JP3305761B2 - 伝送信号受信装置 - Google Patents
伝送信号受信装置Info
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Description
【０００１】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段（図１） 作用（図１） 実施例（図１及び図２） 発明の効果
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は伝送信号受信装置に関
し、例えば帯域圧縮されてアナログ伝送される高品位テ
レビジヨン信号を受信するものに適用し得る。
し、例えば帯域圧縮されてアナログ伝送される高品位テ
レビジヨン信号を受信するものに適用し得る。
【０００３】
【従来の技術】従来、放送衛星を用いた衛星テレビジヨ
ン放送として、高品位テレビジヨン信号をＭＵＳＥ（mu
ltiple sub-nyquist sampling encoding）方式で帯域圧
縮してアナログ伝送するようになされたものがある。ま
た衛星テレビジヨン放送の場合ＭＵＳＥ方式に限らず、
エネルギー拡散のためフレーム周期の整数倍の三角波で
なるいわゆるデイスパーサル信号が重畳された後、周波
数変調されて伝送され、これにより無信号時等にキヤリ
ア成分のみが強調されてなる有害電波の発生を未然に防
止するようになされている。
ン放送として、高品位テレビジヨン信号をＭＵＳＥ（mu
ltiple sub-nyquist sampling encoding）方式で帯域圧
縮してアナログ伝送するようになされたものがある。ま
た衛星テレビジヨン放送の場合ＭＵＳＥ方式に限らず、
エネルギー拡散のためフレーム周期の整数倍の三角波で
なるいわゆるデイスパーサル信号が重畳された後、周波
数変調されて伝送され、これにより無信号時等にキヤリ
ア成分のみが強調されてなる有害電波の発生を未然に防
止するようになされている。
【０００４】従つてこのＭＵＳＥ方式の衛星テレビジヨ
ン放送を受信するテレビジヨン信号受信装置において
は、チユーナで選局されたテレビジヨン放送をＦＭ復調
した後、ローパスフイルタを通じてベースバンド成分で
なるＭＵＳＥ信号を抽出し、これがアナログデジタル変
換回路でデジタル信号に変換されＭＵＳＥデコーダに入
力される。なお送信側で重畳されたデイスパーサル信号
成分は、アナログデジタル変換回路のクランプ回路で除
去される。
ン放送を受信するテレビジヨン信号受信装置において
は、チユーナで選局されたテレビジヨン放送をＦＭ復調
した後、ローパスフイルタを通じてベースバンド成分で
なるＭＵＳＥ信号を抽出し、これがアナログデジタル変
換回路でデジタル信号に変換されＭＵＳＥデコーダに入
力される。なお送信側で重畳されたデイスパーサル信号
成分は、アナログデジタル変換回路のクランプ回路で除
去される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
テレビジヨン信号受信装置においては、ＦＭ復調したＭ
ＵＳＥ信号をアナログデジタル変換回路を通じてＭＵＳ
Ｅデコーダに入力するようになされている。従つてチユ
ーナによつて生じる振幅レベルのばらつき等について
は、アナログデジタル変換回路の基準電圧を変化させ
て、振幅を制御するようになされている。ところがこの
ようにすると振幅レベルの変動が大きい場合には、振幅
レベルの変動を正確に制御することができず、結局アナ
ログデジタル変換時のビツト精度が変動してしまう問題
があつた。
テレビジヨン信号受信装置においては、ＦＭ復調したＭ
ＵＳＥ信号をアナログデジタル変換回路を通じてＭＵＳ
Ｅデコーダに入力するようになされている。従つてチユ
ーナによつて生じる振幅レベルのばらつき等について
は、アナログデジタル変換回路の基準電圧を変化させ
て、振幅を制御するようになされている。ところがこの
ようにすると振幅レベルの変動が大きい場合には、振幅
レベルの変動を正確に制御することができず、結局アナ
ログデジタル変換時のビツト精度が変動してしまう問題
があつた。
【０００６】また衛星テレビジヨン放送では、上述した
エネルギー拡散用のデイスパーサル信号として、輝度信
号の６％程度の振幅レベルを有するものを重畳し、テレ
ビジヨン信号受信装置側でアナログデジタル変換回路の
クランプ回路でデイスパーサル信号を除去するようにな
されているが、このデイスパーサル信号を除去しきれな
い場合には、これが画面上にフリツカとして残り、画質
を著しく劣化させてしまう問題があつた。
エネルギー拡散用のデイスパーサル信号として、輝度信
号の６％程度の振幅レベルを有するものを重畳し、テレ
ビジヨン信号受信装置側でアナログデジタル変換回路の
クランプ回路でデイスパーサル信号を除去するようにな
されているが、このデイスパーサル信号を除去しきれな
い場合には、これが画面上にフリツカとして残り、画質
を著しく劣化させてしまう問題があつた。
【０００７】この問題を解決するため、デイスパーサル
除去回路を設けてデイスパーサル信号と逆相のデイスパ
ーサル除去信号を発生し、これをＦＭ復調されたＭＵＳ
Ｅ信号に加算してデイスパーサル信号成分を除去するよ
うになされたものがある。
除去回路を設けてデイスパーサル信号と逆相のデイスパ
ーサル除去信号を発生し、これをＦＭ復調されたＭＵＳ
Ｅ信号に加算してデイスパーサル信号成分を除去するよ
うになされたものがある。
【０００８】ところがかかるデイスパーサル除去回路に
おいては、固定的にデイスパーサル除去信号を発生する
ようになされているため、衛星テレビジヨン放送のデイ
スパーサル信号は除去できても、例えば通信衛星を用い
た衛星テレビジヨン通信のようにデイスパーサル信号と
して輝度信号の11〜26％程度の振幅レベルのものが重畳
される場合には対応できないという問題があつた。
おいては、固定的にデイスパーサル除去信号を発生する
ようになされているため、衛星テレビジヨン放送のデイ
スパーサル信号は除去できても、例えば通信衛星を用い
た衛星テレビジヨン通信のようにデイスパーサル信号と
して輝度信号の11〜26％程度の振幅レベルのものが重畳
される場合には対応できないという問題があつた。
【０００９】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、種々のエネルギー拡散信号が重畳され周波数変調さ
れて伝送される伝送信号を安定かつ高い精度で受信し得
る伝送信号受信装置を提案しようとするものである。
で、種々のエネルギー拡散信号が重畳され周波数変調さ
れて伝送される伝送信号を安定かつ高い精度で受信し得
る伝送信号受信装置を提案しようとするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、エネルギー拡散信号が重畳された
後、周波数変調されて伝送される伝送信号を受信する伝
送信号受信装置において、伝送信号に重畳されるエネル
ギー拡散信号の振幅レベルに応じ、エネルギー拡散信号
に対して逆相のエネルギー拡散除去信号を発生する信号
発生手段１２と、伝送信号が周波数復調されてなる受信
信号Ｓ１及びエネルギー拡散除去信号を加算し、当該受
信信号Ｓ１中に含まれるエネルギー拡散信号成分を除去
して第２の受信信号を送出する信号加算手段１１と、制
御信号ＣＧに応じて第２の受信信号の利得を可変するこ
とにより当該第２の受信信号の振幅レベルを一定にした
第３の受信信号を送出する利得制御増幅手段１４と、第
３の受信信号の所定部分に含まれる中間値を所定レベル
にクランプする第１のクランプ手段１７、１８、１９
と、第３の受信信号に基づいて検出した中間レベルを所
定レベルにクランプする第２のクランプ手段１７、１
９、２０，２１とを設け、伝送信号の受信開始から第３
の受信信号の所定部分に含まれる中間値が検出できない
期間は、当該第３の受信信号を第２のクランプ手段１
７、１９、２０，２１でクランプし、その中間値が検出
できた時点から第３の受信信号を第１のクランプ手段１
７、１８，１９でクランプするようにした。
め本発明においては、エネルギー拡散信号が重畳された
後、周波数変調されて伝送される伝送信号を受信する伝
送信号受信装置において、伝送信号に重畳されるエネル
ギー拡散信号の振幅レベルに応じ、エネルギー拡散信号
に対して逆相のエネルギー拡散除去信号を発生する信号
発生手段１２と、伝送信号が周波数復調されてなる受信
信号Ｓ１及びエネルギー拡散除去信号を加算し、当該受
信信号Ｓ１中に含まれるエネルギー拡散信号成分を除去
して第２の受信信号を送出する信号加算手段１１と、制
御信号ＣＧに応じて第２の受信信号の利得を可変するこ
とにより当該第２の受信信号の振幅レベルを一定にした
第３の受信信号を送出する利得制御増幅手段１４と、第
３の受信信号の所定部分に含まれる中間値を所定レベル
にクランプする第１のクランプ手段１７、１８、１９
と、第３の受信信号に基づいて検出した中間レベルを所
定レベルにクランプする第２のクランプ手段１７、１
９、２０，２１とを設け、伝送信号の受信開始から第３
の受信信号の所定部分に含まれる中間値が検出できない
期間は、当該第３の受信信号を第２のクランプ手段１
７、１９、２０，２１でクランプし、その中間値が検出
できた時点から第３の受信信号を第１のクランプ手段１
７、１８，１９でクランプするようにした。
【００１１】
【００１２】
【００１３】
【００１４】さらにまた本発明においては、第２のクラ
ンプ手段１７、１９、２０、２１として、第２の受信信
号の正のピーク値をホールドする正ピークホールド手段
２０Ａと、第２の受信信号の負のピーク値をホールドす
る負ピークホールド手段２０Ｂとを設け、正及び負ピー
クホールド手段２０Ａ及び２０Ｂでホールドした正及び
負のピーク値に基づいて中間レベルを検出するようにし
た。
ンプ手段１７、１９、２０、２１として、第２の受信信
号の正のピーク値をホールドする正ピークホールド手段
２０Ａと、第２の受信信号の負のピーク値をホールドす
る負ピークホールド手段２０Ｂとを設け、正及び負ピー
クホールド手段２０Ａ及び２０Ｂでホールドした正及び
負のピーク値に基づいて中間レベルを検出するようにし
た。
【００１５】また本発明においては、正ピークホールド
手段２０Ａでホールドした正のピーク値と、負ピークホ
ールド手段２０Ｂでホールドした負のピーク値との平均
値によつて中間レベルを検出するようにした。
手段２０Ａでホールドした正のピーク値と、負ピークホ
ールド手段２０Ｂでホールドした負のピーク値との平均
値によつて中間レベルを検出するようにした。
【００１６】さらにまた本発明においては、伝送信号が
周波数復調されてなる受信信号Ｓ１（ＢＳ）と、複数の
伝送媒体を通じて入力される複数の媒体伝送信号Ｓ１
（ＶＴＲ、ＬＤ、ＣＡＴＶ）とを選択する選択手段１０
を設け、信号発生手段１２が選択手段１０で選択された
受信信号Ｓ１及び媒体伝送信号Ｓ１に応じたエネルギー
拡散除去信号を発生し、信号加算手段１１が選択手段１
０を通じて入力される受信信号Ｓ１及び媒体伝送信号Ｓ
１とそれぞれ対応するエネルギー拡散除去信号とを加算
して当該受信信号Ｓ１中及び媒体伝送信号Ｓ１中に含ま
