JPH0531866B2 - - Google Patents

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JPH0531866B2
JPH0531866B2 JP59242745A JP24274584A JPH0531866B2 JP H0531866 B2 JPH0531866 B2 JP H0531866B2 JP 59242745 A JP59242745 A JP 59242745A JP 24274584 A JP24274584 A JP 24274584A JP H0531866 B2 JPH0531866 B2 JP H0531866B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、カラー原稿の画像を読み取り装置に
関し、例えば、カラースキヤナ等に利用されるも
のである。
<従来技術> 従来、カラー原稿の画像の読み取りについて
は、 (1) 白色光源と赤、緑、青の3原色の各フイルタ
及びそれぞれに対応した3個のセンサによる方
法、 (2) 複数の密着型センサの各々の上に、赤フイル
タ、緑フイルタ、青フイルタ、赤フイルタ、緑
フイルタ、青フイルタ、赤フイルタ、……とい
うように順次に赤、緑、青のフイルタを設置す
る方法、等が提案されているが、現時点で実用
化されているのは、(1)の方法による大形にドラ
ム式のカラースキヤナのみである。
しかし、本出願人は、既に、赤、緑、青の螢光
灯を順次に点滅させて、単一のセンサによりカラ
ー読み取りを行なう装置を提案している。
<発明の目的> 本発明は、上述のカラー原稿の画像読取装置に
おいて、(1)ホワイトバランス法、(2)螢光灯の点灯
後の出力変化による読み取り精度劣化を防止する
方法、(3)赤、緑、青の強調または抑制による色相
調整の方法を実行するようにしたカラー原稿のカ
ラー画像読取装置を提供することを目的とする。
<発明の構成> 本発明によるカラー画像読取装置は、赤、緑、
青の3原色の蛍光灯を順次に発光させ、この発光
によるカラー原稿に対する各色の反射光を単一の
CCDセンサで受光してカラー画像の読み取りを
行う装置において、 カラー画像の読み取り前に、基準白金板への上
記赤、緑、青の各蛍光灯を最初に予め決められた
期間T1それぞれ発光させ、かつ次回より上記期
間T1に基づいて決定される期間に応じて上記各
色の蛍光灯を発光させる手段と、 上記基準白色板から各色の蛍光灯の発光期間に
応じた反射光を上記CCDに受光した時の読み取
り値と、予め決められた基準値とを比較する比較
手段と、 該比較手段の比較結果に基づき、次回の発光期
間Tn(n=1以上の整数)を、前回の発光期間
Tn-1にT1/2n-1の期間の加算又は減算を行うこ
とで上記発光手段にて各蛍光灯を発光する期間を
決定する演算手段と、 上記演算手段により求めた期間に基づいて、上
記発光手段による各蛍光灯の発光期間を制御し、
該制御を所定回数(n)繰り返す制御手段と、 該制御手段による所定回数の繰り返しにより上
記演算手段にて求められた期間を各色毎の発光期
間として各色毎に記憶する記憶手段と、 を備え、上記カラー画像の読み取り時に、上記記
憶手段に記憶された期間に基づいて各色の蛍光灯
を順次発光させてカラー画像を読み取ることを特
徴とする。
<実施例> 第2図は、カラー読み取り装置の光学系の概略
構成を示す。カラー原稿1にガラス台2を介して
赤、緑、青の3個の螢光灯3,4,5の各々の発
光が順次に照射され、この反射光がミラー6、レ
ンズ7を経てCCDセンサ8に入射する。
基準白色部9は、カラー原稿1の読み取りを行
なう前に、赤、緑、青の螢光灯3,4,5の発光
のこの基準白色部9における反射光をCCDセン
サ8に与えて、後述するホワイトバランス法を行
なうためのものである。この基準白色部9は可視
光領域で良く可視光を(100%近く)反射し、可
視光領域の反射率が一様であるような材質が選定
される。なお、基準白色部9は、図示しないパル
スモータにより駆動されて読み取り位置へ移動可
能である。
第3図は同一条件で赤、緑、青の螢光灯3,
4,5を発光させ、基準白色部9で反射して
CCDセンサ8に到達した光の波長に対する相対
強度の一例を示し、Rが赤色光、Gが緑色光、B
が青色光の各々の反射強度である。第4図は第3
図と同じ波長域におけるCCDセンサの分光感度
特性を示す。この第3図と第4図から明白なよう
