JPH05323086A - 制御棒位置監視制御装置 - Google Patents
制御棒位置監視制御装置Info
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- JPH05323086A JPH05323086A JP4132439A JP13243992A JPH05323086A JP H05323086 A JPH05323086 A JP H05323086A JP 4132439 A JP4132439 A JP 4132439A JP 13243992 A JP13243992 A JP 13243992A JP H05323086 A JPH05323086 A JP H05323086A
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- control
- rod position
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】制御棒位置検出器の多重化により、多重の制御
棒位置検出信号を常に照合して正常状態にある制御棒位
置を基準に診断できるようにし、多重化された制御棒位
置検出器の一方に単一故障が発生して一方の信号が駄目
になっても、残りが健全であれば正常に制御棒の挿入・
引抜位置検出を行なうことができる制御棒位置監視制御
装置を提供することにある。 【構成】制御棒位置監視制御装置20は、原子炉制御棒
の挿入・引抜位置を検出するために、多重化して設置さ
れた多数の制御棒位置検出器31と、多重化設置の制御
棒位置検出器31で検出された制御棒位置検出信号を多
重状態で原子炉格納容器23外に伝送する位置信号伝送
手段32と、伝送された多重の制御棒位置検出信号の健
全性を診断処理する制御棒監視制御手段2と、この制御
棒監視制御手段2で診断された正常な制御棒位置検出信
号から制御棒の挿入・引抜位置を表示する原子炉制御盤
3とを備えたものである。
棒位置検出信号を常に照合して正常状態にある制御棒位
置を基準に診断できるようにし、多重化された制御棒位
置検出器の一方に単一故障が発生して一方の信号が駄目
になっても、残りが健全であれば正常に制御棒の挿入・
引抜位置検出を行なうことができる制御棒位置監視制御
装置を提供することにある。 【構成】制御棒位置監視制御装置20は、原子炉制御棒
の挿入・引抜位置を検出するために、多重化して設置さ
れた多数の制御棒位置検出器31と、多重化設置の制御
棒位置検出器31で検出された制御棒位置検出信号を多
重状態で原子炉格納容器23外に伝送する位置信号伝送
手段32と、伝送された多重の制御棒位置検出信号の健
全性を診断処理する制御棒監視制御手段2と、この制御
棒監視制御手段2で診断された正常な制御棒位置検出信
号から制御棒の挿入・引抜位置を表示する原子炉制御盤
3とを備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、沸騰水型原子力発電所
における制御棒位置監視制御装置に係り、特に原子炉制
御棒の挿入・引抜位置を正確に把握することができる制
御棒位置監視制御装置に関する。
における制御棒位置監視制御装置に係り、特に原子炉制
御棒の挿入・引抜位置を正確に把握することができる制
御棒位置監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所では原子炉内の制御棒の位
置を変えることによって核分裂反応度を変え、原子炉出
力を調整することができる。原子炉制御棒を炉心内に挿
入することにより反応度は低下するが、逆に引き抜くこ
とによって反応度が増加するので原子炉出力が増加す
る。したがって、制御棒の現在位置情報は制御棒操作を
する上で重要な監視情報であり、常時、制御棒位置監視
制御装置およびプロセス計算機により監視されている。
置を変えることによって核分裂反応度を変え、原子炉出
力を調整することができる。原子炉制御棒を炉心内に挿
入することにより反応度は低下するが、逆に引き抜くこ
とによって反応度が増加するので原子炉出力が増加す
る。したがって、制御棒の現在位置情報は制御棒操作を
する上で重要な監視情報であり、常時、制御棒位置監視
制御装置およびプロセス計算機により監視されている。
【0003】図6は、従来の制御棒位置監視制御装置を
示すもので、この制御棒位置監視制御中装置は、図6に
示すように、中央制御室1側の制御棒位置監視制御盤
2、原子炉制御盤3および制御棒駆動制御盤4と、現場
5側の制御棒位置伝送盤6および制御棒位置検出器(Po
sition Indication Prove 、以下PIPと称す。)7と
から構成されている。
示すもので、この制御棒位置監視制御中装置は、図6に
示すように、中央制御室1側の制御棒位置監視制御盤
2、原子炉制御盤3および制御棒駆動制御盤4と、現場
5側の制御棒位置伝送盤6および制御棒位置検出器(Po
sition Indication Prove 、以下PIPと称す。)7と
から構成されている。
【0004】前記制御棒位置監視制御盤2は、図7に示
すように、同期二重化構成の一対のCPU8a,8bお
よびP I/O 9からなるコントローラ10と、シス
テム状態表示パネル11とを備え、このコントローラ1
0により、制御棒位置信号の処理や信号を診断を行なう
ようになっている。
すように、同期二重化構成の一対のCPU8a,8bお
よびP I/O 9からなるコントローラ10と、シス
テム状態表示パネル11とを備え、このコントローラ1
0により、制御棒位置信号の処理や信号を診断を行なう
ようになっている。
【0005】また、前記原子炉制御棒4は、図7に示す
ように、制御棒監視操作モジュール12、制御棒表示ユ
ニット13、全制御棒全挿入表示ユニット14およびP
I/O 15を備え、前記制御棒監視操作モジュール
12の制御により、コントローラ10からの制御棒の挿
入・引抜位置情報を運転員に表示するようになってい
る。
ように、制御棒監視操作モジュール12、制御棒表示ユ
ニット13、全制御棒全挿入表示ユニット14およびP
I/O 15を備え、前記制御棒監視操作モジュール
12の制御により、コントローラ10からの制御棒の挿
入・引抜位置情報を運転員に表示するようになってい
る。
【0006】一方、前記制御棒位置伝送盤6は、制御棒
位置データ用のバッファ基板であるP I/O 16を
備え、制御棒位置検出器(PIP)7からの位置信号
を、制御棒監視制御盤2に伝達するための信号変換を行
なうようになっている。この前記PIP7は、制御棒挿
入・引抜位置を、リードスイッチ17により検出するよ
うになっている。
位置データ用のバッファ基板であるP I/O 16を
備え、制御棒位置検出器(PIP)7からの位置信号
を、制御棒監視制御盤2に伝達するための信号変換を行
なうようになっている。この前記PIP7は、制御棒挿
入・引抜位置を、リードスイッチ17により検出するよ
うになっている。
