JPS647920B2 - - Google Patents

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JPS647920B2
JPS647920B2 JP54168443A JP16844379A JPS647920B2 JP S647920 B2 JPS647920 B2 JP S647920B2 JP 54168443 A JP54168443 A JP 54168443A JP 16844379 A JP16844379 A JP 16844379A JP S647920 B2 JPS647920 B2 JP S647920B2
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JP
Japan
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flap
support structure
attachment member
wing
trailing edge
Prior art date
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Application number
JP54168443A
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English (en)
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JPS5594895A (en
Inventor
Kei Shii Rudorufu Piitaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
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Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JPS5594895A publication Critical patent/JPS5594895A/ja
Publication of JPS647920B2 publication Critical patent/JPS647920B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C9/00Adjustable control surfaces or members, e.g. rudders
    • B64C9/14Adjustable control surfaces or members, e.g. rudders forming slots
    • B64C9/16Adjustable control surfaces or members, e.g. rudders forming slots at the rear of the wing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C9/00Adjustable control surfaces or members, e.g. rudders
    • B64C9/14Adjustable control surfaces or members, e.g. rudders forming slots
    • B64C9/16Adjustable control surfaces or members, e.g. rudders forming slots at the rear of the wing
    • B64C9/18Adjustable control surfaces or members, e.g. rudders forming slots at the rear of the wing by single flaps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/30Wing lift efficiency
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/40Weight reduction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は翼上面吹付型揚力システム(upper
surface blowing lift system)を有する航空機
のフラツプ支持構造に係る。
近年、すぐれた高速巡航能力を有するととも
に、短距離着陸能力をも有する航空機設計に対す
る関心が高まつて来た。このような航空機は、普
通、“エストール(STOL)機”(即ち、短距離離
着陸型航空機)と呼称されている。低速飛行にお
いて適正な揚力を生じさせるため、エストール機
は、通常、翼に配されたフラツプ装置を用いて、
エンジンからの排出ジエツトを下方に偏向させる
ことによつて揚力を増加させている。
これを行う方法の一つは、翼上面に排出ジエツ
トを吹付け、フラツプを下げたときのコアンダ効
果によつて、排出ジエツトを下方に変更させるこ
とである。そのような航空機の一つの型式は高翼
を備え、排気を翼上面に吹付ける1対のターボフ
アン・エンジンを有する。各エンジンの後方に
は、それぞれ1対のフラツプが配置されている。
