JPH05317213A - 電気掃除機のエアタービン吸込具 - Google Patents
電気掃除機のエアタービン吸込具Info
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- JPH05317213A JPH05317213A JP4124497A JP12449792A JPH05317213A JP H05317213 A JPH05317213 A JP H05317213A JP 4124497 A JP4124497 A JP 4124497A JP 12449792 A JP12449792 A JP 12449792A JP H05317213 A JPH05317213 A JP H05317213A
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Abstract
吸込具を軽量化し、床面状態に適応した制御をするとと
もに、無負荷等の軽負荷でのタービン回転数上昇による
騒音増加を抑制し、静音化することを目的とする。 【構成】タービン軸に小型発電気を設け、この出力で制
御部を駆動するとともに、タービン回転数を検出する。
さらに、蓄電池を設けて余剰電気を充電するとともにヒ
ータで消費させる。ノズルの形状や開口面積を変えるた
めのシャッタを制御するカム機構を有したアクチエータ
やモータ,制御部は本体や使用者の手元操作部と通信を
する通信制御部を設ける。圧力センサとタービンの回転
数検出センサ等により床面状態を判定し、床面に適した
ノズルの形状や開口面積を設定し、必要に応じて電動送
風機の出力制御もする構成である。
Description
に係るもので、特に吸込具の床面状態に応じた最適制御
に関するものである。
ローリング)・畳・絨毯と多岐にわたり、それぞれの種
類も千差万別である。これらに対応するために電気掃除
機の吸込具は、絨毯清掃用の回転ブラシを駆動する動力
源として、電動機(モータ)や空気力によるエアタービ
ンを用いている。前者は、掃除機本体と吸込具を接続し
ているホースに給電線,吸込具にモータが内蔵されて重
く、操作力が大きく使用者の負担になっている。後者
は、吸込具を持上げたときなどの無負荷状態でのタービ
ン回転数の上昇による騒音の増加がある。
ば特開昭57−180928号公報に示されるものがあり、さら
に改良された実開昭62−83358 号公報に示されるものが
ある。これは使用者の負担を軽減するために、手元操作
部と吸込具に通信手段を設け、床面状態に応じてノズル
の開閉を手動でできるようにしたものがあるが、床面が
変わる毎に使用者が切換操作をしなければならず煩わし
いという欠点があった。また吸込具の静音化が配慮され
ていなかった。
み、掃除機本体と吸込具を接続しているホース及び吸込
具を軽量化するために、吸込具にエアタービンを用い、
床面状態に適応した最適制御をするとともに、無負荷状
態でのタービン回転数の上昇による騒音の増加を抑制し
て静音化し、床面状態に応じてノズルの開閉を自動でで
きるようすることを目的とする。
で回転ブラシを駆動する吸込具で、タービン軸に小型発
電気を設け、この出力で制御部を駆動するとともに、タ
ービン回転数を検出する。さらに、蓄電池を設けて余剰
電気を充電するとともにヒータで消費させる。ノズルの
形状や開口面積を変えるためのシャッタを制御するカム
機構を有したアクチエータやモータを設ける。制御部は
本体や使用者の手元操作部と通信をする通信制御部を有
する。
た圧力センサとタービンの回転数検出センサ等により床
面状態を判定し、床面状態に適したノズルの形状や開口
面積を設定し、必要に応じて掃除機本体の電動送風機の
出力制御もする。
分に掃除性能が得られるブラシ回転数になるように、予
めノズルの形状や開口面積さらに吸い込み風量を設定し
ておく。床面状態により圧力センサで検出する静圧とそ
の変動幅の大きさ及び、タービン回転数とその変動幅の
大きさに違いが生じが、吸込具の静指圧とタービン回転
数は逆の動きをするので、それらの情報に基づいて演算
処理をさせるように作用させる。
細に説明する。図1は本発明に係るエアタービン搭載の
吸込具の斜視図、図2は図1の上ケースを取り除いた平
面図、図3は図2で上ケースを取付けたときのA−A線
断面図、図4は図2で上ケースを取付けたときのB−B
線断面図、図5は吸込具制御の構成ブロック図、図6は
タービンの回転数−トルク・騒音特性、図7は木床・畳
・絨毯の床面におけるタービン回転数及び静圧の大きさ
と変動幅を示す特性図である。
2より成り、内部にロータリーブラシ3,エアタービン
4,床用ブラシ5,シャッタ開閉機構6等が内蔵されて
いる。吸込具本体の後部には掃除機の延長管(図示せ
ず)に連なる曲り継手7があり、これが上下するため
と、エアタービン4を覆うために回動自在なケーシング
8がある。曲り継手7にはストッパ9が嵌合されてい
て、これを外すと簡単に曲り継手7が外れるようになっ
ている。上ケース1と下ケース2は、ねじボス10の位
置でねじ止めされる。吸込具本体の外周には、耐衝撃性
をもたらすためにバンパ11が取付けられている。
アタービン4は軸(シャフト12)の周囲に、この軸か
ら外方に延設された複数個の羽根に吸込気流が当ること
により回転するエアタービン4と、該エアタービン4を
駆動源として回転するロータリーブラシ3とを備えてい
る。またシャフト12には、小形発電気13のロータ1
4が圧入などにより固定されている。該ロータ14はN
S極を有する永久磁石で形成されている。ロータ14の
外周にはコイル15がコイルホルダ16に固定配置して
ある。シャフト12は2個の軸受17で支持され、軸受
17は軸受ホルダ18と軸受ホルダ支持リブ19で支持
されている。なお、タービン4とシャフト12は、ナッ
ト20により締結されている。シャフト12の反エアタ
ービン4側にはプーリ21が設けられ、伝動ベルト22
を介してロータリーブラシ3に確実に駆動力を伝えてい
る。サクションキーパ5は下ケース2の前側すなわち、
反曲り継手7側とほぼ中央の2ケ所に配置してある。
たはモータ23にカム24が取付けてあり、カム24の