【0007】他方、中央制御室1内の各制御盤2,3,
4の間および制御棒監視制御盤2と制御棒位置伝送盤6
との間は、光伝送ケーブル18で接続されるとともに、
制御棒位置伝送盤6とPIP7との間は、多芯メタルケ
ーブル19で接続されるようになっている。
4の間および制御棒監視制御盤2と制御棒位置伝送盤6
との間は、光伝送ケーブル18で接続されるとともに、
制御棒位置伝送盤6とPIP7との間は、多芯メタルケ
ーブル19で接続されるようになっている。
【0008】また、制御棒位置監視制御盤2のコントロ
ーラ10および制御棒監視操作モジュール12、光伝送
ケーブル18等の装置全体は、バックアップ機能を持た
せるために、全て二重化構造としているので、制御棒位
置データが正しく入力されていれば、片方の処理装置だ
けでも制御棒位置を正確に表示することができる。一
方、PIP7から制御棒位置伝送盤6までの位置信号
は、PIP7が多重化されていないので一重構成として
いる。
ーラ10および制御棒監視操作モジュール12、光伝送
ケーブル18等の装置全体は、バックアップ機能を持た
せるために、全て二重化構造としているので、制御棒位
置データが正しく入力されていれば、片方の処理装置だ
けでも制御棒位置を正確に表示することができる。一
方、PIP7から制御棒位置伝送盤6までの位置信号
は、PIP7が多重化されていないので一重構成として
いる。
【0009】次に、制御棒8と制御棒位置検出器(PI
P)5について説明する。
P)5について説明する。
【0010】原子炉制御棒8の本数は、1100MWe
級の原子力発電所で例えば185本使用されている。制
御棒8は、それぞれ1本毎に制御棒駆動機構20によっ
て水圧駆動され、原子炉炉心内で上下に位置を変えるこ
とができる。1本の原子炉制御棒駆動機構20内には、
例えば54個のリードスイッチ17が垂直方向に並べて
配置されており、各リードスイッチ17からのON−O
FF信号を配線で取り出すことにより制御棒挿入・引抜
位置検出を行なっている。
級の原子力発電所で例えば185本使用されている。制
御棒8は、それぞれ1本毎に制御棒駆動機構20によっ
て水圧駆動され、原子炉炉心内で上下に位置を変えるこ
とができる。1本の原子炉制御棒駆動機構20内には、
例えば54個のリードスイッチ17が垂直方向に並べて
配置されており、各リードスイッチ17からのON−O
FF信号を配線で取り出すことにより制御棒挿入・引抜
位置検出を行なっている。
【0011】これら各リードスイッチ17のうち、29
個は制御棒位置で異なる上下位置に設置されており、通
常運転中に制御棒8がラッチ手段に係止されて静止する
25箇所の偶数位置(それぞれ正常なラッチ位置である
00,02,04…44,46,48位置)検出用とし
て25個、24箇所の奇数位置(01,03,05…4
5,47)検出用として24個、3箇所の全挿入位置
(51,52,53)検出用として3個、全引抜き位置
(49)検出用として1個、オーバートラベル(50)
検出用として1個、合計54個がある。
個は制御棒位置で異なる上下位置に設置されており、通
常運転中に制御棒8がラッチ手段に係止されて静止する
25箇所の偶数位置(それぞれ正常なラッチ位置である
00,02,04…44,46,48位置)検出用とし
て25個、24箇所の奇数位置(01,03,05…4
5,47)検出用として24個、3箇所の全挿入位置
(51,52,53)検出用として3個、全引抜き位置
(49)検出用として1個、オーバートラベル(50)
検出用として1個、合計54個がある。
【0012】これ等のリードスイッチ17は、制御棒側
面に設置された永久磁石がリードスイッチ近傍に近付く
と、特定のリードスイッチ17だけが選択されてON作
動する。すなわち、原子炉制御棒8が移動してきてある
挿入あるいは引抜位置になると、この挿入・引抜位置に
相当するリードスイッチ17の接点は、開(OFF)状
態から閉(ON)状態になり、接点状態が変化する。ま
た、その磁石位置を通過するとリードスイッチ17は再
び開(OFF)状態に戻る。
面に設置された永久磁石がリードスイッチ近傍に近付く
と、特定のリードスイッチ17だけが選択されてON作
動する。すなわち、原子炉制御棒8が移動してきてある
挿入あるいは引抜位置になると、この挿入・引抜位置に
相当するリードスイッチ17の接点は、開(OFF)状
態から閉(ON)状態になり、接点状態が変化する。ま
た、その磁石位置を通過するとリードスイッチ17は再
び開(OFF)状態に戻る。
【0013】原子炉の通常運転中、各制御棒8は、ある
引抜・挿入状態の位置(正常であればいずれかの偶数位
置)にあるので1本の制御棒8について1個のリードス
イッチ17の接点がON状態となっている(プラント全
体では185本の制御棒で185個の偶数位置でリード
スイッチがON状態をとる)。
引抜・挿入状態の位置(正常であればいずれかの偶数位
置)にあるので1本の制御棒8について1個のリードス
イッチ17の接点がON状態となっている(プラント全
体では185本の制御棒で185個の偶数位置でリード
スイッチがON状態をとる)。
【0014】これら54個のリードスイッチ17を図6
に示すように、11本のPIPマトリクス配線上に接続
して、11本のPIPマトリクス配線からのON・OF
F信号の組合せにより、偶数位置25個、奇数位置1
個、全引抜き位置1個、オーバートラベル位置1個、合
計28個の独立した信号を識別できるようにしている
(24箇所の奇数位置、3箇所の全挿入位置はそれぞれ
一括配線して2つの信号として取り出せるようにPIP
7内でコモン配線されている)。
に示すように、11本のPIPマトリクス配線上に接続
して、11本のPIPマトリクス配線からのON・OF
F信号の組合せにより、偶数位置25個、奇数位置1
個、全引抜き位置1個、オーバートラベル位置1個、合
計28個の独立した信号を識別できるようにしている
(24箇所の奇数位置、3箇所の全挿入位置はそれぞれ
一括配線して2つの信号として取り出せるようにPIP
7内でコモン配線されている)。
【0015】PIP7から取り出された185個の制御
棒挿入・引抜位置データは、PIPコネクタ22に接続
される多芯メタルケーブル19aおよび19bを通し
て、原子炉格納容器23の外部に制御棒位置検出信号と
して取り出している。原子炉格納容器貫通部23には電
気ペネトレーション24を使用しており、原子炉格納容
器23の内側、外側それぞれがコネクタ25で接続して
いる。
棒挿入・引抜位置データは、PIPコネクタ22に接続
される多芯メタルケーブル19aおよび19bを通し
て、原子炉格納容器23の外部に制御棒位置検出信号と
して取り出している。原子炉格納容器貫通部23には電
気ペネトレーション24を使用しており、原子炉格納容
器23の内側、外側それぞれがコネクタ25で接続して
いる。
【0016】そして制御棒位置検出信号を受ける制御棒
位置伝送盤6にもコネクタで接続されるので、1つの信
