JPH05316470A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
- Publication number
- JPH05316470A JPH05316470A JP4120244A JP12024492A JPH05316470A JP H05316470 A JPH05316470 A JP H05316470A JP 4120244 A JP4120244 A JP 4120244A JP 12024492 A JP12024492 A JP 12024492A JP H05316470 A JPH05316470 A JP H05316470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- lpf
- recording
- band
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、再生時の時間軸基準や記録トラッ
ク情報を正確に検出するために予め記録時に付加される
付加信号を、大幅な回路規模の増大を伴うことなく検出
することを目的とする。 【構成】 付加信号期間と映像信号期間とで再生系のＡ
Ｄコンバータの前に接続されるＬＰＦの特性を切り換
え、付加信号期間では帯域の狭いフィルタを使用する。
ク情報を正確に検出するために予め記録時に付加される
付加信号を、大幅な回路規模の増大を伴うことなく検出
することを目的とする。 【構成】 付加信号期間と映像信号期間とで再生系のＡ
Ｄコンバータの前に接続されるＬＰＦの特性を切り換
え、付加信号期間では帯域の狭いフィルタを使用する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
やビデオディスクなどにおける同期信号や付加信号の検
出に係る記録再生装置に関するものである。
やビデオディスクなどにおける同期信号や付加信号の検
出に係る記録再生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より広帯域映像信号を記録再生する
ビデオテープレコーダなどにおいては、再生信号の時間
軸変動を除去するためにバースト信号を記録時に付加し
たり、チャンネル当りの最高記録周波数を下げるために
チャンネル分割記録を行っている。こうした装置におい
ては、バーストの分離やチャンネルの識別を正確に行う
必要がある。
ビデオテープレコーダなどにおいては、再生信号の時間
軸変動を除去するためにバースト信号を記録時に付加し
たり、チャンネル当りの最高記録周波数を下げるために
チャンネル分割記録を行っている。こうした装置におい
ては、バーストの分離やチャンネルの識別を正確に行う
必要がある。
【０００３】図３は、従来の付加信号分離部分を示した
ブロック図である。図３において、１は再生された映像
信号の入力端子、２は再生映像信号を所定帯域に制限
し、サンプリングに伴う折り返しを除去するためのＬＰ
Ｆ、５はＬＰＦ２の出力信号を所定のサンプリングクロ
ック（周波数ｆｓ）でディジタルデータに変換するＡＤ
コンバータ、６はディジタル化されたデータの中ら付加
信号を検出する付加信号検出回路、７は前記入力映像信
号から同期信号を分離する同期信号分離回路、８は分離
された同期信号に基づきディジタル信号処理を行うに必
要なクロックを発生させるクロック発生回路である。
ブロック図である。図３において、１は再生された映像
信号の入力端子、２は再生映像信号を所定帯域に制限
し、サンプリングに伴う折り返しを除去するためのＬＰ
Ｆ、５はＬＰＦ２の出力信号を所定のサンプリングクロ
ック（周波数ｆｓ）でディジタルデータに変換するＡＤ
コンバータ、６はディジタル化されたデータの中ら付加
信号を検出する付加信号検出回路、７は前記入力映像信
号から同期信号を分離する同期信号分離回路、８は分離
された同期信号に基づきディジタル信号処理を行うに必
要なクロックを発生させるクロック発生回路である。
【０００４】このような構成の場合、ＬＰＦ２の帯域は
サンプリング周波数ｆｓの１／２以下に設定される。そ
のために、図２のｂおよびｃに示すように映像信号を２
チャンネルに分割して所定の付加信号（例ではバースト
および不極性同期信号）を付加して記録および再生を行
うような場合、再生時、付加信号部分と映像信号部分が
同じ特性を有するＬＰＦで処理されることになる。すな
わち、付加信号部分は信号帯域あるいは信号周波数が確
定しているにもかかわらず、広い帯域を有するＬＰＦで
処理されることになり、ＳＮＲが劣化していることにな
る。こうしたＳＮＲの劣化に伴い、付加信号の検出精度
が低下するという問題点を有している。
サンプリング周波数ｆｓの１／２以下に設定される。そ
