JPH05312893A - ライン型検査装置 - Google Patents

ライン型検査装置

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JPH05312893A
JPH05312893A JP4117573A JP11757392A JPH05312893A JP H05312893 A JPH05312893 A JP H05312893A JP 4117573 A JP4117573 A JP 4117573A JP 11757392 A JP11757392 A JP 11757392A JP H05312893 A JPH05312893 A JP H05312893A
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JP
Japan
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fax
inspected
station
inspection
line
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JP4117573A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Tsutsumi
俊明 堤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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  • Testing Relating To Insulation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産タクトに対する検査サイクルタイムの遅
延を回避し、検査の効率化を図る。 【構成】 最上流側ステーション13aでは基準FAX
14aと被検査FAX15aを接続す。送信開始ステー
ション13bでは被検査FAX15bに添付されるID
カード27から検査条件を読取り、外部信号16を介し
て基準FAX14bに設定終了した後、送信テストが開
始される。両FAXは通信状態を保って下流側に移動さ
れる。送信完了ステーション13cでは、基準FAX1
4cから受信完了信号が検出され、送信テストは終了す
る。受信テスト区間においても、送信テスト区間と同様
の方式の検査が行われる。最下流側ステーション13f
では、両FAX14f,15fの接続を解除し、被検査
FAX15fを下流側に流し、基準FAX14fをリタ
ーンコンベアを経由して最上流側ステーション13aへ
戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の検査項目におい
てファクシミリ装置(以下「FAX」と略称する)など
の被検査ワークを順次検査するライン型検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からのFAXのライン型検査装置
を、図11に示す。コンベア2に沿うライン上の複数の
ステーション3a〜3dに基準FAX検査装置4a〜4
dを設置する。各ステーション3a〜3dで被検査FA
X5a〜5dを載置したパレット(以下「被検査パレッ
ト」と略称する)が停止し、基準FAX検査装置4a〜
4dと回線接続してデータ通信しながら、1つの検査項
目について検査を行う。検査完了後、回線接続を解除し
て、被検査FAX5a〜5dを次のステーションへ移動
させる。検査項目としては、上流側から参照符3a,3
b,3c,3dで示す各ステーションで、順次、送信テ
スト1、送信テスト2、受信テスト1および受信テスト
2のデータ通信によるテストをそれぞれ行っている。デ
ータ通信テストは、基準FAX4a〜4dと被検査FA
X5a〜5dを結ぶ回線および交換機6を介して行われ
る。これは実際の電話回線などの条件を設定するための
ものである。また、検査を各ステーション3a〜3dに
分けて行っているのは、1ステーション当りの検査時間
を短くして、生産タクトと検査タクトを合わせて生産の
効率化を図るためである。被検査FAX5a〜5dの相
手側となる基準FAX検査装置4a〜4dが各ステーシ
ョン3a〜3d毎にそれぞれ固定されている。
【0003】このように複数のステーション3a〜3d
が必要なのは、被検査FAX5a〜5dの検査のために
は複数の検査項目についての検査が必要であり、被検査
FAX5a〜5d1台当りの生産時間である生産タクト
の数倍の時間を要するからである。このように被検査F
AX5a〜5dの生産タクトに対して検査時間が何倍か
になり、その倍数に応じた個数のステーション3a〜3
dが必要である。
【0004】従来からのライン型検査装置1では、コン
ベア2上を移動する被検査FAX5a〜5dが各ステー
ション3a〜3dに停留している状態でしか検査を行う
ことができない。この場合、各ステーションで検査に要
する時間が、被検査FAX5a〜5dの生産タクトより
長ければ、コンベア2上に被検査FAX5a〜5dが滞
留して規定の生産を行うことができない。このため、被
検査FAX5a〜5dの生産タクト毎に1つの検査項目