前方フラツプは、第1のアームに取付けられ、第
1の回転軸を中心として円弧を成して回転する。
後方のフラツプは第2のアームに取付けられ、前
方のフラツプを支持する第1のアーム上にある軸
線を中心として円弧を成して回転する。
フラツプの各対は、フラツプが翼後端部に設け
た小湾部に収容される引込み位置と、翼下後方に
繰出される展開位置とを有する。各フラツプの前
端部には小パネルが配置され、これらパネルを上
方位置へ動かすと、翼上面と2個のフラツプの上
面とが連続した空力面を形成する。パネルを下方
位置へ動かすと、各フラツプ前端にスロツトが形
成される。かくて、動力が消失した場合、フラツ
プのパネルを、スロツトを開く位置へ移転させ、
翼の抗力を減少させる。
左右各一対のフラツプが完全展開位置に在り、
かつフラツプ・パネルが閉じられているとき、翼
の後縁において下後方に湾曲する空力面を画成す
る。排出ジエツトは左右両翼上面を通り後縁を越
えて、コアンダ効果によつて、前記2対のフラツ
プにより画成された下向きの空力面に添つて流れ
て上向きの推力を生じさせる。
本発明は翼上面排気吹付型フラツプ装置を有す
る航空機に適用される。
このフラツプは、翼後縁の小湾部に引込まれ、
フラツプ翼弦線が主翼翼弦線に概ね整合している
引込位置と、小湾部後縁から下方に延びた完成展
開位置との間を運動する。
フラツプ上面は、フラツプが引込位置と完全展
開位置との間を移動するとき、小湾部後縁に隣接
している接触区域を有する。接触区域においてフ
ラツプの曲率半径は、翼弦方向後方に行くに従い
増大している。どのフラツプ位置においても、接
触区域の一部が小湾部後縁に隣接している。
本発明による支持構造はフラツプを、引込位置
と完全展開位置との間を移動させ、またこれら位
置間の中間位置へ移動させている。これら移動の
場合フラツプ上面が常に後縁に隣接し、主翼上面
と概ね空力的に整合した状態に保たれている。
本支持構造は、引込位置にあるフラツプの下方
に位置し、翼に固定された取付部材を有する。前
方リンクが配設されており、該リンクの下端は前
記取付部材に第1位置において枢動自在に結合さ
れ、上端はフラツプに第2位置において枢動自在
に結合されている。また後方リンクが配設されて
おり、該リンクの下端は第3位置において前記取
付部材に枢動自在に結合され、上端は第4位置に
おいてフラツプに枢動自在に結合されている。
前記第2位置と第4位置との間の第1距離は、
第1位置と第3位置との間の第2距離よりも大き
い。すなわち、フラツプが引込位置に在るとき、
前記両リンクが取付部材から上方に行くに従い、
漸開していくように配列されている。
前記第1、第2、第3及び第4位置は、フラツ
プがその引込位置に存るとき、第1、第2位置を
通つて引かれる第1の線と第3、第4位置を通つ
て引かれる第2の線とが交差するように配置さ
れ、その交差点はフラツプの瞬間回転中心となつ
ている。この瞬間回転中心は、フラツプが引込位
置と展開位置との間を移動する間、フラツプ上面
の接触区域の曲率が変化しているにも拘らず、フ
ラツプ上面が常に小湾部後縁に接触し、主翼上面
と空力的に整合して連続した空力面を形成するよ
うに移動する。
好ましい形態としては、第1、第2、第3及び
第4位置の配置を、フラツプの前記瞬間回転中心
が、接触区域の接触位置における曲率中心の上方
に来るように選択する。さらに、フラツプが、引
込位置から、引込位置と完全展開位置との間の中
間位置に向かつて移動するにしたがつて、瞬間回
転中心が、かなり前方運動成分を有して移動する
ようにする。さらに、フラツプが完全展開位置に
接近すると、瞬間回転中心がほぼ垂直上方へ向つ
て移動するようにする。
フラツプが引込位置に在るとき、第1第2の位
置を通つて引かれる第1の線が、第1の位置から
前上方へ傾斜し、第3第4の位置を通つて引かれ
る第2の線が、前記第1の線に比べ一そう垂直に
近くなるように各位置が選択される。
好ましい形態としては、小湾部の上面が、翼本
来の理想空力輪郭よりも下後方へと偏向させられ
て、フラツプが小湾部上面と出会う位置が、フラ
ツプが理想空力輪郭と出会う位置よりも前方に来
るようにする。
フラツプにスロツト形成能力を与えるために、
前記取付部材に運動可能に取付けられた中間リン
クを配設する。前記前方リンクまたは後方リンク
の下端を中間リンクに結合し、中間リンクの運動
によつてフラツプの前端を下方へ動かし、翼とフ
ラツプとの間にスロツトを形成する。
例えば、前記中間リンクを取付部材に摺動自在
に取付ける。すなわち中間リンクを後方へ摺動さ
せたとき、前記後方リンクが後方へ動きフラツプ
の前端を下方へ移動させるようにする。
別の形態としては、中間リンクを取付装置に枢
動自在に結合する。この場合、中間リンクをピボ
ツト結合点廻りに枢動させフラツプの前端部を下
方へ移動させる作動装置を必要とする。
中間リンクのさらに第2の形態としては、中間
リンクを第5位置において取付部材に結合され
る;第5位置は、フラツプが完全展開位置にある
とき、第3第4位置を結ぶ第2の線の下方に、ま
た第3の位置の前方に位置している。前記作動装
置は、フラツプの前端を下方へ回転させるため、
中間リンクを下方へ動かすようになつている。か
くて、フラツプが完全展開位置に在るとき、フラ
ツプに働く空気力は、フラツプの前端を下方へ回
転させるような中間リンクの回転運動方向と反対
の方向のモーメントを中間リンクに対し与えてい
