JPH05316091A - 同期検出回路 - Google Patents

同期検出回路

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JPH05316091A
JPH05316091A JP4113854A JP11385492A JPH05316091A JP H05316091 A JPH05316091 A JP H05316091A JP 4113854 A JP4113854 A JP 4113854A JP 11385492 A JP11385492 A JP 11385492A JP H05316091 A JPH05316091 A JP H05316091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
addition
synchronization
stage
bits
Prior art date
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Pending
Application number
JP4113854A
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English (en)
Inventor
Osamu Watanabe
修 渡辺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH05316091A publication Critical patent/JPH05316091A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、移動体通信に使用する同期検出回路
に関し、Lsi 化に適した回路の提供を図ることを目的と
する。 【構成】 入力した受信データと予め設定した同期パタ
ーンとの一致/不一致をビット単位に比較してn系列の
比較結果を送出する比較手段3と、n段の加算部分で構
成されており、各加算部分は、前段加算部分から送出さ
れた該前段加算部分までの累積不一致数に、対応する系
列の不一致数を加算して次段加算部分に送出することに
より、最終段加算部分は入力したnビットの受信データ
のパターンと該同期パターンとの累積不一致数を送出す
る加算手段4と、該加算手段から送出した不一致数が、
設定した誤り許容数よりも小さい時、同期判定結果を送
出する判定手段5を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、移動体通信に
使用する同期検出回路に関するものである。無線通信、
特に移動体通信においては周波数の有効利用、高効率化
の為、音声信号のデイジタル化、TDMA方式、データの高
速化が進められている。また、無線回線での品質がある
程度、低下しても検波技術や誤り訂正技術の進歩によ
り、データ再生が可能となってきている。
【0002】これに伴い、誤り許容数を可変にして、通
信状態によらず高速に、しかも容易に同期検出が行なえ
る同期検出回路が要望されている。一方、装置の小型、
軽量化に対応して回路のLsi 化が進められているので、
上記の同期検出回路もLsi 化に適したものにすることが
必要である。
【0003】
【従来の技術】図4は第1の従来例の構成図、図5は第
2の従来例の構成図である。以下、図4,図5の動作を
説明する。
【0004】先ず、図4において、受信データが、受信
再生クロックにより、1ビットずつシフトしながらn段
のシフトレジスタ11に格納されるが、シフトレジスタの
状態パターンをアドレスとしてメモリモリ( 例えば、RO
M)12に印加する。
【0005】メモリ内には、アドレスに対応して誤り許
容数を考慮した同期判定結果のパターン(1ビット構
成)が書き込まれている。例えば、印加される可能性の
ある全てのアドレスに対して、同期状態であれば1、非
同期状態なら0が書き込まれているので、アドレスが与
えられるとメモリから1または0が読み出され、同期/
非同期が直ちに判る。
【0006】ここで、同期パターンをnビットとする
と、受信される同期パターンの組合せは2n 個存在する
ことになり、メモリ容量も2n バイト必要となるが、ビ
ット数が多くなると、メモリ容量が非常に大きくなる。
【0007】更に、メモリに書き込む同期判定パターン
は誤り許容数を考慮しなければならないのでパターンが
複雑になる。次に、図5において、n段レジスタ22には
正規の同期パターンが格納されていているので、それぞ
れのレジスタの状態が、一致/ 不一致検出回路23を構成
するn個のEX-OR ゲートの対応するEX-OR ゲートに加え
られている。
【0008】また、受信再生クロックを用いて、受信デ
ータがn段のシフトレジスタ21に格納されているので、
それぞれのレジスタの状態が、対応するEX-OR ゲートに
加えられている。
【0009】即ち、一致/ 不一致検出回路23を構成する
n個のEX-OR ゲートには、正規の同期パターンと受信デ
ータnビットのパターンが加えられているので、これら
のゲートでビット単位に一致/ 不一致を検出し、検出結
果をセレクタ24出力する。ここで、一致出力は0、不一
致出力は1とする。
【0010】さて、高速クロックは受信再生クロックの