れるエネルギー拡散信号成分を除去して第２の受信信号
を送出するようにした。
周波数復調されてなる受信信号Ｓ１（ＢＳ）と、複数の
伝送媒体を通じて入力される複数の媒体伝送信号Ｓ１
（ＶＴＲ、ＬＤ、ＣＡＴＶ）とを選択する選択手段１０
を設け、信号発生手段１２が選択手段１０で選択された
受信信号Ｓ１及び媒体伝送信号Ｓ１に応じたエネルギー
拡散除去信号を発生し、信号加算手段１１が選択手段１
０を通じて入力される受信信号Ｓ１及び媒体伝送信号Ｓ
１とそれぞれ対応するエネルギー拡散除去信号とを加算
して当該受信信号Ｓ１中及び媒体伝送信号Ｓ１中に含ま
れるエネルギー拡散信号成分を除去して第２の受信信号
を送出するようにした。
【００１７】
【作用】信号発生手段１２で伝送信号に重畳されている
エネルギー拡散信号の振幅レベルに応じた逆相のエネル
ギー拡散除去信号を発生し、信号加算手段１１で伝送信
号が周波数復調されてなる受信信号Ｓ１にエネルギー拡
散除去信号を加算してエネルギー拡散信号成分を除去し
てなる第２の受信信号を可変利得増幅手段１４において
振幅レベルの一定な第３の受信信号にし、伝送信号の受
信開始から第３の受信信号の所定部分に含まれる中間値
が検出できない期間は、第２のクランプ手段１７、１
９、２０，２１で当該第３の受信信号の当該中間値を所
定レベルにクランプし、その中間値が検出できた時点か
ら第１のクランプ手段１７、１８，１９で第３の受信信
号の中間レベルを所定レベルにクランプするようにした
ことにより、エネルギー拡散信号が重畳された後、周波
数復調されて伝送される伝送信号を安定かつ高い精度で
受信することができる。
エネルギー拡散信号の振幅レベルに応じた逆相のエネル
ギー拡散除去信号を発生し、信号加算手段１１で伝送信
号が周波数復調されてなる受信信号Ｓ１にエネルギー拡
散除去信号を加算してエネルギー拡散信号成分を除去し
てなる第２の受信信号を可変利得増幅手段１４において
振幅レベルの一定な第３の受信信号にし、伝送信号の受
信開始から第３の受信信号の所定部分に含まれる中間値
が検出できない期間は、第２のクランプ手段１７、１
９、２０，２１で当該第３の受信信号の当該中間値を所
定レベルにクランプし、その中間値が検出できた時点か
ら第１のクランプ手段１７、１８，１９で第３の受信信
号の中間レベルを所定レベルにクランプするようにした
ことにより、エネルギー拡散信号が重畳された後、周波
数復調されて伝送される伝送信号を安定かつ高い精度で
受信することができる。
【００１８】
【００１９】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【００２０】図２において、１は全体としてＭＵＳＥ処
理装置を示し、テレビジヨン受像機のチユーナでＦＭ復
調されたＭＵＳＥ信号Ｓ１がＭＵＳＥ信号入力処理回路
２を通じてサンプルホールド回路３でサンプルホールド
され、アナログデジタル変換回路４でデジタル信号でな
るＭＵＳＥ信号Ｓ２に変換され、波形等化回路５で波形
等化された後、ＭＵＳＥデコーダ６及び音声処理回路７
に入力される。
理装置を示し、テレビジヨン受像機のチユーナでＦＭ復
調されたＭＵＳＥ信号Ｓ１がＭＵＳＥ信号入力処理回路
２を通じてサンプルホールド回路３でサンプルホールド
され、アナログデジタル変換回路４でデジタル信号でな
るＭＵＳＥ信号Ｓ２に変換され、波形等化回路５で波形
等化された後、ＭＵＳＥデコーダ６及び音声処理回路７
に入力される。
【００２１】ＭＵＳＥデコーダ６は入力されたＭＵＳＥ
信号Ｓ２について、ＭＵＳＥ方式に基づく復号化処理を
実行して高品位テレビジヨン信号を得るようになされて
おり、信号処理を行うメイン処理回路６Ａ及びクロツク
ＣＫ１、ＣＫ２を発生するＰＬＬ回路６Ｂより構成され
ている。
信号Ｓ２について、ＭＵＳＥ方式に基づく復号化処理を
実行して高品位テレビジヨン信号を得るようになされて
おり、信号処理を行うメイン処理回路６Ａ及びクロツク
ＣＫ１、ＣＫ２を発生するＰＬＬ回路６Ｂより構成され
ている。
【００２２】実際上メイン処理回路６Ａは信号処理結果
として、例えばそれぞれ10ビツトのデジタル信号でなる
輝度信号ＤＹ、色差信号ＤＰB 、ＤＰR でなる高品位テ
レビジヨン信号を発生し、これがデジタルアナログ変換
回路８Ａ、８Ｂ、８Ｃでアナログ信号に変換され、輝度
信号ＳＹ、色差信号ＳＰB 、ＳＰR として送出される。
として、例えばそれぞれ10ビツトのデジタル信号でなる
輝度信号ＤＹ、色差信号ＤＰB 、ＤＰR でなる高品位テ
レビジヨン信号を発生し、これがデジタルアナログ変換
回路８Ａ、８Ｂ、８Ｃでアナログ信号に変換され、輝度
信号ＳＹ、色差信号ＳＰB 、ＳＰR として送出される。
【００２３】同様に音声処理回路７は入力されるＭＵＳ
Ｅ信号Ｓ２の音声信号についてＭＵＳＥ方式に基づく復
号化処理を行い、これにより４チヤンネル分の音声信号
や独立データを例えば15〜16ビツトのデジタル信号でな
る音声信号ＤＡＤとして発生し、これがデジタルアナロ
グ変換回路８Ｄを通じてアナログ信号に変換され、音声
信号ＳＡＤとして送出される。
Ｅ信号Ｓ２の音声信号についてＭＵＳＥ方式に基づく復
号化処理を行い、これにより４チヤンネル分の音声信号
や独立データを例えば15〜16ビツトのデジタル信号でな
る音声信号ＤＡＤとして発生し、これがデジタルアナロ
グ変換回路８Ｄを通じてアナログ信号に変換され、音声
信号ＳＡＤとして送出される。
【００２４】ＰＬＬ回路６ＢはＭＵＳＥ信号に含まれる
フレームパルス及び水平同期信号に基づいて、メイン処
理回路６Ａ及びＭＵＳＥ処理装置１全体の動作タイミン