のために、図２のｂおよびｃに示すように映像信号を２
チャンネルに分割して所定の付加信号（例ではバースト
および不極性同期信号）を付加して記録および再生を行
うような場合、再生時、付加信号部分と映像信号部分が
同じ特性を有するＬＰＦで処理されることになる。すな
わち、付加信号部分は信号帯域あるいは信号周波数が確
定しているにもかかわらず、広い帯域を有するＬＰＦで
処理されることになり、ＳＮＲが劣化していることにな
る。こうしたＳＮＲの劣化に伴い、付加信号の検出精度
が低下するという問題点を有している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題は、記録
時に付加した信号や同期信号を再生時に検出して処理を
行うすべての記録再生装置に関係し、付加信号を正確に
検出するために、付加信号部分のディジタルデータの積
分やパターンマッチングあるいはフィルタリングなどを
行っている。そのために、付加信号検出回路における回
路規模が増大するという問題点があった。
時に付加した信号や同期信号を再生時に検出して処理を
行うすべての記録再生装置に関係し、付加信号を正確に
検出するために、付加信号部分のディジタルデータの積
分やパターンマッチングあるいはフィルタリングなどを
行っている。そのために、付加信号検出回路における回
路規模が増大するという問題点があった。
【０００６】本発明は上記の欠点を解消し、付加信号検
出回路の回路規模を増大させることなく簡単な構成で、
正確な付加信号の検出を実現し、再生信号の時間軸変動
やチャンネル分割記録におけるチャンネルの識別などを
安定に行うことのできる記録再生装置を提供することを
目的とする。
出回路の回路規模を増大させることなく簡単な構成で、
正確な付加信号の検出を実現し、再生信号の時間軸変動
やチャンネル分割記録におけるチャンネルの識別などを
安定に行うことのできる記録再生装置を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の記録再生装置は、再生信号の帯域をサンプ
リング周波数（ｆｓ）の１／２以下に制限する第１のＬ
ＰＦと、前記第１のＬＰＦの入力あるいは出力に接続さ
れ第１のＬＰＦよりも狭い通過帯域を有する第２のフィ
ルタと、前記第１および第２のフィルタの出力を切り換
えるスイッチと、スイッチの出力信号をクロック周波数
ｆｓでサンプリングしディジタルデータに変化するＡＤ
コンバータと、ディジタル化されたデータから記録時に
付加された信号を検出する付加信号検出回路と、再生信
号から所定周期の同期信号を分離する同期信号分離回路
と、分離された同期信号に基づきディジタル信号処理を
行うに必要なクロックを発生させるクロック発生回路
と、前記同期信号分離回路の出力に応じて付加信号と再
生映像信号の切り換えタイミングを制御する付加信号選
択パルス発生回路とで構成されている。
に、本発明の記録再生装置は、再生信号の帯域をサンプ
リング周波数（ｆｓ）の１／２以下に制限する第１のＬ
ＰＦと、前記第１のＬＰＦの入力あるいは出力に接続さ
れ第１のＬＰＦよりも狭い通過帯域を有する第２のフィ
ルタと、前記第１および第２のフィルタの出力を切り換
えるスイッチと、スイッチの出力信号をクロック周波数
ｆｓでサンプリングしディジタルデータに変化するＡＤ
コンバータと、ディジタル化されたデータから記録時に
付加された信号を検出する付加信号検出回路と、再生信
号から所定周期の同期信号を分離する同期信号分離回路
と、分離された同期信号に基づきディジタル信号処理を
行うに必要なクロックを発生させるクロック発生回路
と、前記同期信号分離回路の出力に応じて付加信号と再
生映像信号の切り換えタイミングを制御する付加信号選
択パルス発生回路とで構成されている。
【０００８】
【作用】本発明は、上記した構成を取ることにより、付
加信号部分においては必要帯域内だけのノイズが含まれ
ることになり、ＳＮＲを他の映像信号部分に対して向上
させることができ、付加信号検出回路の回路規模を増大
させることなく簡単な構成で、正確な付加信号の検出を
実現し、再生信号の時間軸変動やチャンネル分割記録に
おけるチャンネルの識別などを安定に行うことができ
る。
加信号部分においては必要帯域内だけのノイズが含まれ
ることになり、ＳＮＲを他の映像信号部分に対して向上
させることができ、付加信号検出回路の回路規模を増大
させることなく簡単な構成で、正確な付加信号の検出を
実現し、再生信号の時間軸変動やチャンネル分割記録に
おけるチャンネルの識別などを安定に行うことができ
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明による記録再生装置の一実施例