る。このオーバー・センタ特性は、中間リンクの
作動装置が故障した場合、フラツプがスロツト形
成位置へ移動することを防止している。
本発明の他の特色は以下添付図面を参照してな
される詳細な説明から明らかになるであろう。
本発明を明快に理解できるように、まず、本発
明の支持構造が適用される航空機について一般的
に説明し、ついでそのような航空機の一般的動作
特性につき説明する。そのような航空機は10を
以て第1図に示され、翼上面排気吹付型揚力シス
テムを有するSTOL型航空機(即ち、短距離着陸
型航空機)である。航空機10は胴体12、翼1
4、及び方向航18と昇降舵20とを有する尾部
を有する。胴体12の両側には胴体に隣接して2
基のエンジン22が配設されている。各エンジン
は、その排出ジエツトがノズル24を通つて翼1
4の上面26上方に排出されるように翼14の前
縁に装架されている。在来型の2組の外側フラツ
プ28が配置されている。
翼14の内側位置には1対のフラツプ30が配
設されている。各フラツプ30は関連エンジン2
2のまつすぐ下流に位置している。本発明の構造
は、フラツプ30を引込位置と展開位置との間で
移動させるものである。
巡航モードにおいては、フラツプ30(及び外
側フラツプ部材28)は引込位置にあり、フラツ
プの翼弦線が翼14の翼弦線と整合している。こ
のとき、翼14は、巡航モードに適した大きい揚
抗比をもつ適切な揚力を生じさせる。着陸時に
は、外側フラツプ部材28が、低速度における揚
力を増すため在来の方式で下方へ回転される。フ
ラツプ30も後下方へ回転されるが、多少異る態
様を以て働らく。即ち、フラツプ30の上面は、
翼上面26に沿つて流れて来た排出ジエツトを後
下方に導き、それによつて、排出ジエツトそのも
のを揚力の増加に利用している。この気流の転向
を達成させる現象はコアンダ効果として一般に知
られている。
本発明の構造は特別の形状を有するフラツプ3
0と組合せて用いられる。フラツプ30を引込位
置において示す第2図において、フラツプ30
は、ニー32、後縁34、上面36、及び下面3
8を有する。フラツプ30は翼14の後端に在る
小湾部40内に引込められている。引込位置にお
いて、下面38は翼14の下面42と概ね整合
し、フラツプ上面36の後部は翼14の上面26
から後方へ延びて翼上面26と概ね整合し、フラ
ツプ上面36の前部は翼14の小湾部40内に位
置されている。
解析の便のため、フラツプ30の上面36に翼
弦長に添つて5個の位置を設定する。すなわち:
前端32に直隣する最前方位置44;上面36の
前部分の中間に在る中間前方位置46;フラツプ
30が引込位置に在るときフラツプ上面36が翼
上面26の後縁と合する遷移位置48;フラツプ
面36の後部分の中間に在る中間後方位置50;
及びフラツプ30の後縁34に直隣する後方位置
52である。フラツプ上面36は、曲率半径が位
置44において最小であり、対数渦巻曲線をなし
て遷移位置48に達するまで漸増するような輪郭
を有している。そのあと、フラツプ上面の曲率半
径は主として翼上面26の形状に従つて決定さ
れ、曲率半径は位置48と52との間においてか
なり大きくなる。
本発明の構造は、フラツプ30の上面36がフ
ラツプ運動の全過程を通じて翼上面26の後縁と
接触を維持しつつ、フラツプ30を第2図に示さ
れる引込位置から、中間位置(その1個が第3図
に示されている)を経て、完全展開位置まで移動
させるように構成されている。フラツプ30が第
4図に示されるように完全展開位置に達したと
き、翼14とフラツプ30とによつて形成される
空力的輪郭は、翼上面26の後縁の至近後方にお
ける曲率半径が最小になつている。
フラツプ上面36の上述のような特別の輪郭
は、いくつかの利点を有することが判つている。
第1に、ほぼ一定の曲率半径を有する在来技術の
上面吹付フラツプと比較して、本発明のフラツプ
30はかなり小さいフラツプ面積によつて同等の
揚力を生じさせ得る。第2に、フラツプ30の角
度位置の変化に対応する翼の抗力係数の変化を適
切に選択することが可能となり、航空機の操縦特
性を改善し得る。第3に、フラツプ30を下げた
ときに生じる縦揺れモーメントを、ほぼ一定の曲
率半径を有する在来のフラツプのそれに比べ小さ
くし得る。さらに、本発明の単一部材より成り、
拡大してゆく曲率半径をもつフラツプの価格と重
量は、2個の部材より成り、一定の曲率半径を有
する在来技術のフラツプのそれよりも相当低い。
また、フラツプ支持構造の寸法も、在来技術のフ
ラツプに比べ小さく、その結果、フラツプ支持体
の整形部材も小さくなり巡航時の抵抗が減少す
る。
次ぎに、第2〜4図を参照して、全体として5
4を以て示される本発明の支持構造の第1の実施
例を説明する。支持構造54は取付部材56を有
し、部材56は前上端部58において翼14の後
下部に結合されている。部材56を固定位置に保
持するため、固定リンク60が設けられ、該リン
ク60はその後端部62において部材56の中間
部に結合され、その前端部64において前記結合
点62の前方の位置で翼14の底側に結合されて
いる。取付部材56は後方部分66を有し、該延
長部66は翼14の翼弦線の下方に適当な距離を
置いて位置されている。
フラツプ30を延長部分66に取付けるため、
前方リンク68と後方リンク70が配設されてい
る。前方リンク68は、その下端部を第1位置7