内容を分割して、複数のステーションで検査を行わなけ
ればならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来からのライン型検
査装置1では、ステーション3a〜3d間を被検査FA
X5a〜5dが移動するときには、データ通信のための
回線接続を取外す必要がある。このため、次のステーシ
ョン3a〜3dで、前のステーション3a〜3dと同一
の状態の回線接続を繰返して行う必要がある。また交換
機6は、特定の国に向けた仕様のため、被検査FAX5
a〜5dのデータ通信仕様をその国の仕様に合わす必要
がある。このためには、各被検査FAX5a〜5dに内
蔵されているダイアグなどのプログラムを起動して行う
必要がある。さらに各ステーション3a〜3d間を移動
する時間も検査に要する時間の一部となるけれども、こ
の間は実質的な検査を行うことはできない。
【0006】本発明の目的は、ステーション間を移動す
る時間も有効に使用して、検査サイクルタイムの遅延を
回避することができ、生産効率を向上させることができ
るライン型検査装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンベア上に
ワークを載置して移動させながら予め定める複数の検査
項目について、順次検査するライン型検査装置におい
て、ワークの移動に追随して移動しながら、各検査項目
について順次的に、ワークとデータ通信を行う通信手段
を含むことを特徴とするライン型検査装置である。
【0008】
【作用】本発明に従えば、コンベア上にワークを載置し
て移動させながら、予め定める複数の検査項目について
順次検査するにあたって、通信手段を含んだライン型検
査装置が用いられる。通信手段はワークに追随して移動
しながらワークとデータ通信を行う。これによって、ワ
ークを固定したステーションに滞留させる必要はなく、
生産タクトに応じた検査を効率よく行うことができる。
また、通信手段とワークとは移動しながらデータ通信を
行うので、データ通信による検査が終了するまでは接続
を取外す必要はなく、接続条件も一定で検査を行うこと
ができる。
【0009】
【実施例】図1に、本発明の一実施例によるFAX検査
装置のレイアウトを示す。FAXラインは、基準ライン
11と、被検査ライン12によって構成される。これら
のライン11,12に沿って複数のステーション13a
〜13f(以下総称するときは参照符13で示す)が載
置される。基準ライン11には、基準FAX14a〜1
4f,14m,14n,14p,14q(以下総称する
ときは参照符14で示す)が載置される。被検査ライン
12には、被検査FAX15a〜15f,15m,15
n,15p,15q(以下総称するときは参照符15で
示す)が載置される。
【0010】基準ライン11は、上下2段で構成され
る。最上流側ステーション13aから最下流側ステーシ
ョン13fへ基準FAX14が流れる。最下流側のステ
ーション13fで、基準FAX14fは、リフタで下降
して下段の基準ラインを上流側に流れる。最上流側ステ
ーション13aのリフタで上昇し上側に戻る。このよう
に基準FAX14は基準ライン11を巡回する。被検査
ライン12は、上流側ステーション13aから下流側ス
テーション13fへ被検査FAX15を流す。上流側ス
テーション13aには、生産ラインで生産された被検査
FAX15が順次流れてくる。
【0011】以下ライン型FAX検査装置の動作の概要
を図1のラインレイアウトについて示す。上流側ステー
ション13aでは、基準FAX14aと被検査FAX1
5aとの間でデータ通信を行うため、接触子によって回
線を接続する。送信開始ステーション13bにおいて
は、半導体集積回路を内蔵するIDカード、バーコード
または磁気記録された情報などを利用して、予め記憶さ
れている各国対応の疑似交換機および疑似加入者線路の
検査条件を無接触で読取る。基準FAX14bと制御部
のプログラマブルコントローラ(以下、「PC」と略称
する)との間は、接触子を用いて外部信号線の接続を行
い、外部信号16bを出力して自動設定する。自動設定
後、送信テストを開始し両FAX14b,15b間が通
信可能状態になると、外部信号16b用の接続を開始し
て次のステーション13cへ移動させる。
【0012】ステーション13bとステーション13c
との間で、基準FAX14m,14nと、被検査FAX
15m,15nとは、接触子によって回線の接続をした
状態でデータ通信を行いながら、基準ライン11および
被検査ライン12上をそれぞれ移動する。次の送信テス
ト完了ステーション13cで被検査FAX15cを検査
中であるときは、基準FAX14m,14nおよび被検
査FAX15m,15nは、ストッパによって途中で止
められ、待機する。送信テスト完了ステーション13c
で検査が終了すると、待機していた基準FAX14mお
よび被検査FAX15mが移動する。
【0013】送信テスト完了ステーション13cでは、
再度基準FAX14cと制御部のPCとの外部接続を行
う。基準FAX14cの受信完了を外部信号16cによ
って検出すると、送信テストは完了する。このように送
信テスト開始ステーション13bから送信テスト完了ス
