JPH0531711B2 - - Google Patents

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JPH0531711B2
JPH0531711B2 JP58245805A JP24580583A JPH0531711B2 JP H0531711 B2 JPH0531711 B2 JP H0531711B2 JP 58245805 A JP58245805 A JP 58245805A JP 24580583 A JP24580583 A JP 24580583A JP H0531711 B2 JPH0531711 B2 JP H0531711B2
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JP
Japan
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pressure
hydraulic
valve
hydraulic servo
oil passage
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Nobuaki Miki
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、車両用自動変速機の制御装置に関す
るものである。 [従来の技術] 従来、自動変速機付きの車両において動力性能
及び燃費性能を向上させるためには、自動変速機
を多段化することが望ましい。しかし、自動変速
機を多段化した場合、その分構造が複雑になるだ
けでなく重量及び寸法が増大して搭載性が低下す
るとともに、価格が上昇し、小型車両への採用が
困難となる。 この自動変速機の多段化による重量、寸法及び
価格の増大は、主に変速時のシヨツクを軽減する
ため自動変速機に加えられた一方向クラツチによ
つてもたらされる。 例えば、第1図に示す自動変速機においては、
トルクコンバータTCの出力軸に3段のプラネタ
リギアP1,P2,P3が連結されていて、前進
4段後進1段の遊星歯車変速機AT1を構成して
いる。この場合、上記自動変速機を達成するた
め、摩擦係合要素として、クラツチC1,C2と
ブレーキB4,B5に加えて、1−2シフト、2
−3シフト、3−4シフトの各変速時においてシ
ヨツクが発生するのを防止するため、三つの一方
向クラツチF1,F2,F3が使用される。そし
て、エンジンブレーキが効くようにするために三
つのブレーキB1,B2,B3が追加されてい
る。 上記構成の自動変速機においては、上記一方向
クラツチF1,F2,F3を廃止することによつ
て第2図に示すような前進4段後進1段の遊星歯
車変速機AT2の構成にすることができる。 図において、R1,R2,R3,S1,S2,
S3,CR1,CR2,CR3,p1,p2,p3
は各プラネタリギアP1,P2,P3のリングギ
ア、サンギア、キヤリア及びプラネタリギアピニ
オンを示している。 次に、第1図に示す遊星歯車変速機AT1を例
にとり、変速のメカニズムについて説明する。 第1図の遊星歯車変速機AT1においては、変
速の種類は各種考えられ、表1は各変速時のクラ
ツチ、ブレーキ、一方向クラツチの作動を示す。
【表】 表中で〇は係合状態、△はエンジンブレーキ時
の係合状態、×は解放状態、◎はロツク状態を示
す。また、OWCは一方向クラツチを示し、Rは
後進(リバース)、Nは中立(ニユートラル)、〜
Dは前進(ドライブ)であり、いずれも運転席に
設けたセレクト(選速)レバーの設定位置を示
す。 この種の自動変速機において考えられる変速に
は、次のようなものがある。 (a) 発進時に行われる手動変速 N(中立)→D(前進)(クラツチC1を係合
する) N→R(後進)(クラツチC2及びブレーキB
2を係合する) (b) 1st(第1速)、2nd(第2速)、3rd(第3速)、
4th(第4速)における自動変速及びプラネタリ
ギアを構成するギアの切換え(表1に示す。) (c) 各変速段間における飛び越しの変速 上記いずれの変速においても、摩擦係合要素で
あるクラツチ及びブレーキの係合及び解放(摩擦
係合要素のつかみ変え)が行われ、原理的には同
じものである。そこで、第2速と第3速間の変速
(2−3シフト)を例にとつて第3図を併用して
説明する。 表1を見れば分かるように、2−3シフトにお
いては、第2速時に一方向クラツチF2を介して
ブレーキB5で受けていた反力を、第3速時のブ
レーキB4の係合によつて一方向クラツチF1を
介して切り換えるようにしている。 第3図は変速時の過渡特性を模式的に示したも
のである。各経過ごとの、各部材の回転速度、摩
擦係合要素の油圧サーボ内の油圧、伝達トルクの
変化の様子を表している。また、時間t0〜t1間は
第2速で走行しており、時間t1〜t4間で変速し、
時間t4以降では第3速の走行となる。 [t0]:変速の開始を示す。走行状態に応じて制御
された油圧制御装置に設けられた2−3シフト
弁(図示しない)が切り換わり、第2速の状態
から第3速の状態となる。該2−3シフト弁が
切り換わると、ブレーキB4の油圧サーボB−
4に油が供給され始め、油圧PB−4の上昇が
開始される。 [t0~t1]:油圧が供給されることにより、油圧制
御装置の管路内の空間が満たされ、更に油圧サ
ーボB−4のピストンが移動してピストンの遊
びが零となる。この区間内においては、ピスト
ンによるブレーキB4の摩擦プレートへの押圧
力は零であり、ブレーキB4のトルク容量は零
である。したがつて、ギアの状態は第2速のま
まであり、キヤリアCR1は一方向クラツチF
2を介してブレーキB5によつてトランスミツ
シヨンケースに固定されている。このときに受
ける反力がTF2であり、これとリングギアR
2を介して入力してくる入力トルクTEを加え
たものが出力軸トルクT0であり、下の式で表
される。 T0=TF2−TE この時、サンギアS1は入力軸の回転速度
NEとは反対方向に、回転速度NS1で回転し
ている。 [t1~t2]:油圧サーボB−4内の油圧PB−4が上
昇し、ブレーキB4がトルク容量を持ち始め
る。これに伴つて反力TF2が減少し、時間t2
において零になり、出力軸トルクT0は減少す
る。 しかしながら、この区間においては各部材の
回転変化は生じない。したがつて、この区間の
ことをトルク変化区間(トルク相)と言う。な
おこの区間から時間t4までの間は、第3図に示
すようにB4ブレーキのトルク容量TB4に対
