JPH05319744A - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置Info
- Publication number
- JPH05319744A JPH05319744A JP12578692A JP12578692A JPH05319744A JP H05319744 A JPH05319744 A JP H05319744A JP 12578692 A JP12578692 A JP 12578692A JP 12578692 A JP12578692 A JP 12578692A JP H05319744 A JPH05319744 A JP H05319744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine room
- frame body
- elevator
- opening
- elevator shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】機械室床２にかご投影面積より大きい開口部４
を設け、その開口部４の周縁に枠体５を設け、この枠体
５の上部に昇降路６と機械室１を遮蔽するしきり板７を
設ける。 【効果】機械室設置における、建築施工の簡略化及び、
建築費の低減を図る事ができる。
を設け、その開口部４の周縁に枠体５を設け、この枠体
５の上部に昇降路６と機械室１を遮蔽するしきり板７を
設ける。 【効果】機械室設置における、建築施工の簡略化及び、
建築費の低減を図る事ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータ装置に係り、
特に、機械室を改善したエレベータ装置に関する。
特に、機械室を改善したエレベータ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の機械室構成は、例えば、特開昭50
−150149号公報に記載の様に構成されている。
−150149号公報に記載の様に構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術はエレベータ
の仕様，速度等によって定められるトップクリアランス
に関して考慮されていない。このトップクリアランスを
確保する事により、昇降路は建物の屋上から突出してし
まう。機械室はこの昇降路の直上に位置するので、建物
の屋上より高い位置に設置される。すなわち、機械室は
建物の屋上をかさ上げして設置される事になるので、建
築施工を複雑にする欠点がある。また、機械室は建物の
屋上より高い位置に設置されているので、建物から機械
室へ行くため建築施工による階段が必要となる欠点があ
る。
の仕様，速度等によって定められるトップクリアランス
に関して考慮されていない。このトップクリアランスを
確保する事により、昇降路は建物の屋上から突出してし
まう。機械室はこの昇降路の直上に位置するので、建物
の屋上より高い位置に設置される。すなわち、機械室は
建物の屋上をかさ上げして設置される事になるので、建
築施工を複雑にする欠点がある。また、機械室は建物の
屋上より高い位置に設置されているので、建物から機械
室へ行くため建築施工による階段が必要となる欠点があ
る。
【０００４】本発明の目的は、建築施工の簡略化と、建
築費の低減を可能としたエレベータ装置を提供すること
にある。
築費の低減を可能としたエレベータ装置を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、昇降路と機械室を遮蔽する機械室床に、
かご投影面積より大きい開口部を設け、その周縁に枠体
を設置し、この枠体の上部に昇降路と機械室を遮蔽する
しきり板を設けた。
成するために、昇降路と機械室を遮蔽する機械室床に、
かご投影面積より大きい開口部を設け、その周縁に枠体
を設置し、この枠体の上部に昇降路と機械室を遮蔽する
しきり板を設けた。
【０００６】
【作用】昇降路と機械室を遮蔽する機械室床に、かご投
影面積より大きい開口部を設け、エレベータの据付工事
等における機械室設置品の搬出，搬入を昇降路を利用し
て行う事ができる。
影面積より大きい開口部を設け、エレベータの据付工事
等における機械室設置品の搬出，搬入を昇降路を利用し
て行う事ができる。
【０００７】機械室床に設けた開口部の周縁に枠体を設
置する事により、建屋受梁の位置に関係なく、機械台，
巻上機を設置する事ができる。
置する事により、建屋受梁の位置に関係なく、機械台，
巻上機を設置する事ができる。
【０００８】枠体の上部に昇降路と機械室を遮蔽するし
きり板を設けた事により、しきり板下部までをトップク
リアランスとして確保する事ができる。
きり板を設けた事により、しきり板下部までをトップク
リアランスとして確保する事ができる。
【０００９】
【実施例】本発明の一実施例を図１，図２により説明す
る。図１は本発明を説明した側面図、図２は平面図であ
る。
る。図１は本発明を説明した側面図、図２は平面図であ
る。
【００１０】機械室１において、機械室床２にかご３の
投影面積より大きい開口部４を設け、その開口部４の周
縁に枠体５を設置する。枠体５は適宜位置に補強材（図
示しない）を取付け、これに掛る荷重に対して変形の生
じないものとする。枠体５の上部に昇降路６と機械室１
を遮蔽するしきり板７を設け、このしきり板７の下部ま
でをトップクリアランスＡとする。機械室床２には開口
部４が設けられているので、このしきり板７により、人
または物が昇降路６へ落下しない様にする。
投影面積より大きい開口部４を設け、その開口部４の周
縁に枠体５を設置する。枠体５は適宜位置に補強材（図
示しない）を取付け、これに掛る荷重に対して変形の生
じないものとする。枠体５の上部に昇降路６と機械室１
を遮蔽するしきり板７を設け、このしきり板７の下部ま
でをトップクリアランスＡとする。機械室床２には開口
部４が設けられているので、このしきり板７により、人
または物が昇降路６へ落下しない様にする。
【００１１】枠体５は昇降路６から機械室１に至る立上