グを制御するクロツクＣＫ１及びＣＫ２を発生する。ま
たこのＰＬＬ回路６Ｂのロツク状態が、ＣＰＵを含んで
構成され例えば制御信号ＣＮＴを通じてＭＵＳＥ信号入
力処理回路２を制御する制御回路９に入力されている。
フレームパルス及び水平同期信号に基づいて、メイン処
理回路６Ａ及びＭＵＳＥ処理装置１全体の動作タイミン
グを制御するクロツクＣＫ１及びＣＫ２を発生する。ま
たこのＰＬＬ回路６Ｂのロツク状態が、ＣＰＵを含んで
構成され例えば制御信号ＣＮＴを通じてＭＵＳＥ信号入
力処理回路２を制御する制御回路９に入力されている。
【００２５】ここでこの実施例の場合、ＭＵＳＥ信号入
力処理回路２は、図１に示すように、ＭＵＳＥ信号につ
いて所定の入力処理を行う回路ブロツクが、１半導体集
積回路上に配置されて構成されている。すなわちこのＭ
ＵＳＥ信号入力処理回路２においては、まず衛星テレビ
ジヨン放送で受信したＭＵＳＥ信号Ｓ１（ＢＳ）に加え
て、ビデオテープレコーダや有線テレビジヨン放送さら
に光デイスク装置等種々の媒体を通じて伝送されるＭＵ
ＳＥ信号Ｓ１（ＶＴＲ、ＣＡＴＶ、ＬＤ）が、スイツチ
回路１０に入力され、制御回路９の制御に基づいて選択
され、ＭＵＳＥ信号として加算回路１１に送出される。
力処理回路２は、図１に示すように、ＭＵＳＥ信号につ
いて所定の入力処理を行う回路ブロツクが、１半導体集
積回路上に配置されて構成されている。すなわちこのＭ
ＵＳＥ信号入力処理回路２においては、まず衛星テレビ
ジヨン放送で受信したＭＵＳＥ信号Ｓ１（ＢＳ）に加え
て、ビデオテープレコーダや有線テレビジヨン放送さら
に光デイスク装置等種々の媒体を通じて伝送されるＭＵ
ＳＥ信号Ｓ１（ＶＴＲ、ＣＡＴＶ、ＬＤ）が、スイツチ
回路１０に入力され、制御回路９の制御に基づいて選択
され、ＭＵＳＥ信号として加算回路１１に送出される。
【００２６】また加算回路１１にはデイスパーサル除去
回路１２で発生されたデイスパーサル除去信号が入力さ
れる。このデイスパーサル除去回路１２では、制御回路
９から入力されるパルスＰ１及び振幅コントロール電圧
ＤＰに基づいて、チユーナを通じて入力されるＭＵＳＥ
信号に重畳されたデイスパーサル信号に逆相のデイスパ
ーサル除去信号を発生し、これを加算回路１１でＭＵＳ
Ｅ信号に加算してデイスパーサル信号成分を除去する。
回路１２で発生されたデイスパーサル除去信号が入力さ
れる。このデイスパーサル除去回路１２では、制御回路
９から入力されるパルスＰ１及び振幅コントロール電圧
ＤＰに基づいて、チユーナを通じて入力されるＭＵＳＥ
信号に重畳されたデイスパーサル信号に逆相のデイスパ
ーサル除去信号を発生し、これを加算回路１１でＭＵＳ
Ｅ信号に加算してデイスパーサル信号成分を除去する。
【００２７】この実施例の場合、チユーナを通じて入力
されるＭＵＳＥ信号が、放送衛星による衛星テレビジヨ
ン放送のチヤンネルか、または通信衛星による衛星テレ
ビジヨン通信のチヤンネルかは、制御回路９がチユーナ
の選局情報等に基づいて管理するようになされている。
従つて制御回路９はＭＵＳＥ信号が、衛星テレビジヨン
放送又は衛星テレビジヨン通信かによつて、それぞれ異
なるパルスＰ１及び振幅コントロール電圧ＤＰでデイス
パーサル除去回路１２を制御し、かくして何れのＭＵＳ
Ｅ信号においても、高い精度でデイスパーサル信号を除
去し得るようになされている。
されるＭＵＳＥ信号が、放送衛星による衛星テレビジヨ
ン放送のチヤンネルか、または通信衛星による衛星テレ
ビジヨン通信のチヤンネルかは、制御回路９がチユーナ
の選局情報等に基づいて管理するようになされている。
従つて制御回路９はＭＵＳＥ信号が、衛星テレビジヨン
放送又は衛星テレビジヨン通信かによつて、それぞれ異
なるパルスＰ１及び振幅コントロール電圧ＤＰでデイス
パーサル除去回路１２を制御し、かくして何れのＭＵＳ
Ｅ信号においても、高い精度でデイスパーサル信号を除
去し得るようになされている。
【００２８】加算回路１１を通じ、デイスパーサル信号
が除去されたＭＵＳＥ信号はバツフア１３、外付けの結
合コンデンサＣ１を通じて利得制御増幅回路１４に入力
される。この利得制御増幅回路１４は、制御回路９から
入力されるコントロール電圧ＣＧによつて利得が制御さ
れる。実際上制御回路９はＭＵＳＥ信号の１及び２ライ
ン目のフレームパルスに含まれる負極性及び正極性のパ
ルスが所定のレベルになるようにコントロール電圧ＣＧ
を発生する。これによりチユーナの特性による振幅のば
らつきを吸収し、ＭＵＳＥ信号を所定の振幅レベルに制
御し、後段のアナログデジタル変換回路４におけるビツ
ト精度の変動を有効に除去し得るようになされている。
が除去されたＭＵＳＥ信号はバツフア１３、外付けの結
合コンデンサＣ１を通じて利得制御増幅回路１４に入力
される。この利得制御増幅回路１４は、制御回路９から
入力されるコントロール電圧ＣＧによつて利得が制御さ
れる。実際上制御回路９はＭＵＳＥ信号の１及び２ライ
ン目のフレームパルスに含まれる負極性及び正極性のパ
ルスが所定のレベルになるようにコントロール電圧ＣＧ
を発生する。これによりチユーナの特性による振幅のば
らつきを吸収し、ＭＵＳＥ信号を所定の振幅レベルに制
御し、後段のアナログデジタル変換回路４におけるビツ
ト精度の変動を有効に除去し得るようになされている。
【００２９】利得制御増幅回路１４より出力されるＭＵ
ＳＥ信号は、外付けの結合コンデンサＣ２を通じて増幅
回路１５で増幅され、外付けされたトランジスタＱ１及
び抵抗Ｒ１、Ｒ２構成のバツフアを通じて外付けのロー
パスフイルタ１６で、ベースバンド成分のみに帯域制限
