JPH05319717A - エレベータの位置検出装置 - Google Patents

エレベータの位置検出装置

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JPH05319717A
JPH05319717A JP4126199A JP12619992A JPH05319717A JP H05319717 A JPH05319717 A JP H05319717A JP 4126199 A JP4126199 A JP 4126199A JP 12619992 A JP12619992 A JP 12619992A JP H05319717 A JPH05319717 A JP H05319717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
guide rail
pressing force
pulse generator
elevator
Prior art date
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Pending
Application number
JP4126199A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Takigawa
行洋 瀧川
Yoshio Kamiya
代詞男 神谷
Tatsuo Miyake
立郎 三宅
Motoo Shimoaki
元雄 下秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベータ据付時に、ローラを案内レールへ
押圧する押圧力の調節が不要で、エレベータ据付作業を
迅速に行うことが出来るとともに、調節ミスによる誤作
動が生じないエレベータの位置検出装置を得る。 【構成】 かご1の上面に、腕9の一端部を回動自在に
軸支して取り付ける。腕9の自由端側に案内レール2に
接触して転動するローラ3aと、ローラ3aの回転軸に
連結されてローラ外周の移動量に比例したパルスを発生
するパルス発生器3bとを取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの位置検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開昭61−277573
号公報に示された従来のエレベータの位置検出装置の要
部を拡大して示す正面図である。図において、1はエレ
ベータのかご、2は昇降路内に設けられ、かご1をガイ
ドする案内レール、3は案内レール2に当接するローラ
3aと、ローラ3aの外周の移動量に比例したパルスを
発生するパルス発生器3bからなるローラ形パルス発生
器である。4aはローラ形パルス発生器3の取付軸で、
取付軸4aによってローラ形パルス発生器3は枠体4b
に枢着されている。ローラ形パルス発生器3と枠体4b
の間には、ばね4dが介在設置され、調節ねじ4cでば
ね4dのばね力を調節できるようになっている。従っ
て、ローラ3aはばね4dによって案内レール2に押圧
され、この押圧力は調節ねじ4cで調節できるようにな
っている。そして、取付軸4a、枠体4b、調節ねじ4
c、ばね4dを主要部材としてローラ形パルス発生器取
付装置4が構成されている。このローラ形パルス発生器
取付装置4はかご1を案内するガイド装置5に固着され
ている。6はパルス発生器が発信する信号を伝送する信
号伝送ケーブルである。
【0003】上記のように構成された従来のエレベータ
の位置検出装置では、ローラ3aを案内レール2へ押圧
する押圧力が調節ねじ4cによって所定の強さに調節さ
れているので、ローラ3aは空回りすることなく転動
し、かご1の昇降移動量に比例した回転数でパルス発生
器3bを回転させる。パルス発生器3bで発生したパル
ス信号は信号伝送ケーブル6を介して中央演算処理装置
(図示せず)に入力され、かご1の昇降方向や駆動電動
機(図示せず)の回転方向の検出に利用される。さら
に、パルス信号は中央演算処理装置(図示せず)で演算
処理され、演算結果に基づくかご1の加速指令や減速指
令等を発することによってかご1の速度制御を行った
り、あるいは、かご1の走行位置を検出して位置表示等
の信号制御を行ったりするのに利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベータの位置検出装置では、ローラ3aを案内レール
2へ押圧する力を適正にするために調節ねじ4cを調節
する必要がある。この調節の際、調節ねじ4cのねじ込
みが足りないとローラ3aを案内レール2へ押圧する力
が弱い為にローラ3aが空回りし、逆にねじ込み過ぎる
と押圧力が強過ぎて摩擦力が大きくなり、ローラ3aが
早期に摩耗するという不具合が生ずる。従って、この様
な不具合を生じないように調節ねじ4cの調節作業は慎
重に行う必要があるが、慎重を期する為にエレベータ据
付作業の遅延の原因になっていた。また、調節ねじ4c
は人の手で調節しているので押圧力が一定せず、この為
エレベータの位置検出装置自体が信頼性に欠けるという
問題点もあった。このような問題点を解決する手段とし
て、ばね4dの圧縮量調節範囲を大きくすることも考え
られるが、かかる手段によると線径が細く、ばね長が長
い特殊なばねが必要になり、コストアップになったり、
