JPH05321946A - クラッチ操作装置 - Google Patents

クラッチ操作装置

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Publication number
JPH05321946A
JPH05321946A JP15593892A JP15593892A JPH05321946A JP H05321946 A JPH05321946 A JP H05321946A JP 15593892 A JP15593892 A JP 15593892A JP 15593892 A JP15593892 A JP 15593892A JP H05321946 A JPH05321946 A JP H05321946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
relay piston
cylinder
relay
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP15593892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaname Suzuki
要 鈴木
Kiyoyuki Takaiwa
清之 高岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッチ操作装置の設置性の改善 【構成】 中継手段40のシリンダを第1中継ピストン
41を有する部分と第2中継ピストン45を有する部分
に分離独立させ、かつ両シリンダ部分52,54をパイ
プ48によって互いに連通させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチ操作装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のクラッチ操作装置を示して
いる。この装置は、パワーシリンダ手段Aとコントロー
ルバルブ手段Bと中継手段Cとを備えている。
【0003】そして、この装置では、図示しないマスタ
シリンダのペダルを踏込むと、ポート1を介して液体が
コントロールバルブ手段Bの液室2に圧送され、バルブ
リフタ3を図2において右方へ作動させる。このバルブ
リフタ3は弁体4を右方へ押込むため、エアーリザーバ
5の圧縮空気は、変圧室6に送られ、さらにパイプ7を
経てパワーシリンダ手段Aの圧力室8に供給される。し
たがって、パワーピストン9は、その圧縮空気によって
図2において右方に押送される。このパワーピストン9
の運動に伴って、ピストンロッド10の先端に係止した
中継手段Cの第1中継ピストン11が連動され、該第1
中継ピストン11の運動は液室12の液体を介して第2
中継ピストン13に伝達され、該第2中継ピストン13
は図2において右方へ押出される。このようにして作動
された第2中継ピストン13は、プッシュロッド14を
介してクラッチ操作レバー15を作動させ、それによっ
てクラッチを切る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
クラッチ操作装置は、パワーピストン9,第1中継ピス
トン11および第2中継ピストン13が直列に配置され
ているため、それらを収容するハウジング17の全長が
長くなる。
【0005】クラッチ操作装置は、一般にトランスミッ
ションの側壁に設置されるが、上記従来のクラッチ操作
装置では、それを設置するためのスペースを確保するの
が難しくなる場合がある。
【0006】また、クラッチ操作装置では、クラッチの
摩耗が限界に達したことを検知するためのクラッチ摩耗
警報スイッチが付設されている。従来のクラッチ操作装
置では、図2に示したように、スイッチ18をトランス
ミッションの側壁に設置し、クラッチ操作レバー15の
限界変位を検知している。
【0007】したがって、上記従来のクラッチ操作装置
では、クラッチ摩耗警報スイッチの設置スペースを確保
しなければならないばかりか、その設置作業も煩雑であ
った。
【0008】そこで本発明の目的は、設置位置の自由度
を高め、さらに各種仕様に対応できるクラッチ操作装置
を提供し、さらにクラッチ摩耗警報スイッチのコンパク
ト化を図ったクラッチ操作装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクラッチ操作装
置では、圧縮空気により駆動されるパワーピストンを有
するパワーシリンダ手段と、前記パワーピストンを駆動
するため前記パワーシリンダ手段に圧縮空気の供給を制
御するコントロールバルブ手段と、シリンダ内に前記パ
ワーピストンの先端に配設した第1中継ピストンおよび
クラッチ操作レバーに連係された第2中継ピストンをそ
れぞれ摺動自在に配設し、前記第1中継ピストンおよび
第2中継ピストンの間に液体を介在させ、前記パワーピ
ストンの動力を前記第1中継ピストン,前記液体および
前記第2中継ピストンを介して前記クラッチ操作レバー
に伝達させる中継手段とを備えたクラッチ操作装置にお
いて、前記シリンダを前記第1中継ピストンおよび前記
液体の一部を収容する第1シリンダ部分と、前記第2中
継ピストンおよび前記液体の他の一部を収容する第2シ
リンダ部分とに分離独立させるとともに、前記両シリン
ダ部分の液体をパイプを介して連通させている。
【0010】さらに、本発明のクラッチ操作装置では、
前記第2シリンダ部分の前記第2中継ピストンの作動域
にクラッチ摩耗警報スイッチを配設している。
【0011】
【作用】本発明のクラッチ操作装置では、パワーピスト
ンおよび第1中継ピストンを備えたアクチュエータ主要
部を任意の位置、例えばトランスミッションの反対側側
壁または車体フレームに設置することもできる。
【0012】また、本発明のクラッチ操作装置では、ク
ラッチ摩耗警報スイッチを第2中継ピストンを収容して
いるシリンダ部分に設置するので、スイッチはコンパク
トになり、かつ設置作業も簡単になる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係るクラッチ操作装置を示
している。
【0014】この装置は、パワーシリンダ手段20とコ
ントロールバルブ手段30と中継手段40とを備えてい
る。そして、これらの各手段は、2つの分離独立したハ
ウジング50a,50bに構成されている。一方のハウ
ジング50aは、シェル51を挾んで2つのシリンダ5
2,53を有している。また、他方のハウジング50b
は、シリンダ54を有している。
【0015】シェル51内にはパワーピストン21が配
設されており、シェル51内を大気圧室22と圧力室2
3とに画成している。また、ハウジング50aにはポー
ト24が形成されており、該ポート24の一端は圧力室
23に開口している。一方、シリンダ53にはフリーピ
ストン55が配設されており、該フリーピストン55は
その一端面でシリンダ53内に液室56を画成してい
る。また、このフリーピストン55の他端面には、パワ
ーピストン21に突設させた第1ロッド21aの先端が
当接している。また、シリンダ53には、液室56に開
口したポート57,58が形成されている。
【0016】上記コントロールバルブ手段30は、シェ
ル51とシリンダ53との間に介在された支持体59に
構成されている。この支持体59には、シリンダ穴31
が形成され、該シリンダ穴31にはバルブリフタ32が
摺動自在に嵌装されている。このバルブリフタ32は、
シリンダ穴31を液室33と変圧室34とに画成してい
る。また、このバルブリフタ32には通路32aが形成
されており、該通路32aの一端はバルブリフタ32の
先端面に開口し、他端は大気に開放されている。また、
支持体59には弁体35が配装されている。この弁体3
5はバルブリフタ32と対向して配置され、コントロー
ルバルブ30の非作動状態で、弁座36に当接し、変圧
室34と圧縮空気供給ポート37との間を遮断してい
る。さらに、この支持体59には、一端が液室33に開
口するポート38が穿設されており、該ポート38は管
路60によってポート58に連通されている。
【0017】また、上記パワーピストン21には第2ロ
ッド21bが突設されている。この第2ロッド21bの
先端には、第1中継ピストン41が構成されており、さ
らに第1中継ピストン41内には閉止弁42が構成され
ている。第1中継ピストン41は、シリンダ52内をリ
ザーバ室43と第1ストローク室44に画成している。
一方、シリンダ54内には、第2中継ピストン45が配
装されており、該シリンダ54内を第2ストローク室4
6と大気圧室47に画成している。そして、上記第1ス
トローク室44と第2ストローク室46は、パイプ48
によって互いに連通されている。また、第2中継ピスト
ン45とクラッチ操作レバー61との間にはプッシュロ
ッド49が介装されている。
【0018】また、シリンダ54の端壁には、クラッチ
摩耗警報スイッチ80が設置されている。このスイッチ
80は、その接触子80aが第2中継ピストン45の端
面に対向して配置されている。
【0019】このように構成されたクラッチ操作装置で
は、リザーバ室43が管路62によってリザーバ63に
連通され、変圧室34が管路64,65を介してダブル
チェックバルブ66の一方の入力口66aに連通され、
さらに該チェックバルブ66の出力口66cから管路6
7を介してポート24に連通されている。そして、ダブ
ルチェックバルブ66の他方の入力口66bは、管路6
8を介して電磁切換弁69に連通され、該切換弁69を
介してエアリザーバ70および大気のいずれか一方に連
通される。この電磁切換弁69はコントローラ71によ
って制御される。また、ポート57は管路72を介して
マスタシリンダ73に連通されている。
【0020】このクラッチ操作装置は以下のように作用
する。マスタシリンダ73のペダル73aを踏込むと、
該マスタシリンダ73の液体は、液室56に圧送され、
さらにコントロールバルブ30の液室33に圧送され
る。したがって、フリーピストン55が図1において左
方に押送され、バルブリフタ32が図1において右方に
押送される。バルブリフタ32が作動されると、該バル
ブリフタ32の先端が弁体35に当接して通路32aを
閉塞し、さらに弁体35を押開いて圧縮空気供給ポート
37と変圧室34とを連通する。すると、エアリザーバ
74の圧縮空気は変圧室34からダブルチェックバルブ
66を経てポート24に供給され、さらに圧力室23に
供給される。この圧力室23に供給された圧縮空気はパ
ワーピストン21を図1において左方に押送する。パワ
ーピストン21が押送されると、それに伴って第1中継
ピストン41も図1において左方に押送され、かつ閉止
弁42が閉塞される。したがって、第1中継ピストン4
1の移動に伴って、第1ストローク室44の液体がパイ
プ48を介して第2ストローク室46に移動し、第2中
継ピストン45を図1において右方へ移動させる。この
第2中継ピストン45は、プッシュロッド49を図1に
おいて右方へ押送し、そして、クラッチ操作レバー61
を作動して、クラッチを切る。
【0021】マスタシリンダ73のペダル73aの踏力
を解除すると、バルブリフタ32は、図1の状態に復帰
する。したがって、変圧室34は通路32aを介して大
気に開放され、圧力室23の圧縮空気をポート24,ダ
ブルチェックバルブ66を介し、さらに変圧室34を経
て大気に放出させる。すると、第1中継ピストン41は
図1に示した状態に復帰し、それに伴って第2中継ピス
トン45も復帰する。そして、クラッチ操作レバー61
を図1に示した位置に復帰させて、クラッチを再び継
ぐ。
【0022】なお、クラッチの動作を自動的に行う場合
には、コントローラ71によって電磁切換弁69を一方
に作動させ、それによってエアリザーバ70の圧縮空気
をチェックバルブ66を経てポート24から圧力室23
に供給し、パワーピストン21を図において左方に移動
させ、またコントローラ71によって電磁切換弁69を
他方に作動させ、それによって圧力室23をチェックバ
ルブ66を介して大気に開放させる。
【0023】ところで、クラッチが摩耗した場合には、
クラッチ操作レバー61の位置が変動し、第2中継ピス
トン45が図1において左方に変位する。クラッチの摩
耗が限界に達すると、第2中継ピストン45がスイッチ
80の接触子80aに当接する。したがって、このスイ
ッチ80によってクラッチの摩耗が限界に達したことが
検出される。
【0024】
【発明の効果】上記したように、本発明のクラッチ操作
装置では、パワーピストンおよび第1中継ピストンを備
えたアクチュエータ主要部と、第2中継ピストンを備え
たクラッチ操作レバーへの連結部とを分離独立させてい
るため、上記アクチュエータ主要部を任意の位置に設置
でき、したがって設置の自由度が高くなる。また、上記
連結部を変更するだけで、第2中継ピストンのストロー
クを変更できるため、安価に各仕様に対応することがで
きる。
【0025】また、本発明のクラッチ操作装置では、ク
ラッチ摩耗警報スイッチをシリンダの端壁に直接設置で
きるので、取付作業が容易となり、しかも安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクラッチ操作装置を示した断面図
である。
【図2】従来のクラッチ操作装置を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
20 パワーシリンダ手段 30 コントロールバルブ手段 40 中継手段 41 第1中継ピストン 42 閉止弁 43 リザーバ室 44 第1ストローク室 45 第2中継ピストン 46 第2ストローク室 48 パイプ 49 プッシュロッド 50a,50b ハウジング 52,53 シリンダ 80 クラッチ摩耗警報スイッチ 80a 接触子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気により駆動されるパワーピスト
    ンを有するパワーシリンダ手段と、前記パワーピストン
    を駆動するため前記パワーシリンダ手段に圧縮空気の供
    給を制御するコントロールバルブ手段と、シリンダ内に
    前記パワーピストンの先端に配設した第1中継ピストン
    およびクラッチ操作レバーに連係された第2中継ピスト
    ンをそれぞれ摺動自在に配設し、前記第1中継ピストン
    および第2中継ピストンの間に液体を介在させ、前記パ
    ワーピストンの動力を前記第1中継ピストン,前記液体
    および前記第2中継ピストンを介して前記クラッチ操作
    レバーに伝達させる中継手段とを備えたクラッチ操作装
    置において、前記シリンダを前記第1中継ピストンおよ
    び前記液体の一部を収容する第1シリンダ部分と、前記
    第2中継ピストンおよび前記液体の他の一部を収容する
    第2シリンダ部分とに分離独立させるとともに、前記両
    シリンダ部分の液体をパイプを介して連通させたことを
    特徴とするクラッチ操作装置。
  2. 【請求項2】 前記第2シリンダ部分の前記第2中継ピ
    ストンの作動域にクラッチ摩耗警報スイッチを配設した
    ことを特徴とする請求項1のクラッチ操作装置。
JP15593892A 1992-05-22 1992-05-22 クラッチ操作装置 Pending JPH05321946A (ja)

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JP15593892A JPH05321946A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 クラッチ操作装置

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JP15593892A JPH05321946A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 クラッチ操作装置

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JPH05321946A true JPH05321946A (ja) 1993-12-07

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ID=15616804

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JP15593892A Pending JPH05321946A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 クラッチ操作装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647920B2 (ja) * 1979-01-02 1989-02-10 Boeing Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647920B2 (ja) * 1979-01-02 1989-02-10 Boeing Co

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