JP2542906Y2 - 材料倒し装置 - Google Patents

材料倒し装置

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JP2542906Y2
JP2542906Y2 JP8121091U JP8121091U JP2542906Y2 JP 2542906 Y2 JP2542906 Y2 JP 2542906Y2 JP 8121091 U JP8121091 U JP 8121091U JP 8121091 U JP8121091 U JP 8121091U JP 2542906 Y2 JP2542906 Y2 JP 2542906Y2
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JP
Japan
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conveyor belt
belt
rotating brush
brush
speed
Prior art date
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JP8121091U
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English (en)
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JPH0532318U (ja
Inventor
利一 篠原
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Taihei Machinery Works Ltd
Original Assignee
Taihei Machinery Works Ltd
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  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は角材、板材のような木
製の材料の加工工程中において、搬送ベルトで上記材料
を走行させながら後方へ倒して所定の姿勢を保たせた状
態でつぎの工程へ送り出す材料倒し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】木材からなる板材、角材の両端に複数の
切込みによりフィンガー1を形成するフィンガー加工を
施した材料2は図4のようにフィンガー1が上下方向に
並んだ状態となってフィンガー加工機から出てくる。
【0003】上記のような向きで出てきた材料2は図5
のように、フィンガー1が前後に並ぶように90°倒し
て次工程の接続装置に送り出す。
【0004】上記のように材料を90°倒す、従来の材
料倒し装置は搬送ベルトで材料を移動させる途中で、材
料の上端にストッパーを当て、これにより材料を後方に
倒すようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のように従来の装
置は材料が板材であってフィンガー加工後に縦向きとな
って出てくる場合は簡単に倒れるが、材料が角材の場合
は、搬送ベルトで搬送される材料の上端にストッパを接
触させただけでは材料は倒れない。
【0006】この考案の課題は上記のような角材でも簡
単に90°倒して搬送することがでる材料倒し装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は定速で走行する搬送ベルトと、この搬
送ベルト上に、角材あるいは板材などの材料を上記搬送
ベルト走行方向と直交する向きで送り込む送込手段と、
上記搬送ベルト上に適当な空間を存して設けた回転ブラ
シからなり、上記回転ブラシの回転軸は搬送ベルトの走
行方向と直交し、同上回転ブラシの外周下面と前記搬送
ベルトの上面間の間隔は材料の高さより小さくし、同回
転ブラシの回転方向はその外周下面が上記搬送ベルトの
走行方向と同じで、かつ同上回転ブラシの外周の周速
を、上記搬送ベルトの走行速度より遅くした材料倒し装
置を提供する。
【0008】
【作用】この考案は上記の構成であるから、搬送ベルト
上へ押し出されて、同搬送ベルトと共に材料が移動し始
めると、その上方で回転している回転ブラシの下側に材
料の前上部の角が接触して若干喰い込む。
【0009】回転ブラシの下側も材料の移動方向と同方
向に回転しているが、その周速は材料の移動速度より遅
いので材料は徐々に後方へ倒れ、材料が完全に90°倒
れた頃は材料はブラシの下部を通過している。従って、
つぎつぎと搬送ベルト上へ送り込まれる材料は全て90
°倒れて次の工程へと向かう。
【0010】
【実施例】図1ないし図3に示す実施例において、11
はフィンガー加工をすませた複数の材料2が並列状とな
って載る受台で、図示省略してあるフレームに固定して
ある。この受台11の前部には軸12を支点として、エ
アシリンダ13により起伏する位置決め板14がある。
15は押出板で、材料2の進行方向と並行のガイドレー
ル16に沿って進退する。
【0011】17は上記押出板駆動用の駆動ベルトで、
その前後の折返し部をプーリ18、19にかけ、ベルト
17の一部を上記押出板15の上部に設けた摺動体20
に連結する。そして、上記ベルト17を適宜の駆動手段
により駆動して押出板15を進退させる。
【0012】21は上記受台11の前方に設けた無端状
平ベルトからなる搬送ベルトで、その表面は摩擦が大き
いものとし、前後の折返し部をプーリ22、23にか
け、プーリ23を適宜の駆動手段により駆動して、ベル
ト21を矢印方向へ定速駆動する。また、図示省略して
あるがベルト21のキャリヤ側は多数のキャリヤローラ
により支持する。
【0013】25は図示省略してある上部フレームに軸
27により回転可能に取付けたアームで、その下端に回
転ブラシ28を取付ける。
【0014】上記ブラシ28は図2のように回転軸に多
数のナイロンなどの弾性を有する柔軟な線条26を植え
付けたもので、可変速モータや減速機などからなる駆動
手段29により伝動ベルトを介し、図2の矢印方向に駆
動する。30は上記アーム25と一体の規制板で、その
前端はフレームに固定した台31上に延びている。
【0015】上記規制板30はエアシリンダ32により
アーム25と共に上下させ、台31上に前記材料2と同
じ高さの材料33を載せ、この材料33に上記規制板3
0が接触したとき、ベルト21に対する回転ブラシ28
の高さが材料2を倒すのに最適な高さになるようにして
ある。図1の34は搬送ベルト21の前端部に直交状に
設けた搬出用ベルトコンベヤである。
【0016】つぎに上記実施例の作用を説明する。い
ま、図2のように起立している位置決め板14がシリン
ダ13により鎖線のように倒れてその上面が受台11と
同一面となると同時にベルト17により押出板15が前
進して先端の材料2を搬送ベルト21上へ押出す。
【0017】ベルト21上に押出された材料2は図3の
Iのようにベルト21と共に回転ブラシ28の下方に向
かい、その前側上端の角aがブラシ28の後下部に入
り、矢印方向に回転しているブラシ28の線条26に接
触し始める。
【0018】上記線条26も材料2と同方向に移動して
いるが、その周速が材料の移動速度より遅いので角aよ
りも材料2の下部の移動速度の方が速く、しかも、ベル
ト21は摩擦の大きいものを用いている。従って図3の
IIのように材料2が後方へ傾斜しながら前進し、図3の
III のように材料2が90°回って角aが後方になった
状態で、ブラシ28の下部を通り、図3のIVのようにブ
ラシ28の下方を通り過ぎる。
【0019】こうしてベルト21上を搬送された材料は
図1の搬出用ベルトコンベヤ34により側方にある接続
装置などの次工程部分へと搬出される。また、ベルト2
1上へつぎつぎに材料2を押出した押出板15は受台1
1上に材料がなくなると、ベルト17の逆転により元の
位置に戻り、同時にシリンダ13により位置決め板14
が起立し、ついで、次の材料2が受台11上へ押し出さ
れて次の材料倒し作業が始まる。
【0020】なお、肉厚の薄い板状の材料の場合は回転
ブラシ28でなくとも倒れるが、回転ブラシ28の場合
は正確かつ迅速に倒れる。
【0021】
【効果】この考案は上記のように材料を移動させるとと
もに、その上側を材料の移動方向と同じ方向に遅い速度
で回転している回転ブラシに喰い込ませるので、材料の
断面がほぼ正方形の角材の場合でも材料の移動とともに
徐々に後方に回される。従って材料の回転が速すぎて転
がるようなおそれがなく、正確に90°回転したのち回
転ブラシの下方を通り抜けるので、材料は正しい姿勢で
次の工程へ供給されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図
【図2】同上要部の拡大正面図
【図3】同上の作用を説明する各状態の拡大正面図
【図4】倒される前の材料の端部を示す斜視図
【図5】同上の倒されたのちの斜視図
【符号の説明】
1 フィンガー 2 材料 11 受台 15 押出板 21 搬送ベルト 28 回転ブラシ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定速で走行する搬送ベルトと、この搬送
    ベルト上に、角材あるいは板材などの材料を上記搬送ベ
    ルト走行方向と直交する向きで送り込む送込手段と、上
    記搬送ベルト上に適当な空間を存して設けた回転ブラシ
    からなり、上記回転ブラシの回転軸は搬送ベルトの走行
    方向と直交し、同上回転ブラシの外周下面と前記搬送ベ
    ルトの上面間の間隔は材料の高さより小さくし、同回転
    ブラシの回転方向はその外周下面が上記搬送ベルトの走
    行方向と同じで、かつ同上回転ブラシの外周の周速を、
    上記搬送ベルトの走行速度より遅くしたことを特徴とす
    る材料倒し装置。
JP8121091U 1991-10-07 1991-10-07 材料倒し装置 Expired - Lifetime JP2542906Y2 (ja)

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JP8121091U JP2542906Y2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 材料倒し装置

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JP8121091U JP2542906Y2 (ja) 1991-10-07 1991-10-07 材料倒し装置

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Publication Number Publication Date
JPH0532318U JPH0532318U (ja) 1993-04-27
JP2542906Y2 true JP2542906Y2 (ja) 1997-07-30

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ID=13740127

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5229797B2 (ja) * 2008-08-02 2013-07-03 株式会社平安コーポレーション 木材反転装置
NZ590847A (en) * 2011-02-01 2013-08-30 Corcel Ip Ltd Improvements in and Relating to Laminated Board

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Publication number Publication date
JPH0532318U (ja) 1993-04-27

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