JP3130878B2 - 温度検知装置および温度検知方法 - Google Patents

温度検知装置および温度検知方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路等
の温度を検知する回路および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】良く知られているように、半導体集積回
路には正常動作が保証されている温度範囲があり、それ
以外の温度ではトランジスタの特性変化に伴うタイミン
グのずれ等の理由により半導体集積回路は誤動作するこ
とがある。これを防止するため、半導体集積回路に温度
検知回路を搭載し、温度が動作保証温度範囲外になった
ことを検知すると、半導体集積回路をリセット状態にし
ていた。このような動作を実現する温度検知回路とし
て、例えば特開平6-324750号公報に開示されているよな
ものがある。
【0003】上記公報に開示されている構成に基づく温
度検知回路の一例を図5に示す。この温度検知回路は、
直列に接続され、その一端が電源に接続され、他端がG
NDに接続された抵抗21、22と、ソースが電源に接
続され、ゲートがGNDに接続されたP型トランジスタ
23と、このP型トランジスタ23のドレインにアノー
ドが接続され、カソードがGNDに接続されたダイオー
ド24と、抵抗21と抵抗22の間の接点A22に一方
の入力が接続され、P型トランジスタ23のドレインと
ダイオード24のアノードの間の接点A21に他方の入
力が接続されたコンパレータ25とから構成されてい
る。
【0004】この温度検知回路では、接点A21の電圧
は、P型トランジスタ23の相互コンダクタンスgmに
よって決まるダイオード24を流れる電流と、ダイオー
ド24の順方向電圧・電流特性(Vf−If特性)とか
ら決まる。一方、接点A22の電圧は温度によらずほぼ
一定である。このとから、接点A21の電圧と接点A2
2の電圧が検知したい温度(例えば、半導体集積回路の
動作保証温度範囲の上限温度または下限温度)で等しく
なるように、P型トランジスタ23の相互コンダクタン
スgmを設定するれば、検知したい温度を境に接点A2
1と接点A22の電圧の大小関係が反転することにな
る。よって、コンパレータ25の出力をリセット信号と
することで、半導体集積回路の温度が検知温度以上とな
ったときに、半導体集積回路をリセット状態にすること
ができ、誤動作を防ぐことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の温度検知回路においては、コンパレータ25の
一方の入力を作る抵抗21、22には定常電流が流れる
ため、回路全体の電流を抑えるためには、これら抵抗2
1、22の抵抗値は数MΩにする必要がある。このた
め、従来の温度検知回路には以下のような問題がある。
【0006】抵抗21、22を形成する場合、抵抗素子
の拡散濃度を薄して抵抗率ρsを上げると、抵抗素子の
最小幅が太くなり、長さも長くなる。反対に、抵抗素子
の拡散濃度を濃くしたとしても、抵抗率ρsが下がるた
め、抵抗素子の長さは長くなる。このことから、これら
抵抗21、22のレイアウト面積を縮めることは困難で
あった。このため、近年のプロセスの微細化に伴って、
温度検出回路における抵抗21、22のレイアウト面積
の占める割合が大きくなっていた。
【0007】本発明の目的は、従来と同等の検知温度バ
ラツキ精度を有し、レイアウト面積を小さくすることが
できる、温度検知回路および温度検知方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の温度検知装置は、順方向電圧の温度依存性
の異なる第1および第2のダイオード素子と、前記第1
および第2のダイオード素子に流れる電流をそれぞれ制
御する第1および第2のトランジスタ素子と、前記第1
および第2のダイオード素子の順方向電圧をそれぞれ入
力とし、これら入力を比較してその大小関係を出力する
比較手段と、を有し、前記第1および第2のダイオード
素子の順方向電圧が所定の温度において一致するように
前記第1および第2のトランジスタ素子の相互コンダク
タンスが設定されていることを特徴とする。
【0009】本発明の温度検知方法は、順方向電圧の温
度依存性の異なる第1および第2のダイオード素子を用
いて所望の温度を検知する温度検知方法であって、前記
第1および第2のダイオード素子に流れる電流をそれぞ
れ制御する第1および第2のトランジスタ素子の相互コ
ンダクタンスを前記第1および第2のダイオード素子の
順方向電圧が前記所望の温度において一致するように設
定した上で、前記第1および第2のダイオード素子の順
方向電圧を比較し、その大小関係に基づいて前記所望の
温度を検知することを特徴とする。
【0010】(作用)上記のとおりの本発明において
は、第1および第2のダイオード素子は互いに順方向電
