JPH053129U - 中重量物の梱包箱 - Google Patents

中重量物の梱包箱

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Publication number
JPH053129U
JPH053129U JP708391U JP708391U JPH053129U JP H053129 U JPH053129 U JP H053129U JP 708391 U JP708391 U JP 708391U JP 708391 U JP708391 U JP 708391U JP H053129 U JPH053129 U JP H053129U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slope
packaging box
wall
electric device
packaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP708391U
Other languages
English (en)
Inventor
伸雄 中野
栄作 薮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP708391U priority Critical patent/JPH053129U/ja
Publication of JPH053129U publication Critical patent/JPH053129U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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  • Pallets (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気機器などの中重量物を収納する梱包箱に
おいて、パレットの角材の高さを大きくしても、スロー
プの傾斜角は小さくでき、中重量物の底面等を損傷させ
ることなく容易に搬入・搬出ができるようにする。 【構成】 梱包箱4の底壁4cの一端に第1のスロープ
21の一端をヒンジ22を介して接続し、この第1のス
ロープ21の他端にヒンジ24を介して第2のスロープ
23を接続して、電気機器1をこれらのスロープ21,
23に沿って小さな傾斜角で搬入・搬出することがで
き、梱包後においては、第1のスロープ21を側壁4b
の一部とし、第2のスロープ23を梱包箱4内に収納す
るかもしくは梱包箱4の天井壁4aとなるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、OA機器などの電気機器を梱包し、工場から据付け場所まで搬入 を含め運搬・輸送・搬出を行う際に用いる中重量物の梱包箱に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば実開昭61−56228号公報に記載されているように、電気機 器などの中重量物を工場から据付け場所まで運搬・輸送する梱包箱としては、底 壁下部にパレットが一体に取付けられるとともに、底壁に傾斜板(スロープ)を 枢支した木製の梱包箱が一般に知られている。
【0003】 図3はこの種従来の梱包箱の一例を示すものである。図において、1はOA機 器などの電気機器であり、この電気機器1の底面には、移動を容易にするための キャスター2と、据付け・固定を行うためのアジャストフット3がそれぞれ設け られている。上記電気機器1を梱包するための梱包箱4は、木枠からなり天井壁 4a,側壁4bおよび底壁4cを備えている。この梱包箱4の内面には電気機器 1を保持するためのクッション材5が設けられる。また、上記梱包箱4の底壁4 cの下部には角材6aと底板6bとよりなるパレット6が取付けられている。ま た、底壁4cの一端には、スロープ7がヒンジ8を介して回転自在に接続されて いる。このスロープ7は梱包箱の運搬・輸送時には、図で一点鎖線で示すように 梱包箱4内に収納される。
【0004】 このような構成において、電気機器1を梱包箱内に搬入する際には、電気機器 1の底面のアジャストフット3をねじ込んで床面との間隔を大きくする一方、梱 包箱4の側壁(前壁)4bを開けて中からスロープ7を取り出し、床面に傾斜接 地させる。次に、電気機器1をスロープ7に沿って押し込み、内面のクッション 材5を働かせながら梱包箱4内の所定位置に収納する。そして、収納後はスロー プ7を折りたたんで梱包箱4内に収納し、最後に側壁4bを閉じれば梱包作業が 完了する。こうして梱包された電気機器1の据付け場所への運搬・輸送は、梱包 箱4の下部のパレット6の角材6a間にフォークリフトのフォークなどを差し込 んで持ち上げ、トラックなどに積み込むことによりなされる。また、目的地に到 達した後梱包箱から電気機器1を搬出する際には、搬入時と逆の作業で解梱し、 電気機器1を据付け場所に手押しなどで移動させる。そして、アジャストフット 3を床面に当接するよう緩め、電気機器1の傾きが一定値以下になるまで各アジ ャストフット3を微調整すれば据付け作業が完了する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の中重量物の梱包箱は以上のように構成されているので、フォークリフト のフォークを差し込み易くするためにパレットの角材の高さ(H)を大きくする 必要があるが、この高さ(H)を大きくすると、スロープと床面との傾斜角(θ )が大きくなって、電気機器の搬入・搬出時にアジャストフットや電気機器の底 面がスロープや床面に当接し、場合によってはこれらが破損するなどの不具合を 生じることがあった。
【0006】 この考案は上記のような問題点に鑑みてなされたものであって、パレットの角 材の高さをできる限り大きくするとともに、スロープの傾斜角をできる限り小さ くして、底面等を損傷させることなく電気機器などの中重量物の搬入・搬出を行 えるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る中重量物の梱包箱は、スロープを、一端が底壁の上面側一端に 回転自在に枢支されるとともに当該梱包箱の一部側壁を兼ねる第1のスロープと 、この第1のスロープの他端に回転自在に枢支され梱包箱内に収納されるよう折 り畳まれるかもしくは梱包箱の天井壁を兼ねるよう折り畳まれる第2のスロープ により構成したものであり、この構成によって、スロープ長を長くし、かつ傾斜 角が小さくなるようにした。
