JPH0666885A - バウンダリースキャン回路 - Google Patents

バウンダリースキャン回路

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JPH0666885A
JPH0666885A JP4221332A JP22133292A JPH0666885A JP H0666885 A JPH0666885 A JP H0666885A JP 4221332 A JP4221332 A JP 4221332A JP 22133292 A JP22133292 A JP 22133292A JP H0666885 A JPH0666885 A JP H0666885A
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JP
Japan
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scan
boundary
output
test
input
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JP4221332A
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English (en)
Inventor
Takehiro Kamata
剛弘 鎌田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路の配線テストにおいて、シフトサイ
クルを減少させることによりテスト時間を短縮する。 【構成】 バウンダリースキャン回路は、出力用バウン
ダリースキャンセルB1〜Bmをシリアルに接続してな
るテストデータレジスタ13と、バウンダリースキャン
セルB1〜Bm及びD1〜Dnのスキャンパスをシリア
ルに接続してなるシリアルデータパス21と、選択手段
17及び18からなる分離手段19と、排他的論理和生
成手段15とを備えている。分離手段19は出力用バウ
ンダリースキャンセルB1〜Bmのスキャンパスをシリ
アルデータパス21から分離せしめる。また、排他的論
理和生成手段15は、テストデータレジスタ13及び出
力用バウンダリースキャンセルB1〜Bmのスキャン出
力信号a、b1〜bpの排他的論理和の演算結果をテス
トデータレジスタ13にフィードバックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路において入出力
ピンに対応して設けられたバウンダリースキャンセルを
備えているバウンダリースキャン回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ボード(プリント基板等)上の構
成部品の集積度が飛躍的に向上し、従来のインサーキッ
トテスター等によるボードの評価が物理的に困難になり
つつある。そこで、集積回路において入出力ピンに対応
してバウンダリースキャンセルを設けておき、該集積回
路を用いてボードテストを行うことが重要になってきて
いる。このようなボードテストはバウンダリースキャン
と呼ばれており、該バウンダリースキャンについてはI
EEE1149.1により標準化が図られている。
【0003】以下IEEE1149.1に準拠した集積
回路即ち従来のバウンダリースキャン回路を用いた場合
のボード上の部品間の配線テストを図面に基づいて説明
する。
【0004】図4及び図5はIEEE1149.1に準
拠したバウンダリースキャンレジスタを内蔵する従来の
バウンダリースキャン回路が適用されたボードの構成の
概略を示す図である。同図において、集積回路1及び2
は、出力として定義された出力ピンP1〜Pn、Q1〜
Qmをそれぞれ備え、入力として定義された入力ピンR
1〜Rp、S1〜Snをそれぞれ備えている。集積回路
1の出力ピンP1〜Pnと集積回路2の入力ピンS1〜
Snとはボード上の配線T1〜Tnによりそれぞれ接続
されている。集積回路1及び2には、出力ピンP1〜P
n、Q1〜Qmに対応して出力用バウンダリースキャン
セルU1〜Un、V1〜Vmがそれぞれ配置されてお
り、入力ピンR1〜Rp、S1〜Snに対応して入力用
バウンダリースキャンセルY1〜Yp、Z1〜Znがそ
れぞれ配置されている。バウンダリースキャンセルY1
〜Yp、U1〜Un、Z1〜Zn及びV1〜Vmのすべ
てのスキャンパスはシリアルに接続されボード上におけ
るシリアルデータパス3を構成している。このシリアル
データパス3へのデータはボード上の入力ポート4から
入力され、シリアルデータパス3からのデータはボード
上の出力ポート5から出力される。
【0005】以上のように構成された従来のバウンダリ
ースキャン回路において配線T1〜Tnの1縮退故障テ
ストを行う際の動作について図4、図5及び図6を基に
