JPS6141270A - カラ−画像読取装置 - Google Patents

カラ−画像読取装置

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JPS6141270A
JPS6141270A JP16371384A JP16371384A JPS6141270A JP S6141270 A JPS6141270 A JP S6141270A JP 16371384 A JP16371384 A JP 16371384A JP 16371384 A JP16371384 A JP 16371384A JP S6141270 A JPS6141270 A JP S6141270A
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afterglow
memory
subtraction
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔説明の順序〕 〈技術分野〉 〈従来技術〉 〈発明の目的〉 〈発明の構成〉 〈実施例〉 ta)螢光部およびフィルタについて (b)構成の概略 (C1動作の概略 (d+具体的な構成 (e)具体的な動作 〈発明の詳細な 説明〕 く技術分野〉 この発明はカラーファクシミリやカラースキャナー等に
利用され、原稿のカラー画像情報を色信号に分解してC
CDセンサで読み取るカラー画像読取装置に関する。
〈従来技術〉 従来のカラー画像読取装置としては、 (1)光源に白色光源を用い、CCDセンサの前でR,
G、Bの各フィルタを機械的に切り換えて色分解をする
方法。
(2)光源に白色光源を用い、三つのセンサとそれらの
センサの前に配置されたR、G、Bフィルタを使用して
色分解する方法。
が提案されている。しかし上記(1ンの方法はフィルタ
を高速で切り換えることができず、また(2)の方法は
三つのセンサの相対的位置合わせが難しく高精度のR,
G、Bの読み取りを行うことかできない欠点がある。こ
れらの欠点を解決するためには、フィルタと組み合わせ
たR、G、Bの三つの螢光部を用い、これらの螢光部の
オン、オフを電気的に切り換えることにより色分解する
方法が考えられるうしかし、螢光部の発光スペクトルに
は一般に水銀輝線による急峻な発光スペクトルが存在す
るため(405nm、436nm、546nm、587
nm近辺)、これらの水銀輝線を発光帯域から除去しな
ければ原稿の色分解に対し悪影響を与える。4本の水銀
輝線のうち405nmおよび436 nmのスペクトル
を持つ2本の輝線はフィルタを使用することによって比
較的容易に除去できる。しかし、546nmと587n
m近辺のスペクトルを持つ水銀輝線は丁度0発光帯域に
存在するためにフィルタによってこれを除去することが
できず、しかもそれらはG成分の最大出力位置からずれ
ているために、G螢光部の点灯時のCCD出力からG成
分を取り出そうとすると水銀輝線による悪影響が非常に
大きくなる不都合がある。
そこで、この問題を解決するために本出願人は先に、G
螢光部として残光特性のあるものを使用し、水銀輝線の
生じない残光を利用してG成分を取り出す色分解方法に
ついて提案した。この色分解方法によれば、G成分を抽
出するときG、螢光部を一旦点灯して続いて消灯したと
きのG螢光部の残光によるCCD出力を検出するように
するため、水銀輝線による影響を略完全に除去すること
ができる。
しかしながら、G螢光部として残光特性のあるものを使
用する限り、次にR蛍光灯およびB螢光部を点灯すると
きにもG螢光部の残光成分はCCDセンサに入力してし
まう。即ちR成分およびB成分を抽出するときにCCD
出力にG螢光部の残光骨が含まれることになり、その分
が誤差になる不都合が生じる。
〈発明の目的〉 この発明の目的は上記の不都合を解消し、R成分および
B成分を抽出するときにCCD出力からG螢光部の残光
成分を除去できるようにして、R2B成分がG螢光部の
残光によって干渉を受けることのないカラー画像読取装
置を提供することにある。
〈発明の構成〉 この発明は、R蛍光灯オン時およびB螢光部オン時の各