突起25に連結棒26が係合し、連結棒26の中間部に
アーム27が回動自在に嵌合している。アーム27はノ
ズル(大)28の形状や開口面積を変えるシャッタ30
に固定してある。連結棒26の他端は下ケース2に係止
してあるバネ31と係合している。
ための吸込気流を得るためのものである。ノズル(大)
28はタービン4を停止させるための吸込気流減速用で
ある。ロータリーブラシ3は浮動軸受32と浮動軸受支
持リブ33によって、浮動自在に支持されており、吸い
込み具本体がスムーズに被掃除面を動くように車輪
(小)34と車輪(大)35がそれぞれ下ケース2に設
けられている。
ノズル(大)28が閉じられており、掃除機本体の電動
送風機(図示せず)が始動すると、高速の吸込気流がノ
ズル(小)29により発生し、タービン4が起動回転す
る。この動作により、小形発電気13のロータ14が回
転し、コイル15がタービン4の回転数に比例した速度
起電力(電圧)が発生するが、タービン回転数検出セン
サ39としも動作させるものである。この起電力により
制御部36の回路が動作し、余剰な電力は蓄電池37に
充電したり、ヒータ38に通電して吸込気流を加熱して
殺ダニに活用する。吸込具に取付けられている圧力セン
サ40の情報も制御部36に取り込まれる。制御部36
には本体・手元操作部等と通信する通信制御部41が接
続されている。
情報により、ニューロ・ファジー制御技術を用いて演算
されたデータに基づき、アクチェータやモータ23の駆
動指令が決定され、無負荷や木床・畳等の軽負荷であれ
ば、ノズル(大)28を開口させるようにアクチェータ
(モータ)が動作する。逆にシャギー絨毯のような重負
荷でロータリーブラシ3の駆動力を大きくする必要があ
るときには、ノズル(小)29の開口面積をさらに絞る
ようにシャッタ30を移動させる。
ビン回転数Nと静圧Hは逆の動きをする。すなわち木床
の場合は、静圧は低くタービン4は高速回転するが、絨
毯は静圧は高くタービン4は低速回転になる。畳はこれ
らの中間で動作する。ロータリーブラシ3の負荷が大き
く、図6に示す特性の一例により動作を説明する。風量
1.2m3/minで絨毯(1)で掃除されていたものが、
吸込具を持ち上げられると無負荷(メカロス)との交点
までタービン回転数が上昇するので、騒音は57dBか
ら61dBに大きくなる。しかし、前述のごとくシャッ
タ開閉機構を動作させるのでノズル(小)29の吸込気
流はほぼゼロになるので、タービン4は停止状態にな
る。従って、ノズル(大)28の吸込気流音のみとな
り、騒音は52dBまで低下し静音化できるものであ
る。
接続しているホース及び吸込具の軽量化が図れ、床面状
態に適応した最適制御ができるので、無負荷状態や木床
・畳等の軽負荷時でのタービン回転数の上昇による騒音
の増大を抑制でき、音が静かでしかも、使用者の負担の
少ない吸込具を提供できるという大きな効果がある。
図である。
図である。
図である。
ルク・騒音特性の説明図である。
でのタービン回転数及び静圧の大きさと変動幅を示す特
性図である。
図である。
(シャフト)、13…小形発電気、17…軸受、23…
アクチエータ(モータ)、28…ノズル(大)、29…
ノズル(小)、36…制御部、37…蓄電池、38…ヒ
ータ、41…通信制御部。
Claims (3)
- 【請求項1】軸の周囲に、その軸から外方に延設された
複数個の羽根に吸込気流が当ることにより回動するエア
タービンと、該エアタービンを駆動源として回転するロ
ータリーブラシとを備えた電気掃除機のエアタービン吸
込具において、エアタービンの軸を支持する軸受の中間
部に小形発電気を設け、該小形発電気の速度起電力(電
圧)により制御部を動作させて、シャッタ開閉機構のア
クチェータ(モータ)を駆動させ、ノズルの形状や開口
面積を変えることができることを特徴とした電気掃除機
のエアタービン吸込具。 - 【請求項2】請求項1において、蓄電池,ヒータを配置
し、制御部を介して余剰電力を蓄電池に充電するかもし
くは、ヒータに通電して吸込気流を加熱するようにした
ことを特徴とする電気掃除機のエアタービン吸込具。 - 【請求項3】請求項1において、制御部に通信制御部を
接続し、本体や手元操作部とデータの送信・受信ができ
るようにしたことを特徴とする電気掃除機のエアタービ
ン吸込具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124497A JPH05317213A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 電気掃除機のエアタービン吸込具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124497A JPH05317213A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 電気掃除機のエアタービン吸込具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05317213A true JPH05317213A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14886959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4124497A Pending JPH05317213A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 電気掃除機のエアタービン吸込具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05317213A (ja) |
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-
1992
- 1992-05-18 JP JP4124497A patent/JPH05317213A/ja active Pending
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