JPH05317300A - 寝台位置制御装置 - Google Patents

寝台位置制御装置

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JPH05317300A
JPH05317300A JP4132440A JP13244092A JPH05317300A JP H05317300 A JPH05317300 A JP H05317300A JP 4132440 A JP4132440 A JP 4132440A JP 13244092 A JP13244092 A JP 13244092A JP H05317300 A JPH05317300 A JP H05317300A
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JP
Japan
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bed
return
top plate
scan
control circuit
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Application number
JP4132440A
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English (en)
Inventor
Takayuki Matsubayashi
孝行 松林
Nobukatsu Soejima
伸勝 副島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】天板、即ち寝台をどの位置からでも迅速に且つ
自動的に所望の復帰位置まで戻すことができるようにす
る。 【構成】寝台2の天板2aの位置を位置検出器11で検
出し、寝台制御部32の寝台制御回路40に供給する。
寝台制御回路40には復帰ボタン42及びメモリ43が
接続される。寝台制御回路40は、例えばバイオプシー
時の最終スキャン位置を復帰位置として設定し、メモリ
43に記憶する。寝台制御回路40はオペレータが復帰
ボタン42を押したとき、位置検出器11の検出信号
を、記憶していた復帰位置に照らしながら電動モータ1
0を駆動させ、天板2aの位置を復帰位置まで移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線CT装置やMR
I(磁気共鳴イメージング)装置など、医療用診断装置
の寝台の位置を制御する装置に係り、とくに、寝台位置
をオペレータの指令に呼応して迅速に制御可能な装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】医療用診断装置では、種々の態様で、患
者を載せた寝台の位置を正確に調整する制御が行われ
る。例えば、患者の病変部に吸引用の針を刺し、病変部
の組織を採取して診断を行うバイオプシーでは、病変部
に針の先が当たっているかどうかをX線CT装置で確認
しているが、その確認の際、寝台をスライス位置まで再
移動する必要がある。
【0003】このバイオプシーにおける操作手順を概説
してみる。まず、事前に撮影してあるCT像からおよそ
の穿刺部を決める(手順1)。次いで、穿刺部付近の皮
膚表面にマーカーを貼り付け(手順2)、そのマーカー
部分をX線CT装置でスキャンし、患部位置の深さを確
認する(手順3)。次いで、患者、即ち天板をガントリ
から引き出し、そのスキャン結果に基づいて穿刺部位と
して最も適した皮膚位置に印を付ける(手順4)。この
後、患者に局部麻酔を施し、針をX線CT装置で計測し
た深さまで挿入する(手順5)。そして、オペレータの
手動指令によって、天板をガントリ内に挿入させ、天板
位置(寝台位置でもある)を目的のスライス位置に再度
合わせる(手順6)。この位置合わせの後、同じ穿刺部
位のスキャンを行って、針が病変部に適確に命中してい
るか否かを確認する(手順7)。この確認により、命中
していないと判断された場合、もう一度手順5の挿入作
業を行うが、命中している場合は病変部の組織を針の吸
引によって採取し、診断を行う(手順8)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たバイオプシーの内、手順6で実施される天板(寝台)
の位置合わせ(つまり、病変部の組織に針が命中してい
ることを確認するためのスキャンに伴う位置合わせ)
は、オペレータがマニュアル操作ボタン(寝台送りボタ
ンなど)を操作することで行われるため、必然的にその
位置合わせの時間が長くなるという不都合があった。こ
のことは、患者にとって針を刺されている状態が長く続
くことでもあり、患者が受ける不快感や苦痛が増長さ
れ、またオペレータの操作効率の低下も招いていた。
【0005】この発明は、上述した不都合に鑑みてなさ
れたもので、バイオプシーなどの診断における、寝台の
目的位置へ位置合わせを迅速に且つ自動的に行うことが
できる寝台位置制御装置を提供することを、目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、この発明では、患者を載せる天板を移動可能に備え
た寝台と、この天板の復帰位置を設定する復帰位置設定
手段と、上記天板の実際の位置を検出する位置検出手段
と、上記天板の位置を上記復帰位置設定手段により設定
された復帰位置まで移動させたいときにオペレータによ
って操作され且つその操作によって上記復帰を発令する
復帰発令手段と、この復帰発令手段から天板位置の復帰
が発令されたとき、上記位置検出手段が検出した実際の
天板位置と上記復帰位置設定手段により設定された復帰
位置とに基づいて上記天板を復帰位置まで自動的に移動
させる天板移動手段とを備えた。
【0007】また、別の態様として、前記寝台位置制御
装置はX線CT装置に組み込まれた装置であって、前記
復帰位置設定手段はバイオプシーの際のスライス位置を
復帰位置として設定する手段であり、復帰発令手段はオ
ペレータが操作するマニュアル操作ボタンにもできる。
【0008】
【作用】オペレータがバイオプシーなどの診断時に復帰
ボタンなどの復帰発令手段を操作すると、天板位置(即
ち寝台位置)の復帰が発令される。この発令に付勢され
た天板移動手段は、位置検出手段が検出した実際の天板
位置と復帰位置設定手段により設定された目標位置とを
比較しながら、天板を目標位置まで自動的に移動させ
る。これにより、天板がどのような位置にあっても、オ
ペレータが例えばボタンを操作するだけで、所望の天板
位置まで迅速に且つ自動的に戻すことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図4を参
照して説明する。この実施例では、バイオプシーを行う
ときのX線CT装置に、発明に係る寝台位置制御装置を
適用している。
【0010】図1に示すX線CT装置は、ガントリ1、
寝台2及び制御キャビネット3を備え、例えばR−R方
式で駆動する装置である。寝台2の上面には、その長手
方向(Z軸(体軸)方向)にスライド可能に支持された
状態で天板2aが配設されており、その天板2aの上面
に被検体Pが載せられる。天板2aは、電動モータ10
により代表されるスライド機構の駆動によって、ガント
リ1の診断用開口部に進退可能に挿入される。ここで
は、天板2aの寝台長手方向の位置が、天板位置(即ち
寝台位置)と称せられる。また、寝台2には、天板2a
の寝台長手方向の位置を電気信号で検出するポテンショ
メータなどの位置検出器11(図2参照)を位置検出手
段として備えている。
【0011】ガントリ1は、その開口部に挿入された被
検体Pを挟んで対向するX線管20及びX線検出器21
を備えている。X線検出器21で検出された透過X線に
相当する微弱な電流信号は、データ収集部22にてデジ
タル量に変換され、制御キャビネット3に送られる。図
1中、符号23はガントリ1内のコリメ−タやフィルタ
を示し、符号24はX線ファンを示している。
【0012】制御キャビネット3は、システム全体を統
括する主制御部30のほか、この主制御部30から指令
を受けて作動するX線制御部31、寝台制御部32、架
台制御部33を有する。また、この制御キャビネット3
は、X線制御部31からの駆動信号に応じて作動する高
電圧発生装置34を備え、この高電圧発生装置34で生
成した高電圧がX線管20に供給される。さらに、制御
キャビネット3は、データ収集部22の収集信号を受け
て画像データを再構成する画像再構成部35、画像デー
タを記憶しておく画像記憶部36、再構成画像を表示す
る表示部37、及びオペレータが主制御部30に指令を
与えるための入力部38を夫々備えている。
【0013】上記寝台制御部32は、天板2aのスライ
ド機構を代表する電動モータ10の回転を制御すると共
に、位置検出器11で検出した天板2aの位置信号を入
力する寝台制御回路40と、この寝台制御回路40に接
続されたマニュアル操作ボタン(寝台送りボタンを含
む)41と、天板位置(即ち寝台位置)の復帰を指令す
る、復帰発令手段としての復帰ボタン42と、復帰位置
を記憶可能なメモリ43とを備えている。寝台制御回路
40は、マイクロコンピュータを搭載しており、例えば
図3に示す処理を行って、天板位置を制御するようにな
っている。
【0014】続いて、この実施例の動作及び効果を説明
する。
【0015】最初に、寝台制御回路40にて実施される
図3の処理を説明する。
【0016】寝台制御回路40が主制御部30からの指
令により起動すると、図3に示す処理が実施される。つ
まり、寝台制御回路40は、図3のステップ50で所定
の初期設定を行った後、ステップ51〜54のマニュア
ル操作に係る処理を実施する。この内、ステップ51で
はマニュアル操作ボタン41からの操作信号を入力し、
ステップ52では入力した操作信号の値からオペレータ
によってマニュアル操作が指令されているか否かを判断
する。この判断でYES(マニュアル操作が指令され
た)のときは、ステップ53に移行し、その操作内容に
対応した駆動信号を寝台2内の電動モータ10に出力す
る。これにより、寝台2内のスライド機構が作動し、天
板2aが寝台長手方向に移動する。ステップ52の判断
でNO(マニュアル操作が指令されていない)ときは、
ステップ54に移行して、電動モータ10への駆動信号
を停止又はその停止を維持する。
【0017】このステップ53又は54の処理が終わる
と、寝台制御回路40はステップ55aにて、オペレー
タによって予め指令されている信号に基づき、最終の寝
台位置を記憶するモードか否かを判断する。この判断で
YES(最終寝台位置の記憶)のときは、ステップ55
〜60に係るスキャンに係る処理を実行する。
【0018】つまり、ステップ55では主制御部30か
らのR−R方式に対するスキャン指令信号の読込みが試
みられ、ステップ56ではそのスキャンが指令されてい
るか否かが判断される。この判断でYES(R−R方式
のスキャンが指令されている)ときは、次いでステップ
57に移行して、そのスキャンに対応した駆動信号が電
動モータ10に供給される。その後、ステップ58で
は、最終スキャンか否かが判断され、NO(最終スキャ
ンではない)のときはステップ57に戻る。しかし、Y
ES(最終スキャンである)のときはステップ59に移
行して、位置検出器11からの位置検出信号を読み込
む。次いで、ステップ60にて、その位置検出値が寝台
復帰位置としてメモリ43に記憶される。一方、上記ス
テップ56の判断でNO(スキャンが指令されていな
い)のとき、ステップ57〜60の処理はスキップされ
る。この一連の処理の後、後述するステップ68以降の
処理が実施される。
【0019】これに対して、前記ステップ55aにてN
O(最終寝台位置の記憶でない)のときは、寝台制御回
路40はステップ61〜67に係るスキャン毎の復帰位
置記憶の処理を実行する。つまり、ステップ61にてス
キャン指令信号の読込みが試みられ、ステップ62にて
スキャンが指令されているか否か判断される。この判断
でYES(スキャンが指令されている)のときは、ステ
ップ63にて主制御部30から供給される復帰位置に関
する指定信号の読込みが試みられる。次いでステップ6
4にてステップ63での読込み値に基づき、位置指定が
発令されているか否かが判断される。この判断において
YES(位置指定が発令されている)のときは、ステッ
プ65にてそのスライス位置をメモリ43に記憶する
し、NO(位置指定が発令されていない)のときは、ス
テップ65の処理をスキップする。その後、ステップ6
6にて電動モータ10に駆動信号を供給して寝台位置を
変更し、ステップ67にてスキャンが終了したか否かが
判断される。この判断でNOのときはステップ63に戻
るが、YES(スキャン終了)のときはステップ68以
降の処理を行う。一方、前記ステップ62にてNO(ス
キャンが指令されていない)のときは、ステップ63〜
67の処理をスキップする。
【0020】さらに、寝台制御回路40はステップ68
〜74に係る寝台位置復帰の処理が実施される。つま
り、ステップ68では復帰ボタン42からの指令信号の
読込みが試みられ、ステップ69ではステップ68の読
込み値に基づいて寝台位置の復帰が指令されているか否
かが判断される。この判断でYES(寝台位置の復帰が
指令されている)のときは、ステップ70にて、その時
点でメモリ43に記憶されている復帰位置が寝台制御回
路40のワークエリアに読み出される。次いでステップ
71に移行して、位置検出器11の検出信号が読み込ま
れた後、ステップ72にて、寝台位置が指定された復帰
位置に在るか否かが比較、判断される。この判断でNO
(指定した復帰位置にいない)のときはステップ73に
移行して、天板2a(即ち寝台2)を現在位置から指定
復帰位置に向かう方向に対応した駆動信号が電動モータ
10に供給された後、再びステップ71に移行する。し
かし、ステップ72の判断でYES(天板2aが指定し
た復帰位置に到達した)のときは、ステップ74に移行
して電動モータ10の駆動を停止させる。一方、前記ス
テップ69の判断でNO(復帰ボタン42が押されてい
ない)のときは、オペレータによって寝台位置の復帰が
指令されていない場合であるから、上述したステップ7
0〜74の処理は実施されない。
【0021】そこで、前記ステップ74又は69の処理
が済むと、ステップ75にて寝台2の長手方向の位置制
御を終了するか否かが判断され、制御を終了しないと判
断したとき、再びステップ51に戻って上述した各種の
処理が順に繰り返される。なお、主制御部30によっ
て、各種の位置制御が相互に干渉しないようになってい
る。
【0022】ここで、上述したステップ55a,55〜
67の処理がこの発明の復帰位置設定手段を形成し、ス
テップ68〜74の処理及びスライド機構を代表する電
動モータ10がこの発明の天板移動手段を形成してい
る。
【0023】このX線CT装置にあっては、主制御部3
0がR−R方式でX線制御部31、寝台制御部32、及
び架台制御部33を制御しながら、画像再構成部35に
より被検体Pのスライス断層像を得ることができる。
【0024】この主制御部30による制御の元で、寝台
制御部32の寝台制御回路40は上述した処理を順次行
っているため、R−R方式の撮影が指令されているとき
は、その一連のスキャンに対応して寝台位置を制御でき
る(図3のステップ55〜57)。
【0025】この撮影時において、オペレータが「最終
寝台位置の記憶」のモードを選択している場合、最終ス
ライスのスキャンを終わった段階での天板位置がその復
帰位置として必ず設定・記憶される(図3のステップ5
8〜60)。
【0026】このため、前述した手順1〜8に係るバイ
オプシーに際して、患者(即ち天板2a)はガントリ開
口部に挿入された状態で(図4(a)参照)、前記手順
3に係るマーカー部分のスキャンが実施される。このス
キャン実施後には上述したように、天板2aの復帰位置
(最終スキャン位置)が設定されている。この後、天板
2aはガントリ開口部から引き出された状態で(図4
(b)参照)、バイオプシー手順4に係る穿刺部位の印
付け及び手順5に係る針挿入が実施される。この後、バ
イオプシー手順6に係る患者(即ち天板2a)のガント
リ開口部への挿入が実施され、天板位置を前回スキャン
時の位置に戻すのである。
【0027】この天板2aを戻す際、この実施例では、
オペレータが復帰ボタン42を押すだけの操作で済む。
この復帰ボタン42が押されると、寝台制御回路40は
図3におけるステップ68〜74の処理を行うから、天
板2aは予め記憶されている目標復帰位置まで短時間の
内に且つ自動的に戻される。つまり、従来のようにマニ
ュアル操作ボタン41を用いて天板2aの戻しを行う必
要が無いから、その天板2aは速やかに復帰し、その位
置合わせもより高精度になる。これにより、針を挿入し
ている時間を全体として短縮でき、患者の不快感や苦痛
を軽減できると共に、オペレータの操作上の負担も軽減
でき、操作効率、検査効率を向上させることができる。
【0028】このようにして、バイオプシー手順6に係
る天板の復帰が行われた後は前述したように、手順7に
係る確認スキャン及び手順8に係る病変部の組織採取を
通常どおり行うことができる。
【0029】また、上記最終寝台位置の復帰制御は造影
のみを行う撮影にも好適となる。つまり、造影のみを行
う場合、まずスキャンを行って、その画像を確認する。
そして、造影剤を注射した後、寝台を戻してスキャンを
継続させる。この寝台を戻すときに、オペレータは復帰
ボタン42を押すだけで済む。この復帰ボタン42の操
作に呼応して、天板2aは前回スキャン時の最終スキャ
ン位置まで自動的に且つ速やかに戻される。したがっ
て、従来のように、マニュアルで天板2aを戻す手間が
省け、操作効率の向上及び省力化が図られる。
【0030】さらに、スキャン実施時に、1回のスキャ
ン毎に天板2aの復帰位置の設定・記憶が試みられる
(図3のステップ61〜67)。このため、例えば所望
のスキャン像を得たとき、オペレータが入力部38を介
して主制御部30に信号を送ることにより、そのスキャ
ン像を得たときの天板位置を復帰位置として指定でき
る。これにより、復帰位置指定の多様化を図ることがで
きる。
【0031】一方、オペレータが単にマニュアル操作ボ
タン41を使って天板位置をマニュアル調整する場合、
寝台制御回路40では、図3のステップ51〜53(5
4)の処理が繰り返される。これにより、天板2aを所
望位置まで任意にマニュアル制御できる。しかし、この
場合、天板の復帰位置が設定されることはなく、通常の
マニュアル操作となる。
【0032】なお、上記実施例においては寝台位置制御
装置をX線CT装置に適用した例を説明したが、例えば
MRI装置のように、患者を横たえる寝台の位置を制御
する必要のある装置であれば、同様に適用できる。その
場合、寝台の位置(例えば天板の位置)としては、上述
した実施例のように必ずしもZ軸方向(寝台長手方向)
の1次元の位置に限定されるものではなく、2次元又は
3次元の位置であっても同様に制御可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の寝台位
置制御装置にあっては、患者を載せる天板を移動可能に
備えた寝台と、この天板の復帰位置を設定する復帰位置
設定手段と、上記天板の実際の位置を検出する位置検出
手段と、上記天板の位置を上記復帰位置設定手段により
設定された復帰位置まで移動させたいときにオペレータ
によって操作され且つその操作によって上記復帰を発令
する復帰発令手段と、この復帰発令手段から天板位置の
復帰が発令されたとき、上記位置検出手段が検出した実
際の天板位置と上記復帰位置設定手段により設定された
復帰位置とに基づいて上記天板を復帰位置まで自動的に
移動させる天板移動手段とを備えたため、例えば、この
寝台位置制御装置をX線CT装置に組み込んで、バイオ
プシーの際、針挿入後の確認スキャンのための天板復帰
を自動的且つ迅速に行うことができる。この結果、天
板、即ち寝台の復帰に伴う操作が簡単になって、その操
作効率を向上させることができ、また復帰の位置合わせ
精度を向上させる一方、患者の拘束時間を短縮でき、と
くに、バイオプシー診断の針挿入に因る不快感や苦痛を
軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る寝台位置制御装置をX線CT装
置に適用した場合の、X線CT装置の概略ブロック図。
【図2】寝台制御部の一例を示すブロック図。
【図3】寝台制御回路の処理例を示すフローチャート。
【図4】同図(a)〜(c)はバイオプシーのときの寝
台(天板)位置の説明図。
【符号の説明】
1 ガントリ 2 寝台 2a 天板 10 電動モータ 11 位置検出器 30 主制御部 32 寝台制御部 38 入力部 40 寝台制御回路 42 復帰ボタン 43 メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者を載せる天板を移動可能に備えた寝
    台と、この天板の復帰位置を設定する復帰位置設定手段
    と、上記天板の実際の位置を検出する位置検出手段と、
    上記天板の位置を上記復帰位置設定手段により設定され
    た復帰位置まで移動させたいときにオペレータによって
    操作され且つその操作によって上記復帰を発令する復帰
    発令手段と、この復帰発令手段から天板位置の復帰が発
    令されたとき、上記位置検出手段が検出した実際の天板
    位置と上記復帰位置設定手段により設定された復帰位置
    とに基づいて上記天板を復帰位置まで自動的に移動させ
    る天板移動手段とを備えた寝台位置制御装置。
  2. 【請求項2】 前記寝台位置制御装置はX線CT装置に
    組み込まれた装置であって、前記復帰位置設定手段はバ
    イオプシーの際のスライス位置を復帰位置として設定す
    る手段であり、復帰発令手段はオペレータが操作するマ
    ニュアル操作ボタンである請求項1記載の寝台位置制御
    装置。
JP4132440A 1992-05-25 1992-05-25 寝台位置制御装置 Pending JPH05317300A (ja)

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