JPH05315546A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH05315546A
JPH05315546A JP12152992A JP12152992A JPH05315546A JP H05315546 A JPH05315546 A JP H05315546A JP 12152992 A JP12152992 A JP 12152992A JP 12152992 A JP12152992 A JP 12152992A JP H05315546 A JPH05315546 A JP H05315546A
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JP
Japan
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resistance
potential
resistor
resistance element
power supply
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Withdrawn
Application number
JP12152992A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sano
祐一 佐野
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NEC Kyushu Ltd
Original Assignee
NEC Kyushu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】抵抗素子を有する半導体集積回路の抵抗素子の
ばらつきを検出・補正する。 【構成】電源とGND間にイオン注入抵抗1と拡散層抵
抗2とを直列に接続し、電源とGND間に拡散層抵抗
3,4および拡散層抵抗5,6をそれぞれ直列に接続
し、イオン注入抵抗1と拡散層抵抗2との接続点9の電
位と、拡散層抵抗3,4および5,6の接続点10,1
1の電位とを比較する比較器7,8を設ける。さらに、
比較器7,8の出力18,19をゲート入力とするゲー
ト12,13およびイオン注入抵抗14,15,16を
設ける。イオン注入抵抗1が大きくばらついた時、接点
9の電位の変動を比較器7,8で検出し、ゲート12,
13をオン・オフする事により、電源と出力17間の抵
抗を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特に抵抗素子のばらつきを保証する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の抵抗素子を有する半導体集積回路
は、拡散工程での注入量や熱処理等のばらつきによる抵
抗素子の抵抗値の変動が大きい場合、図5に示す方法に
より、抵抗値の検出補正を行なう。
【0003】図5において、抵抗素子の抵抗値のばらつ
きが大きい場合、ステップ51において、まずLSIテ
スタや特性チェッカで抵抗値を測定し、測定値によりば
らつきの度合を判断して、ステップ52,ステップ53
に示すように、レーザトリマへデータ入力し、ウエハー
ス加工しなければならない。
【0004】次に、抵抗素子の抵抗値のばらつきの補正
方法を、図6を用いて、説明する。金属配線30と金属
配線33の間にはイオン注入抵抗34,35,36が直
列に接続されており、イオン注入抵抗34,35は金属
配線31によって接続され、イオン注入抵抗35は金属
配線32により金属配線33に接続されている。
【0005】ここで、金属配線30と金属配線33の間
の抵抗値を変える方法として、抵抗値を少なくしたい時
は金属配線31と金属配線32とを金属配線で接続し、
抵抗値を多くしたい時は、金属配線32の切断をレーザ
トリマにより行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の半導
体集積回路では、LSIテスタや特性チェッカ等を使用
して、イオン注入抵抗を測定することにより、拡散工程
でのイオン注入量や熱処理のばらつきを検出し、レーザ
トリマでウエハース加工して、イオン注入抵抗のばらつ
きを補正しなければならないため、短期間で大量のイオ
ン注入抵抗の検出・補正を行なう事は困難であった。
【0007】本発明の目的は、前記問題点を解決し、短
期間で大量に抵抗値を補正することができるようにした
半導体集積回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
の構成は、第1の電源と第2の電源との間に、第1の種
類の第1の抵抗素子と第2の種類の第2の抵抗素子とを
直列に接続し、また第1の電源と第2の電源との間に、
同一種類の第3の抵抗素子と第4の抵抗素子とを直列に
接続し、第1の抵抗素子と第2の抵抗素子との直列接続
点の電位と、第3,第4の抵抗素子との直列接続点の電
位とを比較する比較器を設けたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の半導体集積回
路を示す回路図である。図1において、本発明の第1の
実施例は、電源とGNDとの間に、イオン注入抵抗1と
拡散層抵抗2とを直列に接続する。また、電源・GND
間に拡散層抵抗3,4および拡散層抵抗5,6を直列に
接続する。
【0010】さらに、イオン注入抵抗1と拡散層抵抗2
との共通接続点9と、拡散層抵抗3と拡散層抵抗4との
共通接続点10との電位を比較する比較器7と、接続点
9と拡散層抵抗5と拡散層抵抗6との接続点11と電位
を比較する比較器8とを設け、比較器7の出力をゲート
入力とするトランスファーゲート12と、比較器8の出
力をゲート入力とするトランスファーゲート13とを設
け、VDDと出力17間に直列にイオン注入抵抗14,
15,16を設ける。
【0011】ここで、イオン注入抵抗1は層抵抗値のば
らつきを検出するものであり、イオン注入抵抗14,1
5,16は、検出結果をもとに抵抗値を補正すべきイオ
ン注入抵抗素子である。
【0012】次に、本発明の半導体集積回路の動作につ
いて説明する。イオン注入抵抗1の層抵抗値のばらつき
が+50%ある時に、イオン注入抵抗素子のばらつきを
20%におさえる場合を考える。イオン注入抵抗1を1
1KΩ,拡散層抵抗2を10KΩ,拡散層抵抗3,4,
5,6をそれぞれ12KΩ,10KΩ,8KΩ,10K
Ω,イオン注入抵抗14,15,16をそれぞれ8K
Ω,2KΩ,2KΩとする。
【0013】また、接点9の電位が接点10の電位より
も低い時、比較器7の出力18は“1”,高い時出力1
8は“0”となり、接点9の電位が接点11の電位より
低い時、比較器8の出力19は“1”、高い時出力19
は“0”となるものとする。イオン注入抵抗,拡散層抵
抗が全く変動しない場合は、接点9の電位は0.48V
DD,接点10の電位は0.45VDD,接点11の電
位は0.56VDDとなるため、トランスファーゲート
12はOFF,トランスファーゲート13はONし、V
DDと出力17との間の抵抗素子の抵抗値は10KΩと
なる。
【0014】拡散工程でのイオン注入,熱処理のばらつ
きにより、イオン注入抵抗の層抵抗が+50%変動し、
イオン注入抵抗1,14,15,16がそれぞれ16.