号について接続箇所は往復で8箇所(全てコネクタで接
続)となる。また、制御棒位置伝送手段である伝送回路
に使用しているメタルケーブルサイズは例えば1.25
mmのものが使用される。
位置伝送盤6にもコネクタで接続されるので、1つの信
号について接続箇所は往復で8箇所(全てコネクタで接
続)となる。また、制御棒位置伝送手段である伝送回路
に使用しているメタルケーブルサイズは例えば1.25
mmのものが使用される。
【0017】以上のことからPIP7およびその伝送回
路は、非常に多くのリードスイッチ群と多数のコネクタ
群により接続され、制御棒信号伝送盤6に送られる。制
御棒位置伝送盤6に送られた制御棒位置検出信号は、伝
送盤で信号変換されて二重化された光伝送ケーブル18
を通じて中央制御室1の制御棒位置監視制御盤2に送ら
れ、この制御盤2の二重化コントローラ10に入力され
る。
路は、非常に多くのリードスイッチ群と多数のコネクタ
群により接続され、制御棒信号伝送盤6に送られる。制
御棒位置伝送盤6に送られた制御棒位置検出信号は、伝
送盤で信号変換されて二重化された光伝送ケーブル18
を通じて中央制御室1の制御棒位置監視制御盤2に送ら
れ、この制御盤2の二重化コントローラ10に入力され
る。
【0018】次に、制御棒位置指示に関するシステム全
体の診断機能について説明する。
体の診断機能について説明する。
【0019】制御棒位置伝送手段を構成するPIP7か
ら制御棒位置伝送盤6のPI/O16までは一重構成で
あるが、二重化コントローラ10のCPU8a,8bの
故障は、システム全機能の喪失に繋るのでCPU8a,
8bは同期二重化構成として1つのCPUの停止でシス
テム全体の停止にならないようにバックアップ機能を持
たせている。また、二重化構成された信号処理演算の結
果は、二重化コントローラ10で同一の演算を行なって
出力が一致していることを常に診断監視している。
ら制御棒位置伝送盤6のPI/O16までは一重構成で
あるが、二重化コントローラ10のCPU8a,8bの
故障は、システム全機能の喪失に繋るのでCPU8a,
8bは同期二重化構成として1つのCPUの停止でシス
テム全体の停止にならないようにバックアップ機能を持
たせている。また、二重化構成された信号処理演算の結
果は、二重化コントローラ10で同一の演算を行なって
出力が一致していることを常に診断監視している。
【0020】もし、演算結果が不一致の場合は、どちら
かのCPU8a,8bに何等かの異常が発生しているこ
ととなるので、このときの演算結果は出力データとして
は使用されない。但し、CPU8a,8bの自己診断機
能により、CPU故障が検出された場合には、異常が発
生したCPUが定められるので、正常なCPUの演算結
果が出力データとして原子炉制御盤3に出力される。こ
れらはデジタル伝送装置、処理装置に関して信号伝送、
または演算処理が異常なく行なわれたかどうかの診断で
ある。
かのCPU8a,8bに何等かの異常が発生しているこ
ととなるので、このときの演算結果は出力データとして
は使用されない。但し、CPU8a,8bの自己診断機
能により、CPU故障が検出された場合には、異常が発
生したCPUが定められるので、正常なCPUの演算結
果が出力データとして原子炉制御盤3に出力される。こ
れらはデジタル伝送装置、処理装置に関して信号伝送、
または演算処理が異常なく行なわれたかどうかの診断で
ある。
【0021】システムとしては、二重化コントローラ1
0がPIP7のマトリクスからの11芯ケーブル信号を
常時監視しており、リードスイッチ17の故障、または
ケーブル19の断線や短絡等により、正常の運転状態か
ら外れるような異常入力があった場合には、故障として
検出できる診断機能を有している。
0がPIP7のマトリクスからの11芯ケーブル信号を
常時監視しており、リードスイッチ17の故障、または
ケーブル19の断線や短絡等により、正常の運転状態か
ら外れるような異常入力があった場合には、故障として
検出できる診断機能を有している。
【0022】例えば、ある1本の制御棒8についてPI
P7の制御棒位置検出信号がなくなったとか、同時に2
つ以上の制御棒位置検出信号入力されているとかの場合
には、デジタル伝送装置、処理装置が正常であれば診断
することができる。この診断により、不良の原因が原子
炉格納容器23外にある場合には、修理を行ない復旧す
ることができるが、原子炉格納容器23内のPIP7ケ
ーブル19などに不良の原因がある場合には、プラント
を停止しない限り修理ができない。この場合には、信号
診断をバイパスするか、またはPIP信号の代りに模擬
入力を行って運転をする必要がある。
P7の制御棒位置検出信号がなくなったとか、同時に2
つ以上の制御棒位置検出信号入力されているとかの場合
には、デジタル伝送装置、処理装置が正常であれば診断
することができる。この診断により、不良の原因が原子
炉格納容器23外にある場合には、修理を行ない復旧す
ることができるが、原子炉格納容器23内のPIP7ケ
ーブル19などに不良の原因がある場合には、プラント
を停止しない限り修理ができない。この場合には、信号
診断をバイパスするか、またはPIP信号の代りに模擬
入力を行って運転をする必要がある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】PIP7のリードスイ
ッチ17は、通常原子炉内の高温状態で使用される。こ
のため、通常の環境位置に比べ温度による劣化が進むと
考えられる。したがって、1サイクル運転終了後の定期
検査期間内に、全てのリードスイッチ17および位置信
号回路を点検して健全性を確認することが望ましいが、
上記の通り、数量が非常に多いこと(偶数位置だけでも
185本×25個=4625個)、PIP7が容易に接
近できるような状態で設置されていないこと等から、定
期検査期間中に点検するとしても、点検・確認作業に膨
大な工数を必要とし、さらに、適当な診断装置もないこ
とから、全ての点検を行なうことは、事実上不可能であ
る。
ッチ17は、通常原子炉内の高温状態で使用される。こ
のため、通常の環境位置に比べ温度による劣化が進むと
考えられる。したがって、1サイクル運転終了後の定期
検査期間内に、全てのリードスイッチ17および位置信
号回路を点検して健全性を確認することが望ましいが、
上記の通り、数量が非常に多いこと(偶数位置だけでも
185本×25個=4625個)、PIP7が容易に接
近できるような状態で設置されていないこと等から、定
期検査期間中に点検するとしても、点検・確認作業に膨
大な工数を必要とし、さらに、適当な診断装置もないこ
とから、全ての点検を行なうことは、事実上不可能であ
る。
【0024】また、プラント運転中に、制御棒位置信号
異常警報が発生する場合がある。特に、運転中のPIP
位置信号喪失は、検査をしてPIP回路に問題があると
判明した場合、原子炉格納容器23外であれば復旧は可
能であると考えられるが、PIP7自体に故障が起きて
いる場合には、容易に交換ができないこともあって、そ
のまま次の定期検査までの運転を行なうことになり、プ
ラント運転中の間に復旧することができない。このた
め、ある位置で制御棒位置監視ができない原子炉制御棒
8が出てくるおそれがある。これは、炉内制御棒位置監
視機能の信頼性確保の面で問題があり、運転中でもPI
P位置検出回路の健全性を短時間でチェックして、不良
回路の復旧を図ることが必要であった。
異常警報が発生する場合がある。特に、運転中のPIP
位置信号喪失は、検査をしてPIP回路に問題があると
判明した場合、原子炉格納容器23外であれば復旧は可
能であると考えられるが、PIP7自体に故障が起きて
いる場合には、容易に交換ができないこともあって、そ
のまま次の定期検査までの運転を行なうことになり、プ
ラント運転中の間に復旧することができない。このた
め、ある位置で制御棒位置監視ができない原子炉制御棒
8が出てくるおそれがある。これは、炉内制御棒位置監
視機能の信頼性確保の面で問題があり、運転中でもPI
P位置検出回路の健全性を短時間でチェックして、不良
回路の復旧を図ることが必要であった。
【0025】以上のことからPIP7のリードスイッチ
17および位置信号入力回路の単一故障があっても、原
子炉の運転中に正常に制御棒位置監視ができる制御棒位
置監視制御装置が望まれていた。
17および位置信号入力回路の単一故障があっても、原
子炉の運転中に正常に制御棒位置監視ができる制御棒位
置監視制御装置が望まれていた。
【0026】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、制御棒位置検出器の多重化により、多重の制
御棒位置検出信号を常に照合して正常状態にある制御棒
位置を基準に診断できるようにし、多重化設置された制
御棒位置検出器の一方に単一故障が発生して一方の信号
が駄目になっても、残りが健全であれば正常に制御棒の
挿入・引抜位置検出を行なうことができる制御棒位置監
視制御装置を提供することを目的とする。
たもので、制御棒位置検出器の多重化により、多重の制
御棒位置検出信号を常に照合して正常状態にある制御棒
位置を基準に診断できるようにし、多重化設置された制
御棒位置検出器の一方に単一故障が発生して一方の信号
が駄目になっても、残りが健全であれば正常に制御棒の
挿入・引抜位置検出を行なうことができる制御棒位置監
視制御装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明に係る制御棒位置
監視制御装置は、上述した課題を解決するために、原子
炉制御棒の挿入・引抜位置を検出するために、多重化し
て設置された多数の制御棒位置検出器と、多重化設置の
制御棒位置検出器で検出された制御棒位置検出信号を多
重状態で原子炉格納容器外に伝送する位置信号伝送手段
と、伝送された多重の制御棒位置検出信号の健全性を診
断処理する制御棒監視制御手段と、この制御棒監視制御
手段で診断された正常な制御棒位置検出信号から制御棒
の挿入・引抜位置を表示する原子炉制御盤とを備えたも
のである。
監視制御装置は、上述した課題を解決するために、原子
炉制御棒の挿入・引抜位置を検出するために、多重化し
て設置された多数の制御棒位置検出器と、多重化設置の
制御棒位置検出器で検出された制御棒位置検出信号を多
重状態で原子炉格納容器外に伝送する位置信号伝送手段
と、伝送された多重の制御棒位置検出信号の健全性を診
断処理する制御棒監視制御手段と、この制御棒監視制御
手段で診断された正常な制御棒位置検出信号から制御棒
の挿入・引抜位置を表示する原子炉制御盤とを備えたも
のである。
【0028】
【作用】この制御棒位置監視制御装置においては、原子
炉制御棒の挿入・引抜位置を検出する制御棒位置検出器
が多重化されており、多重化設置の制御棒位置検出器で
検出された制御棒位置検出信号を位置信号伝送手段で多
重状態で伝送し、伝送された多重の制御棒位置検出信号
の健全性を制御棒監視制御手段で診断処理し、正常な制
御棒挿入・引抜位置を原子炉制御盤に正しく表示するよ
うにしたから、多重化された一方の制御棒位置検出器に
万一トラブルが生じても、残りの制御棒位置検出器から
の正常な制御棒位置検出信号により、原子炉制御棒の挿
入・引抜位置を正確に検出して表示でき、制御棒の挿入
・引抜位置の位置監視機能が損われることがない。
炉制御棒の挿入・引抜位置を検出する制御棒位置検出器
が多重化されており、多重化設置の制御棒位置検出器で
検出された制御棒位置検出信号を位置信号伝送手段で多
重状態で伝送し、伝送された多重の制御棒位置検出信号
の健全性を制御棒監視制御手段で診断処理し、正常な制
御棒挿入・引抜位置を原子炉制御盤に正しく表示するよ
うにしたから、多重化された一方の制御棒位置検出器に
万一トラブルが生じても、残りの制御棒位置検出器から
の正常な制御棒位置検出信号により、原子炉制御棒の挿
入・引抜位置を正確に検出して表示でき、制御棒の挿入
・引抜位置の位置監視機能が損われることがない。
【0029】
【実施例】以下、本発明に係る制御棒位置監視制御装置
の一実施例について添付図面を参照して説明する。
の一実施例について添付図面を参照して説明する。
【0030】本発明の制御棒位置監視制御装置の全体的
な概略構成は図6に示すものと実質的に等しいので同一
符号を用いて説明を省略する。本発明の制御棒位置監視
制御装置30は中央制御室側機器と現場側機器とに大別
され、中央制御室側機器の配置構成は図7に示す従来の
機器配置と異ならないので説明を省略する。
な概略構成は図6に示すものと実質的に等しいので同一
符号を用いて説明を省略する。本発明の制御棒位置監視
制御装置30は中央制御室側機器と現場側機器とに大別
され、中央制御室側機器の配置構成は図7に示す従来の
機器配置と異ならないので説明を省略する。
【0031】本発明の制御棒位置監視制御装置30は、
図1および図2に示すように、原子力発電プラントの現
場側機器を主に改良したものである。現場側機器には、
制御棒8の挿入・引抜位置を検出する多重化設置の制御
棒位置検出器(PIP)31と、このPIP31で検出
された制御棒位置検出信号を多重状態で制御棒位置監視
制御手段としての制御棒位置監視制御盤2に伝送する位
置信号伝送手段32とを有する。
図1および図2に示すように、原子力発電プラントの現
場側機器を主に改良したものである。現場側機器には、
制御棒8の挿入・引抜位置を検出する多重化設置の制御
棒位置検出器(PIP)31と、このPIP31で検出
された制御棒位置検出信号を多重状態で制御棒位置監視
制御手段としての制御棒位置監視制御盤2に伝送する位
置信号伝送手段32とを有する。
【0032】位置信号伝送手段32はPIP31にPI
Pコネクタ33を介して接続される多芯(例えば15
芯)メタルケーブル34と、原子炉格納容器23に貫通
して設けられる電気ペネトレーション35と、原子炉格