【0008】
【作用】
この考案によれば、スロープを、第1のスロープに第2のスロープをヒンジ接 続することによってスロープを長くしたので、フォークリフトのフォークを容易 に差し込むことができるようパレットの角材の高さ(H)を大きくしても、スロ ープの傾斜角(θ)を小さくでき中重量物の搬入・搬出が容易となる。
【0009】
【実施例】
以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1はこの考案の一実施例による中重量物の梱包箱を示す斜視図、図2は同実 施例の梱包箱を電気機器の搬入・搬出状態で示す側面図である。この実施例にお いて、図3に示す従来の梱包箱と共通する構成および動作については説明を省略 し、以下、この実施例に特有な点を中心に説明する。
【0011】 この実施例においては、梱包箱4の底壁4cの一端に第1のスロープ21の一 端がヒンジ22を介して回転自在に接続され、この第1のスロープ21の他端に 第2のスロープ23がヒンジ24を介して回転自在に接続されている。そして、 上記第1のスロープ21の第2のスロープ23との接続部には、電気機器1の搬 入・搬出時に床面に傾斜接地する当板21aが設けられている。また、梱包箱4 の左右側壁4bにはそれぞれ固定金具25が締結部品26により取付けられ、こ の固定金具25には、梱包状態で第1のスロープ21を折りたたんで締結するた めの締結部品27が螺合可能とされている。
【0012】 この実施例によれば、電気機器1を梱包箱4へ搬入し、この梱包箱4を運搬・ 輸送し、梱包箱4から電気機器1を搬出する一連の基本動作は図3に示す従来の ものと同様であるが、梱包箱4に対して電気機器1を搬入・搬出する際、第1の スロープ21と第2のスロープ23がヒンジ24を介して回転自在に接続されて いることにより、スロープ長が長くなって傾斜角(θ)が小さくなるので、電気 機器1の底面やアジャストフット3をスロープ21,23や床面に当接させずに 、当該電気機器1を容易に搬入・搬出することができる。
【0013】 電気機器1を梱包箱4内に搬入した後は、図2で矢印で示すように、第1のス ロープ21および第2のスロープ23をそれぞれヒンジ22,24部で折りたた み、梱包箱4の両側壁4bに設けられた固定金具25に締結部品27を用いて締 結すれば梱包作業が完了する。なお、梱包後は第1のスロープ21が梱包箱4の 一部側壁(前壁)となる。
【0014】 なお、上記実施例では、梱包時に第2のスロープ23を梱包箱4内に収納する よう構成したが、この第2のスロープ23は長さをさらに長くして、梱包箱4の 天井壁4aを兼ねるようにすることができる。その場合、全スロープ長は一層長 くなって、傾斜角(θ)がより小さくなる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、スロープを第1のスロープと第2のスロー プの接続構造としたことによりスロープ長を長くし、スロープの傾斜角を小さく することができ、電気機器等の中重量物を、その底面やアジャストフットを損傷 させることなく、容易に搬入・搬出することができるとともに、第1のスロープ が梱包箱の側壁の一部を兼ね、また、第2のスロープが梱包箱の天井壁を兼ねる こともでき、安価な梱包箱が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による中重量物の梱包箱を
示す斜視図
【図2】同実施例の梱包箱を電気機器の搬入・搬出状態
で示す側面図
【図3】従来の梱包箱を電気機器の搬入・搬出状態で示
す側面図
【符号の説明】
1 電気機器 4 梱包箱 4a 天井壁 4b 側壁 6 パレット 21 第1のスロープ 22 ヒンジ 23 第2のスロープ 24 ヒンジ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 木枠によって構成され底壁下部にパレッ
    トを備えるとともに該底壁の上面側一端に枢支されたス
    ロープを備えた中重量物の梱包箱において、前記スロー
    プを、一端が前記底壁の上面側一端に回転自在に枢支さ
    れるとともに当該梱包箱の一部側壁を兼ねる第1のスロ
    ープと、該第1のスロープの他端に回転自在に枢支され
    前記梱包箱内に収納されるよう折り畳まれるかもしくは
    該梱包箱の天井壁を兼ねるよう折り畳まれる第2のスロ
    ープにより構成したことを特徴とする中重量物の梱包
    箱。
JP708391U 1991-02-19 1991-02-19 中重量物の梱包箱 Pending JPH053129U (ja)

Priority Applications (1)

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JP708391U JPH053129U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 中重量物の梱包箱

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JP708391U JPH053129U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 中重量物の梱包箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH053129U true JPH053129U (ja) 1993-01-19

Family

ID=11656201

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP708391U Pending JPH053129U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 中重量物の梱包箱

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