JPH0822005B2 - カラ−画像読取装置 - Google Patents

カラ−画像読取装置

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JPH0822005B2
JPH0822005B2 JP61208653A JP20865386A JPH0822005B2 JP H0822005 B2 JPH0822005 B2 JP H0822005B2 JP 61208653 A JP61208653 A JP 61208653A JP 20865386 A JP20865386 A JP 20865386A JP H0822005 B2 JPH0822005 B2 JP H0822005B2
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寿 遠藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー画像読取装置に関する。
〔概要〕
本発明はカラー画像読取装置において、 異なる波長のレーザビームを発生する複数のレーザ
と、複数のレーザビームをそれぞれ時系列的に順次偏光
させる複数の光偏向素子とを含み走査部材を光学的に走
査する光走査手段と、上記走査部材を走査に先立つ前走
査時に、走査部に載置された反射部材からの偏光された
上記レーザビームの反射光を受光面に結像するように配
置された光電変換素子と、この光電変換素子からの上記
レーザビームの各出力電圧とそれぞれに対応して設定さ
れた基準電圧とを比較してその比較結果に基づき上記光
偏向素子の回折素子を変化させる回折効率制御手段とを
含むことにより、 装置の小形化を図るとともに、安定に動作し、効率的
に画品質の向上した読取画像が得られるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
従来のカラー画像読取装置は、 A.例えば螢光灯のような白色光を光源としてカラー画像
を照射し、カラー画像からの反射光をR(赤)、G
(緑)、B(青)各色に対する補正フィルターを透過さ
せ、それぞれの光電変換素子からの光電変換出力を得る
ことによって、カラー画像を読み取る構成、 B.さらに読取系を単純化するため、光電変換素子は1個
だけ載置し、各色に対する補正フィルターを交換して、
同一原稿を複数回走査することによってカラー画像を読
み取る構成、 であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記カラー画像読取装置Aは、 複数個の光電変換素子群を必要とするため、装置が
大形化しかつコスト高となる、 光電が共通であるため、光源における各色ごとの原
稿照射光量調整が不可能であり、よって光電変換素子の
入力電圧を変化させることで感度特性を変化させている
ため不安定となる、 等の欠点があった。
また、上記カラー画像読取装置Bは、 原稿を複数回走査するため、原稿読取時間が長くな
り効率的でない、 補正フィルターを交換するごとに、光電変換素子に
対する入力電圧を変化させる必要があるため、光電変換
素子の感度劣下が著しく、読取画像の画品質を低下させ
る、 等の欠点があった。
本発明の目的は、上記の欠点を除去することにより、
小形化され、かつ安定に動作し、効率的に画品質の向上
した読取画像が得られるカラー画像読取装置を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、異なる波形のレーザビームを発生する複数
のレーザと、複数のレーザビームをそれぞれ時系列的に
順次偏光させる複数の光偏向素子とを含み偏光されたレ
ーザビームにより走査部材を光学的に走査する光走査手
段と、上記走査部材の走査に先立つ前走査において走査
部に載置された反射部材で反射された上記レーザビーム
の反射光が受光面に結像するように配置された光電変換
素子と、この光電変換素子からの上記レーザビームの各
波長ごとに出力とそれぞれ対応して設定された基準出力
値とを比較し、その比較結果に基づき上記各光偏向素子
の回折効率を変化させて上記各波長ごとのレーザビーム
の入射パワーを制御する回折効率制御手段とを含むこと
を特徴とする。
〔作用〕
複数のレーザから発生される各レーザビームはそれぞ
れ光偏向素子で偏光され、走査部材は光学的に走査し、
走査部材で反射されたレーザビームを一個の光電変換素
子で受けて電気的な画像信号に変換出力する。
そして、上記走査部材の走査に先立つ前走査時に、回
折効率制御手段により、走査部上に載置した例えば白色
板からなる反射部材から反射光による上記光変換素子の
出力値をあらかじめ設定された基準出力値と比較し、そ
の比較結果に基づき上記光偏向素子の電力制御信号を制
御し、その回折効率を変化させて上記光電変換素子の出
力が所定の値に一定となるようにする。
従って、レーザ光源の出力変化および走査光学系にお
ける汚れ等による変化があっても、常に一定した光品質
の画像出力が得られるとともに、構成が簡単化され小形
化が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図、第2図および第3図は、それぞれ本発明の一
実施例を示す機械構成の斜視図、電気的構成のブロック
図およびレーザビーム群偏光状態遷移図である。
本実施例は、波長の異なるレーザ光源11、12および13
と、光偏向素子21、22および23と、複数3個のレーザビ
ームを同一光軸に合わせる光軸結合部30と、反射鏡41、
回転多面鏡42およびE・θレンズ44とから構成される走
査光学系40と、走査部材としての原稿台50と、光電変換
素子60と、基準画信号記憶回路70と、回折効率制御回路
80と、光偏向素子の駆動回路91、92および93と、前走査
の段階に各光偏向素子21、22および23の駆動回路91、92
および93を駆動して、前走査の段階で基準読取原稿を波
長の異なるレーザ光源でそれぞれ順次走査するように制
御する光偏向素子切換器100とを含む。
また、基準画信号記憶回路70は、A・D変換器71、72
および73と、基準パルス記号Hに従い動作するメモリ7
4、75および76とを含み、回折効率制御回路80は、演算
器81、82および83と、D・A変換器84、85および86と、
電力制御回路87、88および89とを含んでいる。
そして、本実施例は次のように構成される。
第1図に示すように、波長の異なるレーザ光源11、12
および13からの各レーザビームは各該当する光偏向素子
21、22および23に与えられる。光偏向素子21、22および
23は、例えば音響光学効果を利用したもので、例えば14
0MHzの一定の基準駆動周波数信号Mが入力されると偏向
され、かつ出力制御可能なレーザビームが得られる。光
偏向素子21、22および23による順次偏光されたレーザビ
ームは、プリズム等で構成され光軸結合部30にそれぞれ
入射される。各偏光されたレーザビームは、光軸結合部
30にて同一光軸に集光され、各レーザビームは反射鏡41
を経て回転多面鏡42を照射する。回転多面鏡42は回転軸
の周囲に固定して隣接配置される複数個の反射鏡を有
し、各反射鏡は回転軸心を中心に正多角形を形成する。
回転軸はモータ43によってX方向に等速回転する。回転
多面鏡42を照射したレーザビームは、回転多面鏡42の回
転で主走査方向に偏向され、F・θレンズ44を経て走査
部200を主走査する。主走査200からの反射光は集光レン
ズ61によって光電変換素子60に入射される。
原稿台50上の走査面上端部に、例えば白色板からなる
反射部材51が載置され、原稿台走査面にはカラー反射原
稿が載置される。原稿台50には割りナット52が固着さ
れ、走査時に図外の駆動機構で回転する送りネジ53とか
み合って走査台50を副走査方向Yへ移動させる。
次に、本実施例の動作について説明をする。
走査に先立つ前走査段階において、光偏向素子切換器
100から各駆動回路91、92および93を経て、各光偏向素
子21、22および23にそれぞれ動作させる制御信号E、F
およびGが順次出力される。第3図に示すように、制御
信号Eが出力されレーザ光源11用の光偏向素子21の制御
が完了すると、次に制御信号FおよびGが出力され、同
様の制御が光偏向素子22および23についても実施され
る。なお、第3図においてTは副走査1ライン分読取時
間を示す。
ここでは、一例としてレーザ光源11の場合について説
明する。電力制御回路87からの電力制御信号Mと基準駆
動周波数記号Nが光偏向素子21に入力される。ここで、
光偏向素子21に供給する電力制御信号Mを、例えば電力
P=1mWの一定値を入力すると、反射部材51から反射ビ
ームLが集光レンズ61を経て光電変換素子60に入力され
る。回転多面鏡42を回転すると、F・θレンズ44からの
レーザビームを受けて光電変換素子45は基準パルス信号
Hを発生し、第2図に示すように、基準パルス信号Hが
基準画信号記憶回路70中のメモリ74に供給される。演算
器81には、メモリ74から図外の外部設定信号に従いあら
かじめ設定された基準画信号としての基準の8ビットデ
ィジタル信号と、電力制御信号Mを入力して光偏向素子
21から出射されたレーザビームによって、反射部材51か
らの反射ビームLが光電変換素子60によりアナログ信号
に変換されA・D変換器71を経た8ビットのディジタル
信号とが入力される。そしてこれら両ディジタル信号の
比較を行い、その比較結果に基づいて、電力制御信号M
を制御し、光偏向素子21の回折効率を変移させて、光電
変換素子60からの出力を一定に制御する。
すなわち、光電変換素子60からの出力は、レーザ光源
11の出力変化および走査光学系40における反射鏡41およ
びF・θレンズ44の汚れ等によって光偏向素子21に与え
る電力制御信号Mが一定であっても反射部材51からの反
射ビームLによる光電変換素子60からの出力は一定とな
らないが、本実施例によれば、常に一定値の光電出力が
得られる。また、メモリ74からの読出信号を変化させれ
ば、カラー画像の色特性の再現が容易であり、色特性変
化も可能である。
これはレーザ光源12および13についても同様に説明で
きる。
以上で前走査における照射光量補正が完了し、次に原
稿第50に載置された原稿の走査について説明する。前走
査と同様に、光偏向素子切換器100から各駆動回路91、9
2および93を経て各光偏向素子21、22および23をそれぞ
れ動作させる制御信号E、FおよびGが順次出力され、
副走査1ラインごとに、それぞれの前走査によって得ら
れた回折効率制御データにより光量補正された波長の異
なる複数の偏光されたレーザビームが、カラー画像を走
査することによって、原稿からの各偏光されたレーザビ
ームによる反射光は順次光電変換素子60に入力され、図
外のA・D変換器によってディジタル信号に変換された
後、図外のメモリ機能を有する外部機器に出力される。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明は、複数の波長の異なる
レーザビームを光源として使用することによって、カラ
ー画像読取装置をコンパクトに構成でき、各光偏光素子
の回折効率を変化させることにより、光源光量の劣下、
原稿条件の相違等による補正が可能となるため、読取画
像の画品質を大幅に向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の機構構成を示す斜視図。 第2図はその電気的構成を示すブロック図。 第3図はそのレーザビーム偏向状態遷移図。 11〜13……レーザ光源、21〜23……光偏向素子、30……
光軸結合部、40……走査光学系、41……反射鏡、42……
回転多面鏡、43……モータ、44……F・θレンズ、45、
60……光電変換素子、50……原稿台、51……反射部材、
52……割りナット、53……送りねじ、70……基準画信号
記憶回路、71〜73……A・D変換器、74〜76……メモ
リ、80……回折効率制御回路、81〜83……演算器、84〜
86……D・A変換器、87〜89……電力制御回路、91〜93
……駆動回路、100……光偏向素子切換器、200……走査
部、E、F、G……制御記号、H……基準パルス信号、
L……反射ビーム、M……電力制御信号、N……基準駆
動周波数信号、T……副走査1ライン分読取時間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる波長のレーザビームを発生する複数
    のレーザ(11、12、13)と、複数のレーザビームをそれ
    ぞれ時系列的に順次偏光させる複数の光偏向素子(21、
    22、23)とを含み偏向されたレーザビームにより走査部
    材(50)を光学的に走査する光走査手段(40)と、 上記走査部材の走査に先立つ前走査において走査部に載
    置された反射部材(51)で反射された上記レーザビーム
    の反射光が受光面に結像するように配置された光電変換
    素子(60)と、 この光電変換素子からの上記レーザビームの各波長ごと
    の出力とそれぞれ対応して設定された基準出力値とを比
    較し、その比較結果に基づき上記各光偏向素子の回折効
    率を変化させて上記各波長ごとのレーザビームの入射パ
    ワーを制御する回折効率制御手段(70、80、91、92、9
    3)とを 含むことを特徴とするカラー画像読取装置。
JP61208653A 1986-09-03 1986-09-03 カラ−画像読取装置 Expired - Lifetime JPH0822005B2 (ja)

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