テーション13cまでの送信テスト区間での送信テスト
が完了する。送信テスト完了後、基準FAX14cおよ
び被検査FAX15cは、接触子による回線接続状態を
保ったまま、受信テスト開始ステーション13dへ移動
する。
【0014】受信テスト開始ステーション13dからの
受信テスト区間においても、送信区間と同様に、データ
通信を行いながら検査を実施する。受信テスト開始ステ
ーション13dで、被検査FAX15dの検査条件を読
取り、基準FAX15dへ制御部のPCから外部信号1
6dを用いて条件設定を行う。条件設定後、受信テスト
を開始し、基準FAX14p,14qと被検査FAX1
5p,15qはデータ通信を行いながら、受信テスト完
了ステーション13eへ移動する。基準FAX14p,
14qおよび被検査FAX15p,15qは、受信テス
ト開始ステーション13dと受信テスト完了ステーショ
ン13eとの間で待機することもできる。
【0015】受信テスト完了ステーション13eでは、
基準FAX14からの送信完了外部信号16eを制御部
のPCが検出すると、受信テストは完了する。以上のよ
うに受信テスト開始ステーション13dから受信テスト
完了ステーション13eまでの受信テスト区間での受信
テストが完了すると、基準FAX14fおよび被検査F
AX15fは最下流側ステーション13fへ移動する。
最下流側ステーション13fでは基準FAX14fおよ
び被検査FAX15fの間の回線接続を解除し、被検査
FAX15fは下流側へ流す。基準FAX15fはリフ
トによって下降し、下段のリターンコンベアによって最
上流側ステーション13aに戻される。
【0016】送信および受信テストの内容を表1および
表2にそれぞれ示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】図1図示のラインレイアウトにおいて、基
準FAX14m,14n;14p,14qおよび被検査
FAX15m,15n;15p,15qは、検査サイク
ルタイムの遅延を回避するためバッファに待機している
状態を示す。生産タクトをt1とすると、t1は各ステ
ーションにおいて必要となる時間と、隣接するステーシ
ョン間を移動する時間を加えたものである。送信テスト
区間では、2つのバッファを設けているので、t1の2
倍だけサイクルタイムの遅延を吸収することができる。
【0020】図2は、図1図示の送信テストの状態をよ
り詳細に示す。最上流側ステーション13aでは、基準
FAX14aがリフタによって下側から供給される。被
検査FAX15aは、被検査ライン12上に載置されて
生産ライン側から供給される。基準FAX14b,14
cは基準パレット17b,17m,17c(以下総称す
るときは参照符17で示す)に乗載される。被検査ライ
ン12上で、各被検査FAX15は、被検査パレット1
8a,18b,18m,18c,18d(以下総称する
ときは参照符18で示す)に乗載される。各ライン1
1,12にはストッパが設けられ、各パレット17,1
8を停止/移動させることができる。
【0021】送信テスト開始ステーション13bにおい
ては、基準FAX14bおよび被検査FAX15bの両
パレット17b,18bが接続端子19xおよび接触子
19yで回線接続される。送信テスト開始ステーション
13bには、制御部20が設けられる。制御部20内に
はPCが内蔵される。制御部20に備えられるカセット
21からは、送信原稿がロボット22によって被検査F
AX15bに供給される。パレット18b上の接続端子
23には、外部信号用の接触子24がシリンダ25によ
って移動されて接触し、制御部20内のPCからの外部
信号線が接続される。検査ライン11側に設けられる光
通信ユニット26、被検査パレット18bに設置されて
いるIDカード27から、光通信によって通信テストの
ための交換条件、線路条件およびロボット情報(機種情
報)を読取る。IDカード27のメモリ領域には、被検
査パレット18にワークである被検査FAX15を載置
するときに被検査FAX15の機種に合わせた情報が書
込まれる。光通信ユニット20が読取った情報は、PC
を介して基準FAX14bへ外部信号16bとして出力
され、条件設定が行われる。交換条件は、基準パレット
17に取付けられている基準交換機に与えられ、国や電
流値の決定条件となる。また線路条件は基準パレット1
7上に設けられている加入者線路における減衰量の設定
に使用される。
【0022】IDカード27に設定される情報を表3お
よび表4に示す。
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】以上の条件設定を終了すると、PCは基準
FAX14bのSTAND−BY信号がONになってい
ることを確認する。STAND−BY信号がOFFの場
合には、PCからSTOP信号を出力して、STAND
−BY信号を再確認する。ある一定時間経過してもOF
Fの場合は、アラーム処理をする。次にロボット情報
(機種情報)をPCから制御部20に内蔵されているコ
ントロールユニットに転送する。ロボット22はそのそ
の情報によって動作を開始し、カセット21から送信原
稿を取出し、被検査FAX15bにセットする。被検査
FAX15bが電話を有するときには、ロボットのキー
シリンダから被検査FAX15bの電話を呼出すための
ダイヤルを入力する。被検査FAX15に電話がないと
きは、ロボット22は使用せず、制御部20に内蔵され
ている外部電話について、PCからの指示でダイヤル入
力する。以上の動作が終了すると、被検査FAX15b
から基準FAX14bに対するデータ通信が開始され
る。通信開始後、PCからの指示で接触子が後退させら
れる。同時にストッパが下降して、データ通信を行いな
がら基準パレット17bおよび被検査パレット18bを
下流側へ移動させる。
【0026】図2図示の基準FAX14mと被検査FA
X15mは、送信テスト完了ステーション13dにパレ
ット17d,18dが停留しているので、待機している
状態を示す。パレット17d,18dがなくなると、送
信完了ステーション13dへ移動する。待機中もデータ
通信は継続して行っている。なお説明の便宜上、図1図
示の基準FAX14nおよび被検査FAX15nの状態
は、図2では省略する。
【0027】送信テスト完了ステーション13cへ基準
FAX14cおよび被検査FAX15cが到着すると、
ストッパからPCへ位置決め完了信号が入力される。外
部信号用の接触子24は接触端子23に接続するように
移動する。この接触端子23および接触子24の接続を
介して、基準FAX14cの受信完了信号がONになっ
ていることをPCが確認する。一定時間が経過してもO
Nにならないときは、アラーム処理とする。以上で送信
テストが完了する。
【0028】次に基準FAX14cの送信テスト記録紙
28は、ロボット29によって吸着され、被検査FAX
15cへ移載される。後工程でこの印字内容が確認され
る。次に接触子24を後退させ、PCからストッパへ信
号を出力して、ストッパを下降させ、各パレット17
c,18cを下流側へ移動させる。
【0029】図3は、図1図示の受信テスト区間をより
詳細に示す。受信テスト開始ステーション13dに基準
FAX14dおよび被検査FAX15dが到着すると、
ストッパから位置決め完了信号が導出される。前述のP
Cは接触端子23と接続する外部信号用の接触子24を
移動させ接続する。接続端子19xと回線用の接触子1
9yは、接続された状態のまま上流側より到着する。次
に光通信ユニット26によって、被検査パレット18d
に設置されているIDカード27から光通信ユニット受
信テストのための交換条件や線路条件を読取り、送信テ
ストと同様の処理を行って、PCによる受信テストの条
件設定を行う。
【0030】次に、基準FAX14dのSTAND−B
Y信号がONになっていることを、PCが確認する。S
TAND−BY信号がOFFの場合は、PCからSTO
P信号を出力して再確認する。ある一定の時間経過して
もOFFの場合は、アラーム処理とする。次に、基準F
AX14dへPCからキー入力を行う。
【0031】図1図示のライン型FAX検査装置近傍に
は、手元操作盤が設けられる。手元操作盤は、受信モー
ドを受信またはリモート受信に切換得る選択スイッチを
有する。この選択スイッチは自動受信を選択していると
きは、自動的に受信が行われるので、操作は不要であ
る。リモート受信が選択されているときは、外部電話に
PCからの指示で{(オフフック)→(5)→(*)}
のコードをダイヤル入力して設定を行う。以上の動作が
終了すると、基準FAX14dから被検査FAX15d
へのデータ通信が開始される。通信開始後、PCからの
指示で、接触子24を後退させる。PCは、ストッパへ
作業完了信号を出力する。FAX14a,15dはデー
タ通信を行いながら下流側へ移動する。なお図1では、
受信テスト完了ステーション13eの前に、基準FAX
15p,15qで示す待機状態がある。
【0032】受信テスト完了ステーション13cでは、
基準FAX14eおよび被検査FAX15eが到着して
ストッパからPCへ位置決め完了信号が入力されると外
部接続用の接触子47が移動して、接触端子46と接続
する。この接続を介して、基準FAX14eの送信完了
信号がONになっていることを確認する。一定時間経過
してもONにならない場合は、アラーム処理とする。こ
のようにして受信テストを終了すると、接触子47を後
退させPCからストッパへ作業完了の信号を出力する。
これによってストッパが下降し、パレット17d,18
dは下流側へ移動する。
【0033】図4は、IDカード27の読取りのための
システム構成を示す。コントローラ30からの信号はR
S−232C接続ケーブルを介して、制御部へ出力す
る。その指令によって、光ターミナル26からIDカー
ド27へ光通信でコマンドが送出される。次にコマンド
に応じたデータがIDカード27から光ターミナル2
6、コントローラ30を介して制御部に出力される。I
Dカード27のメモリの読出しのアドレスは、制御部の
読取りコマンドで規定することができる。
【0034】図5は、IDカード27から読出す交換条
件および線路条件のデータ内容を示す。交換条件はデー
タのコードで表され、上位は国別選択のコード、下位は
電流設定値のコードを示す。線路条件も上位にデータで
表され、上位桁は予備コード、現在は零で固定され、下
位桁は損失機のコードを示す。
【0035】図6は、送信および受信テストのための回
路構成を示す。基準パレット17上の基準FAX14
と、被検査パレット18上の被検査FAX15間は加入
者線路31および疑似交換機32を経由して回線接続さ
れる。被検査FAX15は外部電話33と接続される。
外部電話33へは、PC34からの指令でダイヤル入力
される。疑似加入者線路31は、PC34からの指令で
減衰量が設定される。疑似交換機32には、国や電流値
が設定される。基準FAX14からPC34に対して
は、リレー基板BOX35を介して受信完了および送信
完了の信号が出力される。PC34から基準FAX14
へは、送信のためのキー入力およびSTOP信号が出力
される。PC34の入力端子の状態は参照符36で示さ
れ、表5で示されるように疑似交換機32、外部電話3
3疑似加入者線路31およびリレー基板BOX35など
にそれぞれ接続される。
【0036】
【表5】
【0037】図7、図8、図9および図10は、基準パ
レット18に取付けられる接触子19yの移動のための
機構を示す。図7は正面図、図8は平面図、図9は側面
図、図10は接触子19yと接続端子19xとが接続さ
れている部分の周辺を示す。基準パレット17上にはシ
リンダ40が取付けられる。シリンダ40は軸線方向に
接触子19yを変位させることができる。接触子19y
のピン41〜44が、基準パレット17に隣接する被検
査パレット18側に押出されると、被検査パレット18
に取付けられている接続端子19xに押圧され、図10
図示の状態になる。
【0038】以上の実施例ではファクシミリ装置の検査
ラインについて説明しているけれども、複写機やプリン
タなどの他の事務用器機、あるいは家庭用電子機器など
の検査ラインについても同様の効果を奏することは勿論
である。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ライン型
検査装置において、通信手段を、ワークに追随して移動
しながら各検査項目についてワークとデータ通信を行
う。このように、コンベア上のワーク移動時間を有効に
利用することによって、検査サイクルタイムの遅延を回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のレイアウト図である。
【図2】図1図示の送信テスト区間を示す斜視図であ
る。
【図3】図1図示の受信テスト区間を示す斜視図であ
る。
【図4】図1図示のIDユニット読取りのための構成を
示す斜視図である。
【図5】図1図示のIDユニットから読出す内容を示す
図である。
【図6】図1図示の基準FAX14および被検査FAX
15の概略的な電気的構成および接続状態を示すブロッ
ク図である。
【図7】図2図示の基準パレット17上の接触子駆動部
を示す正面図である。
【図8】図2図示の基準パレット17上の接触子駆動部
の平面図である。
【図9】図2図示の基準パレット17上の接触子駆動部
の側面図である。
【図10】図2図示の基準パレット17の接触子の被検
査パレット18上の接触端子との接続状態を示す部分的
な正面図である。
【図11】従来のライン型検査装置1を示すレイアウト
図である。
【符号の説明】
11 基準ライン 12 被検査ライン 13 ステーション 14 基準FAX 17 基準パレット 18 被検査パレット 20 制御部 21 給紙用カセット 22,29 ロボット 19x,23 接続端子 19y,24 接触子 26 光通信ユニット 27 IDカード 31 疑似加入者線路 32 疑似交換機 40 シリンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア上にワークを載置して移動させ
    ながら予め定める複数の検査項目について、順次検査す
    るライン型検査装置において、 ワークの移動に追随して移動しながら、各検査項目につ
    いて順次的に、ワークとデータ通信を行う通信手段を含
    むことを特徴とするライン型検査装置。
JP4117573A 1992-05-11 1992-05-11 ライン型検査装置 Pending JPH05312893A (ja)

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JP4117573A JPH05312893A (ja) 1992-05-11 1992-05-11 ライン型検査装置

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JP (1) JPH05312893A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4701533B2 (ja) * 2001-04-27 2011-06-15 トヨタ自動車株式会社 製品検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4701533B2 (ja) * 2001-04-27 2011-06-15 トヨタ自動車株式会社 製品検査装置

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