JP2546590B2 - 同期信号抽出回路 - Google Patents

同期信号抽出回路

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JP2546590B2 JP4326956A JP32695692A JP2546590B2 JP 2546590 B2 JP2546590 B2 JP 2546590B2 JP 4326956 A JP4326956 A JP 4326956A JP 32695692 A JP32695692 A JP 32695692A JP 2546590 B2 JP2546590 B2 JP 2546590B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期信号抽出回路に関
し、再生輝度信号から同期信号を抽出する同期信号抽出
回路に関する。ビデオ・テープ・レコーダ(VTR)で
磁気テープから再生される映像信号にはジッター成分が
含まれ、高品位な画像を再生するためにはジッターを除
去する必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来からジッターを除去する回路として
タイム・ベース・コレクタ(TBC)がある。図2は米
国特許US4065787号に記載されたTBCのブロ
ック図を示す。同図中、VTR10は磁気テープより再
生した複合映像信号を出力する。この複合映像信号はA
Dコンバータ(ADC)11でディジタル化され画像メ
モリ(V.MEM)12に供給される。同期信号分離回
路(S.SEP)13は上記複合映像信号から水平同期
信号を抽出して電圧制御発振器(VCO)14に供給
し、ここで抽出水平同期信号に同期したライトクロック
が生成されリードライト制御回路(W/R.CON)1
5に供給されると共に、ADコンバータ11にサンプリ
ングパルスとして供給される。リードライト制御回路1
5は上記ライトクロックをカウントして画像メモリ12
のライトアドレスを生成し、このライトアドレスによっ
てディジタル映像信号が画像メモリ12に書き込まれ
る。
【0003】一方、クロック発生器(CL.GEN)2
0で発生されたジッタを含まない一定周波数のリードク
ロックは電圧制御移相器(VCPS)21で移相された
後リードライト制御回路15に供給されると共に、サン
プリングパルスとしてDAコンバータ(DAC)22に
供給される。リードライト制御回路15はリードクロッ
クをカウントして画像メモリ12のリードアドレスを生
成し、このリードアドレスにより画像メモリ12からデ
ィジタル映像信号が読出される。このディジタル映像信
号はDAコンバータ22でアナログ化され端子23より
ジッタを含まない複合映像信号が出力される。
【0004】ここで、ジッタを高精度に検出して除去す
るために同期信号の抽出精度が高くなければならない。
しかし再生される複合映像信号の同期信号はサグやペデ
スタルレベル・シンクチップレベル間のレベル縮小等が
発生してSN比が悪化しており、ジッタを正確に検出す
るためSN比を改善することも困難である。図は従来
の同期信号抽出回路の一例のブロック図を示す。同図
中、端子30には再生複合映像信号の輝度信号が入来す
る。1次同期分離回路31は輝度信号中の水平同期信号
を分離してタイミング発生回路に供給し、タイミング発
生回路32は上記水平同期信号を基準としてシンクチッ
プ、ペデスタル夫々をサンプリングするためのサンプリ
ングパルスを発生してシンクチップサンプリング回路3
3,34夫々に供給する。
【0005】シンクチップサンプリング回路33は端子
30よりの輝度信号を上記シンクチップのサンプリング
パルスでサンプリングを行ない、ペデスタルサンプリン
グ回路34は端子30よりの輝度信号をペデスタルのサ
ンプリングパルスでサンプリングを行なう。シンクチッ
プサンプリング回路33の出力するシンクチップレベル
は3端子抵抗35の一端に供給され、ペデスタルサンプ
リング回路34の出力するペデスタルレベルは3端子抵
抗35の他端に供給され、この3端子抵抗35の中点よ
り上記シンクチップレベルとペデスタルレベルとの中間
レベルが取出されコンパレータ36の反転入力端子に供
給される。
【0006】コンパレータ36は非反転入力端子に供給
される端子30よりの輝度信号を上記中間レベルと比較
することにより、水平同期信号を抽出し端子37より出
力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3の従来回路では、
輝度信号のバックポーチにカラーバースト信号が残留し
ている場合、又は水平同期信号の立上り及び立下りにオ
ーバーシュートやリンギングが発生すると、シンクチッ
プ、ペデスタル夫々のサンプリングタイミングを誤り、
シンクチップレベル、ペデスタルレベル夫々を正確にサ
ンプリングできず、水平同期信号の抽出を誤ってしまう
という問題があった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたもので
ッタを含む同期信号を高精度に抽出する同期信号抽出
回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の同期信号抽出回
路は、記録媒体から再生されたFM変調輝度信号を供給
され、同期信号先端に対応する周波数帯域で周波数特性
が平坦となるよう等化する等化手段と、 上記等化手段で
等化されたFM輝度信号のFM復調を行なうFM復調手
段と、上記FM復調手段で復調された輝度信号を供給さ
れ、上記輝度信号の高域成分を除去する低域フィルタ手
段と、後述する抽出手段で抽出された同期信号の供給時
点で上記フィルタ手段が出力する輝度信号のシンクチッ
プレベルからペデスタルレベルまでのレベルが所定レベ
ルとなるよう利得を可変して増幅する増幅手段と、上記
増幅手段の出力する輝度信号のペデスタルレベルが所定
レベルとなるようクランプを行なうクランプ手段と、上
記クランプ手段の出力する輝度信号の同期信号を、上記
増幅手段のシンクチップレベルとクランプ手段のペデス
タルレベルとの略中間に設定したレベルと比較して同期
信号を抽出する抽出手段とを有する。
【0010】
【作用】本発明においては、再生映像信号を出力するた
めのFM復調系とは別に、FM変調輝度信号を同期信号
先端に対応する周波数帯域で周波数特性が平坦となるよ
う等化する等化手段と、同期信号成分をFM復調するF
M復調手段と、輝度信号の高域成分を除去する低域フィ
ルタ手段とを持つため、オーバーシュートやリンギング
の発生を防止でき、カラーバースト信号の残留を抑える
ことができ、抽出する同期信号のSN比を向上でき、ま
た増幅手段及びクランプ手段により同期信号の振幅が揃
えられるため、従来の如くシンクチップレベル、ペデス
タルレベル夫々をサンプリングする必要がなく、高精度
にジッタを含む同期信号を検出できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明回路を適用したジッタ補正装置
の一実施例のブロック図を示す。同図中、回転ヘッド4
0,41はモータ42により回転せしめられ、磁気テー
プ(図示せず)を走査する。これによって回転ヘッド4
0,41夫々で再生された複合映像信号はスイッチ43
で連続される。連続した複合映像信号はプリアンプ44
で増幅され、ハイパスフィルタ(HPF)45でFM変
調輝度信号成分が分離される。
【0012】このFM変調輝度信号は等化器(EQ)4
6でFM変調輝度信号の全帯域で周波数特性が平坦にな
るよう等化され、FM復調器(FM.DEM)47で輝
度信号にFM復調される。ここで得られた輝度信号は低
域フィルタ(LPF)48で不要高域成分を除去された
後、デエンファシス回路(DE.EMP)49で記録時
のプリエンファシス特性とは逆の特性により高域ブース
ト前の原信号に戻される。この後、輝度信号はノイズキ
ャンセル回路(NC)50で輝度信号の中域のノイズ成
分を除去された後、クランプ回路(CLP)51でペデ
スタルレベルをクランプされADコンバータ52に供給
され、ここで後述のフェーズ・ロックト・ループ(PL
L)53の出力クロックを用いてディジタル化され画像
メモリ54に供給される。
【0013】一方、高域フィルタ45より出力されるF
M変調輝度信号は等化器60に供給される。等化器60
はFM変調輝度信号の中心周波数、つまり同期信号先端
に対応する周波数の近傍の周波数帯域だけで周波数特性
が平坦となるよう等化してFM復調器61に供給する。
FM復調器61はFM復調器47と同一特性であり、こ
こで復調された輝度信号は低域フィルタ62で不要高域
成分を除去される。低域フィルタ62は低域フィルタ4
8よりカットオフ周波数が低く選定され、輝度信号の高
域成分も除去される。
【0014】この後、輝度信号はデエンファシス回路4
8と同一特性のデエンファシス回路63を通してノイズ
キャンセル回路64に供給され、ノイズを除去された
後、利得制御増幅器(GCA)65に供給される。利得
制御増幅器65は後述のコンパレータ67より水平同期
信号を供給された時点の輝度信号のシンクチップレベル
からペデスタルレベルまでのレベルが所定レベルとなる
ように利得を可変し、その出力輝度信号はクランプ回路
66でペデスタルレベルが所定レベルとなるようにクラ
ンプされた後、コンパレータ67に供給される。コンパ
レータ67はシンクチップレベル及びペデスタルレベル
夫々が所定レベルとされた輝度信号を、上記シンクチッ
プレベルとペデスタルレベルとの中間レベルである基準
レベルと比較して水平同期信号を抽出し、この抽出水平
同期信号をGCA65に供給すると共にPLL53に供
給する。PLL53はジッタを含んでいる抽出水平同期
信号に同期して発振を行ない、その発振クロックはライ
トクロックとして画像メモリ54に供給されると共にサ
ンプリングパルスとしてADコンバータ52に供給され
る。
【0015】画像メモリ54はライトアドレスカウンタ
及びリードアドレスカウンタを内蔵するもので、上記P
LL53よりのライトクロックをカウントしてライトア
ドレスを発生し、このライトアドレスによってADコン
バータ52よりのディジタル映像信号を書き込む。ま
た、クロック発生器70で発生されたジッタを含まない
一定周波数のリードクロックは画像メモリ54に供給さ
れると共にサンプリングパルスとしてDAコンバータ7
1に供給される。画像メモリ54は上記リードクロック
をカウントしてリードアドレスを発生し、このリードア
ドレスによってディジタル映像信号を読出す。このディ
ジタル映像信号はDAコンバータ71でアナログ化され
端子72よりジッタを含まない輝度信号が出力される。
【0016】このように、再生映像信号を出力するため
のFM復調系46〜50とは別に同期信号成分をFM復
調するFM復調系60〜64を持ち、等化器60はFM
変調輝度信号の中心周波数近傍だけの周波数特性が平坦
となるよう等化し、かつ低域フィルタ62のカットオフ
周波数を低く選定しているため、オーバーシュートやリ
ンギングの発生を防止でき、カラーバースト信号の残留
を抑えることができ、抽出する同期信号のSN比を向上
でき、またGCA65及びクランプ回路66により同期
信号の振幅が揃えられるため、従来の如くシンクチップ
レベル、ペデスタルレベル夫々をサンプリングする必要
がなく、高精度にジッタを含む同期信号を検出でき、こ
れによってジッタを充分に除去でき、出力される輝度信
号を用いて高品質の画像を再生できる。
【0017】
【発明の効果】上述の如く、本発明の同期信号抽出回路
によれば、ジッタを含む同期信号を高忠実に抽出でき、
後続のタイム・ベース・コレクタで上記ジッタを充分に
除去して高品質の画像を得ることができ、実用上きわめ
て有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明回路を適用したジッタ補正装置のブロッ
ク図である。
【図2】タイム・ベース・コレクタのブロック図であ
る。
【図3】従来回路のブロック図である。
【符号の説明】
46,60 等化器 47,61 FM復調器 48,62 低域フィルタ 49,63 デエンファシス回路 50,64 ノイズキャンセル回路 51,66 クランプ回路 52 ADコンバータ 53 PLL 54 画像メモリ 65 利得制御増幅器 67 コンパレータ 70 クロック発生器 71 DAコンバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から再生されたFM変調輝度信
    を供給され、同期信号先端に対応する周波数帯域で周
    波数特性が平坦となるよう等化する等化手段と、 上記等化手段で等化されたFM輝度信号の FM復調を行
    なうFM復調手段と、上記FM復調手段で復調された輝度信号を供給され、上
    記輝度信号の高域成分を除去する低域フィルタ手段と、 後述する抽出手段で抽出された同期信号の供給時点で上
    フィルタ手段が出力する輝度信号のシンクチップレベ
    ルからペデスタルレベルまでのレベルが所定レベルとな
    るよう利得を可変して増幅する増幅手段と、 上記増幅手段の出力する輝度信号のペデスタルレベルが
    所定レベルとなるようクランプを行なうクランプ手段
    と、 上記クランプ手段の出力する輝度信号の同期信号を、上
    記増幅手段のシンクチップレベルとクランプ手段のペデ
    スタルレベルとの略中間に設定したレベルと比較して同
    期信号を抽出する抽出手段とを有することを特徴とする
    同期信号抽出回路。
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US4698679A (en) * 1986-04-30 1987-10-06 Rca Corporation Sync separator

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