圧の温度依存性が異なるので、これら第1および第2の
ダイオード素子の温度特性曲線は交差することになり、
これら第1および第2のダイオード素子の順方向電圧の
大小関係はその温度特性曲線の交差する温度を境に反転
することになる。この温度特性曲線の交差する温度は、
第1および第2のダイオード素子に流れる電流をそれぞ
れ制御する第1および第2のトランジスタ素子の相互コ
ンダクタンスを調節することにより設定することができ
る。したがって、第1および第2のダイオード素子の順
方向電圧が所望の温度において一致するように第1およ
び第2のトランジスタ素子の相互コンダクタンスを調節
することで、例えば半導体集積回路における所望の温度
を、第1および第2のダイオード素子の順方向電圧の大
小関係に基づいて検知することができる。このように、
本発明によれば、レイアウト面積が大きくなってしまう
抵抗素子の代わりレイアウト面積の縮小が可能なダイオ
ード素子およびトランジスタ素子を用いるので、レイア
ウト面積は従来のものより小さくなる。また、本発明に
おける、第1および第2のダイオード素子を用いた温度
検知は、従来と同程度の温度検知バラツキ精度を有す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0012】図1に、本発明の温度検知回路の一実形態
を示す。この温度検知回路は、ソースが電源に接続さ
れ、ゲートがGNDに接続された2つのP型トランジス
タ11、13と、P型トランジスタ13のドレインにア
ノードが接続され、カソードがGNDに接続されたダイ
オード14と、該ダイオード14と同じ構造のダイオー
ドが2個直列に接続されてなり、アノード側がP型トラ
ンジスタ11のドレインに接続され、カソード側がGN
Dに接続されたダイオード群12と、P型トランジスタ
13のドレインとダイオード14のアノードの間の接点
A11に一方の入力(+側)が接続され、P型トランジ
スタ11のドレインとダイオード群12のアノードの間
の接点A12に他方の入力(−側)が接続されたコンパ
レータ15とから構成されている。
【0013】上記の温度検知回路では、接点A11の電
圧は、P型トランジスタ13の相互コンダクタンスgm
(ゲート電圧の変化に対するドレイン電流の変化の割
合)により決まるダイオード14に流れる電流と、ダイ
オード14のVf−If特性とによって決まる。つま
り、P型トランジスタ13の相互コンダクタンスgmを
大きくすると、ダイオード14に流れる電流が増加し、
接点A11の電圧は高くなり、反対にP型トランジスタ
13の相互コンダクタンスgmを小さくすると、ダイオ
ード14に流れる電流が減少し、接点A11の電圧は低
くなる。ここで、接点A11に流れる電流は温度によら
ず一定であることから、接点A11の電圧の温度依存性
は、ダイオード14のVf(順方向電圧)の温度依存性
によって決まる。よって、この温度検知回路を半導体集
積回路に搭載したものでは、半導体集積回路の温度が上
昇すると、温度検知回路の接点A11の電圧が低下する
ことになる。
【0014】上記接点A11と同様、接点A12の電圧
も、P型トランジスタ11の相互コンダクタンスgmで
決まるダイオード群12に流れる電流と、ダイオード群
12のVf−If特性の温度依存性とによって決まる。
このダイオード群12は、ダイオード14と同じ構造の
ダイオードが2個直列に接続された構成となっているこ
とから、ダイオードのVf(順方向電圧)の温度依存性
はダイオード1個あたりの温度依存性を足し合わせたも
のとなる。したがって、接点A12の電圧の温度依存性
は、図2に示すように上記接点A11の電圧の温度依存
性より大きくなる。
【0015】本形態の温度検知回路では、上述したよう
な各接点A11、A12の電圧の温度依存性の特性をふ
まえ、検知したい温度(例えば、半導体集積回路の動作
保証温度範囲の上限温度または下限温度)で接点A11
の電圧と接点A12の電圧が同じになるように、各P型
トランジスタ11、13の相互コンダクタンスgmを設
定する。これにより、検知したい温度を境に接点A11
の電圧と接点A12の電圧の大小関係が反転することに
なる。
【0016】以下、本形態の温度検知回路を半導体集積
回路に搭載した場合の温度検知動作について説明する。
ここでは、半導体集積回路の動作保証温度範囲の上限温
度で温度検知回路の接点A11の電圧と接点A12の電
圧が同じになるように、各P型トランジスタ11、13
の相互コンダクタンスgmが設定されているものとす
る。
【0017】半導体集積回路の温度が動作保証温度範囲
の上限温度より低い場合は、(接点A11の電圧)<
(接点A12の電圧)となり、コンパレータ15の出力
はローレベルとなる。半導体集積回路の温度が上限温度
を超えると、 (接点A11の電圧)>(接点A12の電圧) となり、コンパレータ15の出力はローレベルからハイ
レベルに変化する。このコンパレータ15の出力をリセ
