JPH05312916A - テスト回路 - Google Patents

テスト回路

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JPH05312916A
JPH05312916A JP4080192A JP8019292A JPH05312916A JP H05312916 A JPH05312916 A JP H05312916A JP 4080192 A JP4080192 A JP 4080192A JP 8019292 A JP8019292 A JP 8019292A JP H05312916 A JPH05312916 A JP H05312916A
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JP
Japan
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lsi
output
signal
detectors
gate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4080192A
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English (en)
Inventor
Koichi Yamada
宏一 山田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】LSIの各機能ユニット101,102,10
3,104毎に、データ検出器105,106,10
7,108,…を付加しユニット固有のタイミングで、
所望の信号を外部に取り出すこと。 【構成】外部より、クロック信号入力120、リセット
信号入力121を入力し、各機能ユニット101,10
2,103,104毎に付加されているタイミング発生
器115,116,…でユニット固有の制御信号を、検
出器105,106,107,108,…及びマルチプ
レクサ117,118に供給し、時分割手法で各機能ユ
ニットの検出結果を外部端子を通して、LSIの外部に
引き出す。これにより、LSI内部の所望の信号状態を
把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテスト回路に関し、特に
LSIの内部回路の不良検出機能を比較的簡単に構成で
きるテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路は、チップサイズ
の増大、機能の増加によりLSIの不良部分を検出する
ためのテストベクタの増大傾向は非常に大なるものがあ
る。そのため、不良が起こった場合の検出率向上は半導
体製作にとって欠くべからざるものとなっている。ま
た、ユーザもLSIの品質の目安として故障検出率に注
目している。そのため、各方面からは多くのテスト手法
が提案されている。
【0003】また、LSI開発側からすれば故障検出率
の向上もさることながら実際LSIに不良が出た場合、
以下に不良箇所を特定出来るかも重要な項目となってい
る。
【0004】前者の故障率向上の面からは、以下の方式
等が提案されている。
【0005】スキャンパス方式やダンプ方式、圧縮方
式、クロスチェック方式(クロックチェック社の特許)
等があり、どの方式も一長一短があり、どのLSIにも
対応するテスト手法は見あたらないのが現状である。
【0006】スキャンパス手法は、全てのゲートにラッ
チ、シフト及びその制御信号が必要で、回路規模の増大
が起こり、通常30%前後の素子数増加が常識となって
いる。このため、LSIに特有のROMやRAM等の部
分には対応できず、適応の箇所が限られ、その上LSI
の価格が上がる場合がある。
【0007】ダンプ方式、圧縮方式等は、レギュラリテ
ィの高い回路構成部分に限られており、ランダム回路等
の変則的な回路構成部分には適応出来ない。
【0008】クロスチェック方式は、理論的に全ゲート
を検出出来るようになっているといわれているが、スキ
ャンパス方式と同様にレギュラリティの高い回路構成部
分には適応が困難である。例えば、ROMやRAM,P
LA等の回路構成部分には適応が困難である。また、全
ゲートにクロスチェックポイントを設けることは、素子
数の膨大な増加を招き、理論的には可能だが、現実的問
題としてはLSI上に実現は出来ない。選択的にクロス
チェックポイントを設けるにしても、検出率を犠牲にし
なければならず、選択枝は限られてくる。現状、選択的
にクロスチェックポイントを設けた場合の素子数の増加
は、20%から30%と言われている。
【0009】後者の不良箇所の特定には、前記のテスト
方式の内、スキャンパス方式やクロスチェック方式等が
有効だが、LSIの素子数増大をまねくことは前記で述
べた通りである。
【0010】図5,図6により、従来の代表的な例を説
明する。
【0011】図5は、従来の一例を示すブロック図であ
る。本例は、スキャンパス方式の概略である。
【0012】図5において、内部にある論理のゲート出
力401は、ORゲート410,NANDゲート411
とから得られる。ゲート出力402は、ANDゲート4
12,414,NORゲート413から得られる。スキ
ャンパスを構成するラッチとシフト回路403には、ゲ
ート出力401,スルー出力407,制御信号405,
スキャンパス406が接続されている。スキャンパスを
構成するラッチとシフト回路404には、ゲート出力4
02,スルー出力408,制御信号405,スキャンパ
ス406,出力409の端子が接続されている。
【0013】ここで、制御信号405は、スキャンパス
全体の制御を司る制御信号、スキャンパス406は、L
SI内をループし、最終的にLSIの外部に出力される
出力信号である。
【0014】いま、ゲート出力401,402が、ある
一定の値を保持するときに、制御信号405により、ラ
ッチとシフト回路403,404に保持されているデー
タを書き込む事ができる。この動作は、LSI内部全て
に亘り行われる。そのため、ゲート出力401,402
と同様のゲートに、全てラッチとシフト回路を具備すれ
ば、LSIのある時点の保持されているデータは全て把
握出来る事になる。この後、同様に制御信号405でシ
フトとラッチ回路をシフタとして制御してやれば、最終
的にLSIに具備されている全ラッチとシフト回路を一
連のシフタと扱い、出力409より、LSIのある時点
の全データがシリアルアウトされる。
【0015】図6は従来の他の例であるクロスチェック
方式のブロック図である。
【0016】図6において、論理ゲート出力501を出
力するNANDゲート520と、論理ゲート出力503
を出力するNORゲート521と、論理ゲート出力50
2を出力するインバータ522と、クロスチェックオポ
イント(スイッチ)504,505,506と、センス
ライン509,510と、プローブラインドライバ信号
507,508の線と、制御部512と、LSIの全領
域をプローブするプローブラインドライバ511と、セ
ンスライン513をセンスアンプによりセンスするセン
スラインレシーバ513と、センスラインレシーバ51
3を保持するデータレジスタ(シリアルシフト機能も有
する)514と、プローブラインドライバ511,セン
スラインレシーバ513及びデータレジスタ514を制
御するコントローラ512と、データレジスタ514を
シフトアウトする場合に用いる出力端子515とを備え
ている。
【0017】この動作もスキャンパス同様に、LSIの
ある時点の保持されているデータを見るものである。
今、ゲート520,521,522に、あるデータが保
持されており、プローブラインドライバ511がアクテ
ィブになったときを考える。このとき、ゲート信号出力
501はクロスチェックポイント504を通してセンス
ライン509に呼び込まれる。同様にゲート信号出力5
03はクロスチェックポイント505を通して、センス
ライン510に呼び込まれる。このとき、ゲート出力信
号502の出力結果は、プローブラインドライバ508
がアクティブにならないことから、センスライン509
には呼び込まれない。
【0018】要するに、プローブラインドライバ511
は、排他的に出力され、常にプローブライン1箇所のみ
がアクティブになる。センスラインレシーバ513でセ
ンスされた値は、続くデータレジスタ514にとりこま
れる。その後、制御部512により、シフタ動作となり
出力515より出力される。前述の説明のように、プロ
ーブラインドライバ511を順次制御して、LSIの全
領域を網羅してLSI内部の状態を把握出来るようにな
っている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のテスト
方式では、故障検出率向上に主眼を置いた方法であり、
そのために、素子数の増大を招いていた。特に不良が起
こった場合では、その場所の特定には困難があり、LS
I開発側においても素子数が多い場合には、現状では十
分な解決方法を示唆するものはない。
【0020】本発明の目的は、前記問題点を解決し、素
子数の増大を招くことがなく、不良箇所の特定ができる
ようにしたテスト回路を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明のテスト回路の構
成は、半導体集積回路の内部に複数の信号検出器を設
け、前記信号検出器を各々制御する手段を設け、前記信
号検出器の出力部を共通にするマルチプレクサを設け、
前記制御する手段の信号がタイミング発生器により出力
され、前記信号検出器の出力結果が前記半導体集積回路
の外部端子に出力されるようにしたことを特徴とする。
【0022】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例のテスト回路を
示すブロック図である。
【0023】図1において、本実施例のテスト回路は、
機能ユニット101,102,103,104があり、
またマルチプレクサ117,118,検出器105,1
06,107,108,タイミング発生器115,11
6がある。ここでデータライン109〜114,クロッ
ク入力120の線、リセット入力121の線、外部端子
119への線で、接続されている。
【0024】LSI内部の機能ユニット101〜104
は、複数でLSIを構成している。検出器105,10
6,107,108はLSI内部の所望のデータライン
に保持されている値を取り出す。データライン109,
110,111,112,113,114は、LSI内
部のデータラインで、各機能ユニット相互のデータ入出
力を行う。タイミング発生器115,116は、機能ユ
ニット毎に具備されているタイミング発生器で、ユニッ
ト毎に固有のタイミングを作る。
【0025】マルチプレクサ117,118は、検出器
105,106,107,108の検出結果をマルチプ
レックスし、必要な信号のみを選択する。マルチプレク
サ出力119′は、外部端子119となり、LSIの外
部に出力される。入力120,121はタイミング発生
器をコントロールする信号で、各々クロック入力、リセ
ット入力となる。機能ユニット102,104にも同様
の付加回路が付いているが、ここでは説明を省略する。
【0026】動作としては、データライン109〜11
2のある時点のデータを検出器105〜108で取り出
す。検出器105〜108は、それぞれタイミング発生
器115,116により制御されており、各ユニット内
では排他的な制御信号となり、検出器を制御している。
そのタイミング図を、図4で示す。
【0027】図4において、検出器105,106を制
御する信号は排他的、非重複の制御波形で、各ユニット
内では排他的で、ユニット間は同一の制御波形となる。
つまり、検出器105,107の制御信号は同一の信号
で、検出器106と108の制御信号も同一の信号とな
る。さらに検出器出力信号は各ユニットでマルチプレク
サ117,118に入力される。このマルチプレクサ1
17,118も制御する必要があるが、図4にそのタイ
ミングを示す。マルチプレクサ117を制御する信号
は、LSI内部では固有の制御波形で、他のユニットと
は異なる。この点が検出器を制御する制御波形と異なる
点である。この様に、マルチプレクサの出力119′は
各ユニットのマルチプレクサ制御信号により時分割され
た制御波形となる。
【0028】以上説明したように、LSIに含まれる機
能ユニットのユニット数分のマルチプレクス制御信号が
必要だが、これらは既存の技術(カウンタ)等で実現可
能である。同様に各ユニットに置く検出器の数も、LS
I設計者が設計時に決定する事が可能で、それらを制御
する非重複制御波形も既存技術で可能である。
【0029】図2は図1の最小の単位を示すブロック図
である。
【0030】図2において、最小の単位は、機能ユニッ
ト201,タイミング発生器204,検出器202,2
03,マルチプレクサ205,クロック入力207の端
子、リセット入力208の端子、外部端子への出力20
6の配線、他の機能ユニットからの配線、他の機能ユニ
ットへの配線を有する。
【0031】本質的に、この最小ユニットを積み上げて
LSIを設計すれば、本実施例のテスト方式に合致した
手法を得る事が出来る。
【0032】次に、本発明の第2の実指定について図3
を用いて説明する。図3において、本発明の第2の実施
例は、回路ブロック310〜321を備え、各回路ブロ
ックは同一回路構成となっている。ここで、回路ブロッ
ク310は、機能ユニット301,検出器302,30
3,タイミング発生器304,マルチプレクサ305を
有する。306はマルチプレックスされた出力306
は、直接外部端子出力となる。出力309はもう一つの
外部端子出力である。クロック入力307,リセット入
力308の配線は、各ブロック共通である。
【0033】本実施例は、同一LSIを大きく2つのブ
ロックに分けたことにある。動作的には第1の実施例と
同じだが、タイミング発生器304の種類を同一の機能
ユニット数をもつ場合は半分にすることが出来る。
【0034】以上、本実施例は、テスト回路を内蔵する
半導体集積回路において、素子数の大幅な増大を招かず
に、内部の回路に付加した検出器が所望の信号を取り出
せることにあり、そのためこれまでにない各々の機能ユ
ニットに独自のタイミング発生器が置かれ、またそれら
の出力をマルチプレックスした信号を同時にタイミング
発生器で制御し、出力端子に出力可能な機能を有する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
テスト方式よりも素子数を大幅に増やす事無く、所望の
内部信号を外部から観測できるようにし、またこれまで
のテスト方式とは違い、内部で自走的制御が可能で、外
部からの余分な制御信号入力は必要でないという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のテスト回路を示すブロ
ック図である。
【図2】図1で用いるテスト回路に使う最小ユニットを
示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施例のテスト回路を示すブロ
ック図である。
【図4】図1の各部のタイミング図である。
【図5】従来のテスト回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図6】従来のテスト回路の他例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
101〜104,201,301 機能ユニット 105,106,107,108,202,203,3
02,303 検出器 115,116,204,304 タイミング発生器 117,118,205,305 マルチプレクサ 119 外部端子 119′ マルチプレクサ出力 120,207,307 クロック入力 121,208,308 リセット入力 403,404 ラッチとシフト回路 410 ORゲート 411,520 NANDゲート 412,414 ANDゲート 413,521 NORゲート 522 インバータ 511 プローブラインドライバ 512 制御部 513 センスラインレシーバ 514 データレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路の内部に複数の信号検出
    器を設け、前記信号検出器を各々制御する手段を設け、
    前記信号検出器の出力部を共通にするマルチプレクサを
    設け、前記制御する手段の信号がタイミング発生器によ
    り出力され、前記信号検出器の出力結果が前記半導体集
    積回路の外部端子に出力されるようにしたことを特徴と
    するテスト回路。
JP4080192A 1992-04-02 1992-04-02 テスト回路 Withdrawn JPH05312916A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4080192A JPH05312916A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 テスト回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4080192A JPH05312916A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 テスト回路

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Publication Number Publication Date
JPH05312916A true JPH05312916A (ja) 1993-11-26

Family

ID=13711521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4080192A Withdrawn JPH05312916A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 テスト回路

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JP (1) JPH05312916A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989000617A1 (en) * 1987-07-17 1989-01-26 Nobuyuki Koura Process for preparing superconductor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1989000617A1 (en) * 1987-07-17 1989-01-26 Nobuyuki Koura Process for preparing superconductor

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Effective date: 19990608