説明する。予め、SAMPLE/PRELOAD命令に
より、出力用バウンダリースキャンセルにテストデータ
がスキャンインされている。この場合、集積回路1の出
力用バウンダリースキャンセルU1〜Unのすべてには
論理値0が入力されている(図4参照)。そして、EX
TEST命令を実行することにより集積回路1の全ての
出力ピンP1〜Pnからテストデータとしての論理値0
が出力される。
【0006】図6はIEEE1149.1で規定された
TAPコントローラの状態遷移図であり、同図におい
て、TAPコントローラがステートst1のCaput
er状態のときに、集積回路2の入力用バウンダリース
キャンセルZ1〜Znに、配線T1〜Tnを通じて集積
回路2の入力ピンS1〜Snが受け取った結果データと
しての論理値がロードされる(図5参照)。そして、T
APコントローラがステートst2のShift状態の
ときに、集積回路2の入力用バウンダリースキャンセル
Z1〜Znにロードされた結果データとしての上記論理
値が出力用バウンダリースキャンセルV1〜Vmを経て
出力ポート5からスキャンアウトされる。スキャンアウ
トされたすべてのシリアルデータのうち上記結果データ
としての論理値の列がテストデータ(オール0)と比較
されることにより配線T1〜Tnの1縮退故障を検出す
ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のバウンダリースキャン回路においては、配線テ
ストを行なうに際して、テストデータをスキャンインし
てから結果データをスキャンアウトするまでにp+2n
+mサイクルのシフト動作が必要である。
【0008】ところが、一般のボードにおいて、例え
ば、入力ピンの合計数がi本であり出力ピンの合計数が
j本であるとすると、原理的には、配線テストのテスト
データをスキャンインするのに約(i+j)サイクルの
時間が必要であり、配線テストの結果データをスキャン
アウトするのに約(i+j)サイクルの時間が必要であ
るため、テスト時間全体としては約2×(i+j)サイ
クルとなるので、部品の増加に従い飛躍的にテスト時間
が増加していくといった問題がある。
【0009】本発明は上記問題に鑑みなされたものであ
って、シフトサイクルを減少させることにより配線テス
トのテスト時間を短縮することが可能なバウンダリース
キャン回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、配線テストの結果データのスキ
ャンアウト時に不要な内容を持つバウンダリースキャン
セルのスキャンパスをシリアルデータパスから分離せし
めることにより、シリアルデータパスを短縮するもので
ある。
【0011】具体的に請求項1の発明が講じた解決手段
は、複数のピンのそれぞれに対応して設けられ且つそれ
ぞれがスキャンパスを有する複数のバウンダリースキャ
ンセルと、該複数のバウンダリースキャンセルのスキャ
ンパス同士がシリアルに接続されてなるシリアルデータ
パスとを備えているバウンダリースキャン回路を対象と
し、上記複数のバウンダリースキャンセルのスキャンパ
スのうちの少なくとも1つのスキャンパスを上記シリア
ルデータパスから分離せしめる分離手段を備えている構
成とするものである。
【0012】さらに、請求項2の発明は、複数のバウン
ダリースキャンセルによりレジスタを構成し、レジスタ
のスキャン出力信号と該レジスタを構成するバウンダリ
ースキャンセルの少なくとも1つのスキャン出力信号と
の排他的論理和の演算結果を該レジスタのスキャン入力
に入力することにより、リニアフィードバックシフトレ
ジスタ(LFSR)を構成することによって、配線テス
トのテストデータを生成するものである。
【0013】具体的に請求項2の発明が講じた解決手段
は、複数のピンのそれぞれに対応して設けられ且つそれ
ぞれがスキャンパスを有する複数のバウンダリースキャ
ンセルと、該複数のバウンダリースキャンセルのスキャ
ンパス同士がシリアルに接続されてなるシリアルデータ
パスとを備えているバウンダリースキャン回路を対象と
し、上記複数のバウンダリースキャンセルのうちの少な
くとも2つのバウンダリースキャンセル同士がシリアル
に接続されてなるレジスタと、該レジスタを構成するバ
ウンダリースキャンセルのすべてのスキャンパスを上記
シリアルデータパスから分離せしめる分離手段と、上記
レジスタを構成するバウンダリースキャンセルが出力す
るスキャン出力信号のうちの少なくとも1つのスキャン
出力信号と上記レジスタが出力するスキャン出力信号と
の排他的論理和を演算しその演算結果を該レジスタのス
キャン入力に出力する排他的論理和生成手段とを備えて
いる構成とするものである。
【0014】
【作用】上記請求項1の発明の構成により、配線テスト
の結果データのスキャンアウト時において、分離手段は
不要な内容を持つバウンダリースキャンセルのスキャン
パスをシリアルデータパスから分離することができる。
従って、例えば、テストデータ入力ピンとテストデータ
出力ピンとの間のシリアルデータパスをチップの入力ピ
ンに対して設けられた入力用バウンダリースキャンセル
のスキャンパスだけに大幅に短縮することができる。
【0015】さらに、請求項2の発明の構成により、レ
ジスタのスキャン出力信号と該レジスタ内のバウンダリ
ースキャンセルの少なくとも1つのスキャン出力信号と
の排他的論理和の演算結果を該レジスタのスキャン入力
に入力する、即ち、フィードバックすることによりリニ
アフィードバックシフトレジスタ(LFSR)を構成す
ることができる。上記LFSRは疑似ランダムパターン
の発生器として動作させることが可能であるため、配線
テストで使用するテストデータを生成することができ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係るバウンダリー
スキャン回路を図面に基づいて説明する。
【0017】図1は上記実施例に係るバウンダリースキ
ャン回路を示しており、同図において、チップ10には
テストデータ入力ピン11とテストデータ出力ピン12
とが設けられており、テストデータ入力ピン11には任
意のシリアルデータが入力され、テストデータ出力ピン
12からは配線テストの結果データが出力される。
【0018】テストデータレジスタ13は、出力と定義
されている複数の出力ピンA1〜Amのそれぞれに対応
して設けられた出力用バウンダリースキャンセルB1〜
Bmのスキャンパスをシリアル接続して構成され、テス
トデータレジスタ14は、入力と定義されている複数の
入力ピンC1〜Cnのそれぞれに対応して設けられた入
力用バウンダリースキャンセルD1〜Dnのスキャンパ
スをシリアル接続して構成されている。
【0019】テストデータレジスタ13から出力される
スキャン出力信号aと、複数の出力用バウンダリースキ
ャンセルB1〜Bmから出力されるスキャン出力信号の
うち少なくとも1つのスキャン出力信号b1〜bpとは
排他的論理和生成手段15に入力され、該排他的論理和
生成手段15はスキャン出力信号a及びb1〜bpの排
他的論理和を演算しその演算結果を出力する。
【0020】排他的論理和生成手段15の上記演算結果
は、制御信号cにより制御される2入力1出力の選択手
段16の一方の入力端子βに入力され、選択手段16の
出力信号は、テストデータレジスタ13のスキャン入力
端子に入力される。選択手段16の出力信号としては、
制御信号cが論理値1のときには入力端子αに入力され
ている信号が選択される一方、制御信号cが論理値0の
ときには入力端子βに入力されている信号が選択され
る。これにより、制御信号cが論理値0のとき、テスト
データレジスタ13と排他的論理和生成手段15と選択
手段16とによりリニアフィードバックシフトレジスタ
22を構成することができ、該リニアフィードバックシ
フトレジスタは疑似ランダムパターン生成器として機能
する。
【0021】テストデータ入力ピン11から入力された
任意のシリアルデータは、制御信号dにより制御される
1入力2出力の選択手段17に入力される。上記任意の
シリアルデータは、選択手段17の出力信号として、制
御信号dが論理値1のときには該出力信号の出力端子と
して出力端子αが選択され出力端子αから出力される一
方、制御信号dが論理値0のときには該出力信号の出力
端子として出力端子βが選択され出力端子βから出力さ
れる。選択手段17の出力端子αから出力された出力信
号は選択手段16の入力端子αに入力され、選択手段1
7の出力端子βから出力された出力信号は選択手段18
の入力端子βに入力される。
【0022】選択手段18の出力信号としては、制御信
号eが論理値1のときには入力端子αに入力されている
信号が選択される一方、制御信号eが論理値0のときに
は入力端子βに入力されている信号が選択される。選択
手段18の入力端子αにはテストデータレジスタ13の
スキャン出力信号aが入力される。選択手段18の出力
信号はテストデータレジスタ14のスキャン入力端子に
入力される。また、テストデータレジスタ14のスキャ
ン出力信号は、テストデータ出力ピン12から出力され
る。
【0023】上記2つの選択手段17及び18は分離手
段19を構成し、該分離手段19は、出力用バウンダリ
ースキャンセルB1〜Bm及び入力用バウンダリースキ
ャンセルD1〜Dnのスキャンパス同士をシリアル接続
してなるシリアルデータパス21から、テストデータレ
ジスタ13内の出力用バウンダリースキャンセルB1〜
Bmのすべてのスキャンパスを分離せしめる。
【0024】TAPコントローラが図6におけるステー
トst2のShift状態のときに論理値1となる制御
信号fは、選択手段20の入力端子αと、テストデータ
レジスタ14の各スキャンクロック入力端子とに入力さ