応して出力軸トルクT0が出力され、これが変
速時のシヨツクとなる。 したがつて、上記区間(t1〜t4)におけるB
4ブレーキの油圧サーボB−4への供給油圧の
特性は非常に重要である。 そこで、従来の自動変速機においては、アキ
ユムレータを用いたり、ソレノイド弁を電子制
御することによつて調圧を行うことによつて油
圧PB−4の立上がり特性を制御し、滑らかな
変速を得るようにしている。 [t2~t4]:油圧サーボB−4内の油圧PB−4がさ
らに上昇し、ブレーキB4のトルク容量TB4
が増加し、時間t2において反力TF2が零にな
つたキヤリアCR1は回転速度NCR1で回転を
開始する。 また、油圧PB−4が上昇するとともにトル
ク容量TB4が増加し、ブレーキB4は摺動し
ながら徐々にサンギアS1の逆方向の回転を減
少させていき、時間t4において停止させ変速を
完了する。この時、キヤリアCR1の回転速度
NCR1及びエンジン回転速度NEは第3速の回
転に同期される。 すなわち、この区間は各部材が第2速の状態
から第3速の状態に同期される過程であり、こ
の区間のことを回転変化区間(慣性相)とい
う。これらの回転変化により、回転エネルギの
変換及び入出力が行われ、特にブレーキB4は
変速時の回転変動によるエネルギを吸収する役
割を持つており、変速時にはかなりの熱が発生
し、温度が上昇する。これは潤滑油によつて冷
却される。 すなわち、第1図に示す遊星歯車変速機AT
1のギアトレイン(歯車列)のように、変速前
の反力要素が一方向クラツチである場合には、
変速時に摩擦係合要素が一方向に係合していく
ことにより、一方向クラツチの反力は減少し零
となる。そして、その後は回転が拘束されるこ
とがないため、摩擦係合要素から摩擦係合要素
への切換えをスムーズに行うことができ、変速
制御を比較的容易に行つて変速シヨツクを抑制
することができる。 これが自動変速機に一方向クラツチを使用し
ている例が多い理由である。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の車両用自動変速機の
制御装置においては、第2図に示すような遊星歯
車変速機AT2のギアトレイン(歯車列)を採用
する場合、摩擦係合要素から摩擦係合要素への切
換えを行うことが非常に難しい。 これを第2図、第4図、第5図、第6図及び表
2を用いて説明する。表2は第2図の自動変速機
の作動表を示す。
【表】 2−3シフトについて説明する。表2から分か
るように、2−3シフト時においてはブレーキB
2が解放され、ブレーキB1が係合される。 このときの切換えの過程を第4図を用いて説明
する。 [t0~t2]:この区間における伝達トルク及び回転
速度NEの変化の関係は第3図の場合と同じで
ある。 但し、この区間で重要なことは第3図におい
ては反力TF2はブレーキB4のトルク容量
TB4に対応して変動し、これを一方向クラツ
チF2で受けている。一方向クラツチF2は、
十分な容量に設定してあるので、余裕を持つて
対応することができる。 これに対し、第4図の場合は、第3図の反力
TF2に相当するのはブレーキB2が受けてい
るトルク容量TB2であり、同様に第3図のブ
レーキB4のトルク容量TB4に相当するブレ
ーキB1のトルク容量TB1に対応して変動す
る。 したがつて、ブレーキB2は、常にトルク容
量TB2を確保することができるような油圧
PB−2が確保されていなければならない。 2−3シフトバルブは、時間t0において既に
第3速の状態になつており、その瞬間から油圧
サーボB−2内の油圧の排出が開始されてい
て、油圧PB−2は低下し始めている。この状
態で、ブレーキB2がトルク容量TB2を上回
るトルク容量を確保しなければキヤリアCR1
はスリツプし、自動変速機はニユートラル(N)状
態となつてエンジンオーバーラン等の不具合を
生じる。したがつて、この区間において油圧
PB−2をトルク容量TB2を上回る容量に確
保することは非常に重要な課題となる。 上記区間において油圧PB−2の排出が早す
ぎた場合の状態を第6図の太線で示す。この場
合、一瞬ニユートラル状態となるためエンジン
がオーバーランするとともに、出力軸トルクT
0が急激に低下し、その後ブレーキB1の油圧
サーボB−1内の油圧PB−1が上昇するとと
もに急激に出力軸トルクT0が上昇し、大きな
変速シヨツクが発生する。 逆に第5図の太線で示すように、油圧PB−
2の降圧が遅れた場合には、時間t2においてト
ルク容量TB2が零になつた後、本来はキヤリ
アCR1が時間t3以後回転しなければならない
が、ブレーキB2がトルク容量TB2を保持し
ているため回転が阻害されて逆に抵抗となりト
ルク容量TB2はマイナスの状態となり、その
結果出力軸トルクT0が図のように大きな変動
を示し、やはり大きな変速シヨツクが発生す
る。 すなわち変速時においては、油圧PB−1を
最適に調圧するとともに油圧PB−2を保持し
タイミングよく排出することが非常に大切なこ
とであることが分かる。 そこで、本発明は上記従来の問題点を解決し
て、各変速段への変速時に各油圧サーボに供給
される油圧を一つの昇圧調整機構で制御すると
もに、各油圧サーボから排出される油圧を一つ
のアキユームレータリレー機構及び一つの降圧
調整機構で制御し、簡単な構成ですべての変速
段への変速をスムーズに行なうことができる車
両用自動変速機の制御装置を提供することを目
的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明の車両用自動変速機の制御装置は、油圧
サーボによりそれぞれ作動される複数の摩擦係合
要素を選択的に係脱することによつて変速が行な
われる多段式歯車変速機と、前記各油圧サーボへ
の作動油の給排を選択的に行なう油圧制御装置と
を有し、前記油圧制御装置は、油圧源と、該油圧
源と前記各油圧サーボ間に設けられ、絞り付のド
レインポートを有する複数のシフト弁と、各変速
段への変速の際に前記複数のシフト弁を切換え、
変速時に係合される摩擦係合要素の油圧サーボで
ある第1の油圧サーボを前記油圧源に連通させる
とともに、解放される摩擦係合要素の油圧サーボ
である第2の油圧サーボを前記絞り付のドレイン
ポートに連通させる複数のソレノイド弁とからな
る自動変速機構と、前記油圧源と前記自動変速機
構間に設けられ、出力油圧がフイードバツク圧と
して印加させれ、該フイードバツク圧に対向して
信号圧が入力され、該信号圧に応じて油圧源から
の油圧を調圧する第1の油路切換弁と、各変速段