された後、抵抗Ｒ３及び結合コンデンサＣ３を通じて、
半導体集積回路内部に構成された差動増幅回路１７の非
反転入力端に入力される。
ＳＥ信号は、外付けの結合コンデンサＣ２を通じて増幅
回路１５で増幅され、外付けされたトランジスタＱ１及
び抵抗Ｒ１、Ｒ２構成のバツフアを通じて外付けのロー
パスフイルタ１６で、ベースバンド成分のみに帯域制限
された後、抵抗Ｒ３及び結合コンデンサＣ３を通じて、
半導体集積回路内部に構成された差動増幅回路１７の非
反転入力端に入力される。
【００３０】この差動増幅回路１７は抵抗Ｒ４で負帰還
された演算増幅器構成でなり、その出力端から送出され
る出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０が演算増幅器構成の第１のコ
ンパレータ１８の非反転入力端に入力される。このコン
パレータ１８の反転入力端には後段のアナログデジタル
変換回路４の基準中心電圧ＶＣが入力される。
された演算増幅器構成でなり、その出力端から送出され
る出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０が演算増幅器構成の第１のコ
ンパレータ１８の非反転入力端に入力される。このコン
パレータ１８の反転入力端には後段のアナログデジタル
変換回路４の基準中心電圧ＶＣが入力される。
【００３１】またこの第１のコンパレータ１８は、制御
回路９を通じてＰＬＬ６Ｂから入力されるＭＵＳＥ信号
の 563及び1125ライン目のタイミングで比較動作を実行
する。この第１のコンパレータ１８から出力される比較
結果は、一端が接地された外付けの時定数用コンデンサ
Ｃ４の他端、切換回路１９の第１の入力端ａ及び出力
端、抵抗Ｒ５を通じて差動増幅回路１７の反転入力端に
入力されている。
回路９を通じてＰＬＬ６Ｂから入力されるＭＵＳＥ信号
の 563及び1125ライン目のタイミングで比較動作を実行
する。この第１のコンパレータ１８から出力される比較
結果は、一端が接地された外付けの時定数用コンデンサ
Ｃ４の他端、切換回路１９の第１の入力端ａ及び出力
端、抵抗Ｒ５を通じて差動増幅回路１７の反転入力端に
入力されている。
【００３２】これにより差動増幅回路１７及び第１のコ
ンパレータ１８は、同期クランプ回路を構成し、ＭＵＳ
Ｅ信号の 563及び1125ライン目に含まれる 128/256の値
でなるクランプレベルが、アナログデジタル変換回路４
の基準中心電圧ＶＣに一致するようにＭＵＳＥ信号をク
ランプし、これを出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０として送出す
る。
ンパレータ１８は、同期クランプ回路を構成し、ＭＵＳ
Ｅ信号の 563及び1125ライン目に含まれる 128/256の値
でなるクランプレベルが、アナログデジタル変換回路４
の基準中心電圧ＶＣに一致するようにＭＵＳＥ信号をク
ランプし、これを出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０として送出す
る。
【００３３】この実施例の場合、差動増幅回路１７から
送出される出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０は、上述した同期ク
ランプ回路１７、１８を構成する第１のコンパレータ１
８に加えて、正ピークホールド回路２０Ａ及び負ピーク
ホールド回路２０Ｂに入力される。
送出される出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０は、上述した同期ク
ランプ回路１７、１８を構成する第１のコンパレータ１
８に加えて、正ピークホールド回路２０Ａ及び負ピーク
ホールド回路２０Ｂに入力される。
【００３４】この正及び負ピークホールド回路２０Ａ及
び２０Ｂは、それぞれ出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０の正及び
負のピーク値をホールドし、これが抵抗値の等しい抵抗
Ｒ６及びＲ７を通じて加算され、この結果得られる出力
ＭＵＳＥ信号Ｓ１０の正及び負のピーク値の平均値が第
２のコンパレータ２１の非反転入力端に入力される。
び２０Ｂは、それぞれ出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０の正及び
負のピーク値をホールドし、これが抵抗値の等しい抵抗
Ｒ６及びＲ７を通じて加算され、この結果得られる出力
ＭＵＳＥ信号Ｓ１０の正及び負のピーク値の平均値が第
２のコンパレータ２１の非反転入力端に入力される。
【００３５】また第２のコンパレータ２１の反転入力端
には、第１のコンパレータ１８と同様にアナログデジタ
ル変換回路４の基準中心電圧ＶＣが入力されている。こ
の第２のコンパレータ２１の比較結果は、一端が接地さ
れた外付けの抵抗Ｒ８の他端、切換回路１９の第２の入
力端ｂ及び出力端、抵抗Ｒ５を通じて差動増幅回路１７
の反転入力端に入力される。
には、第１のコンパレータ１８と同様にアナログデジタ
ル変換回路４の基準中心電圧ＶＣが入力されている。こ
の第２のコンパレータ２１の比較結果は、一端が接地さ
れた外付けの抵抗Ｒ８の他端、切換回路１９の第２の入
力端ｂ及び出力端、抵抗Ｒ５を通じて差動増幅回路１７
の反転入力端に入力される。
【００３６】これにより差動増幅回路１７、正及び負ピ
ークホールド回路２０Ａ及び２０Ｂ、第２のコンパレー
タ２１は全体としてラフクランプ回路１７、２０、２１
を構成し、出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０の正及び負のピーク
値の平均値が、アナログデジタル変換回路４の基準中心
電圧ＶＣに一致するようにＭＵＳＥ信号をクランプし、
これを出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０として送出する。
ークホールド回路２０Ａ及び２０Ｂ、第２のコンパレー
タ２１は全体としてラフクランプ回路１７、２０、２１
を構成し、出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０の正及び負のピーク
値の平均値が、アナログデジタル変換回路４の基準中心
電圧ＶＣに一致するようにＭＵＳＥ信号をクランプし、
これを出力ＭＵＳＥ信号Ｓ１０として送出する。
【００３７】ここでＭＵＳＥ信号を同期クランプ回路１
７、１８又はラフクランプ回路１７、２０、２１の何れ
でクランプするかは制御回路９によつて制御される。こ
の実施例の場合、制御回路９はＰＬＬ６Ｂから入力され
るロツク信号ＰＬがロツクしたとき、論理「Ｌ」レベル
から論理「Ｈ」レベルになるロツク検出信号ＬＯＣＫＣ
によつて、切換回路１９を第２の入力端ｂから第１の入
力端ａに切り換える。
７、１８又はラフクランプ回路１７、２０、２１の何れ
でクランプするかは制御回路９によつて制御される。こ
の実施例の場合、制御回路９はＰＬＬ６Ｂから入力され
るロツク信号ＰＬがロツクしたとき、論理「Ｌ」レベル
から論理「Ｈ」レベルになるロツク検出信号ＬＯＣＫＣ
によつて、切換回路１９を第２の入力端ｂから第１の入
力端ａに切り換える。
【００３８】この結果例えば電源投入時からＰＬＬ６Ｂ
がロツクするまでの期間の間、ＭＵＳＥ信号をラフクラ
ンプ回路１７、２０、２１でクランプし、ＰＬＬ６Ｂが
ロツクした後は、同期クランプ回路１７、１８でクラン
プするように制御し、これによりＰＬＬ６Ｂが電源投入
から速やかにロツクし、安定に動作させ得るようになさ
れている。
がロツクするまでの期間の間、ＭＵＳＥ信号をラフクラ
ンプ回路１７、２０、２１でクランプし、ＰＬＬ６Ｂが
ロツクした後は、同期クランプ回路１７、１８でクラン
プするように制御し、これによりＰＬＬ６Ｂが電源投入
から速やかにロツクし、安定に動作させ得るようになさ
れている。
【００３９】例えばＰＬＬ６Ｂがロツクしない間に、Ｍ
ＵＳＥ信号を同期クランプ回路１７、１８でクランプさ
せると、ＭＵＳＥ信号のクランプレベル以外の部分をク
ランプしてしまうおそれがあり、この結果本来のクラン
プ電圧から大きくずれてＰＬＬ６Ｂの同期が安定しなく
なる。この実施例の場合、上述のようにラフクランプ回
路１７、２０、２１から同期クランプ回路１７、１８に
切り換えてクランプすることにより、このような問題を
未然に防止し得るようになされている。
ＵＳＥ信号を同期クランプ回路１７、１８でクランプさ
せると、ＭＵＳＥ信号のクランプレベル以外の部分をク
ランプしてしまうおそれがあり、この結果本来のクラン
プ電圧から大きくずれてＰＬＬ６Ｂの同期が安定しなく
なる。この実施例の場合、上述のようにラフクランプ回
路１７、２０、２１から同期クランプ回路１７、１８に
切り換えてクランプすることにより、このような問題を
未然に防止し得るようになされている。
【００４０】以上の構成によれば、制御回路９の制御に
基づいて入力されるＭＵＳＥ信号に応じたデイスパーサ
ル除去信号を発生し、これをＭＵＳＥ信号に加算してデ
イスパーサル信号成分を除去し、利得制御増幅回路１４
で振幅レベルを一定に制御すると共に、アナログデジタ
ル変換回路４の基準中心電圧ＶＣにクランプして送出す
るようにしたことにより、ＭＵＳＥ信号を高い精度で受
信し、後段のＭＵＳＥデコーダ６に入力することができ
る。
基づいて入力されるＭＵＳＥ信号に応じたデイスパーサ
ル除去信号を発生し、これをＭＵＳＥ信号に加算してデ
イスパーサル信号成分を除去し、利得制御増幅回路１４
で振幅レベルを一定に制御すると共に、アナログデジタ
ル変換回路４の基準中心電圧ＶＣにクランプして送出す
るようにしたことにより、ＭＵＳＥ信号を高い精度で受
信し、後段のＭＵＳＥデコーダ６に入力することができ
る。
【００４１】さらに上述の構成によれば、クランプとし
て電源投入後からＰＬＬ６Ｂがロツクするまでの期間の
間、ＭＵＳＥ信号の正及び負のピーク値の平均値レベル
を、アナログデジタル変換回路４の基準中心電圧ＶＣに
クランプすると共に、ＰＬＬ６Ｂがロツクしたタイミン
グから、ＭＵＳＥ信号のクランプレベルがアナログデジ
タル変換回路４の基準中心電圧ＶＣになるようにクラン
プするようにしたことにより、ＭＵＳＥ信号を安定かつ
高い精度で受信して、後段のＭＵＳＥデコーダ６に入力
することができ、かくするにつきＭＵＳＥ処理装置１に
最適なＭＵＳＥ信号入力処理回路２を実現できる。
て電源投入後からＰＬＬ６Ｂがロツクするまでの期間の
間、ＭＵＳＥ信号の正及び負のピーク値の平均値レベル
を、アナログデジタル変換回路４の基準中心電圧ＶＣに
クランプすると共に、ＰＬＬ６Ｂがロツクしたタイミン
グから、ＭＵＳＥ信号のクランプレベルがアナログデジ
タル変換回路４の基準中心電圧ＶＣになるようにクラン
プするようにしたことにより、ＭＵＳＥ信号を安定かつ
高い精度で受信して、後段のＭＵＳＥデコーダ６に入力
することができ、かくするにつきＭＵＳＥ処理装置１に
最適なＭＵＳＥ信号入力処理回路２を実現できる。
【００４２】なお上述の実施例においては、ＭＵＳＥ信
号入力処理回路２のスイツチ１０で、種々の媒体を通じ
て入力されるＭＵＳＥ信号を選択する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、選択手段を外部に設け、
これにより入力されるＭＵＳＥ信号を取り扱うようにし
ても上述の実施例と同様の効果を実現できる。
号入力処理回路２のスイツチ１０で、種々の媒体を通じ
て入力されるＭＵＳＥ信号を選択する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、選択手段を外部に設け、
これにより入力されるＭＵＳＥ信号を取り扱うようにし
ても上述の実施例と同様の効果を実現できる。
【００４３】また上述の実施例においては、ＭＵＳＥ信
号入力処理回路を１半導体集積回路上に形成した場合に
ついて述べたが、これに限らず、その他の回路ブロツク
と組み合わせて１半導体集積回路上に形成したり、複数
の半導体集積回路上に形成するようにしても良い。
号入力処理回路を１半導体集積回路上に形成した場合に
ついて述べたが、これに限らず、その他の回路ブロツク
と組み合わせて１半導体集積回路上に形成したり、複数
の半導体集積回路上に形成するようにしても良い。
【００４４】さらに上述の実施例においては、デイスパ
ーサル除去信号として送信側で重畳された三角波でなる
エネルギー拡散信号に応じたものを、パルス及び振幅コ
ントロール電圧に基づいて発生したが、例えば送信側で
三角波以外のエネルギー拡散信号が重畳される場合で
も、重畳されたエネルギー拡散信号に応じて逆相デイス
パーサル除去信号を生成するようにすれば、上述の実施
例と同様の効果を実現できる。
ーサル除去信号として送信側で重畳された三角波でなる
エネルギー拡散信号に応じたものを、パルス及び振幅コ
ントロール電圧に基づいて発生したが、例えば送信側で
三角波以外のエネルギー拡散信号が重畳される場合で
も、重畳されたエネルギー拡散信号に応じて逆相デイス
パーサル除去信号を生成するようにすれば、上述の実施
例と同様の効果を実現できる。
【００４５】さらにまた上述の実施例においては、本発
明をＭＵＳＥ信号の受信処理系に適用した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、要はエネルギー拡散
信号が重畳された後、周波数変調されて伝送される伝送
信号を受信する種々の伝送信号受信装置に広く適用して
好適なものである。
明をＭＵＳＥ信号の受信処理系に適用した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、要はエネルギー拡散
信号が重畳された後、周波数変調されて伝送される伝送
信号を受信する種々の伝送信号受信装置に広く適用して
好適なものである。
【００４６】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、信号発生
手段で伝送信号に重畳されているエネルギー拡散信号の
振幅レベルに応じた逆相のエネルギー拡散除去信号を発
生し、信号加算手段で伝送信号が周波数復調されてなる
受信信号にエネルギー拡散除去信号を加算してエネルギ
ー拡散信号成分を除去してなる第２の受信信号を可変利
得増幅手段において振幅レベルの一定な第３の受信信号
にし、伝送信号の受信開始から第３の受信信号の所定部
分に含まれる中間値が検出できない期間は、第２のクラ
ンプ手段で当該第３の受信信号の当該中間値を所定レベ
ルにクランプし、その中間値が検出できた時点から第１
のクランプ手段で第３の受信信号の中間レベルを所定レ
ベルにクランプするようにしたことにより、エネルギー
拡散信号が重畳された後、周波数復調されて伝送される
伝送信号を安定かつ高い精度で受信し得る伝送信号受信
装置を実現することができる。
手段で伝送信号に重畳されているエネルギー拡散信号の
振幅レベルに応じた逆相のエネルギー拡散除去信号を発
生し、信号加算手段で伝送信号が周波数復調されてなる
受信信号にエネルギー拡散除去信号を加算してエネルギ
ー拡散信号成分を除去してなる第２の受信信号を可変利
得増幅手段において振幅レベルの一定な第３の受信信号
にし、伝送信号の受信開始から第３の受信信号の所定部
分に含まれる中間値が検出できない期間は、第２のクラ
ンプ手段で当該第３の受信信号の当該中間値を所定レベ
ルにクランプし、その中間値が検出できた時点から第１
のクランプ手段で第３の受信信号の中間レベルを所定レ
ベルにクランプするようにしたことにより、エネルギー
拡散信号が重畳された後、周波数復調されて伝送される
伝送信号を安定かつ高い精度で受信し得る伝送信号受信
装置を実現することができる。
【００４７】
【図１】本発明による伝送信号受信装置を適用したＭＵ
ＳＥ信号入力処理回路の構成を示す接続図である。
ＳＥ信号入力処理回路の構成を示す接続図である。
【図２】伝送信号受信装置としてＭＵＳＥ処理装置の全
体構成の説明に供するブロツク図である。
体構成の説明に供するブロツク図である。
１……ＭＵＳＥ処理装置、２……ＭＵＳＥ信号入力処理
回路、３……サンプルホールド回路、４……アナログデ
ジタル変換回路、５……波形等化回路、６……ＭＵＳＥ
デコーダ、６Ａ……メイン信号処理回路、６Ｂ……ＰＬ
Ｌ、７……音声処理回路、８……デジタルアナログ変換
回路、９……制御回路、１０……スイツチ回路、１１…
…加算回路、１２……デイスパーサル除去回路、１４…
…利得制御増幅回路、１６……ローパスフイルタ、１７
……差動増幅回路、１８、２１……コンパレータ、１９
……切換回路、２０……ピークホールド回路。
回路、３……サンプルホールド回路、４……アナログデ
ジタル変換回路、５……波形等化回路、６……ＭＵＳＥ
デコーダ、６Ａ……メイン信号処理回路、６Ｂ……ＰＬ
Ｌ、７……音声処理回路、８……デジタルアナログ変換
回路、９……制御回路、１０……スイツチ回路、１１…
…加算回路、１２……デイスパーサル除去回路、１４…
…利得制御増幅回路、１６……ローパスフイルタ、１７
……差動増幅回路、１８、２１……コンパレータ、１９
……切換回路、２０……ピークホールド回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−102688（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−61586（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−199432（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 7/015
Claims (4)
- 【請求項１】エネルギー拡散信号が重畳された後、周波
数変調されて伝送される伝送信号を受信する伝送信号受
信装置において、 上記伝送信号に重畳される上記エネルギー拡散信号の振
幅レベルに応じ、上記エネルギー拡散信号に対して逆相
のエネルギー拡散除去信号を発生する信号発生手段と、 上記伝送信号が周波数復調されてなる受信信号及び上記
エネルギー拡散除去信号を加算し、上記受信信号中に含
まれる上記エネルギー拡散信号成分を除去して第２の受
信信号を送出する信号加算手段と、制御信号に応じて上記第２の受信信号の利得を可変する
ことにより当該第２の受信信号の振幅レベルを一定にし
た第３の受信信号を送出する利得制御増幅手段と、 上記第３の受信信号の所定部分に含まれる中間値を所定
レベルにクランプする第１のクランプ手段と、 上記第３の受信信号に基づいて検出した中間レベルを上
記所定レベルにクランプする第２のクランプ手段と を具
え、上記伝送信号の受信開始から上記第３の受信信号の
所定部分に含まれる上記中間値が検出できない期間は、
上記第３の受信信号を上記第２のクランプ手段でクラン
プし、上記中間値が検出できた時点から上記第３の受信
信号を上記第１のクランプ手段でクランプする こ とを特
徴とする伝送信号受信装置。 - 【請求項２】上記第２のクランプ手段は、 上記第３の受信信号の正のピーク値をホールドする正ピ
ークホールド手段と、 上記第３の受信信号の負のピーク値をホールドする負ピ
ークホールド手段と を具え、上記正及び負ピークホール
ド手段でホールドした上記正及び負のピーク値に基づい
て上記中間レベルを検出する ことを特徴とする請求項１
に記載の伝送信号受信装置。 - 【請求項３】上記正ピークホールド手段でホールドした
上記正のピーク値と、上記負ピークホールド手段でホー
ルドした上記負のピーク値との平均値によつて上記中間
レベルを検出することを特徴とする請求項２に記載の伝
送信号受信装置。 - 【請求項４】上記伝送信号が周波数復調されてなる上記
受信信号と、複数の伝送媒体を通じて入力される複数の
媒体伝送信号とを選択する選択手段 を具え、上記信号発
生手段は、 上記選択手段で選択される上記受信信号及び上記媒体伝
送信号に応じた上記エネルギー拡散除去信号を発生し、 上記信号加算手段は、 上記選択手段を通じて入力される上記受信信号及び上記
媒体伝送信号とそれぞれ対応する上記エネルギー拡散除
去信号とを加算し、上記受信信号中及び上記媒体伝送信
号中に含まれる上記エネルギー拡散信号成分を除去して
第２の受信信号を送出する ことを特徴とする請求項３に
記載の伝送信号受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21632092A JP3305761B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 伝送信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21632092A JP3305761B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 伝送信号受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0646377A JPH0646377A (ja) | 1994-02-18 |
| JP3305761B2 true JP3305761B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=16686686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21632092A Expired - Fee Related JP3305761B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 伝送信号受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3305761B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP21632092A patent/JP3305761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0646377A (ja) | 1994-02-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |