JP3237765B2 - アップライト形電気掃除機 - Google Patents

アップライト形電気掃除機

Info

Publication number
JP3237765B2
JP3237765B2 JP08398691A JP8398691A JP3237765B2 JP 3237765 B2 JP3237765 B2 JP 3237765B2 JP 08398691 A JP08398691 A JP 08398691A JP 8398691 A JP8398691 A JP 8398691A JP 3237765 B2 JP3237765 B2 JP 3237765B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
vacuum cleaner
floor nozzle
floor
back plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08398691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04317618A (ja
Inventor
雅史 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP08398691A priority Critical patent/JP3237765B2/ja
Publication of JPH04317618A publication Critical patent/JPH04317618A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3237765B2 publication Critical patent/JP3237765B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、じゅうたん等の床面の
掃除に有効に機能する回転ブラシを備えたアップライト
形電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、従来のアップライト形
電気掃除機(以下「電気掃除機」という)の構成を示すも
ので、1は上部カバー2の底部を裏板3で塞いでなる床
ノズル部、4は裏板3の前部に図7の表面に対して垂直
に開設した長方形の吸込口、5は床ノズル部1の前部を
仕切って吸込口4の上側に形成した吸入室、6は回転軸
が吸込口4と平行で、先端部が吸込口4から下側に突出
するようにして吸入室5に内装した回転ブラシ、7は回
転軸を裏板3の前部下側に図7の表面に対して垂直に取
り付けた移動用の小ローラ、8は上部が前後方向(図7
において左右方向)に揺動するようにして下部を床ノズ
ル部1の後部に軸着した掃除機本体で、この掃除機本体
8の上部には集塵室(図示しない)が、下部にはファンモ
ータ9がそれぞれ内装されている。10は回転軸を掃除機
本体8の後部下側に図7の表面に対して垂直に取り付け
た移動用の大ローラ、11は吸入室5と掃除機本体8の集
塵室とを連通する吸込ホースで、この吸込ホース11は床
ノズル部1の背面と掃除機本体8の背面上部との間に装
架されている。12は回転ブラシ6とファンモータ9との
間に張架された動力伝達用のベルト、13は先端部に把手
14を設けたハンドル軸で、このハンドル軸13の末端部は
掃除機本体8の上部に取り付けられている。
【0003】このように構成された従来例では、ファン
モータ9を駆動させて、電気掃除機をじゅうたん等の床
面の上で移動させると、回転ブラシ6によって掃き出さ
れたじゅうたん等の床面の塵埃が、ファンモータ9によ
って吸込口4から吸入室5及び吸込ホース11を通って集
塵室に流れる空気に乗って、集塵室に集められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回転ブラシ
6,小ローラ7及び大ローラ10の回転軸を裏板3に図7
の面に対して垂直に取り付けているため、回転ブラシ
6,小ローラ7及び大ローラ10自体は前後方向(図7に
おいて左右方向)にしか回転しないので、電気掃除機の
直進性は良いが、転回性は悪い。このため、電気掃除機
をじゅうたん等の床面の上で転回移動させるときには、
回転ブラシ6,小ローラ7及び大ローラ10はじゅうたん
等の床面と図8に斜線で示した領域で擦りあいながら移
動するので、電気掃除機の転回操作が重くなる上、じゅ
うたん等の床面を傷付けるという問題があった。特に、
重量が重いアップライト形電気掃除機にあってはこの問
題を見過ごすことはできないものであった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、転回操作が軽く行えて、じゅうたん等の床面
に傷を付けないアップライト形電気掃除機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、把手の制御ス
イッチを投入して、左右方向に回転自在のローラを電磁
石によって裏板の下側に突出させることにより、床ノズ
ル部を大ローラを支点にして上方に持ち上げて、回転ブ
ラシ及び小ローラをじゅうたん等の床面から離すように
したものである。
【0007】又、裏板の下側に突出させたローラを小モ
ータによって回転駆動させるようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、把手の制御スイッチを投入す
ると、電磁石によってローラが裏板の下側に突出して、
床ノズル部を大ローラを支点にして上方に持ち上げるの
で、回転ブラシ及び小ローラがじゅうたん等の床面から
離れて、電気掃除機の転回移動が軽く行えるようになる
と共に、転回時にじゅうたん等の床面を傷付けるような
ことがなくなる。
【0009】又、裏板の下側に突出させたローラを小モ
ータによって回転駆動させることにより、電気掃除機の
転回が一層楽になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1乃至図
6により詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を具備したアップ
ライト形電気掃除機の構成を示し、図2は本発明のロー
ラ昇降装置の一実施例の構成を示すもので、図7の符号
と同一符号の部分は同一部分を示しており、又、15は裏
板3の中央部に回転ブラシ6の回転軸と平行に開設した
長方形のローラ穴、16は転回用のローラ17の両側に突設
して固定した回転軸、18はローラ17の両側に並ぶように
して回転軸16に取り付けた一対の円形の大軸受、19は大
軸受18の外側に並ぶようにして回転軸16の両端部にそれ
ぞれ取り付けた一対の円形の小軸受、20は長円形のガイ
ド穴21を縦方向に開設した一対の軸ガイド(図2参照)
で、これ等の軸ガイド20は、ローラ穴15の前部及び後部
の裏板3の上側に互いに対向するようにして突設されて
おり、ローラ17及び大軸受18が軸ガイド20の間に介装さ
れる状態でガイド穴21に貫装した回転軸16を上下方向に
案内する。22は大軸受18の外形と同じ円弧状の溝23を上
部に設けた一対の電磁石(図2参照)で、これ等の電磁石
22は、ローラ穴15と軸ガイド20との間の裏板3の上側に
おいて、軸ガイド20によって案内される大軸受18が溝23
に嵌合するような位置に固定されている。24は一端を小
軸受19に固定し、他端を上部カバー2に固定した一対の
スプリングで、これ等のスプリング24は回転軸16に固定
されたローラ17,大軸受18及び小軸受19を図中上方に付
勢する。25は制御スイッチ26によって電磁石22への通電
を制御する電気回路基板、27は電磁石22,電気回路基板
25及び制御スイッチ26を接続するリード線である。
【0012】このように構成された本実施例において、
制御スイッチ26を投入して、電磁石22に電流を流すと、
電磁石22が磁力を発生して、真上に位置している大軸受
18を電磁石22の方へ引き寄せる。すると、大軸受18が、
スプリング24の引張力に抗して軸ガイド20に沿って下降
して、電磁石22の溝23に嵌合、固定されると同時に、ロ
ーラ17は、ローラ穴15から裏板3の下側に突出して、床
ノズル部1を大ローラ10を支点として上昇する(図3参
照)ので、回転ブラシ6及び小ローラ7がじゅうたん等