2において延長部分66に枢動自在に結合され、
その上端部を第2位置74においてフラツプ30
の下側に枢動自在に結合されている。
後方リンク70は、その下端部を第3位置76
において延長部分66に結合されている。第3位
置76は第1位置72から適度の距離を以て後方
に離されている。後方リンク70の上端部は第4
位置78においてフラツプ30の下側に枢動自在
に結合されている。第4位置78は第2位置74
の後方に位置されている。第1位置72と第3の
位置76との間の距離は、上方の2個の位置74
と78との間の距離に比べ短かい。したがつて、
フラツプ30が第2図に示される引込位置に在る
ときは、2本のリンク68と70は、下方の位置
72と76から上方の位置74と78に向つて漸
開的に延びている。
添付図面においては、前方リンク68の軸線8
0(第1位置72と第2位置74とを通る線)
は、前述した中間前方位置46の適度に前方の位
置においてフラツプ上面36を通つて延びる。ま
た、フラツプ30が引込位置に在るとき、軸線8
0は、軸線80とフラツプ上面36との交点にお
いてフラツプ上面36に引いた接線に対して、直
角よりも適度に小さい角度を成して交差し、軸線
80は後方リンク70の軸線82よりも大きく前
方へ傾斜している。
後方リンク70の軸線82は、第3位置76と
第4位置78とを通過する。フラツプ30が、第
2図に示すように引込位置に在るとき、軸線82
は概ね遷移位置48でフラツプ上面36を通過し
て、フラツプ上面36と軸線82との交点におい
てフラツプ上面36に接する接線に対して直角よ
りも適度に小さい角度を成す。2本の軸線80と
82とは第1位置72と第3位置76の適度に下
方に在る交点84aにおいて交わる。交点84a
は、フラツプ30が第2図に実線で示される引込
位置に在るとき、フラツプ30の瞬間回転中心で
ある。
油圧ジマツキ86の形式の作動装置が、その前
端88において取付部材56の前上方部に結合さ
れ、その後端90において前方リンク68の中間
点に結合されている。油圧ジヤツキ86はフラツ
プ30を展開位置へ向かつて後方へ移動するよう
に繰出され、またフラツプ30を引込位置へ復帰
させるように後退される。
翼上面26の後端には、パネル92が配置され
ている。斜めリンク94がパネル92と翼14の
構造物とに結合され、パネル92を固定位置に保
持している。渦発生板96がパネル92の位置に
おいて翼上面26に取付けられている。
前記パネル92の後部分98は適度に可撓の弾
性材料から作られ、下方へ向かつて弾性荷重を与
えられており、従つて、後部分98の小湾部後縁
100は、下方へ押し付けられ、上フラツプ面3
6に摺動接触するようにされている。フラツプ3
0が引込位置に在る第2図に示される構成におい
ては、後部分98は、翼上面26からフラツプ上
面36まで延在する理想空力輪郭よりも僅か下方
に位置している。前記理想空力輪郭は第14図に
破線102で示されている。しかし、理想空力輪
郭102からの前記の如き僅小の偏移は、巡航時
における翼上面26とフラツプ上面36との上方
での空気流に対し、重大な影響を及ぼすことはな
い。
フラツプ30の支持要素は適当な整形装置で包
囲される。該整形装置は前部分104aと後部分
104bとを有する。前部分104aは翼の下側
に結合され、後部分104bはフラツプ30の下
側に結合されている。フラツプ30が様々の展開
位置に回転されるとき、2個の整形部材104a
と104bとは第3図に示されるように互いから
簡単に離れる。
本発明の作用を説明すると、航空機10が巡航
モードで飛行しているとき、フラツプ30は翼1
4と共に抵抗力輪郭を形成するように引込位置に
保持されている。航空機10がSTOLモードに飛
行するとき、油圧ジヤツキ86はフラツプ30を
下後方へ移動するため繰出される。本発明におい
ては、たといフラツプ面36の曲率半径が前方向
にフラツプ前方に行くに従い次第に減じても、フ
ラツプ面36の、パネル92の小湾部後縁100
に直隣する部分が、ほとんど垂直方向に変位しな
いように行われる。さらに、フラツプ上面36
の、前記小湾部後縁100に隣接する部分は、フ
ラツプ30が完全展開位置に向かつて運動するに
したがつて、前記後縁100の位置において翼上
面26に対してますます切線方向が一致してく
る。
第3図は引込位置と完全展開位置との間の概ね
中間位置を示している。該位置において、前方リ
ンク68と後方リンク70の夫々の軸線80と軸
線82とは、夫々第1位置72、第2位置76を
中心として回転しており、点84bにおいて交わ
つている。該点84bはフラツプ30が第3図に
示される中間位置に在るときの瞬間回転中心であ
る。従つて、フラツプ30が第2図に実線を以て
示される引込位置から第3図に示される中央中間
位置へ移動するに従つて、フラツプ30の回転中
心は点84aから点84bへ主として前方へ移転
する。しかし、たとい曲率半径が、位置48から
位置46に移るに従い減じても、小湾部後縁10
0が変形されるようなことはない。
第4図において、フラツプ30は完全展開位置
において示されている。この位置においては、前
記2本の軸線80と82は、瞬間回転中心が上方
へ適度に移転して前方リンク68の第1位置72
の至近に隣接する点84cに達している。したが
つて、フラツプ30が第3図に示される中央中間
位置から第4図に示される完全展開位置へ運動す
るにしたがつて、小湾部後縁100に隣接するフ
ラツプ上面36の曲率半径が減じるとともに、瞬
間回転中心は点84bから84cへ上方へ移転
し、以てフラツプ上面36の前記後縁100に隣
接する点を同じ垂直位置に維持することが理解さ
れ得る。これら機能を果たすための諸構成要素の
配列態様は、第14図、第5図及び第6図を参照
して後述する。
本発明の第2の実施例は第7図〜第9図に示さ
れている。第2の実施例の説明において、第1の
実施例の構成要素に似ている第2の実施例の構成
要素は、それらを区別するためのプライム(′)
記号を付記された同じ番号で示されている。
第7図〜第9図に示される第2の実施例は、フ
ラツプ30′がその展開位置においてスロツトを
形成するように後方リンク70′を取付けている
点において第2図〜第4図に示される第1の実施
例と異る。したがつて、第1の実施例の場合と同
様に、フラツプ30′はニー32′、後縁34′、
上面36′及び下面38′を有する。取付部材5
6′が設けられ、それに前方リンク68′と後方リ
ンク70′とが取付けられている。取付部材5
6′の前端部から前方リンク68′に油圧ジヤツキ
86′が結合されている。前方リンク68′は第2
位置74′においてフラツプ30′に直接結合さ
れ、且つ、第1位置72′において取付部材5
6′に枢動自在に結合されている。
前記したごとく、本実施例の主要な相異点は、
後方リンク70′の取付け方式である。後方リン
ク70′の上端部は、第1の実施例の場合と同じ
ように、第4位置78′においてフラツプ30に
直接に枢動自在に結合されている。しかし、その
下端部は106において中間取付部材である中間
リンク108に枢動自在に結合されている。中間
リンク108の端部は、第5位置110において
後方部分66′の後端部に結合されている。中間
リンク108の前端部は112において油圧ジヤ
ツキ114の後端部に結合されている。フラツプ
114の前端部は116において取付部材56′
に結合されている。
第2の実施例の作用を説明するため、初めに第
7図〜第9図を参照する。通常飛行時、油圧ジヤ
ツキ114は引込められており、中間リンク10
8は静止している。フラツプ30′が第7図に示
す引込位置と第8図に示す完全展開位置との間を
運動するときの態様は、第2図、第3図及び第4
図に示した第1の実施例とほぼ同じである。換言
すれば、フラツプ30′は、上面36′が小湾部後
縁100′において翼上面26′に隣接して維持さ
れるように、下方且つ後方に回転する。中間リン
ク108は、結合位置106が第1の実施例の第
3位置76と同じ場所にあり、中間リンク108
の枢動第5位置110は結合位置106の適度後
方に離されている。通常のフラツプ作動時、リン
ク108は取付部材66′に取付けた止め部材1
13に当接し、リンク108の上方向の回転が阻
止される。後方リンクに作用する力は、フラツプ
展開作動中常に引張力である。後方リンク70′
は、結合点110の前方において、リンク108
を上方へ引張り、リンク108は軸線82上方の
位置において、止め部材113に対して常に当接
するように引かれるから、リンク108はフエイ
ル セイフ形態になつている。
中間リンク108の効用は、フラツプ30′展
開位置において、フラツプ30′にスロツト形成
能力を付与することである。即ち、フラツプ3
0′が完全展開位置、または完全展開位置に近い
位置に在るときに動力損失が発生し、抗力を減じ
させるとともに、上面吹付フラツプの形状をスロ
ツト形成フラツプの形状に変えることが希望され
る場合、油圧ジヤツキ114が、中間リンク10
8を結合点110を中心として下後方に回転させ
るように繰出される。このとき、フラツプ30′
の後縁34′は上方へ持上げられ、フラツプ前縁
32′は下方へ回転され、スロツト118′を小湾
部後縁100′とフラツプ上面36′との間に形成
するように後方リンク70′を運動させる効果を
有する。
第10図〜第13図には本発明の第3の実施例
が示されている。前記した2個の実施例の構成要
素に似た第3の実施例の構成要求は、それらを区
別するための二重プライム(″)を付記された前
記と同じ番号を付与される。第3の実施例4は、
後方リンク70″の下後端部が中間取付部材に取
付けられる態様を除き、第2の実施例とほぼ同じ
である。その他の主要な構成要素は第1及び第2
の実施例におけるそれらと実質的に同じであり、
その作動形態もほぼ同じであるから、第3の実施
例の主要な構成要素については特に説明しない。
それらが添付図面において、第1の実施例のそれ
らに対応する参照番号を以て示されていることで
充分であろう。
第3の実施例の、初めの2実施例と区別される
特徴を説明すると、取付部材56″の下後端部に
は、翼14″の翼弦線にほぼ平行な滑路120が
形成されている。詳細には、滑路120はハウジ
ング122を有し、ハウジング122内には2本
の棒124が配置されている。棒124には中間
取付部材であるスライド要素126が装架されて
いる。スライド要素126の下端部は129にお
いて油圧ジヤツキ130の後端部に結合されてい
る。油圧ジヤツキ130はその他端部を取付部材
56″に結合されている。
第3の実施例の作用を説明するため、先ず、第
10図と第11図が参照される。フラツプ30″
は第10図に示される引込位置から、第11図に
示される完全展開位置へ、第1と第2の実施例の
場合とほぼ同じ態様で運動されることは、第1の
実施例の説明と、第10図と第11図とから容易
に理解されよう。
次ぎに第11図と第12図を参照すると、フラ
ツプ30″は第2の実施例の場合とはやや異る態
様でスロツト形成位置(第12図に示される)へ
運動されることが理解されよう。フラツプ30″
が完全展開位置(第11図)に在るとき、スロツ
ト118″を形成するには、油圧ジヤツキ130
を繰出し、スライド要素126を後方へ運動させ
る。これによつて、後方リンク70″は、フラツ
プ30″のニー32″が後方へ回転してスロツト1
18″を形成するように上前の第2位置74″を中
心としてフラツプ30″を回転させるように後方
へ運動される。すでに言及されたごとく、フラツ
プ30″はスロツトを形成することによつて動力
損失の場合に抗力を減少させ、揚力を得させる。
諸構成要素が互いに協働する態様を詳細に説明
するために、第14図を参照する。第14図に示
される作動システムは第2図〜第4図に示される
それとほとんど同じであるが、構成要素の寸法と
位置は作動の精密性を向上させるために少し修正
されている。第14図の構成要素は第2図〜第4
図に示されるそれらと実質的に同じであるから、
同じ番号を用いて表されている。第14図におい
て、前方リンク68と後方リンク70の長さと相
対位置は、リンク68の回転の中心である第1位
置72が、リンク70の回転の中心である第3位
置76の少し上方に位置するように第2図〜第4
図のそれらから修正されている。
第14図において、引込位置(実線で示され
る)から完全展開位置(破線で示される)への運
動時におけるフラツプ30の瞬間回転中心の移動
が140に示されている。この瞬間回転中心の軌
跡は概ね180゜の円弧に近い。初め回転中心は下前
方へ移動し、次いで上前方へ移動し、完全展開位
置への最終運動において、ほとんどまつすぐ上方
へ移動する。
さらに、フラツプ上面36の前部分(位置44
と48との間の部分)の変化する曲率半径は、第
14図において全体として142を以て示される
複数個の半径として図示されている。それぞれの
位置における半径は、後方へ移るにしたがつてそ
の長さを増すことが図面上認められる。曲率中心
は曲線144上に位置している。曲線144の上
端は146に在り、下端は148に在る。点14
6はフラツプ上面36上の位置44における曲率
中心であり、一方、点148は位置48にきわめ
て近い位置における曲率中心である。
すでに記述したように、パネルの後部分98の
小湾部後縁100は適度に短かくされて、理想空
力輪郭102から下方へ変位されている。完全展
開位置におけるパネル後部分98の小湾部後縁1
00と、フラツプ上面との間の不連続はきわめて
重要である。小湾部後縁100は、理想空力輪郭
102に比較して3゜〜5゜下方へ傾斜されている。
したがつて、フラツプ30が完全に下方へ転向さ
れるとき、小湾部後縁100は空気流を3°〜5°下
方へ偏向させはじめ、フラツプ30の前縁44は
小湾部後縁100に対して接線をなすように配置
されているから、ジエツト流はフラツプ上面36
の位置に到達するまでに3゜〜5゜偏向されている。
この特殊な特徴は、フラツプ30の2個の位置
30aと30bとを示す第5図を参照して説明さ
れる。フラツプ30aは、小湾部後縁100が、
理想輪郭102と精密に整合するようにさらに後
方へ、100aを以て示される位置まで、延長さ
れたときのフラツプ30の位置を表わす。一方、
フラツプ30bは、後縁が第14図に示す推奨位
置である102bに在る場合の位置を表わしてい
る。パネル後部分98は短縮され且つ第14図に
示されるように下方へ偏向されているから、30
bに示すように、フラツプ30は、より大きく下
方へ偏向され、また、より前方に位置において、
最下方位置へ展開することが可能である。このこ
とは、さらに、フラツプ30の最下方位置におい
てフラツプ30により生ぜしめられる揚力の中心
を前方へ移転させ、フラツプ・ダウンでの飛行
中、飛行機の縦揺れモーメントを減少させ得る。
パネルの後部分98の小湾部後縁100を短縮
し、下方へ曲げることは、もう一つの利点を有す
る。フラツプ30がその引込位置からその完全展
開位置へ移転するとき、フラツプ面36とパネル
後縁100との間の角度不連続が減少し、このこ
とは、フラツプ30と小湾部後縁100との接触
点における一定のフラツプ直線運動量に対し、フ
ラツプ30の回転量がより大きくなることを意味
する。また、フラツプ30の前縁44の移動距離
も短かくてすむ。このように、フラツプの回転量
が増え移動量が減じることは、フラツプの回転半
径を短縮することになる。したがつて、2本のリ
ンク68と70は、小湾部後縁100が理想空力
輪郭102に沿つて延長され、高く位置される場
合に比べ、短縮され得る。このことは第6図にお
いて認められる。第6図において、リンク68と
70は、短縮され下方へ偏向されたパネル後縁1
00bに対応するフラツプ30bに対し、68b
と70bを以て示されている。図面に見るよう
に、リンク68bと70bの回転中心は、夫々、
72bと76bに位置する。
また、第6図において、理想空力輪郭102に
沿つて延長され、上方に位置する小湾部後縁10
0aと接触しているフラツプ30aは、前記フラ
ツプ30bに比較し、より後方に位置し、より小
さい傾角を有している。第6図におけるフラツプ
位置30aを実現するため、リンク68と70の
位置に関する分析を行い、得られた位置が68a
と70aとを以て示されている。図面に見るよう
に、リンク68aと70aとはフラツプ30の下
方さらに隔つたところに位置する。したがつて、
小湾部後縁100を、位置100aに代えて位置
100bに配置することによつてリンク68と7
0との長さ(したがつて重量)が減少し、フラツ
プ支持体の整形部材の深さが減少し、したがつて
巡航抗力が減少することが理解されるであろう。
かくて、フラツプ30が引込位置からある程度
下方へ偏向されるとき、回転中心は最初前方へ移
動し、一方、小湾部後縁100の位置におけるフ
ラツプ上面の曲率中心は上方へ移動する。フラツ
プが最下方偏向位置近くに接近すると、小湾部後
縁100におけるフラツプ上面の曲率中心はほと
んど垂直方向に移動する。これら運動が適切に組
合わされると、小湾部後縁100の垂直運動はほ
とんど生起せず、そしてさらに、フラツプ上面3
6の輪郭と、後縁の輪郭とが適正に整合し、それ
によつて、フラツプ30が引込位置に在るとき小
湾部後縁100に存在していた角度不連続が除去
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の作動機構を配置した上面吹付
型フラツプを組込んだ航空機の斜視図;第2図は
本発明の第1の実施例の作動機構を取付けた翼弦
線に沿つた断面図であつて、フラツプが引込位置
において示されている図面;第3図は第2図に似
た断面図であるが、フラツプが中間位置にある図
面;第4図はフラツプが完全展開位置にある第2
図に似た断面図;第5図はフラツプに隣接する凹
所パネルの偏向に対応して決定される2個の可能
フラツプ位置を示した図面;第6図は第5図にお
ける2個の位置に対応するリンク機構の構成を示
した第5図に似た図面;第7図は本発明の作動機
構の第2の実施例を示した第2図に似た図面;第
8図は、フラツプをその完全展開位置において示
す、第2の実施例の、第7図に似た図面;第9図
はフラツプがそのスロツト形成位置に移転されて
いる本発明の第2の実施例を示す、第7図及び第
8図に似た図面;第10図はフラツプがその引込
位置にある第3の実施例の断面図;第11図はフ
ラツプが完全展開位置にある第3の実施例の第1
0図に似た断面図;第12図はスロツト形成位置
に移転されているフラツプを示す、第3の実施例
の、第10図及び第11図に似た図面;第13図
は第10図の13−13線に沿つた断面図;第1
4図はフラツプ上面の曲率半径と瞬間回転中心の
移転を示した第1の実施例の断面図である。 図面上、10は『航空機』;14は『翼』;22
は『エンジン』;24は『ノズル』;26は『翼上
面』;28は『外側フラツプ』;30は『後縁フラ
ツプ』;36は『フラツプ上面』;40は『小湾
部』;54は『作動機構』;56は『取付部材』;
60は『固定リンク』;62は『後部分』;68は
『前方リンク』;70は『後方リンク』;80,8
2は『軸線』;86は『油圧ジヤツキ』;92は
『凹所パネル』;96は『渦発生板』を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 翼の後縁部に小湾部が設けられ、フラツプが
    引込位置にあるときは、フラツプの翼弦線が翼の
    翼弦線に小湾部内でほぼ一致し、完全展開位置に
    あるときは、フラツプが小湾部後縁から下方へと
    延びており、フラツプが引込位置と完全展開位置
    との間を移動するとき、フラツプ上面の一部が常
    に小湾部後縁に接触しており、小湾部後縁に接触
    するフラツプ上面の接触区域の曲率半径が翼弦線
    に沿つて後方に行くに従い増大している航空機に
    使用され、上面吹付け揚力システムと組み合わせ
    て用いられるフラツプ支持構造において:該支持
    構造が、引込位置にあるフラツプの下方において
    翼に固定された取付部材と;下端を第1位置72
    において前記取付部材に枢動可能に結合され、上
    端を第2位置74において前記フラツプに枢動可
    能に結合された前方リンクと;下端を第3位置7
    6において前記取付部材に枢動可能に結合され、
    上端を第4位置78において前記フラツプに枢動
    可能に結合された後方リンクとを有し;前記第2
    位置と第4位置との間の距離が第1位置と第3位
    置との間の距離よりも大きく、従つてフラツプが
    引込位置にあるとき、前記2本のリンクは取付部
    材から上方に向かつて互いに離れて行くように延
    びており;前記第1位置と第2位置とを結ぶ第1
    の線と、第3位置と第4位置とを結ぶ第2の線と
    の交点がフラツプの瞬間回転中心となつており、
    該瞬間回転中心がフラツプが移動するに従つて移
    動し、フラツプが回動するときフラツプ上面が常
    に小湾部後縁に接触し、同時にフラツプ上面と翼
    上面とが滑らかに連続するように、前記第1、第
    2、第3、第4の各位置が選択されている支持構
    造。 2 特許請求の範囲第1項記載の支持構造におい
    て:フラツプが引込位置から、引込位置と完全展
    開位置との間の中間位置に向かつて移動するにし
    たがつて、前記瞬間回転中心が主に前方向に移動
    し、フラツプが完全展開位置に接近するとともに
    瞬間回転中心が主に垂直方向上方に移動するよう