5KΩ,12KΩ,3KΩ,3KΩとなった場合、拡散
層抵抗のばらつきが+10%だとすると、拡散層抵抗
2,3,4,5,6はそれぞれ11KΩ,13.2K
Ω,11KΩ,8.8KΩ,11KΩであり、接点9の
電位は0.4VDDとなり、接点10の電位0.45V
DDよりも低くなるため、比較器7の出力18は“1”
となり、トランスファーゲート12はONする。比較器
8の出力19は、接点9の電位が0.4VDD,接点1
1の電位が0.56VDDであるため、“1”であり、
トランスファーゲート13はONである。ここで、トラ
ンスファーゲートのON抵抗は、抵抗素子の抵抗値に比
べ十分小さいとすると、VDDと出力17間の抵抗素子
の抵抗値は12KΩとなり、イオン注入抵抗の層抵抗が
+50%変動したとしても、VDD出力17間の抵抗値
は、ばらつきが全くない状態での10KΩに対し、20
%の変動におさえる事ができる。
【0015】図2は本発明の第2の実施例の回路図、図
3は図2の回路と同一チップ内に存在する抵抗値を補正
すべき抵抗素子の回路図、図4は本実施例の抵抗値の検
出補正の作業フロー図である。尚、第1の実施例と同等
な部分には同一の符号を付してある。
【0016】図2において、本実施例では、イオン注入
抵抗1と拡散抵抗2との接続点9の電位の変動を比較器
7,8により検出し、比較器7,8の出力信号線18,
19,出力端子25,26を介して、比較器7,8の出
力値をレーザトリマ24に取り込む。
【0017】図3に示すように、出力信号線18,19
より取り込んだ出力値により、金属配線20とイオン注
入抵抗14,15との共通接続点21を金属配線で接続
するた、または金属配線22を断線する様に、レーザト
リマでウエハース加工し(図4のステップ43)、VD
Dと出力17間の抵抗素子の抵抗値を補正する。
【0018】よって、本実施例での抵抗素子の抵抗値の
ばらつき検出・補正の手段として、まず、ステップ41
において、ウエハースで、抵抗値のばらつきを自動検出
し、その結果を2値のデジタル値で表わし、そのデジタ
ル値をレーザトリマに自動入力し(ステップ42)、ウ
エハース加工する(ステップ43)事により抵抗値のば
らつきを補正する事ができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、電源と
GND間に第1の種類の第1の抵抗素子と第2の種類の
第2の抵抗素子とを直列に接続し、また電源とGND間
に同一種類の第3の抵抗素子と第4の抵抗素子を直列に
接続し、第1の抵抗素子と第2の抵抗素子との直列接続
点の電位と、第3の抵抗素子と第4の抵抗素子との直列
接続点の電位を比較する比較器を有する事により、比較
した結果を2値のデジタル値で表わす事ができ、デジタ
ル値を使って拡散工程での注入量や熱処理のばらつき等
による抵抗素子の変動を、半導体集積回路内で自動的に
補正したり、また外部へ取り出し、レーザトリマに入力
する事により、ウエハース加工する事ができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体集積回路を示す
回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図3】図2の実施例の補正すべき抵抗素子の回路図で
ある。
【図4】図2の実施例の抵抗素子のばらつき検出・補正
フロー図である。
【図5】従来の抵抗素子のばらつき検出・補正フロー図
である。
【図6】従来の抵抗素子の平面図である。
【符号の説明】
2,3,4,5,6 拡散層抵抗 7,8 比較器 9,10,11,21 接続点 12,13 トランスファーゲート 1,14,15,16,34,35,36 イオン注
入抵抗 17,25,26 出力端子 18,19 比較器からの出力信号線 20,22,30,31,32,33 金属配線 23 半導体装置 24 レーザトリマ 37 コンタクトホール 41〜43,51〜54 ステップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源と第2の電源との間に、第1
    の種類の第1の抵抗素子と第2の種類の第2の抵抗素子
    とを直列に接続し、前記第1の電源と前記第2の電源と
    の間に前記第2の種類の第3の抵抗素子と第4の抵抗素
    子とを直列に接続し、前記第1の抵抗素子と前記第2の
    抵抗素子との直列接続点の電位と、前記第3の抵抗素子
    と前記第4の抵抗素子との直列接続点の電位とを比較す
    る比較器を設けたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 第1の種類がイオン注入によるものであ
    り、第2の種類が拡散層によるものである請求項1記載
    の半導体集積回路。
JP12152992A 1992-05-14 1992-05-14 半導体集積回路 Withdrawn JPH05315546A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116176A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Samsung Electronics Co Ltd 回路素子の工程ばらつきおよび温度ばらつきを自動に補正できる集積回路およびその方法
WO2007108102A1 (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Fujitsu Limited 半導体装置、および半導体素子選択方法

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