に、同一条件で赤、緑、青の螢光灯を順次に点滅
した場合に、例えば、青の螢光灯の発光に対する
CCDセンサの出力が最も大きく、赤の螢光灯の
発光に対するCCDセンサの出力が最も小さい。
すなわち、同一の発光条件では、CCDセンサの
出力はそれぞれ同一にはならない。
このように、赤、緑、青の各螢光灯の発光強度
やCCDセンサの赤、緑、青の各波長域における
感度の違い、あるいは、赤、緑、青の各螢光灯の
読み取りラインへの光の照射角度の違いなどによ
り、各色相におけるCCDセンサの出力データの
AD変換精度が異なり、カラー読み取りの精度を
低下させることになる。
この対策として、本発明では、ホワイトバラン
ス法を実行する。さらに、本発明では、螢光灯の
点灯後の出力変化による読み取り精度の劣化を防
ぐとともに、赤、緑、青の色相強調または抑制に
より色相調整を容易に行なえるようにする。
第1図は、カラー読み取り装置の構成を示す。
点灯回路11は、制御回路10からの点灯信号
RFL、GFL、BFLに応じて、各信号が“1”で
ある期間赤、緑、青の螢光灯3,4,5をそれぞ
れ点灯させる。CCDセンサ8は、第5図に示す
ように、N個の受光素子S1ないしSNからなるセ
ンサ部22と、Nビツトのアナログシフトレジス
タ23とが、転送ゲート24を介して接続され
る。このCCDセンサ8は、制御回路10からの
パルス信号φT、φ1、φ2、φRによつて駆動され、
出力バツフア25の出力信号V0がサンプルホー
ルド回路12に入力される。第6図は信号φT
φ1、φ2、φR、V0、サンプルホールド信号SH、サ
ンプルホールドした後のCCD出力υ0のタイミン
グチヤートを示す。CCDセンサについては、公
知であるので、詳しくは説明しない。
ADコンバータ13は、ビツト長Kを例えば8
とすると、DAコンバータ14から与えられる基
準電圧VREFを255(=2K−1)とし電圧0vを0とし
て、サンプルホールドしたCCD出力υ0を255段階
にAD変換する。また、|υ0|≧|VREF|のとき
は、ADコンバータ13の出力は、常に255(=
FFH)である。また、υ0≦0である。DAコンバ
ータ14は制御回路10からの制御信号TSHD
“1”のときは、出力VREF(n)は−2vで固定であ
る。制御信号TSHDが“0”のときは、 VREF(n)=−2v×1/255(7k=0 n・2k) である。ここで、Dk、(n)(k=0、……、7)
は、シエーデイングメモリ15から送られる
CCDセンサ8のn番目のエレメントの8ビツト
2進データである。
シエーデイングメモリ15は、赤、緑、青の螢
光灯3,4,5のそれぞれの発光による基準白色
部9の反射光に対するサンプルホールドした
CCD出力υ0がAD変換された3×N×K(=8)
ビツトの2進データを記憶し、それぞれN×K
(=8)ビツトのRメモリ16、Gメモリ17、
Bメモリ18よりなる。このシエーデイングメモ
リ15には、制御回路10からリードライト信号
R/とメモリセレクト信号S1,S2が与えられ
る。メモリセレクト信号S1,S2がともに“0”の
ときはRメモリ16が選択され、信号S1が“1”
で信号S2が“0”のときはGメモリ17が選択さ
れ、信号S1が“0”で信号S2が“1”のときはB
メモリ18が選択される。このシエーデイングメ
モリ15は、赤、緑、青の螢光灯3,4,5の管
長方向の光量のばらつき、レンズ7による光量の
ばらつきあるいはCCDセンサ8の感度のばらつ
き等を総合的に補正する処理のために用いられ
る。
ピーク値検出回路19は、第7図に示すよう
に、AD変換されたCCD出力υ0の8ビツトデータ
をA入力に受け、制御回路10からの8ビツトの
比較データをB入力に受ける。そして、その出力
信号SprERは、A入力、B入力のそれぞれの2進
データをAk,Bkとすると、 7k=0 Ak・2k7k=0 Bk・2k すなわちA入力≧B入力のとき“1”であり、 7k=0 Ak・2k7k=0 Bk・2k すなわちA入力<B入力のとき“0”である。
パルスモータドライプ回路20は、紙送り用の
パルスモータ21を駆動する。そして、制御回路
10からの信号F/Bが“1”のとき前進させ、
信号F/Bが“0”のとき後退させる。また、制
御回路10からのステツプ送り信号PMSTPの一
度の立ち上がりで、パルスモータ21は1ステツ
プ回転する。この紙送りについては、本発明とは
無関係であるので、説明は省略する。