    に前記第1、第2、第3及び第4の位置が選択さ
    れている支持構造。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の支
    持構造において:フラツプが引込位置に在ると
    き、前記第1の線が、第1位置から上方且つ前方
    へ傾斜し、前記第2の線が、前記第1の線に比べ
    一層垂直に近いように配列されている支持構造。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
    れか一項に記載された支持構造において:翼上面
    が理想空力輪郭を有し、該理想空力輪郭がフラツ
    プ上面と出会うべき位置よりも前方において、前
    記小湾部後縁がフラツプ上面と接触するように、
    小湾部後縁が前記理想空力輪郭から下方へ偏向さ
    れている支持構造。 5 特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れか一項に記載された支持構造において:前記取
    付部材に運動可能に取付けられた中間取付部材が
    配設され、該中間取付部材に前記前方リンクまた
    は後方リンクの下端が結合され、中間取付部材の
    運動によつてフラツプの前端が下方へ回転され、
    フラツプ上面が小湾部の後縁から離れ、翼とフラ
    ツプとの間にスロツトを形成するようになつてい
    る支持構造。 6 特許請求の範囲第5項記載の支持構造におい
    て:前記中間取付部材が前記取付部材に摺動自在
    に取付けられている支持構造。 7 特許請求の範囲第6項記載の支持構造におい
    て:前記中間取付部材が、前記後方リンクの下端
    部に取付けられ、前記中間取付部材の後方摺動が
    後方リンクを後方へ動かすことによつてフラツプ
    の前端を下方へ回転させるように構成されている
    支持構造。 8 特許請求の範囲第5項記載の支持構造におい
    て:前記中間取付部材が前記取付部材に枢動自在
    に結合され;さらに、中間取付部材を前記枢動自
    在な結合点を中心として動かしてフラツプの前端
    部を下方へ回転させるための油圧ジヤツキが設け
    られている支持構造。 9 特許請求の範囲第8項に記載の支持構造にお
    いて、前記中間取付部材が第5位置において前記
    取付部材に結合され、該第5位置は、フラツプが
    完全展開位置にあるとき、前記第2の線の下方に
    位置するように配置され、前記油圧ジヤツキは前
    記中間取付部材を動かしてフラツプの前端を下方
    へ回転させるように構成され、従つて、フラツプ
    が完全展開位置にあるとき、フラツプに作用する
    空気力学的な力は、前記後方リンクに生じる力を
    介して前記中間取付部材に作用し、フラツプの前
    端を下方へ回転させる中間取付部材の回転運動方
    向と反対の回転方向を有する第5位置回りのモー
    メントを中間取付部材に与えている支持構造。
JP16844379A 1979-01-02 1979-12-26 Working mechanism manufactured so that it be used with upper surface spraying type power system lift system of aircraft Granted JPS5594895A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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US06/000,118 US4283029A (en) 1979-01-02 1979-01-02 Actuating apparatus for a flap system having an upper surface blowing powered lift system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5594895A JPS5594895A (en) 1980-07-18
JPS647920B2 true JPS647920B2 (ja) 1989-02-10

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JP16844379A Granted JPS5594895A (en) 1979-01-02 1979-12-26 Working mechanism manufactured so that it be used with upper surface spraying type power system lift system of aircraft

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JP (1) JPS5594895A (ja)
DE (1) DE2951265A1 (ja)
FR (1) FR2445798B1 (ja)
GB (1) GB2038737A (ja)
IT (1) IT1126858B (ja)

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