JPH053137Y2 - - Google Patents

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JPH053137Y2
JPH053137Y2 JP1986149963U JP14996386U JPH053137Y2 JP H053137 Y2 JPH053137 Y2 JP H053137Y2 JP 1986149963 U JP1986149963 U JP 1986149963U JP 14996386 U JP14996386 U JP 14996386U JP H053137 Y2 JPH053137 Y2 JP H053137Y2
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engaging
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engagement
saucer
engaging part
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンパクト容器に係り、特に蓋体を閉
じる際に蓋体が受皿に対して横方向にずれるのを
防止するようにしたコンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
一般に、円形のコンパクト容器の構造として
は、例えば実開昭59−39924号公報に記載されて
いるものが知られている。
これは第5図及び第6図に示すような構成にな
つており、円形のコンパクト受皿10の後端11
に蓋体12を軸13により枢支し、この蓋体12
の前端14の内側に係合突起15を形成するとと
もに、コンパクト受皿10の前端16に前記係合
突起15に係合する係合爪17を立設したもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記した従来のものにおいては、コ
ンパクト受皿10が円形であるため、蓋体12を
支持すべき軸13の長さを充分にとることができ
ず、蓋体12の取り付け精度が低下し、横方向の
ガタを生ずるという問題がある。
特に、このガタは係合突起15及び係合爪17
が取り付けられた前端14,16で最大となり、
両者の係合に円滑性を欠くとともに蓋体12の係
合状態が不安定となる原因となつている。
本考案は前記事項に鑑みてなされたもので、蓋
体を閉じる際、ガタを規制して蓋体12とコンパ
クト受皿10との係合を円滑に行わしめるととも
に閉状態においてガタが生じないようにしたコン
パクト容器とすることを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するために、円
形状をした受皿1の一側2に円形状をした蓋体3
を軸4により開閉自在に枢支し、この蓋体3の他
側5aに一方の係合部5を形成するとともに、受
皿1の他側に前記一方の係合部5に係合する他方
の係合部6を形成したコンパクト容器において以
下のような構成とした。
即ち、前記一方の係合部5及び他方の係合部6
のうち少なくとも一方には、相手側係合部を前記
軸4の長手方向に対応した両側から挟持する係合
凸部7を突設した。
また、前記一方の係合部5は蓋体3に垂設した
係合板8の裏面に2つの係合凸部7を所定間隔で
突設してなり、他方の係合部6は前記各係合凸部
7,7間に挟持される形状に形成されているもの
を含む。
〔作用〕
2つの係合凸部7は、蓋体3を閉じる時に他方
の係合部6を前記軸4の長手方向Fに対応した両
側から挟持して、蓋体3のガタを規制する。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。
円形状をした受皿1の一側2には円形状をした
蓋体3が軸4により開閉自在に枢支されている。
この蓋体3の他側5aには一方の係合部5が設
けられており、この一方の係合部5は蓋体3に垂
設した係合板8の裏面に2つの係合凸部7を所定
間隔で突設して構成されている。
前記受皿1の他側1aには凹所1bが形成さ
れ、この凹所1bには一方の係合部5に係合する
他方の係合部6が形成されている。
前記2つの係合凸部7は、蓋体3の閉時に他方
の係合部6を前記軸4の長手方向Fに対応した両
側から挟持するためのものである。また、他方の
係合部6は前記各係合凸部7,7間に挟持される
形状に形成されている。
前記係合板8における各係合凸部7,7間には
突起8aが突設され、一方、他方の係合部6には
係合突起6aが突設されており、蓋体3の閉時に
は第3図に示すように、突起8aと係合突起6a
とが係合し、蓋体3がロツクされるようになつて
いる。
なお、他方の係合部6と係合凸部7,7との当
接部分をテーパー面とすれば両者の嵌合をさらに
円滑に行わせることができる。
第4図は他の実施例を示し、係合凸部7,7を
他方の係合部6の両側に形成したものであり、こ
れら係合凸部7,7で係合板8を挟持するように
したものである。動作については前記実施例と同
様のため省略する。
以上の如く構成することにより蓋体の閉状態に
おいて横方向のガタが生じることはなくなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、一方の係合部及び他方の係合
部のうち少なくとも一方には相手側係合部を前記
軸の長手方向に対応した両側から挟持する係合凸
部を設けたので、蓋体の閉状態において横方向の
ガタが生じることはない。
また、蓋体を閉じる際にも位置規制が適確にな
されるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示し、
第1図は開状態の斜視図、第2図は閉状態の斜視
図、第3図は要部の断面図、第4図は他の実施例
を示す要部の断面図、第5図及び第6図は従来の
コンパクト容器を示し、第5図は斜視図、第6図
は部分的断面図である。 1……受皿、2……受皿1の一側、3……蓋
体、4……軸、5……一方の係合部、6……他方
の係合部、7……係合凸部、8……係合板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円形状をした受皿の一側に円形状をした蓋体
    を軸により開閉自在に枢支し、この蓋体の他側
    に一方の係合部を形成するとともに、受皿の他
    側に前記一方の係合部に係合する他方の係合部
    を形成したコンパクト容器において、 前記一方の係合部及び他方の係合部のうち少
    なくとも一方には相手側係合部を前記軸の長手
    方向に対応した両側から挟持する係合凸部が突
    設され、前記係合部と係合凸部の当接部分はテ
    ーパー面に形成されていることを特徴とするコ
    ンパクト容器。 (2) 前記一方の係合部は蓋体に垂設した係合板の
    裏面に2つの係合凸部を所定間隔で突設してな
    り、他方の係合部は前記各係合凸部間に挟持さ
    れる形状に形成されていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1記載のコンパクト容
    器。
JP1986149963U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH053137Y2 (ja)

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JP1986149963U JPH053137Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP1986149963U JPH053137Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JPS6355907U JPS6355907U (ja) 1988-04-14
JPH053137Y2 true JPH053137Y2 (ja) 1993-01-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011212257A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Naris Cosmetics Co Ltd 円弧状フックを有する円形コンパクト容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835123U (ja) * 1981-09-01 1983-03-07 シチズン時計株式会社 磁気ヘツドの構造

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