上記基板受け12を更に垂直面内で90°回動して上記セラミック基体周縁部切断装置4に送るようにする。この場合には半導体基板8の向きは正常のままとなる。
【0015】
本発明のセラミック基体周縁部切断装置4は、図4及び図5に示すように水平方向に順次に配列された基板投入コンベアー15と、ブレイクコンベアー16と、基板排出コンベアー17と、上記基板投入コンベアー15とブレイクコンベアー16間に介挿した基板ストッパー18及び上流側ブレイクカッター19と、上記ブレイクコンベアー16と基板排出コンベアー17間に介挿した下流側ブレイクカッター20と、上記ブレイクコンベアー16の幅方向の左右に夫々配置した左方ブレイクカッター21及び右方ブレイクカッター22、及び幅方向に移動自在な右基板寄せ機構23及び左基板寄せ機構24と、上記ブレイクコンベアー16の上方に配置した基板押え25と、上記基板ストッパー18、ブレイクカッター19〜22及び基板押え25を夫々駆動するシリンダー26〜31とにより構成する。
【0016】
なお、上記ブレイクコンベアー16は、例えば搬送方向と直角方向に延びる軸を有し、搬送方向に互いに離間した複数のローラーより成るローラーコンベアーであり、上記右、左基板寄せ機構23,24は、例えば上記ローラー間を通って左、右方向に移動自在な棒状体である。
【0017】
本発明のセラミック基体周縁部切断装置4は上記のような構成であるから、反転装置3を介して基板投入コンベアー15に送られた半導体基板8を、ストッパー上下シリンダー26によって基板ストッパー18を下動して停止せしめ、送り方向に整列せしめる。
【0018】
次いで上記基板ストッパー18を開き、半導体基板8を基板投入コンベアー15及びブレイクコンベアー16によって移動し、下流側ブレイクカッター20によって半導体基板8のセラミック基体7の先端を位置決めし、右基板寄せ機構23によってセラミック基体7の右端を右方ブレイクカッター22に押し付け、これによってセラミック基体7の前端及び右端を位置決めし、基板押えシリンダー31を付勢し、基板押え25を下降して基板8を固定する。
【0019】
この状態でシリンダー28,30によりブレイクカッター20,22を上昇してセラミック基体7の前端及び右端の周縁部10を割り溝9の部分で切断する。
【0020】
次いで基板押え25を上動し、ブレイクコンベアー16によって半導体基板8を上流側ブレイクカッター19に向かって逆走してセラミック基体7の後端を位置決めし、また、左基板寄せ機構24によってセラミック基体7の左端を左方ブレイクカッター21に押し付けて位置決めし、ブレイクカッター19、21により上記と同様の操作で残りの周縁部10を切断せしめる。
【0021】
周縁部切断終了後、半導体基板8を基板排出コンベアー17によって半導体基板ストック装置5に供給する。
【0022】
上記半導体基板ストック装置5は、図6に示すように基板排出コンベアー17の下流端から下方に傾斜して延びるシューター32と、このシューター32の下側に水平に配置した遊動ベルトコンベアー33と、このベルトコンベアー33のベルト34の上側走行部分の上流側に突出して設けた、半導体基板8を斜めに保持するためのストックガイド35と、上記シューター32の下端部にその表面から突出自在に設けたストッパー36と、このストッパー36を上記表面から回動して引き込めるための回動枢支軸37と、上記シューター32の裏面に対接し、上記シューターをその下端を基点として傾動せしめるための基板押し出しブロック38と、この基板押し出しブロック38の駆動シリンダー39とより成る。
【0023】
なお、半導体基板ストック装置5においては、シューター32にガイドされて下降した半導体基板8は、ストッパー36により停止せしめ、その後上記ストッパー36を上記回動枢支軸37を中心として回動することによってシューター32の表面から引き込め半導体基板8の下端が上記ベルト34迄下降し保持されるようにする。
【0024】
また、この状態で駆動シリンダー39を付勢して基板押し出しブロック38を水平方向に前進せしめ、この結果シューター32がその下端を基点として図6において時計方向に垂直ラインを越えて回動されるようにする。
【0025】
半導体基板ストック装置5は上記のような構成であるから、基板排出コンベアー17からシューター32上に供給された半導体基板8はシューター32の回動によってストックガイド35の傾斜ストック面により斜めに保持され、順次半導体基板8がベルト34上に斜めに積層された状態となる。
【0026】
なお、40は上記ベルト34を遊動自在に支持するローラー、41はベルト34の上方走行部分を撓まないように支持するベルトガイド、42はベルト34に張力を加えるための張力印加手段である。
【0027】
【発明の効果】
本発明の半導体基板の処理装置は上記のような構成であるから、反転装置3により半導体基板を常時正しい向きでセラミック基体周縁部切断装置4に供給でき、ここで人手や治具を用いることなくいかなる厚さ、サイズのものでも簡単且つ容易に自動的にセラミック基体周縁部を切断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体処理装置の正面図である。
【図2】本発明の半導体処理装置の平面図である。
【図3】本発明の半導体処理装置によって処理する半導体基板の平面図である。
【図4】本発明のセラミック基体周縁部切断装置の正面図である。
【図5】本発明のセラミック基体周縁部切断装置の側面図である。
【図6】本発明の半導体基板ストック装置の正面図である。
【符号の説明】
1 エッチング機
2 エスケープ機構部
3 反転装置
4 セラミック基体周縁部切断装置
5 半導体基板ストック装置
6 銅板
7 セラミック基体
8 半導体基板
9 切断用割り溝
10 周縁部
11 面取り
12 基板受け
13 反転手段
14 回転手段
15 基板投入コンベアー
16 ブレイクコンベアー
17 基板排出コンベアー
18 基板ストッパー
19 上流側ブレイクカッター
20 下流側ブレイクカッター
21 左方ブレイクカッター
22 右方ブレイクカッター
23 右基板寄せ機構
24 左基板寄せ機構
25 基板押え
26 シリンダー
27 シリンダー
28 シリンダー
29 シリンダー
30 シリンダー
31 シリンダー
32 シューター
33 ベルトコンベアー
34 ベルト
35 ストックガイド
36 ストッパー
37 回動枢支軸
38 基板押し出しブロック
39 駆動シリンダー
40 ローラー
41 ベルトガイド
42 張力印加手段
Claims (1)
- 半導体基板を前、後方向に移動自在に支持する搬送手段と、この搬送手段の前、後及び左、右に配置したブレイクカッターと、上記搬送手段の左、右に配置した右、左基板寄せ機構と、上記半導体基板を固定する固定手段とより成り、上記半導体基板を前、後、左、右で位置決めした状態で上記ブレイクカッターを駆動し、上記半導体基板におけるセラミック基体の周縁部を切断するようにしたセラミック基体周縁部切断装置を有することを特徴とする半導体基板の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20301394A JP3541326B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 半導体基板の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20301394A JP3541326B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 半導体基板の処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0851296A JPH0851296A (ja) | 1996-02-20 |
JP3541326B2 true JP3541326B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=16466898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20301394A Expired - Fee Related JP3541326B2 (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 半導体基板の処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3541326B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP20301394A patent/JP3541326B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0851296A (ja) | 1996-02-20 |
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