納容器23内外の多芯メタルケーブル34,36同士を
接続するPIPコネクタケーブル37と、PIP31で
検出された制御棒位置検出信号の信号変換を行なう制御
棒位置伝送盤38と、この伝送盤38で信号変換された
制御棒位置検出信号を制御棒位置監視制御盤2に伝送す
る光多重伝送ラインとしての光伝送ケーブル39とを有
する。
Pコネクタ33を介して接続される多芯(例えば15
芯)メタルケーブル34と、原子炉格納容器23に貫通
して設けられる電気ペネトレーション35と、原子炉格
納容器23内外の多芯メタルケーブル34,36同士を
接続するPIPコネクタケーブル37と、PIP31で
検出された制御棒位置検出信号の信号変換を行なう制御
棒位置伝送盤38と、この伝送盤38で信号変換された
制御棒位置検出信号を制御棒位置監視制御盤2に伝送す
る光多重伝送ラインとしての光伝送ケーブル39とを有
する。
【0033】一方、制御棒8の挿入・引抜位置を検出す
るPIP31は、図2および図3の回路図に示すよう
に、例えば(8芯×7芯)のPIPマトリクス40の交
点部分にそれぞれ接続配置される多数のリードスイッチ
41から構成される。これらの各リードスイッチ41の
うち、原子炉の通常運転時に制御棒8がラッチされる位
置である偶数位置の例えば25箇所(00,02,04
…48)は、偶数位置検出用として多重化され、全て複
数個例えば2個ずつのリードスイッチ41が独立して設
置されており、偶数位置以外の例えば24箇所の奇数位
置(01,03,05…47)や例えば3箇所の全挿入
位置(51,52,53)、1箇所の全引抜位置(4
9)やオーバトラベル位置(50)検出用には1つのリ
ードスイッチがPIPマトリクス40の交点に接続され
る。PIPマトリクス40は15芯のハードワイヤ配線
(V1〜V8,H1〜H7)で接続され、PIPコネク
タ33を通して多芯(15芯)メタルケーブル34に接
続される。
るPIP31は、図2および図3の回路図に示すよう
に、例えば(8芯×7芯)のPIPマトリクス40の交
点部分にそれぞれ接続配置される多数のリードスイッチ
41から構成される。これらの各リードスイッチ41の
うち、原子炉の通常運転時に制御棒8がラッチされる位
置である偶数位置の例えば25箇所(00,02,04
…48)は、偶数位置検出用として多重化され、全て複
数個例えば2個ずつのリードスイッチ41が独立して設
置されており、偶数位置以外の例えば24箇所の奇数位
置(01,03,05…47)や例えば3箇所の全挿入
位置(51,52,53)、1箇所の全引抜位置(4
9)やオーバトラベル位置(50)検出用には1つのリ
ードスイッチがPIPマトリクス40の交点に接続され
る。PIPマトリクス40は15芯のハードワイヤ配線
(V1〜V8,H1〜H7)で接続され、PIPコネク
タ33を通して多芯(15芯)メタルケーブル34に接
続される。
【0034】このように、原子炉制御棒8の挿入・引抜
位置を検出するPIP31は、制御棒位置検出用リード
スイッチ41を正常な停止位置である偶数位置に複数個
ずつ設けて多重化設置されており、多重化設置された各
リードスイッチ41からのON信号が制御棒位置信号と
して取り出される。図3に示された各リードスイッチ4
1の下に付した数字は、制御棒8の挿入・引抜位置(偶
数位置)を番号表示したものであり、制御棒8に内蔵さ
れたマグネットが、対応する制御棒挿入・引抜位置を通
るとき、その部分のリードスイッチ41がONになるよ
うになっている。
位置を検出するPIP31は、制御棒位置検出用リード
スイッチ41を正常な停止位置である偶数位置に複数個
ずつ設けて多重化設置されており、多重化設置された各
リードスイッチ41からのON信号が制御棒位置信号と
して取り出される。図3に示された各リードスイッチ4
1の下に付した数字は、制御棒8の挿入・引抜位置(偶
数位置)を番号表示したものであり、制御棒8に内蔵さ
れたマグネットが、対応する制御棒挿入・引抜位置を通
るとき、その部分のリードスイッチ41がONになるよ
うになっている。
【0035】例えば、原子炉制御棒8が偶数位置のN
o.24でラッチされているとき、No.24に相当す
る偶数位置のリードスイッチ41がON状態となるの
で、ハードワイヤ配線はH7とV6およびH2とV4が
導通状態となり、その他の配線間は全てOFF状態とな
る。
o.24でラッチされているとき、No.24に相当す
る偶数位置のリードスイッチ41がON状態となるの
で、ハードワイヤ配線はH7とV6およびH2とV4が
導通状態となり、その他の配線間は全てOFF状態とな
る。
【0036】したがって、偶数位置No.24の位置信
号は、各々独立した制御棒位置信号として、多芯メタル
ケーブル34、コネクタケーブル37、多芯メタルケー
ブル36を介して制御棒位置伝送盤38の多重化された
バッファ基板(PI/O基板)44a,44bに伝送さ
れる。制御棒位置伝送盤多重化された38内も複数のP
I/O基板44a,44bが設けられ、多重化されてお
り、これらのPI/O基板44a,44bでデジタル変
換された多重の制御棒位置検出信号は、光伝送ケーブル
39を通って中央制御室1に設置された制御棒位置監視
制御盤2の多重化コントローラ10に伝送される。
号は、各々独立した制御棒位置信号として、多芯メタル
ケーブル34、コネクタケーブル37、多芯メタルケー
ブル36を介して制御棒位置伝送盤38の多重化された
バッファ基板(PI/O基板)44a,44bに伝送さ
れる。制御棒位置伝送盤多重化された38内も複数のP
I/O基板44a,44bが設けられ、多重化されてお
り、これらのPI/O基板44a,44bでデジタル変
換された多重の制御棒位置検出信号は、光伝送ケーブル
39を通って中央制御室1に設置された制御棒位置監視
制御盤2の多重化コントローラ10に伝送される。
【0037】中央制御室1には、制御棒位置監視制御盤
2や制御棒挿入・引抜位置を検出して表示する原子炉制
御盤3、制御棒駆動機構20を操作させる制御棒駆動制
御盤4が備えられている。制御棒位置監視制御盤2に
は、2組のプログラマブルコントローラを有する多重化
コントローラ10や、システム状態表示パネル11の
他、図示しないCPU基板、メモリ基板、伝送制御基
板、バッファ基板、COMリンク基板、デジタル入出力
基板がそれぞれ収納される。多重化コントローラ10の
メモリ基板(CPU)8a,8bには制御棒位置信号診
断プログラムや全制御棒(例えば185本)の位置デー
タを収納する書換え可能はなメモリエリアが確保されて
いる。そして、このメモリ基板(CPU)8a,8bに
PIP31からの制御棒位置検出信号に信号異常がある
とき、この信号異常が検出された原子炉制御棒8の番号
や挿入・引抜位置データを記録し、蓄積している。
2や制御棒挿入・引抜位置を検出して表示する原子炉制
御盤3、制御棒駆動機構20を操作させる制御棒駆動制
御盤4が備えられている。制御棒位置監視制御盤2に
は、2組のプログラマブルコントローラを有する多重化
コントローラ10や、システム状態表示パネル11の
他、図示しないCPU基板、メモリ基板、伝送制御基
板、バッファ基板、COMリンク基板、デジタル入出力
基板がそれぞれ収納される。多重化コントローラ10の
メモリ基板(CPU)8a,8bには制御棒位置信号診
断プログラムや全制御棒(例えば185本)の位置デー
タを収納する書換え可能はなメモリエリアが確保されて
いる。そして、このメモリ基板(CPU)8a,8bに
PIP31からの制御棒位置検出信号に信号異常がある
とき、この信号異常が検出された原子炉制御棒8の番号
や挿入・引抜位置データを記録し、蓄積している。
【0038】また、原子炉制御盤3には、制御棒監視モ
ジュール12、4制御棒表示ユニット13、全制御棒全
挿入表示燈14およびバッファ基板デジタル入出力基板
(PI/O基板)15が収納されている。
ジュール12、4制御棒表示ユニット13、全制御棒全
挿入表示燈14およびバッファ基板デジタル入出力基板
(PI/O基板)15が収納されている。
【0039】そして、中央制御盤1の各制御盤2,3,
4間や制御棒位置監視制御盤2と現場5側の制御棒位置
伝送盤2との間は、光伝送ケーブル18で接続される。
4間や制御棒位置監視制御盤2と現場5側の制御棒位置
伝送盤2との間は、光伝送ケーブル18で接続される。
【0040】次に、制御棒位置監視制御装置の作用を説
明する。
明する。
【0041】原子炉運転中の制御棒8の挿入・引抜位置
の検出は、制御棒駆動機構20内に設けられたPIP3
1のリードスイッチ41によって行なわれる。リードス
イッチ41は15芯ハードワイヤ配線で形成されるPI
Pマトリクス40の交点位置に接続され、制御棒8の挿
入・引抜位置の検出のため各々複数個、具体的には2個
ずつ多重設置されており、制御棒駆動機構20によって
上下方向に駆動される制御棒8は、通常偶数で表示され
る例えば25箇所のラッチ位置(偶数位置)にラッチさ
れている。
の検出は、制御棒駆動機構20内に設けられたPIP3
1のリードスイッチ41によって行なわれる。リードス
イッチ41は15芯ハードワイヤ配線で形成されるPI
Pマトリクス40の交点位置に接続され、制御棒8の挿
入・引抜位置の検出のため各々複数個、具体的には2個
ずつ多重設置されており、制御棒駆動機構20によって
上下方向に駆動される制御棒8は、通常偶数で表示され
る例えば25箇所のラッチ位置(偶数位置)にラッチさ
れている。
【0042】図3に示す各リードスイッチ41の下に示
した数字は、制御棒の動作位置を示しており、制御棒が
その動作位置にきた際に、リードスイッチ41がオンす
るようになっている。
した数字は、制御棒の動作位置を示しており、制御棒が
その動作位置にきた際に、リードスイッチ41がオンす
るようになっている。
【0043】例えば、No.24の動作位置に制御棒が
ある場合には、PIPマトリクス40の配線H7と配線
V6との交点のリードスイッチ41と、配線H2と配線
V4との交点のリードスイッチ41が共にONとなり、
これら両リードスイッチ41の信号は、相互に独立した
制御棒位置検出信号として、位置信号伝送手段32によ
り制御棒位置伝送盤38に多重化状態で送られるように
なっている。そして、これら両制御棒位置検出信号は、
この伝送盤38にて信号変換されて中央制御盤1側の制
御棒位置監視制御盤2に送られ、この制御盤2に備えら
れた多重化コントローラ10にて制御棒位置信号診断が
なされるようになっている。
ある場合には、PIPマトリクス40の配線H7と配線
V6との交点のリードスイッチ41と、配線H2と配線
V4との交点のリードスイッチ41が共にONとなり、
これら両リードスイッチ41の信号は、相互に独立した
制御棒位置検出信号として、位置信号伝送手段32によ
り制御棒位置伝送盤38に多重化状態で送られるように
なっている。そして、これら両制御棒位置検出信号は、
この伝送盤38にて信号変換されて中央制御盤1側の制
御棒位置監視制御盤2に送られ、この制御盤2に備えら
れた多重化コントローラ10にて制御棒位置信号診断が
なされるようになっている。
【0044】制御棒位置監視制御盤2は、制御棒8が選
択あるいは挿入、引抜操作状態にないときには、全ての
制御棒8に対し1本ずつ制御棒位置信号診断が順次行な
われるようになっている。一方、制御棒8が選択あるい
は挿入、引抜操作状態にあるときには、現在行なってい
る順番の制御棒位置信号診断を中止し、操作状態にある
特定の制御棒8を優先して診断するようになっている。
なお、無選択状態に戻ると、再び全ての制御棒8に対
し、1本ずつ順次診断が行なわれる。
択あるいは挿入、引抜操作状態にないときには、全ての
制御棒8に対し1本ずつ制御棒位置信号診断が順次行な
われるようになっている。一方、制御棒8が選択あるい
は挿入、引抜操作状態にあるときには、現在行なってい
る順番の制御棒位置信号診断を中止し、操作状態にある
特定の制御棒8を優先して診断するようになっている。
なお、無選択状態に戻ると、再び全ての制御棒8に対
し、1本ずつ順次診断が行なわれる。
【0045】図4は、制御棒位置信号診断入出力信号の
状態を示すもので、図4は、二重化構成の多重化コント
ローラ10の半分を示している。
状態を示すもので、図4は、二重化構成の多重化コント
ローラ10の半分を示している。
【0046】二重化構成の多重化コントローラ10に
は、図4に示すように、制御棒選択中または無選択の信
号A1 と制御棒挿入または引抜出力信号A2 とからなる
制御棒操作状態信号A、制御棒PIP位置信号B、診断
異常リセット操作信号Cおよび制御棒駆動制御系CPU
正常信号Dが、入力信号として入力されると共に、PI
P位置データ入力表示出力E、位置入力不一致時の警報
・インターロック出力F、不一致時のメモリ書込み完了
表示出力Gおよび診断正常表示Hが、出力信号として出
力されるようになっており、これら各出力信号E〜H
は、多重化コントローラ10で各別に演算された演算結
果が同一である場合にのみ出力されるようになってい
る。
は、図4に示すように、制御棒選択中または無選択の信
号A1 と制御棒挿入または引抜出力信号A2 とからなる
制御棒操作状態信号A、制御棒PIP位置信号B、診断
異常リセット操作信号Cおよび制御棒駆動制御系CPU
正常信号Dが、入力信号として入力されると共に、PI
P位置データ入力表示出力E、位置入力不一致時の警報
・インターロック出力F、不一致時のメモリ書込み完了
表示出力Gおよび診断正常表示Hが、出力信号として出
力されるようになっており、これら各出力信号E〜H
は、多重化コントローラ10で各別に演算された演算結
果が同一である場合にのみ出力されるようになってい
る。
【0047】図5は、原子炉制御棒8が操作された際の
制御棒位置信号診断ロジックを示すものである。
制御棒位置信号診断ロジックを示すものである。
【0048】まず、原子炉制御棒8が操作されない場合
の位置信号診断について説明する。