ット信号としてロー・アクティブのリセット回路に入力
することで、半導体集積回路の温度が動作保証温度範囲
の上限温度を超えたときに、半導体集積回路をリセット
状態にすることが可能になる。
【0018】上述の温度検知動作によれば、高温におけ
る半導体集積回路の誤動作を防止することができる。な
お、低温における半導体集積回路の誤動作を防止する場
合は、半導体集積回路の動作保証温度範囲の下限温度で
温度検知回路の接点A11の電圧と接点A12の電圧が
同じになるように、各P型トランジスタ11、13の相
互コンダクタンスgmを設定し、コンパレータ15の出
力をリセット信号としてハイ・アクティブのリセット回
路に入力するように構成する。この場合は、リセット信
号がアクティブになったとき、半導体集積回路がリセッ
ト状態となる。
【0019】次に、本形態の温度検知回路の検知温度バ
ラツキ精度について説明する。
【0020】(実験例)図3は、上述の図1に示した温
度検知回路の各接点A11、A12の電圧の温度依存性
のシミュレーション結果を示すもので、(a)〜(c)
はそれぞれ検知温度を135℃に設定し、各トランジス
タ11、13のしきい値電圧Vtを変えて応答速度を標
準(typモデル)、遅い(slowモデル)、速い
(fastモデル)としたときのシミュレーション結果
を示す。
【0021】本形態の温度検知回路における、しきい値
電圧Vtを変化させたときの検知温度のバラツキは、図
3(b)のslowモデルにおけるシミュレーション結
果において一番低い133℃となり、図3(c)のfa
stモデルにおけるシミュレーション結果において一番
高い137.5℃となった。
【0022】(比較例)図6は、前述の図5に示した温
度検知回路の接点A21の電圧の温度依存性のシミュレ
ーション結果を示す図である。この図6には、上述の図
3(a)〜(c)の場合と同様、トランジスタ23のし
きい値電圧Vtを変えて応答速度を標準(typモデ
ル)、遅い(slowモデル)、速い(fastモデ
ル)としたときのシミュレーション結果が示されてい
る。
【0023】図6に示すように、従来の温度検知回路で
は、しきい値電圧Vtを変化させたときの検知温度のバ
ラツキは、接点A22の電圧を0.45Vに設定した場
合に、slowモデルにおけるシミュレーション結果に
おいて一番低い133.5℃となり、fastモデルに
おけるシミュレーション結果において一番高い137.
5℃となった。
【0024】上述の実験例および比較例のシミュレーシ
ョン結果から分かるように、本形態の温度検知回路の検
知温度のバラツキは133〜137.5℃であるのに対
して、従来の温度検知回路の検知温度のバラツキは13
3.5〜137.5℃であり、ほぼ同等のバラツキ精度
が得られている。
【0025】次に、本形態の温度検知回路のレイアウト
面積と従来の温度検知回路のレイアウト面積との差につ
いて説明する。
【0026】本形態の温度検知回路は、従来の温度検知
回路の抵抗21,22に代えてP型トランジスタ11お
よびダイオード群12が設けられた構成となっているこ
とから、そのレイアウト面積は従来と比べて大幅に縮小
される。
【0027】図4は、図1に示した温度検知回路に基づ
いて作成されたレイアウト図で、図7は図5に示した温
度検知回路に基づいて作成されたレイアウト図である。
図4に示すレイアウト図では、ダイオードブロック1,
2、トランジスタブロック3、抵抗ブロック4の4つの
主要なブロックが示されており、ダイオードブロック1
がダイオード群12に相当し、トランジスタブロック3
がP型トランジスタ11,13に相当する。図7に示す
レイアウト図では、抵抗ブロック31,34、ダイオー
ドブロック32、トランジスタブロック33の4つの主
要なブロックが示されており、抵抗ブロック31が抵抗
21,22に相当し、トランジスタブロック33がP型
トランジスタ23に相当する。
【0028】これらのレイアウト図から分かるように、
本形態の温度検知回路では、レイアウト面積の大きな抵
抗ブロック31に代えてレイアウト面積の小さなダイオ
ードブロック1、トランジスタブロック3(実際は、こ
のブロックの一部である。)が設けられるため、そのレ
イアウト面積は大幅に縮小されることになる。
【0029】以上説明した実施形態では、コンパレータ
15の+側入力にダイオード14の順方向電圧が入力さ
れ、−側入力にダイオード群12の順方向電圧が入力さ
れた構成となっているが、本発明はこの構成に限定され
ることはなく、コンパレータ15の各入力に入力される
ダイオードの順方向電圧の温度依存性が異なれば、どの
ような構成であってもよい。例えば、ダイオード群12
は、ダイオード14とは順方向電圧の温度依存性の異な
る1つ以上のダイオードで構成されてもよい。また、ダ
イオード群12を構成する各ダイオードは、ダイオード
14と同じ構造のものでなくてもよい。さらに、ダイオ