大きな設置スペースが必要になったりするという新たな
問題点を生ずることになる。
【0005】本発明は、係る課題を解決するためになさ
れたものであり、エレベータ据付時におけるローラの案
内レールへの押圧力の調節が不要で、エレベータ据付作
業を迅速に行うことが出来るとともに、調節ミスによる
誤作動も生じないエレベータの位置検出装置を得ること
を目的としている。さらに、製作時に押圧力の調整が容
易にできるエレベータの位置検出装置を得ることを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエレベータ
の位置検出装置においては、一端部が回動自在にかご側
に軸支された腕と、該腕の自由端側に取り付けられ、案
内レールに接触して転動するローラと、該ローラの回転
軸に連結されてローラ外周の移動量に比例したパルスを
発生するパルス発生器とを備えたものである。
【0007】また、ローラが案内レールを押圧する押圧
力を調整する押圧力調整錘を腕の自由端側に取り付けた
ものである。
【0008】
【作用】上記のように構成されたエレベータの位置検出
装置では、腕とローラとパルス発生器に作用する重力
が、ローラを案内レールに押圧する押圧力として働く。
また、押圧力調整錘がローラを案内レールに押圧する押
圧力の調整を容易にする。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1は第1の発明の実施例1の全体構成を示
す斜視図、図2は図1の要部を拡大して示す斜視図であ
り、図において従来例を示した図5と同一部分には同一
符号を付し説明を省略する。7はガイド装置5の上面に
一片が固定されたL形金具であり、他片を案内レール2
側に対向させて、案内レール2から一定の距離を隔てて
配置されている。8はL形金具7の直立片に直交し案内
レール2側に突出させて固定された軸、9は軸8に直交
し、その一端部を軸8に回動自在に軸支された板状のパ
ルス発生器3bの取付金具である。取付金具9の中央部
にはパルス発生器3bとローラ3aを連結する連結軸1
0が挿通される挿通孔9aが設けられている。パルス発
生器3bは取付金具9の昇降路側の面に固定され、その
回転軸(図示せず)は挿通孔9aを介して案内レール2
側に延出している。パルス発生器3bの回転軸には連結
軸10を介してローラ3aが取り付けられ、ローラ3a
の周面が案内レール2に当接している。
【0010】図1に示す実施例1では、ローラ3aを案
内レール2に押圧する押圧力Fはローラ3a、パルス発
生器3b、取付金具9及び連結軸10の総重量W、ロー
ラ3a、パルス発生器3b、取付金具9及び連結軸10
からなる系の重心Gから取付金具9の回動中心の軸線ま
での垂直距離A、及びローラ3aと案内レール2の接点
から取付金具9の回動中心の軸線までの垂直距離Bによ
って決定される。即ち、押圧力Fと総重量W、垂直距離
A、及び垂直距離Bの関係を数式で表すと、F=W×A
/Bのようになる。従って、総重量W、距離A、及び距
離Bを予め一定の値に設定することによって、押圧力F
を一定値にすることができる。そこで、予め適切な押圧
力Fを試験的に求め、この押圧力を発揮するように総重
量W、距離A、及び距離Bを設定し、L形金具7を所定
の位置に取り付けるようにした。そして、この状態でか
ご1が昇降すれば、ローラ3aは一定の押圧力Fによっ
て案内レール2に押圧されているので空回りすることな
く転動し、かご1の移動距離に比例した回転数をパルス
発生器3bに伝達することができる。
【0011】実施例2.図3は第1の発明の実施例2の
要部を拡大して示す斜視図である。図3に示すように、
ローラ3aとパルス発生器3bの間に歯車を組み合わせ
た(図示せず)増速装置12を介在させ、ローラ3aの
回転を連結軸10及び増速装置12を介してパルス発生
器3bに伝達するようにした点が実施例1のものと異な
っている。本実施例では増速装置12がローラ3aの回
転数を所望の回転数に増速してローラ3aに伝達する。
【0012】図3に示す実施例2では、ローラ3aの外
径に関係無く所定の回転数をパルス発生器3bに伝達す
ることができるので、ローラ3aの外径を大きくするこ
とができる。ローラ3aを回転させるのに必要な力P
は、ローラ3aの外径に反比例するのでローラ3aの外
径を大きくすれば力Pは小さくてよい。ところで、力P
はローラ3aを案内レール2へ押し付ける押圧力Fと、
ローラ3aと案内レール2間の摩擦係数μの積によって
求められる摩擦力Qによって得られるので、ローラ3a
の外径を大きくすれば、押圧力Fが小さくてもローラ3
aは空回りし難くなり、より安定した回転をパルス発生
器3bに伝達できる。
【0013】実施例3.図4は第2の発明の一実施例の
要部を拡大して示す斜視図である。第1の発明では、押
圧力Fがローラ3a、パルス発生器3b、取付金具9及
び連結軸10の総重量W、及びこれらの構成部品の取付
位置によって設定されるので、製作した後に押圧力を調
整することは困難である。そこで、本発明では図3に示
すように取付金具9の自由端部に押圧力調整錘11を取
り付け、これによって押圧力を調整できるようにしたも
のである。本発明によれば、押圧力調整錘11の増減に
よって押圧力を容易に調整することができる。
【0014】実施例4.上記実施例1,2,3では位置
検出装置をかご1の上部に取付けたものを示したが、か