の位置信号診断について説明する。
【0049】前回の原子炉制御棒8の挿入・引抜位置診
断時の制御棒の位置信号をa1 ,a2 とする。この制御
棒位置信号a1 ,a2 は互いに一致していて正しい位置
信号であるものとする。
断時の制御棒の位置信号をa1 ,a2 とする。この制御
棒位置信号a1 ,a2 は互いに一致していて正しい位置
信号であるものとする。
【0050】この状態で、原子炉制御棒8を選択するこ
とにより、選択された制御棒8に診断対象が切り換えら
れる。このとき、PIP31からの原子炉制御棒の今回
の位置信号がb1 ,b2 であるとすると、多重化コント
ローラ10は、
とにより、選択された制御棒8に診断対象が切り換えら
れる。このとき、PIP31からの原子炉制御棒の今回
の位置信号がb1 ,b2 であるとすると、多重化コント
ローラ10は、
【数1】a1 =b1 ……(1)
【数2】a2 =b2 ……(2)
の両方の演算を行なう。
の両方の演算を行なう。
【0051】ここで、両方が成立していれば、前回の制
御棒位置信号a1 ,a2 を、今回の制御棒位置信号
b1 ,b2 を用いてメモリ内容を更新する。
御棒位置信号a1 ,a2 を、今回の制御棒位置信号
b1 ,b2 を用いてメモリ内容を更新する。
【0052】一方、
【数3】a1 =b1 ……(3)
【数4】a2 ≠b2 ……(4)
であれば、成立している方の位置信号b1 を用いて、前
回の位置信号a1 ,a2を更新する。
であれば、成立している方の位置信号b1 を用いて、前
回の位置信号a1 ,a2を更新する。
【0053】次に、前回の診断時と今回の診断時との間
に、原子炉制御棒の挿入、引抜操作が行なわれた場合の
制御棒位置監視制御盤2での位置信号診断について説明
する。
に、原子炉制御棒の挿入、引抜操作が行なわれた場合の
制御棒位置監視制御盤2での位置信号診断について説明
する。
【0054】まず、図5に示すステップS1において、
PIP31からの旧制御棒位置信号、すなわち前回診断
時の原子炉制御棒8の位置信号a1 ,a2 を読み込むと
共に、ステップS2において、PIP31からの新制御
棒位置信号、すなわち今回の位置信号b1 ,b2 を読み
込む。
PIP31からの旧制御棒位置信号、すなわち前回診断
時の原子炉制御棒8の位置信号a1 ,a2 を読み込むと
共に、ステップS2において、PIP31からの新制御
棒位置信号、すなわち今回の位置信号b1 ,b2 を読み
込む。
【0055】次いで、ステップS3において、制御棒操
作が挿入なのか引抜なのかを判別し、挿入ならば−2
を、また引抜ならば+2を、今回の位置信号b1 ,b2
に加える。ここで、±2は、操作前後のノッチ差分(偶
数位置の1ステップ分)を示している。
作が挿入なのか引抜なのかを判別し、挿入ならば−2
を、また引抜ならば+2を、今回の位置信号b1 ,b2
に加える。ここで、±2は、操作前後のノッチ差分(偶
数位置の1ステップ分)を示している。
【0056】次いで、ステップS4において、次式
【数5】|a1 −b1 |=2 ……(5)
【数6】|a2 −b2 |=2 ……(6)
が成立するか否かを判別し、成立している場合には、ス
テップS5において、前回の制御棒位置信号a1 ,a2
を、今回の制御棒位置信号b1 ,b2 で更新する。
が成立するか否かを判別し、成立している場合には、ス
テップS5において、前回の制御棒位置信号a1 ,a2
を、今回の制御棒位置信号b1 ,b2 で更新する。
【0057】一方、ステップS4において、式(5),
(6)のいずれかが成立しない場合には、ステップS6
において正しいデータを見付け、正しい方の制御棒位置
信号b1 またはb2 を用いて、前回の制御棒位置信号a
1 ,a2 を更新する。
(6)のいずれかが成立しない場合には、ステップS6
において正しいデータを見付け、正しい方の制御棒位置
信号b1 またはb2 を用いて、前回の制御棒位置信号a
1 ,a2 を更新する。
【0058】次いで、ステップS8において、正しくな
い方のデータのPIP31のNo.と位置データとをメ
モリ基板(CPU)8a,8b(図2参照)に記憶さ
せ、ステップS9において、不良データを記録し、蓄積
する。この不良データは、次の定期検査時に特定制御棒
8のPIP31の保修データとして積極的に活用され
る。
い方のデータのPIP31のNo.と位置データとをメ
モリ基板(CPU)8a,8b(図2参照)に記憶さ
せ、ステップS9において、不良データを記録し、蓄積
する。この不良データは、次の定期検査時に特定制御棒
8のPIP31の保修データとして積極的に活用され
る。
【0059】次いで、ステップS10において、リセッ
ト操作を行なった後、ステップS11において、次のP
IP31から入力された制御棒位置信号の診断を行な
う。
ト操作を行なった後、ステップS11において、次のP
IP31から入力された制御棒位置信号の診断を行な
う。
【0060】なお、原子炉制御棒8の挿入・引抜位置信
号診断は高速演算により行なわれるので、挿入または引
抜操作された制御棒8が次のノッチに移動するまでの間
に、何度も行なわれる。
号診断は高速演算により行なわれるので、挿入または引
抜操作された制御棒8が次のノッチに移動するまでの間
に、何度も行なわれる。
【0061】しかして、リードスイッチ41を多重化
し、この位置データを信号診断するようにしているの
で、例えば対をなすリードスイッチ41のうち一方に不
具合(不動作断線状態)が生じても、他方が健全であれ
ば、診断ロジックにより正常な位置データが判断され、
常に位置監視を正常に行なうことができる。このため、
安心して原子力発電プラントの運転監視を行なうことが
できる、また制御棒位置が不明のまま制御棒8を動かす
ような不安全動作を防止することができる。
し、この位置データを信号診断するようにしているの
で、例えば対をなすリードスイッチ41のうち一方に不
具合(不動作断線状態)が生じても、他方が健全であれ
ば、診断ロジックにより正常な位置データが判断され、
常に位置監視を正常に行なうことができる。このため、
安心して原子力発電プラントの運転監視を行なうことが
できる、また制御棒位置が不明のまま制御棒8を動かす
ような不安全動作を防止することができる。
【0062】また、原子炉運転中に発生したリードスイ
ッチ4の故障診断結果はメモリに蓄積されるので、次の
定期検査に入る前に修理対象を正確に把握することがで
き、保全準備が充分にできる。
ッチ4の故障診断結果はメモリに蓄積されるので、次の
定期検査に入る前に修理対象を正確に把握することがで
き、保全準備が充分にできる。
【0063】なお、前記実施例においては、リードスイ
ッチ10を二重化する場合について説明したが、PIP
内部配線、ケーブル、制御棒位置伝送盤内基板あるいは
光伝送ケーブル等の伝送装置も、共有とせずに完全に独
立して設けるようにしてもよい。このようにすれば、リ
ードスイッチ10の故障だけでなく、電線、ケーブル、