を図面を参照しながら説明する。図１は、本発明の記録
再生装置の一実施例を示すブロック図である。また図２
は、図１の記録再生装置の各部の信号波形を示す波形図
である。
を図面を参照しながら説明する。図１は、本発明の記録
再生装置の一実施例を示すブロック図である。また図２
は、図１の記録再生装置の各部の信号波形を示す波形図
である。
【００１０】図１において、１は入力端子、２は再生信
号の帯域をサンプリング周波数（ｆｓ）の１／２以下に
制限する第１のＬＰＦ１、３は第１のＬＰＦ１よりも狭
い通過帯域を有する第２のＬＰＦ２、４はＬＰＦ１とＬ
ＰＦ２の出力信号を切り換えるスイッチ、５は再生映像
信号をサンプリング周波数ｆｓのクロックでディジタル
データに変換するＡＤコンバータ、６は再生映像信号の
中から予め記録時に付加した付加信号を分離する付加信
号分離回路、７は入力映像信号から所定周期の同期信号
を分離する同期信号分離回路、８は分離された同期信号
に基づきディジタル信号処理を行うに必要な周波数ｆｓ
を有するクロックを発生させるクロック発生回路、９は
付加信号部分と映像信号部分と切り換わるようにスイッ
チ４を制御する付加信号選択パルス発生回路である。
号の帯域をサンプリング周波数（ｆｓ）の１／２以下に
制限する第１のＬＰＦ１、３は第１のＬＰＦ１よりも狭
い通過帯域を有する第２のＬＰＦ２、４はＬＰＦ１とＬ
ＰＦ２の出力信号を切り換えるスイッチ、５は再生映像
信号をサンプリング周波数ｆｓのクロックでディジタル
データに変換するＡＤコンバータ、６は再生映像信号の
中から予め記録時に付加した付加信号を分離する付加信
号分離回路、７は入力映像信号から所定周期の同期信号
を分離する同期信号分離回路、８は分離された同期信号
に基づきディジタル信号処理を行うに必要な周波数ｆｓ
を有するクロックを発生させるクロック発生回路、９は
付加信号部分と映像信号部分と切り換わるようにスイッ
チ４を制御する付加信号選択パルス発生回路である。
【００１１】本実施例においては、２チャンネルに分割
されて記録される場合を考え、記録および再生される信
号は、図２のｂおよびｃに示すように、不極性同期信号
と所定周期のバースト信号が付加されて、映像信号が時
間軸伸張されて記録される。
されて記録される場合を考え、記録および再生される信
号は、図２のｂおよびｃに示すように、不極性同期信号
と所定周期のバースト信号が付加されて、映像信号が時
間軸伸張されて記録される。
【００１２】こうして記録された映像信号は、再生時、
ＬＰＦ１においてｆｓ／２以下の帯域に、あるいはＬＰ
Ｆ２においてＬＰＦ１よりも狭い帯域に制限されて、再
生系での処理が行われる。この２種類のＬＰＦの切り換
えは、図２のｄに示すように付加信号の期間では帯域の
狭いＬＰＦ２が選択され（図２のｄがＨｉｇｈの期間
は、スイッチ４はＬＰＦ２の出力を選択する。）、その
他の映像信号の期間では帯域の広いＬＰＦ１が選択され
るようになっている。すなわち、ＬＰＦ２が選択された
時は、スイッチ４から出力される信号内に含まれるノイ
ズは大幅に減少しており、付加信号検出回路６における
付加信号の検出をＳＮＲの良い状態で行うことができ
る。
ＬＰＦ１においてｆｓ／２以下の帯域に、あるいはＬＰ
Ｆ２においてＬＰＦ１よりも狭い帯域に制限されて、再
生系での処理が行われる。この２種類のＬＰＦの切り換
えは、図２のｄに示すように付加信号の期間では帯域の
狭いＬＰＦ２が選択され（図２のｄがＨｉｇｈの期間
は、スイッチ４はＬＰＦ２の出力を選択する。）、その
他の映像信号の期間では帯域の広いＬＰＦ１が選択され
るようになっている。すなわち、ＬＰＦ２が選択された
時は、スイッチ４から出力される信号内に含まれるノイ
ズは大幅に減少しており、付加信号検出回路６における
付加信号の検出をＳＮＲの良い状態で行うことができ
る。
【００１３】なお、上述の本実施例の説明では、２種類
のＬＰＦを並列に接続した場合を考えているが、第１の
ＬＰＦで帯域制限を行った後、第２のＬＰＦでさらに帯
域制限を行い、スイッチで第１および第２のＬＰＦの出
力信号を切り換える構成であってもよい。
のＬＰＦを並列に接続した場合を考えているが、第１の
ＬＰＦで帯域制限を行った後、第２のＬＰＦでさらに帯
域制限を行い、スイッチで第１および第２のＬＰＦの出
力信号を切り換える構成であってもよい。
【００１４】また、上述の本実施例の説明では、第１の
ＬＰＦよりも狭い帯域を有する第２のフィルタをＬＰＦ
としているが、ＢＰＦであってもよい。
ＬＰＦよりも狭い帯域を有する第２のフィルタをＬＰＦ
としているが、ＢＰＦであってもよい。
【００１５】さらに、本実施例の説明では、フィルタの
切り換えを２種類としているが、不極性同期信号部分、
バースト部分、映像信号部分などのように３種類以上と