々のCCD出力からG螢光部の残光成分を引算する残光
成分引算手段を設けたことを特徴とする。
〈実施例〉 +al螢光螢光上びフィルタについて 第2図(A)〜(C)はそれぞれこの発明の実施例のカ
ラー画像読取装置に使用されるR、G。
B蛍光灯の発光エネルギー相対出力を示す。R蛍光灯は
その発光帯域幅がブロードである。水銀輝線M 1−M
 4は蛍光灯の種類にかかわらず図示するように405
nm、436nm、546nm。
587nm近辺に存在している。R蛍光灯の発光、帯域
は同図(A)に示すようにブロードであるが、必要な部
分は長波長領域(R発光帯域部分)である。フィルタを
組み合わせることにより、第2図(A)に示すR蛍光灯
の発光出力に対しては水銀ff線M1〜M4を除去する
ことができ、また、その発光帯域をも長波長側に適当に
設定することができる。同図(C)に示すB蛍光灯に対
しては同様にフィルタの組合せにより水銀輝線Ml、M
3、M4を除去することができる。水銀輝線M2は除去
することができないが、その波長(436nm)はB蛍
光灯の発光出力ピーク値付近であるためB成分抽出の際
にそれ程悪影響を及ぼすことがない。G蛍光灯に対して
はフィルタにより水銀輝線M1.M2を除去することが
できる。しかし、水銀輝線M3.M4は除去することが
できない。後述するようにこのM3.M4の水銀輝線は
G蛍光灯の残光を利用することにより実質的に除去する
ようにしている。
第3図(A)〜(C)は上記のように水銀輝線を除去し
、且つR蛍光灯の帯域を長波長側に設定するために使用
するフィルタの特性を示している。尚、フィルタとして
はR9B蛍光灯の前に配置されるRフィルタ、Bフィル
タとCCDセンサの前に配置される可視光透過用フィル
タ(Wフィルタ)とで構成されるようにしている。同図
(A)はWフィルタ、同図(B)はRフィルタ、同図(
C)はBフィルタのそれぞれの相対透過率を示す。図示
するような相対透過率特性から、WフィルタとRフィル
タによりR蛍光灯点灯時には水銀輝線M1〜M4が除去
され、且つR蛍光灯の帯域が長波長側に設定される。ま
たWフィルタとBフィルタとの組合せよりB蛍光灯点灯
時に水銀輝線M1、M3.M4が除去される。
第4図(A)〜(C)は上記の蛍光灯およびフィルタを
使用することにより得られる発光分布特性を示している
。同図(A)はR蛍光灯の発光分布特性、同図(C)は
B蛍光灯の発光分布特性を示し、同図(B)はG蛍光灯
の残光成分による発光分布特性を示している。
第5図はRフィルタおよびBフィルタの平面図である。
図示するようにこれらのフィルタはFlおよびF2をP
点で繋ぎ合わせることによって構成されている。このよ
うにするのは、長尺のフィルタを一枚で製造することが
困難だがらである。
第6図はWフィルタの断面図を示す。このフィルタはガ
ラスフィルタWFIとその上に蒸着された干渉膜フィル
タWF2とで構成される。ガラスフィルタWFIは短波
長側のフィルタ特性を決定し、干渉膜フィルタWF2は
長波長側のフィルタ特性を決定する。第7図はCCDセ
ンサの各波長における相対感度特性を示す図である。
(bl構成の概略 第8図はこの発明の実施例であるカラー画像読取装置の
光学系概略図である。
R蛍光灯1.G蛍光灯2. B蛍光灯3はそれぞれ光源
ユニットケース4内に配置されている。R蛍光灯lの前
にはRフィルタ5が配置されている。B蛍光灯3の前に
はBフィルタ6が配置されている。光源ユニットケース
4の上方には右端に基準白色部70を有するガラス原稿
台7が設置され、原稿台7の上には原稿8が載せられて
いる。光源ユニットケース4の下部にはスリット4oが
明けられ、蛍光灯点灯時の原稿8からの反射光はこのス
リット40を通過して反射ミラー9、Wフィルタ10お
よびレンズ11を介してCCDセンサ12に入射する。
尚、光源ユニットケース4の上板はガラス板41で構成
されている。また原稿台7は図示しないパルスモータに
よって矢印方向に往復動することができる。なお本実施
例では、光源ユニットケース4を原稿台7の下側に配置
した反射型読取装置の光学系を例示しているが、光源ユ
ニットケース4′を原稿台7の上方に配置し透過型の光
学系を構成することもできる。この場合にはガラス板4
1に代えて散乱板41’を使用する。また原稿8として
はこの場合透明性のあるものが使用される。
第9図は画像読取部を含む本実施例のカラー画像読取装
置の概略構成図である。センサ部120はS+−3Nの
N個のセンサ素子で構成され、原稿8の一走査線をN個
の画素に分割し、各センサ素子が各画素の反射光を受光
する。センサ部120の各素子で蓄積された電荷は転送
ゲー)121を介してアナログシフトレジスタ122に
転送される。転送された電荷はクロックパルスΦ3.Φ
2によって順次出力バッファ123にシフトされ、ここ
で光電変換されて電圧出力vOとして出力される。出力
バッファ123にはリセットパルスφ諺が与えられてお
り、シフトレジスタ122からのシフト毎にバッファが
リセットされる。出力バッファ123の出力vOはサン
プルホールド回路124でサンプルホールドされ、さら
に引算部125へ送られる。引算部125ではR蛍光灯
オン時およびB蛍光灯オン時のそれぞれのサンプルホー
ルド信号vOからG蛍光灯の残光成分を引算する。引算
された結果はシェーディング補正部126へ送られ、こ
こでシェーディング補正されて図示しないCPUおよび
制御回路127へ送られる。第10図は上記カラー画像
読取装置の画像読取部のタイミングチャートを示す図で
ある。なおこの画像読取部での動作については公知であ
るので特に説明しない。
(C)動作の概略 第11図は上記カラー画像読取装置の色分解時のタイミ
ングチャートを示している。
R,G、B色分解の一周期はG成分抽出期間T。、R成
分抽出期間T、l、B成分抽出期間T8および紙送りの
ための待時間Twaitを足した期間である。G成分抽
出期間TcはG’  (G蛍光灯発光時間)、G”(G
蛍光灯残光時間)、G3 (G成分A/D変換時間)か
らな′る。R成分抽出期間TIIはR’  (R蛍光灯
光光時間)およびR”  (R成分A/D変換時間)か
らなる。また、B成分抽出期間T3はB’  (B蛍光
灯光光時間)およびB”  (B成分A/D変換時間)
からなる。MはCCDセンサの走査線の番号を意味し、
Mが1増えることで色分解の対象が次の走査線に移る。
G蛍光灯、R蛍光灯、B蛍光灯はそれぞれGl 、 R
1、B′の期間に点灯信号GFL、RFL、BFLを受
ける。CCDへのクロック周波数は図示するように蛍光
灯の点灯期間において4foと4倍に設定している。こ
のようにするのは、光が当たっているときにアナログシ
フトレジスタ122の内容をできるだけ早く出力バッフ
ァ側に吐き出してシフトレジスタに積み残しが生じない
ようにするためである。また蛍光灯の点灯期間と各成分
のA/D変換期間をずらしているのはアナログシフトレ
ジスタへの光漏れ等による読み取り誤差を防止するため
である(この具体的な内容については先に本出願人が提
案している。)。
G蛍光灯光光レベルのうち、図示するaの領域は前半の
不安定領域を含むとともに、水銀輝線M3、M4による
影響を受けている。これに対してbの領域は安定した発
光領域であり、且つ水銀輝線の影響を受けていない。こ
の領域すの発光出力をG成分抽出のために使用する。領
域Cは、次のR1の期間にR蛍光灯光光レベルの不安定
発光出力dの部分とともにCCDへ入力する部分である
。したがって、この部分はR成分抽出のために利用され
ない。G蛍光灯光光レベルの領域eの部分は、R蛍光灯
光光レベルの領域fの部分と一緒にCODへ入力する。
R成分の抽出はこの領域e。
fの部分に基づいて行われる。即ち、次の期間R2の間
に読み取られたサンプル後のCOD出力VOから、メモ
リに予め記憶している領域eの部分に対応するG蛍光灯
残光成分を引itシ、その引算結果をR成分として抽出
する。領域gの部分およびB蛍光灯発光レベルの領域り
の部分は上記領域c、  dの部分と同様に捨てられ、
領域iおよび領域jの部分に基づいてB成分が抽出され
る。この場合もB2の期間に読み取られたサンプル後の
CCD出力vOからメモリに予め記憶している領域iに
対応するG蛍光灯残光成分を引算してB成分を抽出する
第11図のサンプル後のCOD出力vOにおいて、R2
期間にはR蛍光灯発光(RFL発光)の領域fに対する
部分FとG蛍光灯発光(GFL発光)に対する領域eに
対する部分Eとを加算した出力が出る。またBz期間に
はB蛍光灯発光(BFL発光)のjの領域に対応する部
分JとGFL発光の領域iに対応する部分■とが加算さ
れた大きさの出力が出る。このCCD出力vOからEの
部分およびIの部分を引算することによりFの部分およ
びJの部分のCOD出力vO′が抽出される。即ち、引
算後のCCD出力vQ’からは、G成分抽出期間TGに
おいて水銀輝線の影響を受けない領域すからG成分Bが
抽出され、R成分抽出期間TllにおいてG蛍光灯の残
光成分を引算したR成分Fが抽出され、またB成分抽出
期間T、においてG蛍光灯の残光成分を引算したB成分
Jが抽出される。
上記のようにしてG成分に対しては水銀輝線の影響をな
くすことができ、またR成分、B成分に対してはG蛍光
灯の残光成分による影響をなくすことができる。
(d)具体的な構成 第1図は上記カラー画像読取装置の具体的な構成図を示
している。
CCD部200の出力■0はサンプルホールド部201
に導かれる。サンプルホールド出力vOは抵抗Rを介し
てバッファ202に導かれ、さらニハソファ出力vO′
はA/Dコンバータ203に入力する。A/Dコンバー
タ203はバッファ202の出力vO′をシェーディン
グ補正してデジタル量に変換する回路である。このシェ
ーディング補正されたR、G、、Bの各成分に対応する
データは制御回路204および図示しないCPUに出力
される。制御回路204は蛍光灯点灯回路205に点灯
信号RFL、GFL、BFLを出力し、パルスモータド
ライブ回路206に紙送り信号PMFを出力する。点灯
回路205はR蛍光灯207、G蛍光灯208.B蛍光
灯209をオン。
オフ制御し、パルスモータドライブ回路206は原稿台
駆動用のパルスモータ210をオン、オフ制御する。ま
たCCD部200に対して信号φ。
φ1.φ2.φ7を供給する。サンプルホールド部20
1に対してはサンプルホールド信号SHを供給する。
引算部は、G成分メモリ220、G成分引算用メモリ2
211マルチプライヤ−222、G成分引算用D/Aコ
ンバータ223で構成されているG成分メモリ220は
紙送りが一回行われる毎に画像読取開始時での基準白色
部70(第8図参照)のG成分を記憶する。G成分引算
用メモリ221は、原稿読み取り前に基準白色部70に
対してG蛍光灯208を点灯したときのR”、E3”期
間に表れる残光成分を記憶する。この残光成分は同Rg
、3Z期間でのバッファ202の出力vO′をA/D変
換した値である。マルチプライヤ−222はG成分メモ
リ220の記憶データとG成分引算用メモリ221の記
憶データとを掛算する。具体的には画像読取時において
R蛍光灯207のオン時にG成分メモリ220の記憶デ
ータとG成分引算用メモリ221に記憶されているR対
応の残光成分を掛算する。また、B蛍光灯オン時にはG
成分メモリ220の記憶データとG成分引算用メモリ2
21に記憶されているB対応の残光成分とを掛算する。
D/Aコンバータ223はマルチプライヤ−222の出
力をD/A変換し、その変換量に応じて電流I DAC
を引き込む。すなわちマルチプライヤ−222での掛算
結果に比例して電流I DACの大きさを大きくする。
G成分メモリ220には制御回路204から制御信号T
、が供給され、マルチプライヤ−222には制御信号1
゛6が供給されている。制御信号T、が1のときはG成
分メモリ220の出力は“1”となる。制御信号T、が
“1”のときはマルチプライヤ−222の出力は“0”
となる。゛前記G成分引算用メモリ221への残光成分
の書込みは次のようにして行われる。第12図を参照し
ながら説明する。
まずカラー原稿読み取り前にG蛍光灯208をG′の期
間においてオンする。第11図において説明したように
Gtの期間において水銀輝線による影響のない領域すの
発光が生じ、またR1の期間においては領域eに示す残
光成分が、B1の期間においては領域iの残光成分がそ
れぞれ生じる。このel[eに基づくバッファ202の
出力(CCD出力)vθ′をA/D変換変換後置成分引
算用メモリ221メモリに記憶する。また領域iに基づ
< CCD出力vO’をA/D変換変換後置成分引算用
メモリ221メモリへ記憶する。これによってG成分引
算用メモリ221にはR成分読み取り時においてのG蛍
光灯残光成分およびB成分読み取り時においてのG蛍光
灯残光成分が記憶さ°れる。尚、制御回路204からG
成分引算用メモリ221に導かれている制御信号Sl、
S2はRメモリまたはBメモリを選択する信号である。
本実施例では上記の構成によってG蛍光灯の残光成分に
よる干渉を防止するようにしているとともに、さらにシ
ェーディング補正を同時に行えるようにしている。シェ
ーディング補正回路はシェーディング補正メモリ230
、D/Aコンバータ231で構成される。シェーディン
グ補正メモリ230はGメモリ、Rメモリ、Bメモリで
構成され、各メモリにG、R,B別のシェーディング参
照データREFが記憶される。尚、ここでいうシェーデ
ィング補正とは蛍光灯の管長方向の光量バラツキ、CC
Dの素子間のバラツキ、レンズによる周辺の光量低下等
を要因とする総合的な補正を意味している。
次にこのシェーディング参照データREFをメモリ23
2に記憶させる場合の動作について説明する。
第13図はシェーディングメモリへの書込み時のタイミ
ングチャートである。まず原稿読み取り前に基準白色部
70を読み取りラインに設定する。その状態で01の期
間にG蛍光灯207をオンし、R1の期間にR蛍光灯2
08をオンし、B1の期間にB蛍光灯209をオンする
。さらにGI〜G3の期間において制御信号Tcを1に
設定しマルチプライヤ−222の出力を“θ″にする。
これによって03の期間に電流I DACは“0″とな
り、vQ=vQ’となる。この信号vQ’をA/D変換
器203でにビットにA/D変換しそのA/D変換され
たN個のデータをシェーディングメモリ230のGメモ
リに書き込む。次にR2期間には制御信号TG=Oに設
定し、マルチプライヤ−222の掛算出力がD/Aコン
バータ223でD/A変換されるようにする。G成分引
算用メモリ221には残光成分が予め記憶されているか
ら、この残光成分Eに基づいてD/Aコンバーク223
に電流I□、が流れ込む。即ち、vQ’−0Rメモリに
はG蛍光灯の残光成分 差し引いた純粋なR蛍光灯のみ
の発光エネルギーによるCCD出力がA/D変換されて
書き込まれることになる。同様にBメそりに対してもG
蛍光灯の残光成分を差し引いた純粋なり蛍光灯のみの発
光エネルギーによるCCD出力がA/D変換されて書き
込まれる。このようにしてシェーディングメモリ230
に各蛍光灯の管長方向の光量バラツキ、 CCDのN素
子出力のバラツキ、フィルタの透過率の違いによるバラ
ツキ、レンズによる周辺の光量低下等を総合的に補正す
るためのR,G、 B参照データREFが記憶される。
尚、制御信号81 ′。
SZ  ’はシェーディングメモリ230のうちG。
R,Bの各メモリを選択する信号である。
(e)具体的な動作 第14図はカラー画像読取時のタイミングチャートを示
している。制御信号T6はG成分抽出期間TGに“1”
に設定され、制御信号T、は常時″0”に設定される。
また制御信号S、(−3゜′)はR成分抽出期間Ti+
において”1″に設定され制御信号Sz  (=Sz 
 ’)ばB成分抽出期間T、において“1”に設定され
る。
まずCPUから読取スタート信号が出て制御回路204
がパルスモータドライブ回路206に紙送り信号PMF
を出力する。原稿台7の基準白色部70が走査ライン上
に来たときまずGFLを点灯回路205に出力し、G蛍
光灯208をオンする。また制御信号TGを“1″にす
る。このとき、バッファ202の出力vQ’はA/D変
換器203でA/D変換され、データバスを介してG成
分メモリ220に記憶される。続いて紙送り信号PMF
が出力される毎にPFL、GFL、BFLの各信号が順
次点灯回路205に出力される。蛍光灯207〜209
がこれよって順次点滅し、カラー画像の読み取りが開始
される。
G成分抽出期間T、においては制御信号Tcが“1”に
設定されているため、D/Aコンバータ223に流れ込
む電流I AlICは“0”である。したがってA/D
変換時間G3でのサンプルホールド信号vQはバッファ
出力vQ′と同一となり、A/D変換器203に導かれ
る。A/D変換器203ではシェーディングメモリ23
0のGメモリが選択されていてそのGメモリの記憶デー
タがD/A変換されて■□Fとして供給されるため、バ
ッファ202の出力vQ’をGメモリの記憶データによ
ってシェーディング補正してCPUに出力する。
R成分抽出期間TRになると制御信号TGが“0”に設
定され、制御信号S+ 、 (−3+  ′)も“1”
に設定される。これによってD/Aコンバータ223に
はマルチプライヤ−222の掛算結果に応じて電流I 
DACが流れ込み、vo’=vOR−1nAc となる
。このときG成分引算用メモリ221は制御信号SI”
“1”であるがらRメモリが選択されている。マルチプ
ライヤ−222での掛算結果は現在の原稿に対してCC
DC2O4が受けるG蛍光灯208の残光成分の大きさ
である。その大きさは最初にG成分メモリ220に記憶
されるG成分の大きさが大きければそれに比例して大き
くなる。標準的な原稿の場合は制御信号T、が“1”に
設定°された場合と同し値となる。即ちG成分メモリ2
20の記憶データが“1”トナ?)、Rメそりの記録デ
ータがそのままマルチプライヤ−222の出力となる。
このようにしてR成分抽出期間TRにおいてはG成分引
算用メモ+7221のRメモリに記憶されているデータ
をG成分メモリ220の記憶データと掛算した値が自動
的に引算される。同様にしてB成分抽出期間T、ニオい
てt+G成分引算用メモリ221のBメモリに記憶され
るデータをG成分メモリ220の記憶データと掛算した
値がサンプルホールド部2゜lの出力vQから自動的に
引算される。
バッファ202の出力vO′はさらにA/D変換器20
3においてG成分抽出時と同様にシェーディング補正を
受けCPTJに出力される。以上の動作によってA/D
変換器203からcptrに出力されるR、G、Bのデ
ータは、G蛍光灯の残光成分による干渉のない、且つ蛍
光灯自身、CCD、フィルタ、レンズ等によるバラツキ
を総合的に補正した高精度なデータとなる。
〈発明の効果〉 以上のようにこの発明によれば、R蛍光灯オン時および
B蛍光灯オン時のそれぞれのCCD出力。
からG蛍光灯の残光成分を自動的に引算するようにした
ので、R成分抽出時およびB成分抽出時でのG蛍光灯の
残光成分による干渉を防ぐことができ、G蛍光灯の残光
特性を利用することによる水銀輝線の影響を防止するこ
とと相まって高精度な色分解を行うことができる。また
色分解に機械的駆動部を使用せず、またCODも単一で
構成するために色分解を高速に行うことができるととも
に、CODを複数個配設した場合等に生じる位置ずれ等
の問題が生じない利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるカラー画像読取装置の
具体的なブロック図である。 第2図(A)〜(C)はこの発明に使用するR、G、B
各型光灯の発光エネルギー相対出力を示す図である。第
3図(A)〜(C)はこの発明に使用するフィルタの特
性図である。第4図(A)〜(C)は上記R,G、B蛍
光灯と上記第3閣に示すフィルタを組み合わせた場合の
発光分布を示す図である。第5図はRフィルタおよびB
フィルタの平面図、第6図はWフィルタの断面図である
。第7図はこの発明に使用するCCDセンサの相対感度
特性を示す図である。 第8図はこの発明の実施例の光学系概略図である。第9
図は画像読取部を含むカラー画像読取装置の概略構成図
、第10図は画像読取部のタイミングチャートを示して
いる。第11図は色分解時の概略動作を説明するための
タイミングチャート、第12図はG成分引算用メモリへ
残光成分を記憶するときのタイミングチャート、第13
図はシェーディングメモリへ参照データを記憶するとき
のタイミングチャート、第14図は画像読取時のタイミ
ングチャートをそれぞれ示している。 1−R蛍光灯、2−G蛍光灯、3−B蛍光灯、5.6.
10−フィルタ<12−CCDセンサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)残光特性のほとんどないR(赤色)、B(青色)
    の二色の蛍光灯と残光特性のあるG(緑色)蛍光灯を順
    次点灯していき、原稿の1走査線に対し、R、B蛍光灯
    については蛍光灯オン時の原稿からの反射または透過光
    を、G蛍光灯については蛍光灯オフ時の残光による原稿
    からの反射または透過光をCCDセンサで受光してR、
    G、Bの各成分を求め、それらの成分からカラー画像を
    読取るようにしたカラー画像読取装置において、R蛍光
    灯オン時およびB蛍光灯オン時の各々のCCD出力から
    G蛍光灯の残光成分を引算する残光成分引算手段を設け
    たことを特徴とするカラー画像読取装置。
  2. (2)前記残光成分引算手段は、基準白色部にG蛍光灯
    を点灯させた状態でR成分読み取りタイミングおよびB
    成分読み取りタイミングにおいての各残光成分を記憶す
    る残光成分引算用メモリと、カラー画像読取開始時での
    前記基準白色部のG成分を記憶するG成分メモリと、画
    像読み取り時においてR蛍光灯オン時には前記残光成分
    引算用メモリのR成分読み取りタイミング時の残光成分
    と前記G成分メモリの記憶データとを掛算してR蛍光灯
    オン時の引算値を求め、B蛍光灯オン時には前記残光成
    分用引算用メモリのB成分読み取りタイミング時の残光
    成分と前記G成分メモリの記憶データとを掛算してB蛍
    光灯オン時の引算値を求める手段と、R蛍光灯オン時お
    よびB蛍光灯オン時にそれぞれ前記引算値をCCD出力
    から引く引算手段とを含む特許請求の範囲第1項記載の
    カラー画像読取装置。
JP16371384A 1984-06-15 1984-08-02 カラ−画像読取装置 Granted JPS6141270A (ja)

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JP16371384A JPS6141270A (ja) 1984-08-02 1984-08-02 カラ−画像読取装置
EP85107255A EP0165550B1 (en) 1984-06-15 1985-06-12 Color image reading apparatus
DE8585107255T DE3584912D1 (de) 1984-06-15 1985-06-12 Farbbildlesevorrichtung.
US06/744,474 US4642679A (en) 1984-06-15 1985-06-13 Color image reading apparatus

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JPS6141270A true JPS6141270A (ja) 1986-02-27
JPH0411066B2 JPH0411066B2 (ja) 1992-02-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566316U (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 株式会社コパル カメラ用シャッタ羽根のかしめ用ダボ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5765062A (en) * 1980-10-06 1982-04-20 Ibm Electronic color isolating device

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JPH0411066B2 (ja) 1992-02-27

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