り壁に掛るので、建屋受梁を必要としない。
り壁に掛るので、建屋受梁を必要としない。
【００１２】枠体の高さは、エレベータの仕様，速度等
によって定められるトップクリアランスＡの寸法を確保
できる様にして決める。
によって定められるトップクリアランスＡの寸法を確保
できる様にして決める。
【００１３】本発明の一実施例では枠体５は一段の場合
を示したが、トップクリアランスＡの寸法により複雑段
に取付ける事ができる。
を示したが、トップクリアランスＡの寸法により複雑段
に取付ける事ができる。
【００１４】また、しきり板７の取付けは枠体５の上部
としたが、機械台８の下部とする事もできる。
としたが、機械台８の下部とする事もできる。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、建築施工による昇降路
と機械室を遮蔽する機械室床や、建屋の受梁を必要とし
ないので、建築費の低減を図る事ができる。
と機械室を遮蔽する機械室床や、建屋の受梁を必要とし
ないので、建築費の低減を図る事ができる。
【００１６】また、枠体の高さを高くしたり、枠体の積
重ね等によりトップクリアランスを確保できるので、建
物の屋上をかさ上げせずに機械室を設置する事ができ、
機械室の構造を容易にする事ができる。また、建物から
機械室へ至る階段を必要としないので、建築施工の簡略
化を図る事ができる。更には、建物の屋上のかさ上げを
必要としないので、建物全体の高さを低く押える事がで
きる。
重ね等によりトップクリアランスを確保できるので、建
物の屋上をかさ上げせずに機械室を設置する事ができ、
機械室の構造を容易にする事ができる。また、建物から
機械室へ至る階段を必要としないので、建築施工の簡略
化を図る事ができる。更には、建物の屋上のかさ上げを
必要としないので、建物全体の高さを低く押える事がで
きる。
【００１７】また、エレベータの高速度化等の改造工事
を行う場合にも、枠体の高さや、枠体の積重ね等により
トップクリアランスを確保できるので、既設建物の改造
をする事なく対応できる。
を行う場合にも、枠体の高さや、枠体の積重ね等により
トップクリアランスを確保できるので、既設建物の改造
をする事なく対応できる。
【図１】本発明の一実施例の側面図。
【図２】図１の平面図。
１…機械室、２…機械室床、３…かご、４…開口部、５
…枠体、６…昇降路、７…しきり板、８…機械台。
…枠体、６…昇降路、７…しきり板、８…機械台。
Claims (1)
- 【請求項１】昇降路の頂部に機械室を備えたエレベータ
装置において、機械室床にかご投影面積より大きい開口
部を設け、その開口部の周縁に枠体を設置し、この枠体
の上部に昇降路と機械室とを遮蔽するしきり板を設けた
事を特徴とするエレベータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12578692A JPH05319744A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12578692A JPH05319744A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | エレベータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05319744A true JPH05319744A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14918829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12578692A Pending JPH05319744A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05319744A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7299896B1 (en) * | 1998-09-29 | 2007-11-27 | Otis Elevator Company | Elevator system having drive motor located adjacent to hoistway door |
| JP2009154990A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの機械台倒れ止め装置 |
| CN111017680A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-17 | 康力电梯股份有限公司 | 一种电梯机房钢丝绳入口的保护装置 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP12578692A patent/JPH05319744A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7299896B1 (en) * | 1998-09-29 | 2007-11-27 | Otis Elevator Company | Elevator system having drive motor located adjacent to hoistway door |
| JP2009154990A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの機械台倒れ止め装置 |
| CN111017680A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-17 | 康力电梯股份有限公司 | 一种电梯机房钢丝绳入口的保护装置 |
| CN111017680B (zh) * | 2019-12-30 | 2024-05-14 | 康力电梯股份有限公司 | 一种电梯机房钢丝绳入口的保护装置 |
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