れる。また、TAPコントローラが図6におけるステー
トst3のExit1状態のときに論理値1となる制御
信号gは、選択手段20の入力端子βに入力される。選
択手段20の出力信号としては、制御信号hが論理値1
のときには入力端子αに入力されている信号が選択され
る一方、制御信号hが論理値0のときには入力端子βに
入力されている信号が選択される。選択手段20の出力
信号はテストデータレジスタ13の各スキャンクロック
入力端子に入力される。
【0025】以上のように構成されたバウンダリースキ
ャン回路における配線テスト時の動作を以下図2、図3
及び図6に基づいて説明する。図2及び図3において、
チップ10の出力ピンA1〜Amは、配線E1〜Emに
より他のチップ30の入力ピンF1〜Fmとそれぞれ接
続され、チップ10の入力ピンC1〜Cnは、配線G1
〜Gnによりまた別のチップ50の出力ピンH1〜Hn
とそれぞれ接続されているものとする。ここで、チップ
30及び50はチップ10と同様のバウンダリースキャ
ン回路を持つものとする。
【0026】まず、通常のIEEE1149.1におけ
るSAMPLE/PRELOAD命令時には、制御信号
c、d、e及びhは論理値1となる。このとき、テスト
データ入力ピン11とテストデータ出力ピン12との間
のシリアルデータパス21は図2の太線で示すようにバ
ウンダリースキャンセルB1〜Bm及びD1〜Dnのす
べてのスキャンパスにより構成されている。この状態で
テストデータレジスタ13に任意の論理値がテストデー
タ入力ピン11からスキャンインされる。
【0027】次に、ある命令Xがカレント命令にされ
る。この命令Xがカレント命令である間、制御信号c、
d、e及びhは論理値0となることにより図3の太線で
示すようにシリアルデータパス21からテストデータレ
ジスタ13を分離することができる。このときテストデ
ータレジスタ13と排他的論理和生成手段15と選択手
段16とによりリニアフィードバックシフトレジスタ2
2が構成され、疑似ランダムパターン生成器として機能
する。
【0028】図6はIEEE1149.1で規定された
TAPコントローラの状態遷移図であり、同図におい
て、TAPコントローラがステートst1のCaptu
re状態のとき、テストデータレジスタ14内のバウン
ダリースキャンセルD1〜Dnには、チップ50の出力
用バウンダリースキャンセルI1〜Inから配線G1〜
Gnを通じて配線テストの結果データとしての論理値が
ロードされる。
【0029】次に、TAPコントローラがステートst
2のShift状態のとき、テストデータレジスタ14
内容だけがシリアルデータパス21を通じてテストデー
タ出力ピン12からスキャンアウトされる。このように
スキャンアウトされた結果データとチップ50の出力ピ
ンH1〜Hnに対応して設けられた出力用バウンダリー
スキャンセルI1〜Inの値(テストデータ)とが比較
されることにより配線G1〜Gnの配線テストが行なわ
れる。
【0030】次に、TAPコントローラがステートst
3のExit1状態のときに制御信号gによりテストデ
ータレジスタ13の内容が変化し、TAPコントローラ
がステートst6のUpdate状態のときに配線E1
〜Enの配線テストの新しいテストデータが出力され
る。
【0031】このように、上記実施例に係るバウンダリ
ースキャン回路によると、配線テストの結果データのス
キャンアウト時において、テストデータ入力ピン11と
テストデータ出力ピン12との間のシリアルデータパス
21をチップ10の入力ピンC1〜Cnに対応して設け
られた入力用バウンダリースキャンセルD1〜Dnのス
キャンパスだけに大幅に短縮することができる。このた
め、入力用バウンダリースキャンセルD1〜Dnが受け
取った結果データをスキャンアウトするのに要するサイ
クル数を飛躍的に短縮することができるので、配線テス
トのテスト時間を大幅に短縮することが可能である。
【0032】さらに、テストデータレジスタ13はリニ
アフィードバックシフトレジスタ22化されるため、疑
似ランダムパターン発生器として働き、自動的に配線テ
ストのテストデータを生成することができる。従って、
テストデータをスキャンインする必要がなくなりテスト
データをスキャンインするサイクルが不要となるため、
配線テストのテスト時間を大幅に短縮することが可能で
ある。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係るバウンダリースキャン回路によると、ボード上の配
線テストを行う際における結果データのスキャンアウト
時に、不要な内容を持つバウンダリースキャンセルのス
キャンパスをシリアルデータパスから分離せしめること
ができるため、シリアルデータパスを大幅に短縮するこ
とができ、結果データのスキャンアウトサイクルを飛躍
的に減少させることが可能である。
【0034】さらに、請求項2の発明に係るバウンダリ
ースキャン回路によると、複数のバウンダリースキャン
セルによりレジスタを構成し、レジスタのスキャン出力
信号と該レジスタを構成するバウンダリースキャンセル
の少なくとも1つのスキャン出力信号との排他的論理和
の演算結果を該レジスタのスキャン入力に入力すること
により、リニアフィードバックシフトレジスタ(LFS
R)を構成することができるため、配線テスト用のテス
トデータを生成することが可能である。このため、予め
テストデータをスキャンインしておく必要がなくなるの
でスキャンインサイクルを省略することができる。例え
ば、一般のボードにおいて入力ピンの合計数がi本であ
り出力ピンの合計数がj本であるとすると、配線テスト
のテストデータをスキャンインする必要がないためテス
トデータを得るための時間は0であり、配線テストの結
果データをスキャンアウトするのに必要な時間は約iサ
イクルであるため、テスト時間は全体で約iサイクルと
なる。従来のバウンダリースキャン回路による場合に比
較して、配線テストのテスト時間を約i/{2×(i+
j)}に短縮することができる。ここで、入力ピンと出
力ピンとがほぼ同数の場合には、配線テストのテスト時
間は実に約4分の1に短縮される。
【0035】従って、本発明によると、シフトサイクル
を飛躍的に減少させることができるため配線テストのテ
スト時間を大幅に短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るバウンダリースキャン
回路を示す配線図である。
【図2】上記バウンダリースキャン回路のシリアルデー
タパスを示す配線図である。
【図3】上記バウンダリースキャン回路のシリアルデー
タパスの分離状態を示す配線図である。
【図4】従来のバウンダリースキャン回路を示す配線図
である。
【図5】従来のバウンダリースキャン回路を示す配線図
である。
【図6】TAPコントローラの状態遷移図である。
【符号の説明】
13 テストデータレジスタ 15 排他的論理和生成手段 19 分離手段 21 シリアルデータパス B1〜Bm 出力用バウンダリースキャンセル D1〜Dn 入力用バウンダリースキャンセル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のピンのそれぞれに対応して設けら
    れ且つそれぞれがスキャンパスを有する複数のバウンダ
    リースキャンセルと、該複数のバウンダリースキャンセ
    ルのスキャンパス同士がシリアルに接続されてなるシリ
    アルデータパスとを備えているバウンダリースキャン回
    路であって、 上記複数のバウンダリースキャンセルのスキャンパスの
    うちの少なくとも1つのスキャンパスを上記シリアルデ
    ータパスから分離せしめる分離手段を備えていることを
    特徴とするバウンダリースキャン回路。
  2. 【請求項2】 複数のピンのそれぞれに対応して設けら
    れ且つそれぞれがスキャンパスを有する複数のバウンダ
    リースキャンセルと、該複数のバウンダリースキャンセ
    ルのスキャンパス同士がシリアルに接続されてなるシリ
    アルデータパスとを備えているバウンダリースキャン回
    路であって、 上記複数のバウンダリースキャンセルのうちの少なくと
    も2つのバウンダリースキャンセル同士がシリアルに接
    続されてなるレジスタと、該レジスタを構成するバウン
    ダリースキャンセルのすべてのスキャンパスを上記シリ
    アルデータパスから分離せしめる分離手段と、上記レジ
    スタを構成するバウンダリースキャンセルが出力するス
    キャン出力信号のうちの少なくとも1つのスキャン出力
    信号と上記レジスタが出力するスキャン出力信号との排
    他的論理和を演算しその演算結果を該レジスタのスキャ
    ン入力に出力する排他的論理和生成手段とを備えている
    ことを特徴とするバウンダリースキャン回路。
JP4221332A 1992-08-20 1992-08-20 バウンダリースキャン回路 Withdrawn JPH0666885A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100515863B1 (ko) * 2001-09-28 2005-09-21 가부시끼가이샤 도시바 반도체 집적 회로
WO2008117380A1 (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Fujitsu Microelectronics Limited 半導体集積回路装置およびその試験方法

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