ード群12に代えて、ダイオード14とはp−n接合を
構成するp拡散領域とn拡散領域に含まれる不純物の濃
度または種類の異なるダイオードを用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レイアウト面積が大きくなってしまう抵抗素子の代わり
レイアウト面積の縮小が可能なダイオード素子およびト
ランジスタ素子を用いることで温度検知を従来と同様に
温度検知を行うことができるので、近年のプロセスの微
細化に伴うレイアウト面積の縮小化に対応することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実形態の温度検知回路の構成を示す
回路図である。
【図2】図1に示す温度検知回路の各接点A11、A1
2の電圧の温度依存性を示す特性図である。
【図3】(a)〜(c)は図1に示した温度検知回路の
各接点A11、A12の電圧の温度依存性のシミュレー
ション結果を示す図である。
【図4】図1に示した温度検知回路に基づいて作成され
たレイアウトの一例を示す図である。
【図5】特開平6-324750号公報に開示されている構成に
基づく温度検知回路の一例を示す図である。
【図6】図5に示す温度検知回路の接点A21の電圧の
温度依存性のシミュレーション結果を示す図である。
【図7】図5に示す温度検知回路に基づいて作成された
レイアウトの一例を示す図である。
【符号の説明】
11、13 P型トランジスタ 12 ダイオード群 14 ダイオード 16 コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−241251(JP,A) 特開 平11−201830(JP,A) 特開 平10−318849(JP,A) 実開 平4−69741(JP,U) 実開 昭61−79234(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01K 7/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順方向電圧の温度依存性の異なる第1お
    よび第2のダイオード素子と、 前記第1および第2のダイオード素子に流れる電流をそ
    れぞれ制御する第1および第2のトランジスタ素子と、 前記第1および第2のダイオード素子の順方向電圧をそ
    れぞれ入力とし、これら入力を比較してその大小関係を
    出力する比較手段と、を有し、 前記第1および第2のダイオード素子の順方向電圧が所
    定の温度において一致するように前記第1および第2の
    トランジスタ素子の相互コンダクタンスが設定されてい
    ることを特徴とする温度検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の温度検知装置におい
    て、 前記第1または第2のダイオード素子の一方が、複数の
    ダイオードが直列に接続されたものであることを特徴と
    する温度検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の温度検知装置におい
    て、 前記第1および第2のダイオード素子は、それぞれp−
    n接合を構成するp拡散領域とn拡散領域に含まれる不
    純物の濃度または種類が異なるダイオードより構成され
    ていることを特徴とする温度検知装置。
  4. 【請求項4】 順方向電圧の温度依存性の異なる第1お
    よび第2のダイオード素子を用いて所望の温度を検知す
    る温度検知方法であって、 前記第1および第2のダイオード素子に流れる電流をそ
    れぞれ制御する第1および第2のトランジスタ素子の相
    互コンダクタンスを前記第1および第2のダイオード素
    子の順方向電圧が前記所望の温度において一致するよう
    に設定した上で、前記第1および第2のダイオード素子
    の順方向電圧を比較し、その大小関係に基づいて前記所
    望の温度を検知することを特徴とする温度検知方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の温度検知方法におい
    て、 前記第1または第2のダイオード素子の一方に複数のダ
    イオードを直列に接続した素子を用いることを特徴とす
    る温度検知方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の温度検知方法におい
    て、 前記第1および第2のダイオード素子に、それぞれp−
    n接合を構成するp拡散領域とn拡散領域に含まれる不
    純物の濃度または種類が異なるダイオードを用いること
    を特徴とする温度検知方法。
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