n倍の速度を持ち、カウンタ25はこの高速クロックをカ
ウントし、カウント値をセレクト制御信号にしてセレク
タ24に加える。
【0011】そこで、セレクタ24は、次の受信再生クロ
ックがn段のシフトレジスタ21に印加するまでの間に、
EX-OR ゲートの出力を順次、セレクトして加算器26に加
えるので、加算器は印加される“1”を加算して、nビ
ットの受信データ中の不一致数を求め比較器27に送出す
る。
【0012】比較器には、レジスタ28を介して設定され
た誤り許容数が印加しているので、不一致数が誤り許容
量よりも小さい時には同期検出を示す出力を送出する。
ここで、上記の様に、受信再生クロックの1クロック間
に同期検出結果を得る為には、受信クロックに同期した
高速クロックが必要となる。つまり、同期パターンがn
ビット構成の場合には、受信再生クロックのn倍の高速
クロックが必要であり、同期パターンのビット数が多く
なるにつれて、高速の位相同期回路が必要となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、図4の場
合、同期パターンのビット数がnの時は2n バイトのメ
モリ容量が必要である。つまり、8ビットの同期パター
ンの時は256 バイトで済むが、16ビットの時は64K バイ
ト, 32ビットの時は4G バイトが必要になってしまう。
更に、誤り許容数を可変にする場合を考えると、これら
のメモリ容量に誤り許容数の組合せを掛けたバイト数だ
けのメモリ容量が必要となり、実現が困難である。
【0014】なお、デイジタル移動体通信の場合、同期
パターンは20ビット, 32ビットの2種類あり、誤り許容
値は0〜6可変の組合せが存在する。図5の場合は、受
信データと正規の同期パターンとの一致/不一致検出の
後、不一致数を高速クロックで計数する為、誤り許容数
の可変には対応できるが、受信再生クロックに同期した
高速クロックが必要になる。
【0015】デイジタル移動体通信の場合、遅延検波に
より42KHz の受信再生クロックを使用している為、42KH
z クロックに同期したn倍( 実際にはn=32 の1.344MH
z) のクロックを生成しなければならない。
【0016】この為、PLL 回路が必要となるが、この回
路はアナログ回路の為に同期検出回路のLsi 化が困難で
あると云う問題がある。本発明はLsi 化に適した回路の
提供を図ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図中、3は入力した受信データと設定したn
ビット同期パターンとの一致/不一致をビット単位に比
較してn系列の比較結果を送出する比較手段である。
【0018】また、4はn段の加算部分で構成されてお
り、各加算部分が、前段加算部分から送出された該前段
加算部分までの不一致数に、対応する系列の比較結果を
加算して次段加算部分に送出することにより、最終段加
算部分から入力した受信データのパターンと該nビット
の同期パターンとの不一致数を送出する加算手段、5は
該加算手段から送出した不一致数が、設定した誤り許容
数よりも小さい時、同期判定結果を送出する判定手段で
ある。
【0019】
【作用】本発明は図1に示す様に、nビットの同期パタ
ーンの各ビット毎に比較部分と加算部分を設けるが、比
較部分は同期パターン中の設定された同期ビットと受信
データ中の設定された受信ビットとの比較を行い、加算
部分は多段接続する。
【0020】そこで、各加算部分は前段加算部分から送
出された該前段加算部分までの不一致数に、対応する系
列の比較結果を加算して次段加算部分に送出するので、
最終段加算部分からは入力したnビットの受信データ中
の不一致数を送出する様にした。
【0021】この為、同期パターンのビット数が多くな
っても、加算部分をビット数だけ多段接続することによ
り、大容量メモリや高速クロックを使用することなしに
受信再生クロックのみで、しかも1ビット以内に同期判
定を行なうことができる。
【0022】即ち、同期パターンのビット数に対応した
比較部分と加算部分を設け、加算部分を多段接続すれば
よいので、Lsi 化に適した同期検出回路を提供すること
ができる。
【0023】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成図、図3は図2
の動作説明図である。ここで、図3の左側の符号は図2
中の同じ符号の部分の波形を示す。また、全図を通じて
同一符号は同一対象物である。
【0024】なお、フリップフロップ311, 321, 3n1, E
X-ORゲート312, 322, 3n2 は比較手段3の構成部分、加
算部分41, 42, 4nは加算手段4の構成部分、レジスタ5
1, 比較器52, フリップフロップ53は判定手段5の構成
部分を示す。
【0025】以下、図3を参照して図2の動作を説明す
るが、図2は同期パターンが16ビットで、誤り許容数が
16よりも小さい場合である。先ず、図示しないCPU など
により、正規の同期パターンをレジスタ30に、誤り許容
数をレジスタ51に格納する。また、フリップフロップ31
1, 321, 3n1 で構成されたn段シフトレジスタには、再
生受信クロックが印加される度に、1 ビットシフトした
受信データが入力する( 図3- 〜参照) 。
【0026】EX-OR ゲート312, 322, 3n2 には、上記の