への変速の際に前記第1の油路切換弁に前記信号
圧を出力し前記第1の油圧サーボの昇圧を制御す
る昇圧用ソレノイド弁とかなる昇圧調整機構と、
絞りのないドレインポートと、該絞りのないドレ
インポートと前記各油圧サーボ間に設けられ、前
記各油圧サーボを前記絞りのないドレインポート
に選択的に連通させる第2の油路切換弁と、前記
複数のソレノイド弁による前記複数のシフト弁の
切換え後、所定タイミングで前記第2の油圧サー
ボを前記絞りのないドレインポートに連通させる
ように前記第2の油路切換弁を切換える降圧用ソ
レノイド弁とからなる降圧調整機構と、一つのア
キユームレータと、該アキユームレータと前記各
油圧サーボ間に設けられ、前記複数のシフト弁の
うち一つのシフト弁を介して前記降圧用ソレノイ
ド弁により前記第2の油路切換弁と同時に切換え
られ、前記アキユームレータを前記第2の油圧サ
ーボから切り離すとともに、前記第1の油圧サー
ボに連通させるアキユームレータリレー弁とから
なるアキユームレータリレー機構とを有すること
を特徴とする。 [作用及び発明の効果] 各変速段への変速の際に、自動変速機構におい
て、複数のシフト弁が複数のソレノイド弁により
切換えられると、変速時に係合される摩擦係合要
素の油圧サーボである第1の油圧サーボが油圧源
に連結され、解放される摩擦係合要素の油圧サー
ボである第2の油圧サーボが絞り付のドレインポ
ートに連通される。 この際、油圧源と自動変速機構間には第1の油
路切換弁と昇圧用ソレノイド弁とからなる昇圧調
整機構が設けられており、昇圧用ソレノイド弁か
ら第1の油路切換弁に信号圧が入力され、第1の
油路切換弁の出力圧であるフイードバツク圧と対
向し油圧源からの油圧を調圧して、第1の油圧サ
ーボの昇圧を制御して第1の油圧サーボにより作
動される摩擦係合要素をスムーズに係合させる。 また、絞り付のドレインポートに連通された第
2の油圧サーボには、アキユームレータリレー機
構のアキユームレータが連通されているために、
アキユームレータ内に畜圧された油圧が絞り付の
ドレインポートから制限されながらゆつくりと排
出されるので、第2の油圧サーボの油圧もゆつく
りと降圧し、第2の油圧サーボに作動される摩擦
係合要素がゆつくりと解放される。 よつて、第1の油圧サーボの油圧が上昇して摩
擦係合要素の係合が開始されると摩擦係合要素が
受けるトルクが上昇し、それにともない解放され
る摩擦係合要素の受けるトルクが減少していく。 そして、所定のタイミングで降圧調整機構の降
圧用ソレノイド弁によつて第2の油路切換弁が切
換えられ第2の油圧サーボが絞りのないドレイン
ポートに連通されるとともにアキユームレータリ
レー弁が複数のシフト弁のうち一つのシフト弁を
介して降圧用ソレノイド弁によつて第2の油路切
換弁と同時に切換えられ、アキユムレータを第2
の油圧サーボから切り離し第1の油圧サーボに連
通させる。 すると、第2の油圧サーボの油圧が急速に排出
されて第2の油圧サーボによつて作動される摩擦
係合要素を急速に解放される。そして第1の油圧
サーボの油圧はさらに上昇し、第1の油圧サーボ
により作動される摩擦係合要素が完全に係合して
変速が終了する。 また、第1の油圧サーボにはアキユムレータが
連通されるので、次の変速時には、上記の第2の
油圧サーボの如く制御することができる。 よつて、本発明の自動変速機の制御装置によれ
ば、各変速段への変速の際に係合される摩擦係合
要素の油圧サーボである第1の油圧サーボの油圧
を昇圧調整機構によつて制御しているのでスムー
ズな摩擦係合要素の係合を行なうことができ、ま
た、変速の際に解放される摩擦係合要素の油圧サ
ーボである第2の油圧サーボの油圧は、複数のシ
フト弁の切換えにより絞り付のドレインポートに
連通されるので、摩擦係合要素が急激に解放され
ないように油圧を保持することができ、そして降
圧調整機構により、第2の油圧サーボを絞りのな
いドレインポートに連通させると同時に、アキユ
ームレータリレー機構によりアキユームレータと
切り離すので、タイミングよく第2の油圧サーボ
の油圧を排出することができ、スムーズな変速を
行なうことができるので、一方向クラツチを設け
ることなくスムーズな変速を行なうことができ、
多段式歯車変速機を簡単な構成とすることができ
コンパクト化することができる。 また、昇圧調整機構は油圧源と自動変速機構間
に設けられ複数のシフト弁の切換により選択的に
各油圧サーボに連結されるので、一つの昇圧調整
機構によりすべての変速時において係合される摩
擦係合要素の油圧サーボの油圧を制御することが
でき、また、降圧調整機構は各油圧サーボと絞り
のないドレインポートとの間に設けられているの
で、一つの降圧調整機構ですべての変速時におい
て油圧サーボの降圧の制御をすることができ、さ
らに、アキユームレータリレー機構のアキユーム
レータリレー弁は一つのシフト弁を介して降圧調
整機構の降圧用ソレノイド弁によつて切換えら
れ、特別のソレノイド弁を必要とすることなく一
つのアキユムレータを各油圧サーボに連通させる
ことができるので、油圧制御装置の構造を簡素化
することができる。 [実施例] つぎに本発明の車両用自動変速機の制御装置を
第7図に示す実施例に基づき説明する。 車両用自動変速機の制御装置は油圧制御装置1
00と電子制御装置200とからなる。 油圧制御装置100は、車両のエンジンにより
駆動される油圧源であり油溜め104からオイル
ストレーナ101を介して作動油を吸い上げるオ
イルポンプ102、油圧調整装置であり、通常1
または2の調圧弁からなり、前記オイルポンプ1
02の吐出油圧を車速、エンジン負荷など車両走
行条件に応じて調圧し油路1にライン圧を発生さ
せるとともに流体継手TCへ作動油を供給し、さ
らに歯車変速機へ潤滑油を供給する油圧調整装置
103、および油圧回路の所定位置に設けられ油
圧の保持および排圧を行なうソレノイド弁S1〜
S4を含み第2図に示す前記車両用自動変速機の
前記摩擦係合装置であるクラツチC1,C2、ブ
レーキB1,B2,B3の各油圧サーボC−1、
C−2、B−1、B−2、B−3への作動油の給
排を行う油圧変速機構110からなる。 電子制御装置200は、車速センサ、スロツト
ル開度などの車両条件を入力として前記油圧制御
装置100内に設けられたソレノイド弁S1〜S
4を選択的にON、OFFさせる。 油圧変速機構110は、運転席に設けられたセ
レクトレバーにリンク機構を介して連結され、手
動により作動される油路切換弁であり、前記油路
1と油圧サーボC−1、C−2、B−1、B−
2、B−3との連絡を選択的に行い、変速範囲を
選択するための油路切換弁である選速弁(マニユ
アル弁)10と、該選速弁10と前記各油圧サー
ボC−1、C−2、B−1、B−2、B−3との
間に設けられた油路切換弁である第1シフト弁2
0および第2シフト弁30および電子制御装置2
00の出力で作動され前記第1および第2シフト
弁20および30を制御するソレノイド弁S1お
よびS2を有する自動変速機構300と、前記マ
ニユアル弁10と前記第1シフト弁20との間に
設けられ各油圧サーボへの供給油圧の立上りを調
整するための油圧サーボの昇圧調整機構400
と、各油圧サーボからの排圧の速度を調整し摩擦
係合要素の解放時期(タイミング)を調整する油
圧サーボの降圧調整機構(またはシフトタイミン
グ機構)500とからなる。 マニユアル弁10は、運転席に設けられたセレ
クトレバーに連動されるスプール11を有し、油
路1に連絡したインポート10Aおよび10B、
ドレインポート10Cおよび10D、前進用油路
2に連絡したアウトポート10Eおよび10F、
後進用油路3に連絡したアウトポート10Gおよ
び10H、および前後進時に油圧が供給されてい
る油路4に連絡したアウトポート10Iおよび1
0Jを備え、セレクトレバーに設けられたセレク
ト位置である後進:R(リバース)、中立:N(ニ
ユートラル)、および前進:D(ドライブ)の各設
定位置に応じてライン圧の発生している油路1
と、前進用クラツチC1に連絡した油路2、後進
用油路3、および走行時に常時油圧が発生してい
る油路4と選択的に連絡する。表3にセレクトレ
バーの各設定位置における油路1と油路2〜4連
絡状態を示す。〇は油路1と連絡してライン圧が
供給されている状態を示し、×はドレインポート
に連絡して排圧されている状態を示す。
【表】 油圧サーボの昇圧調整機構400は、油路切換
弁であると同時にスプール弁であるシヨツクコン
トロール弁40と、電子制御装置200の出力に
よりON、OFFされ該シヨツクコントロール弁4
0を制御する昇圧用ソレノイド弁S4とからな
る。シヨツクコントロール弁40は一方にスプリ
ング42が背設されたスプール43、前記油路4
に連絡したインポート40A、ドレインポート4
0B、オリフイス44を介して油路1に連絡する
とともに前記ソレノイド弁S4が取付けられた油
路1Aに連絡され前記ソレノイド弁S4によつて
制御されるソレノイド圧が入力される入力ポート
40C、油路4Aに連絡されたアウトポート40
D、該アウトポート40Dの油圧がスプール43
にフイードバツクされるフイードバツクポート4
0Eを備える。ソレノイド弁S4は前記オリフイ
ス44を介して油路1に連絡した油路1Aに設け
られ、車両走行条件に応じて第8図に示す如く変
速時にデユーテイコントロールされる。これによ
り、油路1Aには立上りが早く、且つなめらかに
目標油圧に収束するソレノイド圧が発生し、スプ
ール43は、一方から前記スプリング42のばね
荷重およびソレノイド圧Psを受け、他方からは
油路4Aに出力した出力油圧のフイードバツクを
受けて変位され、ポート40A,40Bの開口度
合が調整されて、油路4Aに漸変する油圧を発生
させる。 自動変速機300の第1シフト弁20は、一方
にスプリング21が背設されたスプール22を備
えたスプール弁であり、オリフイス23を介して
油路1に連絡するとともに前記ソレノイド弁S1
が設けられた油路1Bに連絡し、ソレノイド弁S
1により制御されるソレノイド圧が入力する入力
ポート20A、前記油路3に連絡したライン圧入
力ポート20B、前記油路4Aに連絡したインポ
ート20C、ドレインポート20D、それぞれ絞
りであるオリフイスAおよびBが設けられたドレ
インポート20Eおよび20F、油路4Bに連絡
したインアウトポート20G、油路4Cに連絡し
たインアウトポート20H、および油路5Cに連
絡したドレインポート20Iを有する。この第1
シフト弁20のスプール22は一方(図示左方)
から油路1Bに発生するソレノイド圧Psを受け、
他方(図示右方)からはスプリング21のばね荷
重および油路3から供給されるライン圧を受けて
変位される。マニユアル弁10がDまたはN位置
に設定され、油路3が排圧されているとき、ソレ
ノイド弁S1がONされたとき油路1Bの油圧が
ソレノイド弁S1から排圧されて低いレベルとな
るため、スプール22はスプリング21の作用で
図示左方に設定され、それぞれポート20Dと2
0I、20Gと20F、20Cと20Hとが連絡
し、ポート20Eがスプール22の図示左端ラン
ドにより閉じられる。ソレノイド弁S1がOFF
されたときは、油路1Bの油圧が高いレベル(ラ
イン圧と同等)に保持されるためスプール22は
スプリング21を圧縮して図示右方に設定され、
それぞれポート20Cと20G、20Eと20H
とが連絡し、ポート20Iはスプール22の図示
右端ランドにより閉じられる。またマニユアル弁
10がR位置に設定されたとき油路3に発生する
ライン圧およびスプリング21のばね荷重により
スプール22はソレノイド弁S1のON、OFFの
如何にかかわらず図示左方に固定される。 ソレノイド弁S1はオリフイス23を介して油
路1に連絡した油路1Bに設けられ、前記電子制
御装置200により車両走行条件に応じて表4お
よび第8図に示す如くON(図示:O)、OFF(図
示:X)される。 第2シフト弁30は、一方にスプリング31が
背設されたスプール32を備えたスプール弁であ
り、オリフイス33を介して油路1に連絡すると
共に前記ソレノイド弁S2が設けられた油路1C
に連絡し、ソレノイド弁S2により制御されるソ
レノイド圧が入力する入力ポート30A、油圧サ
ーボB−1に連絡した油路5に連絡したインアウ
トポート30B、前記油路4Bに連絡したインア
ウトポート30C、油圧サーボB−2への連絡油
路6に連絡したインアウトポート30D、前記油
路4Cに連絡したインアウトポート30E、油圧
サーボB−3への連絡油路7に連絡したインアウ
トポート30F、後記するアキユームレータリレ
ー弁60の一方の制御油圧供給油路1Eに連絡し
たインアウトポート30G、アキユームレータリ
レー弁60の他方の制御油圧供給油路1Fに連絡
したインアウトポート30H、ドレインポート3
0I,30J,30K,30L、後記するタイミ
ング弁50を介して油路3に連絡する油路3Aに
連絡したインアウトポート30M、油圧サーボC
−2への連絡油路8に連絡したインアウトポート
30N、絞り53を介して油路1に連絡した油路
1Dに連絡したポート30Oを有する。 この第2シフト弁30のスプール32は、一方
(図示左方)からオリフイス33を介して油路1
に連絡した油路1Cに発生するソレノイド圧Ps
を受け、他方からスプリング31のばね荷重を受
けて変位される。ソレノイド弁S2がONされた
とき、油路1Cの油圧はソレノイド弁S2の弁口
からの排油により低レベルとなるため、スプール
32はスプリング31の作用で図示左方に設定さ
れ、それぞれポート30Bと30J、30Cと3
0D、30Mと30N、30Eと30F、30G
と30K、30Oと30Hとが連通し、ポート3
0Lはスプール32の図示右端ランドにより閉じ
られる。ソレノイド弁S2がOFFされたときは、
油路1Cの油圧は高いレベル(ライン圧と同等)
に保持されるため、スプール32は図示左端ラン
ドに加わるソレノイド圧によりスプリンググ31
を圧縮して図示右端に設定され、ポート30Jは
スプール32の図示左端ランドで閉じられ、それ
ぞれポート30Bと30C、30Dと30M、3
0Eと30N、30Fと30K、30Gと30
O、30Hと30Lとが連絡する。 ソレノイド弁S2は、前記電子制御装置200
により後記する表4および第8図に示す如くON
(図示:O)、OFF(図示:×)される。 これにより第2図に示す前進4段後進1段の自
動変速機AT2は表2に示す如くクラツチおよび
ブレーキが選択的に係合されて前進4段後進1段
の変速がなされる。 油圧サーボの降圧調整機構500は、一方にス
プリング51が背設されたスプール52を有する
第2の油路切換弁であるタイミング弁50と、前
記電子制御装置200によりON、OFFされ、前
記タイミング弁50を制御する降圧用ソレノイド
弁S3と、アキユムレータリレー機構600とか
らなる。 タイミング弁50は、一方にスプリング51が
背設されたスプールを有するスプール弁であり、
前記油路1Dに連絡した入力ポート50A、前記
油路3に連絡したインアウトポート50B、前記
油路7に連絡したインアウトポート50C、油路
3Aに連絡したインアウトポート50D、油路5
Cに連絡したインアウトポート50E、前記油路
5に連絡したインアウトポート50F、ドレイン
ポート50G、絞りであるオリフイスC付のドレ
インポート50Hを有する。タイミング弁50の
スプール52は、一方から油路1Dに発生するソ
レノイド圧を受け、他方から前記スプリング51
のばね荷重を受けて変位される。ソレノイド弁S
3がONされているとき、油路1Dの油圧はソレ
ノイド弁S3の弁口からの排油により低レベルと
なるため、スプリング51の作用で図示左方に設
定され、それぞれポート50Bと50C、ポート
50Dと50H、ポート50Eと50Fが連絡す
る。ソレノイド弁S3がOFFのとき油路1Dの
油圧は高レベルに保たれるためスプール52は図
示左端ランドに加わる前記ソレノイド圧によりス
プリング51を圧縮して図示右端に設定され、ポ
ート50Bと50D、50Eと50Hとが連絡し
ポート50Fはいずれのポートとも連絡されない
状態となる。 アキユムレータリレー機構600は、アキユム
レータ54、アキユムレータリレー弁60、およ
び該アキユムレータリレー弁60を制御するため
のソレノイド弁であり、本実施例では前記自動変
速機構300の制御弁を兼ねたソレノイド弁S2
および制御圧を発生させるソレノイド弁S3から
なる。 アキユムレータリレー弁60は、第1スプール
61および該第1スプール61に直列された第2
スプール62とこれら第1スプール61および第
2スプール62間に配されたスプリング63を備
えたスプール弁であり、前記油路1Eに連絡し第
1スプール61に図示左方から制御油圧を印加す
るための入力ポート60A、前記油路1Fに連絡
し第2スプール62に図示右方から制御油圧を印
加するための入力ポート60B、第1スプール6
1と第2スプール62との中間のスプリング63
装着部に設けられたドレインポート60C、前記
油路5に連絡したインアウトポート60D、油路
6に連絡したインアウトポート60E、油路7に
連絡したインアウトポート60F、油路5Aによ
り相互に連絡したインアウトポート60Gおよび
60H、油路5Bに連絡したインアウトポート6
0Iを有する。 アキユームレータリレー弁60は、ソレノイド
弁S3がOFFされ油路1Dに高レベルのソレノ
イド圧が発生しているときにおいて、第2シフト
弁30を介して油路1Dと油路1Fとが連絡し油
路1Eはドレインポート30Kに連絡していると
き第1および第2スプール61および62は図示
左方に設定され、それぞれポート60Fと60
G、ポート60Iと60Fとが連絡し、それぞれ
ポート60Dと60Hとは第1スプール61の右
端ランドと第2スプール62の右端ランドにより
閉じられる。また第2シフト弁30を介して油路
1Dと油路1Eとが連絡し、油路1Fはドレイン
ポート30Lに連絡して排圧されているとき、第
1および第2スプール61および62は図示右方
に設定され、それぞれポート60Gと60D、6
0Iと60Hとが連絡し、それぞれポート60E
と60Fは第1スプールの左端ランドと、第2ス
プール62の左端ランドとにより閉じられる。ま
たソレノイド弁S3がONされ油路1Dが低レベ
ルにあるときは油路1Eおよび1Fはいずれも排
圧されているためスプリング62の作用で、それ
ぞれ第1スプール61は図示左方、第2スプール
62は図示右方に設定され、ポート60Eと60
G、60Iと60Hとが連絡し60Dと60Fと
はそれぞれ第1スプール61の右端ランドと第2
スプール62の左端ランドとにより閉じられる。 本発明において油圧制御装置の各構成要素はつ
ぎの役割を有する。 イ) ソレノイド弁S1,S2 第1および第2のシフト弁20および30を制
御して、各クラツチおよびブレーキの油圧サーボ
C−1、C−2,B−1,B−2,B−3への油
圧の切換を行い、前進4段変速を制御する。 ロ) ソレノイド弁S3 シフトタイミング弁50の作動およびドレイン
ポート50Hに設けられたオリフイスC、第1シ
フト弁20のドレインポート20Eおよび20F
に設けられたオリフイスAおよびB、さらにはオ
リフイス(絞り)なしドレインポートとの組合せ
で、シフト時排圧される油圧サーボの排出圧油の
排出タイミングを制御する。この場合、オリフイ
スA,B,Cはそれぞれの変速段の最適変速時間
に対応してそれぞれ寸法が独自に設定される。 ハ) ソレノイド弁S4 シヨツクコントロール弁40との組合せでシフ
ト時に圧油が供給される各クラツチおよびブレー
キの油圧サーボへの供給圧をコントロールする。 ニ) アキユムレータリレー機構600 シフト時に排圧される油圧サーボの排出圧の圧
力レベルを一定時間保持する。 つぎに上記油圧制御装置100の作動を表4に
示す作動表および第8図とともに説明する。
【表】
【表】 表4において×はソレノイド弁がOFF、〇は
ソレノイド弁がON、△はソレノイド弁がデユー
テイー作動している状態を示す。 R) マニユアル弁10がR位置に設定されたとき、
表2に示す如くブレーキB2、クラツチC2を係
合することによりR状態となる。 N→R) 手動によりセレクトレバーをN→Rシフトした
ときに油圧サーボB−2の油圧PB−2は、マニ
ユアル弁10、油路3、タイミング弁50、油路
3A、第2シフト弁30および油路6を経油して
ただちに供給される。このときに油路3の圧力は
第1シフト弁20の右端ポート20Bにも供給さ
れるため、ライン圧とスプリング21のバネ荷重
によりスプール22はソレノイド弁S1がOFF
しているにもかかわらず図示左方に固定される、
油圧サーボC−2へはマニユアル弁10、油路
4、シヨツクコントロール弁40、油路4A、第
1シフト弁20、油路4C、第2シフト弁30、
油路8を経由して供給されるが、このときソレノ
イドS4をデユーテイー制御することによりシヨ
ツクコントロール弁40により油路4Aから出力
される供給圧を制御してクラツチC2の係合を滑
らかに行いN→Rシヨツクを軽減することができ
る。クラツチC2の係合の完了後はソレノイド弁
S4はOFFとなり、油圧サーボC−2へはライ
ン圧が保持できる。 N) マニユアル弁10がN位置に設定されたときス
テツプ1: ソレノイド弁S1〜S4はすべてOFFされ、
油圧サーボC−1,C−2,B−1,B−2,B
−3はすべて排圧されておりクラツチC1,C2
およびブレーキB1,B2,B3は全て解放状態
にある。 N→Dシフト) 手動によりセレクトレバーがN→Dシフトされ
たとき ステツプ2:この時点で第2図に示す歯車変速
機内での要素の係合状態(以下ギアという)はN
(ニユートラル)のままである。(ギアはN) (1) 油圧サーボC−1にはライン圧が直接供給さ
れるため、該油圧サーボのピストンがストロー
クした後、直ちに油圧サーボC−1内の油圧が
高まる。 (2) 油圧サーボB−3には昇圧を調整するシヨツ
クコントロール弁40、第1シフト弁20およ
び第2シフト弁30を経由して油圧が供給され
るが、この時はソレノイド弁S4をOFFのま
まとしているためライン圧が直接供給され、油
圧サーボB−3ピストンが短時間でストローク
できる。 (3) ソレノイド弁S2がONして第2シフト弁3
0のスプール32が図示左方に行くため、ソレ
ノイド弁S3により油路1Dに発生しているソ
レノイド圧(ソレノイド弁S3はOFFしてい
るためライン圧と同等)が油路1Eから油路1
Fに切換わりアキユムレータリレー弁60の第
1および第2スプール61および62が図示左
方に移動し、油圧サーボB−3への供給と同時
にアキユムレータ54への供給(蓄圧)も開始
される。 D) マニユアル弁10がD位置に設定されたとき ステツプ3:ギアはNからDの第1速へ 電子制御装置200はソレノイド弁S4のデユ
ーテイ制御を開始し、これによりソレノイド弁S
4は第8図に示す如く所定のデユーテイー比でデ
ユーテイー作動され、油圧サーボB−3内の油圧
PB−3は第8図に示す如く昇圧速度が調整され
てブレーキB3を滑らかに係合させてシヨツクの
少ないN→Dシフトを完了する。 [1sh時](自動変速による第1速時) ステツプ4:クラツチC1とブレーキB3が係
合して1stギア状態となる。1st状態、アキユムレ
ータ54の蓄圧も完了している。 N→Dシフト後は、油圧サーボC−1へはマニ
ユアル弁10および油路2を経由して直ちにライ
ン圧が供給される。油圧サーボB−3への油圧の
供給は、油路4、シヨツクコントロール弁40、
油路4A、第2シフト弁30および油路7を経由
するため、N→Dシフト時には、ソレノイド弁S
4のデユーテイー制御によりブレーキB3の係合
を滑らかに行い変速シヨツクを軽減することがで
きる。またこのときに油圧サーボB−3へ供給さ
れる圧力は油路7、アキユムレータリレー弁6
0、油路5Bを経由してアキユムレータ54にも
供給されて畜圧状態となる。 [1→2シフト時] ステツプ5:この時ではギアは第1速状態に保
持されたままである。 (1) ソレノイド弁S1がOFFし、第1シフト弁
20はスプール62が図示右方に設定されて第
2速状態となる。 (2) 油圧サーボB−2への圧油の供給はソレノイ
ド弁S4OFFのままのためライン圧が供給さ
れてピストンが短時間でストロークする。スト
ローク完了にて次のステツプ6へ移行する。 (3) 油圧サーボB−3へのライン圧供給が断たれ
るが、アキユムレータ54とオリフイスAによ
り一定圧以上に保持され、ブレーキB3の反力
トルク以上のトルクは確保されている。 すなわちソレノイド弁S1がON→OFFとなり
第1シフト弁20が切換わり、シヨツクコントロ
ール弁40より油路4A、第1および第2シフト
弁20および30を経由して油圧サーボB−3に
供給されていた油圧は、油路4A、第1シフト弁
20、油路4B、第2シフト弁30、油路6を介
して油圧サーボB−2に供給されるようになる。
同時に油圧サーボB−3内の油圧は油路7、第2
シフト弁30、油路4Cおよび第1シフト弁20
を経由してオリフイスAより排出される。この時
のアキユムレータ54に蓄圧されていた圧力が放
出されるためオリフイスAとの組合せにより圧力
が保持されている。油圧サーボB−2への油圧が
高まるにつれてブレーキB3の反力が徐々に減少
し零に近づいていく。 ステツプ6:ギアが1−2シフトトルク相のと
き (1) ソレノイド弁S4はデユーテイー作動を開始
し、油圧サーボB−2内での圧油が調圧されて
ブレーキB2の係合が開始する。ブレーキB2
のトルクが増すにつれてブレーキB3の反力が
減少する。ブレーキB3のトルクが零になつた
時点で次のステツプ7へ移行する。 (2) 依然として油圧サーボB−3内の油圧は保持
されてブレーキB3の反力トルク以上のトルク
は確保されている。 ステツプ7:ギアが1−2シフト慣性相のとき (1) ブレーキB3の反力トルクが零になるのを見
はからい、ソレノイド弁S3をONすることに
より油圧サーボB−3内の圧油はタイミング弁
50、マニユアル弁10を経由して一気に排出
される。 (2) 同時にアキユムレータリレー弁60の第1ス
プール弁61および第2スプール弁62が左右
に分かれアキユムレータ54と油圧サーボB−
3の連絡を断つため油圧サーボB−3内の圧油
は瞬時に排出されることにより、トルク容量は
瞬間的に零とすることができる。 (3) (1)、(2)によつて第2図に示示す歯車変速機の
リングギアR3は回転自由となり慣性相の開始
となる。 (4) 油圧サーボB−2内の油圧は調圧による立上
り途中であり、キヤリアCR1の回転を滑りな
がら係合しつづけ、徐々にキヤリアCR1の回
転を減少させていき、ついには停止させる。 (5) これに伴ないリングギヤR3は回転を増加さ
せキヤリアCR1の停止と同時に第2速時の回
転に同期される。 (6) したがつてこのステツプ7と前記ステツプ6
におけるトルクおよび回転変動は全てブレーキ
B2に依存しており、油圧サーボB−2内の油
圧の調圧特性が非常に重要であることがわか
る。油圧サーボB−2内の油圧PB−2を滑ら
かに供給することにより変速シヨツクがコント
ロールされる。 (7) 前記2項にてアキユムレータリレー弁60の
スプール61および62が左右に分かれ、アキ
ユムレータ54と油圧サーボB−3が断たれる
と同時に、アキユムレータリレー弁60は油圧
サーボB−2とアキユムレータ54とを連絡し
アキユムレータ54に再び蓄圧が開始される。 ステツプ8:ギアが第2速になつたとき 変速は完了して第2速ギアになつているが、ソ
レノイド弁S4はデユーテイー作動をしており、
時間的に余裕をもたせている。 すなわち自動変速による1−2シフトは、油圧
サーボB−2への供給圧が充分に高まり、ブレー
キB3への反力が零になつた瞬間にソレノイド弁
S3をONにすると、タイミング弁50のスプー
ル52が移動して油圧サーボB−3内の油圧は油
路7、タイミング弁50、油路3を経由してマニ
ユアル弁のドレインポート10Dから一気に放出
されるため油圧サーボB−3内の油圧が瞬時に排
圧されリングギアR2の回転拘束がなくなりすみ
やかに第2速回転状態に移つていく。ソレノイド
弁S3をONにするタイミングを設定する方法と
しては色々と考えられるが、あらかじめ実験的に
求めたタイミングを電子制御装置に記憶させてお
く方法や出力軸やブレーキ、クラツチなどのトル
クの変化する部位のトルクを検出してフイードバ
ツクする方法、エンジンなどの回転変化する部位
の回転変化を検出してフイードバツクする方法な
どが考えられる。その後は前記昇圧調整機構40
0により油圧サーボB−2内の圧力を滑らかに調
圧して変速を達成する。変速完了後はソレノイド
S4はOFFとし、ライン圧が油圧サーボB−2
に供給されるようになる。この過程は第4図に示
す2−3シフトの場合と同様である。 [2nd時] ステツプ9: 第2速状態、アキユムレータ54は蓄圧を完了
している。 [2−3シフト時] ステツプ10:この時点では歯車変速機内のギア
は第2速状態のままである。 (1) ソレノイド弁S2がOFFし、第2シフト弁
30は第3速の係合状態となる。 (2) ブレーキB1の油圧サーボB−1への油圧の
供給がソレノイド弁S4がOFFの状態にてな
されるためライン圧の供給となり、ピストンの
ストローク時間を短くできる。ピストンのスト
ローク完了にてステツプ11へ移行する。 (3) 油圧サーボB−2への油圧の供給は第2シフ
ト弁30により断たれるが、アキユムレータ5
4とオリフイスCにより油圧サーボB−2内の
油圧は所定値に保持される。 ステツプ11:ギアが2−3シフトトルク相のと
き (1) ソレノイド弁S4がデユーテイー作動を開始
されてブレーキB1が係合を開始する。ブレー
キB1のトルクが増すにつれてブレーキB2の
反力トルクが減少する。ブレーキB2トルク零
にてステツプ12へ移行する。 (2) 依然として油圧サーボB−2内の油圧は保持
されてブレーキB2への反力トルク以上のトル
クは確保されている。 ステツプ12:ギアが2−3シフト慣性相のとき (1) ブレーキB−2の反力トルクが零になるのは
見はからい、ソレノイド弁S3をOFFするこ
とにより油圧サーボB−2内の油圧はマニユア
ル弁10を介して一気に排出される。 (2) 同時にアキユムレータリレー弁60の図示左
端油室の第2シフト弁30を経由してソレノイ
ド弁S3のソレノイド圧が供給され、第1およ
び第2スプール弁61および62は共に右側に
変位する。このために、油圧サーボB−2とア
キユムレータ54は連絡が断たれ、(1)項と合せ
て油圧サーボB−2内の油圧PB−2の排出は
瞬時に行われることになる。したがつてブレー
キB2のトルク容量は瞬間的に零とすることが
できる。 (3) (1),(2)によりキヤリアCR1は回転自由とな
り慣性相の開始となる。 (4) 油圧サーボB−1は調圧を続けており、サン
ギアS1は回転を滑りながら係合しつづけ徐々
にS1の回転を減少させていき、ついには停止
させる。 (5) これに伴ないキヤリアCR1は回転を増加さ
せサンギアS1の停止と同時に第2速時の回転
に同期される。 (6) したがつてこのステツプと次のステツプ13
におけるトルクおよび回転変動は全てブレーキ
B1に依存しており、油圧サーボB−1内の油
圧の調圧特性が非常に重要であることがわか
る。油圧サーボB−1内の油圧PB−2を滑ら
かに供給することにより変速シヨツクがコント
ロールされる。 (7) (2)項にてアキユムレータリレー弁60のスプ
ール61および62が共に右に寄ると同時にア
キユムレータリレー弁60が油圧サーボB−1
とアキユムレータ54を結び、アキユムレータ
54は再び蓄圧を開始する。 ステツプ13:ギアが第3速になつたとき 変速は完了する。ソレノイド弁S4は余裕を持
たせるためデユーテイー作動が維持される。 [第3速完了] ステツプ14:第3速が完了し、アキユムレータ
54は蓄圧を完了する。 [3−4シフト] ステツプ15:この時点ではギアは第3速状態の
ままである。 (1) ソレノイド弁S1がONし、第1シフト弁2
0は第4速状態となる。 (2) クラツチC1への油圧の供給がソレノイド弁
弁S4がOFFのままにてなされるためライン
圧の供給のためストローク時間を短くできる。
ストローク完了にてステツプ16へ移行する。 (3) 油圧サーボB−1への油圧の供給は第2シフ
ト弁30により断たれるが、アキユムレータ5
4とオリフイスBとにより油圧サーボB−1内
の油圧は所定値に保持される。 ステツプ16:3−4シフトトルク相のとき (1) ソレノイド弁S4がデユーテイー作動を開始
されてクラツチC2が係合を開始する。クラツ
チC2のトルクが増すにつれてブレーキB1の
反力トルクが減少する。ブレーキB1トルク零
にてステツプ17へ移行する。 (2) 依然として油圧サーボB−1内の油圧は保持
されてブレーキB1の反力トルク以上のトルク
は確保されている。 ステツプ17:ギアが3−4シフト慣性相のとき (1) ブレーキB1の反力トルクが零になるのを見
はからい、ソレノイド弁S3をONすることに
より油圧サーボB−1内の油圧PB−1は第1
シフト弁20を介して排出される。 (2) 同時にアキユムレータリレー弁60へのソレ
ノイド弁S3によるソレノイド圧が断たれるた
め、第1スプール61および第2スプール62
は左右に分かれる。このため油圧サーボB−1
内の油圧とアキユムレータ54との連絡は断た
れ(1)項と合せ油圧サーボB−1の排出は瞬時に
行なわれる。したがつてブレーキB1のトルク
容量も瞬時に零となる。 (3) (1)、(2)によりサンギアS1は回転自由となり
慣性相の開始となる。 (4) C2圧は調圧を続けており、サンギアS1を
回転しながら係合しつづけて徐々にS1の回転
を増加させて、ついには一体となり第4速状態
となる。 (5) したがつてこのステツプとステツプ16のクラ
ツチC2内に油圧はシヨツクコントロールのた
めに非常に重要である。 ステツプ18:ギアが第4速になつたとき 変速は完了し、ソレノイド弁S4は余裕をもた
せるためデユーテイー作動が維持される。 [第4速] ステツプ19:第4速状態が完了する。 すなわちいずれの場合も所定の油圧サーボへの
作動油の供給および排圧の過程は同一であり以下
の様に役割が設定されている。 ソレノイドS4+シヨツクコントロール弁 すべての変速時の係合クラツチまたはブレーキ
の供給圧を滑らかに制御する。 アキユムレータ54+オリフイスA,B,C 変速時、解放されるクラツチ、ブレーキの圧力
を一定レベルに保持する。 ソレノイドS3+タイミング弁50 変速におけるトルク相の完了後、アキユムレー
タの排出を急速に行いクラツチブレーキの解放を
急速に行わせる。 なお上記実施例では油路切換弁としてスプール
弁を用いているが、スプール弁の構成は上記実施
例に限定されず、またスプール弁以外の油路切換
弁が用いられても良く、さらに歯車変速機も遊星
歯車変速機以外の歯車変速機であつても良いこと
は当然である。また、前記実施例においてはソレ
ノイド弁をデユーテイー制御しているがリニアソ
レノイド弁に電気信号を送つて制御するようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の前進4速後進1速の車両用自動
変速機のギアトレーンの骨格図、第2図は本発明
の車両用自動変速機の制御装置によつて制御され
る前進4速後進1速の自動変速機のギアトレーン
の骨格図、第3図は従来の車両用自動変速機の制
御装置におけるシフト時の回転速度、伝達トル
ク、油圧サーボ内の油圧の変化を示すグラフ、第
4図、第5図、第6図は本発明の車両用自動変速
機の制御装置におけるシフト時の回転速度、伝達
トルク、油圧サーボ内の油圧の変化を示すグラ
フ、第7図は本発明の車両用自動変速機の制御装
置の油圧回路図、第8図はその作動説明のための
車両用自動変速機の制御装置におけるシフト時の
回転速度、伝達トルク、油圧サーボ内の油圧の変
化を示すグラフである。 図中、10…マニユアル弁、20…第1シフト
弁、30…第2シフト弁、40…シヨツクコント
ロール弁、50…タイミング弁、60…アキユー
ムレータリレー弁、100…自動変速機の油圧制
御装置、200…自動変速機の電子制御装置、1
10…自動変速機構、400…昇圧調整機構、5
00…降圧調整機構、600…アキユムレータリ
レー機構、S1,S2,S3,S4…ソレノイド
弁、B1,B2,B3…ブレーキ、C1,C2…
クラツチ、B−1,B−2,B−3,C−1,C
−2…油圧サーボ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油圧サーボによりそれぞれ作動される複数の
    摩擦係合要素を選択的に係脱することによつて変
    速が行なわれる多段式歯車変速機と、前記各油圧
    サーボへの作動油の給排を選択的に行なう油圧制
    御装置とを有し、 前記油圧制御装置は、 油圧源と、 該油圧源と前記各油圧サーボ間に設けられ、絞
    り付のドレインポートを有する複数のシフト弁
    と、各変速段への変速の際に前記複数のシフト弁
    を切換え、変速時に係合される摩擦係合要素の油
    圧サーボである第1の油圧サーボを前記油圧源に
    連通させるとともに、解放される摩擦係合要素の
    油圧サーボである第2の油圧サーボを前記絞り付
    のドレインポートに連通させる複数のソレノイド
    弁とからなる自動変速機構と、 前記油圧源と前記自動変速機構間に設けられ、
    出力油圧がフイードバツク圧として印加させれ、
    該フイードバツク圧に対向して信号圧が入力さ
    れ、該信号圧に応じて油圧源からの油圧を調圧す
    る第1の油路切換弁と、各変速段への変速の際に
    前記第1の油路切換弁に前記信号圧を出力し前記
    第1の油圧サーボの昇圧を制御する昇圧用ソレノ
    イド弁とからなる昇圧調整機構と、 絞りのないドレインポートと、該絞りのないド
    レインポートと前記各油圧サーボ間に設けられ、
    前記各油圧サーボを前記絞りのないドレインポー
    トに選択的に連通させる第2の油路切換弁と、前
    記複数のソレノイド弁による前記複数のシフト弁
    の切換え後、所定タイミングで前記第2の油圧サ
    ーボを前記絞りのないドレインポートに連通させ
    るように前記第2の油路切換弁を切換える降圧用
    ソレノイド弁とからなる降圧調整機構と、 一つのアキユームレータと、該アキユームレー
    タと前記各油圧サーボ間に設けられ、前記複数の
    シフト弁のうち一つのシフト弁を介して前記降圧
    用ソレノイド弁により前記第2の油路切換弁と同
    時に切換えられ、前記アキユームレータを前記第
    2の油圧サーボから切り離すとともに、前記第1
    の油圧サーボに連通させるアキユームレータリレ
    ー弁とからなるアキユームレータリレー機構とを
    有することを特徴とする自動変速機の制御装置。
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