ご1の下部に取付けても上記実施例1,2,3と同様の
効果が得られる。
【0015】実施例5.上記実施例1,2,3,4では
ローラ3aを案内レール2の側面に押圧するものを示し
たが、案内レール2の頭面にローラ3aを押圧する構造
にしても所期の目的を達成できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、腕とロ
ーラとパルス発生器にかかる重力が、ローラを案内レー
ルに押圧する押圧力として作用するようにしたので、エ
レベータ据付時にローラの案内レールへの押圧力の調節
が不要となり、エレベータ据付作業を迅速に行うことが
出来ると共に、調節ミスによる誤作動も生じない。ま
た、押圧力調整錘によってローラを案内レールに押圧す
る押圧力を調整できるようにしたので、押圧力を容易に
調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例1の全体構成を示す斜視図
である。
【図2】図1の要部を拡大して示す斜視図である。
【図3】第1の発明の実施例2の要部を拡大して示す斜
視図である。
【図4】第2の発明の実施例3の要部を拡大して示す斜
視図である。
【図5】従来のエレベータの位置検出装置の要部を拡大
して示す正面図である。
【符号の説明】
1 かご 2 案内レール 3a ローラ 3b パルス発生器 9 取付金具(腕) 11 押圧力調整錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下秋 元雄 稲沢市菱町1番地 三菱電機株式会社稲沢 製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部が回動自在にかご側に軸支された
    腕と、該腕の自由端側に取り付けられ、案内レールに接
    触して転動するローラと、該ローラの回転軸に連結され
    てローラ外周の移動量に比例したパルスを発生するパル
    ス発生器とを備えたことを特徴とするエレベータの位置
    検出装置。
  2. 【請求項2】 ローラが案内レールを押圧する押圧力を
    調整する押圧力調整錘を腕の自由端側に取り付けたこと
    を特徴とする請求項1記載のエレベータの位置検出装
    置。
JP4126199A 1992-05-19 1992-05-19 エレベータの位置検出装置 Pending JPH05319717A (ja)

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JP4126199A JPH05319717A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 エレベータの位置検出装置

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JP4126199A JPH05319717A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 エレベータの位置検出装置

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JPH05319717A true JPH05319717A (ja) 1993-12-03

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ID=14929163

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JP4126199A Pending JPH05319717A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 エレベータの位置検出装置

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JP (1) JPH05319717A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7540358B2 (en) 2004-05-31 2009-06-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Elevator apparatus including main and auxiliary sensors
US7950499B2 (en) * 2005-11-29 2011-05-31 Mitsubishi Electric Corporation Control apparatus for an elevator responsive to car-mounted position detectors

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7540358B2 (en) 2004-05-31 2009-06-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Elevator apparatus including main and auxiliary sensors
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