第8図は基準白色部9の反射光に対するCCD
出力υ0の赤、緑、青の各補正データをシエーデイ
ングメモリ15に書き込んだ後、リードライト信
号R/を“1”として、カラー原稿1の読み取
り動作を行なうときのタイミングチヤートを示
す。ここで、赤、緑、青についての読み取りの周
期TRGBは、7つの期間TR1、TR2、TG1、TG2
TB1、TB2、TWAITより成る。TR1、TG1、TB1
CCDセンサ8において光エネルギを積分する期
間、TR2、TG2、TB2はCCD出力υ0をAD変換する
期間、TWAITはこのカラー読み取り装置に接続さ
れる外部機器(例えば、ミニコンピユータ又はパ
ーソナルコンピユータ)とのデータの伝送時間を
合せるための待ち時間及び赤、緑、青の螢光灯
3,4,5の発光強度のばらつきを吸収するため
に設けられた調整用時間である。
なお、(1)螢光灯点灯初期の点灯状態が不安定で
あるため、各点灯信号をCCDの積分期間の開始
より時間TDだけ前から出力する。(2)積分期間中
はCCD内のアナログシフトレジスタに漏れ込む
光により発生する電荷の影響を除くため、通常の
クロツク周波数f0より高い周波数4f0でCCDのア
ナログシフトレジスタを駆動する。(3)(2)の理由に
より、本来の色情報を含んだ電荷と異なる色の螢
光灯の発光による電荷が混じる(混色)のを防ぐ
ために、本来の色情報のCCD出力をAD変換する
期間は螢光灯の発光を停止する。の以上の3点に
ついて、本出願人は既に特許出願を行なつてい
る。
以下、赤、緑、青の発光の基準白色部9での反
射光に対するCCD出力υ0の均一化、及び、シエ
ーデイングメモリ15への補正処理後のCCD出
力υ0のデータすなわちシエーデイン波形系データ
の書き込みについて説明する。まず、手順順とし
て、 (イ) 周期TRGBの決定、 (ロ) パルスモータを駆動して基準白色部9を読み
取り位置へ移動、 (ハ) 赤の螢光灯の発光期間の決定、 (ニ) 赤のシエーデイング波形データのRメモリ1
6への書き込み、 (ホ) 緑の螢光灯の発光期間の決定、 (ヘ) 緑のシエーデイング波形データのGメモリ1
7への書き込み、 (ト) 青の螢光灯の発光期間の決定、 (チ) 青のシエーデイング波形のBメモリ18への
書き込み、 (リ) 赤、緑、青の螢光灯の順次点滅開始、 となるが、上述の(ハ)、(ニ)について第9図のタイミ
ングチヤートと第1図にもとづいて説明する。
この場合、DAコンバータ14に与えられる制
御信号TSHDは“1”であり、ADコンバータ13
に与えられる基準信号VRHFは−2vに固定される。
また、ピーク値検出回路19のB入力に与えられ
る比較データは、約−1.725vに相当する220
(DCH)である。なお、この比較データを255(=
FFH)としないのは、後述する色相強調を行なう
ためである。
次に、赤の反射光エネルギの積分期間PR(第8
図)を決定するのであるが、第9図に示すよう
に、先ず、赤の螢光灯3の点灯信号RFLが時間
TDと予じめ設定された最大の積分期間PMAXの1/2
の和の期間出力され、赤の螢光灯3がこの期間発
光する。このときのCCD出力υ0は220(約−
1.725v)に満たないので、ピーク値検出回路19
の出力信号SOVERは“0”である。したがつて、
次の走査では積分期間はPMAX/2+PMAX/4と
なり、これに対応したCCD出力υ0のピーク値が
220(約−1.725v)を越すので、信号SOVERは“1”
となる。この結果、次の走査では積分期間は
PMAX/2+PMAX/4−PMAX/8となる。このよ
うな一連の判定動作を8回繰り返し、CCD出力
υ0のピーク値をほぼ220(約−1.725v)近づけた段
階で、シエーデイングメモリ15のRメモリ16
へシエーデイング波形データを書き込む。
上述のようにして、赤の反射光エネルギの積分
期間PRを決定し、CCD出力υ0のピーク値が約−
1.725vの状態でシエーデイングメモリ15のRメ
モリ16へシエーデイング波形データを書き込
む。そして、同様の方法で、緑の反射光エネルギ
積分期間PGの決定とシエーデイング波形データ
のGメモリ17への書込み及び及び青の反射光エ
ネルギの積分期間PBの決定とシエーデイング波
形データのBメモリ18への書込みを行なう。従
つて、赤、緑、青色蛍光灯を、最初に決められた
発光期間(T1)に基づいて発光させ、基準の白
色板9からの反射光によるCCD8の各出力v0(8
ビツトデータにAD変換された値)と基準値(制
御回路10からの8ビツトの比較データ)を、第
7図の比較手段であるピーク値検出回路19によ
り結果の大小により、次回の発光期間T2をT1±
T1/2として演算し、該演算した期間T2に基づ
き蛍光灯を発光させ、これによるCCDの出力v0
と、基準値と再度大小関係を比較し、次の発光期
間T3を前回の発光期間T2±T1/22として演算す
る。これを本実施例によれば8回繰り返し、これ
により得られた発光期間T8を、7回目の発光期
間T7に対しT1/27の加算又は減算により求める。
このようにして求められた発光期間が、シエーデ
ンイングメモリ15のR、G、Bメモリ16,1
7,18に記憶される。
以上のように、基準値とCCD8の出力v0との
比較結果により、前回の発光期間Tn-1に、対し
次回の発光期間Tnは、Tn=Tn-1±T1/2-1(た
だし白色基準値を反射光の読み取り前における蛍
光灯の発光期間T0=0である)にて決定し、こ
れを所定回数、つまり本発明実施例においてはそ
れを“n=8”度繰返すことで求められた発光期
間が、上述のメモリ16,17,18に記憶され
る。該発光期間は、上述したCCDによる読み取
り期間となる積分期間に対応する。
以後、固定された発光期間で赤、緑、青の螢光
灯3,4,5の順次点滅を行なうのであるが、本
発明では直ちにカラー読み取りの動作を行なわな
い。この理由は、螢光灯の点滅開始直後の発光出
力と点滅開始より数分後の発光出力とでは、点滅
による螢光灯自身の温度変化等により、レベル及
び波形が若干異なり、その結果、第10図に示す
ように、CCD出力υ0のレベルと波形が異なるか
らである。本発明では、数秒ないし数十秒の間上
記状態で順次点滅動作を続け(この期間をTREADY
とする)、それ以後、再び赤、緑、青の発光期間
の決定動作と、シエーデイングメモリ15のリフ
レツシユを行なつてから、カラー読み取り動作に
入る。なお、この期間TREADYは、カラー原稿1の
大きさ等により、カラー読み取り装置自体で決定
してもよいし、接続される外部機器(ミニコンピ
ユータ、パーソナルコンピユータ等)により指示
されるようにしてもよい。また、カラー原稿が1
が小さく、カラー読み取りが短時間で終了する場
合には、1回の赤、緑、青の発光期間の決定の
後、直ちにカラー読み取り動作に入つてもよい。
カラー読み取りに入ると、制御信号TSHDが“0”
になり、リードライト信号R/が“1”にな
る。
上述の一連の動作フローを第11図に示す。
以上は、いわゆるホワイトバランスを取つてカ
ラー読み取りを行なうときの手順であるが、以下
では、ホワイトバランスをくずした状態、つまり
赤、緑、青の色相強調を行なつてカラー読み取り
を行なう場合について説明する。
先ず、制御信号TSHDが“1”でピーク値検出回
路19には比較データとして約−1.725vに相当す
る220(=DCH)が与えられ、赤、緑、青の発光期
間を決定し、各々のCCD出力υ0のピーク値が−
1.725vの状態で、赤、緑、青のシエーデイング波
形データをシエーデイングメモリ15に書き込
む。
次に、赤を弱める場合は、再度、ピーク値検出
回路19に比較データとして例えば約−1.57vに
相当する200(=C8H)を与え、赤の発光期間を第
9図における手順により再度決定する。しかし、
このときにはシエーデイングメモリ15のRメモ
リ16への再書き込みは行なわない。このように
して決定された赤、緑、青の発光期間にもとづい
てカラー読み取りを行なうと、赤を弱めたつまり
緑と青を強調したカラー読み取りが行なえる。こ
の場合のカラー読み取りにおけるCCD出力υ0
ADコンバータ13に与えられる基準電圧VREF
関係を第12図に示す。また、赤を強調する場合
には、ピーク値検出回路19の比較データとして
例えば約−2vに相当する255(=FFH)を与え、上
述と同様に、赤に発光期間を決定してカラー読み
取りを行なう。この場合のCCD出力υ0と基準電
圧VREFの関係を第13図に示す。第14図はこの
色相強調の場合の動作フローを示す。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明のカラー画像の読
取装置によれば、画像の読み取り前に、予め基準
白色板に反射光に基づく各蛍光灯毎の発光期間に
よるCCDの読み取り出力が一定(同一)になる
ように発光期間の調整を行い、これに基づいてカ
ラー画像の読み取り時に蛍光灯の発光期間、つま
りCCDによる読み取り期間(積分期間)により
読み取りを行うため、カラー画像の3色分解によ
りカラー画像を忠実に読み取ることができる。
また、上記発光期間を求める際に、白色板によ
るCCD出力と基準値との比較結果により、先の
発光期間に最初の発光期間T1/2nの加算又は減
算を行うため、一義的に決められる固定値を加算
又は減算するものに比べ、各色毎の発光期間の調
製時間を短くできると共により細かな調製を可能
にできる。
しかも、画像読み取り前に、決定した発光時間
に基づき、強調又は抑制したい色に対応する蛍光
灯を上述の調整により求めた発光期間と異なるよ
うに決定するため、容易に必要なカラー画像の特
定色の強調又は抑制による読み取りを行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の構成を示すブロツク
図、第2図は本発明実施例のカラー読み取り装置
の光学系の概略構成を示す図、第3図は3原色の
相対反射強度特性を示すグラフ、第4図はCCD
センサの分光感度特性を示すグラフ、第5図は
CCDセンサの構成を示すブロツク図、第6図は
CCDセンサの動作タイミングチヤート、第7図
は第1図の部分詳細ブロツク図、第8図は本発明
実施例のカラー読み取りの動作タイミングチヤー
ト、第9図は本発明実施例の動作タイミングチヤ
ート、第10図は本実施例のCCD出力の波形図、
第11図と第14図は本発明実施例の動作フロー
チヤート、第12図と第13図は本発明実施例の
CCD出力υ0と基準電圧VREFの関係を示す波形図
である。 1……カラー原稿、3,4,5……螢光灯、8
……CCDセンサ、9……基準白色部、10……
制御回路、11……点灯回路、12……サンプル
ホールド回路、13……ADコンバータ、14…
…DAコンバータ、15……シエーデイングメモ
リ、19……ピーク値検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 赤、緑、青の3原色の蛍光灯を順次に発光さ
    せ、この発光によりカラー原稿に対する各色の反
    射光を単一のCCDセンサで受光してカラー画像
    の読み取りを行う装置において、 カラー画像の読み取り前に、基準白色板への上
    記赤、緑、青の各蛍光灯を最初に予め決められた
    期間T1それぞれ発光させ、かつ次回より上記期
    間T1に基づいて決定される期間に応じて上記各
    色の蛍光灯を発光させる手段と、 上記基準白色板から各色の蛍光灯の発光期間に
    応じた反射光を上記CCDに受光した時の読み取
    り値と、予め決められた基準値とを比較する比較
    手段と、 該比較手段の比較結果に基づき、次回の発光期
    間Tn(n=1以上の整数)を、前回の発光期間
    Tn-1にT1/2n-1の期間の加算又は減算を行うこ
    とで上記発光手段にて各蛍光灯を発光する期間を
    決定する演算手段と、 上記演算手段により求めた期間に基づいて、上
    記発光手段による各蛍光灯の発光期間を制御し、
    該制御を所定回数n繰り返す制御手段と、 該制御手段による所定回数の繰り返しにより上
    記演算手段にて求められた期間を各色毎の発光期
    間として各色毎に記憶する記憶手段と、 を備え、上記カラー画像の読み取り時に、上記記
    憶手段に記憶された期間に基づいて各色の蛍光灯
    を順次発光させてカラー画像を読み取ることを特
    徴とするカラー画像読取装置。 2 所望の色の蛍光灯を、上記記憶手段に記憶さ
    れた発光期間に基づいて異ならせて発光させ、所
    望の色を強調又は抑制して読み取ることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のカラー画像読取
    装置。
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JPS5979676A (ja) * 1982-10-27 1984-05-08 Canon Inc 多色画像情報読み取り装置

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JPS61121565A (ja) 1986-06-09

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