の床面から離れる。この結果、床ノズル部1は前後方向
に回転する大ローラ10と左右方向に回転するローラ17に
よってのみ支持されるので、電気掃除機の左右方向への
転回移動が軽く行えるようになると共に、回転ブラシ6
及び小ローラ7がじゅうたん等の床面と擦れあうことも
なくなる。
【0013】又、制御スイッチ26を切って、電磁石22へ
の電流の流れを遮断すると、電磁石22の磁力が消滅し
て、大軸受18が電磁石22から解放される。このため、大
軸受18がスプリング24の引張力によって上方に移動する
と共に、ローラ17が裏板3の上側に引き込まれて、床ノ
ズル部1が大ローラ10を支点として下降する(図3参照)
ので、回転ブラシ6及び小ローラ7がじゅうたん等の床
面に接触して、電気掃除機の前後方向への移動が軽く行
える。
【0014】図4は本発明の他の実施例を具備したアッ
プライト形電気掃除機の構成を示し、図5は本発明のロ
ーラ昇降装置の他の実施例の構成を示し、図6は本発明
の他の実施例を制御する制御スイッチの構成を示すもの
で、図1及び図2の符号と同一符号の部分は同一部分を
示しており、又、28は大軸受18と小軸受19との間の回転
軸16に固定したプーリ(図5参照)、29は、駆動軸が回転
軸16と平行になるようにして、モータ台30を介して裏板
3の上側に取り付けた小モータ、31はプーリ28と小モー
タ29の駆動軸と間に張架した動力伝達用の小ベルト(図
5参照)、32は制御スイッチ33によって電磁石22及び小
モータ29への通電を制御する電気回路基板、34は電磁石
22,小モータ29,電気回路基板32及び制御スイッチ33を
接続するリード線である。
【0015】このように構成された本実施例において、
制御スイッチ33を図6において左側か或いは右側かに傾
倒すると、大軸受18が電磁石22の溝23に嵌合、固定し
て、ローラ17が裏板3の下側から突出すると同時に、小
モータ29が制御スイッチ33を傾倒した側に回転する。こ
の結果、床ノズル部1が大ローラ10を支点として上昇し
て、回転ブラシ6及び小ローラ7がじゅうたん等の床面
から離れると同時に、ローラ17が制御スイッチ33を傾倒
した側に回転駆動されるので、電気掃除機の制御スイッ
チ33を傾倒した側への転回移動が軽く行えるようになる
と共に、回転ブラシ6及び小ローラ7がじゅうたん等の
床面と擦れあうこともなくなる。
【0016】又、制御スイッチ33を立てて、電磁石22及
び小モータ29への電流の流れを遮断すると、小モータ29
の回転が止まると同時に、ローラ17がスプリング24の引
張力によって裏板3の上側に引き込まれて、回転ブラシ
6及び小ローラ7がじゅうたん等の床面に接触するの
で、電気掃除機の前後方向への移動が軽く行える。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、手元の制御スイッチを操作することにより、
ローラを裏板の下側に突出させて、回転ブラシ及び小ロ
ーラをじゅうたん等の床面から離すので、電気掃除機の
転回移動が軽く行えるようになると共に、転回時にじゅ
うたん等の床面を傷付けるようなことがなくなるという
効果がある。
【0018】又、裏板の下側に突出させたローラを小モ
ータによって回転駆動させることにより、電気掃除機の
転回を一層楽に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を具備したアップライト形電
気掃除機の要部断面図である。
【図2】本発明のローラ昇降装置の一実施例の構成を示
す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を具備したアップライト形電
気掃除機の動作状態を示す要部断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を具備したアップライト形
電気掃除機の要部断面図である。
【図5】本発明のローラ昇降装置の他の実施例の構成を
示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例を制御する制御スイッチの
構成を示す斜視図である。
【図7】従来のアップライト形電気掃除機の要部断面図
である。
【図8】従来のアップライト形電気掃除機を転回したと
きに回転ブラシ及び小ローラがじゅうたん等の床面に接
触する状態を示す図である。
【符号の説明】
1…床ノズル部、 2…上部カバー、 3…裏板、 4
…吸込口、 8…掃除機本体、 9…ファンモータ、
15…ローラ穴、 17…ローラ、 18…大軸受(ローラ昇
降装置)、 20…軸ガイド(ローラ昇降装置)、 22…電
磁石(ローラ昇降装置)、 24…スプリング(ローラ昇降
装置)、 28…プーリ(動力装置)、 29…小モータ(動力
装置)、 31…小ベルト(動力装置)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−25521(JP,A) 実開 昭50−15964(JP,U) 実開 昭62−151834(JP,U) 実開 昭59−70653(JP,U) 実開 昭57−18446(JP,U) 特公 平1−41324(JP,B2) 特公 昭62−23567(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00 - 9/08 A47L 5/28 - 5/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵室及びファンモータけた掃除機
    体が揺動自在に取り付けられている床ノズル部の裏板
    には、吸込口が前部に開設され、小ローラが前部に、大
    ローラが後部にそれぞれ前記床ノズル部の前後方向に回
    転自在に取り付けられていると共に、前記吸込口には、
    回転ブラシが該回転ブラシの先端部が前記裏板の下側か
    ら突出するように配設されており、前記ファンモータを
    駆動させながら、前記床ノズル部を床面の上で移動させ
    ると、前記回転ブラシが掃き出した前記床面の塵埃を空
    気の流れに乗せて前記吸込口から前記集塵室へと吸引し
    て集め、前記床面を清掃するアップライト形電気掃除機
    において、前記裏板の前記大ローラよりも前方の部分に開設したロ
    ーラ穴と、 前記床ノズル部の非転回時には、前記床ノズル部の左右
    方向に回転自在のローラを上方に付勢して、該ローラを
    前記ローラ穴から前記裏板の上側に没入させるローラ上
    昇手段と、 前記床ノズル部の左方向又は右方向への転回時には、前
    記ローラを下方に付勢して、前記ローラを前記ローラ穴
    から前記裏板の下側に突出させ、前記床ノズル部の前部
    を前記大ローラを支点にして持ち上げるローラ下降手段
    が具備されていることを特徴とするアップライト形電
    気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記床ノズル部の左方向又は右方向への
    転回時には前記ローラを転回指示方向に回転駆動させる
    動力手段が更に具備されていることを特徴とする請求項
    1記載のアップライト形電気掃除機。
JP08398691A 1991-04-16 1991-04-16 アップライト形電気掃除機 Expired - Fee Related JP3237765B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08398691A JP3237765B2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 アップライト形電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08398691A JP3237765B2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 アップライト形電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04317618A JPH04317618A (ja) 1992-11-09
JP3237765B2 true JP3237765B2 (ja) 2001-12-10

Family

ID=13817860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08398691A Expired - Fee Related JP3237765B2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 アップライト形電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3237765B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04317618A (ja) 1992-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0910143A (ja) 電気掃除機の吸込口体
JP3237765B2 (ja) アップライト形電気掃除機
KR19980063263A (ko) 소형 전기 소제기
US20060130267A1 (en) Electric cleaner
JPH10110966A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP3066544B2 (ja) 電気掃除機の床ブラシ
JPH11244204A (ja) 床用吸込具
JP3128046B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
JP3630146B2 (ja) 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機
JP3819556B2 (ja) 床用吸込具
JPH06284991A (ja) アップライト型電気掃除機
JP2693873B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
JPS62129025A (ja) 電気掃除機の吸込口体
JPH06327591A (ja) 電気掃除機の吸込口体
JPH05317213A (ja) 電気掃除機のエアタービン吸込具
KR100222652B1 (ko) 전방향 이동형 청소기의 흡입장치
JP2000237102A (ja) 電気掃除機の吸口
KR200160221Y1 (ko) 원격제어 청소기의 캐스터 장치
KR0140763B1 (ko) 진공청소기의 물걸레 이송장치
JPH1189765A (ja) 床用吸込具
JPH0226520A (ja) アプライト形電気掃除機
JPS6151886B2 (ja)
KR200160220Y1 (ko) 원격제어 청소기의 캐스터 장치
JP3432751B2 (ja) エスカレータの踏み段ライザー清掃装置
JP3229631B2 (ja) 電気掃除機の吸込口

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees