JP2888394B2 - エレベータの作業床 - Google Patents

エレベータの作業床

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floor
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和夫 国藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの昇降路内
の機器や部材の取付けに際し用いられるエレベータの作
業床に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータの据付け工事等にあっては、
昇降路内の壁面等に、例えば乗かごやつり合いおもりを
案内するガイドレールを固定するブラケットなどの各種
の機器および部材が取付けられる。このような取付作業
は作業者が作業床に乗って行なうが、作業者の手が上記
壁面に届かなくてはならないため、壁面まで作業床を張
り出す必要がある。そして、従来のエレベータの作業床
として、例えば実開昭63−31070号公報に記載さ
れるものを挙げることができる。
【0003】図3は従来のエレベータの作業床を示す斜
視図、図4は図3の作業床の平面図である。
【0004】従来のエレベータの作業床は、昇降路1内
に配設される本設用の乗かご床2の上に固定される固定
部3a、および固定部3aに摺動自在に係合される摺動
部3bを有するスライドベース3と、摺動部3b上に設
置される作業床4とが備えられている。そして、例えば
図4に示すつり合いおもり5を案内するガイドレール6
を固定するブラケット7を壁面1aに取付ける場合、図
3に示すように作業床5を壁面1a方向に摺動させて作
業を行なうようになっている。これにより、作業の安全
と能率の向上をはかることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のエレベータの作業床では、スライドベース3の係合
機構や、スライドベース3を乗かご床2あるいは作業床
5に取り付けるための多数の部材が必要になることか
ら、構造が複雑で製作に時間がかかり、製作原価が高く
なるという問題がある。また、作業床5を昇降路1の壁
面1a方向に摺動させて作業を行なえるものの、作業床
5の形状は限られており、作業空間に制約を受けるとい
う問題もある。
【0006】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、簡単な構造で広
い作業空間を得ることのできるエレベータの作業床を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、エレベータの昇降路内を昇降可能なエレベ
ータの作業床において、ワイヤロープによって懸垂され
る作業床本体と、この作業床本体に設けられた一つの回
動支点を中心に、この作業床本体の床面とほぼ同一面内
を回動可能に形成される補助作業床とを備えた構成にし
てある。
【0008】
【作用】本発明は上記のように構成したので、ワイヤロ
ープによって懸垂される作業床本体は、上記ワイヤロー
プの移動に伴い昇降路内を昇降するとともに、補助作業
床を装着しており、この補助作業床は通常時、上記作業
床本体に収納されている。そして、作業床本体に補助作
業床が収納された状態では作業者の手が届かない作業が
要される場合、上記の補助作業床を支点を中心として上
記昇降路の壁方向へ回動させ、この補助作業床により作
業者は作業をするようになっている。これによって、従
来の作業床のようにスライド部材を要することがないと
ともに、作業床本体と補助作業床のそれぞれで作業が可
能となるので、簡単な構造で広い作業空間を得ることが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のエレベータの作業床の実施例
を図に基づいて説明する。図1は本発明のエレベータの
作業床の一実施例を示す斜視図、図2は図1の作業床の
平面図である。なお、上述した図3、図4に示すものと
同等のものには同一符号を付してある。すなわち、1は
昇降路、1aは壁面、2は乗かご床、5はつり合いおも
り、6はガイドレール、7はブラケットである。
【0010】本実施例のエレベータの作業床は図1に示
すように、ワイヤロープ8によって懸垂され、乗かご床
2の側部に立設するかご枠10の上部に位置するクロス
ヘッド11上に配設される作業床本体12と、この作業
床本体12に装着され、支点13を中心として図2に示
す昇降路1の壁面1a方向への回動が可能な補助作業床
14とが備えられている。また、作業床本体12、およ
び補助作業床14の縁部に立設される手摺り15と、扇
形状をなす補助作業床13の支点13とは異なる他の角
部にそれぞれ形成される穴16、17と、作業床本体1
2に形成され、穴16、17と対向可能な図示しない穴
と、これらの穴16、17に挿入されるストッパピン1
8とが設けられている。
【0011】この実施例にあっては、ワイヤロープ8の
移動により乗かご床2、かご枠10、クロスヘッド1
1、作業床本体12、補助作業床14が一体的に昇降路
1内を昇降するが、通常時、つまり、昇降路1内の機器
の据付けに際し壁面1aまで作業者が手を伸ばす必要が
ない場合は、図2の破線によって示すように作業床本体
12に補助作業床14を収納するとともに、補助作業床
14の穴17と作業床本体12に形成される穴とにスト
ッパピン18を挿入して補助作業床14を固定し、この
状態で所定の作業が行なわれる。一方、例えばガイドレ
ール6を固定するブラケット7を取付けるときのように
壁面1aまで作業者が手を伸ばすことを要する場合に
は、図1および図2の実線で示すように、補助作業床1
4を支点13を中心として壁面1a方向へ回動させると
ともに、補助作業床14の穴16と作業床本体12に形
成される穴とにストッパピン18を挿入して補助作業床
14を固定し、この補助作業床14上にて作業を行なう
ようになっている。
【0012】このように構成した実施例では、従来の作
業床のようにスライド部材を要することがないととも
に、補助作業床14を回動させることによって作業床本
体12と補助作業床14のそれぞれで作業を行なうこが
できるので、簡単な構造で広い作業空間を得ることがで
きる。
【0013】なお、昇降路1内に取付ける機器および部
材が長尺である場合などにあっては、あらかじめ補助作
業床14を回動させた状態として、作業床本体12と補
助作業床14とのそれぞれに上記機器および部材を積載
可能とすることもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、簡
単な構造で広い作業空間を得ることができ、これによっ
て、製作原価の削減、および作業効率の向上を図ること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの作業床の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1の作業床の平面図である。
【図3】従来のエレベータの作業床を示す斜視図であ
る。
【図4】図3の作業床の平面図である。
【符号の説明】
1 昇降路 8 ワイヤロープ 12 作業床本体 13 支点 14 補助作業床 16、17 穴 18 ストッパピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの昇降路内を昇降可能なエレ
    ベータの作業床において、ワイヤロープによって懸垂さ
    れる作業床本体と、この作業床本体に設けられた一つの
    回動支点を中心に、この作業床本体の床面とほぼ同一面
    内を回動可能に形成される補助作業床とを備えたことを
    特徴とするエレベータの作業床。
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