n段シフトレジスタの状態パターンと、レジスタ30に格
納された正規の同期パターンとの比較をビット単位に行
なうが、比較結果が一致の時は“0”,不一致の時は
“1”を対応する加算部分41に送出する。
【0027】加算部分41は、EX-0R ゲート312 の出力が
“1”の時は端子SO-3から“1”を、“0”の時は
“0”を次段の加算部分42の端子AO-3に加える。加算部
分42は、前段加算部分41の出力に、対応するEX-OR ゲー
ト322 からの比較結果を加算して次段の加算部分に送出
する。
【0028】これを繰り返すことにより、最終段の加算
部分4nの、端子AO-3には最終段の1つ前の段までの不一
致数が、端子BOにはEX-OR ゲート3n2 からの“0”,ま
たは“1”が加えられるので、これらの数が加算されて
端子SO-3と端子COから、nビットの受信データと同期パ
ターンの不一致数が出力されることになる。
【0029】そして、比較器52は、加算部分4nから出力
された不一致数とレジスタ51からの誤り許容量とを比較
し、誤り許容数≧不一致数の時に“1”をフリップフロ
ップ53に出力する。そこで、フリップフロッフ53は受信
クロックに同期した同期判定パルスを送出する( 図3-
, 参照) 。
【0030】上記の様に、本発明によれば、同期パター
ンのビット数に対応するメモリ容量に、誤り許容数を掛
けたバイト数の容量を持つメモリや高速クロックを必要
とせずに確実に同期検出を行なうことが可能になる。
【0031】また、回路規模を増加せずに、誤り許容数
を通信シーケンスや通信状態に応じて可変にすることが
できるので、回路( 装置) の小形化、低消費電力化が図
られ、しかも、Lsi 化が容易にできる。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に本発明によれ
ば、Lsi 化に適した回路の提供を図ることができると云
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】第1の従来例の構成図である。
【図5】第2の従来例の構成図である。
【符号の説明】 3 比較手段 4 加算手段 5 判定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した受信データと設定したnビット
    (nは正の整数)同期パターンとの一致/不一致をビッ
    ト単位に比較してn系列の比較結果を送出する比較手段
    (3) と、 n段の加算部分で構成されており、 各加算部分が、前段加算部分から送出された該前段加算
    部分までの不一致数に、対応する系列の比較結果を加算
    して次段加算部分に送出することにより、最終段加算部
    分から入力した受信データのパターンと該nビットの同
    期パターンとの不一致数を送出する加算手段(4) と、 該加算手段から送出した不一致数が、設定した誤り許容
    数よりも小さい時、同期判定結果を送出する判定手段
    (5) を有することを特徴とする同期検出回路。
JP4113854A 1992-05-07 1992-05-07 同期検出回路 Pending JPH05316091A (ja)

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JP4113854A JPH05316091A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 同期検出回路

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JP4113854A JPH05316091A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 同期検出回路

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JPH05316091A true JPH05316091A (ja) 1993-11-26

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ID=14622742

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JP4113854A Pending JPH05316091A (ja) 1992-05-07 1992-05-07 同期検出回路

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60227542A (ja) * 1984-04-25 1985-11-12 Fujitsu Ltd ユニ−クワ−ド検出装置
JPS6310931A (ja) * 1986-07-02 1988-01-18 Toshiba Corp 同期語検出回路
JPH01189250A (ja) * 1988-01-22 1989-07-28 Fujitsu Ltd 同期符号検出回路
JPH0486048A (ja) * 1990-07-27 1992-03-18 Nec Eng Ltd フレーム同期検出回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970826