コネクタにおる断線等の単一故障に対しても、正常な位
置データを診断することができる。
ッチ10を二重化する場合について説明したが、PIP
内部配線、ケーブル、制御棒位置伝送盤内基板あるいは
光伝送ケーブル等の伝送装置も、共有とせずに完全に独
立して設けるようにしてもよい。このようにすれば、リ
ードスイッチ10の故障だけでなく、電線、ケーブル、
コネクタにおる断線等の単一故障に対しても、正常な位
置データを診断することができる。
【0064】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明に係る制御
棒位置監視制御装置は、制御棒位置検出器を多重化して
いるので、多重化設置の制御棒位置検出器の一方に単一
故障が発生して一方の制御棒位置信号が駄目になって
も、残りが健全であれば正常な制御棒の挿入・引抜位置
検出が可能となり、プラント運転監視の信頼性を大幅に
向上させることができる。
棒位置監視制御装置は、制御棒位置検出器を多重化して
いるので、多重化設置の制御棒位置検出器の一方に単一
故障が発生して一方の制御棒位置信号が駄目になって
も、残りが健全であれば正常な制御棒の挿入・引抜位置
検出が可能となり、プラント運転監視の信頼性を大幅に
向上させることができる。
【図1】本発明に係る制御棒位置監視制御装置の一実施
例を示す全体構成図。
例を示す全体構成図。
【図2】本発明の制御棒位置監視制御装置の構成を示す
系統図。
系統図。
【図3】図1に示す制御棒位置監視制御装置に備えられ
るPIPの内部を示す回路図。
るPIPの内部を示す回路図。
【図4】制御棒位置信号診断時の入出力信号を示す説明
図。
図。
【図5】制御棒が操作された場合の制御棒位置診断ロジ
ックを示す流れ図。
ックを示す流れ図。
【図6】従来の制御棒位置監視制御装置を示す構成図。
【図7】従来の制御棒位置監視制御装置の構成を示す系
統図。
統図。
1 中央制御盤 2 制御棒位置監視制御装置(制御棒位置監視制御手
段) 3 原子炉制御盤 4 制御棒駆動制御盤 5 現場 8 制御棒 10 多重化コントローラ 18,39 光伝送ケーブル 20 制御棒駆動機構 23 原子炉格納容器 30 原子炉位置監視制御装置 31 制御棒位置検出器(PIP) 32 位置信号伝送手段 33 PIPコネクタ 34,36 多芯メタルケーブル 38 制御棒位置伝送盤 40 PIPマトリクス 41 リードスイッチ
段) 3 原子炉制御盤 4 制御棒駆動制御盤 5 現場 8 制御棒 10 多重化コントローラ 18,39 光伝送ケーブル 20 制御棒駆動機構 23 原子炉格納容器 30 原子炉位置監視制御装置 31 制御棒位置検出器(PIP) 32 位置信号伝送手段 33 PIPコネクタ 34,36 多芯メタルケーブル 38 制御棒位置伝送盤 40 PIPマトリクス 41 リードスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 原子炉制御棒の挿入・引抜位置を検出す
るために、多重化して設置された多数の制御棒位置検出
器と、多重化設置の制御棒位置検出器で検出された制御
棒位置検出信号を多重状態で原子炉格納容器外に伝送す
る位置信号伝送手段と、伝送された多重の制御棒位置検
出信号の健全性を診断処理する制御棒監視制御手段と、
この制御棒監視制御手段で診断された正常な制御棒位置
検出信号から制御棒の挿入・引抜位置を表示する原子炉
制御盤とを備えたことを特徴とする制御棒位置監視制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132439A JPH05323086A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 制御棒位置監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4132439A JPH05323086A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 制御棒位置監視制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05323086A true JPH05323086A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15081396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4132439A Pending JPH05323086A (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 制御棒位置監視制御装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05323086A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999033061A1 (en) * | 1997-12-23 | 1999-07-01 | Abb Combustion Engineering Nuclear Power, Inc. | Method for detecting abnormal generation of core control element position signal |
JP2006308385A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Toshiba Corp | 制御棒位置検出装置 |
JP2009180544A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Toshiba Corp | 制御棒位置検出器診断装置及び方法 |
JP2012002652A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Toshiba Corp | 制御棒位置監視装置 |
JP2013250207A (ja) * | 2012-06-01 | 2013-12-12 | Toshiba Corp | 中性子検出器接続ケーブル構造 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4132439A patent/JPH05323086A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8442180B2 (en) | 2005-04-27 | 2013-05-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Control rod position detector |
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