してもよい。
切り換えを２種類としているが、不極性同期信号部分、
バースト部分、映像信号部分などのように３種類以上と
してもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明の記録再生装置によ
れば、記録時に付加した付加信号期間とその他の映像信
号期間とでＡＤ変換を行う前に帯域を制限するフィルタ
の特性を換え、付加信号期間において通過帯域の狭いフ
ィルタ使用することにより、付加信号内に含まれるノイ
ズを軽減することができる。これによって、付加信号検
出回路において回路規模を増大させることなく、安定に
かつ正確に付加信号の検出を行うことができるようにな
る。
れば、記録時に付加した付加信号期間とその他の映像信
号期間とでＡＤ変換を行う前に帯域を制限するフィルタ
の特性を換え、付加信号期間において通過帯域の狭いフ
ィルタ使用することにより、付加信号内に含まれるノイ
ズを軽減することができる。これによって、付加信号検
出回路において回路規模を増大させることなく、安定に
かつ正確に付加信号の検出を行うことができるようにな
る。
【図１】本発明の一実施例である記録再生装置を示すブ
ロック図
ロック図
【図２】本発明の一実施例である記録再生装置の各部の
信号波形を示す波形図
信号波形を示す波形図
【図３】従来例の記録再生装置を示すブロック図
１ 入力端子 ２ ＬＰＦ１ ３ ＬＰＦ２ ４ スイッチ ５ ＡＤコンバータ ６ 付加信号検出回路 ７ 同期信号分離回路 ８ クロック発生回路 ９ 付加信号選択パルス発生回路
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも再生時の時間軸基準や記録トラ
ック情報をあらかじめ記録時に付加する記録再生装置で
あって、再生信号の帯域をサンプリング周波数（ｆｓ）
の１／２以下に制限する第１のＬＰＦと、前記第１のＬ
ＰＦの入力あるいは出力に接続され第１のＬＰＦよりも
狭い通過帯域を有する第２のフィルタと、前記第１およ
び第２のフィルタの出力を切り換えるスイッチと、前記
スイッチの出力信号をクロック周波数ｆｓでサンプリン
グしディジタルデータに変化するＡＤコンバータと、デ
ィジタル化されたデータから記録時に付加された信号を
検出する付加信号検出回路と、再生信号から所定周期の
同期信号を分離する同期信号分離回路と、分離された同
期信号に基づきディジタル信号処理を行うに必要なクロ
ックを発生させるクロック発生回路と、前記同期信号分
離回路の出力に応じて付加信号と再生映像信号の切り換
えタイミングを制御する付加信号選択パルス発生回路と
を備えたことを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4120244A JPH05316470A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4120244A JPH05316470A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05316470A true JPH05316470A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14781405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4120244A Pending JPH05316470A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05316470A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6823128B1 (en) | 1998-09-29 | 2004-11-23 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Signal processing apparatus |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4120244A patent/JPH05316470A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6823128B1 (en) | 1998-09-29 | 2004-11-23 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Signal processing apparatus |
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